JP2001197597A - 補聴器フィッティング装置 - Google Patents

補聴器フィッティング装置

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JP2001197597A JP2000077741A JP2000077741A JP2001197597A JP 2001197597 A JP2001197597 A JP 2001197597A JP 2000077741 A JP2000077741 A JP 2000077741A JP 2000077741 A JP2000077741 A JP 2000077741A JP 2001197597 A JP2001197597 A JP 2001197597A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 より正確で現実に即したフィッティングを行
うことができると共に、一定時間内で確実にフィッティ
ングを行うことができる補聴器フィッティング装置を提
供する。 【解決手段】 更新する解ベクトルの初期集合を決定す
る初期解設定部3aと、解ベクトルを補聴器4の調整パ
ラメータ値に変換して補聴器4の補聴パラメータ記憶部
4eに書き込むパラメータ書き込み部3bと、各解ベク
トルに対する被験者の評価値を獲得する評価値獲得部3
cと、各解ベクトルの値と各解ベクトルに対する評価値
を基に最適解を推定する最適解推定部3dと、被験者が
各解ベクトルの評価を行うための音源を補聴器4に提示
するための音源提示部2と、この音源提示部2が一定時
間間隔で音源を順次提示するためのタイマ1を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遺伝的アルゴリズ
ム(GA)による対話型進化的計算(IEC)を用いて
フィッティングを行う補聴器フィッティング装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般的な補聴器は、数種類の調整機能を
有する。これらの調整機能には、例えば、サブボリュー
ム、出力制限、音質調整(主にフィルタを用いた周波数
特性変更装置)、自動利得調整(AGC)などがあり、
各調整機能の調整度合はユーザーもしくは調整者(医
師、販売店員等)により自由に変更可能になっている。
【0003】補聴器フィッティングとは、各調整機能の
調整度合(調整値)を個々の難聴者にとって最適な値に
設定する作業であり、難聴者の聴力図(オージオグラム)
を測定し、その結果を定められた処方式に代入して調整
値を得るものがほとんどであった。しかし、このような
方法とは一線を画するものとして、最適解推定問題等に
用いられる遺伝的アルゴリズム(GA)を用いた、対話
型進化的計算(IEC)フィッティング法が提案されて
いる。
【0004】この方法は、各調整機能の調整度合いを要
素とする多次元ベクトルを解ベクトル(染色体)とし、
各解ベクトルに応じて処理された音声等の音源を難聴者
に提示した上で、各解ベクトルに対する難聴者の評価値
を基に遺伝的アルゴリズム(GA)を実施し、最適解ベ
クトルを推定するものである。このような方法によれ
ば、難聴者本人が主観的に最も聞き易いと感じるような
フィッティング結果を、各調整機能の最適調整値を個別
に算出するのではなく、各調整機能間の相互作用も加味
した上で算出することができる。
【0005】従来、この種の装置としては、特開平9−
54765号公報に記載の最適化調整装置が知られてい
る。この最適化調整装置は、IECフィッティング法に
おいて、被験者による過去の評価特性やその被験者の生
理データを利用し、加えて、評価の途中で評価点順に解
ベクトルを適宜並べ替えて、効率よく最適解ベクトルを
探索できるようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなフ
ィッティング方法は、“対話型”であるがために、フィ
ッティングに時間がかかるという問題があった。つま
り、解ベクトルに応じて処理された音源を聴取した難聴
者が、その解ベクトルに対する評価値を決定するまでの
時間が、個々の難聴者によって様々であり、しかもその
解ベクトルに対する評価値が入力されるまで次のステッ
プへ進まないため、フィッティングに要する時間が予測
できないという問題があった。
