JP2001199263A - インストルメントパネルの取付構造 - Google Patents

インストルメントパネルの取付構造

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JP2001199263A
JP2001199263A JP2000008798A JP2000008798A JP2001199263A JP 2001199263 A JP2001199263 A JP 2001199263A JP 2000008798 A JP2000008798 A JP 2000008798A JP 2000008798 A JP2000008798 A JP 2000008798A JP 2001199263 A JP2001199263 A JP 2001199263A
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JP
Japan
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pin
instrument panel
socket
pins
mounting structure
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JP2000008798A
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English (en)
Inventor
Norifumi Izumo
教文 出雲
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インストルメントパネルをカウルボックスに
組付ける際に使用するピンの破損を防止し、またインス
トルメントパネルの変形をもなくして組付性をよくす
る。また、ピン組付用のソケットの管理及びピンの誤組
付けをなくす。 【解決手段】 インストルメントパネル本体1に一体に
設けたピン11の内、中央に設けたピンには円形断面形
状のものを使用し、左右端部に設けたピン11は両側を
カットしたものを使用する。ピン11のカット量は内側
より外側を多くする。これによって、インストルメント
パネル本体11の膨張及び収縮を吸収する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インストルメント
パネル本体をカウルボックスに係止させるピンを改良し
たインストルメントパネルの取付構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、インストルメントパネルの車体側
カウルボックスへの取り付けでは、インストルメントパ
ネルに設けられた、例えば、合成樹脂製のピンをカウル
ボックスに装着したソケットに差し込むことにより位置
決めを行なっている(特開平11−263147号及び
実開平5−22157号参照)。すなわち、図3乃至図
5に示すように、インストルメントパネル本体1に一体
成形された、中央のピン2及び左右のピン3をカウルボ
ックス4側に取り付けられた合成樹脂製のソケット5に
差し込むことによりインストルメントパネル本体1の上
下及び左右の位置を規制している。ピン2,3及びソケ
ット5は、図6に示すように、円形断面のものが使用さ
れており、ピン2,3はソケット5に隙間のない状態で
強く差し込まれる。位置決め後、インストルメントパネ
ル本体1はボルト等で固定される。
【0003】ところが、インストルメントパネル本体1
は大型の合成樹脂成形部品のため、気温の変化により膨
張、収縮が発生し、端部に行くほど寸法の変化が大きく
なって端部のピン3が破損したり、インストルメントパ
ネル本体1が変形したりする虞があった。また、組付
時、季節による気温変化から、端部のピン3の位置が変
り、ピン3とソケット5との間にズレが生じて組み付け
ができなくなる虞もあった。
【0004】そこで、図7に示すように、断面横方向長
円のソケット6を形成し、差し込んだピン2,3と、ソ
ケット6との間に隙間Cができるようにし、ピン2,3
の位置が移動してもそのズレを隙間Cで吸収するように
していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、三個所
全てのソケット6に隙間を設けると、組付時において、
左右の位置決め効果が低下する虞がある。このため、中
央のピン2にのみ断面円形のソケット5を用いると、中
央のピン2用のソケット5及び左右のピン3用のソケッ
ト6と二種類のソケット5,6を使用しなければなら
ず、部品の管理が煩雑であると共に、誤組付けの虞が生
じる。
【0006】本発明は、この点に鑑みてなされたもので
あり、左右に設けるピンの両側をカットすることによっ
て、ピンの破損やインストルメントパネルの変形を回避
して組付性を良くし、さらに、三個所全てを正方形断面
のソケットに統一することにより誤組付けをなくしたイ
ンストルメントパネルの取付構造を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するための手段として、請求項1に記載された発明に
よれば、カウルボックスに装着したソケットにインスト
ルメントパネルに一体に設けたピンを差し込んで固定す
るインストルメントパネルの取付構造において、前記ピ
ンの内、中央に設けたピンを円形断面とし、左右に設け
たピンはその両側をカットした形状にし、中央及び左右
に正方形断面のソケットを用いたことを特徴とするもの
である。
【0008】また、請求項2に記載された発明によれ
ば、請求項1に記載されたものにおいて、前記ピンのカ
ット量を内側に比べて外側を多くしたことを特徴とする
ものである。
【0009】請求項1に記載の発明においては、インス
トルメントパネルの左右に設けたピンの両側をカットし
て、ソケットとピンとの間に隙間を形成させ、インスト
ルメントパネルの膨張、収縮によるピンの位置のズレを
吸収させる。
【0010】また、請求項2に記載の発明は、外側のカ
ット量を内側よりも多くして、内側よりも多い外側の膨
