JP2001189782A - フリップ型携帯電子機器 - Google Patents

フリップ型携帯電子機器

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JP2001189782A
JP2001189782A JP37202099A JP37202099A JP2001189782A JP 2001189782 A JP2001189782 A JP 2001189782A JP 37202099 A JP37202099 A JP 37202099A JP 37202099 A JP37202099 A JP 37202099A JP 2001189782 A JP2001189782 A JP 2001189782A
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display
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flip
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JP37202099A
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Kazushi Takahashi
一志 高橋
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Hitachi Kokusai Electric Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フリップ型携帯電子機器を折り畳んだ状態に
したままでも、表示部の表示を容易に目視確認すること
ができると共に、回転の必要な表示部のみを回転可能な
フリップ型携帯電子機器を提供すること。 【解決手段】 表示部を有する表示部側筐体と、操作部
を有する操作部側筐体とを第1のヒンジにより連結し折
り畳み可能な構造としたフリップ型携帯電子機器におい
て、前記表示部側筐体と前記表示部と別筐体とし、前記
表示部側筐体と前記表示部を第2のヒンジにより連結
し、前記表示部を回転可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯通信機(例え
ば携帯電話機)や携帯情報ツール等の携帯電子機器で、
特に表示部を有する表示部側筐体と、操作部を有する操
作部側筐体とを分割し、ヒンジにより両筐体を折り畳み
可能に連結したフリップ型携帯電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の携帯電子機器の形状を携帯電話機
を用いて説明する。従来の携帯電話機の形状を大別する
と、図12のようなボックス型と図13及び図14のよ
うなフリップ型とが挙げられる。図12のようなボック
ス型の携帯電話機はマイク50、レシーバ30、表示部
40、操作部60が一つの筐体に一体に配置されてお
り、操作性は良好であるが、使用者の耳と口との間の距
離以下の寸法にすることは、音声品質の低下や、使用者
の違和感を生じることとなり、携帯電話の小型化への支
障となっている。また、操作部60が剥き出しであり鞄
等に収納している際、操作部を誤操作させる恐れがあっ
た。
【0003】一方図13及び図14のフリップ型の携帯
電話機においては、レシーバ30、表示部40を設けた
表示部側筐体10と、操作部60、マイク50を設けた
操作部側筐体20とをヒンジ70で結合して二つ折りの
状態で収納することを可能にしている。図13のフリッ
プ型携帯電話機は開いている状態を示し、図14のフリ
ップ型携帯電話機は折り畳んだ状態を示している。通話
時においては、二つ折りの状態(図14)から開いて
(図13)使用するようにしている。二つ折りにするこ
とで、携帯電話機筐体の寸法を短くすることができ、ボ
ックス型での問題点であった小型化への隘路が解消され
る。また、二つ折りにした状態では、操作部60が表示
部側筐体10と操作部側筐体20に挟まれ隠蔽されるた
め、誤って操作部60を操作させることなく誤操作につ
いて解消することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この様な従来
のフリップ型携帯電話機では、表示部側筐体10と操作
部側筐体20がヒンジ70により連結され、それらは矢
印aで示すように一方向に開閉するため、図14のよう
に折り畳んだ状態では、先に述べたように操作部60が
隠蔽されると共に、表示部40までもが両筐体10、2
0に挟まれた状態で完全に隠蔽される。
【0005】そのため、受信待機時及び収納時等の折り
畳み状態では表示部40に表示される現在時刻や電波状
態や充電状態や着呼時発信者番号通知を目視確認できな
