JP2001206590A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001206590A
JP2001206590A JP2000018423A JP2000018423A JP2001206590A JP 2001206590 A JP2001206590 A JP 2001206590A JP 2000018423 A JP2000018423 A JP 2000018423A JP 2000018423 A JP2000018423 A JP 2000018423A JP 2001206590 A JP2001206590 A JP 2001206590A
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JP2000018423A
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Takao Samejima
隆夫 鮫島
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】各種搬送経路の合流部の構成を簡略化し、スペ
ース的にコンパクトで、ローコストの画像形成装置を提
供する。 【解決手段】記録材が夫々搬送される複数の分岐搬送路
B〜Fと、前記複数の分岐搬送路B〜Fを略垂直方向に
延びる合流搬送路Aに合流させる合流機構と、前記合流
搬送路Aを搬送された記録材を略垂直方向に沿って延び
る主搬送路に搬送させる第1の記録材搬送手段19と、
を有し、前記合流機構は、前記合流搬送路で合流する2
つの分岐搬送路B,Cを形成する固定の分岐搬送ガイド
60を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式を採
用する複写機やプリンタ等の画像形成装置における転写
材搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のシート状の転写材等の転写材を搬
送する転写材搬送装置の一例として図3及び図4に電子
写真記録を用いた白黒レーザービームプリンタ(LB
P)を示す。
【0003】これらのLBPでは、実質的な設置面積を
小さくするために、転写材積載部(給紙カセット)から
シート排出部へ至るまでのシートパスを屈曲させたU字
形タイプや、S字形タイプの形状とした装置構成が多く
とられている。 (第一の従来例)図3に示すLBP100では、装置本
体の下方に本体給紙カセット101aとオプションカセ
ット101bを有し、装置前面(図3中右側)に開閉可
能なマルチ給紙トレイ102が設けられ、装置本体に
は、各転写材積載部から送り出される転写材(以下シー
トという)Pに画像を形成するため(トナー像を転写す
るため)の画像形成部103が設けられている。
【0004】このLBP100では、図3、図4(図3
の搬送経路合流部の拡大図)に示すように、本体給紙カ
セット101aから給紙ローラ104により送り出され
たシートPが搬送ガイド105,106,108及びシ
ートPの先端の搬送力で揺動可能に設けられたフラッパ
ー107に沿ってレジストローラ対109に送られ、レ
ジストローラ対109のニップ部に沿って突き当てられ
ることにより斜行取りがなされる。
【0005】その後、所定のタイミングでレジストロー
ラ対109が回転を開始してシートPはトナー像が転写
される画像形成部103に送られる。
【0006】画像形成部103に送られてきたシートP
は、転写ローラ110と、プロセスカートリッジ111
内の像担持体としての感光ドラム112とからなる画像
転写部に給送され、シートPに画像が転写される。
【0007】画像が転写されたシートPは、画像定着装
置113に搬送されて画像が定着され、定着されたシー
トPは排紙ローラ114によって装置天板を兼ねるフェ
イスダウントレイ115へ排出される。
【0008】マルチ給紙トレイ102により給紙を行う
場合には、マルチ給紙トレイ102を開き、シートPを
積載する。積載されたシートPは、マルチ給紙ローラ1
16により一枚ずつ送り出されて搬送ガイド108,1
17及びフラッパー107に沿ってレジストローラ対1
09に送られる。その後は、本体給紙カセット101a
からのシートPと同様の搬送が行われる。
【0009】又、オプション給紙カセット101bより
給紙を行う場合には、給紙ローラ118により送り出さ
