JP2001211658A - 相補形スイッチを有するハロゲン電力変換器 - Google Patents

相補形スイッチを有するハロゲン電力変換器

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JP2001211658A JP2000379560A JP2000379560A JP2001211658A JP 2001211658 A JP2001211658 A JP 2001211658A JP 2000379560 A JP2000379560 A JP 2000379560A JP 2000379560 A JP2000379560 A JP 2000379560A JP 2001211658 A JP2001211658 A JP 2001211658A
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capacitor
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JP2000379560A
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Louis Robert Nerone
ルイス・ロバート・ネロン
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General Electric Co
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B39/00Circuit arrangements or apparatus for operating incandescent light sources
    • H05B39/04Controlling
    • H05B39/041Controlling the light-intensity of the source
    • H05B39/044Controlling the light-intensity of the source continuously
    • H05B39/045Controlling the light-intensity of the source continuously with high-frequency bridge converters
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高電圧電源から低電圧ランプを含む負荷回路
に低電圧交流電流を供給する安定器で使用するための電
力変換器を提供する。 【解決手段】 電力線電圧の2倍の周波数を有する脈動
直流電圧を発生する整流器(18)と、脈動直流電圧を
反転するように一対のスイッチ(14、16)を駆動す
るために、前記スイッチに接続された直列接続の駆動イ
ンダクタ(58)、タイミングインダクタ(60)及び
タイミングコンデンサ(62)を含むゲート駆動回路
(38)と、第1の変圧器巻線(58)、第2の変圧器
巻線(24)及びコンデンサ(26)を含み、前記スイ
ッチからの出力信号を受ける変圧器と、変圧器巻線(2
4)からタップ(31)を介して駆動信号を受けるラン
プ(12)とを具備し、前記タップは前記変圧器巻線の
両端間に発生される信号を減衰するように構成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は低電圧ハロゲンラン
プの安定器回路に関し、特に、脈動直流から交流へのイ
ンバータにおいて一対の相補形スイッチを採用したその
種の安定器回路に関する。
【0002】
【従来の技術】高電圧電源(例えば、120ボルト、6
0Hz)から低電圧ランプ、特にハロゲンランプに電圧
を供給する代表的な方法は、従来の半波ブリッジ型高周
波インバータを使用する方法である。この方法では、高
電圧側のスイッチを周期的にオン/オフするために、レ
ベルシフティング方式を採用している。1つの構成によ
れば、供給電圧と低電圧ランプとの間で降圧変圧器を使
用する。この方法には、60Hzで動作する変圧器が、
通常、より高い周波数で必要な変圧器より大型で、重い
こと、降圧変圧器が相対的に高価であること、及び降圧
変圧器を採用する場合、本来、短絡に対する防護がなさ
