JP2001221918A - 光ファイバセンサ装置のヘッド部、光ファイバユニット、及び光ファイバセンサ装置 - Google Patents

光ファイバセンサ装置のヘッド部、光ファイバユニット、及び光ファイバセンサ装置

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JP2001221918A
JP2001221918A JP2000031595A JP2000031595A JP2001221918A JP 2001221918 A JP2001221918 A JP 2001221918A JP 2000031595 A JP2000031595 A JP 2000031595A JP 2000031595 A JP2000031595 A JP 2000031595A JP 2001221918 A JP2001221918 A JP 2001221918A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ファイバとヘッド部との接続部近傍におい
て光ファイバを湾曲させて配線する場合に、できるだけ
小さい曲率半径の湾曲状態を適切に維持することがで
き、更には、その湾曲部を他の物体との接触から保護で
きるようにする。 【解決手段】 ヘッド部は、光ファイバの先端部を挿入
し固定する光ファイバ挿入孔22と、光ファイバとヘッ
ド部との接続部近傍において光ファイバを湾曲させた状
態で収容する溝部21とを有する略直方体状の第1部材
2と、光ファイバの前記ヘッド部との接続部における屈
曲を制限するための略円柱状の第2部材3とからなる。
第1部材2に溝部21を横切る方向に設けた孔23に第
2部材3を嵌入することにより、光ファイバのヘッド部
との接続部を第2部材3の曲面に沿って湾曲させた状態
で溝部21に収容する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバケーブ
ル(以下、単に光ファイバという)を用いた光電スイッ
チである光ファイバセンサ装置に関し、特に、光ファイ
バの投光端部又は受光端部に装着されるヘッド部の構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】光ファイバセンサ装置は、光源(例えば
発光ダイオード)及び光検出器(例えばフォトダイオー
ド)を有する装置本体と光ファイバユニットからなる。
光ファイバユニットは、1本又は2本の光ファイバの先
端部、つまり投光端部又は受光端部にヘッド部を装着し
てなる。光ファイバの基端部は光ファイバセンサ装置の
装置本体に接続される。
【0003】装置本体内の光源から発した光は光ファイ
バ内を伝播し、光ファイバの先端面から投光される。反
射型の光ファイバセンサ装置では、投光された光が検出
対象の物体によって反射されると、その反射光が光ファ
イバの先端面から入射して光ファイバ内を伝播し、光検
出器に達する。透過型の光ファイバセンサ装置では、投
光用の光ファイバの先端面(投光面)と受光用の光ファ
イバの先端面(受光面)とが所定の間隔で互いに向き合
うように配置される。そして、投光面から受光面への光
路を検出用の物体が遮らない状態では、投光面から投光
された光が受光面から光ファイバに入射し、光ファイバ
内を伝播して光検出器に達する。
【0004】光ファイバの先端部(投光端部又は受光端
部)には、金属等の硬い材料で作られたヘッド部が装着
され、このヘッド部を種々の方法で固定することによっ
て、光ファイバの先端部を所定の位置及び向きに固定す
ることができる。このようなヘッド部として、光ファイ
バの先端部が挿入される金属筒体、外周に螺子が形成さ
れた金属筒体、固定ねじ貫通孔を有する板状体又はブロ
ック体等、用途に応じて種々の形状及び構造を有するヘ
ッド部が使用されている。
【0005】光ファイバの先端部に装着されたヘッド部
