JP2001209019A - 音響光学型可変波長te/tmモード変換器、及びこれを用いた可変波長光フィルタ - Google Patents

音響光学型可変波長te/tmモード変換器、及びこれを用いた可変波長光フィルタ

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JP2001209019A
JP2001209019A JP2000016250A JP2000016250A JP2001209019A JP 2001209019 A JP2001209019 A JP 2001209019A JP 2000016250 A JP2000016250 A JP 2000016250A JP 2000016250 A JP2000016250 A JP 2000016250A JP 2001209019 A JP2001209019 A JP 2001209019A
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acoustic
acoustic wave
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Takehito Tanaka
剛人 田中
Yoshinobu Kubota
嘉伸 久保田
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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    • G02F1/00Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
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    • G02F1/11Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour  based on acousto-optical elements, e.g. using variable diffraction by sound or like mechanical waves
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】高周波電気信号のパワーの増大を回避しつつ、
互いに近接する多波長の光を同時選択可能な音響光学型
可変波長TE/TMモード変換器、及びこれを用いた可
変波長光フィルタを提供する。 【解決手段】櫛形電極13、14にそれぞれ異なる周波
数の高周波電気信号を印加すると、圧電性基板の表面に
それぞれの周波数に対応した表面弾性音響波W11、W12
が発生し、これらは結合性音響導波路12によってガイ
ドされながら基板表面を蛇行しつつ伝播していき、最終
的に、それぞれ対応する吸収体15、16に吸収され
る。表面弾性音響波W11、W12の強度分布は、光導波路
11に沿って中央部で強度が強くその両端で強度が弱く
なるような分布となり、その強度のピーク位置が互いに
ずれており、かつ、分布の裾部分が吸収体15、16間
で互いに一部重なり合っている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音響光学型の可変
波長TE/TMモード変換器、及びこれを用いた可変波
長光フィルタに関する。
【0002】この種のTE/TMモード変換器は、音響
光学相互作用を利用して、TEモードの光をTMモード
の光に、或いは、TMモードの光をTEモードの光に変
換することができるため、各種の光デバイスや光システ
ムに利用可能である。例えば、このTE/TMモード変
換器と偏光子とを組み合わせて可変波長フィルタを構成
することが可能であって、このような可変波長フィルタ
は、例えば波長分割多重(WDM)光通信システムにお
ける可変波長合分波器等に使用される可変波長フィルタ
として利用可能である。
【0003】
【従来の技術】音響光学型のTE/TMモード変換器
は、従来から知られており、一般には、圧電性基板上に
設けられた、表面弾性音響波(Surface Acoustic Wave;
