JP2001187827A - ヒドロキシル基およびカルボキシル基を含有するジエンゴムと硫黄不含架橋剤とのゴム混合物 - Google Patents
ヒドロキシル基およびカルボキシル基を含有するジエンゴムと硫黄不含架橋剤とのゴム混合物Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 向上した湿潤スキッド耐性、低い転り抵抗、
高い耐機械性、熱耐性及び向上した耐摩耗性を有するタ
イヤを製造しうるゴム混合物を提供する。 【解決手段】 少なくとも1種類のゴム、ゴム100重量部
に対して10〜800重量部の充填剤、及び0.001〜40重量部
のゴムのヒドロキシル基またはカルボキシル基を介して
ゴムを架橋することができる化合物を含んで成るゴム混
合物であって、該少なくとも1種類のゴムが、ジオレフ
ィンの重合とヒドロキシル基および/またはカルボキシ
ル基の導入により製造され、このゴムが、0.05〜5重量
%の結合ヒドロキシル基及び/又はカルボキシル基ある
いはそれらの塩の合計含有量を有し、0〜50重量%の重
合ビニル芳香族モノマー含有量及び45〜99.95重量%の
ジオレフィン含有量を有し、1,2−結合ジオレフィンの
含有量が0〜80重量%であるゴム混合物を製造する。
高い耐機械性、熱耐性及び向上した耐摩耗性を有するタ
イヤを製造しうるゴム混合物を提供する。 【解決手段】 少なくとも1種類のゴム、ゴム100重量部
に対して10〜800重量部の充填剤、及び0.001〜40重量部
のゴムのヒドロキシル基またはカルボキシル基を介して
ゴムを架橋することができる化合物を含んで成るゴム混
合物であって、該少なくとも1種類のゴムが、ジオレフ
ィンの重合とヒドロキシル基および/またはカルボキシ
ル基の導入により製造され、このゴムが、0.05〜5重量
%の結合ヒドロキシル基及び/又はカルボキシル基ある
いはそれらの塩の合計含有量を有し、0〜50重量%の重
合ビニル芳香族モノマー含有量及び45〜99.95重量%の
ジオレフィン含有量を有し、1,2−結合ジオレフィンの
含有量が0〜80重量%であるゴム混合物を製造する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヒドロキシル基お
よび/またはカルボキシル基を含有するジエンゴム、充
填剤、およびヒドロキシル基またはカルボキシル基を介
してゴムを架橋しうる硫黄不含架橋剤のゴム混合物、な
らびに、向上した動的減衰性、向上した機械強度、耐戻
り性、および基材への接着強さを有するゴム加硫生成物
の製造におけるそれらの使用に関する。該ゴム混合物お
よび加硫生成物は、熱および機械的応力に対する特に高
い耐性、高い湿潤スキッド耐性、低い転り抵抗、および
高い耐摩耗性を有する、高強化付形ゴム物品、特にタイ
ヤの製造に適している。
よび/またはカルボキシル基を含有するジエンゴム、充
填剤、およびヒドロキシル基またはカルボキシル基を介
してゴムを架橋しうる硫黄不含架橋剤のゴム混合物、な
らびに、向上した動的減衰性、向上した機械強度、耐戻
り性、および基材への接着強さを有するゴム加硫生成物
の製造におけるそれらの使用に関する。該ゴム混合物お
よび加硫生成物は、熱および機械的応力に対する特に高
い耐性、高い湿潤スキッド耐性、低い転り抵抗、および
高い耐摩耗性を有する、高強化付形ゴム物品、特にタイ
ヤの製造に適している。
【0002】
【従来の技術】減少した転り抵抗、向上した湿潤スキッ
ド耐性、低い摩耗性、および高い耐熱性を有する自動車
タイヤの製造に関して、多くの研究がなされている。二
重結合を有するアニオン重合溶液ゴム、例えば、溶液ポ
リブタジエンゴムおよび溶液スチレン/ブタジエンゴム
