JP2001195154A - 情報機器の内部冷却構造 - Google Patents

情報機器の内部冷却構造

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JP2001195154A
JP2001195154A JP2000002681A JP2000002681A JP2001195154A JP 2001195154 A JP2001195154 A JP 2001195154A JP 2000002681 A JP2000002681 A JP 2000002681A JP 2000002681 A JP2000002681 A JP 2000002681A JP 2001195154 A JP2001195154 A JP 2001195154A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パソコン本体内において個々のコンポーネン
トを満遍なく冷却して冷却効率の向上を図り得る。 【解決手段】 パソコン本体2内に立設したメイン基板
21の背面側において、空気の上流側からディスクドラ
イブユニット25、HDDユニット24、CPUユニッ
ト23および電源ユニット22の順に固定する。ディス
クドライブユニットのアングル部材25c、HDDユニ
ットのアングル部材24b、CPUユニットのカバー2
3c、および電源ユニットのケーシング22eをそれぞ
れダクト状に形成し、ファンモータ22bによる空気の
流れを各コンポーネントに対し上流側から順に無駄なく
作用させるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報機器内をファ
ンなどによって強制的に冷却するようにした情報機器の
内部冷却構造に関し、詳しくは、情報機器を構成する主
要なコンポーネンツに対する冷却空気の流れを最適化す
る対策に係わる。
【0002】
【従来の技術】一般に、情報機器としては、液晶タイプ
の平面ディスプレイ、プログラムやデータを記憶する記
憶手段、およびこの記憶手段に記憶されたプログラムを
実行してデータを処理するコンピュータ回路(基板)な
どのコンポーネンツを装備するパソコンがある。
【0003】このようなパソコンでは、その内部におい
て主要なコンポーネンツをファンなどの冷却手段により
生成される空気の流れによって強制的に冷却する必要が
あり、内部を冷却する種々の手法が従来より講じられて
いる。このような液晶タイプのパソコンは、省スペース
性が優れているため、家庭や事務所などにおいて普及の
一途にあり、設置時には内部の主要なコンポーネンツの
冷却および操作を妨げない静粛性が要求されるのは勿論
のこと、シンプルな構造であることも要求されている。
【0004】そして、この種パソコンの内部冷却構造と
しては、例えば、基板の枚数が増減する内部での空気の
流れを常に一定に保つ上で、調整板を挿入するもの(実
開平5−18090号公報参照)や、内部に装備される
LSI(基板)の冷却を効率よく行う上で、ファンとL
SIとの間のダクト形状を変化させて空気の流量を変え
るもの(特開平5−95062号公報参照)がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、パソコンな
どの情報機器では、扱う情報量の増大や高密度実装技術
の発展により、コンポーネンツの消費電力が増加の一途
である。しかも、コンポーネンツの多様化などにより、
情報機器の内部構造が複雑化する傾向にある。このた
め、情報機器内において温度が上昇することになる。
【0006】その場合、熱害に弱いコンポーネントを保
護する上で、情報機器内の温度上昇に応じた大型ファン
などの冷却手段を用い、これによって強制冷却すること
が考えられるが、大型のファンでは騒音が大きくなり、
騒音基準に適さないばかりか、情報機器内において大き
な収容スペースを必要とし、情報機器の大型化が余儀な
くされる。しかも、ファンによる単なる強制冷却では、
その冷却範囲が限られることになり、部分的に高温とな
る箇所が発生するおそれもある。
【0007】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、情報機器内において
コンポーネンツに対する空気の流れを最適化させること
で、個々のコンポーネントを満遍なく冷却させて冷却効
