JP2001212214A - 紫外線殺菌装置 - Google Patents

紫外線殺菌装置

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JP2001212214A
JP2001212214A JP2000029390A JP2000029390A JP2001212214A JP 2001212214 A JP2001212214 A JP 2001212214A JP 2000029390 A JP2000029390 A JP 2000029390A JP 2000029390 A JP2000029390 A JP 2000029390A JP 2001212214 A JP2001212214 A JP 2001212214A
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ultraviolet
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ultraviolet lamp
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Norimitsu Abe
部 法 光 阿
Yukio Ohashi
橋 幸 夫 大
Akinori Hatano
晶 紀 波多野
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    • C02F1/00Treatment of water, waste water, or sewage
    • C02F1/30Treatment of water, waste water, or sewage by irradiation
    • C02F1/32Treatment of water, waste water, or sewage by irradiation with ultraviolet light
    • C02F1/325Irradiation devices or lamp constructions
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F2201/00Apparatus for treatment of water, waste water or sewage
    • C02F2201/32Details relating to UV-irradiation devices
    • C02F2201/328Having flow diverters (baffles)

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 紫外線ランプの性能を十分に発揮することが
でき、安定した殺菌性能が得られる紫外線殺菌装置を提
供すること。 【解決手段】 本発明の紫外線殺菌処理10は、処理槽
20の下方の流体流出口21aと連通可能な流入口11
aと、処理槽20の水位よりも低く配設される流出口1
1bと、を有し、流入口11aから流出口11bに至る
略直線状の流路を形成する箱体11を備える。箱体11
の流路内には、流路の方向と直交するように、互いに略
平行な複数本の紫外線ランプ12が配置されている。バ
ッフル板13が、箱体11の流路側内壁から流路後方側
に向けて傾斜して設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、下水道施設等に利
用され、下水処理放流水中に含まれる大腸菌等を殺菌処
理する紫外線殺菌装置に関する。
【0002】
【従来の技術】各家庭や工場等から排出される下水に
は、BOD,COD等汚濁成分が多く含まれている。こ
れらの下水は、下水道を通して下水処理場に集められ、
初期沈殿処理、活性汚泥処理、最終沈殿処理等の過程を
経て、下水中に含まれる汚濁成分が取り除かれた後、次
亜塩素酸ナトリウム等の塩素系の消毒剤が添加されて殺
菌処理された後、河川あるいは海域へ放流されている。
【0003】近年、殺菌のために用いられる塩素系消毒
剤の放流により一般水域に残留することとなる塩素が、
トリハロメタン等の有害物資を発生させ自然の生態系を
乱すという問題点が指摘されている。
【0004】トリハロメタンは、河川で魚等の餌になる
水生植物、苔等に害を与えたり、直接魚や稚魚等に毒性
を与え得る。また、海においては、塩素の直接的な作用
だけでなく、下水放流水に未処理のまま含まれているア
ンモニア(NH)と塩素(Cl)とが反応してモノ
クロラミンが生成し、そのモノクロラミンが海苔に対し
て強い毒性を示すことも解明されてきている。そこで、
