JP2001200783A - 容量可変型斜板式圧縮機のロータと斜板の連結構造 - Google Patents

容量可変型斜板式圧縮機のロータと斜板の連結構造

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JP2001200783A
JP2001200783A JP2000277744A JP2000277744A JP2001200783A JP 2001200783 A JP2001200783 A JP 2001200783A JP 2000277744 A JP2000277744 A JP 2000277744A JP 2000277744 A JP2000277744 A JP 2000277744A JP 2001200783 A JP2001200783 A JP 2001200783A
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pin
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Shinji Nakamura
慎二 中村
Shinji Tagami
真二 田上
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容量可変型斜板式圧縮機のロータと斜板の連
結構造であって、従来の連結構造に比べて耐久性に優れ
る連結構造を提供する。 【解決手段】 同期回転可能に駆動軸に支持されたロー
タと、傾角変位可能に駆動軸に枢支された斜板とを連結
する容量可変型斜板式圧縮機のロータと斜板の連結構造
であって、ロータから斜板へ向けて延びるアームに、駆
動軸の軸心と斜板の上死点位置とで決定される平面に直
交する方向へ延在する長円形ガイド穴が形成され、斜板
からロータへ向けて延びるアームに前記平面に直交する
方向へ延在するピンが固定され、前記ピンは頂部がR加
工された扇形横断面を有し、前記ピンは扇形横断面の頂
部を前記長円形カイド穴のロータから離隔する側の長辺
側面に当接させ、扇形横断面の円弧部を前記長円形ガイ
ド穴のロータに近接する側の長辺側面に当接させて、前
記長円形ガイド穴に挿通されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は容量可変型斜板式圧
縮機のロータと斜板の連結構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図1に示すように、駆動軸1に同期回転
可能に支持されたロータ2と、図1(a)に示す最小傾
角と図1(b)に示す最大傾角との間で傾角変位可能に
駆動軸1に枢支された斜板3とを連結する容量可変型斜
板式圧縮機のロータ2と斜板3の連結構造であって、ロ
ータ2から斜板3へ向けて延びるアーム2aに、駆動軸
1の軸心と斜板3の上死点位置とで決定される平面に直
交する方向へ延在する長円形ガイド穴2a1 が形成さ
れ、斜板3からロータ2へ向けて延びるアーム3aに前
記平面に直交する方向へ延在するピン4が固定され、ピ
ン4は円形横断面を有し、ピン4は周側面を長円形カイ
ド穴2a1 のロータ2から離隔する側の長辺側面とロー
タに近接する側の長辺側面とに当接させて、長円形ガイ
ド穴2a1 に挿通された、連結構造が知られている。
【0003】図2に示すように、駆動軸11に同期回転
可能に支持されたロータ12と、図2(a)に示す最小
傾角と図2(b)に示す最大傾角との間で傾角変位可能
に駆動軸11に枢支された斜板13とを連結する容量可
変型斜板式圧縮機のロータ12と斜板13の連結構造で
あって、ロータ12から斜板13へ向けて延びるアーム
12aに、駆動軸11の軸心と斜板13の上死点位置と
で決定される平面に平行に延在するガイド穴12a1 が
形成され、斜板13からロータ12へ向けて延びるピン
14の先端に球体14aが形成され、ピン14は球体1
4aをガイド穴12a1 の側壁に当接させつつガイド穴
12a1 へ挿入された連結構造が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図1の連結構造におい
ては、図1(c)から分かるように、黒塗三角で示す斜
板3の最小傾角時のピン4表面の長円形ガイド穴2a1
長辺側面との当接部と、白抜三角で示す斜板3の最大傾
角時のピン4表面の長円形ガイド穴2a1 長辺側面との
当接部とが近接しており、斜板3の傾角変動に伴ってピ
ン4表面の極く狭い領域が長円形ガイド穴2a1 長辺側
面に繰り返し摺接する。ピン4表面と長円形ガイド穴2
a1 のロータ2に近接する側の長辺側面との当接部に
