JP2001208047A - すべり軸受 - Google Patents

すべり軸受

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JP2001208047A
JP2001208047A JP2000014387A JP2000014387A JP2001208047A JP 2001208047 A JP2001208047 A JP 2001208047A JP 2000014387 A JP2000014387 A JP 2000014387A JP 2000014387 A JP2000014387 A JP 2000014387A JP 2001208047 A JP2001208047 A JP 2001208047A
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Hideyuki Inoue
秀行 井上
Yasuta Koizumi
康太 小泉
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Eagle Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、安定した軸受特性を発揮す
ることができるすべり軸受を提供することにある。 【解決手段】 本発明のすべり軸受は、環状のベースリ
ングと、該ベースリングの内周側に設けられ、流体膜を
介して回転軸を回転自在に支持する円弧状の軸受パッド
と、を具えてなるすべり軸受であって、前記軸受パッド
が、回転軸の外周に即して配置され、流体膜を介して回
転軸の回転摺動を許容する軸受フェイスと、金属繊維で
形成され、軸受フェイスを可動支持するフェイス支持部
とからなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は流体膜を介して荷重
を支えるすべり軸受に関し、特に、高速回転機械におい
て安定した軸受特性を発揮することができるティルティ
ングパッド形のすべり軸受に関する。
【0002】
【従来技術およびその問題点】すべり軸受は、流体膜を
介して荷重を支える軸受であって、「負荷能力が大き
い」、「高速性能が良い」、「半永久的な寿命をも
つ」、「吸振性及び耐衝撃性が大きい」等の特性を有す
ることから、回転機械の軸受として広く利用されるもの
である。
【0003】このような特性を有するすべり軸受には種
々のタイプのものがあり、例えば、高速の回転機械にお
いては、図2に示すようなティルティングパッド形のす
べり軸受20が市場に提供されている。
【0004】すなわち、このすべり軸受20は、環状の
ベースリング21と、ベースリング21の内周側に設け
られる円弧状の軸受パッド22と、軸受パッド22とベ
ースリング21との間に設けられるとともに、軸受パッ
ド22を可動(揺動、傾動)支持するピボット23とを
具えたものであって、軸受パッド22の内面側で流体膜
を介して回転軸(図示せず)を回転自在に支持すること
ができるとともに、回転軸の動きに追従して軸受パッド
22が可動(揺動、傾動)することにより、高速領域で
安定した特性を発揮できるので、蒸気タービン、コンプ
レッサー等の回転機械の軸受として多く利用されるもの
である。
【0005】しかし、最近の回転機械は、益々高速化、
小型化、高荷重化される傾向にあるため、前記のような
構成のすべり軸受20を使用した場合に、高荷重(過重
負荷)がかかることによってピボット23が破損して回
転機械の運転を不能にしてしまうほか、軸受パッド22
がフレキシブルに可動(揺動、傾動)することによって
ピボット23が過大に摩耗して軸受隙間が大きくなり、
軸振動を増大させてしまう等の問題が生じることがあ
る。
【0006】このような問題の発生を回避するため、図
3に示すように、ベースリング31と軸受パッド32と
を一体に形成したティルティングパッド形のすべり軸受
30が市場に提供されている。
【0007】このすべり軸受30は、ピボットの代わり