を所定の位置に固定し、光ファイバを所定の配線経路に
沿って固定する際に、光ファイバのヘッド部との接続部
を無理に折り曲げないように注意する必要がある。光フ
ァイバは折れやすく、また、小さな曲率半径で湾曲させ
ると、その湾曲部で光の損失が大きくなる。つまり、光
ファイバを所定の曲率半径より小さな曲率半径で湾曲さ
せると、その湾曲部で光ファイバ内を伝播する光の全反
射の条件が満たされなくなり、光の損失が大きくなる。
【0006】そこで、光ファイバをヘッド部との接続部
で直角方向に曲げるように引き回して配線するような場
合に、従来は、光ファイバとヘッド部との接続部から十
分離れた個所で光ファイバを固定し、光ファイバとヘッ
ド部との接続部近傍において光ファイバが自らの弾性に
よって十分大きい曲率半径で湾曲するようにしていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、光ファ
イバとヘッド部との接続部から十分離れた個所で光ファ
イバを固定するだけでは、光ファイバとヘッド部との接
続部近傍において光ファイバがフリーの状態で自らの弾
性によって湾曲した状態を維持しているに過ぎないの
で、その曲率半径を均一に維持することが難しい。した
がって、光ファイバ内を伝播する光の全反射条件を満た
す最小曲率半径に比べて十分大きい曲率半径で湾曲する
ように光ファイバを固定する必要がある。この場合、光
ファイバの湾曲部のための空間が余分に必要となる。
【0008】また、光ファイバの湾曲部は内部応力が常
時加えられているので、この部分に金属等の硬い物体が
接触すると光ファイバの被覆に亀裂が生じやすい。ま
た、上記のように、光ファイバとヘッド部との接続部近
傍において光ファイバを十分大きい曲率半径で湾曲させ
て固定する場合は、この湾曲部が光ファイバを這わせる
テーブル面等から空間に突出することになるので、他の
物体との接触が生じやすくなる。
【0009】本発明は、上記のような従来の問題点に鑑
み、光ファイバとヘッド部との接続部近傍において光フ
ァイバを湾曲させて配線する場合に、できるだけ小さい
曲率半径の湾曲状態を適切に維持することができ、更に
は、その湾曲部を他の物体との接触から保護することが
できるヘッド部の構造を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明による光ファイバ
センサ装置のヘッド部の第1の構成は、光ファイバとヘ
ッド部との接続部近傍における光ファイバの屈曲を制限
する屈曲制限部を備えていることを特徴とする。例え
ば、所定の曲率半径の曲面を屈曲制限部として設け、こ
の曲面に沿わせるように光ファイバとヘッド部との接続
部近傍において光ファイバを湾曲させればよい。あるい
は、光ファイバとヘッド部との接続部近傍における光フ
ァイバの湾曲内周部の1又は複数の個所に当接する突起
部を屈曲制限部として設けてもよい。
【0011】本発明による光ファイバセンサ装置のヘッ
ド部の第2の構成は、光ファイバとヘッド部との接続部
近傍において光ファイバを湾曲させた状態で外部との接
触から保護する光ファイバ保護部を備えていることを特
徴とする。例えば、光ファイバの外径と同じ又はわずか
に広い幅の溝を光ファイバ保護部として設け、光ファイ
バとヘッド部との接続部近傍における光ファイバの湾曲
部がその溝内に隠れるようにすればよい。
【0012】本発明による光ファイバセンサ装置のヘッ
ド部の第3の構成は、光ファイバとヘッド部との接続部
近傍において光ファイバを湾曲させた状態で収容する光
ファイバ収容部を備えていることを特徴とする。例えば
上記第3の構成と同様に、光ファイバとヘッド部との接
続部近傍における光ファイバの湾曲部を収容する溝を設
ければよい。
【0013】好ましくは、ヘッド部を他の部材(例えば
物体検出用のテーブル)に取り付けるための取付面がヘ
ッド部に備えられている。
