JP2001219183A - 下水道設備の水質制御装置 - Google Patents

下水道設備の水質制御装置

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JP2001219183A
JP2001219183A JP2000033960A JP2000033960A JP2001219183A JP 2001219183 A JP2001219183 A JP 2001219183A JP 2000033960 A JP2000033960 A JP 2000033960A JP 2000033960 A JP2000033960 A JP 2000033960A JP 2001219183 A JP2001219183 A JP 2001219183A
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Masahiko Tsutsumi
正 彦 堤
Yasuhiko Nagamori
森 泰 彦 永
Akihiro Nagaiwa
岩 明 弘 長
Kazuhiro Horie
江 一 宏 堀
Masashirou Nakada
田 雅司郎 仲
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 臭気物質である硫化水素の発生を抑えること
ができ、かつ窒素、リンを有効に除去するため有機物の
低減を抑制することができる下水道設備の水質制御装置
を提供する。 【解決手段】 下水処理場上流に配置されたポンプ#2
内の下水7は揚水ポンプ4により下水処理場6へ送られ
る。ポンプ#2内には下水7中へ酸素を供給する水中ポ
ンプ11が設けられている。ポンプ#2内にDO計12
が配置され、DO計12からの信号は酸素供給制御装置
13へ送られる。酸素供給制御装置13はポンプ#2内
の下水7中のDOを所定の値に保つよう水中ポンプ11
を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、下水管、ポンプ
場、貯留管、滞水池等の下水道設備に設置された下水道
設備の水質制御装置に係り、とりわけ硫化水素等の臭気
物質の発生を抑制することができ、かつ有機物低減を抑
制することができる水質制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の下水道設備について、図7により
説明する。図7は、ポンプ場の水フロー図であり、下水
管1を流れる下水7は、ゲート3を有するポンプ井2へ
流入する。ポンプ井2内の下水7は、揚水ポンプ4によ
り下水管5を通って下水処理場6へ送られる。
【0003】通常は揚水ポンプ4に対して、揚水量一定
制御を行なったり、ポンプ井2内に水位計を配置してこ
の水位計を一定にするような水位一定制御を行なってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の下水
道設備においては次の問題が発生した。
【0005】まず下水7中のDOが変動すると、これに
より硫化水素等の臭気物質発生したり、下水7中の有機
物分解が促進される。このような場合は、臭気発生抑制
を行なうことができず、また窒素・リン除去能力向上を
維持することが困難となる。これらの問題を、以下に具
体的に説明する。
【0006】(1)下水7中において、DO(溶存酸素
濃度)が不足すると、嫌気反応が起こり、液中のSO
2−(硫酸イオン)が還元されて、HS(硫化水素)
が発生する。この硫化水素は下水管1やポンプ井2など
の土木、配管を腐食させる。また硫化水素は臭気物質で
あるので、下水管1やポンプ井2の外部へ漏出して、環
境悪化の問題となる。
【0007】(2)逆に、下水7中において、DOが過
剰に存在すると、好気反応が起こり、下水中の有機物が
好気分解される。この場合は、下水処理場6内での窒素
(N)、リン(P)除去反応に必要な有機物が不足し、
下水処理場6での水処理が不十分となって窒素、リンの
水質が悪化するといった問題がある。
【0008】これらの関係を図8に示す。図8におい
て、有機物分解とHS生成の2つの反応は、下水中の
DOと相関関係にある。