物理化学的な紫外線殺菌が、より一層注目されつつあ
る。
【0005】従来の紫外線殺菌装置では、紫外線ランプ
を複数本配列して収納した照射箱から構成され、これを
最終沈殿処理池における処理流体の流出口近傍に1台或
いは複数台配設することによって紫外線殺菌を行なって
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
ように紫外線ランプを単に収納した紫外線照射箱を流出
口近傍に配設する方法では、被処理流体の多くが紫外線
照射箱の側壁面に沿って流れてしまい、紫外線を十分照
射することができなかったり、紫外線照射箱の入口部や
出口部で生じ得る被処理流体の偏流によって殺菌性能が
低下してしまい、安定した殺菌性能が得られないといっ
た問題点がある。
【0007】具体的には、図16に示すように、紫外線
照射箱51内に流入した下水処理水は、紫外線ランプ5
2の後方でランプ表面から剥離して滞留渦を形成するた
め、下水処理水の殆とが紫外線照射箱51の側壁近傍に
沿って流れてしまって、紫外線の照射を十分に受けな
い。
【0008】本発明は、このような点を考慮してなされ
たものであり、紫外線ランプの性能を十分に発揮するこ
とができ、安定した殺菌性能が得られる紫外線殺菌装置
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、処理槽の下方
から上方に略直線状の流路を有する箱体と、流路内に流
路の方向と交差するように配置された互いに略平行な複
数本の紫外線ランプと、箱体の流路側内壁から流路後方
側に向けて傾斜して設けられたバッフル板と、を備えた
ことを特徴とする紫外線殺菌装置である。
【0010】本発明によれば、箱体の流路に沿って流れ
る被処理流体をバッフル板によって紫外線ランプ周辺に
導くことができ、紫外線ランプによる殺菌性能を向上さ
せることができる。また、流路断面積を狭めることによ
って被処理流体の流速を低下させることによっても、紫
外線ランプによる殺菌性能を向上させることができる。
【0011】また本発明は、処理槽の下方から上方に略
直線状の流路を有する箱体と、流路内に流路の方向と交
差するように配置された互いに略平行な複数本の紫外線
ランプと、箱体の流路側内壁に流路に直交して設けられ
た水平バッフル板と、を備えたことを特徴とする紫外線
殺菌装置である。
【0012】本発明によれば、箱体の流路に沿って流れ
る被処理流体を水平バッフル板によって紫外線ランプ周
辺に導くことができ、紫外線ランプによる殺菌性能を向
上させることができる。また、流路断面積を狭めること
によって被処理流体の流速を低下させることによって
も、紫外線ランプによる殺菌性能を向上させることがで
きる。
【0013】また本発明は、処理槽の下方から上方に略
直線状の流路を有する箱体と、流路内に流路の方向と交
差するように配置された互いに略平行な複数本の紫外線
ランプと、箱体の流路側内壁に設けられた抵抗増大部
と、を備えたことを特徴とする紫外線殺菌装置である。
【0014】本発明によれば、抵抗増大部によって被処
理流体の流速を低下させることによって、紫外線ランプ
による殺菌性能を向上させることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。
【0016】図1は、本発明による紫外線殺菌装置の第
1の実施の形態の構成概略図である。図2は、図1に示
す紫外線殺菌装置を複数台、処理槽に隣接して設置した
状態を示す概略図である。
【0017】図1に示すように、本発明の第1の実施の
形態の紫外線殺菌装置10は、流入口11aから流出口
11bに至る略直線状の流路を形成する箱体11を備え
ている。この場合、箱体11は、矩形状である。
【0018】箱体11の流路内の略中央部には、流路の
方向と直交するように、互いに略平行な複数本の紫外線
ランプ12が挿入されている。また、箱体11の流路側
内壁から流路後方側に向けて、バッフル板13が傾斜し
て設けられている。この場合、バッフル板13は、各紫
外線ランプ12の両側の側方壁部から後方に向かってそ
れぞれ設けられている。
【0019】この場合、各紫外線ランプ12は、ランプ
ユニット14によって支持された状態で箱体11内に挿
入されている。ランプユニット14は、フレーム14f
と、ランプユニット14fの最上部に設置されたマッチ
ング回路14cとを有している。
【0020】図2に示すように、複数の紫外線殺菌装置
10が、鉛直方向に平行に集積されて、処理槽20の隔
壁21に隣接して配置されている。処理槽20は、例え
ば下水を処理する下水処理槽からなっており、隔壁21
によって殺菌処理槽22と区画されている。すなわち、