は、圧縮機の稼働時に斜板3からスラストが伝達されて
高い接触圧が発生するので、斜板3の傾角変動に伴って
ピン4表面の極く狭い領域が長円形ガイド穴2a1 のロ
ータ2に近接する側の長辺側面に繰り返し摺接すると、
当該領域が早期に磨耗してピン4が早期に劣化し、ひい
ては連結構造が早期に劣化するという問題があった。
【0005】図2の連結構造においては、図2(c)か
ら分かるように、黒塗三角で示す斜板13の最小傾角時
の球体14a表面のガイド穴12a1 側面との当接部
と、白抜三角で示す斜板13の最大傾角時の球体14a
表面のガイド穴12a1 側面との当接部とが近接してお
り、斜板13の傾角変動に伴って球体14a表面の極く
狭い領域がガイド穴12a1 の側面に繰り返し摺接す
る。球体14a表面とガイド穴12a1 のロータ2に近
接する側の側面との当接部には、圧縮機の稼働時に斜板
13からスラストが伝達されて高い接触圧が発生するの
で、斜板13の傾角変動に伴って球体14a表面の極く
狭い領域がガイド穴12a1 のロータ2に近接する側の
側面に繰り返し摺接すると、当該領域が早期に磨耗して
球体14aが早期に劣化し、ひいては連結構造が早期に
劣化するという問題があった。本発明は上記問題に鑑み
てなされたものであり、容量可変型斜板式圧縮機のロー
タと斜板の連結構造であって、従来の連結構造に比べて
耐久性に優れる連結構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明においては、同期回転可能に駆動軸に支持さ
れたロータと、傾角変位可能に駆動軸に枢支された斜板
とを連結する容量可変型斜板式圧縮機のロータと斜板の
連結構造であって、ロータから斜板へ向けて延びるアー
ムに、駆動軸の軸心と斜板の上死点位置とで決定される
平面に直交する方向へ延在する長円形ガイド穴が形成さ
れ、斜板からロータへ向けて延びるアームに前記平面に
直交する方向へ延在するピンが固定され、前記ピンは頂
部がR加工された扇形横断面を有し、前記ピンは扇形横
断面の頂部を前記長円形カイド穴のロータから離隔する
側の長辺側面に当接させ、扇形横断面の円弧部を前記長
円形ガイド穴のロータに近接する側の長辺側面に当接さ
せて、前記長円形ガイド穴に挿通されていることを特徴
とする容量可変型斜板式圧縮機のロータと斜板の連結構
造を提供する。
【0007】本発明に係る連結構造においては、ロータ
の長円形ガイド穴に挿通されるピンの横断面を扇形とし
たので、扇形横断面の円弧部の曲率半径が図1に示す従
来の連結構造のピンの円形横断面の曲率半径に比べて大
きなピンをロータの長円形ガイド穴に挿通し、扇形横断
面の円弧部をガイド穴のロータに近接する側の長辺側面
に当接させることができる。扇形横断面の円弧部の曲率
半径が図1に示す従来の連結構造のピンの円形横断面の
曲率半径に比べて大きいので、斜板の最小傾角時のピン
表面の長円形ガイド穴長辺側面との当接部と、斜板の最
大傾角時のピン表面の長円形ガイド穴長辺側面との当接
部との間の距離が、図1に示す従来の連結構造の円形横
断面のピン表面の当接部間距離に比べて長くなり、斜板
の傾角変動に伴って長円形ガイド穴長辺側面に繰り返し
摺接するピン表面の領域が図1に示す従来の連結構造の
円形横断面のピン表面の摺接領域に比べて広がる。ピン
表面と長円形ガイド穴のロータに近接する側の長辺側面
との当接部には、圧縮機の稼働時に斜板からスラストが
伝達されて高い接触圧が発生するが、斜板の傾角変動に
伴って長円形ガイド穴のロータに近接する側の長辺側面
に繰り返し摺接するピン表面の領域が図1に示す従来の
連結構造の円形横断面のピン表面の摺接領域に比べて広
いので、ピン表面の磨耗が図1に示す従来の連結構造の
円形横断面のピン表面の磨耗に比べて抑制され、ピンの
耐久性が図1に示す従来の連結構造の円形横断面のピン
に比べて向上し、ひいては連結構造の耐久性が図1に示
す従来の連結構造に比べて向上する。長円形ガイド穴の
ロータから離隔する側の長辺側面には、扇形横断面の頂
部が当接するが、当該当接部は圧縮機の稼働時に互いに
離れる方向に付勢されるので、当該当接部には圧縮機の
稼働時に高い接触圧は発生せず、且つ扇形横断面の頂部
にはR加工が施されているので、扇形横断面の頂部には
過大な磨耗は発生しない。
【0008】本発明においては、同期回転可能に駆動軸
に支持されたロータと、傾角変位可能に駆動軸に枢支さ
れた斜板とを連結する容量可変型斜板式圧縮機のロータ
と斜板の連結構造であって、ロータから斜板へ向けて延
びるアームに、駆動軸の軸心と斜板の上死点位置とで決
定される平面に平行に延在するガイド溝が形成され、斜