れていないことなどの、いくつかの欠点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の欠点
を克服したハロゲンランプ又はその他の低電圧ランプの
安定器回路を提供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】低電圧ハロゲンランプ又
はその他のフィラメント加熱形ランプと、1つの単巻き
変圧器又は複数の互いに結合された変圧器と、容量とを
含む負荷回路に、高周波交流電流を供給する安定器回路
を説明する。安定器回路は、全波整流器及び容量を具備
する交流から直流への変換器回路と、母線導線と基準導
線との間に直列に接続された第1及び第2のスイッチを
含む脈動直流から交流へのインバータ回路とを含む。ス
イッチは、交流電流が流れる共通ノードと、制御ノード
とにおいて互いに接続されている。制御ノードと共通ノ
ードとの間には、コンデンサと2つのインダクタとを含
む直列接続回路が更に接続されている。制御ノードと共
通ノードとの間の電圧は、関連するスイッチの導通状態
を決定するために使用され、この直列接続回路の時定数
は動作周波数を決定する。
【0005】また、母線導線と基準導線との間に直列に
接続され且つ制御ノードにも接続されている第1及び第
2の抵抗器も含まれる。第3の抵抗器が共通ノードと母
線導線及び基準導線のいずれか一方とに接続され、共通
ノードに関して制御ノードの初期極性を設定する。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は、12ボルトのハロゲンラ
ンプ12を駆動するための電力変換器回路10を示す。
スイッチ14及び16は、交流電源20(例えば、12
0ボルト、60Hz)に接続する全波ブリッジ整流器1
8から供給される脈動直流電流を負荷回路22に供給さ
れるべき交流電流に変換するようにそれぞれ制御され
る。負荷回路22はインダクタ/変圧器巻線24と、コ
ンデンサ26とから構成されている。母線導線28と、
基準導線30との間には脈動直流母線電圧(VBUS )が
現れる。負荷回路22はハロゲンランプ12を更に含
む。図示されているように、ハロゲンランプ12は変圧
器巻線24のノード、すなわち、タップ31と、ノード
32との間に接続されている。ノード32は、変圧器巻
線36をコンデンサ34にも接続している。コンデンサ
36はノード32を母線電圧(VBUS )の約1/2の電
圧に維持する働きをする。制御回路38が、スイッチ
(14、16)と共にインバータ回路構成を形成す。
【0007】コンデンサ36は、母線導線28から基準
導線30にかけて、ブリッジ整流器の両端に接続されて
いる。このコンデンサ36は、脈動直流電圧がサイクル
とサイクルの間にゼロになるのを防止するために設けら
れている。従って、コンデンサ36は通常のフィルタコ
ンデンサ(例えば、0.1μF)よりはるかに小さくて
良い。このように、電力線では、ほぼ1の力率を観測す
ることができる。脈動直流電圧がゼロに近づくのを防止
することにより、正規の再生制御回路38の動作が維持
されるので、回路を再始動する必要はなくなる。母線導
線28に真の直流電流が供給されるのであれば、制御回
路38は適切に動作するであろうが、ハロゲン電力変換
器の動作においてはそのようにする必要はなく、電解コ
ンデンサを使用することによるコストの増加は回避され
る。
【0008】図1の電力変換器10では、スイッチ14
及び16は、例えば、図1に示すように、スイッチ14
がnチャネルエンハンスメントモードデバイスであれ
ば、スイッチ16はpチャネルエンハンスメントモード
デバイスであるという意味で、互いに相補形である。図
2及び図3に示すように、一実施例においては、それぞ
れのスイッチ14、16は固有の逆導通ダイオード40
又は42を含む。MOSFETとして具現化すると、そ
れぞれのスイッチ14及び16は対応するゲート、すな
わち、制御端子を有する。スイッチ14のゲートからソ
ースに至る電圧はそのスイッチの導通を制御する。同様
に、スイッチ16のゲートからソースに至る電圧はその
スイッチの導通を制御する。図示されているように、ス
イッチ14及び16のソースは共に共通ノード44に接
続されている。スイッチ14及び16のゲートが共通の
制御ノード44に接続されているため、制御ノード46
と共通ノード44との間の1つの電圧が2つのスイッチ
14及び16の導通状態を制御することになる。スイッ
