JP2001190668A - 携帯型注射器 - Google Patents

携帯型注射器

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JP2001190668A
JP2001190668A JP2000001178A JP2000001178A JP2001190668A JP 2001190668 A JP2001190668 A JP 2001190668A JP 2000001178 A JP2000001178 A JP 2000001178A JP 2000001178 A JP2000001178 A JP 2000001178A JP 2001190668 A JP2001190668 A JP 2001190668A
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holder
cartridge
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Takahiko Sato
隆彦 佐藤
Yasushi Tsukamoto
也寸志 塚本
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Citizen Watch Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯型注射器1で注射をする場合、使用済み
の針14bを切断するために、携帯型注射器1だけでは
なく、針切断装置30も携帯しなければならなかった。 【解決手段】 注射器キャップ60に、携帯型注射器の
注射針14bを挿入する針挿入穴61aと可動部材63
とを設け、針挿入穴61aに挿入した注射針14bを可
動部材63の操作によって折り取ることができるように
構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、注射器キャップを
備えた携帯型注射器に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、インシュリン患者等が携帯し
て、医師からの指示に従って注射をする携帯型の注射器
などが用いられている。以下、図面を用いて従来技術を
説明する。図6は、従来の携帯型注射器の斜視図であ
る。
【0003】図6において、1はペン型の携帯型注射器
であり、携帯型注射器本体10と、これに装着する注射
器キャップ20とから構成されている。注射器本体12
は、注入操作を行う注入装置12と、人体に注入する注
入液13aを収容した注入液カートリッジ13と、この
注入液カートリッジ13を覆うホルダ15と、ホルダ1
5の先端に装着される針カートリッジ14とから構成さ
れている。注入液カートリッジ13やホルダ15は、注
入装置12に取り外し可能に装着されており、注入液1
3aを全て注入した場合には新しい注入液カートリッジ
と交換が可能である。
【0004】注入装置12は、注入液13aの注入量を
設定するための回動部12aと、注入液の設定量を表示
する表示部12bと、注入操作を行う注入ノブ12c
と、注入ノブ12cの注入操作にともなって動作するロ
ッド12dとを有している。回動部12aを所定の方向
に回転させることにより体内に注入する注入液13aの
注入量が設定可能であり、その量が表示部12aに表示
される。また、注入ノブ12cは、通常は注入装置12
の内部に収納されているが、回動部12aを注入量設定
方向と反対方向に回転させることで注入装置12から突
出するように構成されている。そして、突出した注入ノ
ブ12cを注入装置12の内部に押し込むと、設定した
注入量に応じた分だけロッド12dが注入装置12から
押し出される。
【0005】注入液カートリッジ13は、後述する注射
針14bを突き刺す針装着ゴム13bと、ピストン13
cとを有している。操作装置12から押し出されたロッ
ド12dに押されて、ピストン13cは注入液カートリ
ッジ13の先端の方に移動する。すると、注入液13a
がピストン13cに押圧され、針装着ゴム13bに突き
刺した注射針13bから身体に注入される。
【0006】ホルダ15の先端部には、開口部15bを
有する針装着部15cが設けられ、この針装着部15c
に針カートリッジ14が装着される。針装着部15cの
開口部15bから、注入液カートリッジ13の先端に設
けられた針装着ゴム13bが露出している。針カートリ
ッジ14は、針カートリッジ本体14aと注射針14b
