JP2001192709A - リサイクル合金粉末およびその製造方法 - Google Patents

リサイクル合金粉末およびその製造方法

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JP2001192709A
JP2001192709A JP2000000301A JP2000000301A JP2001192709A JP 2001192709 A JP2001192709 A JP 2001192709A JP 2000000301 A JP2000000301 A JP 2000000301A JP 2000000301 A JP2000000301 A JP 2000000301A JP 2001192709 A JP2001192709 A JP 2001192709A
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sputtering
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Takanori Nagata
尊礼 永田
Manabu Sasaki
学 佐々木
Hitoshi Kimura
均 木村
Norio Yokoyama
紀夫 横山
Akihiko Yanagiya
彰彦 柳谷
Naoto Kuroda
直人 黒田
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Sanyo Special Steel Co Ltd
Sony Corp
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Sanyo Special Steel Co Ltd
Sony Corp
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  • Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】希土類金属が粉末中において偏析がなく均一に
微細分散され、金属や酸素などの不純物含有量が低減さ
れたリサイクル合金粉末を提供する。 【解決手段】 使用済ターゲット部材1aをバッキング
プレートから剥離(ステップST1)して洗浄処理(ス
テップST2)施した後、洗浄処理された使用済ターゲ
ット部材2と、未使用の希土類元素材料と、未使用のそ
の他の元素の材料とから、溶解法により合金インゴット
4を作製する(ステップST3)。合金インゴット4を
ガスアトマイズ装置に装填し、アトマイズ加工(ステッ
プST4、5)して、リサイクル合金粉末5を製造す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、リサイクル合金
粉末およびその製造方法に関し、特に、光磁気記録媒体
の製造に用いられるターゲットを製造するための合金粉
末に適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、ミニディスク(Mini Disc、
MD)のような一般カスタマーを対象としたAV用の記
録媒体(メディア)においては価格戦略が重要である。
そのため、メディアの価格低下が求められている。この
価格低下の要請に伴って、メディアの製造コストの低減
が求められている。メディアの製造コストの低減におい
ては、メディアにおける記録材料の形成に用いられるタ
ーゲットが重要な要素を占めている。
【0003】そこで、ターゲットの製造コストを低減す
べく種々検討が行われている。これらの検討のうち、一
度スパッタリングに用いられたターゲットを再生し、リ
サイクル合金粉末を作製する方法も検討されており、こ
のリサイクル合金粉末に関して、様々な提案がなされて
いる。
【0004】例えば、スパッタリングに使用された光磁
気記録用のスパッタリングターゲットを溶解して希土類
金属−遷移金属合金を作製し、この作製された希土類金
属−遷移金属合金を機械粉砕法により粉砕して、リサイ
クル合金粉末を製造する方法が提案されている(特開平
10−251847号公報、文献1)。
【0005】また、例えば、スパッタリングに使用され
た光磁気記録用スパッタリングターゲットを溶解する
際、水素脆性化処理を行うことによって希土類金属−遷