にベースリング31と軸受パッド32との間に支柱33
を設けて、支柱33を介してベースリング31と軸受パ
ッド32とを一体に連結したものである。この場合、支
柱33とベースリング31と軸受パッド32とは一体に
形成されているので、軸受パッド32がフレキシブルに
可動(揺動、傾動)しても、前述したすべり軸受20の
ように、ピボット23が過大に摩耗して軸受隙間が大き
くなって軸振動を増大させるようなことはない。また、
支柱33を弾性変形させることで発揮される発条的(弾
性)機能により軸受パッド32を傾斜させることがで
き、回転軸の安定性を向上させることが可能である。
尚、このすべり軸受30において、軸受パッド32の内
面側にはホワイトメタル等からなる軸受フェイス32a
が摺動面として設けられている。
【0008】しかし、このすべり軸受30にあっては、
支柱33が軸方向に延設されて構成されており、軸直交
面(特に回転軸の周方向)においては発条的(弾性)機
能が確保されるものの、軸方向においては発条的(弾
性)機能が確保されず剛性が高いので軸振動を吸収して
減衰させることができない。またすべり軸受30にあっ
ては、回転軸が軽量であればあるほど、回転軸の回転動
作時の軸受にかかる荷重は軽量になるがこのような軽量
の荷重に対しても柔軟に対応して軸振動を減衰させるこ
とができるような発条的(弾性)機能を確保するために
は支柱33の厚みを薄くする必要があるものの、その加
工が厳密で極めて困難である。更にすべり軸受30にあ
っては軸受パッド32に万一大きな過重負荷がかかって
支柱33に大規模な変形が起きたときにはその変形した
支柱33をリペアしなければならず、メンテナンスが面
倒である。
【0009】本発明は前記問題点に着目し、これを解決
せんとしたものであり、その目的は、従来のように厳密
な加工を要することなく、軸直交面においてだけでなく
軸方向においても発条的(弾性)機能を確保して軸振動
を吸収して大幅に減衰させることができるという安定し
た軸受特性を発揮することができるすべり軸受を提供す
ることにある。また本発明は、軸受パッドに万一大きな
過重負荷がかかって大規模な変形が起きたとしても、そ
のメンテナンスを極めて簡単に行なうことができるすべ
り軸受を提供することを更に他の目的とする。
【0010】
【問題点を解決するための手段】前記の問題点を解決す
るために本発明のすべり軸受は、環状のベースリング
と、該ベースリングの内周側に設けられ、流体膜を介し
て回転軸を回転自在に支持する円弧状の軸受パッドと、
を具えてなるすべり軸受であって、前記軸受パッドが、
回転軸の外周に即して配置され、流体膜を介して回転軸
の回転摺動を許容する軸受フェイスと、金属繊維で形成
され、軸受フェイスを可動(揺動、傾動)支持するフェ
イス支持部とからなることを特徴とする。本発明の他の
すべり軸受は、前述したすべり軸受において、前記フェ
イス支持部が、金属繊維を編むことで形成されているも
のとした。本発明の他のすべり軸受は、前述したすべり
軸受において、前記フェイス支持部が、金属繊維を絡み
合わせることで形成されているものとした。本発明の他
のすべり軸受は、前述したすべり軸受において、前記金
属繊維が、形状記憶合金繊維であるものとした。本発明
の他のすべり軸受は、前述したすべり軸受において、前
記軸受フェイスが、フェイス支持部の内面側にコーティ
ングされることで設けられているものとした。本発明の
他のすべり軸受は、前述したすべり軸受において、前記
軸受フェイスが、薄板状に形成され、フェイス支持部の
内面側に貼着されることで設けられているものとした。
【0011】
【作用】本発明のすべり軸受は、フェイス支持部を金属
繊維で形成することで軸受フェイスとベースリングとの
間に発条的(弾性)機能を確保し、軸直交面だけでなく
軸方向においても軸振動を吸収して減衰させるようにし
ており、この発条的(弾性)機能により軸受フェイスが
回転軸の回転動作時に荷重を受けた際においても、流体
膜を介して回転軸の回転摺動を許容しつつ、軸受フェイ