とから構成されている。針カートリッジ本体14aは、
一方の面が閉鎖され他方の面が開口した円筒形状であ
り、注射針14bは針カートリッジ14の内部の空洞に
突き出している。そして、針カートリッジ14を針装着
部15cに装着した状態では、ホルダ15の開口部15
bに露出した注入液カートリッジ13の針装着ゴム13
bに、針カートリッジ本体14aから突き出した注射針
14bが注入液13aまで達するように突き刺さる。ま
た、ホルダ15は、後述するように注射器キャップ20
を装着するための環状の係合部15aを有している。
【0007】キャップ20はボールペンなどに装着する
キャップと同様な形状であり、ホルダ15を収容するた
めの円筒形状の空洞であるホルダ収容空洞20aと、開
口部20bとを有している。注射器キャップ20を注射
器本体10に装着するときは、ホルダ15から針カート
リッジ14を外した状態でホルダ15を開口部20bに
挿入する。ホルダ15をホルダ収容空洞20の奥まで挿
入していくと、ホルダ収容空洞20aの開口部20b付
近の内面が、ホルダ15の係合部15aに係合して注射
器キャップ20が注射器本体10に装着される。
【0008】注射器を使用する際には、患者は衛生的な
面から、注入液を注入するごとに新しい注射針に交換す
るように医師などから指導される。つまり、注射をする
たびに針カートリッジ14を交換する。そして、この使
用済みの針カートリッジをそのまま捨てるのは、誤って
人体などに突き刺さる可能性もあるため大変危険であ
り、また、他の人に針が刺ささると病気の感染も考えら
れる。従って、通常、注射針を切断してから使用済みの
針カートリッジを捨てている。
【0009】図7は従来の針切断装置を示した図であ
り、(a)は斜視図、(b)は要部拡大図である。次
に、図7を用いて従来の針切断装置を説明する。図7
(a)において30は針切断装置である。針切断装置3
0は本体31と、本体31に対して回動可能に取り付け
られた回動部材32とから構成されている。本体31は
図6に示した注射注射針14bを挿入する針挿入穴31
bが形成された固定刃31aと、図示しない回動軸とを
有している。回動部材32は、図7(b)に示すよう
に、針挿入穴32bを有する可動刃32aと、切断され
た注射針を収容する針収容空洞32dと本体31に設け
られた回動軸に取り付けられる回動穴32cとを有して
いる。本体31と回動部材31との間には図示しないバ
ネが設けられ、回動部材32に力を加えない状態では、
図7(a)の矢印Fの方向に力が働き、固定刃31aの
針挿入穴31bと可動刃32aの針挿入穴32bの位置
とが一致する位置で止まるように構成されている。
【0010】この状態で固定刃31aの針挿入穴31b
に注射針14bを挿入すると、注射針14bは可動刃3
2aの針挿入穴32bを貫通し、針収納空洞32dまで
達する。そして、注射針14bを根本まで挿入した状態
で、図7(a)の矢印Fと反対方向に回動させると、可
動刃32aも図7(a)の矢印Fと反対方向に回動し
て、固定刃31aの針挿入穴31bの周囲に設けられた
刃と、可動32aの針挿入穴32bの周囲に設けられた
刃との間に注射針14bが挟まれて注射針14bが折り
取られる。折り取られた針は、針収容空洞32d内に収
容される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、注射が義務付
けられている患者は、前述のように注射器だけではなく
針切断装置も持ち歩く必要があるため非常に面倒であ
り、携帯し忘れた場合には使用済みの注射針が切断でき
ないため、針カートリッジを捨てることもできず、針カ
ートリッジの処理に困るという問題があった。
【0012】本発明は上記課題を解決し、注射器とは別
体の針切断装置を携帯しなくても針を切断可能な携帯型
注射器を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の特徴は、請求項1に記載の発明では、注射器
キャップを備えた携帯型注射器において、前記注射器キ
ャップに前記携帯型注射器の注射針を挿入する注射針挿
入部と、該注射針挿入部の近傍に設けた可動部材とを有
し、前記注射針挿入部に挿入した注射針を前記可動部材
の操作によって折り取ることを特徴とする。
【0014】また、請求項2に記載した発明では、前記
注射器キャップに折り取った注射針を収納するための針
収納部を設けたことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面により本発明を説明す
