JP2001217641A - 接地型アンテナ装置 - Google Patents

接地型アンテナ装置

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JP2001217641A
JP2001217641A JP2000028279A JP2000028279A JP2001217641A JP 2001217641 A JP2001217641 A JP 2001217641A JP 2000028279 A JP2000028279 A JP 2000028279A JP 2000028279 A JP2000028279 A JP 2000028279A JP 2001217641 A JP2001217641 A JP 2001217641A
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JP
Japan
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antenna
substrate
grounded
inverted
ground wire
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JP2000028279A
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Inventor
Takashi Kido
隆 城戸
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Harada Industry Co Ltd
Original Assignee
Harada Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】接地型アンテナ装置で実装面積が制限された小
型の機器に搭載される場合であっても、充分実用に耐え
る、より広帯域な特性を有するものとする。 【解決手段】逆L形アンテナ及び逆F形アンテナを含む
接地型アンテナ装置において、アンテナ素子23a,2
3bのグランド部に独立して接続された地線25a,2
5bを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、逆L形アンテナや
逆F形アンテナなどの接地型アンテナ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、無線LANやHomeRF(Ho
me Radio Frequency)、Bluet
ooth(ブルートゥース)等に代表されるような無線
技術がオフィスや家庭等の場所を問わずますます一般に
広く普及しつつあり、それがために情報の送受信を行な
うアンテナ装置においても、より小型、軽量で高い伝送
効率を有するものが求められている。
【0003】図5は接地型アンテナの1種である逆L形
アンテナの変形で、逆F形アンテナの構成例を示すもの
である。図5(A)は平面図、図5(B)はその側面図
であり、基板11上の一端面に沿って設けられた給電点
12a,12bそれぞれの位置に対して、アンテナ素子
13a,13bが実装される。この場合、図5(B)の
V部分を図5(C)に拡大して示すように、アンテナ素
子13a,13bは基板11上で半田付け14により実
装されるものとする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図6は上記図5の構成
による2.45[GHz]近傍での特性を示すスミスチ
ャート、図7は同じく同周波数帯域でのVSWR(電圧
定在波比)の実験結果を例示するものである。
【0005】図7に示す如く、VSWRが2.0以下と
なる実用上有効な周波数帯域は2.4348[GHz]
から2.5048[GHz]に至る70[MHz]とな
っている。
【0006】例えば、ブルートゥース等での使用が前提
とされるこの種のアンテナ装置としては、必要とされて
いる、上記VSWRが2.0以下となる実用上有効な周
波数帯域は80[MHz]程度以上であり、製品化した
場合の個々のアンテナ特性のばらつきや、製品筺体内に
アンテナ素子がパッケージングされた場合の取付け構造
等を考慮すると、さらに広い帯域特性が必要となる。そ
のため、上記図7で示したような構造では実用度はきわ
めて低いものとなる。
【0007】このように、従来の逆F形アンテナや誘電
体を使用した短縮形アンテナの有効周波数帯域は極端に
狭く、使用周波数の2〜3%程度であり、そのままでは
実用が困難であった。
【0008】本発明は上記のような実情に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、実装面積が制限さ
れた小型の機器に搭載される場合であっても、充分実用
に耐える、より広帯域な特性を有する接地型アンテナ装
置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
逆L形アンテナ及び逆F形アンテナを含む接地型アンテ
ナ装置において、アンテナのグランド部に独立して接続
された地線を有したことを特徴とする。
【0010】このような構成とすれば、充分実用に耐え
得る程度に広帯域の特性を実現可能な接地型アンテナ装
置を提供できる。
【0011】請求項2記載の発明は、上記請求項1記載
の発明において、上記接地型アンテナを基板上に複数配
列してなる接地型アンテナ装置であって、上記地線は、
上記基板上面に形成された上記複数の接地型アンテナ毎
に区分した部分と、この部分と静電結合される、上記基
板下面側に相対向するように形成された共通部分とより
構成されたことを特徴とする。
【0012】このような構成とすれば、上記請求項1記
載の発明の作用に加えて、基板面積が狭い場合であって
も、ダイバシティ機能などのために複数の接地型アンテ
ナに対応した地線を実装形成することが可能となる。
【0013】請求項3記載の発明は、上記請求項1記載
の発明において、上記地線は、その有効長を対象中心周
波数の約1/4波長の長さとしたことを特徴とする。
【0014】このような構成とすれば、上記請求項1記
載の発明の作用に加えて、周波数特性をより広帯域化す
ることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下本発明を逆F形アンテナに適
用した場合の実施の一形態について図面を参照して説明
する。
【0016】図1はその外観構成を示すもので、図1
(A)が平面図、図1(B)がその側面図である。
【0017】同図で、誘電体板上の表面に導電体層を形
成した基板21上の一端面に沿って一対の給電点22
a,22bが設けられ、これら給電点22a,22bの
位置に対して、アンテナ素子23a,23bが実装され
る。
【0018】この場合、図1(B)のI部分を図1
(C)に拡大して示すように、アンテナ素子23a,2
3bは基板21上で半田付け24による溶着で実装され