れたシートPは搬送ガイド119に沿って搬送され、本
体給紙カセット101aの搬送経路120を通過して、
搬送ガイド121,122及びフラッパー107に沿っ
てレジストローラ対109に送られる。その後は、本体
給紙カセット101aからのシートPと同様の搬送が行
われる。
【0010】このLBP100において、本体給紙カセ
ット101a、オプションカセット101b、及びマル
チ給紙トレイ102などの給紙部から排紙部へ至る略垂
直方向の搬送経路を境として、装置前面部側(図1中右
側部位)が下側に設けた支点軸124を中心として、プ
ロセスカートリッジ111やスキャナー部123を配設
した装置本体側に対して、装置右側へ略90°回動して
開くことができるようになっている。
【0011】なお、装置前面部には、閉じたまま畳まれ
るマルチ給紙トレイ102、マルチ給紙ローラ116、
搬送ガイド108などのマルチ給紙ユニットや、一方の
レジストローラ109、転写ローラ110、画像定着装
置113などが取り付けられている。
【0012】装置前面部は、装置本体に対して閉じた状
態で図示しないロック手段により保持されており、ロッ
ク手段を解除することにより、略垂直方向搬送経路をほ
ぼ境として大きく装置前面方向に解放することができ
る。
【0013】そして、装置前面部の解放により、プロセ
スカートリッジ109が装置本体の取り付け部に対して
装置前面方向に着脱することができる。さらに、装置内
の搬送経路途中でのシートPの詰まり等の処理も容易に
行うことができる。
【0014】(第二の従来例)次に、図5に示すLBP
130においては、シートパスがS字タイプであるが、
図3および図4に示す第一の従来例と同様に、装置本体
の下方に本体給紙カセット131とオプションカセット
132を有し、装置前面に開閉可能なマルチ給紙トレイ
133が設けられ、装置本体には、各転写材積載部から
送り出される転写材(以下シートという)Pに画像を形
成するための画像形成部134が設けらている。
【0015】このLBP130では、本体給紙カセット
131から給紙ローラ135により送り出されたシート
Pは、リタードローラ対136で1枚毎分離され、搬送
ガイド137,138,139に沿って搬送され、中間
搬送ローラ対141に搬送された後、レジストローラ対
142に到達し、画像形成部134、そして画像定着装
置143に搬送されて行く。
【0016】画像定着装置143を出たシートPは、フ
ラッパー144により搬送ガイド145に搬送され、こ
れにより反転されて排出ローラ146により装置の天板
を利用したフェースダウントレイ147へ搬送、排出さ
れる。
【0017】また、マルチ給紙トレイ133からの給紙
は、マルチ給紙トレイ133を開き、そこに積載したシ
ートPをマルチ給紙ローラ148により送り出して搬送
ガイド149,150に沿ってレジストローラ対142
に送り、それ以後は上記本体給紙カセット131からの
シートPの給送と同様の搬送が行われる。
【0018】オプションカセット132からの給紙は、
給紙ローラ151により送り出されたシートPはリター
ドローラ対152で1枚毎に分離され、中間搬送ローラ
対153に搬送された後、本体給紙カセット内の搬送経
路154を通過し、搬送ガイド137,140、そして
搬送ガイド138,139により中間搬送ローラ対14
1に搬送され、それ以後は上記本体給紙カセット131
からのシートPの給送と同様の搬送が行われる。
【0019】シートPの第1面への画像形成・定着後
に、第2面への画像形成・定着動作を自動的に行う自動
両面モードによる2面目の搬送経路は、フラッパー14
4が図中、2点鎖線の位置に揺動した状態にあり、1面
目が画像定着装置143から排出された後、自動両面搬
送系の搬送経路155,157へと搬送される。
【0020】その後、スイッチバック搬送ローラ対15
6でスイッチバックされたシートPは搬送経路158へ
送られ、搬送ローラ対159,160により搬送ガイド
161,138に沿って、中間搬送ローラ対141へ搬
送される。それ以後は上記本体給紙カセット131から
のシートPの給送と同様の搬送が行われ、2面目が画像
定着されて装置の天板を利用したフェースダウントレイ
147へ搬送、排出される。
【0021】この構成のLBPでは、装置天板162の
一部が開き、ここから右斜め上方向にプロセスカートリ
ッジ163の着脱操作が行え、さらに、装置内部でのシ
ートPの詰まり等の処置もプロセスカートリッジ163
