JP2001206322A - 発泡体製品の圧縮包装方法及び圧縮包装された発泡体製品 - Google Patents

発泡体製品の圧縮包装方法及び圧縮包装された発泡体製品

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JP2001206322A
JP2001206322A JP2000013141A JP2000013141A JP2001206322A JP 2001206322 A JP2001206322 A JP 2001206322A JP 2000013141 A JP2000013141 A JP 2000013141A JP 2000013141 A JP2000013141 A JP 2000013141A JP 2001206322 A JP2001206322 A JP 2001206322A
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foam product
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Masaaki Namiki
政明 並木
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】比較的大きなあるいは大きな発泡体製品をも簡
便に圧縮包装することができる発泡体製品の圧縮包装方
法およびこの方法により得られた発泡体製品を提供す
る。 【構成】台座1上にフィルム4が置かれ、フィルム4上
に発泡体製品P及び発泡体製品の上に上部フィルム5が
置かれる。発泡体製品の周囲は枠体3によって取り囲ま
れ、枠体3の下端部と台座1との間を通して上部フィル
ム5が外方に延ばされる。上部フィルム5は周囲から引
かれて常にテンションがかかった状態とされる。上部フ
ィルム5の上から押圧部材2により発泡体製品Pが押圧
され、発泡体製品は上部フィルムとともに圧縮される。
適宜な程度まで圧縮がなされた後、上下フィルムがヒー
トシールされて圧縮包装された発泡体製品が得られる。
ヒートシール時一部を残してヒートシールを行い、未シ
ール部から包装体内部の空気を吸引除去した後未ヒート
シール部をヒートシールして、より縮小包装された発泡
体製品を得ることもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発泡体からなる製
品(以下「発泡体製品」という。)を圧縮包装する方法
及び圧縮包装された発泡体製品に関し、更に詳細には、
樹脂製発泡体或いはゴム製発泡体のような発泡体からな
る復元力有る比較的大型あるいは大型の製品をも簡便に
圧縮包装する方法及びこれにより得られる圧縮包装され
た発泡体製品に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ポリウレタンフォーム、ポリエチ
レンフォーム、ゴムスポンジ、発泡セルロースなど連通
状の気泡を有する発泡体は、種々の製品に利用されてい
る。たとえば、このような発泡体からなる製品として
は、小さいものではスポンジクリーナ、比較的大きな、
あるいは大きな製品としては、椅子や床に座る際に座布
団代わりに敷くマット、背当て用のマット、寝具、カー
ペットなどの床に敷くマット、体操用マット、飛び箱、
レジャーマット、壁などに用いられる防音材、マネキ
ン、ぬいぐる、人、動物、怪獣などを模した発泡体(人
形)、キャラクターの付された発泡体製品、大型のさい
ころ、サッカーボールをはじめとする種々の遊具、遊戯
具および玩具、水耕栽培用のベッド、止水材、建材、パ
ッキン材、包装材料、包装用詰め物など数限りのない製
品があげられる。これら発泡体製品は、弾力性、保護性
に富み、軽く、また例えば遊具等に用いた場合において
も怪我などのおそれがないという利点があるが、嵩張る
ため、流通経路における梱包ケースへの収納数量が少な
くなり、輸送効率が悪いという問題点がある。また保管