【0014】具体的な構成例として、本発明による光フ
ァイバセンサ装置のヘッド部の第4の構成は、光ファイ
バの先端部を挿入し固定する光ファイバ挿入孔と、光フ
ァイバとヘッド部との接続部近傍において光ファイバを
湾曲させた状態で収容する溝部とを有する略直方体状の
第1部材と、光ファイバとヘッド部との接続部近傍にお
ける光ファイバの屈曲を制限するための略円柱状の第2
部材とからなり、第1部材に溝部を横切る方向に設けた
孔に第2部材を嵌入することにより、光ファイバとヘッ
ド部との接続部近傍において光ファイバを第2部材の曲
面に沿って湾曲させた状態で溝部に収容するように構成
されている。
【0015】例えば金属ブロックの切削加工によって上
記の第1部材と第2部材とを作製し、両部材を組み合わ
せることにより、容易に第4の構成のヘッド部を作るこ
とができる。もちろん、樹脂成形等によって上記の第1
部材と第2部材とが一体になった構造を製造することも
可能である。第4の構成においても、ヘッド部を他の部
材に取り付けるための取付面を備え、更には該取付面に
略垂直に設けられた固定ねじ貫通孔を備えていることが
好ましい。
【0016】上記のような各構成のヘッド部に所定の光
ファイバを挿入して固定し、好ましくは光ファイバの先
端とヘッド部の先端面とを略面一に加工することによっ
て光ファイバユニットが得られる。更に、発光部及び光
検出部を有する装置本体にこの光ファイバユニットを接
続することによって光ファイバセンサ装置が構成され
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施形態を説明する。
【0018】図1は、本発明の第1の実施形態に係る透
過型の光ファイバセンサ装置を示す外観図である。光フ
ァイバセンサ装置1は、装置本体11と投光側の光ファ
イバユニット12と受光側の光ファイバユニット13と
からなる。
【0019】装置本体11は、発光ダイオード(LE
D)を用いた光源とフォトダイオードを用いた光検出部
を内蔵し、上面に受光レベルを表示する表示器、感度調
節用の押釦スイッチ等を備えている(図示は省略)。
【0020】投光側の光ファイバユニット12と受光側
の光ファイバユニット13は同じ構成であり、光ファイ
バ14,15の先端部にヘッド部16,17を装着した
ものである。光ファイバ14,15の基端部は装置本体
11に接続される。投光側の光ファイバ14の基端部は
装置本体11の光源からの出力ポートに接続され、受光
側の光ファイバ15の基端部は装置本体11の光検出部
への入力ポートに接続される。
【0021】詳しくは後述するが、光ファイバ14,1
5はヘッド部16,17内を貫通し、光ファイバ14,
15の先端面(投光端面又は受光端面)がヘッド部1
6,17の先端面16a,17aと面一になるように構
成されている。図1では投光側のヘッド部16の先端面
16aと受光側のヘッド部17の先端面17aとが同じ
方向を向いているが、実際の使用状態では投光側のヘッ
ド部16の先端面16aと受光側のヘッド部17の先端
面17aとが所定の間隔で互いに向き合うように配置さ
れる。
【0022】装置本体11の光源から発した光は投光側
の光ファイバ14内を伝播して光ファイバ14の先端面
から投光され、空中を伝播して受光側の光ファイバ15
に先端面から入射する。そして光ファイバ15内を伝播
して装置本体11の光検出部に到達する。光ファイバ1
4の先端面(投光面)から光ファイバ15の先端面(受
光面)までの光路が検出対象の物体で遮られると、装置
本体11の光検出部に到達する光が無くなる。検出対象
が半透明物体の場合は、光検出部に到達する光強度が低
下する。装置本体11は、光検出部によって検出された
光強度を所定のしきい値と比較することにより、上記の
光路上に検出対象の物体が存在するか否かを識別するこ
とができる。
【0023】図2は、ヘッド部16,17の構造を示す
四面図であり、(a)は先端面、(b)は第1側面、