チのドレインは母線導線28と、基準導線30とにそれ
ぞれ接続されている。
【0009】スイッチ14及び16を、図4及び図5に
それぞれ示すpチャネルデバイス及びnチャネルデバイ
スのように、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IG
BT)として具現化することも可能であろう。しかし、
その場合、各IGBTスイッチに、図4及び図5に示す
ような逆導通ダイオード48又は50を付随して設ける
ことになるであろう。MOSFETと比較してIGBT
が優れている点は、通常、IGBTの方が高い電圧定格
を有しているため、広範囲の直流入力電圧値を有する回
路が同じIGBTを利用できるという点である。更に、
スイッチ14及び16を、図6及び図7にそれぞれ示す
NPNデバイス及びPNPデバイスのような、バイポー
ラ接合トランジスタ(BJT)スイッチとして具現化す
ることも可能であろう。IGBTスイッチの場合と同様
に、図6及び図7のBJTスイッチにも、逆導通ダイオ
ード52及び54がそれぞれ付随して設けられている。
図1に戻ると、制御ノード46と共通ノード44との間
に接続するゲート駆動回路38は、スイッチ14及び1
6の導通状態を制御する。ゲート駆動回路38は、イン
ダクタ変圧器巻線24と互いに接続され且つ一端で共通
ノード44に接続する駆動インダクタ58を含む。ノー
ド44に接続されている変圧器巻線24の端部は、イン
ダクタ巻線58及び24により形成される変圧器のタッ
プであっても良い。インダクタ58及び24は、それら
を表す記号と隣り合わせて示してある黒い丸印に従って
成極されている。駆動インダクタ58は、ゲート駆動回
路38を動作させるための駆動エネルギーを供給する。
第2のインダクタ60と、タイミングコンデンサ62
は、ノード46とインダクタ58との間で、駆動インダ
クタ58のもう一方の端部に直列に接続されている。
【0010】この実施例ではツェナーダイオード64及
び66から構成されている両方向電圧クランプ63は、
ゲート・ソース間電圧の正と負の変化を、例えば、図示
されているように背面結合ツェナーダイオードの電圧定
格により確定されるそれぞれの限界にクランプする。両
方向電圧クランプは、スイッチ14及び16がMOSF
ET又はIGBTスイッチである場合には望ましいが、
スイッチがBJTスイッチである場合には、両方向電圧
クランプは不必要であり、省略することができる。
【0011】コンデンサ68は、ノード44とノード4
6との間のゲート・ソース間電圧の変化率を予測自在に
制限するために、ノード44とノード46との間に設け
られるのが好ましい。これにより、例えば、スイッチ1
4及び16のスイッチングモードにおける、いずれか一
方のスイッチがオンされている時間から次にスイッチが
オンされるまでの両方のスイッチがオフ状態である時間
である非動作時間の間隔が有利に確保される。
【0012】抵抗器70及び72は母線導線28と基準
導線30との間に直列に接続されている。第3の抵抗器
74は、図示されているように、スイッチ16の両端に
接続されている。抵抗器70及び72は、スイッチ14
及び16のデューティサイクルが等しい場合には、等し
い値であるのが好ましい。そのような場合、共通ノード
44における定常状態の平均電圧は母線導線28の母線
電圧(VBUS )の約1/2であり、抵抗器70及び72
の値を等しく設定すると、中間ノード46における平均
電圧も母線電圧(VBUS )の約1/2になる。
【0013】抵抗器74は充電抵抗器として機能し、図
1に示すように、共通ノード44と基準導線30との間
に接続されているのが好ましい。あるいは、抵抗器74
は共通ノード44と母線導線28との間に接続されてい
ても良い。抵抗器74は、最初に始動される間に第1及
び第2のスイッチ14及び16の再生制御を開始する動
作を次のようにして補助する。電源20を始動すると、
コンデンサ62は、まず、抵抗器70、72及び74を
介して充電される。電源20が動作を開始した瞬間のコ
ンデンサ62の電圧はゼロであり、始動プロセスの間
に、直列に接続するインダクタ58及び60は、コンデ
ンサ62の充電の時定数が相対的に長いために、本質的
には短絡回路として動作する。例えば、抵抗器70、7
2及び74の値が等しければ、最初に母線が始動される
ときの共通ノード44の電圧は母線電圧(VBUS )の約