る。図1は本発明の第1の実施の形態による携帯型注射
器の注射器キャップを示した図であり、(a)は側面
図、(b)は断面図、(c)は正面図、(d)は可動部
材の側面図である。
【0016】図1(a)において、60は、図6に示し
た注射器本体10に装着する注射器キャップであり、ク
リップ部64aと針挿入穴61aが形成された固定刃6
1とを有する注射器キャップ本体64と、注射器キャッ
プ本体64から突出した後述する可動部材の一部である
突出部62とから構成されている。針挿入穴61aは、
携帯型注射器の注射針を挿入する注射針挿入部である。
【0017】また、図1(b)から図1(d)に示すよ
うに、注射器キャップ本体64の内部には、開口部66
bを有するホルダ収容空洞66と、開口部67aを有す
る可動部材収容空洞67とが形成されている。可動部材
収容空洞67には、注射針挿入部の近傍に配置される可
動部材63とバネ65とが収容されている。可動部材6
3は、可動部材本体63aと蓋63bとから構成されて
いる。可動部材本体63aの内部には、切断した注射針
を収容する針収納部である針収容空洞63eと、収容さ
れている注射針を排出する開口部63fとが形成され、
開口部63fを塞ぐように蓋63bが取り付けられてい
る。
【0018】また、図1(d)に示すように、可動部材
本体63aの側面には針挿入穴63cを有する可動刃6
3dが設けられ、針挿入穴63cは針収納空洞63e内
に貫通している。また、可動部材本体63aにはネジ部
63hが形成され、ここに蓋63bを取り付けることが
できる。さらに可動部材本体63aには段部63gが設
けられ、注射器キャップ本体64の開口部67aの内側
の段部に当たって針収容空洞63eから外に飛び出さな
いように構成されている。この状態では、固定刃61の
針挿入孔61aと可動刃63dの針挿入穴63cとが一
致している。
【0019】次に注射器キャップ60による注射針の切
断方法について説明する。使用済みの注射針14bを固
定刃61の針挿入穴61aに挿入する。すると、注射針
14bは可動刃63の針挿入穴63cを貫通して可動部
材本体63aの針収容空洞63eまで達する。次に、注
射針14bを根本まで挿入した状態で、突出部62の蓋
63bを押す。すると、バネ65が縮んで可動部材63
が可動部材収容空洞67内に押し込まれ、これにともな
って、可動刃63dが固定刃61に対して移動し、注射
針14bが固定刃61の針挿入穴61aの周囲に設けら
れた刃と可動刃63dの針挿入穴63cの周囲に設けら
れた刃との間に挟まれて折り取られる。そして、折り取
られた注射針は可動部材本体63aの針収容空洞63e
内に収容される。蓋63bを押した状態から開放する
と、縮んでいたバネ65が伸びて可動部材63が元の位
置に戻される。このように、針挿入穴61に挿入した注
射針14bを、可動部材63の操作によって折り取る。
【0020】針収容空洞63eに収容されている注射針
を排出する際には、まず、可動部材本体63aから蓋6
3bを取り外す。そして可動部材63の開口部63fを
下にすると注射針が排出される。
【0021】次に、注射器キャップ60の注射器本体1
0への装着について説明する。注射器キャップ60の装
着の際は、針カートリッジ14をホルダ15から取り外
した状態で、注射器キャップ本体64の開口部66bに
ホルダ15を挿入する。ホルダ15をホルダ収容空洞6
6の奧まで挿入すると、ホルダ収容空洞60の開口部付
近の内面66aは、ホルダ15の係合部15aにクリッ
ク感をもって取り外し可能に係合し、注射器キャップ6
0が注射器10に装着される。
【0022】このように、通常は注射器キャップ60を
注射器本体10に装着しておき、注射や注射針を切断す
る際に注射器キャップ60を注射器本体10からはずす
ため、注射器とは別体の針切断装置を携帯しておく必要
がない。また、蓋63bを押すという簡単な操作で注射
針を切断することができる。
【0023】図2は本発明の第2の実施の形態による携
帯型注射器の注射器キャップを示した断面図である。次
に図2を用いて第2の実施の形態を説明する。図2にお
いて70は注射器キャップであり、クリップ部75aを
有する注射器キャップ本体75と、注射器キャップ本体
75のネジ部74aに取り付けられている蓋74と、可
動刃72bが固着されるとともにバネ78を有する可動
部材72とを有している。
【0024】また、注射器キャップ本体75は、注射器
本体10のホルダ15を収容するホルダ収容空洞76
と、後述する切断方法により切断した注射針を収容する