SAW)を励起伝播させる領域と、これと音響光学相互
作用するように配置された光導波路とから構成されてい
る。
【0004】表面弾性音響波は、基板表面に設けられた
櫛形電極に高周波(RF)電気信号を印加することで励
起され、基板上に設けられた結合性音響導波路によって
ガイドされながら伝播する。この表面弾性音響波の伝播
領域に光導波路を配することで、光と表面弾性音響波と
を相互作用させる。その結果、表面弾性音響波の波長と
位相整合がとれる波長の光のみが、選択的にTE/TM
モード変換を受ける。櫛形電極に印加する高周波信号の
周波数を変えて表面弾性音響波の波長を変えることによ
り、TE/TMモード変換を受ける光の波長を選択する
ことができる。なお、このようなTE/TMモード変換
器に関する参考文献としては、例えば「光集積回路」
(西原著、オーム社)や「光エレクトロニクスの基礎」
(A.Yariv著、丸善)等があるので、詳しくはそれらを
参考にされたい。
【0005】上述のようなTE/TMモード変換器は、
そのモード変換機能を利用して、様々な光デバイスに応
用可能である。例えば、上記のTE/TMモード変換器
における光導波路の入力部と出力部にそれぞれ偏光子を
配置することで、可変波長光フィルタを形成できる。こ
の場合、2つの偏光子の配置関係等を変えることで、バ
ンドパスフィルタやバンドストップフィルタ(リジェク
ションフィルタ)として構成することが可能である。こ
のように構成された可変波長光フィルタは、TE/TM
モード変換器における櫛形電極に複数の高周波電気信号
を印加することにより、多波長を同時にフィルタリング
することが可能になる。すなわち、印加する高周波電気
信号の周波数に応じた波長の光を同時にフィルタリング
することができる。
【0006】しかしながら、この種の可変波長光フィル
タでは、光フィルタ特性としては望ましくないサイドロ
ーブが発生して、選択波長以外の波長がフィルタリング
されてしまったり、或いは、フィルタリング特性のフラ
ットネスが悪化する、といった問題があった。
【0007】そこで、このような問題を解消するため、
例えば米国特許第 5,400,171号に示されるように、光導
波路の長手方向に表面弾性音響波の強度分布を持たせる
という手法が採用されてきた。ところが、この手法を採
用しても、互いに近接する周波数の高周波信号を同時に
同一の音響光学相互作用領域に印加すると、選択波長が
ずれてしまったり、リジェクションの深さに劣化が生じ
る、といった問題が生じていた。そのため、互いに隣接
する多波長の光を同時に選択的にフィルタリングするこ
とができず、よって、このような光フィルタをWDM光
通信システムにおける可変波長合分波器等に使用するこ
とには困難があった。
【0008】これに対し、例えば米国特許第 5,455,877
号に示されるように、TE/TMモード変換器における
相互作用領域を2つに分離し、そのそれぞれの領域に、
互いに近接する周波数の高周波信号を振り分ける、とい
った手法も考えられている。このような手法を採用した
TE/TMモード変換器の平面構成を図5(a)に示
す。
【0009】同図のTE/TMモード変換器は、圧電性
基板の表面に、光導波路1と、互いに隣接する第1及び
第2の音響導波路2a、2bからなる結合性音響導波路
2と、この結合性音響導波路2の両端部にそれぞれ配置
された第1、第2の櫛形電極3、4と、結合性音響導波
路2の中央を横断するように配置された表面弾性音響波
吸収体5とを備えている。結合性音響導波路2は、圧電
性基板の表面にTi(チタン)拡散された3つの領域
(Ti拡散領域)7a、7b、7cにより区画されてお
り、中央のTi拡散領域7bが2つの音響導波路2a、
2bを互いに分離するギャップ(音響導波路間ギャッ
プ)であり、このギャップ7bにより分離された第1の
音響導波路2a内に櫛形電極3、4が配置され、第2の
音響導波路2b内に光導波路1が配置されている。
【0010】このような構成からなるTE/TMモード
変換器においては、櫛形電極3、4に互いに近接する周
波数の高周波電気信号をそれぞれ印加すると、圧電性基
板の表面にそれぞれの周波数に対応した表面弾性音響波
1 、W2 が発生し、これらの表面弾性音響波W1 、W
