JP2001197388A - 映像信号装置 - Google Patents

映像信号装置

Info

Publication number
JP2001197388A
JP2001197388A JP2000007244A JP2000007244A JP2001197388A JP 2001197388 A JP2001197388 A JP 2001197388A JP 2000007244 A JP2000007244 A JP 2000007244A JP 2000007244 A JP2000007244 A JP 2000007244A JP 2001197388 A JP2001197388 A JP 2001197388A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screen
solid
mode
video signal
animation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000007244A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Mori
昌洋 毛利
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Funai Electric Co Ltd filed Critical Funai Electric Co Ltd
Priority to JP2000007244A priority Critical patent/JP2001197388A/ja
Publication of JP2001197388A publication Critical patent/JP2001197388A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Television Receiver Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】通常番組の画面の鮮やかさを損なうことなく、
アニメ放送が視聴者に与える悪影響を低減する。 【解決手段】映像信号の変化に対する映像信号に対応し
た画面(CRT4に表示される画面)の変化の比率を変
更可能な構成とし、前記画面の変化の比率を小さくする
モードをアニメモードとし、前記比率を小さくしないモ
ードをノーマルモードとするとき、映像信号に基づい
て、この映像信号により示される画面にベタ塗り部があ
るかどうかを判定し、ベタ塗り部があると判定したとき
にはベタ信号を送出するベタ判定部5と、ベタ信号が送
出されるときには、ノーマルモードをアニメモードに変
更する表示制御部7とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像信号がアニメ
画面を示す信号となるときには、刺激を抑制した画面表
示とすることにより、アニメ画面が視聴者の体調に与え
る悪影響を低減する映像信号装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】テレビ放送におけるアニメ画面において
は、物語の展開の効果を高めるため、ときには、色合い
や輝度が、点滅するかのように大きく変化することがあ
る。一方、近年においては、上記した色合いや輝度の大
きな変化が、視聴者の体調に悪い影響を与える場合があ
ることが報告されている。また、この影響の程度は、部
屋を暗くし、画面のコントラストを高くする程に、その
程度が強くなることが報告されている。このため、アニ
メ放送を行うときには、『部屋を明るくして下さい』と
いったような、視聴者への注意事項を、テロップによっ
て表示している(第1の従来技術とする)。
【0003】また、CRTに表示される画面の状態を変
化させる従来技術に、実開平5−2483号として提案
された技術がある。すなわち、この技術では、入力設定
された輝度レベル等の映像状態と、時間帯とを記憶する
メモリ部と、計時を行うタイマ部とを備えている。ま
た、計時された時刻が指定された時刻となったときに
は、輝度信号処理回路等の制御を行うことにより、画面
の輝度レベルを、入力設定されたレベルとなるように制
御する制御用マイコンを備えている。このため、日中、
等のように、周囲が明るくなるときには、画面の輝度が
自動で高められ、快適な試聴を行うことができるように
なっている(第2の従来技術とする)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら第1の従
来技術を用いた場合では、以下に示す問題を生じてい
た。すなわち、テロップによって、視聴者への注意事項
を表示したときにも、アニメ放送を試聴している者が子
供だけである場合には、表示された注意事項が実行され
ることは稀である。このため、アニメ放送となったとき