移金属合金を作製し、この作製された希土類金属−遷移
金属合金を、機械粉砕法により粉砕してリサイクル合金
粉末を製造する方法が提案されている(特開平11−1
89866号公報、文献2)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、本発明
者が、上述の文献1に記載されたようなリサイクル合金
粉末に関して、種々実験を行ったところ、文献1に記載
されたリサイクル合金粉末においては、不純物含有量が
実用に適さないほど高い値であるとの知見を得るに至っ
た。
【0007】そこで、本発明者は、この原因について鋭
意検討を行い、次のような問題点を知見するに至った。
すなわち、文献1に記載された合金粉末は、機械粉砕に
より作製されている。ところが、一般に、希土類金属−
遷移金属合金は非常に硬度が大きい。これにより、粉砕
装置側の希土類金属−遷移金属合金と接触する粉砕部分
が摩耗してしまう。そのため、この粉砕部分の金属が、
不純物としてリサイクル合金粉末に混入してしまう。し
たがって、このように作製されたリサイクル合金粉末に
おいては、不純物含有量が高くなってしまう。さらに
は、このリサイクル合金粉末を用いて作製された光磁気
記録用スパッタリングターゲットにおいても、その実用
性が失われてしまう。
【0008】また、本発明者の知見によれば、上述の文
献2に記載されたようなリサイクル合金粉末の作製方法
においては、水素脆性化処理が、水素(H2)ガスを使
用するため、その取り扱いが難しいという問題を有して
いるとともに、装置自体も高価になってしまい、あまり
汎用的ではない。
【0009】また、本発明者が行った実験により得た知
見によれば、文献1および文献2に記載されたリサイク
ル合金粉末の製造方法においては、いずれの文献におい
ても、リサイクル合金粉末を機械粉砕法により作製して
いるため、希土類金属−遷移金属合金中の希土類元素と
遷移金属とが不均一になり、偏析を生じてしまうという
問題があった。
【0010】したがって、この発明の目的は、希土類元
素が粉末中において偏析がなく均一に微細分散されてい
るリサイクル合金粉末を得ることができるリサイクル合
金粉末およびその製造方法を提供することにある。
【0011】また、この発明の他の目的は、金属や酸素
などの不純物の含有量の低減を図ることができるリサイ
クル合金粉末およびその製造方法を提供することにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の第1の発明は、少なくとも1種類の希土
類元素と、Fe、Co、Ni、CrおよびSiからなる
群より選ばれた少なくとも2種類の元素とからなる合金
粉末を、少なくとも1種類含有するリサイクル合金粉末
であって、少なくとも一度スパッタリングに用いられた
ターゲットと、一度もスパッタリングに用いられていな
い希土類元素材料と、一度もスパッタリングに用いられ
ていないFe、Co、Ni、CrおよびSiからなる群
より選ばれた少なくとも1種類の元素からなる材料とか
ら、溶解法により作製された合金インゴットを用いて、
ガスアトマイズ法により製造されることを特徴とするも
のである。
【0013】この発明の第2の発明は、少なくとも1種
類の希土類元素と、Fe、Co、Ni、CrおよびSi
からなる群より選ばれた少なくとも2種類の元素とから
なる、少なくとも1種類以上の合金粉末を含有するリサ
イクル合金粉末の製造方法であって、少なくとも一度ス
パッタリングに用いられたターゲットと、一度もスパッ
タリングに用いられていない希土類元素材料と、一度も
スパッタリングに用いられていないFe、Co、Ni、
CrおよびSiからなる群より選ばれた少なくとも1種
類の元素からなる材料とから、溶解法により合金インゴ
ットを作製する工程と、合金インゴットを、ガスアトマ
イズ法によって粉末化することによりリサイクル合金粉
末を製造する工程とを有することを特徴とするものであ
る。
【0014】この発明において、典型的には、溶解法は
真空溶解法または不活性ガス雰囲気溶解法である。
【0015】この発明において、リサイクル合金粉末の
収率を向上させるために、典型的には、合金インゴット
に含まれる少なくとも一度スパッタリングに用いられた
ターゲットの成分の混合率は10重量パーセント以上7