板からロータへ向けて延びるアームの先端部が側面視で
頂部がR加工された扇形に形成され、前記アームの先端
部が、扇形の頂部を前記ガイド溝のロータから離隔する
側の側面に当接させ、扇形の円弧部を前記ガイド溝のロ
ータに近接する側の側面に当接させて、前記ガイド溝に
挿入されていることを特徴とする容量可変型斜板式圧縮
機のロータと斜板の連結構造を提供する。
【0009】本発明に係る連結構造においては、斜板か
ら延びるアームの先端部を側面視で扇形としたので、扇
形の円弧部の曲率半径が図2に示す従来の連結構造のピ
ン先端に形成された球体の曲率半径に比べて大きなアー
ム先端部をロータのガイド溝に挿入し、扇形の円弧部を
ガイド溝のロータに近接する側の側面に当接させること
ができる。アーム先端部の扇形の円弧部の曲率半径が図
2に示す従来の連結構造のピン先端に形成された球体の
曲率半径に比べて大きいので、斜板の最小傾角時のアー
ム先端部の扇形の円弧部表面のガイド溝側面との当接部
と、斜板の最大傾角時のアーム先端部の扇形の円弧部表
面のガイド溝側面との当接部との間の距離が、図2に示
す従来の連結構造の球体表面の当接部間距離に比べて長
くなり、斜板の傾角変動に伴ってガイド溝側面に繰り返
し摺接するアーム先端部の扇形の円弧部表面の領域が図
2に示す従来の連結構造の球体表面の摺接領域に比べて
広がる。アーム先端部の扇形の円弧部表面とガイド溝の
ロータに近接する側の側面との当接部には、圧縮機の稼
働時に斜板からスラストが伝達されて高い接触圧が発生
するが、斜板の傾角変動に伴ってガイド溝のロータに近
接する側の側面に繰り返し摺接するアーム先端部の扇形
の円弧部表面の領域が図2に示す従来の連結構造の球体
表面の摺接領域に比べて広いので、アーム先端部の扇形
の円弧部表面の磨耗が図2に示す従来の連結構造の球体
表面の磨耗に比べて抑制され、アームの耐久性が図2に
示す従来の連結構造のピンに比べて向上し、ひいては連
結構造の耐久性が図2に示す従来の連結構造に比べて向
上する。ガイド溝のロータから離隔する側の側面には、
アーム先端部の扇形の頂部が当接するが、当該当接部は
圧縮機の稼働時に互いに離れる方向に付勢されるので、
当該当接部には圧縮機の稼働時に高い接触圧は発生せ
ず、且つアーム先端部の扇形の頂部にはR加工が施され
ているので、アーム先端部の扇形の頂部には過大な磨耗
は発生しない。
【0010】本発明においては、同期回転可能に駆動軸
に支持されたロータと、傾角変位可能に駆動軸に枢支さ
れた斜板とを連結する容量可変型斜板式圧縮機のロータ
と斜板の連結構造であって、ロータから斜板へ向けて延
びるアームに、駆動軸の軸心と斜板の上死点位置とで決
定される平面に平行に延在するガイド穴が形成され、斜
板からロータへ向けて延びるアームの先端部が側面視で
頂部がR加工された扇形に形成され、前記アームの先端
部が、扇形の頂部を前記ガイド穴のロータから離隔する
側の側面に当接させ、扇形の円弧部を前記ガイド穴のロ
ータに近接する側の側面に当接させて、前記ガイド穴に
挿入されていることを特徴とする容量可変型斜板式圧縮
機のロータと斜板の連結構造を提供する。
【0011】本発明に係る連結構造においては、斜板か
ら延びるアームの先端部を側面視で扇形としたので、扇
形の円弧部の曲率半径が図2に示す従来の連結構造のピ
ン先端に形成された球体の曲率半径に比べて大きなアー
ム先端部をロータのガイド穴に挿入し、扇形の円弧部を
ガイド穴のロータに近接する側の側面に当接させること
ができる。アーム先端部の扇形の円弧部の曲率半径が図
2に示す従来の連結構造のピン先端に形成された球体の
曲率半径に比べて大きいので、斜板の最小傾角時のアー
ム先端部の扇形の円弧部表面のガイド穴側面との当接部
と、斜板の最大傾角時のアーム先端部の扇形の円弧部表
面のガイド穴側面との当接部との間の距離が、図2に示
す従来の連結構造の球体表面の当接部間距離に比べて長
くなり、斜板の傾角変動に伴ってガイド穴側面に繰り返
し摺接するアーム先端部の扇形の円弧部表面の領域が図
2に示す従来の連結構造の球体表面の摺接領域に比べて
広がる。アーム先端部の扇形の円弧部表面とガイド穴の
ロータに近接する側の側面との当接部には、圧縮機の稼
働時に斜板からスラストが伝達されて高い接触圧が発生
するが、斜板の傾角変動に伴ってガイド穴のロータに近
接する側の側面に繰り返し摺接するアーム先端部の扇形
の円弧部表面の領域が図2に示す従来の連結構造の球体
表面の摺接領域に比べて広いので、アーム先端部の扇形
の円弧部表面の磨耗が図2に示す従来の連結構造の球体
表面の磨耗に比べて抑制され、アームの耐久性が図2に