にも、部屋が暗いままに放っておかれる場合があり、こ
の場合では、アニメ画面が子供の体調に悪い影響を与え
ることがあった。
【0005】また、第2の従来技術は、入力設定された
映像状態と時間帯とに従って、輝度レベルを制御する構
成となっている。このため、通常の番組を試聴すると
き、輝度レベルが最適となるように設定した場合では、
アニメ放送となったときには、アニメ画面が子供の体調
に悪い影響を与えることを防止できない。
【0006】本発明は上記課題を解決するため創案され
たものであって、その目的は、アニメ放送の画面になっ
たと判定したときには、刺激を抑制した画面表示とする
ことにより、通常番組の画面の鮮やかさを損なうことな
く、アニメ放送が視聴者に与える悪影響を低減すること
のできる映像信号装置を提供することにある。
【0007】また、上記目的に加え、アニメ画面が視聴
者に与える刺激を効率よく抑制することのできる映像信
号装置を提供することにある。
【0008】また、上記目的に加え、アニメ画面でない
とき、誤ってアニメモードとなることを防止することの
できる映像信号装置を提供することにある。
【0009】また、上記目的に加え、アニメ放送が終了
したときには、鮮やかさのある画像の表示状態に速やか
に復帰することのできる映像信号装置を提供することに
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明に係る映像信号装置は、映像信号の変化に対する
前記映像信号に対応した画面の変化の比率を変更可能な
映像信号装置に適用し、前記画面の変化の比率を小さく
するモードをアニメモードとし、前記比率を小さくしな
いモードをノーマルモードとするとき、映像信号に基づ
いて、この映像信号により示される画面にベタ塗り部が
あるかどうかを判定し、ベタ塗り部があると判定したと
きにはベタ信号を送出するベタ判定部と、ベタ信号が送
出されるときには、ノーマルモードをアニメモードに変
更する表示制御部とを備えた構成としている。
【0011】すなわち、アニメ画面はベタ塗り部のある
画面であるため、アニメ放送となったときには、ベタ判
定部はベタ信号を送出する。このため、アニメ画面とな
ったときには、モードは、アニメモードとなる。そし
て、アニメモードとなるときでは、映像信号の変化に対
する画面の変化の比率が小さくなる。従って、映像信号
における輝度や色合いが大きく変化するときにも、画面
の輝度や色合いの変化の割合は少なくなる。つまり、映
像信号における輝度や色合いの変化が大きくなるときに
も、画面における輝度や色合いの変化は抑制される。
【0012】また、上記構成に加え、アニメモードとな
るときには、コントラストを、ノーマルモード時のコン
トラストより低くする構成としている。
【0013】すなわち、コントラストを低下させた場合
では、映像信号の輝度や色合いが大きく変化するときに
も、表示される画面の輝度や色合いの変化は小さな変化
となる。
【0014】また、上記構成に加え、前記表示制御部
は、前記ベタ信号の送出の継続期間が、予め設定された
第1の期間を越えるときには、ノーマルモードをアニメ
モードに変更する構成としている。
【0015】すなわち、コマーシャル画面等のように、
アニメ画面ではないにも関わらず、ベタ塗り部のある画
面となったときにも、その継続期間が第1の期間を越え
ないときには、アニメモードに変更されない。
【0016】また、上記構成に加え、予め設定された期
間であって、第1の期間より短い期間を第2の期間とす
るとき、前記表示制御部は、前記ベタ信号の送出の停止
する期間が第2の期間を越えて続くときには、アニメモ
ードをノーマルモードに変更する構成としている。
【0017】すなわち、アニメ画面が終了したときに
は、第1の期間より短い期間に設定された第2の期間が
経過したとき、ノーマルモードに変更される。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例の形態を、
図面を参照しつつ説明する。図1は、本発明に係る映像
信号装置の一実施形態を備えたテレビの電気的構成を示
すブロック線図である。
【0019】図において、チューナ・IF部2は、ユー
ザにより指示されたチャンネルを受信すると共に、受信
した信号の所定処理を行うことにより得られた中間周波
信号を増幅するブロックとなっている。そして、増幅し
た中間周波信号を映像信号処理部3に送出する。
【0020】映像信号処理部3は、チューナ・IF部2
から送出される中間周波信号から、CRT4を駆動する
ための駆動信号を生成するブロックとなっている。すな
わち、中間周波信号を映像検波することにより取り出し
た映像信号を、輝度信号と色信号とに分離する。そし
て、これら2種の信号を映像信号装置1に送出すると共
に、映像信号装置1によってレベル設定された輝度信号
と色信号とから、CRT4を駆動するための駆動信号を
生成する。