2 は結合性音響導波路2によってガイドされながら基板
表面を伝播していき、最終的に吸収体5に吸収される。
その伝播の際、各表面弾性音響波W1 、W2 と、光導波
路1を伝播する光とが音響光学相互作用を生じ、光導波
路1の出射部からは、上記の高周波電気信号の各周波数
とそれぞれ対応する波長の光のみが選択的にTE/TM
モード変換されて出力される。この場合、音響導波路2
の長手方向に沿った各表面弾性音響波W1 、W2 の強度
分布は、図5(b)に示すようになり、実質的に、表面
弾性音響波W1 、W2 と光との相互作用領域が2つに分
離される。
【0011】よって、このような構成からなるTE/T
Mモード変換器を用いて光フィルタを構成した場合、原
理的には、上述したような選択波長ずれやリジェクショ
ンの深さの劣化等の問題が解消され、互いに隣接する多
波長の光を同時に選択的にフィルタリングすることが可
能となる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記図
4に示した構成のTE/TMモード変換器では、表面弾
性音響波W1 、W2 と光との相互作用領域が音響導波路
2の長手方向に完全に2分されることになるため、相互
作用領域1つあたりの相互作用長が短くなってしまい、
そのままでは十分な相互作用が得難くなる。そのため、
十分な相互作用を確保するのに、必然的に高周波電気信
号のパワーを増大しなければならないといった問題が生
じるだけでなく、サイドローブ特性も劣化するといった
問題も生じる。
【0013】本発明の課題は、上記従来の問題点に鑑
み、高周波電気信号のパワーの増大を回避しつつ、互い
に近接する多波長の光を同時に選択的にモード変換可能
な音響光学型可変波長TE/TMモード変換器を提供す
ることにある。
【0014】また、本発明の他の課題は、高周波電気信
号のパワーの増大を回避しつつ、互いに近接する多波長
の光を同時に選択的にフィルタリング可能な可変波長フ
ィルタを提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、以下のように構成する。まず、本発明の音
響光学型可変波長TE/TMモード変換器は、圧電性基
板の表面に設けられた光導波路と、上記圧電性基板の表
面に表面弾性音響波を発生させる複数の櫛形電極と、上
記圧電性基板の表面を伝播する表面弾性音響波をガイド
する結合性音響導波路と、上記表面弾性音響波を吸収す
る表面弾性音響波吸収体とを備えている。そして、上記
結合性音響導波路を構成する2つの音響導波路間に配置
された音響導波路間ギャップを少なくとも一部の領域に
有し、この音響導波路間ギャップにより隔てられる上記
2つの音響導波路の一方の中に上記光導波路が配置さ
れ、他方の音響導波路中に上記櫛形電極が2つ配置され
る。更に、これら2つの櫛形電極に挟まれた位置であっ
て、これら2つの櫛形電極にそれぞれ対応する別々の位
置に、上記表面弾性音響波吸収体が1つずつ配置されて
いる。
【0016】このような構成によれば、2つの櫛形電極
に挟まれた位置であって、これら2つの櫛形電極にそれ
ぞれ対応する別々の位置に、上記表面弾性音響波吸収体
が1つずつ配置されるため、各表面弾性音響波毎に相互
作用領域が存在し、これら2つの相互作用領域の位置が
互いに一致することはないため、互いに近接する周波数
の高周波電気信号を各櫛形電極に印加したとしても、選
択波長ずれやリジェクションの深さ劣化等の問題は生じ
ない。
【0017】しかも、表面弾性音響波吸収体を1つだけ
設けて相互作用領域を完全に2つに分離するようにした
図5の構成とは異なり、2つの櫛形電極にそれぞれ対応
する別々の位置に表面弾性音響波吸収体が1つずつ配置
されるため、相互作用領域が完全に2分されることはな
い。そのため、相互作用領域1つあたりの相互作用長を
十分に長く確保することができ、よって、櫛形電極に大
きなパワーの高周波電気信号を印加する必要もなくな
り、また、サイドローブ特性の劣化も防止される。
【0018】なお、上記2つの櫛形電極をそれぞれ第
1、第2の櫛形電極とし、この第1、第2の櫛形電極に
対応する上記表面弾性音響波吸収体のそれぞれを第1、