スを回転軸に対して流体膜を介して適切に圧接させるよ
うに付勢する。本発明の他のすべり軸受は、金属繊維を
編むことで形成したり、金属繊維を絡み合わせることで
形成したフェイス支持部が、その材質や形成の密度に応
じた収縮率に基づき、回転軸の回転動作時において生じ
る荷重を軸受フェイスが受けた際に拡縮してその荷重を
吸収する。本発明の他のすべり軸受は、前記金属繊維と
して形状記憶合金繊維を採用し、フェイス支持部を形状
記憶合金繊維で形成するようにしており、軸受パッドに
万一大きな過重負荷がかかってフェイス支持部に大規模
な変形が起きたとしても、フェイス支持部を加熱処理す
ることで原形状に極めて簡単に復元させることが可能に
なる。本発明の他のすべり軸受は、フェイス支持部の内
面側に薄膜状にコーティングすることで形成した軸受フ
ェイス、及びフェイス支持部の内面側に貼着される薄板
状に形成した軸受フェイスが、耐摩耗性を向上させ、回
転軸との焼き付きを防止する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。ここで図1は本発明のすべり
軸受の実施形態を示す概略斜視図である。
【0013】図1に示す実施形態のすべり軸受10は、
環状のベースリング11と、該ベースリングの内周側に
設けられ、流体膜を介して回転軸を回転自在に支持する
円弧状の軸受パッド12とによって主要部が構成されて
いる。
【0014】ベースリング11は、2つ割りに形成され
るものであって、2つの半環状のリング半部11a,1
1bの周方向の端部間をボルト(図示せず)によって一
体に連結することで、全体が環状に形成されるものであ
る。尚、ベースリング11は、2つ割りに限定されるも
のではない。
【0015】ベースリング11の内周側には、周方向に
おいて所定の間隔ごとに複数箇所に(各リング半部11
a,11bに2カ所ずつ合計4カ所)に切欠部11
a’,11b’が設けられ、この切欠部11a’,11
b’に軸受パッド12が接着剤により接着されて取り付
けられるようになっている。尚、切欠部は4カ所に限定
されるものではない。
【0016】軸受パッド12は、回転軸の外周に即して
配置され、流体膜を介して回転軸の回転摺動を許容する
軸受フェイス12aと、金属繊維で形成され、軸受フェ
イス12aを可動(揺動、傾動)支持するフェイス支持
部12bとからなる。
【0017】軸受パッド12の軸受フェイス12aは、
後述するフェイス支持部12bの内面側にポリアミドイ
ミド樹脂等の耐摩擦・摩耗性に優れた樹脂、テフロン等
をコーティングすることによって薄膜状に形成されてい
るものである。この軸受フェイス12aにおいて、回転
軸と摺動する面には、研磨する等して回転軸の周面に合
致するように適正な曲率をもたせている。ここでは軸受
フェイス12aをフェイス支持部12bの内面側にポリ
アミドイミド等の樹脂、テフロン等をコーティングして
形成するようにしたので、軸受パッド12の耐摩耗性を
向上することができる。
【0018】また軸受フェイス12aとしては、前述し
たようにポリアミドイミド等の樹脂、テフロン等をコー
ティングするに先立って、又はこのコーティングに代え
て、銀、アルミニウム合金、銅合金等の軟材から薄板状
に形成したものを接着剤等により貼着して設けるように
してもよい。このように薄板状に形成したものを設けれ
ば、回転軸との焼き付きを極力防止することができる。
【0019】軸受パッド12のフェイス支持部12b
は、金属繊維で形成され、横断面が略台形状を呈するよ
うに型成形により形成されているものであり、ベースリ
ング11の切欠部11a’,11b’に接着剤により固
定されている。ここでは金属繊維として形状記憶合金繊
維を採用し、これを軸直交面(径方向、周方向)、及び
軸方向に編んで3次元的な織物状に形成されている。
尚、ベースリング11にフェイス支持部12bを取り付
けるにあたっては、接着剤により固定する前述したよう
な手段のほか、この手段に代えて又はこの手段とともに