示す従来の連結構造のピンに比べて向上し、ひいては連
結構造の耐久性が図2に示す従来の連結構造に比べて向
上する。ガイド穴のロータから離隔する側の側面には、
アーム先端部の扇形の頂部が当接するが、当該当接部は
圧縮機の稼働時に互いに離れる方向に付勢されるので、
当該当接部には圧縮機の稼働時に高い接触圧は発生せ
ず、且つアーム先端部の扇形の頂部にはR加工が施され
ているので、アーム先端部の扇形の頂部には過大な磨耗
は発生しない。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の第1実施例に係る容量可
変型斜板式圧縮機のロータと斜板の連結構造を図3、図
4(a)に基づいて説明する。容量可変型斜板式圧縮機
の駆動軸21にロータ22が同期回転可能に支持されて
いる。図3(a)に示す最小傾角と図3(b)に示す最
大傾角との間で傾角変位可能に駆動軸21に斜板23が
枢支されている。駆動軸21と斜板23の上死点位置と
で形成される平面を挟んで当該平面の両側で、ロータ2
2から斜板23へ向けて2本のアーム22aが延びてい
る。各アーム22aに傾斜した長円形ガイド穴22a1
が形成されている。長円形ガイド穴22a1 は前記平面
に直交する方向へ延在している。駆動軸21と斜板23
の上死点位置とで形成される平面を挟んで当該平面の両
側で、斜板23からロータ22へ向けて2本のアーム2
3aが延びている。2本のアーム23aに1本の扇形横
断面のピン24が掛け渡されて固定されている。ピン2
4は前記平面に直交する方向へ延在している。扇形横断
面の頂部24aはR加工されている。ピン24は2つの
長円形ガイド穴22a1 に挿通されている。ピン24の
扇形横断面のR加工された頂部24aは前記2つの長円
形カイド穴22a1 のロータ22から離隔する側の長辺
側面に当接し、ピン24の扇形横断面の円弧部24bは
前記2つの長円形ガイド穴22a1 のロータ22に近接
する側の長辺側面に当接している。
【0013】本実施例に係る連結構造においては、ロー
タ22の長円形ガイド穴22a1 に挿通されるピン24
の横断面を扇形としたので、扇形横断面の円弧部24b
の曲率半径が図1に示す従来の連結構造のピン4の円形
横断面の曲率半径に比べて大きなピン24をロータ22
の長円形ガイド穴22a1 に挿通し、扇形横断面の円弧
部24bをガイド穴22a1 のロータ22に近接する側
の長辺側面に当接させることができる。扇形横断面の円
弧部24bの曲率半径が図1に示す従来の連結構造のピ
ン4の円形横断面の曲率半径に比べて大きいので、図3
(c)で黒塗三角で示す斜板23の最小傾角時のピン2
4表面の長円形ガイド穴22a1 長辺側面との当接部
と、図3(c)で白抜三角で示す斜板23の最大傾角時
のピン24表面の長円形ガイド穴22a1 長辺側面との
当接部との間の距離が、図1に(c)に示す従来の連結
構造の円形横断面のピン4表面の当接部間距離に比べて
長くなり、斜板23の傾角変動に伴って長円形ガイド穴
22a1 長辺側面に繰り返し摺接するピン24表面の領
域が図1に示す従来の連結構造の円形横断面のピン4表
面の摺接領域に比べて広がる。ピン24表面と長円形ガ
イド穴22a1 のロータ22に近接する側の長辺側面と
の当接部には、圧縮機の稼働時に斜板23からスラスト
が伝達されて高い接触圧が発生するが、斜板23の傾角
変動に伴って長円形ガイド穴22a1 のロータ22に近
接する側の長辺側面に繰り返し摺接するピン24表面の
領域が図1に示す従来の連結構造の円形横断面のピン4
表面の摺接領域に比べて広いので、ピン24表面の磨耗
が図1に示す従来の連結構造の円形横断面のピン4表面
の磨耗に比べて抑制され、ピン24の耐久性が図1に示
す従来の連結構造の円形横断面のピン4に比べて向上
し、ひいては連結構造の耐久性が図1に示す従来の連結
構造に比べて向上する。長円形ガイド穴22a1 のロー
タ22から離隔する側の長辺側面には、ピン24の扇形
横断面の頂部24aが当接するが、当該当接部は圧縮機
の稼働時に互いに離れる方向に付勢されるので、当該当
接部には圧縮機の稼働時に高い接触圧は発生せず、且つ
扇形横断面の頂部24aにはR加工が施されているの
で、扇形横断面の頂部24aには過大な磨耗は発生しな
い。駆動軸21と斜板23の上死点位置とで形成される
平面を挟んで当該平面の両側で、ピン24が長円形ガイ
ド穴22a1 に挿通されるので、圧縮機稼働時の斜板2
3の運動が安定する。
【0014】本発明の第2実施例に係る容量可変型斜板
式圧縮機のロータと斜板の連結構造を図5、図6に基づ
いて説明する。容量可変型斜板式圧縮機の駆動軸31に