紫外線殺菌装置10は、殺菌処理槽22内に設置されて
いる。
【0021】処理槽20の隔壁21の下方には、下水処
理水(流体)が流出する流体流出口21aが形成されて
おり、流入口11aは流体流出口21aと連通するよう
になっている。この場合、流体流出口21aの上縁部
は、各紫外線殺菌装置10の流入口11aの高さと略一
致している。
【0022】また、流出口11bは、処理槽20の水位
よりも低く配設されている。この場合、流出口11b上
方の下水処理水の水位は、処理槽20内の下水処理水の
水位よりも低くなっている。また、ランプユニット14
の上方部分は、箱体11の流出口11bの上方側に突出
しており、マッチング回路14cが処理水と接触するこ
とが回避されている。
【0023】次に、このような構成よりなる本実施の形
態の作用について説明する。
【0024】処理槽20において汚濁成分が取り除かれ
た下水処理水は、隔壁21の流出口21aを介して各紫
外線殺菌装置10の流入口11aへ流入する。
【0025】流入口11aから箱体11内に入った下水
処理水は、上昇流れとなって流出口11bに向かうが、
その過程で紫外線ランプ12の外周に沿って流れる。
【0026】この時、下水処理水に含有される大腸菌等
の有害な細菌は、紫外線ランプ12から照射される紫外
線(効果的には波長253.7nmの紫外線)により死
滅する。
【0027】箱体11を通過する過程で殺菌処理された
下水処理水は、流出口11bから外方に流出し、一旦殺
菌処理槽22に溜まった後、河川或いは海域に放流され
る。
【0028】以上のように、本実施の形態によれば、紫
外線ランプ12の背面側(後方側)に設置された傾斜バ
ッフル板13により、箱体11の側壁面に沿って流れる
下水処理水を紫外線ランプ12の全周に沿って流れるよ
うにすることができ、殺菌性能を向上させることができ
る。
【0029】次に、本発明の第2の実施の形態の紫外線
殺菌装置について、図3を用いて説明する。図3は、第
2の実施の形態の紫外線殺菌装置の構成概略図である。
【0030】図3に示すように、本実施の形態の紫外線
殺菌装置10は、各紫外線ランプ12の前方の両側にも
それぞれバッフル板15が設けられている。
【0031】各紫外線ランプ12の後方のバッフル板1
3は、紫外線ランプ12と平行かつ直角部13rが流路
後方側で箱体11の流路側内壁に固定された断面直角三
角形の三角柱13cの一面によって構成されている。こ
の場合、三角柱13cの断面は、直角二等辺三角形であ
る。
【0032】一方、各紫外線ランプ12の前方のバッフ
ル板15は、紫外線ランプ12と平行かつ斜辺部15h
が箱体11の流路側内壁に固定された断面直角三角形の
三角柱15cの一面によって構成されている。この場
合、三角柱15cの断面も、直角二等辺三角形である。
【0033】その他の構成は、図1及び図2に示す第1
の実施の形態の紫外線殺菌装置と略同様の構成である。
第2の実施の形態において、図1及び図2に示す第1の
実施の形態と同一の部分には同一の符号を付して詳細な
説明は省略する。
【0034】本実施の形態によれば、三角柱13c及び
15cによって、箱体11の側壁面に沿って流れる下水
処理水を紫外線ランプ12の全周に沿って流れるように
することができ、殺菌性能を向上させることができる。
【0035】さらには、紫外線ランプ12の後流側に設
置された三角柱13cの後方で滞留渦が発生するため、
紫外線照射強度が相対的に低い紫外線ランプ12間の側
壁面近傍部の流速が低下し、当該部分の紫外線照射時間
を延長することができ、結果的に殺菌性能を向上させる
ことができる。
【0036】次に、本発明の第3の実施の形態の紫外線
殺菌装置について、図4を用いて説明する。図4は、第
3の実施の形態の紫外線殺菌装置の構成概略図である。
【0037】図4に示すように、本実施の形態の紫外線
殺菌装置10においては、流出口11bに最も近い紫外
線ランプの後方には三角柱13cが設けられず、流入口
11aに最も近い紫外線ランプの前方には三角柱15c
が設けられていない。また、流入口11a及び流出口1
1bには、流路に直交すると共に、流路の中央部に開口
部を有する水平バッフル板17a、17bが設けられて
いる。
【0038】その他の構成は、図3に示す第2の実施の
形態の紫外線殺菌装置と略同様の構成である。第3の実
施の形態において、図3に示す第2の実施の形態と同一
の部分には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
【0039】本実施の形態によれば、流入口11a及び
流出口11bに取付けられた水平バッフル板17a及び
17bにより、流入口11a及び流出口11bにおける