針収納部である針収容空洞73と、注射針を切断するた
めの固定刃71と、針切断の際にホルダ収容空洞76に
挿入した針を固定刃71と可動刃72との間に案内する
針挿入孔77aを有する針案内部77とを有している。
この針案内部77の針挿入穴77aは、携帯型注射器の
注射針を挿入する注射針挿入部であり、可動部材72
は、針挿入穴77aの近傍に設けられている。
【0025】次に、注射針の切断方法について説明す
る。注射針14bを切断する際には、針カートリッジ1
4をホルダ15の針装着部15cに装着した状態で、注
射針14bを注射器キャップ本体75のホルダ収容空洞
76に挿入する。注射針14bをホルダ収納空洞76の
奧まで挿入していくと、注射針14bは針案内部77の
斜面77bに当たって針挿入穴77aに案内される。針
挿入穴77aに注射針14bが根本まで挿入された状態
で可動部材72を押すと、バネ78が縮み、可動部材7
2とそれに固着された可動刃72bが図2の下の方向に
移動する。すると、針挿入穴77aに挿入されている注
射針14bが、可動刃72bと固定刃71との間に挟ま
れて注射針14bが切断される。このように、針挿入穴
77aに挿入した注射針を可動部材72の操作によって
折り取る。切断された注射針は針収容空洞73に収容さ
れる。注射針切断後にホルダ収容空洞76から注射器本
体10を抜き取る。
【0026】針収容空洞73に収容された注射針を排出
する際には、注射器キャップ本体75から蓋74を所定
方向に回転させて取り外して注射針を排出する。
【0027】注射器キャップ70の注射器本体10への
装着は、図1に示した第1の実施の形態と同様に行う。
すなわち、針カートリッジ14をホルダ15から取り外
した状態で、注射器キャップ本体75のホルダ収容空洞
76にホルダ15を挿入し、ホルダ収容空洞76の開口
部76b付近の内面76aをホルダ15の係合部15a
に係合させて装着する。
【0028】第2の実施の形態においても、通常は注射
器キャップ70を注射器本体10に装着しておき、注射
や注射針の切断の際に注射器キャップ70を注射器本体
10からはずして用いるため、注射器とは別体の針切断
装置を携帯しておく必要はない。また、可動部材72を
押すという簡単な操作で注射針を切断することができ
る。
【0029】図3は本発明の第3の実施の形態による携
帯型注射器を示した側面図、図4は図3に示した注射器
キャップを示した図であり、(a)は正面図、(b)は
図3に示したA−A部の断面図、図5は図4(a)に示
した注射器キャップ本体のB−B部の断面図である。
【0030】次に図3から図5を用いて本発明の第3の
実施の形態を説明する。5は携帯型注射器であり、注射
器本体10と、これに装着する注射器キャップ80とか
ら構成されている。注射器本体50は、図6に示した注
射器10と同様に、注入装置52と、注入液カートリッ
ジ13と、ホルダと15と、針カートリッジ70とから
構成されている。注入装置52は、回動部51と、表示
部52aと、ピストン52bと、図示しない注入ノブと
を有している。また、針カートリッジ本体70aにはつ
ば部70cが形成されている。注射器本体50は、図6
に示した注射器本体10と比較して注入装置52及び針
カートリッジ70の形状が異なるだけで、機能は同じで
ある。
【0031】注射器キャップ80は、針挿入穴84aを
有する注射器キャップ本体84と、回動軸81aを中心
に回動する回動部材81とから構成されている。針挿入
穴84aは、携帯型注射器の注射針を挿入する注射針挿
入部であり、回動部材81は、注射針挿入部の近傍に設
けた可動部材である。また、図4(a)に示すように、
注射器キャップ本体84には、ホルダ15を収容するホ
ルダ収納空洞85が形成され、回動部材81には可動刃
81dが設けられている。
【0032】さらに、図4(b)に示すように、注射器
キャップ本体84は、切断した注射針を収容する針収納
部である針収容空洞86と、この針収容空洞86の針挿
入穴84a付近に設けられた固定刃81eとを有してい
る。また、図5に示すように、注射器キャップ本体84
は、蓋82とネジ83とを有している。蓋82は、回動
軸82aにより注射器キャップ本体84に対して回動可
能であるとともに、ネジ83により注射器キャップ本体
84に固定され、針収容空洞86の針排出口86bを塞
いでいる。
【0033】次に、注射針を切断する方法を説明する。
図3に示すように注射器キャップ本体84の針挿入穴8
4aが見える状態まで回動部材81を回転させる。そし