する際にも大きな保管場所を必要とする上、店頭に陳列
するにも場所を取るため多数の商品を陳列することがで
きず、更には、携帯にも不便であった。これら発泡体製
品を取り扱う際の不便さは、製品の大きさが大きくなる
にしたがって顕著となってくる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】小さな発泡体製品、例
えばスポンジクリーナにおいては、これを気密性の高い
プラスチックの袋中に圧縮包装した製品も見られるが、
比較的大きな、あるいは大きな製品についてはこのよう
な圧縮包装品は見られない。これは、製品が大きくなる
にしたがって、発泡体製品を圧縮包装することが困難に
なるからである。
【0004】また、発泡体製品を圧縮包装する場合、圧
縮包装された発泡体製品の開封時の復元性も重要な問題
となる。復元性が低いあるいは復元に時間がかかるよう
では商品としての価値は低いものとなる。例えば、上記
のような発泡体からなるキャラクターが付された商品、
動物、怪獣などを模した発泡体製品、発泡体からなる遊
具などの商品においては、この発泡体製品を開封した時
に瞬時に動物や怪獣、キャラクター、遊具、遊戯具など
が現れれば、開封者が子供であるか大人であるかを問わ
ず驚きと感動を与えることができ、単なる発泡体製品で
あること以上の価値を付与することもできる。
【0005】したがって、本発明の目的は、上記のごと
き問題点のないあるいは上記のごとき課題を達成するこ
とができる発泡体製品の圧縮包装方法および圧縮包装さ
れた発泡体製品を提供することである。すなわち、本発
明の目的は、比較的大きなあるいは大きな発泡体製品を
も簡便に圧縮包装することができる発泡体製品の圧縮包
装方法を提供することである。また、本発明の他の目的
は、収納、保管管理の利便性、携行又は移送の利便性に
優れた発泡体製品を提供することである。また、本発明
の他の目的は、復元速度の速い圧縮包装された発泡体製
品を提供することである。
【0006】また、本発明の他の目的は、屋外あるいは
屋内でのスポーツ観戦、観劇などの際に便利に利用でき
る圧縮包装されたスポンジマットを提供することであ
る。また、本発明の他の目的は、圧縮包装された発泡体
からなる、キャラクターが付された商品、包装の開封時
に瞬時に復元可能な動物、怪獣などの人形またはぬいぐ
るみ、あるいは遊具、遊戯具または玩具を提供すること
である。また、本発明の他の目的は圧縮包装された止水
材を提供することである。なお、上記以外の本発明の他
の目的は以下の記載から自ずと明らかになるであろう。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の構成は次の通りである。 (1)台座上に置かれ、その上下がフィルム状物により
挟まれてなる発泡体製品を押圧部材により押圧圧縮さ
せ、発泡体製品が所定状態まで押圧圧縮された状態で前
記上下のフィルム状物を固着して、発泡体製品を前記フ
ィルム状物により密封することを特徴とする発泡体製品
の圧縮包装方法。 (2)上記(1)記載の発泡体製品の縮包装方法におい
て、発泡体製品の押圧圧縮が発泡体製品を取り囲む枠体
内で行われることを特徴とする発泡体製品の圧縮包装方
法。 (3)上記(1)または(2)記載の発泡体製品の圧縮
包装方法において、上下のフィルム状物が各々気密性に
優れたフィルムからなり、該二枚のフィルムの固着が圧
縮された発泡体製品の周囲の一部を残して行われ、この
固着されない部分から包装体内部の空気を吸引除去した
後未固着部を固着して密封することを特徴とする発泡体
製品の圧縮包装方法。 (4)上記(1)〜(3)の何れかに記載の発泡体製品
の圧縮包装方法において、発泡体製品の押圧圧縮がフィ
ルム状物にテンションをかけた状態で行われることを特
徴とする発泡体製品の圧縮包装方法。
【0008】(5)上記(1)〜(4)の何れかに記載
の方法によって形成された発泡体製品の圧縮包装体。 (6)上記(5)記載の圧縮包装体において、発泡体製