率の向上を図り得る内部冷却構造を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、情報機器内をファンなどの冷却手段に
より生成される空気の流れによって強制的に冷却するよ
うにした情報機器の内部冷却構造を前提とする。そし
て、上記情報機器を構成する主要なコンポーネンツをそ
れぞれ固定具によって情報機器内に固定し、この各固定
具を、上記冷却手段による空気の流れを各コンポーネン
トに対し上流側から順に無駄なく作用させるようにダク
ト状に形成している。
【0009】この場合、各コンポーネントの固定具がそ
れぞれダクト状に形成されているので、ファンなどの冷
却手段により生成される空気がダクト状の固定具を介し
て各コンポーネントに対し上流側から順に無駄なく作用
し、部分的に高温となる箇所が発生することがない。こ
れにより、冷却手段の空気によって、各コンポーネント
が満遍なく冷却されて、情報機器内の冷却効率の向上を
図ることが可能となる。
【0010】しかも、固定具をダクト化することで、大
型のファンを不要にして騒音の低減化および情報機器の
小型化を促進することが可能になると共に、ダクトや調
整板などの別途の流体部品を不要にして部品点数の削減
によるコストの低廉化が図り得られる。その上、固定具
のダクト化によって、情報機器内での省スペース化が可
能となり、情報機器の内部構造が非常にシンプルなもの
となる。
【0011】ここで、側方に基板が隣接して配置される
固定具の基板側面に、基板に対し空気を満遍なく作用さ
せて基板を強制的に冷却する開口部を設けた場合には、
固定具側方の基板に対し開口部を介して空気を作用させ
ることで、基板の冷却効率を向上させることが可能とな
る。
【0012】また、情報機器内においてそれぞれ主要な
コンポーネント毎に分割した各固定具同士の間を、柔軟
性を有する繋ぎ部材を介して隙間なく接続した場合に
は、各固定具同士が繋ぎ部材により隙間なく接続されて
空気が効率よく流通し、この空気を各コンポーネントに
対し固定具同士の間を介して円滑に作用させることが可
能となる。しかも、固定具同士を接続する際に急な折れ
曲がりなどによって組立性に難があったとしても、繋ぎ
部材自身の柔軟性によって固定具同士が円滑に組み立て
られることになる。
【0013】さらに、各固定具に、主要なコンポーネン
ト毎に異なる発熱量を開口部の形状などによって個々に
調整する調整手段を設けた場合には、各コンポーネント
の大きさなどによって変化する空気流路の断面積の差
や、各コンポーネント毎に異なる発熱量の差が、調整手
段によって個々に調整、具体的には、固定具の開口部の
開口位置や開口面積によって最適に調整される。これに
より、情報機器内の各コンポーネントがほぼ均一に冷却
され、最適な冷却環境が実現されることになる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0015】<第1の実施形態>図1および図2は、本
発明の第1の実施形態に係わる情報機器としての一体型
液晶ディスクトップタイプのパソコンの一例を示す外観
斜視図である。
【0016】図1および図2において、このパソコンX
は、平面ディスプレイ1をパソコン本体2の前面に装着
してなる。そして、図3に示すように、パソコン本体2
の内部には、主要なコンポーネンツとして、基板として
のメイン基板21、電源ユニット22、CPUユニット
23、HDD(ハード・ディスク・ドライブ)ユニット
24およびディスクドライブユニット25などが収容さ
れている。このメイン基板21、電源ユニット22、C
PUユニット23、HDDユニット24およびディスク
ドライブユニット25などのコンポーネントは、図4に
も示すように、パソコン本体2のケーシング2aに対し
組み付けられている。上記メイン基板21、電源ユニッ
ト22、CPUユニット23、HDDユニット24およ
びディスクドライブユニット25は、その後方から裏板
2bにより閉塞され、図5に示すように、さらに裏板2
bの後方から裏蓋20により閉塞されることによってパ
ソコン本体2のケーシング2aの閉空間に収容されるこ
とになる。
【0017】メイン基板21は、図6に示すように、パ
ソコン本体2のケーシング2a内において前面(図6で
は右側の面)に沿うように立設状態で収容されている。
【0018】電源ユニット22は、図7に示すように、
左右方向に長い四角柱形状のケーシング22eにより囲