いので、それを確認するには、表示部側筐体10を操作
部側筐体20に対して開いた状態(矢印aの「開」側へ
開く)にして、表示部40を露呈させざるを得ない。従
って、通話時以外に現在時刻や電波状態等や充電状態や
着呼時発信者番号通知を目視確認するには、両筐体1
0、20の開閉操作をその都度行う必要があった。
【0006】これらの問題点を解決する為の公知技術と
して、特開平11−30226号に記載の発明が挙げら
れる。当該発明は、表示部側筐体10と操作部側筐体2
0とを連結するヒンジ70にピボット(図示せず)を設
け表示部側筐体10を回転可能とし、折り畳んだ状態に
おいても表示部側筐体を180°回転しておくことで表
示部が表示部側筐体と操作部側筐体に挟まれた状態で隠
蔽されることがなく、表示部を目視できる構造としてい
る。
【0007】しかしながら、当該発明では、表示部側筐
体の表示部側に設けられるその他の部位等(携帯電話機
においてはレシーバ等)回転させる必要のない機能まで
回転させてしまうという課題がある。例えば、当該発明
の特徴を実施した携帯電話機においては表示部側筐体に
設けられた表示部と共にレシーバまで回転させること
で、折り畳んだ状態から着信があり、携帯電話の通話等
を行う際には、その都度レシーバを操作部側筐体のマイ
クと同一面上に回転させる必要が生じる。
【0008】本発明の目的は、上述した問題点を解決
し、フリップ型携帯電子機器を折り畳んだ状態にしたま
までも、表示部の表示を容易に目視確認することができ
ると共に、回転の必要な表示部のみを回転可能なフリッ
プ型携帯電子機器を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載のフリップ型携帯電子機器は、表示部
を有する表示部側筐体と、操作部を有する操作部側筐体
とをヒンジにより連結し折り畳み可能な構造としたフリ
ップ型携帯電子機器において、前記表示部側筐体と前記
表示部とを別筐体とし、前記表示部側筐体と前記表示部
をヒンジにより連結し、前記表示部を回転可能としたこ
とを特徴とする。
【0010】本発明によれば、表示部側筐体と表示部と
を別の筐体とし、ヒンジにより回転可能としたことで、
表示部側筐体の開閉状態を問わず、表示部の表示面のみ
常に目視することができる。
【0011】本発明の請求項2に記載のフリップ型携帯
電子機器は、請求項1記載の発明において、前記第1の
ヒンジにより折り畳んだ状態としている場合、前記表示
部の表示面が前記第2のヒンジにより回転して外側面向
となることを特徴とする。
【0012】本発明によれば、フリップ型携帯電子機器
を閉じた状態でも表示部の表示面を目視できる。
【0013】本発明の請求項3に記載のフリップ型携帯
電子機器は、請求項2記載の発明において、前記表示部
の表示面が前記第2のヒンジにより外側面向となる場
合、表示面の表示内容が上下反転した表示となることを
特徴とする。
【0014】本発明によれば、フリップ型携帯電子機器
を閉じて表示部を回転させた状態において、表示部に表
示される内容が反転することなく目視することができ
る。
【0015】本発明の請求項4に記載のフリップ型携帯
電子機器は、請求項1乃至3の発明において、無線送受
信を行う携帯電話機であることを特徴とする。
【0016】本発明によれば、折り畳みを頻繁に行う、
音声やデータの無線送受信を行う携帯電話機に有効であ
り、フリッパを閉じて携帯する際にも表示部を目視でき
る携帯電話機となる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明のフ
リップ型携帯電子機器の実施形態について図1乃至図1
1を用いて説明する。図1は本発明の実施の形態におけ
るフリップ型携帯電話機の開いた状態での外観を示す斜
視図である。図2は本発明の実施の形態におけるフリッ
プ型携帯電話機の折り畳んだ状態での外観を示す斜視図
である。この携帯電話機は例えばレシーバ3と、後述す
る液晶表示器と当該液晶表示器を保持する筐体からなる
表示部4を設けた表示部側筐体1と、マイク5と操作部
6を設けた操作部側筐体2からなり、これらを矢印a方
向に回転するヒンジ7で連結して二つ折り状態に折り畳
めるようにしており、表示部側筐体と操作部側筐体をヒ
ンジで連結する構造は図13、14に示した従来例と同
様である。このような構成に加え、表示部側筐体1の一
部を貫通させ、当該貫通された部分(以下貫通穴とす
る)に表示部4を設け、表示部側筐体1の貫通穴両側面
から、表示部側ヒンジ8により矢印b方向に180°回
転可能に保持して、表示部4を表裏反転させることがで
きるようにしている。
【0018】図2は本発明の実施の形態におけるフリッ
プ型携帯電話機の折り畳んだ状態における外観を示す斜
視図である。図1のように表示部側筐体1と操作部側筐