0重量パーセント以下であり、好適には、10重量パー
セント以上60重量パーセント以下であり、より好適に
は、30重量パーセント以上55重量パーセント以下で
ある。
【0016】この発明において、このリサイクル合金粉
末から作製されるスパッタリング用ターゲットにおける
透磁率を十分に低くするために、好適には、リサイクル
合金粉末の透磁率は、2.5以下である。
【0017】この発明において、透磁率が十分に低いリ
サイクル合金粉末を得るために、典型的には、合金イン
ゴットは、少なくとも1種類の希土類元素と、Fe、C
o、Ni、CrおよびSiからなる群より選ばれた少な
くとも2種類の元素とからなる合金であるとともに、希
土類元素を35重量パーセント以上含有する。また、こ
の発明において、好適には、合金インゴットとしては、
1種類の希土類元素とFe、Co、Ni、CrおよびS
iからなる群より選ばれた2種類の元素とからなる3元
合金、または、1種類の希土類元素とFe、Co、N
i、CrおよびSiからなる群より選ばれた3種類の元
素とからなる4元合金が用いられる。なお、上述した、
少なくとも一度スパッタリングに用いられたターゲッ
ト、合金インゴット、一度もスパッタリングに用いられ
ていない希土類元素材料、および一度もスパッタリング
に用いられていないFe、Co、Ni、CrおよびSi
からなる群より選ばれた少なくとも1種類の元素からな
る材料においては、不可避不純物が含有されていてもよ
い。
【0018】この発明において、好適には、少なくとも
1種類の希土類元素と、Fe、Co、Ni、Crおよび
Siからなる群より選ばれた少なくとも2種類の元素と
からなる、少なくとも1種類以上の合金粉末を含有する
リサイクル合金粉末は、光磁気記録媒体の製造に用いら
れる光磁気記録材料である。
【0019】この発明において、希土類元素とは、ラン
タノイド元素にSc(スカンジウム)とY(イットリウ
ム)とを加えた元素の総称であり、具体的には、La
(ランタン)、Ce(セリウム)、Pr(プラセオジウ
ム)、Nd(ネオジウム)、Pm(プロメチウム)、S
m(サマリウム)、Eu(ユウロピウム)、Gd(ガド
リニウム)、Tb(テルビウム)、Dy(ジスプロシウ
ム)、Ho(ホルミウム)、Er(エルビウム)、Tm
(ツリウム)、Yb(イッテルビウム)、Lu(ルテチ
ウム)、YおよびScの総称である。
【0020】上述のように構成されたこの発明によるリ
サイクル合金粉末およびその製造方法によれば、少なく
とも一度スパッタリングに用いられたターゲットと、一
度もスパッタリングに用いられていない元素の材料とか
ら、溶解法により合金インゴットを作製し、この合金イ
ンゴットからガスアトマイズ法によりリサイクル合金粉
末を製造するようにしていることにより、希少で高価な
希土類元素を繰り返し用いることができ、その有効利用
を図ることができるとともに、リサイクル合金粉末を構
成する元素の偏析を抑制することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態につ
いて図面を参照しながら説明する。なお、以下の一実施
形態の全図においては、同一または対応する部分には同
一の符号を付す。
【0022】まず、この発明の一実施形態によるリサイ
クル合金粉末の製造方法について説明する。図1に、こ
の一実施形態によるリサイクル合金粉末の製造方法のフ
ローチャートを示す。
【0023】図1に示すように、この一実施形態による
リサイクル合金粉末の製造方法においては、まず、ステ
ップST1において、スパッタリングに用いられた光磁
気記録用ターゲット1(以下、使用済ターゲット1)に
おける使用済ターゲット部材1aとバッキングプレート
(図示せず)とを剥離する。通常、ターゲット部材は、
例えば銅(Cu)板からなるバッキングプレートに、例
えばインジウム(In)およびスズ(Sn)からなる半
田を用いて接合されている。そこで、この一実施形態に
おいては、例えば加熱法により使用済ターゲット部材1
aをバッキングプレートから剥離する。なお、この剥離
を超音波法により行うことも可能である。
【0024】このバッキングプレートから剥離された使
用済ターゲット部材1aには、接合に用いられていた半
田が付着している。そこで、ステップST2において、
例えば剥離剤、旋盤法、研磨法、プラスター法または超