ロータ32が同期回転可能に支持されている。図5
(a)に示す最小傾角と図5(b)に示す最大傾角との
間で傾角変位可能に駆動軸31に斜板33が枢支されて
いる。駆動軸31の軸心と斜板33の上死点位置とで形
成される平面を挟んで当該平面の両側で、ロータ32か
ら斜板33へ向けて2本のアーム32aか延びている。
各アーム32aにガイド溝32a1 が形成されている。
一方のガイド溝32a1 は他方のガイド溝32a1 に向
き合っている。ガイド溝32a1 は前記平面に平行に延
在している。駆動軸31の軸心と斜板33の上死点位置
とで形成される平面を挟んで当該平面の両側で、斜板3
3からロータ32へ向けて1本のアーム33aが延びて
いる。アーム33aは斜板33と一体成形されたボス部
33′にリベット固着されている。アーム33aの先端
両側部33bが側面視で扇形に形成されている。扇形の
頂部33cはR加工されている。アーム33aの一方の
先端側部33bが、扇形の頂部33cを一方のガイド溝
32a1 のロータ32から離隔する側の側面に当接さ
せ、扇形の円弧部33dを前記一方のガイド溝32a1
のロータ32に近接する側の側面に当接させて、前記一
方のガイド溝32a1 に挿入され、アーム33aの他方
の先端側部33bが、扇形の頂部33cを他方のガイド
溝32a1 のロータ32から離隔する側の側面に当接さ
せ、扇形の円弧部33dを前記他方のガイド溝32a1
のロータ32に近接する側の側面に当接させて、前記他
方のガイド溝32a1 に挿入されている。
【0015】本実施例に係る連結構造においては、斜板
33から延びる1本のアーム33aの先端側部33bを
側面視で扇形としたので、扇形の円弧部33dの曲率半
径が図2に示す従来の連結構造のピン先端に形成された
球体14aの曲率半径に比べて大きなアーム先端側部3
3bをロータ32のガイド溝32a1 に挿入し、扇形の
円弧部33dをガイド溝32a1 のロータ32に近接す
る側の側面に当接させることができる。アーム先端側部
33bの扇形の円弧部33dの曲率半径が図2に示す従
来の連結構造のピン先端に形成された球体14aの曲率
半径に比べて大きいので、図5(d)で黒塗三角で示す
斜板33の最小傾角時のアーム先端側部33bの扇形の
円弧部33d表面のガイド溝32a1 側面との当接部
と、図5(c)で白抜三角で示す斜板33の最大傾角時
のアーム先端側部33bの扇形の円弧部33d表面のガ
イド溝32a1 側面との当接部との間の距離が、図2
(c)に示す従来の連結構造の球体14a表面の当接部
間距離に比べて長くなり、斜板33の傾角変動に伴って
ガイド溝32a1 側面に繰り返し摺接するアーム先端側
部33bの扇形の円弧部33d表面の領域が図2に示す
従来の連結構造の球体14a表面の摺接領域に比べて広
がる。アーム先端側部33bの扇形の円弧部33d表面
とガイド溝32a1 のロータ32に近接する側の側面と
の当接部には、圧縮機の稼働時に斜板33からスラスト
が伝達されて高い接触圧が発生するが、斜板33の傾角
変動に伴ってガイド溝32a1 のロータ32に近接する
側の側面に繰り返し摺接するアーム先端側部33bの扇
形の円弧部33d表面の領域が図2に示す従来の連結構
造の球体14a表面の摺接領域に比べて広いので、アー
ム先端側部33bの扇形の円弧部33d表面の磨耗が図
2に示す従来の連結構造の球体14a表面の磨耗に比べ
て抑制され、アーム33aの耐久性が図2に示す従来の
連結構造のピン14に比べて向上し、ひいては連結構造
の耐久性が図2に示す従来の連結構造に比べて向上す
る。ガイド溝32a1 のロータ32から離隔する側の側
面には、アーム先端側部33bの扇形の頂部33cが当
接するが、当該当接部は圧縮機の稼働時に互いに離れる
方向に付勢されるので、当該当接部には圧縮機の稼働時
に高い接触圧は発生せず、且つアーム先端側部33bの
扇形の頂部33cにはR加工が施されているので、アー
ム先端側部33bの扇形の頂部33cには過大な磨耗は
発生しない。駆動軸31と斜板33の上死点位置とで形
成される平面を挟んで当該平面の両側で、アーム先端側
部33bがガイド溝32a1 に挿通されるので、圧縮機
稼働時の斜板33の運動が安定する。
【0016】第1実施例においては、2本のアーム23
aに1本の扇形横断面のピン24が掛け渡されて固定さ
れたが、図4(b)に示すように、各アーム23aにそ
れぞれ1本のピン24を固定しても良い。この場合に
は、一方のピン24が一方の長円形穴22a1 に挿通さ
れ、他方のピン24が他方の長円形穴22a1 に挿通さ
れる。第2実施例において、図6(b)に二点鎖線で示