【0021】映像信号装置1は、映像信号処理部3から
送出される映像信号が、アニメ画面を示す信号となると
きには、CRT4に表示される画面を、コントラスト等
を下げた画面に変更するためのブロックとなっている。
このため、ベタ判定部5、レベル変更部6、および、表
示制御部7を備えている。
【0022】ベタ判定部5は、映像信号処理部3から送
出される映像信号(輝度信号と色信号)に基づいて、こ
の映像信号により示される画面に、ベタ塗り部があるか
どうかを判定するブロックとなっている。そして、ベタ
塗り部があると判定したときにはベタ信号を表示制御部
7に送出する。
【0023】すなわち、ベタ判定部5は、水平走査線の
それぞれ毎に、輝度信号のレベルと色信号のレベルとが
一定になる期間が、1水平走査期間の1/4の期間より
長く続くかどうかを調べる。そして、上記条件を満たす
走査線(レベルが一定になる期間が、1水平走査期間の
1/4の期間より長く続く走査線)が、連続して10本
以上となるときには、ベタ塗り部があると判定する。な
お、上記期間については、その他の任意の期間として、
例えば、1水平走査期間の1/5の期間、1/3の期
間、1/2の期間、あるいは1水平走査期間に等しい期
間等とすることが可能である。また、上記本数について
は、その他の任意の本数として、例えば、5本、あるい
は、15本、等とすることが可能である。
【0024】レベル変更部6は、ノーマルモードとアニ
メモードとのそれぞれに対応して、CRT4に表示され
る画面のコントラストやブライトネスや色の濃さを変更
するためのブロックとなっている。
【0025】すなわち、表示制御部7の出力がノーマル
モードであることを示すときには、CRT4の画面が通
常の鮮やかさを有する画面となるように、映像信号処理
部3から送出される輝度信号と色信号とのレベルを設定
し、レベル設定した信号を映像信号処理部3に送り戻
す。また、表示制御部7の出力がアニメモードを示すと
きには、CRT4の画面表示が、刺激を抑制した画面表
示となるように、映像信号処理部3から送出される輝度
信号と色信号とのレベルを設定し、レベル設定した信号
を映像信号処理部3に送り戻す。
【0026】より詳細には、レベル変更部6は、アニメ
モードとなるときには、ノーマルモードとなるときに比
すると、画面が視聴者に与える刺激を効率よく抑制する
ため、CRT4の画面のコントラストが低下するよう
に、輝度信号と色信号とのレベルを設定する。且つ、ブ
ライトネスと色の濃さとが少し減少するように、併せ
て、輝度信号と色信号とのレベルを設定する。
【0027】表示制御部7は、ベタ判定部5がベタ信号
を送出する期間が、予め設定された第1の期間を越えて
継続するときには、ノーマルモードをアニメモードに変
更するブロックとなっている。また、ベタ判定部5がベ
タ信号を送出しなくなる期間が、予め設定された第2の
期間を越えて継続するときには、アニメモードをノーマ
ルモードに変更する。なお、第2の期間は第1の期間よ
り短い期間に設定されている。
【0028】第1の期間は、アニメ画面となったとき、
アニメモードに移行するまでの遅れ時間を意味してい
る。従って、短くすることが望ましい。しかし、コマー
シャル画面となったときには、ベタ塗り部を有する画面
となるときがあり、この場合には、コマーシャル画面に
よって、アニメモードに移行する恐れがある。しかし、
ベタ塗り部を有するコマーシャル画面は、1分を越えて
続くことは極めて稀であり、極めて高い確率で1分以内
に終了する。
【0029】以上のことから、本実施形態では、第1の
期間を1分とすることにより、アニメ画面となったと
き、アニメモードに移行する遅れを短くすると共に、コ
マーシャル画面によって、アニメモードに移行すること
を防止している。
【0030】第2の期間は、アニメ画面が終了したと
き、ノーマルモードに移行するまでの遅れ時間を意味し
ている。従って、短くすることが望ましい。しかし、ア
ニメ画面においても、ベタ塗り部が無い画面となるとき
があり、この場合には、誤ってノーマルモードに移行す
る恐れがある。
【0031】以上のことから、本実施形態では、第2の
期間を20秒とすることにより、アニメ画面が終了した
とき、ノーマルモードに移行する遅れを短くすると共
に、アニメ画面がベタ塗り部の無い画面となるときに
も、誤ってノーマルモードに移行することを防止してい
る。
【0032】図2は、実施形態の主要動作を示すフロー
チャートである。必要に応じて同図を参照しつつ、実施
形態の動作を説明する。
【0033】電源がオン状態となったときには、表示制
御部7は、レベル変更部6への出力を、ノーマルモード
を示すレベルにする(ステップS1)。従って、この状
態では、番組は、通常の鮮やかさをもった画面として、
CRT4に表示される。一方、ベタ判定部5は、画面に
ベタ塗り部があるかどうかを調べる。通常の番組の場合
には、ベタ塗り部が無いことから、ベタ判定部5はベタ