流路断面積が狭められ、流入口11aにおける偏流の発
生及び流出口11bにおける偏流の発生を抑制すること
ができる。
【0040】また、三角柱13c及び15cによって、
箱体11の側壁面に沿って流れる下水処理水を紫外線ラ
ンプ12の全周に沿って流れるようにすることができ、
殺菌性能を向上させることができる。
【0041】さらには、紫外線ランプ12の後流側に設
置された三角柱13cの後方で滞留渦が発生するため、
紫外線照射強度が低下する紫外線ランプ12間の側壁面
近傍部の流速が低下し、紫外線照射時間を延長すること
ができ、殺菌性能を向上させることができる。
【0042】次に、本発明の第4の実施の形態の紫外線
殺菌装置について、図5を用いて説明する。図5は、第
4の実施の形態の紫外線殺菌装置の構成概略図である。
【0043】図5に示すように、本実施の形態の紫外線
殺菌装置10においては、三角柱13c及び三角柱15
cが設けられておらず、流路に直交する水平バッフル板
17cが、各紫外線ランプ12の間に設けられている。
この場合、水平バッフル板17cも、流路の中央部にお
いて開口している。
【0044】その他の構成は、図4に示す第3の実施の
形態の紫外線殺菌装置と略同様の構成である。第4の実
施の形態において、図4に示す第3の実施の形態と同一
の部分には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
【0045】本実施の形態によれば、箱体11内の各紫
外線ランプ12の間に設けられた水平バッフル板17c
により、箱体11の側壁面に沿って流れる下水処理水を
紫外線ランプ12の全周に沿って流れるようにすること
ができ、殺菌性能を向上させることができる。
【0046】また、流入口11a及び流出口11bに取
付けられた水平バッフル板17a及び17bにより、流
入口11a及び流出口11bにおける流路断面積が狭め
られ、流入口11aにおける偏流の発生及び流出口11
bにおける偏流の発生を抑制することができる。
【0047】さらには、水平バッフル板17a〜17c
の前面部及び背面部において滞留渦が発生するため、紫
外線照射強度が相対的に低い紫外線ランプ12間の側壁
面近傍部の流速が低下し、当該部分での紫外線照射時間
を延長することができ、結果的に殺菌性能を向上させる
ことができる。
【0048】次に、本発明の第5の実施の形態の紫外線
殺菌装置について、図6を用いて説明する。図6は、第
5の実施の形態の紫外線殺菌装置の構成概略図である。
【0049】図6に示すように、本実施の形態の紫外線
殺菌装置10においては、水平バッフル板17a〜17
cが、流路の中央部において開口する代わりに、隣接す
る2つの水平バッフル板17a〜17cが、交互に、流
路の一側の端部18aと他側の端部18bにおいて開口
している。この場合、図6に示すように、端部18aと
端部18bとは、紫外線ランプ12を挟んだ両側に配置
されている。
【0050】その他の構成は、図5に示す第4の実施の
形態の紫外線殺菌装置と略同様の構成である。第5の実
施の形態において、図5に示す第4の実施の形態と同一
の部分には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
【0051】本実施の形態によれば、箱体11内に設け
られた水平バッフル板17cが、一側の端部18aと他
側の端部18bとで交互に開放しているため、流体が箱
体11内を蛇行するように流れ、結果的に流体が紫外線
照射を受ける時間を延長させることができ、紫外線ラン
プ12による殺菌性能を向上させることができる。
【0052】次に、本発明の第6の実施の形態の紫外線
殺菌装置について、図7を用いて説明する。図7は、第
6の実施の形態の紫外線殺菌装置の構成概略図である。
【0053】図7示すように、本実施の形態の紫外線殺
菌装置10においては、流入口11a及び各紫外線ラン
プ12の間に設けられた水平バッフル板17a及び17
cの開口部18a、18bの近傍に、各開口部18a、
18bから流路後方側の紫外線ランプ12に向かう方向
に湾曲して延びるガイドベーン19が設置されている。
【0054】その他の構成は、図6に示す第5の実施の
形態の紫外線殺菌装置と略同様の構成である。第6の実
施の形態において、図6に示す第5の実施の形態と同一
の部分には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
【0055】本実施の形態によれば、水平バッフル板1
7a及び17cの開口部18a、18bに取付けられた
カイドベーン19により、開口部18a、18b側に偏
って流れがちな流体を紫外線ランプ12の方に向けて、
流体が紫外線ランプ12の周辺を均等に流れるようにす