体2を開いた状態で、表示部4を表示部側ヒンジ8によ
り矢印b方向に180°回転させた後に、表示部側筐体
1と操作部側筐体2をヒンジ7により矢印aの「閉」側
に閉じた状態を示している。
【0019】図3乃至図8には本発明のフリップ型携帯
電話機に適用した第一の実施の形態を示す。図8は、本
発明の第一の実施の形態における表示部側筐体1の操作
部4及び表示部側ヒンジ8を取り除いた状態を示す表示
部側筐体1の斜視図である。表示部側筐体1の貫通穴両
側面には表示部4の180°以上の回転を抑制するため
凸部14が各面に2個設け設けられており、当該凸部1
4は三角柱の形状となっている(図1、2においては、
凸部を図示していない)。また貫通穴両側面には、表示
部側ヒンジ8を通す穴15が設けられている。尚、図8
では、片面にのみ凸部14及び表示部側ヒンジ8を通す
穴15を図示しているが、対面にも凸部14が2個、表
示部側ヒンジ8を通す穴15が設けられている。
【0020】表示部側ヒンジ8は図3の様な構造となっ
ている。図3は本発明の第一の実施の形態における表示
部側ヒンジの構造を示す図であり、(ア)は表示部側ヒ
ンジの斜視図、(イ)は表示部側ヒンジの上面図、
(ウ)は表示部側ヒンジの側面断面図であり、次に詳述
する。
【0021】表示部側ヒンジ8は表示部4と表示部側筐
体1との電気配線の為に空洞となっている。表示部4を
必要以上に回転させることは、表示部側ヒンジ1の内部
を通す後述する電気配線用のフレキシブル基板のねじれ
によりフレキシブル基板が破損する恐れがあるので、1
80°以上の回転を抑制するためのコイルバネ9aと当
該コイルバネ9aに結合されたプラスチック部材9bか
らなるストッパー9が、表示部側ヒンジ8の溝部に収納
されている。図3におけるコイルバネ9bは伸び切った
状態を示している。表示部側ヒンジ8の一端は表示部4
に結合され、他端は表示部側筐体1の内部に回転可能に
保持される。ここで、ストッパー9については、プラス
チック部材9bを用いたが、鉄等の形状が容易に変化し
ない部材であれば良い。また、表示部側ヒンジ8を表示
部4と結合させずに、同一筐体とすることも可能であ
る。
【0022】図4は本発明の第一の実施の形態における
表示部を構成する液晶表示器への電気配線を示す図であ
る。表示部側筐体1と表示部4を電気的接続を行う部材
として、配線基板である帯状のフレキシブル基板13を
使用し、一端を液晶表示器11の液晶ドライバ12に接
続し他端部を表示部側ヒンジ8の空洞及び表示部側筐体
1を通して操作部側筐体2の電子回路基板に接続する。
表示部4の180°の回転動作によるフレキシブル基板
の破損を防止する為に、帯状のフレキシブル基板13に
は弛みをもたせておく。
【0023】図5は本発明の一実施の形態における表示
部と表示部側筐体との表示部側ヒンジでの接続を示す図
である。尚、実際に表示部側ヒンジ8の一部は表示部側
筐体1に設けられるため外観上目視できるものではない
が、ここでは説明の便宜上、表示部側ヒンジ8を目視で
きるような図としている。表示部側筐体1の貫通穴両側
面には図8で説明したように表示部側ヒンジ8を通す為
の穴15を明け、当該穴15に表示部側ヒンジ8を表示
部側筐体1側から挿入している。表示部側ヒンジ8の先
端部は表示部4に結合され、他端は表示部側筐体1内部
に回転可能に保持させる。14は表示部4が180°以
上回転しないように、表示部側筐体1の貫通穴両側面に
設けられた凸部であり、表示部側ヒンジ8のストッパー
9のプラスチック部材9bがバネ9aにより押し出さ
れ、当該凸部14にプラスチック部材9bが収納される
ことで、それ以上の回転を抑制することができる。
【0024】図6は図5の表示部を90°回転させた図
である。表示部4に接続された表示部側ヒンジ8は、同
様に90°回転し、凸部14からストッパー9が外れ当
該ストッパーは表示部側筐体1により押し込まれる。
【0025】図7は図5の表示部を180°回転させた
図である。表示部4に接続された表示部側ヒンジ8は、
同様に180°回転し、ストッパー9は反対の凸部14
に収まることになる。
【0026】この様な構成により、フリップ型携帯電話
機の使用者が図1の状態でフリップ型携帯電話機を使用
した後、鞄等に収納する際に、表示部4を矢印bの方向
に回転させ、180°回転させた位置でストッパー9と
凸部14により固定し、その後ヒンジ7により折り畳ん
だ状態で収納することで(図2)、折り畳んだ状態でも
表示部4は目視することができ、かつ操作部6等が両筐
体1、2に挟まれた状態となり、誤操作等を防止でき
る。
【0027】折り畳んだ状態(図2)で着信があった場
合には、使用者は折り畳んだ状態を解除することなく表
示部4を目視できるため、着信相手先の名前等を容易に
認識することができる。着信時において通話する際は、