【0007】本発明は、従来の技術が有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、より正確で現実に即したフィッティングを行う
ことができると共に、被験者の意思に従い不快感を与え
ず且つ一定時間内で確実にフィッティングを行うことが
できる補聴器フィッティング装置を提供しようとするも
のである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく請
求項1に係る発明は、更新する解ベクトルの初期集合を
決定する初期解設定手段と、解ベクトルを補聴器の調整
パラメータ値に変換して補聴器の補聴パラメータ記憶部
に書き込むパラメータ書き込み手段と、各解ベクトルに
対する被験者の評価値を獲得する評価値獲得手段と、各
解ベクトルの値と各解ベクトルに対する評価値を基に最
適解を推定する最適解推定手段と、被験者が各解ベクト
ルの評価を行うための音源を補聴器に提示するための音
源提示手段と、この音源提示手段が一定時間間隔で前記
音源を順次提示するためのタイマ手段を備えるものであ
る。
【0009】請求項2に係る発明は、更新する解ベクト
ルの初期集合を決定する初期解設定手段と、解ベクトル
を補聴器の調整パラメータ値に変換して補聴器の補聴パ
ラメータ記憶部に書き込むパラメータ書き込み手段と、
各解ベクトルに対する被験者の評価値を獲得する評価値
獲得手段と、各解ベクトルの値と各解ベクトルに対する
評価値を基に最適解を推定する最適解推定手段と、被験
者が各解ベクトルの評価を行うための音源を補聴器に提
示するための音源提示手段と、この音源提示手段が前記
音源を順次補聴器に提示するタイミングを前記評価値獲
得手段が評価値を獲得したタイミングに従って制御する
音源制御手段を備えるものである。
【0010】請求項3に係る発明は、請求項1又は2記
載の補聴器フィッティング装置において、前記評価値が
未応答である解ベクトルが存在する場合に、その世代の
最後の解ベクトルに関する音源の提示を終了した後に、
前記評価値未応答の解ベクトルに関する音源の提示を再
度行うものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。ここで、図1は本発明の第1
の実施の形態に係る補聴器フィッティング装置の構成
図、図2は同じくフローチャート、図3は本発明の第2
の実施の形態に係る補聴器フィッティング装置の構成
図、図4及び図5は同じくフローチャートである。
【0012】本発明の第1の実施の形態に係る補聴器フ
ィッティング装置は、図1に示すように、タイマ1と、
音源提示部2と、パラメータ作成部3からなる。なお、
4はいわゆるプログラマブル補聴器、5は補聴処理され
た音声や環境音などをプログラマブル補聴器4に提示す
るスピーカである。
【0013】タイマ1は、所定の時間間隔でパラメータ
作成部3のパラメータ書き込み部3bにプログラマブル
補聴器4のパラメータ記憶部4eへのパラメータ書き込
みを指示する制御信号を出力すると共に、音源提示部2
に音源の提示開始のタイミングなどを指示する制御信号
を出力する。
【0014】音源提示部2は、タイマ1からの制御信号
を受けて、スピーカ5から音源をプログラマブル補聴器
4に向けて提示する。音源には、単語や短文などの音声
信号や、補聴器の使用環境に応じた環境騒音などを使用
する。
【0015】パラメータ作成部3は、初期解設定部3a
と、パラメータ書き込み部3bと、評価値獲得部3c
と、最適解推定部3dから構成される。
【0016】プログラマブル補聴器4は、マイクロフォ
ン4a、増幅器4b、補聴処理部4c、イヤホン4d、
パラメータ記憶部4eから構成される。ここで、パラメ
ータ書き込み部3bは、プログラマブル補聴器4のパラ
メータ記憶部4eに接続されている。
【0017】初期解設定部3aは、初期の解ベクトルの
集合を設定する。ここで解ベクトルは、対象となるプロ
グラマブル補聴器4の各調整機能の調整値から構成され
る。パラメータ書き込み部3bは、初期解設定部3aで
設定された解ベクトルもしくは最適解推定部3dで推定
された解ベクトルを、プログラマブル補聴器4の調整機
能のパラメータに変換してプログラマブル補聴器4のパ
ラメータ記憶部4eに書き込む機能を有する。
【0018】評価値獲得部3cは、プログラマブル補聴
器4の補聴処理部4cで処理された音源を被験者が聴取
した際の、処理された音源に対する被験者の評価の値を