【0009】本発明はこのような点を考慮してなされた
ものであり、下水道設備において、硫化水素等の臭気物
質の発生を抑制すると同時に、有機物低減を抑制して、
下水道設備の臭気対策のみならず下水処理場内の窒素・
リン除去能力を高めることができる下水道設備の水質制
御装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、下水処理場上
流側に配置され、内部に下水を収納した下水道設備の水
質制御装置において、下水道設備内に設置され、下水中
に酸素を供給する酸素供給装置と、下水道設備内に設置
され、下水の嫌気反応を測定する嫌気反応測定部と、嫌
気反応測定部からの信号に基づいて酸素供給装置を制御
する酸素供給制御装置と、を備えたことを特徴とする下
水道設備の水質制御装置である。
【0011】本発明は、下水処理場上流側に配置され、
内部に下水を収納した下水道設備の水質制御装置におい
て、下水道設備内に設置され、下水中に酸素を供給する
酸素供給装置と、下水の水質を測定する水質測定部と、
水質測定部からの信号に基づいて酸素供給装置を制御す
る酸素供給制御装置と、を備えたことを特徴とする下水
道設備の水質制御装置である。
【0012】本発明は、下水処理場上流側に配置され、
内部に下水を収納した下水道設備の水質制御装置におい
て、下水道設備内に設置され、下水中に酸素を供給する
酸素供給装置と、下水道設備内に設置され、下水の嫌気
反応を測定する嫌気反応測定部と、下水の水質を測定す
る水質測定部と、嫌気反応測定部からの信号および水質
測定部からの信号に基づいて酸素供給装置を制御する酸
素供給制御装置と、を備えたことを特徴とする下水道設
備の水質制御装置である。
【0013】
【発明の実施の形態】第1の実施の形態 以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明
する。
【0014】図1は本発明による下水道設備の水質制御
装置の第1の実施の形態を示す図である。
【0015】図1に示すように、下水管1を流れる下水
7は、ゲート3を有するポンプ場のポンプ井2へ流入す
る。ポンプ井2内の下水7は、揚水ポンプ4により下水
管5を経て下水処理場6へ流入する。図1において、ポ
ンプ井2は下水処理場6の上流に位置する下水道設備を
構成している。
【0016】ポンプ井2内の底部には、水中ポンプ11
が配置されている。この水中ポンプ11はポンプ井2内
の下水7全体を循環させて水流14を形成し、下水7中
に酸素を供給する酸素供給装置として機能する。なお、
この水中ポンプ11の設置位置は前述した底部のみに特
に限定されることはなく、下水7の水面近傍に設置して
攪拌効果を高めてもよい。
【0017】またポンプ井2内には、下水7中のDOを
測定することにより嫌気反応の程度を求めるDO計(嫌
気反応測定部)12が設けられている。DO計12は酸
素供給制御装置13へ接続され、この酸素供給制御装置
13により水中ポンプ11が制御される。なお、ポンプ
井2の下水7より上方は、気相部15を形成している。
【0018】次にこのような構成からなる本実施の形態
の作用について説明する。まず、下水管1内の下水7が
ポンプ井2内へ流入する。ポンプ井2内の下水7は揚水
ポンプ4により下水管5を経て下水処理場6へ送られ、
この下水処理場6において処理される。
【0019】この間水中ポンプ11は、駆動してポンプ
井2内の下水7を攪拌し、水流14を発生させるととも
に、水面近傍で気相部15内の酸素を取り込む。その結
果、ポンプ井2内の下水7中のDOが増加する。またD
O計12により、常時、ポンプ井2の下水7内部のDO
[PVDD]が計測される。
【0020】酸素供給制御装置13は[PVDD]と、
予め設定したDO設定値[SVDD]を比較して、
(1)式のように水中ポンプ11をON−OFF制御す
る。また[SVDD]は、(2)式のように設定され
る。
【0021】 if[PVDD]<[SVDD] then(水中ポンプ11 ON) else(水中ポンプ11 OFF) ………(1)式 [SVDD]=0.5mg/L ………(2)式 酸素供給制御装置13により[PVDD]が[S
DD]以上になるように、水中ポンプ11が制御され