折り畳んだ状態からヒンジ7を支点に開いて(矢印aの
「開」)、表示部4の液晶表示機11は使用者の耳と反
対側に位置することとなるが、レシーバ3の位置は常に
マイク5側と同一面上にあり、表示部を回転させること
なく通話することが可能である。
【0028】尚、本実施例では表示部側ヒンジ8を表示
部4の両側に結合させ、内部に両側からフレキシブル基
板13を通す構造としたが、表示部側ヒンジ8を表示部
4の片側から結合させることも可能である。
【0029】本発明の実施の形態においては、表示部を
回転させてフリップを閉じた状態において、表示面に表
示される表示内容を上下反転させることで、使用者が目
視しやすいものとすることができる。これは上述した回
転動作により、前記表示部側ヒンジ8のストッパー9の
プラスチック部材9bがバネ9aにより押し出される部
分と連動した機構により、表示部4が回転して外側面向
きとなっていることが認識される。この連動した機構に
より、例えばラスター走査(左上から右下)の走査方向
を逆転して上下反転とする表示を行うことができる。
【0030】図9及び図10は、本発明の第二の実施の
形態である。図9(ア)は本発明の第二の実施の形態に
おける携帯電話機の表示部と表示部側筐体との表示部側
ヒンジでの接続を示した詳細機構図であり、図9(イ)
は本発明の第二の実施の形態における携帯電話機の表示
部を構成する液晶表示機への電気配線を示す図である。
【0031】まず、図9(イ)では、本体と液晶表示機
との電気的接続を行う部材として配線基板である帯状の
フレキシブル基板13を使用し、一端を液晶表示機11
の液晶ドライバ12に接続し、他端部を本体を通して本
体側の電子回路基板(図示せず)に接続する。このフレ
キシブル基板13は、ヒンジ7を回転させる動作を行っ
た場合にも表示部側ヒンジ90により良好な回転ができ
る。尚本実施例では両側よりフレキシブル基板13を接
続しているが、表示部側ヒンジ90を両側に備えておけ
ば片側だけの配線接続でも構わない。
【0032】図9(ア)では実際に表示部側ヒンジ90
の一部は表示部側筐体1に設けられるため外観上目視で
きるものではないが、ここでは説明の便宜上、表示部側
ヒンジ90を目視できるような図としている。この実施
例では、表示部側筐体1の貫通穴両側面には表示部側ヒ
ンジ90を通す為の穴を設け、この穴に表示部側ヒンジ
90を挿入している。表示部側ヒンジ90の先端部は表
示部4に結合され、他端は表示部側筐体1内部に回転可
能に保持させる。回転に関わる機構としては表示部側ヒ
ンジ90の他に、凸部91、凹部92、バネ93が設け
られている。これらの動作については次に図10を用い
て説明する。
【0033】図10は本発明の第二の実施の形態におけ
る携帯電話機の表示部側筐体の側面断面図であり、
(ア)フリップ開時、(イ)フリップ閉時である。この
図においては、液晶表示機が180度回転しロックが掛
かる構造としている。表示部側ヒンジ90の内部には、
凸部91とバネ93からなるロック構造があり、凸部9
1が液晶表示機側へ押し出すバネ機能を有している。ま
た、凸部91の先端は丸みを帯びたいわば半円状になっ
ている。凹部92は液晶表示機側に設けられており、液
晶表示器が回転するとともに回転し凸部91と重なる位
置となると、バネ93により凸部91が突き出されて凹
部に勘合する。このようなバネ力を有する凸部と凹部に
よりロック構造を実現しており、180度を越す回転が
なされない機構としている。このように、本実施例では
図10(ア)をフリップ開時の状態とし、フリップを閉
じる際に液晶表示機を180度時計廻りに回転させるこ
とで、凸部と凹部が重なりロックして(イ)に示す状態
としている。尚、凸部と凹部の断面形状を図に示すよう
に半円形状としており時計廻りの回転動作によるロック
機能をより効果的なものとしているが、円形状または楕
円形状とすることで反時計廻りの回転動作を行うことも
容易に実現できる。
【0034】図11は本発明の実施の形態における携帯
電話機の断面図であり、上述した回転機構に関わる第一
の実施形態または第二の実施形態とも同様に説明でき
る。この図では、筐体1にほぼ直線状に配線されるフレ
キシブル基板13がヒンジ7の部分で直交して液晶表示
機側と接続される。フレキシブル基板13はヒンジ7の
表示部側ヒンジ8または90の内側空洞部分を通る。即
ち、フレキシブル基板13がヒンジ7付近で直角方向に
延びるように液晶表示機方向へ導かれる。ここでこのフ
レキシブル基板13はヒンジ7付近で折り曲げられ数回
転、巻回させる。この巻回された部分よりさらにフレキ
シブル基板13が導かれて再度直角方向に延びる形状と
し、液晶ドライバ12に接続される。このように巻回に
より液晶表示機が回転された状態でも、巻回させた形態
の巻径が変化することでフレキシブル基板13の直線部