(c)は基端面、(d)は第2側面をそれぞれ示してい
る。このヘッド部は、金属(アルミニウム)ブロックの
切削加工によって形成した略直方体状の第1部材2と、
2個の円柱状の第2部材3とを組み合わせて構成されて
いる。
【0024】第1部材2の基端面(図2(c))には、
幅方向中央部に沿って幅wで深さdの溝部21が一端か
ら他端まで形成されている。また、この溝の長手方向中
央部から先端面(図2(a))に貫通する光ファイバ挿
入孔22が形成されている。光ファイバ挿入孔22は途
中で内径が変化しており、先端面側が小径部、基端面側
が大径部となっている。小径部は光ファイバ先端部の被
覆を剥がした部分の外径(コア及びクラッドからなる素
線の径)よりわずかに大きい。大径部は光ファイバの被
覆を含む外径よりわずかに大きく、上記の溝部21の幅
wにほぼ等しい。
【0025】ちなみに、光ファイバ先端部をヘッド部
(第1部材2)の光ファイバ挿入孔22に挿入して固定
する際には、光ファイバ先端部の被覆を光ファイバ挿入
孔22の小径部の長さより少し長めに剥がす。そして、
光ファイバ挿入孔22の大径部側から光ファイバ先端部
を挿入し、被覆の端部が光ファイバ挿入孔22の小径部
と大径部との境の段部に突き当たるまで押し込む。この
とき、ヘッド部(第1部材2)の先端面2aから光ファ
イバ先端部の素線が少し突出した状態となる。接着剤に
よって光ファイバ先端部と第1部材2とが固定された
後、光ファイバ先端部の素線の突出部分を切断し、第1
部材2の先端面2aを光ファイバの先端面と一緒に研磨
する。こうして、ヘッド部の先端面(第1部材2の先端
面2a)と光ファイバの先端面とが面一になる。
【0026】図2に示すように、2個の円柱状の第2部
材3は、第1部材2の基端面に近い側面部分に溝部21
を横切る方向に設けられた2個の丸孔23に嵌入され
る。この2個の丸孔23は、その中心が溝部21の底面
に沿って光ファイバ挿入孔22の両側(図2(b)では
上下)に配置され、2個の丸孔23の間に溝部21の幅
wと同等の間隔が設けられている。
【0027】したがって、2個の丸孔23に円柱状の第
2部材3を嵌入した状態では、それぞれの第2部材3の
曲面のほぼ半周が溝部21の内側に露出し、2個の第2
部材3の間に、基端面から見て1辺の長さがwの矩形開
口部が形成される。この開口部は、光ファイバ挿入孔2
2の大径部側の開口に連通している。
【0028】図3は、先端部が光ファイバ挿入孔22に
挿入され固定された光ファイバ14をヘッド部(第1部
材2)の外部へ引き出す場合の一例を示している。この
例では、光ファイバ14の光ファイバ挿入孔22から右
方へ出た部分(光ファイバとヘッド部との接続部近傍に
おける光ファイバに相当する)が下側の第2部材3の曲
面に沿って湾曲し、下方に引き出されている。そして、
光ファイバ14の湾曲部は溝部21内に収容され、外部
の物体との接触から保護される。つまり、溝部21が光
ファイバ収容部及び保護部を構成し、溝部21に露出し
た第2部材3の曲面が光ファイバの屈曲制限部を構成し
ている。
【0029】図3において、光ファイバ14の光ファイ
バ挿入孔22から右方へ出た部分を上側の第2部材3の
曲面に沿って湾曲させ、上方に引き出すことも勿論可能
である。このように、本実施形態のヘッド部は、光ファ
イバ14を2方向のうちのいずれかに曲げて引き出すこ
とができる。その際、光ファイバ14の湾曲部を所定の
曲率半径に維持することが容易であり、かつ、湾曲部を
溝部21内に収容して外部の物体との接触から保護する
ことができる。
【0030】光ファイバ14の湾曲部の曲率半径を規制
する第2部材3の曲面の曲率半径、つまり円柱の径は、
前述のように、光ファイバ14内を伝播する光の全反射
条件が満たされる最小曲率半径を考慮して決定する必要
がある。この最小曲率半径は、光ファイバの素線径、屈
折率等によって決まる。一例として、素線径が0.5m