音波剥離法のいずれかの方法により半田を除去する。こ
の一実施形態においては、例えばプラスター装置を用い
て、使用済ターゲット部材1aに付着した半田を除去す
る。
【0025】次に、ステップST3において、半田が除
去された使用済ターゲット部材2(以下、洗浄処理され
た使用済ターゲット部材2)と、この洗浄処理された使
用済ターゲット部材におけると同元素で、一度もターゲ
ットの作製に用いられたことのない新しい希土類元素材
料および新しいFe、Co、Ni、CrおよびSiから
選ばれた元素からなる材料3(以下、未使用材料3)と
を、所定の割合で溶解炉に投入し、真空溶解法または不
活性ガス雰囲気溶解法により混合溶解する。これによ
り、構成元素として希土類元素を含む合金を主成分とし
た合金インゴット4が作製される。この一実施形態にお
いては、TbFeCoCrからなる洗浄処理された使用
済ターゲット部材2と、Tb、Fe、CoおよびCrの
それぞれの元素の材料から構成される未使用材料3と
を、真空溶解炉において溶解することにより合金インゴ
ット4を作製する。
【0026】ここで、この未使用材料3の混合率は、所
望とする合金粉末に基づいて決定される。すなわち、洗
浄処理された使用済ターゲット部材2の混合率が少ない
と、合金インゴット4中に、スパッタリングに一度も用
いられていない未使用材料3が過剰に含まれることにな
る。洗浄処理された使用済ターゲット部材2には、希少
で高価な希土類元素が含まれている。そのため、未使用
材料3を過剰に含んでしまうと、希少な希土類元素を有
効に利用することができなくなってしまう。他方、後述
するように、洗浄処理された使用済ターゲット部材2の
混合率を大きくすると作製されるリサイクル合金粉末に
含まれる不純物が多くなってしまう。この一実施形態に
おいては、このような点を考慮しつつ、TbFeCoC
rを主成分とした洗浄処理された使用済ターゲット部材
2と、Tb、Fe、CoおよびCrのそれぞれの未使用
材料3とを混合溶解して合金インゴット4を作製する。
【0027】次に、ステップST4において、合金イン
ゴット4に対してアトマイズ加工を行う。ここで、この
アトマイズ加工に用いられるガスアトマイズ装置につい
て、以下に具体的に説明する。
【0028】すなわち、図2に示すように、この一実施
形態によるガスアトマイズ装置は、真空溶融炉11、造
粒室12、サイクロン13およびコンテナ14が順に連
結されて構成されている。
【0029】真空溶融炉11は、高周波誘導加熱法など
により材料を溶融するための炉である。また、真空溶融
炉11の直下にはノズル15が設けられており、このノ
ズル15の近傍にガスを噴射するためのガス導入口16
が設けられている。
【0030】また、造粒室12は、真空溶融炉11にお
いて溶融された材料を、細かい霧状に噴射させることに
よって粉末化させ、粉末材料を作製するための処理室で
ある。また、サイクロン13およびコンテナ14は、粉
末材料を貯留しておくためのものである。
【0031】以上のようにして構成されたガスアトマイ
ズ装置を用いて、合金インゴット4に対して、アトマイ
ズ加工を行うことにより、合金粉末が作製される。
【0032】すなわち、まず、合金インゴット4を、図
2に示すガスアトマイズ装置に装填し、真空溶融炉11
内において溶融する。
【0033】次に、この溶融された溶融材料を真空溶融
炉11からノズル15を通じて、連続的に造粒室12内
に噴射するとともに、ガス導入口16を通じて造粒室1
2内に例えばArガスなどの不活性ガスを噴射する。こ
れにより、溶融材料は細かい霧状になる。
【0034】次に、細かい霧状の溶融材料は、落下して
いく過程で急冷されて粉末化し、合金粉末17となる。
その後、合金粉末17はさらにサイクロン13に導かれ
る。そして、合金粉末17は、サイクロン13からコン
テナ14に落下して、そこに貯留される。ここで、この
合金粉末17の要素である球状粒子の粒径および粒径分
布は、溶融材料の温度、溶融材料のノズル15からの流
量、ノズル径、噴射される不活性ガスの流量などにより
制御される。
【0035】その後、ステップST5において、作製さ
れた合金粉末が最適な粒度分布になるように分級され
る。
【0036】以上のようにして、所望とするリサイクル
合金粉末5が製造される。
【0037】次に、上述のようにして作製されたリサイ