すように、アーム33aの先端中央部を切り欠いても良
い。連結構造が軽量化される。第2実施例においては2
つのガイド溝32a1 に2つのアーム先端側部33bを
挿入したが、2つのガイド溝32a1 に代えて2つのガ
イド穴を配設し、2つのアーム先端側部33bに代えて
アーム先端側部33bと同様の先端部形状を有する2つ
の独立したアームを配設し、当該アームの先端部を前記
ガイド穴に挿入しても良い。第2実施例においてはアー
ム33aを斜板33と一体成形されたボス部33′にリ
ベット固定したが、図7に示すように、アーム33aを
ボス部33′と一体成形し、ボス部33′を斜板33に
圧入固定しても良い。リベット固定する場合に比べて部
品点数が減少する。アーム33aの先端両側部33bに
側面視扇形の円弧部33dを形成する加工と、扇形の頂
部33cのR加工とは、図8に示すように、一対の回転
刃100aを有するサイドカッター100を用いて容易
に行うことができる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したごとく、本発明に係る連結
構造においては、ロータの長円形ガイド穴に挿通される
ピンの横断面を扇形としたので、扇形横断面の円弧部の
曲率半径が図1に示す従来の連結構造のピンの円形横断
面の曲率半径に比べて大きなピンをロータの長円形ガイ
ド穴に挿通し、扇形横断面の円弧部をガイド穴のロータ
に近接する側の長辺側面に当接させることができる。扇
形横断面の円弧部の曲率半径が図1に示す従来の連結構
造のピンの円形横断面の曲率半径に比べて大きいので、
斜板の最小傾角時のピン表面の長円形ガイド穴長辺側面
との当接部と、斜板の最大傾角時のピン表面の長円形ガ
イド穴長辺側面との当接部との間の距離が、図1に示す
従来の連結構造の円形横断面のピン表面の当接部間距離
に比べて長くなり、斜板の傾角変動に伴って長円形ガイ
ド穴長辺側面に繰り返し摺接するピン表面の領域が図1
に示す従来の連結構造の円形横断面のピン表面の摺接領
域に比べて広がる。ピン表面と長円形ガイド穴のロータ
に近接する側の長辺側面との当接部には、圧縮機の稼働
時に斜板からスラストが伝達されて高い接触圧が発生す
るが、斜板の傾角変動に伴って長円形ガイド穴のロータ
に近接する側の長辺側面に繰り返し摺接するピン表面の
領域が図1に示す従来の連結構造の円形横断面のピン表
面の摺接領域に比べて広いので、ピン表面の磨耗が図1
に示す従来の連結構造の円形横断面のピン表面の磨耗に
比べて抑制され、ピンの耐久性が図1に示す従来の連結
構造の円形横断面のピンに比べて向上し、ひいては連結
構造の耐久性が図1に示す従来の連結構造に比べて向上
する。長円形ガイド穴のロータから離隔する側の長辺側
面には、扇形横断面の頂部が当接するが、当該当接部は
圧縮機の稼働時に互いに離れる方向に付勢されるので、
当該当接部には圧縮機の稼働時に高い接触圧は発生せ
ず、且つ扇形横断面の頂部にはR加工が施されているの
で、扇形横断面の頂部には過大な磨耗は発生しない。
【0018】本発明に係る連結構造においては、斜板か
ら延びるアームの先端部を側面視で扇形としたので、扇
形の円弧部の曲率半径が図2に示す従来の連結構造のピ
ン先端に形成された球体の曲率半径に比べて大きなアー
ム先端部をロータのガイド溝に挿入し、扇形の円弧部を
ガイド溝のロータに近接する側の側面に当接させること
ができる。アーム先端部の扇形の円弧部の曲率半径が図
2に示す従来の連結構造のピン先端に形成された球体の
曲率半径に比べて大きいので、斜板の最小傾角時のアー
ム先端部の扇形の円弧部表面のガイド溝側面との当接部
と、斜板の最大傾角時のアーム先端部の扇形の円弧部表
面のガイド溝側面との当接部との間の距離が、図2に示
す従来の連結構造の球体表面の当接部間距離に比べて長
くなり、斜板の傾角変動に伴ってガイド溝側面に繰り返
し摺接するアーム先端部の扇形の円弧部表面の領域が図
2に示す従来の連結構造の球体表面の摺接領域に比べて
広がる。アーム先端部の扇形の円弧部表面とガイド溝の
ロータに近接する側の側面との当接部には、圧縮機の稼
働時に斜板からスラストが伝達されて高い接触圧が発生
するが、斜板の傾角変動に伴ってガイド溝のロータに近
接する側の側面に繰り返し摺接するアーム先端部の扇形
の円弧部表面の領域が図2に示す従来の連結構造の球体
表面の摺接領域に比べて広いので、アーム先端部の扇形
の円弧部表面の磨耗が図2に示す従来の連結構造の球体
表面の磨耗に比べて抑制され、アームの耐久性が図2に
示す従来の連結構造のピンに比べて向上し、ひいては連
結構造の耐久性が図2に示す従来の連結構造に比べて向
上する。ガイド溝のロータから離隔する側の側面には、