まれた電源本体22aと、この電源本体22aの一側端
(図7では右端)に設けられた冷却手段としてのファン
モータ22bとを備えている。この電源ユニット22
は、電源本体22aのケーシング22eによって、パソ
コン本体2のケーシング2a内におけるメイン基板21
裏面側の上部他側(図4では上部左側)に固定されてい
る。ファンモータ22bは、電源本体22aのケーシン
グ22e一側端に取り付けられた略矩形枠状のファンケ
ーシング22hと、このファンケーシング22h内に設
けられ、図示しないモータにより駆動するファン22c
とを備えている。また、電源本体22aのケーシング2
2e一側(図7では右側)には、ケーシング22e(電
源本体22a)内に空気を導入する導入口22dが開設
されている。そして、導入口22dから電源本体22a
のケーシング22e内に導入された空気は、電源本体2
2aの他側からファン22cによってパソコン本体2の
ケーシング2a外に吸い出されるようになされている。
そして、電源本体22aのケーシング22eおよびファ
ンモータ22bのファンケーシング22hは、電源ユニ
ット22の固定具であり、ファン22c(ファンモータ
22b)による空気の流れを電源本体22a(電源ユニ
ット22)に対し無駄なく作用させるダクトとしての機
能を有している。
【0019】CPUユニット23は、図8に示すよう
に、スロットタイプのCPU23aと、このCPU23
aの下面に設けられた放熱フィン23bと、この放熱フ
ィン23bを覆うカバー23cとを備えている。このC
PUユニット23は、カバー23cによって、パソコン
本体2のケーシング2a内におけるメイン基板21裏面
側の上部一側(図4では上部右側)に固定されている。
また、カバー23cの下面の一側(図8では奧側)には
空気をカバー23c内に取り入れる吸入口23dが設け
られている一方、他側端(図8では手前側端)にはカバ
ー23c内に取り入れられた空気を排出する排出口23
eが設けられている。そして、カバー23cは、CPU
ユニット23の固定具であり、空気の流れを放熱フィン
23b(CPUユニット23)に対し無駄なく作用させ
るダクトとしての機能を有している。
【0020】HDDユニット24は、図9に示すよう
に、HDDユニット本体24aと、このHDDユニット
本体24aをパソコン本体2のケーシング2aに対し取
り付ける固定具としてのアングル部材24bとを備えて
いる。図10に示すように、HDDユニット24は、ア
ングル部材24bによって、パソコン本体2のケーシン
グ2a内におけるメイン基板21裏面側の下部一側(図
4では下部右側)に固定されている。
【0021】上記アングル部材24bは、そのメイン基
板21側面(図10では下面)に開口する開口部24k
を備えた断面略ハット状に形成され、その一側端(図9
では左端)が遮蔽板24cによって閉塞されている一
方、他側端(図9では右端)にはアングル部材24b内
に空気を導入する導入口24dが設けられている。上記
アングル部材24bの開口部24kは、導入口24dを
介してアングル部材24b内に導入された空気をメイン
基板21に対し作用させて強制的に冷却する機能を有し
ている。また、アングル部材24bの上面一側には、上
記CPUユニット23のカバー23cの吸入口23dと
対向する調整手段としてのスリット状の複数の開口孔2
4e,…(開口部)が開設され、発熱量の小さいHDD
ユニット本体24aに対して作用する空気量(具体的に
は、アングル部材24bからの空気の排出量)を開口面
積の縮小によって調整するようにしている。そして、ア
ングル部材24bは、その内部に導入口24dを介して
導入された空気をHDDユニット本体24aに対し無駄
なく作用させるダクトとしての機能を備えている。この
場合、アングル部材24b内に導入された空気は、各開
口孔24eを介してアングル部材24b外に排出され
る。
【0022】ディスクドライブユニット25は、図11
に示すように、CD本体25aと、FDD本体25b
と、このCD本体25aおよびFDD本体25bの双方
をパソコン本体2のケーシング2aに対し取り付ける固
定具としてのアングル部材25cとを備えている。この
場合、ディスクドライブユニット25は、アングル部材
25cによって、パソコン本体2のケーシング2a内に
おけるメイン基板21裏面側の下部他側(図4では下部
左側)に固定されている。