第2の表面弾性音響波吸収体とした場合、以下のように
構成されることが望ましい。すなわち、上記他方の音響
導波路中に、上記第1の櫛形電極、上記第2の表面弾性
音響波吸収体、上記第1の表面弾性音響波吸収体、上記
第2の櫛形電極の順に配置され、上記第1の櫛形電極で
発生された第1の表面弾性音響波が上記第1の表面弾性
音響波吸収体で吸収され、上記第2の櫛形電極で発生さ
れた第2の表面弾性音響波が上記第2の表面弾性音響波
吸収体で吸収され、しかも、これら第1及び第2の表面
弾性音響波は、上記光導波路に沿って中央部で強度が強
くその両端で強度が弱くなる強度分布をそれぞれ有し、
かつ、この強度分布のピーク位置が互いにずれている構
成とすることが望ましい。
【0019】また、WDM光通信システム等において利
用する場合は、互いに近接する周波数の高周波電気信号
を上記2つの櫛形電極のそれぞれに割り振るようにする
のが望ましい。このようにすることで、同一の櫛形電極
に印加される高周波電気信号の周波数を極力広げること
が可能になり、一層良好な波長選択特性が期待できる。
【0020】一方、本発明の可変波長光フィルタは、上
記の構成からなる本発明の音響光学型可変波長TE/T
Mモード変換器と、この音響光学型可変波長TE/TM
モード変換器の入力部と出力部にそれぞれ配置された第
1及び第2の偏光子とを備えて構成される。
【0021】このように本発明の音響光学型可変波長T
E/TMモード変換器を用いれば、高周波電気信号のパ
ワーの増大を回避しつつ、互いに近接する多波長の光を
同時に選択的にフィルタリング可能な可変波長光フィル
タが実現可能である。
【0022】ここで、上記第1、第2の偏光子をそれら
の軸が互いに平行になるよう配置する構成とすれば、バ
ンドストップフィルタとなり、また、上記第1、第2の
偏光子をそれらの軸が互いに直交するよう配置する構成
とすれば、バンドパスフィルタとなる。
【0023】なお、本発明のTE/TMモード変換器に
おいては、光導波路、音響導波路、櫛形電極、表面弾性
音響波吸収体等の配置構成の如何にかかわらず、複数の
櫛形電極で発生されて圧電性基板の表面を伝播するそれ
ぞれの表面弾性音響波が、次のような強度分布を有する
のであれば、同様な作用が期待できる。すなわち、各表
面弾性音響波の強度分布が、光導波路に沿って中央部で
強度が強くその両端で強度が弱くなるような分布であっ
て、その強度のピーク位置が互いにずれており、かつ、
強度の弱まる領域で互いに一部重なり合っていればよ
い。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。図1(a)は、本発
明のTE/TMモード変換器の一実施の形態を示す平面
図である。
【0025】このTE/TMモード変換器10は、例え
ばx-cutのLiNbO3結晶等からなる圧電性基板の表面に、
Ti拡散により形成された1本の光導波路11と、互い
に隣接する第1及び第2の音響導波路12a、12bか
らなる結合性音響導波路12と、第1の音響導波路12
aの両端部にそれぞれ配置された第1、第2の櫛形電極
13、14と、第1の音響導波路12aの途中2箇所を
横断するように配置された第1、第2の表面弾性音響波
吸収体15、16とを備えている。結合性音響導波路1
2は、圧電性基板の表面にTi拡散された3つの領域
(Ti拡散領域)17a、17b、17cにより区画さ
れており、中央のTi拡散領域17bが2つの音響導波
路12a、12bを互いに分離するギャップ(音響導波
路間ギャップ)である。このギャップ17bにより隔て
られた2つの音響導波路12a、12bのうち、第1の
音響導波路12a内に櫛形電極13、14が配置され、
第2の音響導波路12b内に光導波路11が配置されて
いる。
【0026】ここで、互いに隔てられた2つの音響導波
路12a、12bで構成される結合性音響導波路12
は、結合長Lcを有するように形成されており、第1の
櫛形電極13からその他端側へ結合長Lcの位置に第1
の表面弾性音響波吸収体15が配置され、かつ、第2の
櫛形電極14からその他端側へ結合長Lcの位置に第2
の表面弾性音響波吸収体16が配置されている。この場
合、第2の音響導波路12bの領域と光導波路11との