を取り外してから行うことができる。
【0022】近年、LBPにおいてもカラー化が進み、
種々のカラーLBPが生産されている。このカラーLB
Pにおいても装置全体の小型化が重要となっており、図
6に示すよう、装置本体の下部に装着される給紙カセッ
ト151の上方に画像形成部を配置することにより小型
化を図ったものが考案されている。
【0023】図6(a)(b)に示すように、従来より
複数の感光ドラムを一列に並べた多色画像形成装置があ
る。
【0024】このような多色画像形成装置には、大きく
分けて図6(a)に示すように、複数の感光ドラムを水
平方向に並べた横配置型画像形成装置200Aと、垂直
方向に並べた縦配置型画像形成装置200Bの構成があ
る。
【0025】特長として、横配置型画像形成装置200
Aは、高さが低いが設置面積が大きくなり、逆に縦配置
型画像形成装置200Bは、設置面積は小さくできるが
高さが高くなってしまうという点があげられる。
【0026】デスクトッププリンタを考えた場合、設置
面積が小さい縦配置型が有利であるものの、高さをどこ
まで低くできるか、オプションフィーダ、自動両面画像
形成の構成、紙パスをどう配置するかが重要な課題とな
っており、縦配置型の多色画像形成装置は実用化されて
おらず、横配置型画像形成装置200Aが実用化されて
いるのみである。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】上記した第一の従来例
では、略垂直方向の紙パスではあるが、一世代前の白黒
LBPであり、自動両面画像形成等のペーパーハンドリ
ングが考慮されたものは無い。
【0028】また、レジストローラ対109の上流で本
体給紙カセット101aとオプションカセット101、
マルチフィーダの3つの搬送経路が合流しているが、搬
送ガイド105,106,108,117,121,1
22が設けられた複雑な構成となっており、大きなスペ
ースを占めており、コスト、装置の小型化といった点で
問題がある。
【0029】また、上記第二の従来例は、近年実施され
ているS字パスの白黒LBPであり、オプションカセッ
ト132、自動両面画像形成機構が装備され、ペーパー
ハンドリングが充実しているが、Uターン搬送部の中間
搬送ローラ対141のシート搬送方向の上流側で本体給
紙カセット131、オプションカセット132、自動両
面画像形成機構の各搬送経路が合流し、搬送ガイド13
7,138,139,140,161を配置し、また、
中間搬送ローラ対141のシート搬送方向の下流側では
マルチフィーダ133からの搬送経路が合流して、搬送
ガイド149,150が配置され、第一の従来例と同様
に複雑な構成となっている。
【0030】すなわち、上記した従来例においては、各
種搬送経路の合流部が略垂直方向の搬送方向になるよう
に配置された搬送ローラ対、或はレジストローラ対の上
流側にハの字形状の搬送ガイドを重ねることで構成さ
れ、このため複雑で大きなスペースを占有している。ま
た、前記ハの字形状の搬送ガイドは大きな曲率を持って
形成されている。
【0031】本出願に係る発明の目的は、各種搬送経路
の合流部の構成を簡略化し、スペース的にコンパクト
で、ローコストの画像形成装置を提供するものである。
【0032】
【課題を解決するための手段】本出願に係る発明の目的
を実現する画像形成装置は、記録材が夫々搬送される複
数の分岐搬送路と、前記複数の分岐搬送路を略垂直方向
に延びる合流搬送路に合流させる合流機構と、前記合流
搬送路を搬送された記録材を略垂直方向に沿って延びる
主搬送路に搬送させる第1の記録材搬送手段と、を有
し、前記合流機構は、前記合流搬送路で合流する2つの
分岐搬送路を形成する固定の分岐搬送ガイドを有するこ
とを特徴とする。この画像形成装置では、各種搬送経路
の合流部の構成を簡略化し、スペース的にコンパクト
で、ローコストの画像形成装置を提供できる。
【0033】また、前述の縦配置200Bの多色画像形
成装置に於いて、各種搬送経路の合流部の高さ方向を抑
え、各種ペーパーハンドリングの拡充を可能にすること
ができる。
【0034】
【発明の実施の形態】図1、図2は本発明の実施の形態
を示す。
【0035】まずカラー画像形成装置の全体構成につい
て、図1を参照して概要説明する。なお、図1はカラー
画像形成装置の一態様であるフルカラーレーザービーム
プリンタ100の全体構成を示す縦断面図である。
【0036】[カラー画像形成装置の全体構成]図1に