ボルト等の連結部材により固定する手段を採用してもよ
い。
【0020】またフェイス支持部12bとしては、形状
記憶合金繊維等の金属繊維を前述したように3次元的な
織物状に編むことで形成するもののほか、形状記憶合金
繊維等の金属繊維を金属タワシ(金属繊維をぐじゃぐじ
ゃと絡み合わせたもの)のように絡み合わせて形成した
ものを採用してもよい。
【0021】本実施形態のすべり軸受10では、軸受パ
ッド12において、軸受フェイス12aがフェイス支持
部12bによって回転軸に対して可動(揺動、傾動)可
能に付勢され、流体膜を介して回転軸の回転摺動を許容
しつつ、回転軸に対して流体膜を介して圧接されてお
り、この状態で回転軸を回転自在に支持する。
【0022】また、軸受パッド12のフェイス支持部1
2bを金属繊維で形成することにより、フェイス支持部
12bにおいて回転軸の回転動作時に生じる荷重に応じ
て拡縮する発条的(弾性)機能が確保されており、この
発条的(弾性)機能によって軸受フェイス12aを回転
軸に対して可動(揺動、傾動)可能に付勢している。
【0023】詳細には、フェイス支持部12bは、軸受
パッド12にかかる荷重が増大した際には受けた荷重を
吸収するように収縮して軸振動を減衰させ、軸受パッド
12にかかる荷重が減少した際には受けた荷重に抗じて
拡張して軸振動を抑制することで更に減衰させる。
【0024】フェイス支持部12bにおいては、金属繊
維として形状記憶合金繊維を採用しており、軸受パッド
に万一大きな過重負荷がかかり、フェイス支持部12b
に大規模な変形が起こったとしても、フェイス支持部1
2bを加熱処理することで原形状に復元させることがで
きる。また、形状記憶合金繊維としてはTi−Ni系、
Cu−Zn系、Ni−Al系、Fe−Mn系等から適当
なものを選択して用いることができるが、特にTi−N
i系の形状記憶合金繊維を採用することにより、フェイ
ス支持部自身の耐摩耗性及び耐腐食性を期待することが
できる。
【0025】このすべり軸受10では、軸受パッド12
のフェイス支持部12bを金属繊維を編んだり、絡み合
わせる等して形成するようにしたので、軸受パッド12
にかかる部分的な荷重が分散されやすく、局所当たりに
よる摩耗を回避することができる。しかも、従来のすべ
り軸受30のように軽量の荷重に対応するにあたり支柱
33の厚みを薄くする等といった厳密な加工を要するこ
となく、あらゆる荷重に対しても柔軟に対応することが
できる。
【0026】また、軸直交面だけでなく軸方向において
も発条的(弾性)機能を発揮することが可能であり、回
転軸の回転動作時に軸受パッド12にかかる荷重を吸収
して軸振動を減衰させ、回転軸を円滑に回転させること
ができる。
【0027】更に、フェイス支持部12bの材質を変更
したり、形成(織り込み)の密度を調整することで、フ
ェイス支持部12bの収縮率を任意に設定することが可
能であり、軸直交面(径方向、周方向)及び軸方向にお
ける軸受の剛性を極小にして適切な発条的(弾性)機能
を得ることができる。
【0028】更にまた、回転軸と軸受パッド12との間
に介在する流体膜が水、油等のような粘性の高い流体で
ある場合には、フェイス支持部12b内に流体が流入
し、フェイス支持部12bを構成する繊維が流体の流れ
の抵抗となるので、軸振動の減衰効果を期待することが
できる。
【0029】尚、フェイス支持部12bを構成する繊維
の数については複数であるか単数であるかを問わず、ま
た繊維の長さについては長繊維であるか短繊維であるか
問わず、適当な長さのものを選択して又は組み合わせて
用いることができる。
【0030】
【発明の効果】本発明のすべり軸受は、フェイス支持部
を金属繊維で形成することで軸受フェイスとベースリン
グとの間に発条的(弾性)機能を確保し、軸直交面だけ
でなく軸方向においても軸振動を吸収して減衰させるよ
うにしており、この発条的(弾性)機能により軸受フェ
イスが回転軸の回転動作時に荷重を受けた際において
も、流体膜を介して回転軸の回転摺動を許容しつつ、軸