張量を吸収させる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、要
部を模式的に示した図1に基づいて説明する。なお、図
3乃至図7と同一の部分には同一の符号を付す。図1
は、本発明の実施の形態を示す上面図で、インストルメ
ントパネル本体1の左右に設けられたピン11をカウル
ボックス4に装着したソケット7(図3参照)に差し込
んだところを示すもので、図4のD−D線に沿う断面図
である図5に対応するものである。なお、図5のソケッ
ト5は、前述したように円形断面のものが使用されてい
る。
【0012】そして、本実施の形態の三個所全てのソケ
ット7は、図2に示すように、正方形断面形のものが使
用されており、このソケット7に差し込まれた左右のピ
ン11はその横方向の両側がカットされた形状になって
いる。ピン11のカット量は車両の内側Iよりも外側O
の方を多くしてある。これによってソケット7と、ピン
11の外側Oとの隙間CO は、ソケット7と、ピン11
の内側Iとの隙間CIよりも大きく形成されている。こ
れはインストルメントパネル1の外側部分の大きな膨張
に対応させるためである。なお、インストルメントパネ
ル本体1の中央のピン2は、従来と同様に円形断面のも
のが使用されている。ソケット7の正方形断面の各辺は
中央のピン2の直径とほぼ等しい長さとしたことによ
り、中央のピン2は上下、左右で位置が規制され、組付
時の位置決め効果を保持することができる。
【0013】以上説明したように構成したので、インス
トルメントパネル本体1の気温による寸法変化のほとん
どない中央の取付部については、ピン2に円形断面のも
のを使用し、寸法変化の大きい左右の取付部について
は、ピン11に左右をカットしたものを使用し、中央、
左右に各辺が中央のピン2の直径とほぼ等しい長さの正
方形断面のソケット7を使用する。これにより、ソケッ
ト7の内周壁と、ピン11と間には外側に隙間CO 、内
側に隙間CI を設けることができる。
【0014】この隙間CO ,CI で、インストルメント
パネル本体1の膨張、収縮によりピン11の位置が移動
しても、そのズレを吸収することができる。また、イン
ストルメントパネル1は収縮よりも膨張(熱変形)する
ことが多いので、これに対応するために、ソケット7内
のピン11の内側の隙間CI よりも外側の隙間CO を大
きくして、膨張の大きいインストルメントパネル本体1
の外側のズレを吸収させている。
【0015】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
たインストルメントパネルの取付構造であるから、請求
項1に記載された発明によれば、インストルメントパネ
ルの左右に設けたピンの両側をカットしたので、ピンと
ソケットとの間に隙間を形成することができる。これに
より、インストルメントパネルの膨張、収縮によって、
左右のピンが移動してもその位置のズレを吸収すること
ができる。
【0016】このようにしてズレを吸収したので、ピン
をソケットに確実に差し込むことができ、ピンの破損を
回避させると共に、インストルメントパネルを確実にカ
ウルボックスに組み付けることができる。また、ソケッ
トが一種類(共通なもの)になるので、部品の管理が簡
単になり、誤組付けをなくすことができると共に、組付
性を向上させることができる。さらに、インストルメン
トパネルの左右のピンの両側をカットしたので、ピンを
小型にすることができ、ピンの軽量化を図ることができ
る。
【0017】請求項2に記載された発明によれば、ピン
のカット量を内側よりも外側を多くしたので、内側より
も多い外側の膨張を吸収することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の要部を概ほぼ的に示した
一部断面上面図である。
【図2】図1のもののA−A線に沿う断面図である。
【図3】インストルメントパネルのカウルボックスへの
取り付けを説明するための斜視図である。
【図4】図3に示すもののB−B線に沿う断面図であ
る。
【図5】図4に示すもののD−D線に沿う断面図であ
る。
【図6】図4に示すもののE−E線に沿う断面図であ
る。
【図7】従来のものを示し、図6に対応する断面図であ
る。
【符号の説明】
1 インストルメントパネル 2 ピン 4 カウルボックス 7 ソケット 11 ピン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カウルボックスに装着したソケットにイ
    ンストルメントパネルに一体に設けたピンを差し込んで
    固定するインストルメントパネルの取付構造において、
    前記ピンの内、中央に設けたピンを円形断面とし、左右
    に設けたピンはその両側をカットした形状にし、中央及
    び左右に正方形断面のソケットを用いたことを特徴とす
    るインストルメントパネルの取付構造。
  2. 【請求項2】 前記ピンのカット量を内側に比べて外側
    を多くしたことを特徴とする請求項1に記載のインスト
    ルメントパネルの取付構造。
JP2000008798A 2000-01-18 2000-01-18 インストルメントパネルの取付構造 Pending JP2001199263A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006151022A (ja) * 2004-11-25 2006-06-15 Daiwa Kasei Ind Co Ltd 自動車のインストルメントパネル取付構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006151022A (ja) * 2004-11-25 2006-06-15 Daiwa Kasei Ind Co Ltd 自動車のインストルメントパネル取付構造
JP4694824B2 (ja) * 2004-11-25 2011-06-08 大和化成工業株式会社 自動車のインストルメントパネル取付構造

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