獲得する。最適解推定部3dは、各解ベクトルと評価値
獲得部3cで得られた各解ベクトルに対する被験者の評
価値を用いて遺伝的アルゴリズム(GA)を実施し、新
たな解ベクトル集合を生成する。
【0019】以上のように構成した本発明の第1の実施
の形態に係る補聴器フィッティング装置の作用につい
て、図2に示すフローチャートにより説明する。先ず、
ステップSP1において、難聴者のオージオグラムを測
定し、ステップSP2において、測定したオージオグラ
ムを用いて、既知の補聴器フィッティング処方式によ
り、フィッティング中に過大音や過小音が出力されない
よう音量調整や出力制限の調整値の探索範囲を制限する
制限範囲を算出する。
【0020】次いで、ステップSP3において、遺伝的
アルゴリズム(GA)を実施するための、プログラマブ
ル補聴器4の各調整機能の調整値から構成される解ベク
トルの初期値の集合、いわゆる初期解ベクトル集合pk
(k=1,2,3……,n)を設定する。ここでは、n
=20としている。
【0021】初期解ベクトル集合pk(k=1,2,3
……,n)は、通常の遺伝的アルゴリズム(GA)では
乱数等を用いてランダムに決定されるが、前記したステ
ップSP2において、フィッティング中に過大音や過小
音が出力されないように、音量調整や出力制限の調整値
の探索範囲に制限を設けている。
【0022】ステップSP4で初期設定(k=1)した
後、ステップSP5において、パラメータ書き込み部3
bにより、解ベクトルp1をプログラマブル補聴器4の
パラメータに変換し、ステップSP6において、パラメ
ータをプログラマブル補聴器4のパラメータ記憶部4e
に書き込む。
【0023】次いで、ステップSP7において、音源提
示部2により音源が再生され、スピーカ5よりプログラ
マブル補聴器4に提示される。被験者はプログラマブル
補聴器4の出力音(つまり、解ベクトルp1に応じて補
聴処理された音源)を聴取する。音源が所定時間だけプ
ログラマブル補聴器4に提示されると、ステップSP8
で音源の提示が終了する。
【0024】次いで、ステップSP9において、タイマ
1が起動し、予め定められた評価値獲得のための時間
(設定時間T0)のカウントを開始する。なお、ステッ
プSP7における音源提示と同時にタイマ1を起動さ
せ、音源提示から評価値獲得までの時間をタイマ1の設
定時間T0としてもよい。
【0025】ステップSP10において、評価値獲得部
3cは、タイマ1が設定時間T0をカウントし終わるま
でに、その提示音に対する被験者の評価値E1を得る。
評価値E1は、提示音に対する快適性、明瞭性などに基
づく、被験者の主観的な評価を表す数値であり、ここで
は1〜5の5段階とし、1が最も評価が低く、5が最も
評価が高いものとしている。
【0026】設定時間T0が経過した後、ステップSP
11において、タイマ1は、タイムアップし、リセット
される。そして、kが20になったか否かを判断するス
テップSP12と、kをk+1に置き換えるステップS
P13を経て、再度ステップSP5に進む。
【0027】ステップSP5では、解ベクトルp2をプ
ログラマブル補聴器4のパラメータに変換し、このパラ
メータをステップSP6でパラメータ記憶部4eに書き
込み、ステップSP7で解ベクトルp2に応じて補聴処
理された音源をスピーカ5により提示し、その提示音に
対する被験者の評価値E2の獲得がステップSP10で
行われる。なお、パラメータがパラメータ記憶部4eに
書き込まれるタイミングは、所定の時間間隔でタイマ1
の制御信号により指示される。
【0028】以下、同様にステップSP5〜ステップS
P13を繰り返し、解ベクトルp3,p4,……,p20
ついて、解ベクトルp3,p4,……,p20に応じて補聴
処理された音源の提示、その提示音に対する被験者の評
価値E3,E4,……,E20の獲得が行われる。
【0029】評価値E1〜E20の全てが獲得されると、
ステップSP14において、所定の終了条件を満たして
いるか否か判断する。所定の終了条件を満たしていると
判断した場合には、フィッティングを終了する。そし
て、現在の解ベクトル集合pk(k=1,2,3……,
n)の中で最も高い評価値を得た解ベクトルpkを最終
フィッティング値とする。
【0030】一方、終了条件を満たしていないと判断し
た場合には、ステップSP15において、現在の解ベク