【0023】上記アングル部材25cは、そのメイン基
板21側面に開口する開口部25kを備えた断面略ハッ
ト状に形成され、その他側端(図11では右端)にはア
ングル部材25c内に空気を導入する導入口25eが設
けられている一方、一側端(図11では左端)にはアン
グル部材25c内に導入された空気を排出する排出口2
5dが設けられている。このアングル部材25c他側端
の導入口25eは、CD本体25aおよびFDD本体2
5bに対しCD(コンパクト・ディスク)およびFD
(フロッピ・ディスク)を挿入するための開口としても
使用される。一方、アングル部材25c一側端の排出口
25dは、HDDユニット24のアングル部材24b他
側端の導入口24dと対向している。上記アングル部材
25cの開口部25kは、導入口25eを介してアング
ル部材25c内に導入された空気をメイン基板21に対
し作用させて強制的に冷却する機能を有している。
【0024】また、アングル部材25cの下面他側に
も、アングル部材25c内に空気を導入する調整手段と
してのスリット状の複数の開口孔25f,…(開口部)
が開設され、発熱量の小さいCD本体25aおよびFD
D本体25bの双方に対して作用する空気量(具体的に
は、アングル部材25cへの空気の導入量)を開口面積
の縮小によって調整するようにしている。そして、アン
グル部材25cは、その内部に導入口25eおよび各開
口孔25fを介して導入された空気をCD本体25aお
よびFDD本体25bに対し無駄なく作用させるダクト
としての機能を備えている。この場合、各開口孔25f
は、パソコン本体2のケーシング2a外に連通し、この
各開口孔25fを介してアングル部材25c内にパソコ
ン本体2のケーシング2a外の空気が導入されるように
なされている。
【0025】そして、図12に示すように、上記のコン
ポーネントは空気の上流側から発熱量の低い順にレイア
ウト、つまりディスクドライブユニット25、HDDユ
ニット24、CPUユニット23および電源ユニット2
2の順にレイアウトされている。空気の上下流方向で互
いに対向する電源ユニット22の電源本体22aのケー
シング22e一側端(ケーシング22eの導入口22
d)、およびCPUユニット23のカバー23cの排出
口23e周縁には、それぞれ略一致する形状に形成され
かつ互いに接近し合う方向に突出する突出フランジ22
x,23xが設けられている。また、互いに対向するC
PUユニット23のカバー23cの吸入口23d周縁、
およびHDDユニット24のアングル部材24bの開口
孔24e群周縁には、互いに接近し合う方向に突出する
突出フランジ23y,24xが設けられている。さら
に、互いに対向するHDDユニット24のアングル部材
24bの導入口24d周縁、およびディスクドライブユ
ニット25のアングル部材25cの排出口25e周縁に
は、互いに接近し合う方向に突出する突出フランジ24
y,25xが設けられている。これら互いに対向する突
出フランジ22x,23x(23y,24x、または2
4y,25x)同士は、それぞれ柔軟性を有する繋ぎ部
材31を介して隙間なく接続されている。図13に示す
ように、この繋ぎ部材31(CPUユニット23のカバ
ー23cの吸入口23d周縁とHDDユニット24のア
ングル部材24bの開口孔24e群周縁とを接続するも
ののみ示す)は、断面略H字状に形成され、突出フラン
ジ23y,24xの先端がそれぞれ嵌挿されるようにな
されている。この繋ぎ部材31は、耐熱性の高い合成樹
脂により形成されている。
【0026】ここで、電源ユニット22のファンモータ
22bにより生成される空気の流れを図12の破線矢印
にしたがって説明する。
【0027】先ず、電源ユニット22のファンモータ2
2bを作動させると、ディスクドライブユニット25の
アングル部材25c他側端(図12では左側端)の導入
口25eおよび下面他側(図12では下面左側)の各開
口孔25fを介してパソコン本体2のケーシング2a外
の空気をアングル部材25c内に吸引(導入)し、この
空気でもってCD本体25aおよびFDD本体25bを
強制冷却すると共に、開口部25kを介してメイン基板
21を強制冷却する。
【0028】次いで、ディスクドライブユニット25の
アングル部材25c内に導入された空気を、アングル部
材25c一側端(図12では右側端)の排出口25dか
ら繋ぎ部材31を介してHDDユニット24のアングル