受フェイスを回転軸に対して流体膜を介して適切に圧接
させるように付勢するので、回転軸の安定した回転動作
を維持することができ、高速回転機械等において安定し
た軸受特性を発揮することができる。
【0031】本発明の他のすべり軸受は、金属繊維を編
むことで形成したフェイス支持部、及び金属繊維を絡み
合わせることで形成したフェイス支持部が、その材質や
形成の密度に応じた収縮率に基づき、回転軸の回転動作
時において生じる荷重を軸受フェイスが受けた際に拡縮
してその荷重を吸収するので、荷重により回転軸の回転
動作に支障を来たすことなく、回転軸を円滑に回転させ
ることができる。特にフェイス支持部の材質を変更した
り、形成の密度を調整することで、フェイス支持部の収
縮率を任意に設定し、想定される荷重に応じた適切な発
条的(弾性)機能を確保するフェイス支持部を得ること
ができる。
【0032】本発明の他のすべり軸受は、前記金属繊維
として形状記憶合金繊維を採用し、フェイス支持部を形
状記憶合金繊維で形成するようにしており、万一大きな
過重負荷が軸受にかかってフェイス支持部に大規模な変
形が起きたとしても、フェイス支持部を加熱処理するこ
とにより原形状に極めて簡単に復元させることが可能に
なるので、軸受パッドのメンテナンスを極めて容易に行
なうことができる。
【0033】本発明の他のすべり軸受は、フェイス支持
部の内面側に薄膜状にコーティングすることで形成した
軸受フェイス、及び薄板状に形成し、フェイス支持部の
内面側に貼着により設けた軸受フェイスが、耐摩耗性を
向上させ、回転軸との焼き付きを防止するので、耐用期
間を大幅に延長することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のすべり軸受の実施形態を示す概略斜視
図である。
【図2】従来のすべり軸受の一例を示す概略平面図であ
る。
【図3】従来のすべり軸受の他の例を示す概略平面図で
ある。
【符号の説明】
10,20,30……すべり軸受 11,21,31……ベースリング 11a,11b……リング半部 11a’,11b’……切欠部 12,22,32……軸受パッド 12a,32a……軸受フェイス 12b……フェイス支持部 23……ピボット 33……支柱

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 環状のベースリングと、該ベースリング
    の内周側に設けられ、流体膜を介して回転軸を回転自在
    に支持する円弧状の軸受パッドと、を具えてなるすべり
    軸受であって、前記軸受パッドが、回転軸の外周に即し
    て配置され、流体膜を介して回転軸の回転摺動を許容す
    る軸受フェイスと、金属繊維で形成され、軸受フェイス
    を可動支持するフェイス支持部とからなることを特徴と
    するすべり軸受。
  2. 【請求項2】 前記フェイス支持部が、金属繊維を編む
    ことで形成されているものとした請求項1に記載のすべ
    り軸受。
  3. 【請求項3】 前記フェイス支持部が、金属繊維を絡み
    合わせることで形成されているものとした請求項1に記
    載のすべり軸受。
  4. 【請求項4】 前記金属繊維が、形状記憶合金繊維であ
    るものとした請求項1〜3の何れか1項に記載のすべり
    軸受。
  5. 【請求項5】 前記軸受フェイスが、フェイス支持部の
    内面側にコーティングされることで設けられているもの
    とした請求項1〜4の何れか1項に記載のすべり軸受。
  6. 【請求項6】 前記軸受フェイスが、薄板状に形成さ
    れ、フェイス支持部の内面側に貼着されることで設けら
    れているものとした請求項1〜5の何れか1項に記載の
    すべり軸受。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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