トル集合pk(k=1,2,3……,n)と各解ベクト
ルpkに対する評価値Ekを用いて遺伝的アルゴリズム
(GA)における選択、交叉及び突然変異を実施し、新
たな解ベクトル集合p'kを生成する。
【0031】そして、新たな解ベクトル集合p'k(k=
1,2,3……,n)について、上記操作(SP4〜S
P14)を再度行う。ここで、所定の終了条件とは、遺
伝的アルゴリズム(GA)の進化を終了するための条件
であり、例えば、進化の回数を予め決めておいて、その
回数になったら自動的に終了するようにすればよい。
【0032】また、過大音、過小音の提示を回避するた
めに、ステップSP2において、音量調整器と出力制限
器の調整値に範囲制限を設けているが、範囲制限を設け
る調整器はこれら2つに限らず、目的に応じて、AGC
の調整器や音質調整器等の他の調整器に同様の範囲制限
を行ってもよい。
【0033】加えて、解ベクトルpkの探索空間の制限
範囲の決定をオージオグラムと既知のフィッティング処
方式を用いて行っているが、予め音源記憶部に所定の検
査用信号(純音、バンドノイズなど)を用意しておき、
その信号を用いて被験者の最小可聴閾値(HTL)及び
または不快閾値(UCL)、快適値(MCL)等を求め、
それらの値に応じて調整器の値に制限を設けてもよい。
【0034】また、終了条件としては、遺伝的アルゴリ
ズム(GA)の進化の回数の他に、Ek=5の解ベクト
ルpkが所定の数を超えたら終了するようにしてもよい
し、E kの平均値が所定の値を超えたら終了するように
してもよい。また、各解ベクトルpk間のユークリッド
距離等から遺伝的アルゴリズム(GA)の収束状態を推
定し、収束状態が一定のレベルを超えたら終了するよう
にしてもよい。
【0035】また、現在の解ベクトル集合pk(k=
1,2,3……,n)の中で最も高い評価値を得た解ベ
クトルpkを最終フィッティング値としているが、最高
点(5点)の解ベクトルpkが複数存在することも考え
られる。この場合は、どれか一つを最終フィッティング
値としてランダムに選択してもよいし、被験者に最高点
の解ベクトルpkだけ再度試聴してもらった上で好みの
解ベクトルpkを選択させてもよい。
【0036】ただし、以上のように構成された本発明の
第1の実施の形態に係る補聴器フィッティング装置にお
いては、被験者が予め定められた所定の時間(タイマ1
の設定時間T0)内に評価値Ekを応答しない場合が考
えられる。つまり、評価値の選定に悩んでいるうちに設
定時間T0が経過し、次の音源が提示されてしまう場合
である。
【0037】原理上、遺伝的アルゴリズム(GA)は、
全ての解ベクトルpkに対する評価値Ekを全て獲得しな
いと進化することができない(新解ベクトル集合p'
k(k=1,2,3……,n)を算出することができな
い)ので、評価値Ekを獲得していない解ベクトルpk
存在すると、そこでフィッティングの作業が停止してし
まう。
【0038】このような問題を解決するためには、評価
値が未応答であった解ベクトルpa,pb,……を記憶し
ておき、解ベクトルp1〜p20に応じて補聴処理された
音源の提示及びそれに対する評価(未応答を含む)が終
了した後に、未応答であった解ベクトルpa,pb,……
について再度提示し、Ea,Eb,……を獲得するプロセ
スを、解ベクトルp1〜p20の評価値E1〜E20が全て獲
得されるまで繰り返す必要がある。
【0039】次に、本発明の第2の実施の形態に係る補
聴器フィッティング装置は、図3に示すように、音源制
御部10と、音源提示部2と、パラメータ作成部3から
なり、図1に示すタイマ1の替りに音源制御部10を備
える以外は、図1に示す補聴器フィッティング装置と構
成が共通する。従って、図1と共通する構成についての
説明は、省略する。
【0040】音源制御部10は、被験者に対する音源の
提示時間である音源提示時間T1を決定する音源提示用
タイマと、音源提示後に提示された音源に対して評価す
るために被験者に与えられる時間である評価値獲得時間
T2を決定する評価値獲得用タイマなどを備えている。
【0041】そして、音源制御部10は、音源提示部2
に音源提示の開始を指示する制御信号を出力したり、パ
ラメータ作成部3の評価値獲得部3cからの評価値獲得
信号によって音源提示部2に音源提示の終了を指示する
制御信号を出力したり、また所定の時間間隔でパラメー
タ作成部3のパラメータ書き込み部3bにプログラマブ