部材24b他側端(図12では左側端)の導入口24d
よりアングル部材24b内に導入し、この空気でもって
HDDユニット本体24aを強制冷却すると共に、開口
部24kを介してメイン基板21を強制冷却する。
【0029】その後、HDDユニット24のアングル部
材24b内に導入された空気を、アングル部材24b上
面一側(図12では右側)の開口孔24e群から繋ぎ部
材31を介してCPUユニット23のカバー23c下面
一側(図12では右側)の吸入口23dよりカバー23
c内に導入し、この空気でもって放熱フィン23b(C
PUユニット23)を強制冷却する。
【0030】それから、CPUユニット23のカバー2
3c内に導入された空気を、カバー23c他側端(図1
2では左側)の排出口23eから繋ぎ部材31を介して
電源ユニット22のケーシング22e他側(図12では
右側)の導入口22dよりケーシング22e(電源本体
22a)内に導入し、電源本体22a(電源ユニット2
2)を強制冷却してから、ケーシング22e他側(図1
2では左側)からファン22cによって吸い出す。
【0031】本実施形態の場合、電源ユニット22のケ
ーシング22e、CPUユニット23のカバー23c、
並びにHDDユニット24およびディスクドライブユニ
ット25のアングル部材24b,25cがそれぞれダク
ト状に形成されてダクトとしての機能を有しているの
で、電源ユニット22のファンモータ22bにより吸引
される空気は、ディスクドライブユニット25のCD本
体25aおよびFDD本体25b、メイン基板21、H
DDユニット24のHDDユニット本体24a、CPU
ユニット23のCPU23a並びに電源ユニット22の
電源本体22aに対し上流側から順に無駄なく作用し、
部分的に高温となる箇所が発生することがない。これに
より、ファンモータ22bの空気によって、各コンポー
ネントが満遍なく冷却されて、パソコン本体2のケーシ
ング2a内の冷却効率の向上を図ることができる。
【0032】しかも、電源ユニット22のケーシング2
2e、CPUユニット23のカバー23c、並びにHD
Dユニット24およびディスクドライブユニット25の
アングル部材24b,25cをそれぞれダクト化するこ
とで、大型のファンを不要にして騒音の低減化およびパ
ソコンXの小型化を促進することができると共に、ダク
トや調整板などの別途の流体部品を不要にして部品点数
の削減によるコストの低廉化を図ることができる。その
上、パソコン本体2のケーシング2a内での省スペース
化が可能となり、パソコンXの内部構造を非常にシンプ
ルなものにすることができる。
【0033】また、パソコン本体2のケーシング2a内
において空気の上下流方向で互いに対向する,電源ユニ
ット22のファンケーシング22hの突出フランジ22
xと、CPUユニット23のカバー23cの排出口23
eの突出フランジ23xとの間、CPUユニット23の
カバー23cの吸入口23d周縁の突出フランジ23y
とHDDユニット24のアングル部材24bの開口孔2
4e群周縁の突出フランジ24xとの間、および、HD
Dユニット24のアングル部材24bの導入口24d周
縁の突出フランジ24yとディスクドライブユニット2
5のアングル部材25cの排出口25e周縁の突出フラ
ンジ25xとの間が、それぞれ柔軟性を有する繋ぎ部材
31を介して隙間なく接続されているので、空気が効率
よく流通し、ディスクドライブユニット25のアングル
部材25c、HDDユニット24のアングル部材24
b、CPUユニット23のカバー23c、および電源ユ
ニット22のケーシング22e同士の間を介して空気を
各コンポーネントに対し円滑に作用させることができ
る。しかも、ディスクドライブユニット25のアングル
部材25c、HDDユニット24のアングル部材24
b、CPUユニット23のカバー23c、および電源ユ
ニット22のファンケーシング22k同士を接続する際
に急な折れ曲がりなどによって組立性に難があったとし
ても、繋ぎ部材31自身の柔軟性によって円滑に組み立
てることができる。
【0034】そして、HDDユニット24のアングル部
材24bおよびディスクドライブユニット25のアング
ル部材25cのメイン基板21側面にそれぞれ開口部2
4k,25kが設けられているので、HDDユニット2
4のアングル部材24bおよびディスクドライブユニッ
ト25のアングル部材25cと対応するメイン基板21