1/3である。この時点で、抵抗器70を流れる電流は
抵抗器72と、コンデンサ62、インダクタ60、イン
ダクタ58及び抵抗器74の直列接続シーケンスとの間
でほぼ均等に分割される。このように、コンデンサ62
は図1に示すように左から右へ徐々に充電され、最終的
に、上部スイッチ14のゲート・ソース間電圧の閾値電
圧(例えば、2〜3ボルト)に達する。この時点で、上
部スイッチ14は導通モードに切り替わり、その結果、
電流はそのスイッチにより負荷回路22に供給されるこ
とになる。これにより、負荷回路に供給された電流は、
インダクタ24とインダクタ58との誘導結合によっ
て、第1のスイッチ14及び第2のスイッチ16を再生
制御させる。
【0014】本発明における動作の周波数は、従来のガ
ス放電ランプ用安定器回路とは異なり、共振負荷回路に
よっては確定されない。図1に示す実施例では、動作の
周波数は直列に接続するインダクタ58、60及びコン
デンサ62の時定数により確定される。従って、制御回
路38の動作の周波数は次の式により表される。
【0015】 f=1/(2πCtLg) (1) 式中、Ctはコンデンサ62、Lgはインダクタ60で
ある。
【0016】ハロゲン電力変換器の好ましい動作周波数
は30kHzから90kHzであるが、このパラメータ
は重要ではない。脈動直流母線が電力線の谷部から頂部
へ変化するときに、インバータの周波数も変化すること
に注意すべきである。頂部では、周波数は最低のほぼ3
0kHzであり、谷部ではインバータ周波数は最高の約
100kHzである。このようなインバータ周波数の変
化は、広い周波数範囲にわたり放出を広げる。従って、
インバータ周波数は母線電圧の変動により変調され、そ
の結果、電力線における導通EMI放出は著しく減少す
る。
【0017】本発明は、ハロゲンランプを動作させるた
めの少なくとも5つの次のような基準を満たす。 *1:出力電圧が低い(例えば、12ボルト)。 *2:電圧波高率が2未満である。これは、ピーク出力
電圧が定格ランプ電圧の2倍(例えば、12ボルトのラ
ンプの場合で、24ボルト)を越えないことを意味して
いる。これにより、ランプのアーキングは絶対に起こら
ないことが保証される。また、このように波高率が低い
ために、インバータ回路の効率は改善される。 *3:電力変換器はランプの寿命を縮めない。 *4:電力変換器は短絡防止機能を有する。 *5:電力変換器は安価である。
【0018】第1の基準に関して、図1は、巻線24及
び巻線58により形成される単巻き変圧器の低電圧巻線
24に接続されたランプ12を示している。
【0019】第2の基準を満たすことに関して、以下に
説明する。
【0020】先に述べた通り、母線導線28には、図8
に示すような脈動直流電圧が印加される。図8の波形
は、先に説明したようにコンデンサ36を使用している
ために、谷部でゼロにならない。説明の便宜上、交流電
源20は代表的な120ボルト、60Hzの正弦波形で
あると仮定する。従って、ピーク電圧は120(2)1/
2 ≒169.7ボルトである。制御回路38の再生サイ
クリングによって、ノード44は母線導線28と基準導
線30とに、電力線のピークでは約30kHzの周波数
で、ゼロでない谷部では約90kHzの周波数で交互に
接続される。従って、単巻き変圧器(24、58)の上
部接続点に現れる波形は、図9に示すように、ほぼ12
0Hzの正弦エンベロープが重畳された30〜90kH
zの方形波である。尚、読み取りやすさを考慮して、図
9は120Hzエンベロープ内の3kHz波形を示して
いる。単巻き変圧器(24、58)の直列巻線と、ラン
プ12が接続されている共通巻線との比は、タップ31
を介して提供され、12ボルトのランプの場合、ランプ
電圧が12ボルトRMSとなるように選択される。エン
ベロープは正弦波形であるので、ランプ12から見たピ
ーク電圧は12(2) 1/2 ≒17ボルトになる。従っ
て、波高率は17/10=1.7であり、これは十分な
余裕をもって2より小さい値である。
【0021】第3の基準は、単に、単巻き変圧器(2
4、58)の共通巻線に現れるRMSランプ電圧が定格
ランプ電圧(例えば、12ボルト)と一致するように保
証すると共に、先に説明したように波高率が2未満とな
るように保証することにより満たされる。これにより、
ランプ内部でランプを損傷するようなアーキングが発生
する事態は回避される。