るものとする。
【0019】しかして、図2(a)に示すように、上記
給電点22a,22b近傍で、上記アンテナ素子23
a,23bにそれぞれ接続するものとして、基板21の
上記一端面に逆T字形に導電体層を剥離させるようにし
て、一対の地線25a,25bを形成する。
【0020】また、図2(b)に示す如く、この地線2
5a,25bに対向するようにして、基板21の裏面
に、やはり基板21の上記一端面にコ字形に導電体層を
剥離させるようにして、地線25cを形成する。
【0021】この地線25cは、上記地線25a,25
bとそれぞれ静電的に結合され、その有効長を延ばすも
のとして共通で使用されるもので、地線25aと地線2
5cまたは地線25bと地線25cでの有効長が共に対
象とする中心周波数の1/4波長に相当するように設定
されている。
【0022】なお、同図2(b)に示すように上記基板
21の裏面には、上記給電点22a,22bに給電する
ための給電用ストリップライン26a,26bが形成さ
れている。
【0023】上記のような構成にあって、ブルートゥー
スの2.45[GHz]を対象中心周波数として上記図
1、図2の構成を実現した場合の特性を図3、図4に示
す。
【0024】図3は特性インピーダンスと定在波比等を
示すスミスチャート、図4は同周波数帯域でのVSWR
(電圧定在波比)の実験結果を例示するものである。
【0025】図4に示す如く、VSWRが2.0以下と
なる実用上有効な周波数帯域は2.3943[GHz]
から2.5443[GHz]に至る150[MHz]の
範囲となっている。
【0026】したがって、この種のアンテナ装置として
必要とされている、上記VSWRが2.0以下となる実
用上有効な周波数帯域の目安80[MHz]を余裕をも
って上回るため、製品化した場合の個々のアンテナ特性
のばらつきや、製品筺体内にアンテナ素子がパッケージ
ングされた場合の取付け構造等を考慮しても、充分に実
用度の高い、広帯域な特性をもったものを供することが
可能となる。
【0027】なお、上記図1、図2では、基板21に対
して2つのアンテナ素子23a,23bを取付けるよう
な、ダイバシティ機能に対応したアンテナ装置とし、且
つ基板21の面積を有効に利用するために、2つのアン
テナ素子23a,23bに対する地線25a,25bと
基板21裏面の地線25cとを設け、この裏面側の静電
的に結合される地線25cを共有する構造として、地線
25aと地線25cまたは地線25bと地線25cでの
有効長が共に対象とする中心周波数の1/4波長に相当
するように設定されるものとして説明したが、基板面積
に余裕がある場合や、単一のアンテナ素子を用いるよう
な場合には、単純に一条の地線を形成するものとしても
良い。
【0028】また、地線は上記図1、図2に示した如く
基板上に導電体層でパターン形成されるものでなくとも
よく、所定の長さを有する金属片をアンテナ素子に対し
て接続するものとしてもよい。
【0029】その他、本発明はその要旨を逸脱しない範
囲内で種々変形して実施することが可能であるものとす
る。
【0030】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、充分実用
に耐え得る程度に広帯域の特性を実現可能な接地型アン
テナ装置を提供できる。
【0031】請求項2記載の発明によれば、上記請求項
1記載の発明の効果に加えて、基板面積が狭い場合であ
っても、ダイバシティ機能などのために複数の接地型ア
ンテナに対応した地線を実装形成することが可能とな
る。
【0032】請求項3記載の発明によれば、上記請求項
1記載の発明の効果に加えて、周波数特性をより広帯域
化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る逆F形アンテナの
外観構成を例示する図。
【図2】図1の地線部分の構成を示す図。
【図3】同実施の形態に係る特性インピーダンス、定在
波比等を示すスミスチャート。
【図4】同実施の形態に係るアンテナの周波数帯域特性
を例示する図。
【図5】一般的な逆F形アンテナの外観構成を例示する
図。
【図6】図5のアンテナの特性インピーダンス、定在波
比等を示すスミスチャート。
【図7】図5のアンテナの周波数帯域特性を例示する
図。
【符号の説明】
11…基板 12a,12b…給電点 13a,13b…アンテナ素子 14…半田付け 21…基板 22a,22b…給電点 23a,23b…アンテナ素子 24…半田付け 25a,25b,25c…地線 26a,26b…給電用ストリップライン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】逆L形アンテナ及び逆F形アンテナを含む
    接地型アンテナ装置において、 アンテナのグランド部に独立して接続された地線を有し
    たことを特徴とする接地型アンテナ装置。
  2. 【請求項2】上記接地型アンテナを基板上に複数配列し
    てなる接地型アンテナ装置であって、 上記地線は、上記基板上面に形成された上記複数の接地
    型アンテナ毎に区分した部分と、この部分と静電結合さ
    れる、上記基板下面側に相対向するように形成された共
    通部分とより構成されたことを特徴とする請求項1記載
    の接地型アンテナ装置。
  3. 【請求項3】上記地線は、その有効長を対象中心周波数
    の約1/4波長の長さとしたことを特徴とする請求項1
    記載の接地型アンテナ装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100438424B1 (ko) * 2001-04-17 2004-07-03 삼성전자주식회사 판상 역 에프 안테나
JP2005057357A (ja) * 2003-08-06 2005-03-03 Mitsubishi Materials Corp アンテナ用基板及びアンテナモジュール
US7362271B2 (en) 2002-01-18 2008-04-22 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Antenna apparatus, communication apparatus, and antenna apparatus designing method
JP2008160411A (ja) * 2006-12-22 2008-07-10 Toshiba Corp アンテナ装置及び携帯無線機
US7519174B2 (en) 2002-11-07 2009-04-14 Panasonic Corporation Communication terminal with casing conductors for reducing antenna gain degradation

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