の対応部位に対し開口部24k,25kを介して空気を
作用させ、メイン基板21の冷却効率を向上させること
ができる。
【0035】その上、各コンポーネントは、空気の上流
側から発熱量の低い順、つまりディスクドライブユニッ
ト25、HDDユニット24、CPUユニット23およ
び電源ユニット22の順にレイアウトされているので、
上流側のコンポーネントの冷却に要した空気でもって下
流側のコンポーネントが加温されることがなく、各コン
ポーネントを効率よく順に冷却することができる。
【0036】さらに、HDDユニット24のアングル部
材24b上面一側、およびディスクドライブユニット2
5のアングル部材25c下面他側にそれぞれスリット状
の各開口孔24e,25fを開設し、発熱量の小さいH
DDユニット本体24a、CD本体25aおよびFDD
本体25bに対して作用する空気量(空気の導入量また
は排出量)を開口面積の縮小によって調整するようにし
ているので、HDDユニット本体24a、CD本体25
aおよびFDD本体25bが空気によって過冷却される
ことはなく、各コンポーネント毎に異なる発熱量の差が
最適に調整される。これにより、パソコン本体2のケー
シング2a内の各コンポーネントがほぼ均一に冷却さ
れ、最適な冷却環境を実現することができる。
【0037】<第2の実施形態>次に、本発明の第2の
実施形態を図14に基づいて説明する。
【0038】この実施形態では、各コンポーネントのレ
イアウトを変更している。なお、各コンポーネントの構
成は上記第1の実施形態の場合と同じであり、同一の部
分については同一の符号を付してその説明を省略する。
【0039】すなわち、図14に示すように、パソコン
X´の各コンポーネントは、一側(図14では右側)か
らディスクドライブユニット25、HDDユニット2
4、CPUユニット23および電源ユニット22の順に
一列にレイアウトされている。この場合、メイン基板
は、各コンポーネントの列方向と直交する方向(図14
では上方または下方)に配置されている。
【0040】電源ユニット22は、電源本体22aのケ
ーシング22eによって、パソコン本体2のケーシング
2a内の他側端(図14では左端)に固定されている。
電源本体22aのケーシング22e一側(図14では右
側)には、ケーシング22e(電源本体22a)内に空
気を導入する導入口22dが開設されている。また、フ
ァンモータ22bは、電源本体22aの他側端に取り付
けられている。
【0041】CPUユニット23は、カバー23cによ
って、パソコン本体2のケーシング2a内における電源
ユニット22の一側に固定されている。このCPUユニ
ット23のカバー23cの一側端には空気をカバー23
c内に取り入れる吸入口23dが設けられている一方、
他側端にはカバー23c内に取り入れられた空気を排出
する排出口23eが設けられている。また、CPUユニ
ット23のカバー23cの正面側面(図14では上側の
面)および背面側面(図14では下側の面)には、それ
ぞれパソコン本体2のケーシング2a外に連通する開口
部23k,23kが設けられ、パソコン本体2のケーシ
ング2a外の空気が各開口部23kを介してカバー23
c内に取り入れられるようになされている。
【0042】HDDユニット24は、アングル部材24
bによって、パソコン本体2のケーシング2a内におけ
るCPUユニット23の一側に固定されている。このH
DDユニット24のアングル部材24bの一側端には空
気をアングル部材24b内に導入する導入口24dが設
けられている一方、他側端にはアングル部材24b内に
導入された空気を排出する排出口24hが設けられてい
る。また、HDDユニット24のアングル部材24bの
正面側面および背面側面には、それぞれパソコン本体2
のケーシング2a外に連通する開口部24m,24mが
設けられ、パソコン本体2のケーシング2a外の空気が
各開口部24mを介してアングル部材24b内に取り入
れられるようになされている。
【0043】ディスクドライブユニット25は、アング
ル部材25cによって、パソコン本体2のケーシング2
a内におけるHDDユニット24の一側に固定されてい
る。このディスクドライブユニット25のアングル部材
25cの一側端にはパソコン本体2のケーシング2a外
の空気をアングル部材25c内に導入する導入口25e
が設けられている一方、他側端にはアングル部材25c
内に導入された空気を排出する排出口25dが設けられ