て、ホルダ15に針カートリッジ70を装着した状態
で、注射針70bを注射器キャップ本体84の針挿入穴
84aに根元まで挿入する。この状態で、回動部材81
を回転させて元の位置にもどしていくと、回動部材81
に設けられた可動刃81dと、注射器キャップ本体84
の針挿入穴84a付近に設けられた固定刃81eとの間
に注射針70bがはさまれて注射針70bが根元から折
り取られる。この折り取られた針は、針収容空洞86に
収容される。このように、針挿入穴84aに挿入した注
射針を回動部材81の操作によって折り取る。
【0034】次に、切断した注射針の排出方法を説明す
る。まず、注射器キャップ本体84からネジ83をはず
す。そして、蓋82を回動させて針排出口86bを開
け、そこから針収容空洞86に収容されている注射針を
排出する。排出後、蓋82を閉じてネジ83を注射器キ
ャップ本体に取り付ける。
【0035】次に、注射器キャップ80の注射器本体5
0への装着について説明する。注射器キャップ80の注
射器本体50への装着は、図1に示した第1の実施の形
態や図2に示した第2の実施の形態と同様に行う。すな
わち、針カートリッジ70をホルダ15から取り外した
状態で、注射器キャップ本体84のホルダ収容空洞85
にホルダ15を挿入し、ホルダ収容空洞85の開口部8
5付近の内面85aをホルダ15の係合部15aに係合
させて装着する。
【0036】針カートリッジ70のつば部70cは円形
であり、その直径はホルダ収容空洞85の円形の開口部
の直径よりも大きい。従って、針カートリッジ70をホ
ルダ15に装着した状態では、ホルダ15内に針カート
リッジ70が挿入されないように構成されている。
【0037】第3の実施の形態においても、通常は注射
器キャップ80を注射器本体50に装着しておき、注射
や注射針の切断の際に注射器キャップ80を注射器本体
50からはずして用いるため、注射器とは別体の針切断
装置を携帯しておく必要がない。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載し
た発明によれば、注射器に装着する注射器キャップで使
用済の注射針を切断するため、注射器とは別体の針切断
装置を携帯する必要がない。
【0039】請求項2に記載した発明によれば、注射器
キャップに折り取った注射針を収納するための針収納部
を設けたため、切断した注射針をまとめて捨てることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による携帯型注射器
の注射器キャップを示した図であり、(a)は側面図、
(b)は断面図、(c)は正面図、(d)は可動部材の
側面図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態による携帯型注射器
の注射器キャップを示した断面図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態による携帯型注射器
を示した側面図である。
【図4】図3に示した注射器キャップを示した図であ
り、(a)は正面図、(b)は図3に示したA−A部の
断面図である。
【図5】図4(a)に示した注射器キャップ本体のB−
B部の断面図である。
【図6】従来の携帯型注射器の斜視図である。
【図7】従来の針切断装置を示した図であり、(a)は
斜視図、(b)は要部拡大図である。
【符号の説明】
10 注射器本体 13 注入液カートリッジ 14 針カートリッジ 15 ホルダ 66,76,85 ホルダ収容空洞 60,70,80 注射器キャップ 61,71,81e 固定刃 63d,72b,81e 可動刃 63e,73,86 針収容空洞 61a,77a,84a 針挿入穴 63,72 可動部材 81 回動部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 注射器キャップを備えた携帯型注射器に
    おいて、前記注射器キャップに前記携帯型注射器の注射
    針を挿入する注射針挿入部と、該注射針挿入部の近傍に
    設けた可動部材とを有し、前記注射針挿入部に挿入した
    注射針を前記可動部材の操作によって折り取ることを特
    徴とする携帯型注射器。
  2. 【請求項2】 前記注射器キャップに折り取った注射針
    を収納するための針収納部を設けたことを特徴とする請
    求項1記載の携帯型注射器。
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