の使用が、特に有利であることが明らかにされている。
特に有利な点は、ビニル含有量およびそれに関係するガ
ラス転移温度、有利なシス/トランス二重結合比率、お
よび分子枝分かれの制御性である。実際に使用する場合
に、これによって得られる特に有利な点は、タイヤの湿
潤スキッド耐性と転り抵抗との比率である。例えば、US
-A5227425は、溶液SBRゴムおよびシリカからのタイヤト
レッドの製造を開示している。
ド耐性、低い摩耗性、および高い耐熱性を有する自動車
タイヤの製造に関して、多くの研究がなされている。二
重結合を有するアニオン重合溶液ゴム、例えば、溶液ポ
リブタジエンゴムおよび溶液スチレン/ブタジエンゴム
の使用が、特に有利であることが明らかにされている。
特に有利な点は、ビニル含有量およびそれに関係するガ
ラス転移温度、有利なシス/トランス二重結合比率、お
よび分子枝分かれの制御性である。実際に使用する場合
に、これによって得られる特に有利な点は、タイヤの湿
潤スキッド耐性と転り抵抗との比率である。例えば、US
-A5227425は、溶液SBRゴムおよびシリカからのタイヤト
レッドの製造を開示している。
【0003】ヒドロキシル基を含有するエマルジョンゴ
ムおよび溶液ゴムが、例えばEP-A806452に開示されてい
るが、該ゴムはヒドロキシル基を介して架橋されず、従
来法によって硫黄で架橋することによって加硫される。
そのような方法の故に、溶液ゴムに関してそこに記載さ
れているヒドロキシル分は、非常に低く(0.009〜0.061
%)、従って、有効な架橋を得るには低すぎる。
ムおよび溶液ゴムが、例えばEP-A806452に開示されてい
るが、該ゴムはヒドロキシル基を介して架橋されず、従
来法によって硫黄で架橋することによって加硫される。
そのような方法の故に、溶液ゴムに関してそこに記載さ
れているヒドロキシル分は、非常に低く(0.009〜0.061
%)、従って、有効な架橋を得るには低すぎる。
【0004】ヒドロキシル基および/またはカルボキシ
ル基(3.9〜8.9重量%)を含有する溶液ポリブタジエン
ゴムの製造法が、特にDE-A-2653144に開示されている。
これらのゴムも、硫黄だけで架橋され、それらの強度お
よび弾性率が低すぎる故に、タイヤの主成分として適し
ていない。
ル基(3.9〜8.9重量%)を含有する溶液ポリブタジエン
ゴムの製造法が、特にDE-A-2653144に開示されている。
これらのゴムも、硫黄だけで架橋され、それらの強度お
よび弾性率が低すぎる故に、タイヤの主成分として適し
ていない。
【0005】ゴムと特定の長鎖ヒドロキシルメルカプタ
ンとの反応によって、ヒドロキシル基を含有する溶液ゴ
ムを製造する方法も、EP-A-464478に開示されている。
ヒドロキシル基と反応する硫黄不含架橋剤とゴムとの混
合物の製造、および対応する加硫生成物については開示
されていない。
ンとの反応によって、ヒドロキシル基を含有する溶液ゴ
ムを製造する方法も、EP-A-464478に開示されている。
ヒドロキシル基と反応する硫黄不含架橋剤とゴムとの混
合物の製造、および対応する加硫生成物については開示
されていない。
【0006】不飽和カルボン酸の金属塩でグラフトされ
た不飽和ゴムが、US-A5962593に開示されている。これ
もまた、ゴムの架橋が硫黄加硫によって行われる。さら
に、カルボン酸基の含有量が顕著に高い。
た不飽和ゴムが、US-A5962593に開示されている。これ
もまた、ゴムの架橋が硫黄加硫によって行われる。さら
に、カルボン酸基の含有量が顕著に高い。
【0007】ドイツ特許出願第19832459.6、19852648.