ル補聴器4のパラメータ記憶部4eへのパラメータ書き
込みを指示する制御信号を出力したりする。
【0042】音源提示部2は、音源制御部10からの制
御信号を受けて、スピーカ5から音源をプログラマブル
補聴器4に向けて提示する。音源には、単語や短文など
の音声信号や、補聴器の使用環境に応じた環境騒音など
を使用する。
【0043】以上のように構成した本発明の第2の実施
の形態に係る補聴器フィッティング装置の作用につい
て、図4及び図5に示すフローチャートにより説明す
る。なお、図4に示すステップSP21からステップS
P26は、図2に示すフローチャートのステップSP1
からステップSP6と同様であり、またステップSP3
8からステップSP42についても、図2に示すフロー
チャートのステップSP12からステップSP16と同
様なので、説明を省略する。
【0044】先ず、ステップSP27において、予め音
源提示時間T1を設定してある音源提示用タイマを起動
させると同時に、ステップSP28において、音源提示
部2により音源を再生させ、その音響信号をスピーカ5
よりプログラマブル補聴器4に提示させる。被験者は、
プログラマブル補聴器4の出力音(つまり、解ベクトル
1に応じて補聴処理された音源)を聴取する。
【0045】ステップSP29において、評価値獲得部
3cが、その提示音に対する被験者の評価値E1を獲得
したか否かを判断する。なお、評価値E1は、提示音に
対する快適性、明瞭性などに基づく、被験者の主観的な
評価を表す数値であり、ここでは1〜5の5段階とし、
1=1が最も評価が低く、E1=5が最も評価が高いも
のとしている。
【0046】そして、評価値獲得部3cが評価値E1
獲得したと判断した場合には、ステップSP30におい
て、音源提示部2による音源提示を終了すると同時にス
テップSP31において、音源提示用タイマをリセット
した後、ステップSP38へ進む。
【0047】一方、評価値獲得部3cが評価値E1を獲
得していないと判断した場合には、ステップSP32に
おいて、音源提示用タイマがタイムアップしたか、即ち
音源の提示を開始してから音源提示時間T1が満了した
か否かを判断する。音源提示時間T1が満了していない
と判断した場合には、ステップSP28に戻って音源を
提示しつづけ、音源提示時間T1が満了したと判断した
場合には、ステップSP33において、音源提示用タイ
マをリセットする。
【0048】次いで、ステップSP34において、評価
値獲得部3cが評価値E1を獲得するために被験者に与
える時間である評価値獲得時間T2を予め設定してある
評価値獲得用タイマを起動させると同時に、ステップS
P35において、評価値獲得部3cが、その提示音に対
する被験者の評価値E1を獲得したか否かを判断する。
【0049】評価値獲得部3cが評価値E1を獲得した
と判断した場合には、ステップSP37に進んで、評価
値獲得用タイマをリセットする。一方、評価値獲得部3
cが評価値E1を獲得していないと判断した場合には、
ステップSP36において、評価値獲得用タイマがタイ
ムアップしたか、即ち音源の提示を終了してから評価値
獲得時間T2が満了したか否かを判断する。
【0050】評価値獲得時間T2が満了していないと判
断した場合には、ステップSP35に戻り、一方評価値
獲得時間T2が満了したと判断した場合には、ステップ
SP37において、評価値獲得用タイマをリセットす
る。
【0051】本発明の第2の実施の形態においては、被
験者が提示された音源に対して評価を行うタイミングと
して、ステップSP29の音源が提示されている音源提
示時間T1中でもよいし、ステップSP35の音源提示
が終了した後の評価値獲得時間T2中でもよく、被験者
はいずれかの評価し易いタイミングで行うことができ
る。
【0052】また、被験者が評価値を入力すると同時に
音源の提示が終了し、次の音源の提示が開始されるの
で、フィッティング時間の短縮になる。加えて、被験者
にとって不快音が提示されてしまった場合にも、評価値
入力と同時に提示がストップするので、被験者はより快
適にフィッティング作業を行うことができる。
【0053】ただし、以上のように構成された本発明の
第2の実施の形態に係る補聴器フィッティング装置にお
いては、被験者が予め定められた設定時間(音源提示時
間T1+評価値獲得時間T2)内に評価値Ekを応答し
ない場合が考えられる。つまり、評価値の選定に悩んで