クル合金粉末5を用いて、スパッタリング用ターゲット
を製造する際の製造方法について、図3および図4を参
照して説明する。
【0038】すなわち、図3に示すように、まず、ステ
ップS1において、リサイクル合金粉末5と、未使用材
料3におけると同様の未使用材料に対してアトマイズ加
工を行った未使用アトマイズ粉末21とを混合する。こ
れにより、ターゲット作製用混合粉末22が作製され
る。
【0039】次に、ステップS2において、ターゲット
作製用混合粉末22のホットプレス成形を行う。
【0040】すなわち、図4Aに示すように、まず、タ
ーゲット作製用混合粉末22が貯留されたコンテナ31
を用いて、カーボン型32の上方から、その内部にター
ゲット作製用混合粉末22を投入する。次に、図4Bに
示すように、カーボン型32および内部に投入されたタ
ーゲット作製用混合粉末22の上方から、カーボン型3
2の内部に加圧用パンチ棒33を挿入する。次に、図4
Cに示すように、カーボン型32を所定の加圧焼成装置
(図示せず)に装填し、加圧用パンチ棒33を通じて、
ターゲット作製用混合粉末22に圧力を加えながら加熱
することにより、焼成を行う。焼成が終了した後、図4
Dに示すように、加圧を除くとともに冷却した後、カー
ボン型32から焼成体23を取り出す。
【0041】次に、図3に示すように、ステップS3に
おいて機械加工を行うことによって、作製された焼成体
23の外周面および表裏面を例えば1mm程度研削す
る。これにより、ターゲット部材24が作製される。
【0042】次に、ステップS4において、半田を用い
てターゲット部材24をバッキングプレート(図示せ
ず)にボンディングする。その後、ステップS5におい
て、洗浄処理を行う。
【0043】以上により、例えば寸法が直径127mm
厚さ10mmで、円柱形状を有するスパッタリング用の
リサイクルターゲット25が作製される。
【0044】次に、上述のこの発明の一実施形態による
リサイクル合金粉末の製造方法に基づいた実施例につい
て説明する。なお、この実施例との比較のために、上述
の実施例とは異なる製造方法により製造したリサイクル
合金粉末についても併せて説明する。
【0045】第1の実施例 この第1の実施例におけるリサイクル合金粉末5は、上
述の一実施形態におけると同様の方法により製造され
る。また、合金インゴット4中の洗浄処理された使用済
ターゲット部材2の混合率を例えば59重量%とし、リ
サイクル合金粉末5に含まれる希土類元素の含有量を4
2重量%とする。ここで、この第1の実施例において作
製されたリサイクル合金粉末5の透磁率μを測定したと
ころ、μ=1.5であることが確認された。
【0046】また、このリサイクル合金粉末5につい
て、EPMA(電子プローブ微小分析)法によりTb成
分の面内分布について分析した結果を図5に示す。な
お、図5においては、黒い部分が、Tb成分が比較的低
い部分である。図5から、この第1の実施例によるリサ
イクル合金粉末においては、Tbの希土類元素とその他
の遷移元素とが粉末中において、偏析のない均一な微細
分散していることが確認された。
【0047】第2の実施例 この第2の実施例におけるリサイクル合金粉末5は、上
述の一実施形態におけると同様の方法により製造され
る。また、合金インゴット4中の洗浄処理された使用済
ターゲット部材2の混合率を、例えば50重量%とす
る。
【0048】第1の比較例 この第1の比較例におけるリサイクル合金粉末は、上述
の一実施形態におけると異なり、洗浄処理された使用済
ターゲット部材2のみから製造される。すなわち、合金
インゴット4中の洗浄処理された使用済ターゲット部材
2の混合率を100重量%とする。その他のことについ
ては、上述の一実施形態におけると同様である。ここ
で、この第1の比較例において作製されたリサイクル合
金粉末5の透磁率μを測定したところ、μ=1.5であ
ることが確認された。
【0049】第2の比較例 この第2の比較例におけるリサイクル合金粉末5は、上
述の一実施形態におけると異なり、ガスアトマイズ法の
工程を機械粉砕法の工程に置き換えた製造方法により、
洗浄処理された使用済ターゲット部材2のみから製造さ
れる。すなわち、合金インゴット4中の洗浄処理された
使用済ターゲット部材2の成分の混合率を、第1の比較
例におけると同様の例えば100重量%とする。