2、19914848.1、19920788.7、および19920894.8は、ヒ
ドロキシル基および/またはカルボキシル基の有利な含
有量(0.1〜3重量%)を有する、ヒドロキシル基および
/またはカルボキシル基を含有する溶液ゴムを開示して
いる。しかし、これらの特許出願は、官能基と反応する
向上した架橋系を開示していない。
2、19914848.1、19920788.7、および19920894.8は、ヒ
ドロキシル基および/またはカルボキシル基の有利な含
有量(0.1〜3重量%)を有する、ヒドロキシル基および
/またはカルボキシル基を含有する溶液ゴムを開示して
いる。しかし、これらの特許出願は、官能基と反応する
向上した架橋系を開示していない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、ヒドロキシル基および/またはカルボキシル基を含
有するゴム、特に好ましくは溶液ゴムと、加硫条件にお
いてヒドロキシル基またはカルボキシル基と化学的に反
応する特定の架橋剤との混合物であって、向上した湿潤
スキッド耐性、低い転り抵抗、高い耐機械性および熱耐
性、ならびに向上した耐摩耗性を有するタイヤをそれか
ら製造しうる混合物を提供することである。
は、ヒドロキシル基および/またはカルボキシル基を含
有するゴム、特に好ましくは溶液ゴムと、加硫条件にお
いてヒドロキシル基またはカルボキシル基と化学的に反
応する特定の架橋剤との混合物であって、向上した湿潤
スキッド耐性、低い転り抵抗、高い耐機械性および熱耐
性、ならびに向上した耐摩耗性を有するタイヤをそれか
ら製造しうる混合物を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】従って、本発明は、少な
くとも1種類のゴム、ゴム100重量部に対して10〜800重
量部の充填剤、および、0.001〜40重量部のゴムのヒド
ロキシル基またはカルボキシル基によってゴムを架橋す
ることができる化合物(いわゆる硫黄不含架橋剤)、な
らびに、任意に、他のゴム、ゴム補助剤、および架橋剤
を含んで成るゴム混合物であって;該少なくとも1種類
のゴムが、ジオレフィンおよび任意にさらにビニル芳香
族モノマーの重合ならびにヒドロキシル基および/また
はカルボキシル基の導入によって製造され、このゴム
が、0.05〜5重量%の結合ヒドロキシル基および/また
はカルボキシル基あるいはそれらの塩の合計含有量を有
し、ならびに0〜50重量%の重合されたビニル芳香族モ
ノマー含有量および45〜99.95重量%のジオレフィン含
有量を有し、1,2−結合ジオレフィンの含有量(ビニル
含有量)が0〜80重量%である;ゴム混合物を提供す
る。
くとも1種類のゴム、ゴム100重量部に対して10〜800重
量部の充填剤、および、0.001〜40重量部のゴムのヒド
ロキシル基またはカルボキシル基によってゴムを架橋す
ることができる化合物(いわゆる硫黄不含架橋剤)、な
らびに、任意に、他のゴム、ゴム補助剤、および架橋剤
を含んで成るゴム混合物であって;該少なくとも1種類
のゴムが、ジオレフィンおよび任意にさらにビニル芳香
族モノマーの重合ならびにヒドロキシル基および/また
はカルボキシル基の導入によって製造され、このゴム
が、0.05〜5重量%の結合ヒドロキシル基および/また
はカルボキシル基あるいはそれらの塩の合計含有量を有
し、ならびに0〜50重量%の重合されたビニル芳香族モ
ノマー含有量および45〜99.95重量%のジオレフィン含
有量を有し、1,2−結合ジオレフィンの含有量(ビニル
含有量)が0〜80重量%である;ゴム混合物を提供す
る。
【0010】好ましい本発明のゴム混合物は、ゴム成分
が、0.1〜3重量%の結合ヒドロキシル基および/または
カルボキシル基またはそれらの塩の合計含有量を有し、
および、0〜40重量%、特に10〜40重量%の重合された
ビニル芳香族モノマー含有量、および99.9〜60重量%の
ジオレフィン含有量を有し、1,2−結合ジオレフィン含
有量(ビニル含有量)が5〜55重量%であり、かつ、0.1
〜20重量部の前記種類の硫黄不含架橋剤含有量を有す
る、ゴム混合物である。充填剤の量は、20〜200重量部
であるのが好ましい。
が、0.1〜3重量%の結合ヒドロキシル基および/または
カルボキシル基またはそれらの塩の合計含有量を有し、
および、0〜40重量%、特に10〜40重量%の重合された
ビニル芳香族モノマー含有量、および99.9〜60重量%の
ジオレフィン含有量を有し、1,2−結合ジオレフィン含
有量(ビニル含有量)が5〜55重量%であり、かつ、0.1
〜20重量部の前記種類の硫黄不含架橋剤含有量を有す
る、ゴム混合物である。充填剤の量は、20〜200重量部
であるのが好ましい。