品がスポンジマットである発泡体製品の圧縮包装体。 (7)上記(5)記載の圧縮包装体において、発泡体製
品が発泡体からなる動物、怪獣などの人形またはぬいぐ
るみ、あるいは発泡体からなる遊具、遊戯具または玩具
である発泡体製品の圧縮包装体。 (8)上記(5)記載の圧縮包装体において、発泡体製
品が止水材である発泡体製品の圧縮包装体。 (9)上記(8)記載の発泡体製品の圧縮包装体におい
て、止水材が吸水材を混入あるいは含有する発泡体から
なることを特徴とする発泡体製品の圧縮包装体。 (10)上記(5)記載の発泡体製品の圧縮包装体にお
いて、発泡体製品内に発泡体製品の復元補助材が存在す
ることを特徴とする発泡体製品の圧縮包装体。
【0009】
【作用】本発明においては、発泡体製品は上下からフィ
ルム状物で挟まれた状態で押圧部材により押圧されるこ
とにより圧縮される。所望の状態にまで発泡体製品を圧
縮した後、フィルム状物が固着されて密封が行われた
め、簡便に包装された圧縮発泡体製品が得られる。この
とき、発泡体製品の押圧圧縮を枠体内で行うことによ
り、押圧圧縮する際の発泡体製品の横への変形が防止で
き、また押圧圧縮時に包装材として用いられるフィルム
にテンションを掛けた状態で押圧圧縮を行うことによ
り、包装材のしわの発生が防止できるとともに、スムー
スな押圧圧縮を行うことができる。また、発泡体製品製
品中に発泡体製品の復元補助材を存在させることによ
り、開封時に瞬時に発泡体製品の復元が可能となる。
【0010】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。なお、図面は本発明を説明するための模
式図であり、説明の便のため本来は密着部となるところ
も隙間を持たせて図示が行われている。図1は、本発明
の発泡体製品の圧縮包装方法を示す。まず、図1(a)
に示すように、台座1上に包装材の一部となる塩ビ製の
フィルム4が置かれ、その上に圧縮包装すべき発泡体製
品Pが載置される。この発泡体製品Pを覆うように別の
塩ビ製のフィルム5を被せ、その上から例えば平板状の
押圧部材2により発泡体製品Pを押圧する。押圧部材2
による押圧により発泡体製品Pは圧縮されるが、この圧
縮により通常発泡体製品の横方向への変形が起こってく
る。このとき、発泡体製品の圧縮方向の外形よりやや大
きい筒状の枠体3を用い、この枠体3内に発泡体製品P
および上部包装用フィルム5を収納して置き、好ましく
は上部包装用フィルム5に外方向のテンションをかけな
がら押圧圧縮を行う。これにより、発泡体製品Pのスム
ースな圧縮が可能となり、また発泡体製品の横方向の変
形を防止することもできる。
【0011】枠体3は、円筒、方形筒型形状など任意の
筒状の形状でよく、その横断面の内側形状および大きさ
は、少なくとも発泡体製品が変形することなく枠体内に
収納される形状、大きさであることが好ましい。この枠
体3の内側形状は、発泡体製品の平面図最大外形と相似
であり、発泡体製品の平面最大形状よりやや大きなもの
であることが発泡体製品の変形防止の点から好ましい。
なぜなら、周囲の枠体と発泡体製品に均等に適宜の間隔
が存在すると、圧縮時に発泡体製品に変形が起こりかけ
ても周囲の枠体によりそれ以上の発泡体製品の変形が阻
止され、圧縮時に発泡体製品の周りにある枠体表面との
過度の擦れなどによる品質低下が起こることが少なくな
るからである。また、このとき発泡体製品Pと枠体3と
の間にフィルム5が存在し、これに適度の外方向のテン
ションがかけられた状態で圧縮が行われると、これらの
効果は一層顕著となる。しかし、発泡体製品の押圧圧縮
時の品質低下が起きない範囲であれば、枠体3の内部横
断面形状は上記のものである必要はない。すなわち、発
泡体製品は変形、圧縮された状体で枠内に収納され、押
圧部材により押圧圧縮されてもよいし、また上記した相
似形状でなくてもよい。
【0012】他方、押圧部材2の形状は、枠3の内側形
状と同じ形状あるいはほぼ同じ形状であり、大きさは枠