重なる部分が、音響光学相互作用の発生する領域(相互
作用領域)となる。なお、結合長Lcと2つの櫛形電極
13、14間の距離Lとの関係は、一般にはLc<L<
2Lcとなる。図1(a)に示した例では、2つの表面
弾性音響波吸収体15、16の間隔がLc/2であり、
2つの櫛形電極13、14の間隔が3Lc/2である。
【0027】このような構成からなるTE/TMモード
変換器10において、櫛形電極13、14にそれぞれ異
なる周波数の高周波電気信号を印加すると、圧電性基板
の表面にそれぞれの周波数に対応した第1、第2の表面
弾性音響波W11、W12が発生し、これらの表面弾性音響
波W11、W12は結合性音響導波路12によってガイドさ
れながら基板表面を蛇行しつつ伝播していき、最終的
に、それぞれ対応する吸収体15、16に吸収される。
【0028】すなわち、第1の音響導波路12aにおい
て第1の櫛形電極13により励起された第1の表面弾性
音響波W11は、図1(a)において左方へほぼLc/2
だけ進行した地点で、第2の音響導波路12bに強度が
遷移し、そこから更にLc/2ほど進行してから第1の
音響導波路12aに戻り、第1の吸収体15に吸収され
て消滅する。一方、第1の音響導波路12aにおいて第
2の櫛形電極14により励起された第2の表面弾性音響
波W12は、図1(a)において右方へほぼLc/2だけ
進行した地点で、第2の音響導波路12bに強度が遷移
し、そこから更にLc/2ほど進行してから第1の音響
導波路12aに戻り、第2の吸収体16に吸収されて消
滅する。この場合、音響導波路12の長手方向に沿った
各表面弾性音響波W11、W12の強度分布は、図1(b)
に示すように、光導波路11に沿って中央部で強度が強
くその両端で強度が弱くなるような分布となり、その強
度のピーク位置が互いにずれており、かつ、分布の裾部
分が吸収体15、16間で互いに一部重なり合ってい
る。
【0029】よって、光導波路11を伝播する光と2つ
の表面弾性音響波W11、W12とは、実質的に互いに離れ
た領域でそれぞれの音響光学相互作用を生じることにな
るため、互いに近接する周波数の高周波電気信号を各櫛
形電極13、14に印加したとしても、前述したような
選択波長ずれやリジェクションの深さの劣化等の問題を
生じることなく、上記の互いに近接する周波数にそれぞ
れ対応する波長の光のみを同時に選択的にモード変換し
て出力させることができる。
【0030】しかも、吸収体5を1つだけ設けて相互作
用領域を完全に2分するようにした図5の構成とは異な
り、2つの櫛形電極13、14にそれぞれ対応する別々
の位置に各吸収体15、16が配置されるため、相互作
用領域が完全に2分されることはない。そのため、表面
弾性音響波W11、W12のそれぞれに対応する相互作用領
域1つあたりの相互作用長を十分に長く確保することが
でき、よって、櫛形電極13、14に大きなパワーの高
周波電気信号を印加する必要もなくなり、また、サイド
ローブ特性の劣化を防止することもできる。
【0031】なお、互いに近接した周波数の高周波電気
信号を各櫛形電極13、14に印加する手法の一例を、
概念的に図2に示す。この例は、櫛形電極13、14に
印加すべき各周波数f1 、f2 、f3 、f4 、・・・
(ただし、f1 <f2 <f3 <f4 <・・・)のうち、
互いに最も近接した周波数同士(例えば、f1 とf2
3 とf4 、・・・)を別々の櫛形電極13、14に割
り振るするようにしたものである。このようにすること
により、同一の櫛形電極に印加される高周波電気信号の
周波数間隔を極力広げることができるため、良好な波長
選択特性を得ることができる。
【0032】次に、図3は、本発明の可変波長光フィル
タの一実施の形態を示す平面図である。この可変波長光
フィルタは、図1(a)に示したTE/TMモード変換
器10と、その入力部と出力部にそれぞれ配置された第
1及び第2の偏光子21、22とから構成されている。
偏光子21、22としては、例えば偏光ビームスプリッ
タ等を採用可能である。ここで、第1、第2の偏光子2
1、22をそれらの軸が互いに平行になるよう配置する
構成とすれば、特定波長の光のみを通過させないバンド
ストップフィルタとなり、また、第1、第2の偏光子2