ることができ、殺菌性能を向上させることができる。
【0056】次に、本発明の第7の実施の形態の紫外線
殺菌装置について、図8を用いて説明する。図8は、第
7の実施の形態の紫外線殺菌装置の構成概略図である。
【0057】図8に示すように、本実施の形態の紫外線
殺菌装置10においては、水平バッフル板17a〜17
cが、流路の中央部において開口する代わりに、隣接す
る2つの水平バッフル板18が、交互に、流路の一側の
端部18aと他側の端部18bにおいて開口している。
この場合、図6に示すように、端部18aと端部18b
とは、紫外線ランプ12の管軸方向に離れた両側に配置
されている。なお、図6において、紫外線ランプ12は
一対の管板14pによって支持されており、端部18a
及び端部18bは管板14pに隣接して設けられてい
る。
【0058】その他の構成は、図5に示す第4の実施の
形態の紫外線殺菌装置と略同様の構成である。第7の実
施の形態において、図5に示す第4の実施の形態と同一
の部分には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
【0059】本実施の形態によれば、箱体11内に設け
られた水平バッフル板18が、紫外線ランプ12の管軸
方向についての一側の端部18aと他側の端部18bと
で交互に開放しているため、流体が紫外線ランプ12に
沿って箱体11内を蛇行するように流れ、ランプの配列
位置等に依存せず均一な紫外線照射を受けることがで
き、また、流体が紫外線照射を受ける時間を延長させる
ことができる。この結果、紫外線ランプ12による殺菌
性能を向上させることができる。
【0060】次に、本発明の第8の実施の形態の紫外線
殺菌装置について、図9を用いて説明する。図9は、第
8の実施の形態の紫外線殺菌装置の構成概略図である。
【0061】図9に示すように、本実施の形態の紫外線
殺菌装置10は、各紫外線ランプ12の外周上に配置さ
れ、内周側が硬質ブラシ31で構成され、紫外線ランプ
12と当該硬質ブラシ31で接触するねじ羽根形案内板
30と、ねじ羽根形案内板30を紫外線ランプ12に対
して同軸に回転させる回転機構40と、を更に備えてい
る。
【0062】回転機構40は、図示しない駆動装置、チ
ェーン41、スプロケット42、シャフト43、小歯車
44及びねじ羽根形案内板30と結合された大歯車45
等によって構成されている。
【0063】本実施の形態によれば、紫外線ランプ12
の外周に巻き付けられるように取付けられたねじ羽形案
内板30により、下水処理水は紫外線ランプ12の外周
を旋回しながら流れ、どの位置においても均一な紫外線
照射を受けることができる。これにより、紫外線による
殺菌性能を向上させることができる。
【0064】さらには、ねじ羽根形案内板30の紫外線
ランプ12との接触面が硬質ブラシ31によって構成さ
れているため、ねじ羽根形案内板30を回転機構40に
よって回転させることにより、紫外線ランプ12の外周
管(通常は保護管である)表面に付着した汚れを除去す
ることができる。これにより、紫外線ランプ12による
殺菌性能を長時間に亘って維持することができ、信頼性
の高い紫外線殺菌装置が得られる。
【0065】次に、本発明の第9の実施の形態の紫外線
殺菌装置について、図10及び図11を用いて説明す
る。図10は、第9の実施の形態の紫外線殺菌装置の構
成概略図である。図11は、図10における箱体11の
側壁の部分拡大図である。
【0066】図10に示すように、本実施の形態の紫外
線殺菌装置10は、水平バッフル板が設けられる代わり
に、箱体11の流路側内壁に、抵抗増大部としての鎧板
35が設けられている。図10及び図11に示すよう
に、鎧板35は、流路の上流側に傾斜しており、紫外線
ランプ12に対して両側の壁面全体に設けられている。
【0067】その他の構成は、図5に示す第4の実施の
形態の紫外線殺菌装置と略同様の構成である。第9の実
施の形態において、図5に示す第4の実施の形態と同一
の部分には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
【0068】本実施の形態によれば、流路の上流側に傾
斜した鎧板35により、箱体11の流路側内壁の壁面摩
擦抵抗が増大する。このため、流路内を流れる流体の流
速は、紫外線照射強度の強い流路内側において早く、照
射強度が弱い箱体11の側壁近傍において遅い流速分布
となり、側壁近傍を流れる流体に対する紫外線照射時間
を延長することができる。この結果、紫外線ランプ12
による殺菌性能を向上させることができる。
【0069】次に、本発明の第10の実施の形態の紫外
線殺菌装置について、図12及び図13を用いて説明す