信号を送出しない。このため、表示制御部7は、レベル
変更部6にノーマルモードを示すレベルを与え続ける。
従って、動作はステップS2のループ動作となる。
【0034】上記状態において、コマーシャル画面とな
り、画面にベタ塗り部があったとする。このときには、
ベタ判定部5はベタ信号を送出する。しかし、ベタ塗り
部のあるコマーシャル画面は、殆どの場合、15秒以内
に終了する。また、長い場合であっても、1分に達する
以前に、画面は、ベタ塗り部の無い画面に変化する。従
って、この場合にも、動作は、ステップS2のループ動
作となる。
【0035】そして、アニメ放送が始まり、映像信号の
示す画面がアニメ画面となったときには、画面にベタ塗
り部があることから、ベタ判定部5は、ベタ信号を表示
制御部7に送出し続ける。このため、表示制御部7は、
ベタ判定部5がベタ信号を送出する期間が1分を越えた
ときには、アニメ画面であると判定し、レベル変更部6
への出力を、アニメモードを示すレベルに変化させる
(ステップS3)。
【0036】また、以後では、アニメ画面におけるベタ
塗り部が小さく分割されたため、ベタ判定部5がベタ信
号を送出しなくなる場合が生じたときにも、この期間
は、20秒より短くなる。一方、表示制御部7は、ベタ
信号の送出の停止する期間が20秒以内であるときに
は、アニメモードを維持させる。このため、アニメ放送
の時間中では、ステップS3,S4のループ動作、また
は、ステップS3〜S5のループ動作となる。
【0037】そして、アニメモードとなるときには、C
RT4に表示される画面は、コントラストが低下すると
共に、ブライトネスと色の濃さとが少し減少した画面と
なる。このため、アニメ画面が、色や明るさが、明滅す
るように激しく変化する画面となるときにも、CRT4
に表示される画面では、上記した変化は、抑制された変
化に留まる。すなわち、視聴者の体調に悪い影響を与え
ない画面となる。
【0038】アニメ放送の時間中にCMが挿入され、コ
マーシャル画面となったときには、ベタ塗り部の無い画
面が20秒を越えて続く。このため、CMが挿入された
場合、CMになって20秒が経過すると、表示制御部7
は、アニメモードをノーマルモードに変更する(ステッ
プS6)。従って、CRT4に表示される画面は、通常
の鮮やかさを有する画面に変化する。
【0039】次いで、表示制御部7は、上記したノーマ
ルモードの状態が5分を越えて続くがどうかを判定する
(ステップS7)。一方、コマーシャル画面は、長くと
も、3分以内には終了する。このため、ステップS4〜
S7のループ動作を行っているとき、再びアニメ放送が
再開されると、画面はベタ塗り部のある画面となる。こ
のため、ベタ判定部5はベタ信号の送出を開始する。そ
の結果、コマーシャル画面が終了し、5秒が経過したと
きには、ループ動作のステップS4から、ステップS3
へと抜け出す。このため、表示制御部7は、モードを、
ノーマルモードからアニメモードに変更する。その結
果、CRT4の画面は、アニメモードの画面となる。そ
して後には、再度、ステップS3,S4のループ動作、
または、ステップS3〜S5のループ動作が開始され
る。
【0040】そして、アニメ放送が終了したときには、
ベタ塗り部の無いコマーシャル画面、あるいは、ベタ塗
り部があっても、その継続時間が15秒を越えることは
稀であるコマーシャル画面が始まる。このため、コマー
シャル画面が始まって20秒が経過したときには、動作
は、ステップS3〜S5のループ動作から、ステップS
6に移行し、モードは、アニメモードからノーマルモー
ドに変更される。そして、以後では、ステップS4〜S
7のループ動作が開始される。
【0041】上記したステップS4〜S7のループ動作
は、アニメ放送が終了した後の動作となっている。従っ
て、以後では、ベタ信号の送出期間が20秒を越えて継
続する事態が生じない。このため、ステップS4〜S7
のループ動作を開始して後、5分が経過したときには、
動作はステップS2のループ動作(電源オン時と同一の
動作)に移行することになる。
【0042】なお、ステップS4の判定に用いる5秒の
期間は、アニメ放送中に挿入されたCMが終了し、アニ
メ画面が再開されたとき、アニメモードに移行するまで
の遅れ時間となる。一方、また、この期間は、コマーシ
ャル画面にベタ塗り部が現れたとき、このベタ塗り部に
よって、アニメモードに移行してしまうことを防止する
ための期間ともなっている。従って、この期間について
は、短くすることが望ましいが、余り短くする場合で
は、コマーシャル画面により、誤ってアニメモードに移
行する確率が高くなる。従って、本実施形態では5秒と
しているが、この期間については、上記した条件の兼ね
合いにより、任意の期間(例えば、3秒、10秒、ある
いは、15秒等)とすることが可能になっている。
【0043】なお、本発明は上記実施形態に限定され