いるうちに設定時間(音源提示時間T1+評価値獲得時
間T2)が経過し、次の音源が提示されてしまう場合で
ある。
【0054】このような場合には、図1に示す本発明の
第1の実施の形態に係る補聴器フィッティング装置と同
様、評価値が未応答であった解ベクトルpa,pb,……
を記憶しておき、解ベクトルp1〜p20に応じて補聴処
理された音源の提示及びそれに対する評価(未応答を含
む)が終了した後に、未応答であった解ベクトルpa
b,……について再度提示し、Ea,Eb,……を獲得
するプロセスを、解ベクトルp1〜p20の評価値E1〜E
20が全て獲得されるまで繰り返す必要がある。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に係る発明
によれば、難聴者の主観的な評価に忠実な補聴器フィッ
ティングを、一定の時間内で確実に行うことができる。
【0056】請求項2に係る発明によれば、難聴者の主
観的な評価に忠実な補聴器フィッティングを、被験者の
意思に従って不快感を与えずに、一定の時間内で確実に
行うことができる。
【0057】請求項3に係る発明によれば、評価値が未
応答であった解ベクトルに関する評価値を確実に獲得す
ることができ、難聴者の主観的な評価に忠実な補聴器フ
ィッティングを、被験者の意思に従って不快感を与えず
且つ一定の時間内で確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る補聴器フィッ
ティング装置の構成図
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る補聴器フィッ
ティング装置のフローチャート
【図3】本発明の第2の実施の形態に係る補聴器フィッ
ティング装置の構成図
【図4】本発明の第2の実施の形態に係る補聴器フィッ
ティング装置のフローチャート
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る補聴器フィッ
ティング装置のフローチャート
【符号の説明】
1…タイマ、2…音源提示部、3…パラメータ作成部、
3a…初期解設定部、3b…パラメータ書き込み部、3
c…評価値獲得部、3d…最適解推定部、4…プログラ
マブル補聴器、4e…パラメータ記憶部、5…スピー
カ、10…音源制御部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 更新する解ベクトルの初期集合を決定す
    る初期解設定手段と、解ベクトルを補聴器の調整パラメ
    ータ値に変換して補聴器の補聴パラメータ記憶部に書き
    込むパラメータ書き込み手段と、各解ベクトルに対する
    被験者の評価値を獲得する評価値獲得手段と、各解ベク
    トルの値と各解ベクトルに対する評価値を基に最適解を
    推定する最適解推定手段と、被験者が各解ベクトルの評
    価を行うための音源を補聴器に提示するための音源提示
    手段と、この音源提示手段が一定時間間隔で前記音源を
    順次提示するためのタイマ手段を備えることを特徴とす
    る補聴器フィッティング装置。
  2. 【請求項2】 更新する解ベクトルの初期集合を決定す
    る初期解設定手段と、解ベクトルを補聴器の調整パラメ
    ータ値に変換して補聴器の補聴パラメータ記憶部に書き
    込むパラメータ書き込み手段と、各解ベクトルに対する
    被験者の評価値を獲得する評価値獲得手段と、各解ベク
    トルの値と各解ベクトルに対する評価値を基に最適解を
    推定する最適解推定手段と、被験者が各解ベクトルの評
    価を行うための音源を補聴器に提示するための音源提示
    手段と、この音源提示手段が前記音源を順次補聴器に提
    示するタイミングを前記評価値獲得手段が評価値を獲得
    したタイミングに従って制御する音源制御手段を備える
    ことを特徴とする補聴器フィッティング装置。
  3. 【請求項3】 前記評価値が未応答である解ベクトルが
    存在する場合に、その世代の最後の解ベクトルに関する
    音源の提示を終了した後に、前記評価値未応答の解ベク
    トルに関する音源の提示を再度行うことを特徴とする請
    求項1又は2記載の補聴器フィッティング装置。
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