【0022】第4の基準は、単巻き変圧器(24、5
8)における漏れインダクタンスが増加することによっ
て満たされる。従来の代表的な電力変換器では、線間電
圧は単に降圧変圧器によって120ボルトから12ボル
トに低下されるだけであった。降圧変圧器の漏れインダ
クタンスは、変圧器の二次巻線で短絡が起こった場合に
損傷を引き起こすほど高い電流が流れるのを阻止するほ
ど十分ではない。本発明のハロゲン電力変換器において
は、好ましい30kHzで、電流を安全値に制限するの
に適する漏れインダクタンスが得られる。
【0023】第5の基準が満たされるのは次のような理
由による。変圧器とインダクタは30kHzで動作して
いるので、例えば、60kHz又は120kHzの場合
と比較して、変圧器とインダクタを当該技術で広く知ら
れているよりはるかに小さいサイズで形成することがで
きる。更に、制御回路38を適切に動作させるために、
電解フィルタコンデンサを設ける必要はない。コンデン
サ36は小型コンデンサ(例えば、0.1μF)であ
り、母線導線28に供給される脈動直流電流の谷部で制
御回路38の再生動作を十分に維持しうる大きさであれ
ば良い。その時点でランプ12を流れる電流は非常に小
さく、そのため、コンデンサ36はごく小型であっても
良いのである。
【0024】このように、本発明は、12ボルトのラン
プを駆動するための電力変換器10を説明しており、電
力線電圧20は整流され、インバータ(38、14、1
6)の母線導線28に供給されるので、平滑コンデンサ
は不要である。このような構成によって、脈動直流波形
は、基本周波数が電力線周波数の二倍である母線導線2
8に印加される。脈動直流電流は、レベルシフティング
を必要としない対のスイッチ(14,16)の相補構成
により反転される。これらのスイッチはノード44から
駆動される。タップ31は、単巻き変圧器(24、5
8)で発生するインバータ電圧を約12ボルトRMSに
減衰する。この低コストな方法は12ボルトランプに高
い周波数で給電するので、誘導素子のサイズが小さくて
すむ。ここで開示した電力変換器はランプシステムの一
体の部分として使用されても良いし、あるいは外部電力
変換器として使用されても良いことを理解すべきであ
る。
【0025】交流120ボルトの電圧が供給される場合
の12ボルトを定格とするランプに関して、図1の回路
の各素子の数値の例を次に挙げる。
【0026】 負荷インダクタ(24) 10ミリヘンリー (24)と(58)との巻き数の比 3 負荷コンデンサ(26) 0.22マイクロファラド コンデンサ(36) 0.22マイクロファラド 駆動インダクタ(58) 75マイクロヘンリー タイミングインダクタ(60) 1ミリヘンリー タイミングコンデンサ(62) 22ナノファラド ツェナーダイオード(64、66)各々 10ボルト コンデンサ(68) 2.2ナノファラド 抵抗器(70、72、74)各々 270kオーム コンデンサ(76) 470ピコファラド。
【0027】以上、特定の実施例に関して本発明を説明
したが、以上の説明を参照すれば、当業者には数多くの
代替構成、変更及び変形が明白になることは自明であ
る。従って、特許請求の範囲の趣旨に含まれると思われ
るそのような全ての代替構成、変更及び変形が包含され
るものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるハロゲン電力変換器の好ましい一
実施例を示す概略回路図。
【図2】図1の回路で使用できる別のスイッチを示す概
略回路図。
【図3】図1の回路で使用できる別のスイッチを示す概
略回路図。
【図4】図1の回路で使用できる別のスイッチを示す概
略回路図。
【図5】図1の回路で使用できる別のスイッチを示す概
略回路図。
【図6】図1の回路で使用できる別のスイッチを示す概
略回路図。
【図7】図1の回路で使用できる別のスイッチを示す概
略回路図。
【図8】ブリッジ整流器の代表的な出力電圧(VBU
S)の波形図。
【図9】ハロゲンランプの代表的な電圧(VLAMP)
の波形図。
【符号の説明】
10 電力変換器 12 ハロゲンランプ 14、16 スイッチ 18 全波ブリッジ整流器 20 交流電源 22 負荷回路 24 インダクタ/変圧器巻線 26 コンデンサ 28 母線導線 30 基準導線 31 タップ 32 ノード 34 コンデンサ 36 変圧器巻線 38 制御回路 44 共通ノード 46 制御ノード 58 駆動インダクタ 60 第2のインダクタ 62 タイミングコンデンサ 64、66 ツェナーダイオード 68 コンデンサ 70、72、74 抵抗器