【0050】第3の比較例 この第3の比較例における粉末は、上述の一実施形態に
よる合金インゴット4におけると同元素の、例えばT
b、Fe、CoおよびCrのそれぞれの元素の未使用材
料3から製造される。
【0051】次に、上述の実施例および比較例のうち、
第1の実施例、第1の比較例および第2の比較例による
リサイクル合金粉末5と、第3の比較例による粉末にお
いて、それらに含有される不純物(マンガン(Mn)、
アルミニウム(Al)、In、Sn、O)量を測定し
た。この不純物量の測定結果を表1に示す。
【0052】
【表1】
【0053】表1から、第1および第2の実施例による
リサイクル合金粉末5中のAl、In、Snの含有量に
ついては、第1の比較例に比して低減されていることが
わかる。また、第1および第2の実施例によるリサイク
ル合金粉末5中のMn、AlおよびOの含有量について
は、第2の比較例に比して大幅に低減されていることが
わかる。また、第3の比較例に比して、第1および第2
の実施例によるリサイクル合金粉末5中のInの含有量
については同等であり、Snの含有量については、大幅
に低減されている。
【0054】第3の実施例 この第3の実施例におけるリサイクル合金粉末5は、上
述の一実施形態におけると同様の方法により製造され
る。また、この第3の実施例においては、合金インゴッ
ト4中の洗浄処理された使用済ターゲット部材2の混合
率を例えば50重量%とし、合金インゴット4の組成と
して希土類元素(Tb)の含有率を様々に変えて合金イ
ンゴット4を作製し、この合金インゴット4から製造し
たリサイクル合金粉末5の透磁率をそれぞれ測定した。
図6に、このリサイクル合金粉末5における透磁率の、
希土類元素の含有量依存性を示す。
【0055】図6から、希土類元素の含有率が、20〜
30重量%の場合に、リサイクル合金粉末5の透磁率が
5〜10程度になることがわかる。また、希土類元素の
含有率が35重量%以上のときに、リサイクル合金粉末
5の透磁率が2.5以下となることがわかる。特に、希
土類元素の含有率が40重量%以上のときには、リサイ
クル合金粉末5の透磁率が2以下となることがわかる。
したがって、リサイクル合金粉末5における透磁率を
2.5以下に制御するには、希土類元素の含有率を35
重量%以上、好適には40重量%以上とするのが望まし
い。
【0056】また、この第3の実施例におけることは、
GdFeCoSiなどの他の4元合金を主成分とするリ
サイクル合金粉末においても同様に確認された。また、
TbFeCoなどの3元合金を主成分とするリサイクル
合金粉末においても同様のことが確認された。
【0057】第4の実施例 この第4の実施例におけるリサイクル合金粉末5は、上
述の一実施形態におけると同様の方法により製造され
る。また、この第4の実施例においては、合金インゴッ
ト4における洗浄処理された使用済ターゲット部材2の
混合率を、0〜100重量%の範囲で10重量%ごとに
変えたリサイクル合金粉末5を製造する。そして、リサ
イクル合金粉末5における収率の、洗浄処理された使用
済ターゲット部材2の混合率依存性を測定した。図7
に、このリサイクル合金粉末5における収率の、洗浄処
理された使用済ターゲット部材2の混合率依存性を示
す。なお、図7において、リサイクル合金粉末5の収率
は、洗浄処理された使用済ターゲット部材2の混合率が
0重量%(リサイクル合金粉末5を未使用材料のみから
作製)の場合のリサイクル合金粉末の収率を10とした
相対値により示す。
【0058】図7から、洗浄処理された使用済ターゲッ
ト部材2の混合率の増加に伴い、収率が低下しているこ
とがわかる。また、洗浄処理された使用済ターゲット部
材2の混合率が60重量%までの増加においては、収率
は微減であるが、60重量%を超えた段階において、収
率が大幅に低下することがわかる。したがって、洗浄処
理された使用済ターゲット部材2の混合率は、60重量
%以下であることが望ましく、好ましくは、55重量%
以下であることが望ましい。また、上述したように、洗
浄処理された使用済ターゲット部材2の混合率を低くし
すぎると、希少で高価な希土類元素を有効に利用するこ
とができなくなる。この点を考慮すると、洗浄処理され
た使用済ターゲット部材2の混合率は10重量%以上と
するのが望ましく、好適には、30重量%以上とするの