mの光ファイバを用いた実施例において、第2部材3の
円柱の直径を3.9mmとした。
【0031】図2において、第1部材2の先端面に近い
側面部分に設けられた2個の貫通孔24は、ヘッド部
(第1部材2)を物体検出用テーブル等の他の部材に固
定するための固定ねじの貫通孔である。固定ねじの頭部
が貫通孔24の中に隠れるように、貫通孔24は段部を
有する。つまり、第1部材2の他の部材と接触する取付
面2b側は貫通孔24の小径部が形成され、反対側は固
定ねじの頭部を収容する大径部が形成されている。図9
に、ヘッド部16を物体検出用テーブルTBに取り付け
た状態の例を示す。光ファイバ14の湾曲部がヘッド部
16(の溝部)内に収容されて外部の物体からの衝撃か
ら保護されると共に、固定ねじの頭部SHが貫通孔24
の中に隠れてヘッド部16の表面から突出しない。
【0032】また、図10(a)から(c)に示すよう
に、光ファイバ14の引き出し角度を変えれば光ファイ
バ14の湾曲部、すなわち第2部材3に接触する部分
(図中、ハッチングを付した部分)の長さが変化する。
このハッチング部分が第2部材3(屈曲制限部)によっ
て屈曲が制限される部分に相当する。
【0033】図4は、図2に示したヘッド部の第1変形
例を示す図であり、(a)は第1側面、(b)は第2側
面をそれぞれ示している。このヘッド部では、円柱状で
はなく、四角柱状の第2部材3’が用いられている。図
4(a)に示すように、光ファイバ14の光ファイバ挿
入孔22から右方へ出た部分が下方に湾曲するように引
き出される場合、その湾曲部の内側2箇所に下側の第2
部材3’のコーナ部が当接することにより、湾曲部の屈
曲を制限している。この場合も、光ファイバ14の湾曲
部は所定の曲率半径に維持され、かつ、溝部21内に収
容されることにより外部の物体との接触から保護され
る。
【0034】更に、四角柱状の第2部材3’に代えて、
六角柱又は八角柱のような多角柱状の第2部材を用い
て、光ファイバ14の湾曲部の内側3箇所以上で第2部
材が当接するようにしてもよい。逆に、1箇所のみの当
接であっても、湾曲部の屈曲を制限することは可能であ
る。
【0035】また、図4(b)に示すように、第2部材
3’は第1部材2’の取付面2b’と反対側の面から嵌
入され、取付面2b’側へは貫通していない。もちろ
ん、図2に示したヘッド部でも同様に、円柱状の第2部
材3が第1部材2の取付面2bへ貫通しないように構成
することができる。
【0036】図2又は図4に示したヘッド部は、第1部
材と第2部材を組み合わせることにより、金属の切削加
工によって容易にヘッド部を作製することができる。但
し、本発明のヘッド部はそのような構造に限るわけでは
なく、第1部材と第2部材とが一体になったヘッド部を
例えば樹脂の射出成形によって製造してもよい。この場
合は、以下に述べるような構造のヘッド部を作ることが
容易になる。
【0037】図5及び図6は、図2に示したヘッド部の
第2変形例を示す図であり、図5はヘッド部の基端面を
示し、図6は図5のVI−VI断面を示している。この
変形例のヘッド部は、基端面からみて十字に交差する溝
部21’を有する。つまり、中央に設けられた光ファイ
バ挿入孔22の大径部から上下左右の4方向に延びるよ
うに溝部21’が形成されている。そして、それぞれの
溝部21’の底面は、図6に示すように断面半円状の曲
面25を形成している。
【0038】したがって、この第2変形例のヘッド部
は、光ファイバ挿入孔22に先端部が挿入された光ファ
イバを図5の上下左右の4方向に湾曲させて引き出すこ
とができる。そして、溝部21’の曲面25に沿って光
ファイバを所定の曲率半径で湾曲させることができると
共に、その湾曲部を溝部21’内に収容し、外部の物体
との接触から保護することができる。
【0039】溝部21’の底面は、必ずしも図6に示す
ような曲面25に形成する必要はない。例えば図4に示