ず、テレビに適用した場合について説明したが、その他
の装置として、例えば、ビデオカセットデッキの受信装
置、等にも同様に適用することが可能になっている。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る映像
信号装置は、映像信号の変化に対する前記映像信号に対
応した画面の変化の比率を変更可能な映像信号装置に適
用し、前記画面の変化の比率を小さくするモードをアニ
メモードとし、前記比率を小さくしないモードをノーマ
ルモードとするとき、映像信号に基づいて、この映像信
号により示される画面にベタ塗り部があるかどうかを判
定し、ベタ塗り部があると判定したときにはベタ信号を
送出するベタ判定部と、ベタ信号が送出されるときに
は、ノーマルモードをアニメモードに変更する表示制御
部とを備えた構成としている。従って、アニメ画面とな
ったときには、映像信号の変化に対する画面の変化の比
率が小さくなる。つまり、映像信号における輝度や色合
いの変化が大きくなるときにも、画面における輝度や色
合いの変化は抑制されるので、通常番組の画面の鮮やか
さを損なうことなく、アニメ放送が視聴者に与える悪影
響を低減することができる。
【0045】また、さらに、アニメモードとなるときに
は、コントラストを、ノーマルモード時のコントラスト
より低くする構成としている。すなわち、コントラスト
を低下させた場合では、映像信号の輝度や色合いが大き
く変化するときにも、表示される画面の輝度や色合いの
変化は、小さな変化となるので、アニメ画面が視聴者に
与える刺激を効率よく抑制することができる。
【0046】また、さらに、前記表示制御部は、前記ベ
タ信号の送出の継続期間が、予め設定された第1の期間
を越えるときには、ノーマルモードをアニメモードに変
更する構成としている。従って、コマーシャル画面等の
ように、アニメ画面ではないにも関わらず、ベタ塗り部
のある画面となったときにも、その継続期間が第1の期
間を越えないときには、アニメモードに変更されない。
このため、アニメ画面でないとき、誤ってアニメモード
となることを防止することができる。
【0047】また、さらに、予め設定された期間であっ
て、第1の期間より短い期間を第2の期間とするとき、
前記表示制御部は、前記ベタ信号の送出の停止する期間
が第2の期間を越えて続くときには、アニメモードをノ
ーマルモードに変更する構成としている。従って、アニ
メ画面が終了したときには、第1の期間より短い期間に
設定された第2の期間が経過したとき、ノーマルモード
に変更されるので、アニメ放送が終了したときには、鮮
やかさのある画像の表示状態に速やかに復帰することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る映像信号装置の一実施形態を適用
したテレビの電気的構成を示すブロック線図である。
【図2】実施形態の主要動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 映像信号装置 5 ベタ判定部 7 表示制御部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号の変化に対する前記映像信号に
    対応した画面の変化の比率を変更可能な映像信号装置に
    おいて、 前記画面の変化の比率を小さくするモードをアニメモー
    ドとし、前記比率を小さくしないモードをノーマルモー
    ドとするとき、 映像信号に基づいて、この映像信号により示される画面
    にベタ塗り部があるかどうかを判定し、ベタ塗り部があ
    ると判定したときにはベタ信号を送出するベタ判定部
    と、 ベタ信号が送出されるときには、ノーマルモードをアニ
    メモードに変更する表示制御部とを備えたことを特徴と
    する映像信号装置。
  2. 【請求項2】 アニメモードとなるときには、コントラ
    ストを、ノーマルモード時のコントラストより低くする
    ことを特徴とする請求項1記載の映像信号装置。
  3. 【請求項3】 前記表示制御部は、 前記ベタ信号の送出の継続期間が、予め設定された第1
    の期間を越えるときには、ノーマルモードをアニメモー
    ドに変更することを特徴とする請求項1または請求項2
    記載の映像信号装置。
  4. 【請求項4】 予め設定された期間であって、第1の期
    間より短い期間を第2の期間とするとき、 前記表示制御部は、 前記ベタ信号の送出の停止する期間が第2の期間を越え
    て続くときには、アニメモードをノーマルモードに変更
    することを特徴とする請求項3記載の映像信号装置。