1、22をそれらの軸が互いに直交するよう配置する構
成とすれば、特定波長の光のみを通過させるバンドパス
フィルタとなる。
【0033】このような構成からなる可変波長光フィル
タによれば、前述したTE/TMモード変換器10を用
いているので、櫛形電極に印加する高周波電気信号のパ
ワーの増大を回避しつつ、互いに近接する多波長の光を
同時に選択的にフィルタリングできる。
【0034】このような可変波長光フィルタは、例えば
図4に示すように、WDM光通信システムにおける、任
意の波長の光信号を分波する分波器31や、任意の波長
の光信号を合波する合波器32等に使用される可変波長
光フィルタとして利用可能である。
【0035】以上に、本発明の一実施の形態について述
べたが、本発明はこれら実施の形態に限定されるもので
はなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲内で各種の構成
変更が可能である。
【0036】例えば、図1(a)においては、音響導波
路間ギャップとして、結合性音響導波路12の全長にわ
たってTi拡散領域17bを配置したが、このようなギ
ャップは、少なくとも一部の領域にのみ、必要に応じて
配置されていれば十分である。
【0037】また、前にも述べたが、複数の櫛形電極で
発生されて圧電性基板の表面を伝播するそれぞれの表面
弾性音響波が、相互作用領域において、例えば図1
(b)のようにピーク位置のずれた強度分布を持つよう
な構成であれば、光導波路、音響導波路、櫛形電極、表
面弾性音響波吸収体等は必ずしも図1(a)に示したよ
うな配置構成である必要はない。
【0038】
【発明の効果】本発明のTE/TMモード変換器によれ
ば、櫛形電極に印加する高周波電気信号のパワーが増大
するのを回避しつつ、互いに近接する多波長を同時に選
択的にモード変換することができる。
【0039】また、本発明の可変波長光フィルタによれ
ば、櫛形電極に印加する高周波電気信号のパワーが増大
するのを回避しつつ、互いに近接する多波長を同時に選
択的にフィルタリングすることができ、極めて良好なフ
ィルタ特性を得ることができる。
【0040】なお、互いに近接する周波数の高周波電気
信号を、それぞれ別々の櫛形電極に割り振るようにすれ
ば、同一の櫛形電極に印加される高周波電気信号の周波
数を極力広げることが可能になり、一層良好な波長選択
特性を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のTE/TMモード変換器の一実施の形
態を示す図であり、(a)はその平面図、(b)はその
表面弾性音響波の強度分布を示す図である。
【図2】図1に示したTE/TMモード変換器の櫛形電
極への高周波電気信号の印加手法の一例を概念的に示す
図である。
【図3】本発明の可変波長光フィルタの一実施の形態を
示す平面図である。
【図4】本発明の可変波長光フィルタを適用可能な、W
DM光通信システムにおける合分波器の構成例を示す図
である。
【図5】従来のTE/TMモード変換器の一例を示す図
であり、(a)はその平面図、(b)はその表面弾性音
響波の強度分布を示す図である。
【符号の説明】
10 TE/TMモード変換器 11 光導波路 12 結合性音響導波路 12a、12b 音響導波路 13、14 櫛形電極 15、16 表面弾性音響波吸収体 17a、17b、17c Ti拡散領域 21、22 偏光子 W11、W12 表面弾性音響波
フロントページの続き Fターム(参考) 2H047 KA04 NA07 PA12 QA03 RA08 TA22 2H079 AA04 BA02 CA07 CA24 EA03 EB14 EB23 GA01 HA07 HA08 HA12 KA05

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧電性基板の表面に設けられた光導波路
    と、前記圧電性基板の表面に表面弾性音響波を発生させ
    る複数の櫛形電極と、前記圧電性基板の表面を伝播する
    表面弾性音響波をガイドする結合性音響導波路と、前記
    表面弾性音響波を吸収する表面弾性音響波吸収体とを備