る。図12は、第10の実施の形態の紫外線殺菌装置の
構成概略図である。図13は、図12における箱体11
の側壁の部分拡大図である。
【0070】図12に示すように、本実施の形態の紫外
線殺菌装置10は、鎧板が設けられる代わりに、箱体1
1の流路側内壁に、抵抗増大部としての溝付き板36が
設けられている。図12及び図13に示すように、溝付
き板36は、流路に直交する方向に形成された凹凸溝3
5gを有しており、紫外線ランプ12に対して両側の壁
面全体に設けられている。
【0071】その他の構成は、図10及び図11に示す
第9の実施の形態の紫外線殺菌装置と略同様の構成であ
る。第10の実施の形態において、図10及び図11に
示す第9の実施の形態と同一の部分には同一の符号を付
して詳細な説明は省略する。
【0072】本実施の形態によれば、溝付き板36によ
り、箱体11の流路側内壁の壁面摩擦抵抗が増大する。
このため、流路内を流れる流体の流速は、紫外線照射強
度の強い流路内側において早く、照射強度が弱い箱体1
1の側壁近傍において遅い流速分布となり、側壁近傍を
流れる流体に対する紫外線照射時間を延長することがで
きる。この結果、紫外線ランプ12による殺菌性能を向
上させることができる。
【0073】次に、本発明の第11の実施の形態の紫外
線殺菌装置について、図14及び図15を用いて説明す
る。図14は、第11の実施の形態の紫外線殺菌装置の
構成概略図である。図15は、図14における箱体11
の側壁の部分拡大図である。
【0074】図14に示すように、本実施の形態の紫外
線殺菌装置10は、溝付き板が設けられる代わりに、箱
体11の流路側内壁に、抵抗増大部として、小径粒子に
よって凹凸が構成された凹凸板37が設けられている。
図14及び図15に示すように、凹凸板37は、紫外線
ランプ12に対して両側の壁面全体に設けられている。
【0075】その他の構成は、図12及び図13に示す
第10の実施の形態の紫外線殺菌装置と略同様の構成で
ある。第11の実施の形態において、図12及び図13
に示す第10の実施の形態と同一の部分には同一の符号
を付して詳細な説明は省略する。
【0076】本実施の形態によれば、凹凸板37によ
り、箱体11の流路側内壁の壁面摩擦抵抗が増大する。
このため、流路内を流れる流体の流速は、紫外線照射強
度の強い流路内側において早く、照射強度が弱い箱体1
1の側壁近傍において遅い流速分布となり、側壁近傍を
流れる流体に対する紫外線照射時間を延長することがで
きる。この結果、紫外線ランプ12による殺菌性能を向
上させることができる。
【0077】なお、本実施の形態の凹凸板37は、製造
が容易であり、製造コストも低い。
【0078】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、箱体の
流路に沿って流れる被処理流体をバッフル板または水平
バッフル板によって紫外線ランプ周辺に導くことがで
き、紫外線ランプによる殺菌性能を向上させることがで
きる。また、流路断面積を狭めることによって被処理流
体の流速を低下させることによっても、紫外線ランプに
よる殺菌性能を向上させることができる。
【0079】また、本発明によれば、抵抗増大部によっ
て被処理流体の流速を低下させることによって、結果的
に紫外線ランプによる殺菌性能を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による紫外線殺菌装置の第1の実施の形
態を示す構成概略図。
【図2】図1の紫外線殺菌装置を処理槽に隣接して設置
した状態を示す概略図。
【図3】本発明による紫外線殺菌装置の第2の実施の形
態を示す構成概略図。
【図4】本発明による紫外線殺菌装置の第3の実施の形
態を示す構成概略図。
【図5】本発明による紫外線殺菌装置の第4の実施の形
態を示す構成概略図。
【図6】本発明による紫外線殺菌装置の第5の実施の形
態を示す構成概略図。
【図7】本発明による紫外線殺菌装置の第6の実施の形
態を示す構成概略図。
【図8】本発明による紫外線殺菌装置の第7の実施の形
態を示す構成概略図。
【図9】本発明による紫外線殺菌装置の第8の実施の形
態を示す構成概略図。
【図10】本発明による紫外線殺菌装置の第9の実施の
形態を示す構成概略図。
【図11】図10の紫外線殺菌装置の箱体の側壁部の部
分拡大図。
【図12】本発明による紫外線殺菌装置の第10の実施
の形態を示す構成概略図。
【図13】図12の紫外線殺菌装置の箱体の側壁部の部
分拡大図。
【図14】本発明による紫外線殺菌装置の第11の実施
の形態を示す構成概略図。
【図15】図14の紫外線殺菌装置の箱体の側壁部の部
分拡大図。
【図16】従来の紫外線殺菌装置を示す構成概略図。