示すカラー画像形成装置100は、垂直方向に並設され
た4個の感光ドラム1a,1b,1c,1dを備えてい
る。感光ドラム1(1a,1b,1c,1d)は、駆動
手段(不図示)によって、同図中、反時計回りに回転駆
動される。感光ドラム1の周囲には、その回転方向に従
って順に、感光ドラム1の表面を均一に帯電する帯電装
置2(2a,2b,2c,2d)、画像情報に基づいて
レーザービームを照射し感光ドラム1上の静電潜像を形
成するスキャナユニット3(3a,3b,3c,3
d)、静電潜像にトナーを付着させてトナー像として現
像する現像装置4(4a,4b,4c,4d)、各感光
ドラム1上のトナー像を転写材Sに転写させる静電転写
装置5、転写後の感光ドラム1の表面に残った転写残ト
ナーを除去するクリーニング装置6(6a,6b,6
c,6d)等が配設されている。
【0037】ここで、感光ドラム1と帯電装置2、現像
装置4、クリーニング装置6は一体的にカートリッジ化
されプロセスカートリッジ7を形成している。
【0038】以下、感光ドラム1から順に詳述する。
【0039】感光ドラム1は、例えば直径30mmのア
ルミシリンダの外周面に有機光導伝体層(OPC感光
体)を塗布して構成したものである。感光ドラム1は、
その両端部を支持部材によって回転自在に支持され、一
方の端部に駆動モータ(不図示)からの駆動力が伝達さ
れることにより、反時計周りに回転駆動される。
【0040】帯電装置2としては、接触帯電方式のもの
を使用することができる。帯電部材は、ローラ状に形成
された導電性ローラであり、このローラを感光ドラム1
表面に当接させるとともに、このローラに帯電バイアス
電圧を印加することにより、感光ドラム1表面を一様に
帯電させるものである。
【0041】各色毎に設けたスキャナユニット3は、対
応する感光ドラム1に対して略水平方向に配置され、レ
ーザーダイオード(不図示)によって画像信号に対応す
る画像光が、スキャナモータ(不図示)によって高速回
転されるポリゴンミラー9(9a,9b,9c,9d)
に照射される。ポリゴンミラー9に反射した画像光は、
結像レンズ10(10a,10b,10c,10d)を
介して帯電された感光ドラム1の表面を選択的に露光し
て静電潜像を形成するように構成している。
【0042】現像装置4a,4b,4c,4dはそれぞ
れイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色のトナ
ーを夫々収納した現像器から構成される。
【0043】一方、すべての感光ドラム1a,1b,1
c,1dに対向し、接するように循環移動する静電転写
ベルト11が上下方向に配設される。
【0044】静電転写ベルト11は1011〜1014Ω・
cmの体積固有抵抗を持たせた厚さ約150μmのフィ
ルム状部材で構成される。この静電転写ベルト11は、
垂直方向に4軸でローラに支持され、図中左側の外周面
において転写材Sを静電吸着ローラ22で静電吸着して
搬送し、上記感光ドラム1に転写材Sを接触させるべく
循環移動する。これにより、転写材Sは静電転写ベルト
11により転写位置まで搬送され、感光ドラム1上のト
ナー像が転写される。
【0045】この静電転写ベルト11の内側に当接し、
4個の感光ドラム1a,1b,1c,1dに対向した位
置に転写ローラ12(12a,12b,12c,12
d)が並設される。これら転写ローラ12から正極性の
電荷が静電転写ベルト11を介して転写材Sに印加さ
れ、この電荷による電界により、感光ドラム1に接触中
の用紙に、感光ドラム1上の負極性のトナー像が転写さ
れる。
【0046】静電転写ベルト11は周長約700mm、
厚み150μmのベルトであり、駆動ローラ13、従動
ローラ14a,14b、テンションローラ15の4本の
ローラにより掛け渡され、図の矢印方向に回転する。こ
れにより、上述した静電転写ベルト111が循環移動し
て転写材Sが従動ローラ14a側から駆動ローラ13側
へ搬送される間にトナー像を転写される。
【0047】本体給紙カセット17から給紙ローラ18
(半月ローラ)により1枚毎分離され送り出された転写
材Sの先端は、レジストローラ対19に突き当たり斜行
補正が行われた後、転写材先端検知センサ41を通過す
る。この時の転写材Sの先端検知信号と4個の感光ドラ
ム1a,1b,1c,1d上へ画像書出し位置の同期が
取られて、感光ドラム1a,1b,1c,1dに潜像が
形成され、現像装置4によりトナー画像が形成され、転