分については変化しない。このような構造により回転し
ても電気的接続を可能としている。尚、液晶ドライバ1
2は本体側の制御部(図示せず)からのデータを受け
て、液晶表示部に情報を表示させる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、フ
リップ型携帯電子機器の折り畳んだ状態においても容易
に表示部を目視することができと共に、表示部のみを回
転させることで、他の機能までも回転させることがな
く、折り畳んだ状態において表示部以外は常に両筐体に
挟まれ収納される為、操作部の誤操作や、その他機能の
腐蝕等を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態におけるフリップ型携帯
電話機の開いた状態における外観を示す斜視図である。
【図2】 本発明の実施の形態におけるフリップ型携帯
電話機の折り畳んだ状態における外観を示す斜視図であ
る。
【図3】 本発明の第一の実施の形態における携帯電話
機の表示部側ヒンジの構造を示し、(ア)斜視図、
(イ)上面図、(ウ)断面図である。
【図4】 本発明の第一の実施の形態における携帯電話
機の表示部を構成する液晶表示機への電気配線を示す図
である。
【図5】 本発明の第一の実施の形態における携帯電話
機の表示部と表示部側筐体との表示部側ヒンジでの接続
を示した詳細機構図である。
【図6】 図5の表示部を90°回転させた図である。
【図7】 図5の表示部を180°回転させた図であ
る。
【図8】 本発明の第一の実施の形態における携帯電話
機における表示部側筐体の操作部及び表示部側ヒンジを
取り除いた状態を示す表示部側筐体の斜視図である。
【図9】 本発明の第二の実施の形態における携帯電話
機の表示部と表示部側筐体との表示部側ヒンジでの接続
を示した詳細機構図である。
【図10】 本発明の第二の実施の形態における携帯電
話機の表示部側筐体の側面断面図であり、(ア)フリッ
プ開時、(イ)フリップ閉時である。
【図11】 本発明の実施の形態における携帯電話機の
断面図である。
【図12】 従来のボックス型携帯電話機の外観を示す
斜視図である。
【図13】 従来のフリップ型携帯電話機の開いた状態
における外観を示す斜視図である。
【図14】 従来のフリップ型携帯電話機の折り畳んだ
状態における外観を示す斜視図である。
【符号の説明】
1・・・表示部側筐体、 2・・・操作部側筐体、 3
・・・レシーバ、4・・・表示部、 5・・・マイク、
6・・・操作部、7・・・ヒンジ、8、90・・・表
示部側ヒンジ、 9・・・ストッパー、10・・・表示
部側筐体、11・・・液晶表示機、 12・・・液晶ド
ライバ、13・・・フレキシブル基板、 14・・・凸
部、 15・・・穴、91・・・凸部、 92・・・凹
部、20・・・操作部側筐体、 30・・・レシーバ、
40・・・表示部、50・・・マイク、 60・・・
操作部、70・・・ヒンジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 1/38 G06F 1/00 312F 7/26 312G H04Q 7/38 H04B 7/26 N 109T

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示部を有する表示部側筐体と、操作部
    を有する操作部側筐体とを第1のヒンジにより連結し折
    り畳み可能な構造としたフリップ型携帯電子機器におい
    て、 前記表示部側筐体と前記表示部とを別筐体とし、前記表
    示部側筐体と前記表示部を第2のヒンジにより連結し、
    前記表示部を回転可能としたことを特徴とするフリップ
    型携帯電子機器。
  2. 【請求項2】 前記第1のヒンジにより折り畳んだ状態
    としている場合、前記表示部の表示面が前記第2のヒン
    ジにより回転して外側面向となることを特徴とした、請
    求項1に記載のフリップ型携帯電子機器。
  3. 【請求項3】 前記表示部の表示面が前記第2のヒンジ
    により外側面となる場合、表示面の表示内容が上下反転
    した表示となることを特徴とした、請求項2記載のフリ
    ップ型携帯電子機器。
  4. 【請求項4】 無線送受信を行う携帯電話機であること
    を特徴とした、請求項1乃至3記載のフリップ型携帯電
    子機器。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20040050654A (ko) * 2002-12-10 2004-06-16 엘지전자 주식회사 듀얼lcd폴더형 휴대폰
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