した変形例のように、溝部21’の底面を断面多角形状
に形成し、光ファイバの湾曲部の内側の1又は複数箇所
が溝部21’の底面に接触するようにしてもよい。
【0040】更なる変形例として、ヘッド部の基端面の
全体を図6の曲面25のように形成してもよい。つま
り、中央に設けられた光ファイバ挿入孔22の大径部か
ら360度全方向にラッパ状に広がる曲面を形成する。
こうすれば、光ファイバ挿入孔22に先端部が挿入され
た光ファイバを360度任意の方向に湾曲させて引き出
すことができる。この場合も、光ファイバとヘッド部と
の接続部近傍において光ファイバをできるだけ小さい曲
率半径の湾曲状態に維持する効果が得られる。
【0041】図7は、本発明の第2の実施形態に係る反
射型の光ファイバセンサ装置を示す外観図である。光フ
ァイバセンサ装置7は、装置本体11と光ファイバユニ
ット18とからなる。装置本体11は、発光ダイオード
(LED)を用いた光源とフォトダイオードを用いた光
検出部を内蔵し、上面に受光レベルを表示する表示器、
感度調節用の押釦スイッチ等を備えている(図示は省
略)。
【0042】光ファイバユニット18は、投光側の光フ
ァイバ14、受光側の光ファイバ15、及び、これらの
光ファイバ14,15の先端部が挿入され固定されたヘ
ッド部19からなる。光ファイバ14,15の基端部は
装置本体11に接続される。この点は実施形態1の透過
型の光ファイバセンサ装置と同様である。
【0043】投光側の光ファイバ14及び受光側の光フ
ァイバ15は単一のヘッド部19に基端面から先端面1
9aへ貫通するように挿入され、ヘッド部19の先端面
19aと光ファイバ14,15の先端面(投光端面又は
受光端面)とが面一になるように構成されている。
【0044】装置本体11の光源から発した光は投光側
の光ファイバ14内を伝播して光ファイバ14の先端面
から投光され、検出対象の物体で反射した光が受光側の
光ファイバ15に先端面から入射する。そして光ファイ
バ15内を伝播して装置本体11の光検出部に到達す
る。装置本体11は、光検出部によって検出された光強
度を所定のしきい値と比較することにより、検出対象の
物体の存否等を識別することができる。
【0045】図8は、ヘッド部19の構造を示す四面図
であり、(a)は先端面、(b)は第1側面、(c)は
基端面、(d)は第2側面をそれぞれ示している。この
ヘッド部は、金属ブロックの切削加工又は樹脂成形によ
って作製することができる。
【0046】基端面(図8(c))には、幅方向中央部
に沿って幅wの溝部31が一端から他端まで形成されて
いる。また、この溝の長手方向に沿って所定の間隔で2
箇所に先端面(図8(a))まで貫通する光ファイバ挿
入孔32が形成されている。図2を用いて説明した第1
実施例と同様に、光ファイバ挿入孔32は途中で内径が
変化しており、先端面側が小径部、基端面側が大径部と
なっている。
【0047】溝部31の底面は、図8(b)に示すよう
に、3つの断面円弧状の曲面を有する。2つの光ファイ
バ挿入孔32の間には曲面35が形成され、2つの光フ
ァイバ挿入孔32の外側には曲面36がそれぞれ形成さ
れている。中央の曲面35は両側の曲面36より突出し
ている。つまり、溝部31は中央の曲面(底面)35で
両側の曲面(底面)36より浅くなっている。
【0048】上記のような構成により、例えば図8
(b)に示すように、投光側の光ファイバ14及び受光
側の光ファイバ15を下方に湾曲させて引き出す際に、
光ファイバ14は曲面35に沿って湾曲し、光ファイバ
15は下側の曲面36に沿って湾曲する。このようにし
て、光ファイバ14,15の湾曲部が、所定の曲率半径
に維持された状態で溝部31内に収容され、外部の物体
との接触から保護される。
【0049】図8(b)において、光ファイバ14,1
5を上方に湾曲させて引き出すことも可能である。この
ように、本実施形態のヘッド部は、光ファイバ14,1