写材Sは静電転写ベルト11へと給紙されて、順次トナ
ー画像が転写されて行く。
【0048】定着部20は、転写材Sに転写された複数
色のトナー画像を定着させるものであり、回転する加熱
ローラ21aと、これに圧接して転写材Sに熱及び圧力
を与える加圧ローラ21bとからなる。
【0049】すなわち、感光ドラム1上のトナー像を転
写した転写材Sは定着部20を通過する際に定着ローラ
対21で搬送されるとともに、定着ローラ対21によっ
て熱及び圧力を与えられる。これによって複数色のトナ
ー像が転写材S表面に定着される。
【0050】画像形成の動作としては、プロセスカート
リッジ7a,7b,7c,7dが、印字タイミングに合
わせて順次駆動され、その駆動に応じて感光ドラム1
a,1b,1c,1dが、反時計回りに回転駆動され
る。そして、各々のプロセスカートリッジ7に対応する
スキャナユニット3が順次駆動される。
【0051】この駆動により、帯電ローラ2は感光ドラ
ム1の周面に一様な電荷を付与し、スキャナユニット3
は、その感光ドラム1周面に画像信号に応じて露光を行
って感光ドラム1周面上に静電潜像を形成する。現像装
置4内の現像ローラは、静電潜像の低電位部にトナーを
転移させて感光ドラム1周面上にトナー像を形成(現
像)する。
【0052】最上流の感光ドラム1の周面上に担持され
たトナー像の先端が、静電転写ベルト11との対向点に
回転搬送されてくるタイミングで、その対向点に転写材
Sの印字開始位置が一致するように、転写材Sの先端検
知信号と4個の感光ドラム1a,1b,1c,1d上へ
画像書出し開始の同期が取られる。
【0053】転写材Sは静電吸着ローラ22と静電転写
ベルト11とによって挟み込むようにして静電転写ベル
ト11の外周に圧接し、かつ静電転写ベルト11と静電
吸着ローラ22との間に電圧を印加することにより、誘
電体である転写材Sと静電転写ベルト11の誘電体層に
電荷を誘起し、転写材Sを静電転写ベルト11の外周に
静電吸着するように構成している。これにより、転写材
Sは静電転写ベルト11に安定して吸着され、最下流の
転写部まで搬送される。
【0054】このように搬送されながら転写材Sは、各
感光ドラム1と転写ローラ12との間に形成される電界
によって、各感光ドラム1のトナー像を順次転写され
る。
【0055】4色のトナー像を転写された転写材Sは、
ベルト駆動ローラ13の曲率により静電転写ベルト11
から曲率分離され、定着部20に搬入される。転写材S
は、定着部20で上記トナー像を熱定着された後、排紙
ローラ対23によって、装置天板を兼ねるフェイスダウ
ントレイ24へ排出される。
【0056】次に、オプションカセット43から給紙ロ
ーラ44により1枚毎分離され送り出された転写材S
は、中間搬送ローラ対45により本体給紙カセット17
内の搬送経路を通過し、レジストローラ対19に到達
し、以後は上記本体給紙カセット17からの転写材Sの
給送と同様の搬送が行われる。なお、この本体給紙カセ
ット17は複数設けても良い。
【0057】また、マルチトレイ46から給紙ローラ4
7により1枚毎分離され送り出された転写材Sは、レジ
ストローラ対19に到達し、以後は上記本体給紙カセッ
ト17からの転写材Sの給送と同様の搬送が行われる。
なお、レジストローラ対19に対して略上下方向に延び
る転写材搬送路に対して、給紙ローラ18とレジストロ
ーラ対19とは略対称位置に配置されている。
【0058】一方、自動両面画像搬送機構による2面目
の搬送経路は、1面目が定着部20でトナー像が熱定着
された後、排紙兼、スイッチバック用のローラ対23
で、所定の位置からスイッチバックされ、図示しない搬
送ガイドに沿って搬送経路48へと導かれる。
【0059】その後、搬送ローラ対49,50により搬
送経路51上を略垂直下方に搬送され、搬送ローラ52
によりマルチ給紙ローラ47の上部で反転され、レジス
トローラ対19に到達する。
【0060】以後は上記本体給紙カセット17からの転
写材Sの給送と同様の搬送が行われる。
【0061】次に本実施の形態の特徴である、各種搬送
経路の合流部つまり、レジストローラ対の転写材搬送方
向上流部での転写材合流部分の詳細を図2により以下に
説明する。
【0062】図2において、本体給紙カセット17から
給紙ローラ18で送り出された転写材Sは、カセット1
7の搬送ガイド65からレジストローラ対19の略垂直
下方に設けられた分岐搬送ガイド60の左側略垂直方向