るので、[PVDD]が[SVDD]に近傍に制御され
る。したがって、ポンプ井2内の下水7中のDOが一定
値に安定する。このためDOが不足することはなく、ポ
ンプ井2内における下水7中の嫌気反応を防止すること
ができ、これにより臭気物質となるHSの発生を抑え
ることができる。またDOが過剰に存在することはな
く、このため下水7中において有機物の好気分解を抑え
ることができる。
【0022】以上のように、本実施の形態によれば、以
下の効果がある。
【0023】(1)水中ポンプ11のON−OFF制御
により、下水中の臭気発生の抑制および有機物分解の抑
制を行なうことができる。
【0024】(2)水中ポンプ11を用いたので、臭気
発生抑制、有機物分解抑制のみならず、ポンプ井2にお
けるゴミやヘドロの沈殿、底部蓄積が防止され、臭気発
生抑制速度がさらに増加する。
【0025】(3)水中ポンプ11をポンプ井2の底部
に配置した場合は、ポンプ井2全体を攪拌でき、下水処
理場6へ供給する下水の水質が均一となり、下水処理場
6の運転が安定化する。
【0026】(4)DO計12を制御計測値として使用
したので、直接、目的とする臭気発生と有機物分解の特
性が把握できる。
【0027】(5)DO計12のみによる1入力1出力
系の制御としたので、制御構成がシンプルとなり、制御
の安定性が向上する。
【0028】(6)酸素供給制御装置13の制御方式と
して、シンプルなON−OFF制御としたので、制御シ
ステムが容易に構築できる。
【0029】(7)対象設備として、各下水道幹線の中
核であるポンプ場のポンプ井2を利用したので、下水道
全般を広域的に制御することができる。つまり、ポンプ
井2のみで効率的に、目的となる「臭気物質抑制および
有機物分解抑制」が達成できる。
【0030】次に本実施の形態の変形例について説明す
る。
【0031】(変形例1)図2に示すように、酸素供給
手段として水中ポンプ11の他、開閉弁18を有する戻
し管17を用いてもよい。すなわち図2において、下水
管5のうち揚水ポンプ4より下流の分岐点16に、開閉
弁18を有するとともに下水をポンプ井2へ戻す戻し管
17が接続されている。
【0032】図2に示すように、開閉弁18を有する戻
し管17により下水7がポンプ井2内へ戻される。この
ため、ポンプ井2内の下水7の表面付近に水流19が発
生し、この水流19が気相部15内の酸素を溶解させ
る。
【0033】(変形例2)また、図2のように、揚水ポ
ンプ4より下流側の下水管5を分岐しなくても、循環用
の別のポンプおよび配管を設けてもよい。
【0034】さらに図3に示すように、空気管22およ
び散気管23を順次介して、ブロア21をポンプ井2の
底部に接続してもよい。このことにより、空気中の酸素
を直接ポンプ井2内の下水7中に供給することができ、
ポンプ井2内の下水7中のDOを瞬時に上昇させること
ができる。
【0035】(変形例3)また、嫌気反応測定部とし
て、DO計12で測定するDO以外の嫌気反応の指標を
測定するセンサを利用することができる。すなわち、以
下のようなセンサが使用可能である。
【0036】(3−1)液相のORP計 (3−2)気相の酸素計 (3−3)気相のメタン計 (3−4)気相の硫化水素計 その他として、他の悪臭物質のメルカプタン、低級脂肪
酸、アンモニア等の計測値を嫌気反応測定部として使用
してもよい。
【0037】(変形例4)さらにDO計12からの計測
値のみに基づく制御ではなく、DO計12と硫化水素計
の双方からの測定値を入力値として用い、DOと硫化水
素が所定の値となるように酸素供給量を制御してもよ
い。この場合の制御方式としては、2入力1出力系とな
る。また、これらの組合せおよび数は限定されない。
【0038】(変形例5)また酸素供給制御装置13の
制御式は、(1)式のようなON−OFF制御のみでは
なく、以下のような制御方法を使用することができる。
例えば、(3)式のような比例制御や、それらに積分操
作、微分操作を加えたPID制御も使用可能である。
【0039】 <比例制御> SV[Q]=Kp*([SVDD]−[PVDD]) ………(3)式 <記号> SV[Q]:水中ポンプ11の流量 Kp:比例ゲイン [SVDD]:DO目標値 [PVDD]:DO計測値 (変形例6)対象設備として、ポンプ場のポンプ井2以