5を2方向のうちのいずれかに所定の曲率半径で湾曲さ
せて引き出すことができる。また、光ファイバ14を上
方へ、光ファイバ15を下方へ互いに別方向に引き出す
こともできる。
【0050】図8において、ヘッド部19の第1側面
(図8(b))から反対側の面19bへ貫通する2個の
孔34は、図2に示した第1実施形態のヘッド部と同様
の固定ねじの貫通孔である。そして、面19bが他の部
材との接触する取付面となる。
【0051】図8ではヘッド部19を単一の部材で構成
しているが、図2に示した第1実施形態のヘッド部と同
様に、曲面35及び曲面36を円柱状の第2及び第3の
部材で構成し、第2及び第3の部材を主たる第1部材に
嵌入することによってヘッド部19を作製してもよい。
また、この実施形態においても、図4から図6を用いて
説明した第1実施形態の種々の変形例を同様に適用する
ことが可能である。
【0052】以上、いくつかの実施形態と変形例によっ
て本発明を説明したが、本発明はこれらの実施形態及び
変形例に限らず、種々の形態で実施することができる。
【0053】例えば、図11に示すように、図2におけ
る溝部21の内側にテーパ面(C面)21aを設けるこ
とにより、光ファイバを湾曲させて溝部21内に収容す
る際に光ファイバの被覆が傷つくことを防止することが
できる。テーパ面(C面)に代えて、曲面(R面)を設
けてもよい。
【0054】また、図12に示すヘッド部20は、図8
に示したヘッド部19と同様に、投光側の光ファイバ1
4及び受光側の光ファイバ15の両方の先端部(挿入
部)が挿入され固定される。但し、図8に示したヘッド
部19では投光側の光ファイバ14の先端部と受光側の
光ファイバ15の先端部が溝部31の長手方向に並ぶよ
うに収容されるのに対して、図12に示すヘッド部20
では投光側の光ファイバ14の先端部と受光側の光ファ
イバ15の先端部が溝部31の幅方向に並ぶように収容
される。
【0055】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の光ファ
イバセンサ装置のヘッド部及び光ファイバユニットによ
れば、光ファイバをヘッド部との接続部で直角方向に曲
げるように引き回して配線するような場合に、光ファイ
バの湾曲部をできるだけ小さい曲率半径に維持すること
ができる。また、その湾曲部を収容して外部の物体との
接触から保護することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る透過型の光ファ
イバセンサ装置を示す外観図である。
【図2】図1の光ファイバセンサ装置のヘッド部の構造
を示す四面図である。
【図3】ヘッド部の光ファイバ挿入孔に先端部が挿入さ
れ固定された光ファイバをヘッド部から直角方向に曲げ
るように引き出す場合の一例を示す図である。
【図4】図2のヘッド部の第1変形例を示す図である。
【図5】図2のヘッド部の第2変形例を示す図である。
【図6】図5のVI−VI断面図である。
【図7】本発明の第2の実施形態に係る反射型の光ファ
イバセンサ装置を示す外観図である。
【図8】図7の光ファイバセンサ装置のヘッド部の構造
を示す四面図である。
【図9】図2のヘッド部を物体検出用テーブルに取り付
けた状態の例を示す図である。
【図10】図2のヘッド部において、光ファイバの引き
出し角度を変えたときの光ファイバと屈曲制限部との接
触状態を示す図である。
【図11】図2のヘッド部において、溝部の内側にテー
パ面を設けた変形例を示す図である。
【図12】図8に示したヘッド部の変形例を示す三面図
である。
【符号の説明】
1,7 光ファイバセンサ装置 2,2’ 第1部材 2b,2b’,19b 取付面 3,3’ 第2部材(屈曲制限部) 11 装置本体 12,13,18 光ファイバユニット 14,15 光ファイバ 16,17,19 ヘッド部 16a,17a,19a ヘッド部の先端面 21,31 溝部(光ファイバ保護部、光ファイバ収容