の搬送ガイドリブ60bを経由し、レジストローラの手
前に配置されたガイド(レジ前ガイド)61、及びレジ
前ガイド61と略対向して配置された自動両面反転上ガ
イド62によりレジストローラ対19へ到達した後、搬
送ガイド68により静電転写ベルト11へ搬送される。
【0063】マルチトレイ46より給紙ローラ47で送
り出された転写材Sは、搬送ガイド65と略対向配置さ
れたマルチフレーム搬送ガイド64からレジストローラ
対19の略垂直下方に設けられた分岐搬送ガイド60の
右側略垂直方向の搬送ガイドリブ60aを経由し、レジ
前ガイド61及び自動両面反転上ガイド62によりレジ
ストローラ対19へ到達した後、搬送ガイド68により
静電転写ベルトへ搬送される。
【0064】オプションカセット43から給紙ローラ4
4で送り出された転写材Sは、搬送ローラ45で、本体
カセット17の搬送ガイド66と、マルチトレイ46側
のマルチフレームで構成される搬送ガイド67に沿って
搬送され、その後レジストローラ対19の略垂直下方に
設けられた分岐搬送ガイド60の右側略垂直方向の搬送
ガイドリブ60aと自動両面反転下ガイド69を経由
し、レジ前ガイド61及び自動両面反転上ガイド62に
よりレジストローラ対19へ到達した後、搬送ガイド6
8により静電転写ベルト11へ搬送される。
【0065】自動両面画像搬送機構より搬送されてきた
転写材Sの2面目は、搬送ローラ52により自動両面反
転上ガイド62及び反転下ガイド63に沿って反転搬送
され、レジストローラ対19の略垂直下方に設けられた
分岐搬送ガイド60の右側略垂直方向の搬送ガイドリブ
60aを経由し、レジ前ガイド61及び自動両面反転上
ガイド62によりレジストローラ対19へ到達した後、
搬送ガイド68により静電転写ベルトへ搬送される。
【0066】すなわち、上記合流部は、レジストローラ
対19のニップ部の直下に、レジ前ガイド61の垂直ガ
イド部61aと、このレジ前ガイド61の垂直ガイド部
61aと対向する自動両面搬送上ガイド62の垂直ガイ
ド部62aとにより、垂直方向に搬送経路を有する合流
搬送経路Aが形成され、この合流搬送経路Aに対し、楔
形状の分岐搬送ガイド60が先端を合流搬送経路Aに向
かうようにして配置され、分岐搬送ガイド60の左右
に、合流搬送経路Aに合流するように分岐した第1の分
岐搬送経路Bと第2の分岐搬送経路Cとを形成してい
る。
【0067】また、分岐搬送ガイド60の図中右側に形
成される第2の分岐搬送経路Cには、さらに3つの分岐
搬送経路D,E,Fが合流している。
【0068】自動両面搬送上ガイド62の下向きに略半
円弧形状に形成された半円弧リブ62aと、この半円弧
リブ62aと隙間を有して配置された反転下ガイド63
とにより略半円弧形状の搬送経路が形成される第3の分
岐搬送路Dは、第2の分岐搬送経路Cに対し、略垂直方
向上方に向かって合流するようになっているので、図4
に示す従来例のようにフラッパを用いることなく、この
第3の分岐搬送路Dを搬送された転写材Sを第2の分岐
搬送路Cに合流させ、さらに合流搬送路Aへと転写材を
搬送させることが可能となる。
【0069】また、略垂直方向に搬送路が形成されてい
る第2の分岐搬送路Cに対して第4の分岐搬送路Eを構
成するマルチフレーム搬送ガイド64は傾斜し、このマ
ルチフレーム搬送ガイド64の傾斜上端は分岐搬送ガイ
ド60の右側搬送ガイドリブ60aに向かっているの
で、第4の分岐搬送路Eを搬送された転写材Sはスムー
ズに第2の分岐搬送路Cに合流する。
【0070】さらに、第5の分岐搬送路Fは、図2に示
すように、第2の分岐搬送路Cの直下に略垂直方向に形
成されているので、第5の分岐搬送路Fを搬送された転
写材Sはそのまま第2の分岐搬送路Cへスムーズに搬送
される。
【0071】一方、第1の分岐搬送路Bは、レジ前ガイ
ド61の傾斜部61bと、分岐搬送ガイド60の左側の
搬送ガイドリブ60bとの間に形成され、垂直方向に対
して若干傾斜しており、カセット17の搬送ガイド65
により搬送方向を略真上に向けられた転写材Sが第1の
分岐搬送路Bに案内され、合流搬送路Aに従来例のよう
にフラッパーなしで搬送される。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば以下
の効果を有する。
【0073】従来例で示したように、各種搬送路の合流
部は、略垂直方向の搬送方向になるように配置された搬
送ローラ対、或はレジストローラ対の上流側にハの字形