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電力線電圧を発生する電源(20)と、 電力線電圧を整流し、電力線電圧の周波数の2倍の周波
    数を有する脈動直流電圧を発生するように構成された整
    流器(18)と、 脈動直流電圧を受け取るように構成されていて、レベル
    シフティングを使用せずに、脈動直流電圧を反転するよ
    うに制御される一対のスイッチ(14、16)を駆動す
    るゲート駆動回路(38)であって、互いに直列に接続
    されていると共に、前記スイッチ(14、16)の動作
    を制御するために前記スイッチ(14、16)に接続さ
    れている駆動インダクタ(58)、タイミングインダク
    タ(60)及びタイミングコンデンサ(62)を含んで
    いるゲート駆動回路(38)と、 第1の変圧器巻線(58)、第2の変圧器巻線(24)
    及びコンデンサ(26)を含み、前記スイッチ(14、
    16)からの出力信号を受信するように構成された変圧
    器と、 前記変圧器巻線(24)のタップ(31)と、 前記変圧器巻線(24)から前記タップ(31)を介し
    て駆動信号を受信するように接続されているランプ(1
    2)とを具備し、 前記タップ(31)は前記変圧器巻線の両端間に発生さ
    れる信号を減衰するように構成されていること、を特徴
    とする電力変換器回路。
  2. 【請求項2】 前記ランプはハロゲンランプである請求
    項1記載の電力変換器回路。
  3. 【請求項3】 前記電力変換器はランプシステムと一体
    の部分である請求項1記載の電力変換器回路。
  4. 【請求項4】 前記電力変換器はランプシステムの外部
    にある請求項1記載の電力変換器回路。
  5. 【請求項5】 前記ゲート駆動回路(38)及び前記ス
    イッチ(14、16)はインバータを形成し、前記イン
    バータの周波数は脈動直流母線における変化に応答して
    変更される請求項1記載の電力変換器回路。
  6. 【請求項6】 前記インバータの周波数は、電力線の電
    圧が頂部にあるときは最低であり、電力線の電圧が谷部
    にあるときには最高であり、これにより、前記インバー
    タの周波数は母線電圧の変動により変調されて、広い周
    波数範囲にわたり放出を広げ、その結果、電力線におけ
    るEMI放出が減少される請求項5記載の電力変換器回
    路。
  7. 【請求項7】 高電圧交流電源から低電圧ランプ(1
    2)を含む負荷回路(22)に低電圧交流電流を供給す
    る安定器で使用するための電力変換器(10)におい
    て、 a)母線導線(28)及び基準導線(30)に接続する
    全波整流器回路と、 b)前記母線導線(28)と前記基準導線(30)との
    間に直列に接続され、前記交流電流が流れる共通ノード
    (44)で互いに接続され、且つ共用する制御ノード
    (46)を有する第1及び第2のスイッチ(14、1
    6)を含み、前記制御ノードと前記共通ノードとの間の
    電圧が関連するスイッチの導通状態を決定するようにす
    る脈動直流から交流への変換器回路と、 c)負荷回路(22)であって、(イ)前記共通ノード
    (44)と前記基準導線(30)との間に直列に接続さ
    れ、且つ短絡を防止するのに十分な漏れインダクタンス
    を有する変圧器(24)及びコンデンサ(26)と、
    (ロ)前記変圧器の共通巻線の両端のノードに接続され
    た低電圧ランプ(12)とを含む負荷回路(22)と、 d)前記共通ノードと前記制御ノードとの間をブリッジ
    する再生制御回路であって、(ハ)前記交流電流(6
    0)の瞬時変化速度に比例する電圧が誘導されるように
    前記変圧器と相互結合された第1の駆動インダクタ(5
    8)と、(ニ)直列に接続された第2のタイミングイン
    ダクタと、(ホ)前記タイミングインダクタと共に、直
    列に組み合わされた時定数が前記電力変換器の動作周波
    数を決定するように選択されている直列接続のタイミン