外にも、以下のような下水道設備に適用できる。
【0040】(6−1)幹線下水管 (6−2)雨水貯留管 (6−3)雨水滞水池 (6−4)雨水調整池 (6−5)雨水ます 図4および図5により、ポンプ井2の上流側に位置する
幹線下水管30に本発明を適用した例を示す。
【0041】図4および図5に示すように、幹線下水管
30に上方に位置する第1下水管31が接続され、また
第1下水管31の下方には第1下水管31から分岐する
第2下水管32が設けられ、この第2下水管32は幹線
下水管30に接続されている。第1下水管31および第
2下水管32には、酸素供給制御装置13に接続された
開閉弁33、34が取付けられている。
【0042】DO計12、または酸素計等の計測値によ
り、下水7中のDOが少ない時には開閉弁34を閉じ
(OFF)、開閉弁33を開けて(ON)、上方に配置
された第1下水管31から下水7を幹線下水管30に供
給する。この場合、下方に配置された第2下水管32か
らの供給時よりも高低差が大きくなり、下水7中に水流
35が形成され、このため、下水7中のDOが増加され
る。
【0043】(変形例7)DO設定値[SVDD]は、
(2)式の0.5mg/Lの数値に限定されない。臭気
発生と有機物分解が抑制される条件であればいずれの数
値も用いることができる。DO計12を用いる場合、概
ね、両者の条件を満たす[SVDD]は0.0〜1.0
mg/Lの範囲に設定される。
【0044】第2の実施の形態 次に図6により本発明の第2の実施の形態について説明
する。図6に示す第2の実施の形態は、DO計12を設
ける代わりに、下水処理場6の最初沈殿池40にUV計
41(水質測定部)を設け、このUV計41からの信号
に基づいて酸素供給制御装置13により水中ポンプ11
が制御される。
【0045】図6において、他の構成は図1に示す第1
の実施の形態と同一である。図6において、図1に示す
第1の実施例と同一部分には同一符号を付して詳細な説
明は省略する。
【0046】また図6に示すように、最初沈殿池40に
は、連結管42を介して曝気槽43が接続されている。
【0047】次に図6に示す実施の形態の作用について
説明する。酸素供給制御装置13において、最初沈殿池
40内に配されたUV計41の計測値[PVUV]と、
予め設定したUV目標値[SVUV]が比較され、
(4)式の条件式に基づいて水中ポンプ11のON−O
FF制御が実施される。
【0048】 if[PVUV]<[SVUV] then(水中ポンプ11 ON) else(水中ポンプ11 OFF) ………(4)式 (4)式において [SVUV]:UV目標値 [PVUV]:UV計測値である。
【0049】本実施の形態によれば、以下の効果があ
る。
【0050】(1)下流側の下水処理場内の水質計測手
段として、有機物との相関性が高いUV計41を用いた
ので、瞬時に有機物濃度を把握できる。このため、下水
処理場6内での窒素・リン除去能力を高く維持できる。
【0051】(2)水質計測手段の1つであるUV計4
1を、最初沈殿池40内に浸せき配置することにより、
オンラインモニタリング可能となり、制御の応答性が向
上する。
【0052】次に本実施の形態の変形例について説明す
る。
【0053】(変形例1)水質計測手段として、UV計
41の他に、以下のような計測手段を用いることが可能
である。(1−6)の呼吸速度は、有機物の中でも窒素
・リン除去効果が大きい易分解性有機物との相関性が高
いものである。
【0054】 <センサ> <計測対象> <制御方法> (1-1): TOC計、 BOD計、 COD計 有機物 左記大の時に、酸素供給小 (1-2): TN 計、 NH 計 窒素 左記大の時に、酸素供給大 (1-3): TP 計、 PO4計 リン 左記大の時に、酸素供給大 (1-4): SS 計 SS 左記大の時に、酸素供給小 (1-5):濁度計 濁度 左記大の時に、酸素供給小 (1-6):呼吸速度計 呼吸速度 左記大の時に、酸素供給小 (変形例2)UV計41は最初沈殿池40以外にも、以
下のような下水システム、下水処理場水処理プロセスに
配置することができる。