状の搬送ガイドを重ねることで構成され複雑で、大きな
スペースを占有している。
【0074】しかし、本発明によれば、略垂直方向の搬
送方向になるように配置された搬送手段の転写材等の記
録材搬送方向の略垂直上流方向に、画像形成装置本体カ
セット(複数可)、オプションカセットフィーダ、自動
両面、マルチフィーダの内、少なくとも2つの搬送路か
ら搬送されてくる転写材を、前記搬送手段に導くように
略垂直方向の分岐搬送ガイドを配置し、該分岐ガイドの
側面より搬送路が合流する構成をとることで、各種搬送
路の合流部の構成を簡略化し、スペース的にコンパクト
で、ローコストの画像形成装置を提供できる。
【0075】また、前述の縦配置200Bの多色画像形
成装置に於いて、各種搬送路の合流部の高さ方向を抑
え、各種ペーパーハンドリングの拡充を可能にすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すインライン方式の多
色画像形成装置の断面図
【図2】図1のレジストローラ対近辺の各種搬送路合流
部を示す拡大断面図
【図3】従来の縦パス式の白黒LBPの主断面図
【図4】図3の各種搬送路の合流部の詳細を示す拡大断
面図
【図5】従来のS字パス式の白黒LPBの主断面図
【図6】(a)、(b)は従来のインライン方式の多色
画像形成装置の配置を示す主断面図
【符号の説明】
1…感光ドラム 3…スキャナユニット 5…静電転写ベルト装置 19…レジストローラ対 60…分岐搬送ガイド

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録材が夫々搬送される複数の分岐搬送
    路と、前記複数の分岐搬送路を略垂直方向に延びる合流
    搬送路に合流させる合流機構と、前記合流搬送路を搬送
    された記録材を略垂直方向に沿って延びる主搬送路に搬
    送させる第1の記録材搬送手段と、を有し、前記合流機
    構は、前記合流搬送路で合流する2つの分岐搬送路を形
    成する固定の分岐搬送ガイドを有することを特徴とする
    画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の分岐搬送路は、画像形成装置
    本体の給紙カセット、オプションカセット、自動両面搬
    送機構、マルチフィーダの内の少なくとも2以上から給
    送される記録材が搬送されるものであることを特徴とす
    る請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記分岐搬送ガイドの片側に形成される
    一方の分岐搬送路には、前記自動両面搬送機構、マルチ
    フィーダの内、少なくとも一方から給送される記録材が
    搬送されることを特徴とする請求項2に記載の画像形成
    装置。
  4. 【請求項4】 前記主搬送路には、前記第1の記録材搬
    送手段に加えて、記録材搬送方向下流側に第2の記録材
    搬送手段が設けられていることを特徴とする請求項1、
    2または3に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の記録材搬送手段はレジストロ
    ーラ対であり、前記第2の記録材搬送手段は画像転写部
    或は、画像転写部の一部を構成するものであることを特
    徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記自動両面搬送機構からの前記分岐搬
    送路を前記マルチフィーダからの分岐搬送路の上方に配
    置したことを特徴とする請求項2、3、4または5に記
    載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記オプションカセットフィーダからの
    分岐搬送路は前記マルチフィーダ側の分岐搬送路と合流
    することを特徴とする請求項2、3、4、5または6に
    記載の画像形成装置。
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JP2009133888A (ja) * 2007-11-28 2009-06-18 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
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