部) 22 光ファイバ挿入孔 23 孔 25,35,36 曲面(屈曲制限部)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ファイバセンサ装置の装置本体に接続さ
    れる光ファイバの投光端部又は受光端部である先端部に
    装着されるヘッド部であって、 前記光ファイバと前記ヘッド部との接続部近傍における
    前記光ファイバの屈曲を制限する屈曲制限部を備えてい
    ることを特徴とする光ファイバセンサ装置のヘッド部。
  2. 【請求項2】光ファイバセンサ装置の装置本体に接続さ
    れる光ファイバの投光端部又は受光端部である先端部に
    装着されるヘッド部であって、 前記光ファイバと前記ヘッド部との接続部近傍において
    前記光ファイバを湾曲させた状態で外部との接触から保
    護する光ファイバ保護部を備えていることを特徴とする
    光ファイバセンサ装置のヘッド部。
  3. 【請求項3】光ファイバセンサ装置の装置本体に接続さ
    れる光ファイバの投光端部又は受光端部である先端部に
    装着されるヘッド部であって、 前記光ファイバと前記ヘッド部との接続部近傍において
    前記光ファイバを湾曲させた状態で収容する光ファイバ
    収容部を備えていることを特徴とする光ファイバセンサ
    装置のヘッド部。
  4. 【請求項4】前記ヘッド部を他の部材に取り付けるため
    の取付面を備えていることを特徴とする請求項1、2又
    は3記載の光ファイバセンサ装置のヘッド部。
  5. 【請求項5】光ファイバセンサ装置の装置本体に接続さ
    れる光ファイバの投光端部又は受光端部である先端部に
    装着されるヘッド部であって、 前記光ファイバの先端部を挿入し固定する光ファイバ挿
    入孔と、前記光ファイバと前記ヘッド部との接続部近傍
    において前記光ファイバを湾曲させた状態で収容する溝
    部とを有する略直方体状の第1部材と、 前記光ファイバと前記ヘッド部との接続部近傍における
    前記光ファイバの屈曲を制限するための略円柱状の第2
    部材とからなり、 前記第1部材に前記溝部を横切る方向に設けた孔に前記
    第2部材を嵌入することにより、前記光ファイバと前記
    ヘッド部との接続部近傍において前記光ファイバを前記
    第2部材の曲面に沿って湾曲させた状態で前記溝部に収
    容するように構成されていることを特徴とする光ファイ
    バセンサ装置のヘッド部。
  6. 【請求項6】前記第1部材が、前記ヘッド部を他の部材
    に取り付けるための取付面と、該取付面に略垂直に設け
    られた固定ねじ貫通孔とを備えていることを特徴とする
    請求項5記載の光ファイバセンサ装置のヘッド部。
  7. 【請求項7】請求項1から請求項6のいずれか1項に記
    載された光ファイバセンサ装置のヘッド部に所定の光フ
    ァイバを挿入して固定した光ファイバユニット。
  8. 【請求項8】前記光ファイバの先端と前記ヘッド部の先
    端面とを略面一に加工した請求項7記載の光ファイバユ
    ニット。
  9. 【請求項9】請求項7又は請求項8に記載された光ファ
    イバユニットと、該光ファイバユニットが接続される発
    光部及び光検出部を有する装置本体とからなる光ファイ
    バセンサ装置。
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JP2007248375A (ja) * 2006-03-17 2007-09-27 Tokyo Electric Power Co Inc:The 光学式油検知器

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