の内側よりやや小さいものであることが好ましいが、押
圧部材の大きさ、形状が、これらのものに限られるわけ
ではない。発泡体製品Pの上に置かれた上部包装用フィ
ルム5あるいは発泡体製品Pを傷つけることなく、また
発泡体製品Pの横方向への過度の変形を起こすことなく
発泡体製品全体を押圧圧縮できるものであれば、押圧部
材はどのような形状、大きさのものであってもよい。
【0013】なお、押圧圧縮される発泡体製品Pは、場
合によっては折りたたむ等押圧圧縮される前に変形され
ていてもよく、この変形された状態で押圧圧縮される場
合には、枠体の横断面内側形状および大きさは、この折
りたたまれた形状を発泡体製品の形状と考えて適宜のも
のを選択すればよい。すなわち、押圧圧縮されることに
より、変形された状態で所望の圧縮された発泡体製品が
形成できる範囲で、枠体3の形状、大きさ、押圧部材2
の形状、大きさを決定すればよい。
【0014】また、枠体3は、少なくとも発泡体製品の
押圧圧縮時に発泡体製品Pの周囲に配置されておれば良
く、固定されていても、移動可能とされていてもよい。
さらに、枠体3は2以上の部材から構成され、開放可能
とされていてもよい。例えば、枠体3が固定されている
場合には、枠体は開放可能とされ、これにより発泡体製
品が枠体から取り出せるようにされることが好ましい。
【0015】さらに、枠体3の下端は、台座1に近接し
た位置とされていることが好ましい。これにより、発泡
体製品Pを台座近傍に至るまで横変形なく押圧圧縮する
ことが可能となる。また、枠体3と台座1との間に隙間
が設けられていることにより、図1(a)に示すよう
に、発泡体製品の上に被せられた上部包装材フィルム5
を発泡体製品の押圧前に、枠体下端部と台座1の間を通
して外部に延ばしておくことができ、外部に延ばされた
フィルムの端の対向する、例えば二方向あるいは四方向
から互いに引き合うようにして上部包装フィルム5に適
度のテンションを掛けた状態で発泡体製品Pを押圧する
ことが可能になる。そして、少なくとも上部包装フィル
ム5に外方向に適度のテンションが掛けられていると、
包装押圧の進行に伴って該フィルムが周囲方向に引き出
され、図1(b)に示されるように、上部包装フィルム
5が存在するにも関わらず、包装フィルム5による発泡
体製品Pに対する押圧時の弊害なく発泡体製品の押圧圧
縮を行うことができ、また包装フィルムにしわが発生す
ることもなく発泡体製品の押圧圧縮を行うことができ
る。
【0016】しかし、上部包装材フィルムは常に枠体下
端部と台座の間の空間を通しておかなければならないと
いうわけではない。例えば、図2(a)に示すように、
上部包装材フィルム5を枠体3の上端部から外方に延ば
した状態としておき、この状態で発泡体製品Pの押圧圧
縮を行い、図2(b)に示すような適宜の状態にまで発
泡体製品Pを圧縮した後、枠体3を上部に移動させるか
枠体3を開放する、あるいは枠体3の開放と移動との組
み合わせることにより上部包装材フィルム5とともに押
圧された発泡体製品Pを露出させ、その後図2(c)に
示すように上部包装材フィルム5を四方に延ばし、下部
包装材フィルム4と重ね合わせるようにしても良い。
【0017】このようにして適宜の程度まで発泡体製品
の押圧圧縮が行われた後、上部包装用フィルム5と下部
包装用フィルム4とを重ね合わせられ、これらの周囲を
例えば熱媒体、高周波加熱などを用いる熱シールにより
固着して、圧縮された発泡体製品の封印がなされ、包装
が完了する。このとき、一部熱シールを行わず、このシ
ールされていない部分から包装体内部の空気を吸引す
る、あるいは空気の吸引とともに更なる押圧を行うこと
により、圧縮度が高められ、より厚みの薄く、幾分横幅
方向も縮小された、圧縮包装された発泡体製品を得るこ
ともできる。上記包装材の固着は、可能であれば圧縮さ
れた発泡体製品が枠体内にある場合でもよいし、枠体か
ら開放された後でもよい。
【0018】このとき、上下のフィルム状包装材として