アーム先端部の扇形の頂部が当接するが、当該当接部は
圧縮機の稼働時に互いに離れる方向に付勢されるので、
当該当接部には圧縮機の稼働時に高い接触圧は発生せ
ず、且つアーム先端部の扇形の頂部にはR加工が施され
ているので、アーム先端部の扇形の頂部には過大な磨耗
は発生しない。
【0019】本発明に係る連結構造においては、斜板か
ら延びるアームの先端部を側面視で扇形としたので、扇
形の円弧部の曲率半径が図2に示す従来の連結構造のピ
ン先端に形成された球体の曲率半径に比べて大きなアー
ム先端部をロータのガイド穴に挿入し、扇形の円弧部を
ガイド穴のロータに近接する側の側面に当接させること
ができる。アーム先端部の扇形の円弧部の曲率半径が図
2に示す従来の連結構造のピン先端に形成された球体の
曲率半径に比べて大きいので、斜板の最小傾角時のアー
ム先端部の扇形の円弧部表面のガイド穴側面との当接部
と、斜板の最大傾角時のアーム先端部の扇形の円弧部表
面のガイド穴側面との当接部との間の距離が、図2に示
す従来の連結構造の球体表面の当接部間距離に比べて長
くなり、斜板の傾角変動に伴ってガイド穴側面に繰り返
し摺接するアーム先端部の扇形の円弧部表面の領域が図
2に示す従来の連結構造の球体表面の摺接領域に比べて
広がる。アーム先端部の扇形の円弧部表面とガイド穴の
ロータに近接する側の側面との当接部には、圧縮機の稼
働時に斜板からスラストが伝達されて高い接触圧が発生
するが、斜板の傾角変動に伴ってガイド穴のロータに近
接する側の側面に繰り返し摺接するアーム先端部の扇形
の円弧部表面の領域が図2に示す従来の連結構造の球体
表面の摺接領域に比べて広いので、アーム先端部の扇形
の円弧部表面の磨耗が図2に示す従来の連結構造の球体
表面の磨耗に比べて抑制され、アームの耐久性が図2に
示す従来の連結構造のピンに比べて向上し、ひいては連
結構造の耐久性が図2に示す従来の連結構造に比べて向
上する。ガイド穴のロータから離隔する側の側面には、
アーム先端部の扇形の頂部が当接するが、当該当接部は
圧縮機の稼働時に互いに離れる方向に付勢されるので、
当該当接部には圧縮機の稼働時に高い接触圧は発生せ
ず、且つアーム先端部の扇形の頂部にはR加工が施され
ているので、アーム先端部の扇形の頂部には過大な磨耗
は発生しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の容量可変型斜板式圧縮機のロータと斜板
の連結構造の断面図である。(a)は斜板が最小傾角の
場合を示し、(b)は斜板が最大傾角の場合を示す。
(c)は(a)と(b)の一部を拡大して重畳させた図
である。
【図2】従来の容量可変型斜板式圧縮機のロータと斜板
の連結構造の断面図である。(a)は斜板が最小傾角の
場合を示し、(b)は斜板が最大傾角の場合を示す。
(c)は(a)と(b)の一部を拡大して重畳させた図
である。
【図3】本発明の第1実施例に係るの容量可変型斜板式
圧縮機のロータと斜板の連結構造の断面図である。
(a)は斜板が最小傾角の場合を示し、(b)は斜板が
最大傾角の場合を示す。(c)は(a)と(b)の一部
を拡大して重畳させた図である。
【図4】図3(b)のa−a矢視図を模式的に表現した
図である。(a)は本発明の第1実施例に係る連結構造
の図であり、(b)は第1実施例に係る連結構造の変形
例の図である。
【図5】本発明の第2実施例に係るの容量可変型斜板式
圧縮機のロータと斜板の連結構造の断面図である。
(a)は斜板が最小傾角の場合を示し、(b)は斜板が
最大傾角の場合を示す。(c)は(a)と(b)の一部
を拡大して重畳させた図である。
【図6】(a)は図5(a)のa−a矢視図であり、
(b)は図5(a)のb−b矢視図である。
【図7】本発明の第2実施例に係る容量可変方斜板式圧
縮機のロータと斜板の連結構造の変形例の断面図であ
る。(a)は斜板が最小傾角の場合を示し、(b)は斜
板が最大傾角の場合を示す。
【図8】図7のアーム33aの加工方法を示す図であ
る。
【符号の説明】
1、11、21、31 駆動軸 2、12、22、32 ロータ 2a、12a、22a、32a アーム 2a1 、22a1 長円形ガイド穴 12a1 ガイド穴 3、13、23、33 斜板 3a、23a、33a アーム 4、14、24 ピン 24a 扇形断面の頂部 24b 扇形断面の円弧部 32a1 ガイド溝 33b アームの先端側部 33c 扇形の頂部 33d 扇形の円弧部 100 サイドカッター

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同期回転可能に駆動軸に支持されたロー