ている。
【0044】そして、ディスクドライブユニット25の
アングル部材25cの排出口25dおよびHDDユニッ
ト24のアングル部材24bの導入口24d、HDDユ
ニット24のアングル部材24bの排出口24hおよび
CPUユニット23のカバー23cの吸入口23d、さ
らに、CPUユニット23のカバー23cの排出口23
eおよび電源ユニット22のケーシング22eの導入口
22dは、それぞれ空気の上下流方向で互いに対向して
いる。
【0045】ここで、電源ユニット22のファンモータ
22bにより生成される空気の流れを図14の破線矢印
にしたがって説明する。
【0046】先ず、電源ユニット22のファンモータ2
2bを作動させると、ディスクドライブユニット25の
アングル部材25c一側端の導入口25eを介してパソ
コン本体2のケーシング2a外の空気をアングル部材2
5c内に吸引(導入)し、この空気でもってCD本体2
5aおよびFDD本体25bを強制冷却する。
【0047】次いで、ディスクドライブユニット25の
アングル部材25c内に導入された空気を、アングル部
材25c他側端の排出口25dからHDDユニット24
のアングル部材24b一側端の導入口24dよりアング
ル部材24b内に導入し、この空気でもってHDDユニ
ット本体24aを強制冷却する。
【0048】その後、HDDユニット24のアングル部
材24b内に導入された空気を、アングル部材24b他
側端の排出口24hからCPUユニット23のカバー2
3c一側端の吸入口23dよりカバー23c内に導入
し、この空気でもって放熱フィン23b(CPUユニッ
ト23)を強制冷却する。
【0049】それから、CPUユニット23のカバー2
3c内に導入された空気を、カバー23c他側端の排出
口23eから電源ユニット22のケーシング22e他側
端の導入口22dよりケーシング22e(電源本体22
a)内に導入し、電源本体22a(電源ユニット22)
を強制冷却してから、ケーシング22e他側からファン
22cによって吸い出す。
【0050】本実施形態の場合、各コンポーネントが空
気の上流側から発熱量の低い順、つまりディスクドライ
ブユニット25、HDDユニット24、CPUユニット
23および電源ユニット22の順に一列にレイアウトさ
れているので、パソコン本体2のケーシング2a内での
省スペース化を図りつつ、パソコンXの内部構造を非常
にシンプルなものにすることができる上、空気流の流れ
方向がほぼ一直線上となって各コンポーネントを非常に
効率よく順に冷却することができる。
【0051】なお、上記第1の実施形態では、HDDユ
ニット24のアングル部材24b上面一側、およびディ
スクドライブユニット25のアングル部材25c下面他
側にそれぞれスリット状の各開口孔24e,25fを設
け、発熱量の小さいコンポーネントに対して作用する空
気量を開口面積の縮小によって調整するようにしたが、
開口部の開口位置、つまり空気を導入または排出し難い
位置に開口部を設けるなどして、各コンポーネントの大
きさなどによって変化する空気流路の断面積の差や、各
コンポーネント毎に異なる発熱量の差が、調整手段によ
って個々に調整されるようにしてもよい。
【0052】
【発明の効果】以上のように、各コンポーネントの固定
具をそれぞれダクト状に形成することで、ファンなどの
冷却手段による空気を各コンポーネントに対し上流側か
ら順に無駄なく作用させ、各コンポーネントを満遍なく
冷却して情報機器内の冷却効率の向上を図ることができ
る。しかも、大型のファンを不要にした騒音の低減化お
よび情報機器の小型化を促進できると共に、別途の流体
部品を不要にした部品点数の削減によるコストの低廉化
を図ることができる。その上、情報機器内での省スペー
ス化によって情報機器の内部構造を非常にシンプルなも
のにすることができる。
【0053】ここで、基板を強制的に冷却する開口部を
固定具の基板側面に設けることで、基板の冷却効率を向
上させることができる。
【0054】また、柔軟性を有する繋ぎ部材によって各
コンポーネントの固定具同士の間を隙間なく接続するこ
とで、空気を効率よく流通させて各コンポーネントに対
し円滑に作用させることができる。しかも、繋ぎ部材自
身の柔軟性によって固定具同士を無理なく円滑に組み立
てることができる。
【0055】さらに、コンポーネント毎に異なる発熱量
を個々に調整する調整手段を固定具に設けることで、各