上下に分かれたフィルムに替えて予め袋状となったもの
を用いてもよい。また、包装用フィルムあるいは袋とし
て、ファスナー(スライドファスナーなど)が付設され
たものを用いてもよい。例えば、ファスナー付きの合成
樹脂製の袋を包装材として用いた場合には、所定の押圧
圧縮、さらに必要に応じての袋内の吸引圧縮が行われた
後、ファスナーの外側を熱融着して封印を行う。包装体
にファスナーが設けられていると、包装体の開放時、フ
ァスナーの外側部を切断、開封することにより、発泡体
製品の復元が可能となるし、また復元された発泡体製品
を、圧縮された状態であるいは復元された状態で再度袋
内に収納し、これを板状体などを用いて圧縮し、ファス
ナーを閉じることにより、開封前の圧縮状態とまではい
かないまでも、それに近い状態まで圧縮された発泡体製
品の包装体とすることができ、再使用に備えての保管、
或いは携帯の便に供することができる。
【0019】上記の例においては包装材の固着、封印は
熱融着によったが、包装体の固着封印は、接着剤による
等適宜の方法により行えば良い。また、発泡体製品の高
さがそれほどなく、押圧圧縮時に横方向の変形が余り無
いようなものにおいては、押圧圧縮時に枠体を用いるこ
となく押圧圧縮を行うことも可能である。
【0020】本発明の包装方法に用いられる包装材は、
気密性の高いプラスチックにより形成されたフィルムが
好ましい。このようなプラスチック材料としては、ポリ
塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化
ビニリデン、ポリエステル、ナイロンなど任意のものを
用いることができる。これらの樹脂は単層フィルムでも
良いし、異なる樹脂からなる二層以上の積層体フィルム
であってもよい。勿論袋状とされたものでもよい。ま
た、使用するフィルムとして一方向に裂け易いフィルム
を用いることにより、包装体の開放が容易となるので、
このようなフィルムを用いることが通常好ましい。
【0021】また包装体内の空気を吸引することなく包
装が行われるような場合には、気密性が必要とされない
場合もあり、このような場合には、フィルム状物(包装
材)は、上記のごとき樹脂製品でなく、金属製シート、
紙あるいは布などであってもよい。本発明においては、
包装材は、発泡体製品が圧縮収納され、必要な時にこれ
を開封して発泡体製品の復元が可能であるものであれば
いずれのものでもよい。したがって、場合によっては、
包装材は缶、瓶あるいは箱状のものであってもよい。こ
れら缶、箱などの材料には、金属、プラスチック、ガラ
ス、紙、段ボールなど任意のものが用いられる。また、
包装材が、缶、瓶、箱等である場合には、封印は通常蓋
によってなされる。このような蓋としては、ねじ式のも
の、プルトップ式のもの、ネジなしの蓋を接着テープに
より固定するなど従来知られた封印方法が採用できる。
【0022】発泡体製品の復元速度は、発泡体に使用さ
れている樹脂材料や、発泡方法、発泡の程度、気泡の大
きさあるいは圧縮強度、圧縮速度等、使用する素材や圧
縮方法によりある程度決められてしまう。使用する用途
によっては迅速な包装体の開放や発泡体製品の復元性が
求められることもある。このような場合、例えば図3に
示されるように、包装材として、フィルム5に予め例え
ば×状に割れ目6を入れ、別に用意した粘着テープ7で
×状の割れ目を接着しておいたものを準備し、これを用
いて圧縮包装を行うことによって、より迅速な発泡体の
復元が達成可能である。すなわち、図3に示されるよう
に、×状の割れ目が接着された部分が、圧縮包装体の上
面のほぼ端にまで位置するようになされると、開放時に
接着テープの端を引っ張り包装体の開封を行うことによ
り、発泡体の復元力で、破れた場所は一気に広がり迅速
に再開放がなされることとなる。これにより、単に圧縮
包装体の横の部分を開封した場合に比べ発泡体製品はよ
り迅速に再開放される。また、包装体の開封が迅速に行
われることにより、発泡体製品の復元も迅速になる。な