JP2000007244A 2000-01-17 2000-01-17 映像信号装置 Pending JP2001197388A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000007244A JP2001197388A (ja) 2000-01-17 2000-01-17 映像信号装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000007244A JP2001197388A (ja) 2000-01-17 2000-01-17 映像信号装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001197388A true JP2001197388A (ja) 2001-07-19

Family

ID=18535649

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000007244A Pending JP2001197388A (ja) 2000-01-17 2000-01-17 映像信号装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001197388A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003250159A (ja) * 2002-02-22 2003-09-05 Fujitsu Ltd 動画像処理方法及び動画像処理装置
WO2005041576A1 (ja) * 2003-10-27 2005-05-06 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. コンテンツ配信サーバおよびコンテンツ再生制御端末

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003250159A (ja) * 2002-02-22 2003-09-05 Fujitsu Ltd 動画像処理方法及び動画像処理装置
WO2005041576A1 (ja) * 2003-10-27 2005-05-06 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. コンテンツ配信サーバおよびコンテンツ再生制御端末
CN1875630B (zh) * 2003-10-27 2011-04-06 松下电器产业株式会社 内容分配服务器及内容分配方法
US9014541B2 (en) 2003-10-27 2015-04-21 Panasonic Intellectual Property Corporation Of America Content distribution server and content playback control terminal

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7525514B2 (en) Plasma display apparatus
US20160360145A1 (en) Image quality adjustment method and system
JP2007214983A (ja) クイックスタートモードを備えた映像表示装置
JP2009027550A (ja) 映像信号処理装置
JP2008225026A (ja) 液晶表示装置
JP2005167774A (ja) 映像音響機器
JPH06245167A (ja) モニタ装置
EP0822717A2 (en) Playback control apparatus
JP2001197388A (ja) 映像信号装置
JP4623615B2 (ja) Tv放送受信装置およびその制御方法
JP2009175182A (ja) 画像処理装置
JP2006270412A (ja) 液晶テレビジョン受像機
JP2005523482A (ja) スクリーン老化を防ぐためのビデオ信号処理装置の制御方法及び装置
JP2007327987A (ja) プロジェクタ装置、プロジェクタの表示処理方法、及びプロジェクタの表示処理プログラム
US20080024668A1 (en) Method, apparatus, and computer product for eliminating noise
JP2009139842A (ja) 画像表示装置及び画像表示方法
JP3050497B2 (ja) 映像信号受信装置
JP3090313U (ja) テレビジョン受信装置
JP2005303394A (ja) 液晶表示装置
KR20080051616A (ko) 디스플레이 장치 및 디스플레이 방법
JP2008085526A (ja) 映像表示装置
JPH05328160A (ja) 映像表示サイズ自動切換装置
JP2007104120A (ja) テレビジョンおよび受像機
JP2007286228A (ja) 画像表示位置制御装置および画像表示位置制御方法
JP2522739Y2 (ja) ディスプレイ装置