コンポーネントの大きさなどによって変化する空気流路
の断面積の差や、各コンポーネント毎に異なる発熱量の
差を最適に調整でき、情報機器内の各コンポーネントを
ほぼ均一に冷却して最適な冷却環境を実現することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る一体型液晶ディ
スクトップタイプのパソコンを左側方から見た外観斜視
図である。
【図2】同じくパソコンを右斜め前方から見た外観斜視
図である。
【図3】同じくパソコン本体の分解斜視図である。
【図4】同じく裏板を取り外した状態で背面側から見た
パソコン本体内のコンポーネンツのレイアウトを示す概
略斜視図である。
【図5】同じく裏板を取り外した状態で背面側から見た
パソコンの斜視図である。
【図6】同じくパソコン本体を一側方から見た断面図で
ある。
【図7】同じく電源ユニットの斜視図である。
【図8】同じくCPUユニットの斜視図である。
【図9】同じくHDDユニットの分解斜視図である。
【図10】同じくHDDユニットの縦断面図である。
【図11】同じくディスクドライブユニットの分解斜視
図である。
【図12】同じくパソコン本体内のコンポーネント間で
の空気の流れを示す説明図である。
【図13】同じくCPUユニットのカバーの吸入口周縁
とHDDユニットのアングル部材の開口孔群周縁とを接
続する繋ぎ部材付近の断面図である。
【図14】本発明の第2の実施形態に係るパソコン本体
内のコンポーネント間での空気の流れを示す説明図であ
る。
【符号の説明】
21 メイン基板(コンポーネント) 22 電源ユニット(コンポーネント) 22b ファンモータ(冷却手段) 22c ファン 22e ケーシング(固定具) 22h ファンケーシング(固定具) 23 CPUユニット(コンポーネント) 23c カバー(固定具) 24 HDDユニット(コンポーネント) 24b アングル部材(固定具) 24e 開口孔(調整手段) 24k 開口部 25 ディスクドライブユニット(コンポーネ
ント) 25c アングル部材(固定具) 25f 開口孔(調整手段) 25k 開口部 31 繋ぎ部材 X,X´ パソコン(情報機器)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報機器内をファンなどの冷却手段によ
    り生成される空気の流れによって強制的に冷却するよう
    にした情報機器の内部冷却構造であって、 上記情報機器を構成する主要なコンポーネンツはそれぞ
    れ固定具によって情報機器内に固定され、 この各固定具は、上記冷却手段による空気の流れを各コ
    ンポーネントに対し上流側から順に無駄なく作用させる
    ようにダクト状に形成されていることを特徴とする情報
    機器の内部冷却構造。
  2. 【請求項2】 上記各固定具のうち、側方に基板が隣接
    して配置される固定具は、基板に対し空気を満遍なく作
    用させて基板を強制的に冷却する開口部を基板側面に備
    えていることを特徴とする請求項1に記載の情報機器の
    内部冷却構造。
  3. 【請求項3】 上記各固定具は、情報機器内においてそ
    れぞれ主要なコンポーネント毎に分割されており、 その各固定具同士の間は、柔軟性を有する繋ぎ部材を介
    して隙間なく接続されていることを特徴とする請求項1
    または請求項2に記載の情報機器の内部冷却構造。
  4. 【請求項4】 上記各固定具は、主要なコンポーネント
    毎に異なる発熱量を開口部の形状などによって個々に調
    整する調整手段を備えていることを特徴とする請求項1
    〜請求項3のいずれか1つに記載の情報機器の内部冷却
    構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006324464A (ja) * 2005-05-19 2006-11-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電子機器冷却構造
JP2010531514A (ja) * 2007-06-27 2010-09-24 トムソン ライセンシング 電子デバイスのためのファン・ストレージデバイス取り付けアセンブリ

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