が望ましい。
【0059】以上説明したように、この発明の一実施形
態によるリサイクル合金粉末の製造方法によれば、少な
くとも一度スパッタリングに用いられ、洗浄処理された
使用済ターゲット部材2と、この洗浄処理された使用済
ターゲット部材2と同元素で、一度もスパッタリングに
用いられていない未使用材料3とを混合溶解して合金イ
ンゴット4を作製し、この合金インゴット4をガスアト
マイズ法により粉末化して、リサイクル合金粉末5を作
製するようにしていることにより、偏析のない均一な微
細分散しているリサイクル合金粉末5を得ることができ
る。また、合金インゴット4に含まれる洗浄処理された
使用済ターゲット部材2の成分の混合率を、10〜60
重量%、好適には30〜55重量%としていることによ
り、リサイクル合金粉末5において、酸素や半田材料な
どの不純物の含有量を大幅に低減することができるとと
もに、リサイクル合金粉末5の収率を向上させることが
できる。また、合金インゴット4において、希土類元素
の含有率を35重量%以上、好適には40重量%以上と
していることにより、製造されるリサイクル合金粉末の
透磁率を2.5以下に制御することができる。
【0060】以上、この発明の一実施形態について具体
的に説明したが、この発明は、上述の一実施形態に限定
されるものではなく、この発明の技術的思想に基づく各
種の変形が可能である。
【0061】例えば、上述の一実施形態において挙げた
数値はあくまでも例に過ぎず、必要に応じてこれと異な
る数値を用いてもよい。
【0062】また、例えば上述の一実施形態において
は、リサイクル合金粉末5として、4元合金のTbFe
CoCrを用いているが、GdFeCoSiなどを用い
ることも可能である。また、3元合金を主成分とするリ
サイクル合金粉末を作製することも可能であり、TbF
eCo、TbFeCr、GdFeCo、またはDyFe
Coを用いることも可能である。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、少なくとも一度スパッタリングに用いられたターゲ
ットと、一度もスパッタリングに用いられていない希土
類元素材料と、一度もターゲットの製造に用いられてい
ないFe、Co、Ni、CrおよびSiからなる群より
選ばれた少なくとも1種類の元素からなる材料とから、
溶解法により作製された合金インゴットを用いて、ガス
アトマイズ法によりリサイクル合金粉末を製造するよう
にしていることにより、希土類元素が粉末中において偏
析がなく均一に微細分散されている合金粉末を得ること
ができる。また、この発明によれば、上述のようにし
て、リサイクル合金粉末を製造するようにしていること
により、リサイクル合金粉末中における金属や酸素など
の不純物の含有量を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態によるリサイクル合金粉
末の製造方法を説明するためのフローチャートである。
【図2】この発明の一実施形態において用いられるガス
アトマイズ装置を示す略線図である。
【図3】この発明の一実施形態において作製されたリサ
イクル合金粉末を用いたスパッタリング用ターゲットの
製造方法を説明するためのフローチャートである。
【図4】この発明の一実施形態において作製されたリサ
イクル合金粉末を用いたスパッタリングターゲットの製
造方法を説明するための略線図である。
【図5】この発明の一実施形態により作製されたリサイ
クル合金粉末の、EPMAによる面内分布を示す図であ
る。
【図6】この発明の一実施形態により作製されたリサイ
クル合金粉末における透磁率の、希土類元素含有量依存
性を示すグラフである。
【図7】この発明の一実施形態により作製されたリサイ
クル合金粉末における、洗浄処理された使用済ターゲッ
ト部材の成分の含有率依存性を示すグラフである。
【符号の説明】
1・・・使用済ターゲット、1a・・・使用済ターゲッ
ト部材、2・・・洗浄処理された使用済ターゲット部
材、3・・・未使用材料、4・・・合金インゴット、5
・・・リサイクル合金粉末