【0055】(2−1)下水管1内部 (2−2)ポンプ井2内 (2−3)下水管5内 (2−4)連結管42内部 (2−5)曝気槽43内部 (2−6)曝気槽43より下流側の下水処理プロセス内
(最終沈殿池、放流水路) (2−7)曝気槽43より下流側の簡易放流管内部 (変形例3)なお、図6において、ポンプ井2内にDO
計12を設置するとともに、最初沈殿池40にもUV計
41を設け、これらDO計12およびUV計41からの
信号に基づいて酸素供給制御装置13により水中ポンプ
11を制御してもよい。
【0056】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、下水道設
備において臭気物質である硫化水素の発生を抑制するこ
とができ、かつ有機物低減を抑制することができる。こ
のため下水道設備における臭気対策を有効に図ることが
でき、同時に下水処理場内において有機物を有効に用い
て窒素・リンを確実に除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による下水道設備の水質制御装置の第1
の実施の形態を示す概略図。
【図2】本発明による下水道設備の水質制御装置の変形
例を示す概略図。
【図3】本発明による下水道設備の水質制御装置の他の
変形例を示す概略図。
【図4】本発明による下水道設備の水質制御装置の他の
変形例を示す斜視図。
【図5】図4に示す実施の形態の側面図。
【図6】本発明による下水道設備の水質制御装置の第2
の実施の形態を示す概略図。
【図7】従来の下水道設備を示す概略図。
【図8】下水中のDOと有機物分解およびHS生成と
の関係を示す図。
【符号の説明】
1 下水管 2 ポンプ井 4 揚水ポンプ 5 下水管 6 下水処理場 7 下水 11 水中ポンプ 12 DO計 13 酸素供給制御装置 17 戻し管 18、33、34 開閉弁 21 ブロア 22 空気管 23 散気管 40 最初沈殿池 41 UV計
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長 岩 明 弘 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内 (72)発明者 堀 江 一 宏 東京都港区芝浦一丁目1番1号 株式会社 東芝本社事務所内 (72)発明者 仲 田 雅司郎 東京都港区芝浦一丁目1番1号 株式会社 東芝本社事務所内 Fターム(参考) 2D063 EA03 4D027 CA07

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下水処理場上流側に配置され、内部に下水
    を収納した下水道設備の水質制御装置において、 下水道設備内に設置され、下水中に酸素を供給する酸素
    供給装置と、 下水道設備内に設置され、下水の嫌気反応を測定する嫌
    気反応測定部と、 嫌気反応測定部からの信号に基づいて酸素供給装置を制
    御する酸素供給制御装置と、 を備えたことを特徴とする下水道設備の水質制御装置。
  2. 【請求項2】下水処理場上流側に配置され、内部に下水
    を収納した下水道設備の水質制御装置において、 下水道設備内に設置され、下水中に酸素を供給する酸素
    供給装置と、 下水の水質を測定する水質測定部と、 水質測定部からの信号に基づいて酸素供給装置を制御す
    る酸素供給制御装置と、 を備えたことを特徴とする下水道設備の水質制御装置。
  3. 【請求項3】下水処理場上流側に配置され、内部に下水
    を収納した下水道設備の水質制御装置において、 下水道設備内に設置され、下水中に酸素を供給する酸素
    供給装置と、 下水道設備内に設置され、下水の嫌気反応を測定する嫌
    気反応測定部と、 下水の水質を測定する水質測定部と、 嫌気反応測定部からの信号および水質測定部からの信号
    に基づいて酸素供給装置を制御する酸素供給制御装置
    と、 を備えたことを特徴とする下水道設備の水質制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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