    グコンデンサ(62)とを含む再生制御回路と、を具備
    する電力変換器。
  8. 【請求項8】 前記ランプ(12)はフィラメント加熱
    形ランプである請求項7記載の電力変換器。
  9. 【請求項9】 前記ランプ(12)はハロゲンランプで
    ある請求項7記載の電力変換器。
  10. 【請求項10】 前記変圧器(24)は相互に結合され
    たインダクタンスから形成される請求項7記載の電力変
    換器。
  11. 【請求項11】 前記スイッチ(14、16)はMOS
    FETスイッチ又はIGBTスイッチのいずれかであ
    り、且つ前記制御ノード(46)と前記共通ノード(4
    4)との間には両方向電圧クランプ(62)が接続され
    ている請求項7記載の電力変換器。
  12. 【請求項12】 前記両方向電圧クランプ(62)は背
    面結合ツェナーダイオード(64、66)である請求項
    11記載の電力変換器。
  13. 【請求項13】 前記スイッチ(14、16)はBJT
    スイッチである請求項7記載の電力変換器。
  14. 【請求項14】 高電圧電源(20)から低電圧ランプ
    (12)を含む負荷回路(22)に低電圧交流電流を供
    給する安定器で使用するための電力変換器(10)にお
    いて、 a)小型の第1のコンデンサ(36)が並列接続された
    全波整流器を含み、母線導線(28)及び基準導線(3
    0)に接続される交流から脈動直流への変換器回路(1
    8)と、 b)前記母線導線(28)と前記基準導線(30)との
    間に直列に接続され、前記交流電流が流れる共通ノード
    (44)で互いに接続され且つ共用する制御ノード(4
    6)を有する第1及び第2のスイッチ(14、16)を
    含み、前記制御ノードと前記共通ノードとの間の電圧が
    関連するスイッチの導通状態を決定するようにした脈動
    直流から交流への変換器回路と、 c)前記母線導線(28)と前記基準導線(30)との
    間に直列に接続された第1及び第2の抵抗器(70、7
    2)であって、それらの中間ノードが前記制御ノード
    (46)に接続されている第1及び第2の抵抗器(7
    0、72)と、 d)前記共通ノード(44)と前記母線導線(28)又
    は前記基準導線(30)のいずれかとの間に接続された
    第3の抵抗器(74)と、 e)一端が前記共通ノード(44)に接続されている単
    巻き変圧器(34)と、 f)前記基準導線(30)と前記単巻き変圧器(24)
    の他端との間に接続された第2のコンデンサ(26)
    と、 g)前記単巻き変圧器(24)の中央端子に接続された
    第1のランプノード(31)と、 h)前記単巻き変圧器(24)と前記第2のコンデンサ
    (26)との間の共通接続点に接続され、前記低電圧ラ
    ンプ(12)を前記第1のランプノード(31)との間
    に接続するための第2のランプノード(32)と、 i)前記第3の抵抗器(74)と並列に接続された第3
    のコンデンサ(76)と、 j)前記共通ノード(44)と前記制御ノード(46)
    との間に接続された第4のコンデンサ(68)と、 k)前記交流電流の瞬時変化速度に比例する電圧が誘導
    されるように前記単巻き変圧器(24)と相互結合され
    た第1の駆動インダクタ(58)と、 l)一端が前記駆動インダクタ(58)に接続された第
    2のタイミングインダクタ(60)と、 m)前記制御ノード(46)と前記タイミングインダク
    タ(60)の他端との間に直列に接続された第5のタイ
    ミングコンデンサ(62)であって、この第5のタイミ
    ングコンデンサに直列に接続されている前記タイミング
    インダクタ(60)の時定数が前記電力変換器(10)
    の動作周波数を決定するように選択されている第5のタ
    イミングコンデンサ(62)と、を具備する電力変換
    器。
JP2000379560A 1999-12-16 2000-12-14 相補形スイッチを有するハロゲン電力変換器 Withdrawn JP2001211658A (ja)

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