【符号の説明】
10 紫外線殺菌装置 11 箱体 11a 流入口 11b 流出口 12 紫外線ランプ 13 バッフル板 13c 三角柱 13r 直角部 14 ランプユニット 14f フレーム 14c マッチング回路 14p 管板 15 バッフル板 15c 三角柱 15h 斜辺部 17a〜17c 水平バッフル板 18a、18b 開口端部 19 ガイドベーン 20 処理槽 21 隔壁 21a 流体流出口 22 殺菌処理槽 30 ねじ羽根形案内板 31 硬質ブラシ 35 鎧板 36 溝付き板 37 凹凸板 40 回転機構 41 チェーン 42 スプロケット 43 シャフト 44 小歯車 45 大歯車
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 波多野 晶 紀 東京都港区芝浦一丁目1番1号 株式会社 東芝本社事務所内 Fターム(参考) 4C058 AA20 BB06 CC01 CC02 CC04 DD05 DD07 EE01 EE23 KK02 KK12 KK22 KK46 4D037 AA11 AB03 BA18 BB04

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】処理槽の下方から上方に略直線状の流路を
    有する箱体と、 流路内に流路の方向と交差するように配置された互いに
    略平行な複数本の紫外線ランプと、 箱体の流路側内壁から流路後方側に向けて傾斜して設け
    られたバッフル板と、を備えたことを特徴とする紫外線
    殺菌装置。
  2. 【請求項2】バッフル板は、各紫外線ランプの後方の両
    側にそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項1
    に記載の紫外線殺菌装置。
  3. 【請求項3】バッフル板は、各紫外線ランプの前方の両
    側にもそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項
    2に記載の紫外線殺菌装置。
  4. 【請求項4】各紫外線ランプの後方のバッフル板は、紫
    外線ランプと平行かつ直角部が流路後方側で箱体の流路
    側内壁に固定された断面直角三角形の三角柱の一面によ
    って構成され、 各紫外線ランプの前方のバッフル板は、紫外線ランプと
    平行かつ斜辺部が箱体の流路側内壁に固定された断面直
    角三角形の三角柱の一面によって構成されたことを特徴
    とする請求項3に記載の紫外線殺菌装置。
  5. 【請求項5】バッフル板は、 流出口に最も近い紫外線ランプを除いた各紫外線ランプ
    の後方にそれぞれ設けられ、紫外線ランプと平行かつ直
    角部が流路後方側で箱体の流路側内壁に固定された断面
    直角三角形の三角柱の一面によって構成された後方バッ
    フル板と、 流入口に最も近い紫外線ランプを除いた各紫外線ランプ
    の前方にもそれぞれ設けられ、紫外線ランプと平行かつ
    斜辺部が箱体の流路側内壁に固定された断面直角三角形
    の三角柱の一面によって構成された前方バッフル板と、
    からなり、 流入口及び流出口には、流路に直交する水平バッフル板
    が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の紫
    外線殺菌装置。
  6. 【請求項6】処理槽の下方から上方に略直線状の流路を
    有する箱体と、 流路内に流路の方向と交差するように配置された互いに
    略平行な複数本の紫外線ランプと、 箱体の流路側内壁に流路に直交して設けられた水平バッ
    フル板と、を備えたことを特徴とする紫外線殺菌装置。
  7. 【請求項7】水平バッフル板は、流路の中央部において
    開口していることを特徴とする請求項6に記載の紫外線
    殺菌装置。
  8. 【請求項8】紫外線ランプの外周上に配置され、内周側
    が硬質ブラシで構成され、紫外線ランプと当該硬質ブラ
    シで接触するねじ羽根形案内板と、 ねじ羽根形案内板を紫外線ランプに対して回転させる回
    転機構と、を更に備えたことを特徴とする請求項6に記
    載の紫外線殺菌装置。
  9. 【請求項9】処理槽の下方から上方に略直線状の流路を
    有する箱体と、 流路内に流路の方向と交差するように配置された互いに
    略平行な複数本の紫外線ランプと、 箱体の流路側内壁に設けられた抵抗増大部と、を備えた
    ことを特徴とする紫外線殺菌装置。
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