お、割れ目の形状は、図3に示されるような×状に限ら
れるものでなく、十字状、○状、圧縮された発泡体製品
の形状に相似の形状など任意であってよい。
【0023】また、発泡体製品の復元は、復元補助材な
どを用いることにより、より迅速になされることができ
る。その一例として、図4を示す。図4においては、発
泡体製品Pの中に空洞8が設けられ、この空洞部8に復
元補助材として形状記憶合金またはスプリング9などを
内蔵させておく。このようにしておけば、例えば、包装
材として、上記上面に×状の切れ目(割れ目)が入れら
れ、これが接着テープで接着された包装材を用いて包装
しておき、開封に当り接着テープの端を引っ張り開封を
行うと、復元補助材の働きも加わり瞬時に発泡体製品が
復元して飛び出すような状態で発泡体製品が立ち上が
り、開封者に驚きと感動を与えることができる。このた
め、発泡体からなる動物、怪獣などの人形、ぬいぐる
み、あるいは遊具、遊戯具、玩具などの用途の製品に適
したものとなる。また、復元補助材として水分の吸収に
より体積が増加する吸水材を用いることもできる。吸水
材を含有する発泡体製品は、発泡体製品製造時に製造材
料樹脂中に吸水材を混入させておくとか、発泡体製品を
製造した後発泡体製品を処理して吸水材を含有させるよ
うな方法、あるいは発泡体製品内部に空洞部を形成して
おき、この中に吸水材を収納しておくなどの方法により
製造することができる。この吸水材を含有する発泡体製
品は、包装材開封後の自然吸湿、あるいは水中への投入
などによって、吸水材の面積が増大し、迅速な復元が可
能となる。吸水材としては、吸水により体積が大幅に増
大する例えば吸水性のポリマーなどが好ましく用いられ
る。また、炭酸ガス発生材を発泡体製品に混入あるいは
含有させておくことにより、開封時の吸湿などにより炭
酸ガスを発生させ、迅速な発泡体製品の復元を達成する
こともできる。
【0024】さらに、止水材は、配管などからの水の漏
水あるいは出水を取りあえず阻止する、あるいは漏水や
こぼれた水の吸収、更には土嚢のように出水した水の進
入を防止する防壁材などとして用いられるものである。
このような目的で発泡体製品を利用する場合には、使用
する発泡体は、吸水材などを用いない発泡体のみからな
るものでもよいが、吸水材を混入した樹脂組成物あるい
は可能であれば吸水性樹脂から製造された発泡体を用い
るあるいは発泡体を製造した後発泡体に吸水材を含有さ
せる、更には発泡体内部に空洞部を形成し、これに吸水
材を収納しておくなどの方法により製造された発泡体を
用いることが好ましい。例えば、吸水材を混入あるいは
含有する発泡体を、本発明の方法により圧縮包装し、保
存しておき、いざ配管からの出水あるいは漏水が発生し
た時に、出水或いは漏水場所において袋を破って発泡体
を再開放し、出水あるいは漏水個所に巻けば、発泡体そ
のものの吸水能力と吸水材の持つ吸水能力により急速に
発泡体が膨張し、止水材により出水個所あるいは漏水個
所が圧迫押圧されるため止水を行うことができる。ま
た、漏水した水とかこぼした水の上に取り出された圧縮
包装されていた止水材を置けば、速やかに水の吸収が行
われる。従来の配管からの漏水などの修理に用いられる
止水材では、既に漏水などにより漏れ出た水の除去はで
きないが、本発明の止水材では既に出水した水も同時に
吸収することもできるため、すでに漏れ出た水も同じ素
材を用いて速やかに除去することが出来、漏水などによ
る二次的被害を最小限とすることができるという効果も
奏しうる。さらに、止水材は吸水することにより重量が
増すため、上記したように土嚢代わりの防水壁として用
いることもできる。例えば防水壁として用いるような場
合には、発泡体はかなり大きなものとなるから、本発明
の方法により圧縮包装しておけば、保管、収納、携行、
移送等においてかなりの利便性が得られる。
【0025】なお、止水材は、上記したような発泡体、
好ましくは立方体状の発泡体からなるものでもよいが、