    タと、傾角変位可能に駆動軸に枢支された斜板とを連結
    する容量可変型斜板式圧縮機のロータと斜板の連結構造
    であって、ロータから斜板へ向けて延びるアームに、駆
    動軸の軸心と斜板の上死点位置とで決定される平面に直
    交する方向へ延在する長円形ガイド穴が形成され、斜板
    からロータへ向けて延びるアームに前記平面に直交する
    方向へ延在するピンが固定され、前記ピンは頂部がR加
    工された扇形横断面を有し、前記ピンは扇形横断面の頂
    部を前記長円形カイド穴のロータから離隔する側の長辺
    側面に当接させ、扇形横断面の円弧部を前記長円形ガイ
    ド穴のロータに近接する側の長辺側面に当接させて、前
    記長円形ガイド穴に挿通されていることを特徴とする容
    量可変型斜板式圧縮機のロータと斜板の連結構造。
  2. 【請求項2】 前記平面を挟んで当該平面の両側で、前
    記円形ガイド穴に前記ピンが挿通されていることを特徴
    とする請求項1に記載の容量可変型斜板式圧縮機のロー
    タと斜板の連結構造。
  3. 【請求項3】 前記ピンは1本であり、当該1本のピン
    が斜板からロータへ向けて延びる2本のアームに掛け渡
    されて固定されていることを特徴とする請求項2に記載
    の容量可変型斜板式圧縮機のロータと斜板の連結構造。
  4. 【請求項4】 前記ピンは2本であり、斜板からロータ
    へ向けて延びる2本のアームのそれぞれに1本のピンが
    固定されていることを特徴とする請求項2に記載の容量
    可変型斜板式圧縮機のロータと斜板の連結構造。
  5. 【請求項5】 同期回転可能に駆動軸に支持されたロー
    タと、傾角変位可能に駆動軸に枢支された斜板とを連結
    する容量可変型斜板式圧縮機のロータと斜板の連結構造
    であって、ロータから斜板へ向けて延びるアームに、駆
    動軸の軸心と斜板の上死点位置とで決定される平面に平
    行に延在するガイド溝が形成され、斜板からロータへ向
    けて延びるアームの先端部が側面視で頂部がR加工され
    た扇形に形成され、前記アームの先端部が、扇形の頂部
    を前記ガイド溝のロータから離隔する側の側面に当接さ
    せ、扇形の円弧部を前記ガイド溝のロータに近接する側
    の側面に当接させて、前記ガイド溝に挿入されているこ
    とを特徴とする容量可変型斜板式圧縮機のロータと斜板
    の連結構造。
  6. 【請求項6】 前記平面を挟んで当該平面の両側で、前
    記アームの先端部が前記ガイド溝に挿入されていること
    を特徴とする請求項5に記載の容量可変型斜板式圧縮機
    のロータと斜板の連結構造。
  7. 【請求項7】 同期回転可能に駆動軸に支持されたロー
    タと、傾角変位可能に駆動軸に枢支された斜板とを連結
    する容量可変型斜板式圧縮機のロータと斜板の連結構造
    であって、ロータから斜板へ向けて延びるアームに、駆
    動軸の軸心と斜板の上死点位置とで決定される平面に平
    行に延在するガイド穴が形成され、斜板からロータへ向
    けて延びるアームの先端部が側面視で頂部がR加工され
    た扇形に形成され、前記アームの先端部が、扇形の頂部
    を前記ガイド穴のロータから離隔する側の側面に当接さ
    せ、扇形の円弧部を前記ガイド穴のロータに近接する側
    の側面に当接させて、前記ガイド穴に挿入されているこ
    とを特徴とする容量可変型斜板式圧縮機のロータと斜板
    の連結構造。
  8. 【請求項8】 前記平面を挟んで当該平面の両側で、前
    記アームの先端部が前記ガイド穴に挿入されていること
    を特徴とする請求項7に記載の容量可変型斜板式圧縮機
    のロータと斜板の連結構造。
JP2000277744A 1999-11-09 2000-09-13 容量可変型斜板式圧縮機のロータと斜板の連結構造 Pending JP2001200783A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2823261A1 (fr) 2001-04-06 2002-10-11 Sanden Corp Compresseur a pistons axiaux a cylindree variable

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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