フロントページの続き (72)発明者 佐々木 学 宮城県多賀城市明月2丁目1番15号 ファ インマテリアル株式会社内 (72)発明者 木村 均 宮城県多賀城市明月2丁目1番15号 ファ インマテリアル株式会社内 (72)発明者 横山 紀夫 宮城県多賀城市明月2丁目1番15号 ファ インマテリアル株式会社内 (72)発明者 柳谷 彰彦 兵庫県姫路市飾磨区中島字一文字3007番地 山陽特殊製鋼株式会社内 (72)発明者 黒田 直人 兵庫県姫路市飾磨区中島字一文字3007番地 山陽特殊製鋼株式会社内 Fターム(参考) 4K001 AA39 BA22 DA01 4K017 AA04 BA08 BB04 BB06 BB16 CA07 DA03 EB05 5D075 FF04 GG16 GG20

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1種類の希土類元素と、F
    e、Co、Ni、CrおよびSiからなる群より選ばれ
    た少なくとも2種類の元素とからなる合金粉末を、少な
    くとも1種類含有するリサイクル合金粉末であって、 少なくとも一度スパッタリングに用いられたターゲット
    と、一度もスパッタリングに用いられていない希土類元
    素材料と、一度もスパッタリングに用いられていないF
    e、Co、Ni、CrおよびSiからなる群より選ばれ
    た少なくとも1種類の元素からなる材料とから、溶解法
    により作製された合金インゴットを用いて、ガスアトマ
    イズ法により製造されることを特徴とするリサイクル合
    金粉末。
  2. 【請求項2】 上記溶解法が真空溶解法または不活性ガ
    ス雰囲気溶解法であることを特徴とする請求項1記載の
    リサイクル合金粉末。
  3. 【請求項3】 上記合金インゴットに含まれる上記少な
    くとも一度スパッタリングに用いられたターゲットの成
    分の混合率が10重量パーセント以上60重量パーセン
    ト以下であることを特徴とする請求項1記載のリサイク
    ル合金粉末。
  4. 【請求項4】 上記リサイクル合金粉末の透磁率が2.
    5以下であることを特徴とする請求項1記載のリサイク
    ル合金粉末。
  5. 【請求項5】 上記合金インゴットが、少なくとも1種
    類の希土類元素と、Fe、Co、Ni、CrおよびSi
    からなる群より選ばれた少なくとも2種類の元素とから
    なる合金であるとともに、上記希土類元素を35重量パ
    ーセント以上含有することを特徴とする請求項1記載の
    リサイクル合金粉末。
  6. 【請求項6】 少なくとも1種類の希土類元素と、F
    e、Co、Ni、CrおよびSiからなる群より選ばれ
    た少なくとも2種類の元素とからなる、少なくとも1種
    類以上の合金粉末を含有するリサイクル合金粉末の製造
    方法であって、 少なくとも一度スパッタリングに用いられたターゲット
    と、一度もスパッタリングに用いられていない希土類元
    素材料と、一度もスパッタリングに用いられていないF
    e、Co、Ni、CrおよびSiからなる群より選ばれ
    た少なくとも1種類の元素からなる材料とから、溶解法
    により合金インゴットを作製する工程と、 上記合金インゴットを、ガスアトマイズ法によって粉末
    化することにより上記リサイクル合金粉末を製造する工
    程とを有することを特徴とするリサイクル合金粉末の製
    造方法。
  7. 【請求項7】 上記合金インゴットに含まれる上記少な
    くとも一度スパッタリングに用いられたターゲットの成
    分の混合率が10重量パーセント以上60重量パーセン
    ト以下であることを特徴とする請求項6記載のリサイク
    ル合金粉末の製造方法。
  8. 【請求項8】 上記溶解法が真空溶解法または不活性ガ
    ス雰囲気溶解法であることを特徴とする請求項6記載の
    リサイクル合金粉末の製造方法。
  9. 【請求項9】 上記合金インゴットが、少なくとも1種
    類の希土類元素と、Fe、Co、Ni、CrおよびSi
    からなる群より選ばれた少なくとも2種類の元素とから
    なる合金であるとともに、上記希土類元素を35重量パ
    ーセント以上含有することを特徴とする請求項6記載の
    リサイクル合金粉末の製造方法。
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