発泡体を透水性あるいは穴のあいた外包材に収納したも
のでもよい。その一例を図5に示す。図5(a)には、
圧縮包装された,土嚢代わりに用いることができる止水
材(防水壁)Wが示されている。止水材Wは、発泡体P
の空洞8内の一部に吸水材10が収納された発泡体製品
を蛇腹状の構造を有する外包材11内に入れ、この外包
材を上下のフィルム4、5とともに押圧圧縮し、その後
上下のフィルムをヒートシールすることにより製造され
たものである。使用に当たっては、包装フィルム4、5
を破り、圧縮包装された止水材Wを取り出し、これを水
の侵入を防ぎたい場所に置くと、例えば出水した水によ
り止水材Wは吸水膨張し、速やかに図5(b)のように
発泡体が元の大きさまで復元する。また、吸水により止
水材の重量は増し、防水壁として機能する。また、止水
材の外包材11にはベロ部12が設けられ、このベロ部
12には穴13が設けられているので、止水材を杭で止
めるあるいは紐で連結することができる。この例では外
包材として蛇腹式の袋を用いたが、蛇腹式でないもので
もよいことは勿論である。
【0026】また、止水材のベース材料は発泡体でなく
てもよく、布、不織布、段ボール状のシート材料、紙等
を用いることもできる。図6に段ボール状のシート材1
4を用いた止水材の例を示す。図6に示される止水材は
両面に多数の孔15が開けられ、内部に吸水材10が充
填された構造とされている。
【0027】本発明の包装対象となる発泡体製品は、上
記具体的に記載したあるいは具体的には記載していない
が従来知られた発泡体製品であればどのようなものであ
ってもよい。それらを例示すると、椅子および床に座る
目的で敷くマット、背当てマット、座る目的以外で床に
敷くマット(例えば寝具、カーペット、体操用マット、
レジャーマットなど)、壁に貼るあるいは壁材の一部と
して用いられる防音用或いは防振用マット、マネキン、
ぬいぐるみなど、人、動物、怪獣を模した発泡体製品製
品、キャラクターが付された発泡体製品、発泡体製飛び
箱、遊具(例えばさいころ、サッカーボールなど)、水
耕栽培用ベッド、止水材、飲料用水保温保冷用コップ、
ボトルキーパー、梱包用発泡体、その他、包装、梱包、
袋物類用(例えば通函下敷、コンテナー内貼り、アタッ
シュケース内張り、ガラス・食器・陶磁器・医療用機材
・楽器等の保護緩衝材、ハンドバッグ等の芯材など、車
両、船舶用(例えば自動車・列車・船舶等の内装材、エ
ンジンルームの吸音、防振材、パッキン材等)、土木、
建築用(例えばドアパッキン、サッシュ気密材、洗管
用、屋根材、天井材、壁材、内装材、保護緩衝材な
ど)、弱電、精密、音響用(例えば家電およびAV機器
の吸音材、緩衝材、弱電機器の保護緩衝材、掃除機のフ
ィルター材、カメラ遮光材、クーラー、エアコンの断熱
パッキン材、結露防止材、配管保温パイプ、カメラケー
ス、レンズケース、時計ケースなど)、玩具、雑貨類
(例えばぬいぐるみの詰め物、ハンガーカバー、マイク
ケース、ビデオ、CD、フロッピー、カセットテープの
収納ケースなど)、農林、水産用(果物用下敷き、養
豚、養鶏舎用断熱材、浮力材など)、家具、寝具類(応
接セット、マットレス、カーペットアンダーレイなど)
種々のものが考えられる。
【0028】以上、本発明を具体的に説明したが、本発
明は上記具体例に必ずしも限定されることはなく、本発
明の要旨を逸脱しない範囲での設計変更などがあっても
本発明に含まれるものである。
【0029】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の発泡体製
品の圧縮包装方法により、大型の発泡体製品に至るまで
発泡体製品の横変形なく、また包装材のしわなく、簡
便、迅速に圧縮包装を行うことができる。また、このよ
うにして圧縮包装された発泡体製品は、保管、移送、携
帯に便利であり、包装材の選択、復元補助材の使用によ
り迅速な発泡体製品の復元が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の圧縮包装体を製造する方法の一態様を