    える音響光学型可変波長TE/TMモード変換器におい
    て、 前記結合性音響導波路を構成する2つの音響導波路間に
    配置された音響導波路間ギャップを少なくとも一部の領
    域に有し、該音響導波路間ギャップにより隔てられる前
    記2つの音響導波路の一方の中に前記光導波路が配置さ
    れ、他方の音響導波路中に前記櫛形電極が2つ配置さ
    れ、該2つの櫛形電極に挟まれた位置であって該2つの
    櫛形電極にそれぞれ対応する別々の位置に前記表面弾性
    音響波吸収体が1つずつ配置されたことを特徴とする音
    響光学型可変波長TE/TMモード変換器。
  2. 【請求項2】前記2つの櫛形電極をそれぞれ第1、第2
    の櫛形電極とし、該第1、第2の櫛形電極に対応する前
    記表面弾性音響波吸収体のそれぞれを第1、第2の表面
    弾性音響波吸収体とした場合、前記他方の音響導波路中
    に、前記第1の櫛形電極、前記第2の表面弾性音響波吸
    収体、前記第1の表面弾性音響波吸収体、前記第2の櫛
    形電極の順に配置され、前記第1の櫛形電極で発生され
    た第1の表面弾性音響波が前記第1の表面弾性音響波吸
    収体で吸収され、前記第2の櫛形電極で発生された第2
    の表面弾性音響波が前記第2の表面弾性音響波吸収体で
    吸収され、該第1及び第2の表面弾性音響波は、前記光
    導波路に沿って中央部で強度が強くその両端で強度が弱
    くなる強度分布をそれぞれ有し、かつ、該強度分布のピ
    ーク位置が互いにずれていることを特徴とする請求項1
    記載の音響光学型可変波長TE/TMモード変換器。
  3. 【請求項3】互いに近接する周波数の高周波電気信号
    が、前記2つの櫛形電極のそれぞれに割り振られて印加
    されることを特徴とする請求項1又は2記載の音響光学
    型可変波長TE/TMモード変換器。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のいずれか1つに記載の音
    響光学型可変波長TE/TMモード変換器と、該音響光
    学型可変波長TE/TMモード変換器の入力部と出力部
    にそれぞれ配置された第1及び第2の偏光子とを備える
    ことを特徴とする可変波長光フィルタ。
  5. 【請求項5】前記第1、第2の偏光子をそれらの軸が互
    いに平行になるよう配置することで、バンドストップフ
    ィルタを構成したことを特徴とする請求項4記載の可変
    波長光フィルタ。
  6. 【請求項6】前記第1、第2の偏光子をそれらの軸が互
    いに直交するよう配置することで、バンドパスフィルタ
    を構成したことを特徴とする請求項4記載の可変波長光
    フィルタ。
  7. 【請求項7】圧電性基板の表面に、光を伝播する光導波
    路と、表面弾性音響波を発生させる複数の櫛形電極とを
    備え、該複数の櫛形電極でそれぞれ発生されて前記圧電
    性基板の表面を伝播する表面弾性音響波と前記光導波路
    を伝播する光との音響光学相互作用により、前記光導波
    路に入力した光のうち前記櫛形電極に印加された高周波
    電気信号の周波数に対応する波長の光のみをTE/TM
    モード変換して出力する音響光学型可変波長TE/TM
    モード変換器において、 前記複数の櫛形電極でそれぞれ発生されて伝播する各表
    面弾性音響波が、前記光導波路に沿って中央部で強度が
    強くその両端で強度が弱くなる強度分布を有し、該強度
    分布は、そのピーク位置が互いにずれており、かつ、強
    度の弱まる領域で互いに一部重なり合っていることを特
    徴とする音響光学型可変波長TE/TMモード変換器。
  8. 【請求項8】請求項7記載の音響光学型可変波長TE/
    TMモード変換器と、該音響光学型可変波長TE/TM
    モード変換器の入力部と出力部にそれぞれ配置された第
    1及び第2の偏光子とを備えることを特徴とする可変波
    長光フィルタ。
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