示す説明図(縦断面図)であり、(a)は発泡体製品を
圧縮する前の状態を示し、(b)は発泡体製品を圧縮し
た後の状態を示す。
【図2】本発明の圧縮包装体を製造する方法の別の態様
を示す説明図(縦断面図)であり、(a)は発泡体製品
を圧縮前の状態を示し、(b)は発泡体製品を圧縮した
後の状態を示し、(c)は発泡体製品が圧縮された後枠
体が移動されて、発泡体製品の包装材がヒートシールで
きるようにされた状態を示す。
【図3】本発明の圧縮包装体の一例の平面図である。
【図4】発泡体製品の内部に復元補助材を設置した本発
明の圧縮包装体の縦断面図である。
【図5】本発明の止水材の一例の縦断面図である。
【図6】内部に吸水材を有する段ボール状シートからな
る止水材の横断面図である。
【符号の説明】 1 台座 2 押圧部材 3 枠体 4 下部包装体フィルム 5 上部包装体フィルム 6 割れ目 7 粘着テープ 8 空洞 9 復元補助材 10 吸水材 11 外包材 12 ベロ部 13 穴 14 ダンボール状のシート材料 15 孔 P 発泡体 W 止水材

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】台座上に置かれ、その上下がフィルム状物
    により挟まれてなる発泡体製品を押圧部材により押圧圧
    縮させ、発泡体製品が所定状態まで押圧圧縮された状態
    で、前記上下のフィルム状物を固着して、圧縮された発
    泡体製品を前記フィルム状物により密封することを特徴
    とする発泡体製品の圧縮包装方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の発泡体製品の圧縮包装方法
    において、発泡体製品の押圧圧縮が発泡体製品を取り囲
    む枠体内で行われることを特徴とする発泡体製品の圧縮
    包装方法。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の発泡体製品の圧縮
    包装方法において、上下のフィルム状物が各々気密性に
    優れたフィルムからなり、該上下のフィルムの固着が圧
    縮された発泡体製品の周囲の一部を残して行われ、この
    固着されない部分から包装体内部の空気を吸引除去した
    後未固着部を固着して密封することを特徴とする発泡体
    製品の圧縮包装方法。
  4. 【請求項4】請求項1〜3の何れか1項記載の発泡体製
    品の圧縮包装方法において、発泡体製品の押圧圧縮がフ
    ィルム状物にテンションをかけた状態で行われることを
    特徴とする発泡体製品の圧縮包装方法。
  5. 【請求項5】請求項1〜4の何れか1項に記載の方法に
    よって形成された発泡体製品の圧縮包装体。
  6. 【請求項6】請求項5記載の圧縮包装体において、発泡
    体製品がスポンジマットであることを特徴とする発泡体
    製品の圧縮包装体。
  7. 【請求項7】請求項5記載の圧縮包装体において、発泡
    体製品が発泡体からなる動物、怪獣などの人形またはぬ
    いぐるみ、あるいは発泡体からなる遊具、遊戯具または
    玩具であることを特徴とする発泡体製品の圧縮包装体。
  8. 【請求項8】請求項5記載の圧縮包装体において、発泡
    体製品が止水材であることを特徴とする発泡体製品の圧
    縮包装体。
  9. 【請求項9】請求項8記載の圧縮包装体において、止水
    材が吸水材を混入あるいは含有する発泡体からなること
    を特徴とする発泡体製品の圧縮包装体。
  10. 【請求項10】請求項5記載の発泡体製品の圧縮包装体
    において、発泡体製品内に発泡体製品の復元補助材が存
    在することを特徴とする発泡体製品の圧縮包装体。
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