【0011】本発明によって重合に使用されるジオレフ
ィンは、1,3−ブタジエン、イソプレン、1,3−ペンタジ
エン、2,3−ジメチルブタジエン、1−ビニル−1,3−ブ
タジエン、および/または1,3−ヘキサジエンである。
1,3−ブタジエンおよびイソプレンを使用するのが特に
好ましい。
ィンは、1,3−ブタジエン、イソプレン、1,3−ペンタジ
エン、2,3−ジメチルブタジエン、1−ビニル−1,3−ブ
タジエン、および/または1,3−ヘキサジエンである。
1,3−ブタジエンおよびイソプレンを使用するのが特に
好ましい。
【0012】重合に使用しうるビニル芳香族モノマーの
例は、スチレン、o−、m−およびp−メチルスチレン、p
−tert−ブチルスチレン、α−メチルスチレン、ビニル
ナフタレン、ジビニルベンゼン、トリビニルベンゼン、
および/またはジビニルナフタレンである。スチレンを
使用するのが特に好ましい。
例は、スチレン、o−、m−およびp−メチルスチレン、p
−tert−ブチルスチレン、α−メチルスチレン、ビニル
ナフタレン、ジビニルベンゼン、トリビニルベンゼン、
および/またはジビニルナフタレンである。スチレンを
使用するのが特に好ましい。
【0013】本発明によってゴム混合物に使用される、
ジオレフィンおよび任意にさらにビニル芳香族モノマー
に基づくゴムは、平均分子量(数平均)50,000〜2,000,
000、好ましくは100,000〜1,000,000、ガラス転移温度
−110℃〜+20℃、好ましくは−100℃〜0℃、ムーニー
粘度ML 1+4(100℃)10〜200、好ましくは30〜150を有
する。
ジオレフィンおよび任意にさらにビニル芳香族モノマー
に基づくゴムは、平均分子量(数平均)50,000〜2,000,
000、好ましくは100,000〜1,000,000、ガラス転移温度
−110℃〜+20℃、好ましくは−100℃〜0℃、ムーニー
粘度ML 1+4(100℃)10〜200、好ましくは30〜150を有
する。
【0014】ヒドロキシル基およびカルボン酸基または
それらの塩の他に、本発明のゴムは、既知の官能基、例
えばカルボン酸エステル基、カルボン酸アミド基、また
はスルホン酸基をさらに含有することができる。
それらの塩の他に、本発明のゴムは、既知の官能基、例
えばカルボン酸エステル基、カルボン酸アミド基、また
はスルホン酸基をさらに含有することができる。
【0015】前記ドイツ特許出願ならびにDE-A2653144
およびEP-A464478に開示されるような、ヒドロキシル基
およびカルボキシル基を含有する溶液ゴムが特に好まし
い。
およびEP-A464478に開示されるような、ヒドロキシル基
およびカルボキシル基を含有する溶液ゴムが特に好まし
い。
【0016】本発明において可能な硫黄不含架橋剤は、
ゴム混合物の加硫、すなわち、ヒドロキシル基またはカ
ルボキシル基だけを介して共有化学結合を形成して架橋
することができる、全ての多官能性化合物である。これ
に関して、「硫黄不含」という用語は、化合物が、加硫
活性硫黄含有基を有さないことを意味すると理解される
ものとする。スルホン基またはモノチオエーテル基のよ
うな、加硫条件において安定な硫黄含有基を有する架橋
剤も本発明に使用することができる。本発明に好適な架
橋剤は、特に、ポリイソシアネート、ポリウレトジオ
ン、ブロックポリイソシアネート、および/またはポリ
エポキシドである。特に好ましい架橋剤の種類は下記の
ものである: (A) ポリイソシアネート、例えば、ヘキサメチレン
−ジイソシアネート(HDI)、イソホロン−ジイソシア
ネート(IPDI)、トルエン−ジイソシアネート(TD
I)、4,4'−ジイソシアナトジフェニルメタン(MDI)、
1,6−ジイソシアナト−2,2,4−トリメチルヘキサン(IP
DI)、トリス−(4−イソシアナトフェニル)メタン、
燐酸トリス−(4−イソシアナトフェニルエステル)、
チオ燐酸トリス−(4−イソシアナトフェニルエステ
ル、および、前記低分子量ジイソシアネートとジオール
またはポリアルコール、特に、エチレングリコール、1,
4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、トリメチ
ロールプロパンまたはペンタエリトリトールとの反応に
よって得られ、残留含有量の遊離イソシアネート基を有
する、それらのオリゴマー生成物;さらに、前記低分子
量ジイソシアネートと、ヒドロキシル基を含有するポリ
エステル、例えば、アジピン酸およびブタンジオールお
よびヘキサンジオールに基づく、分子量400〜3,000を有
するポリエステルとの反応によって得られるか、また
は、ヒドロキシル基を含有するポリエーテル、例えば、
分子量150〜3,000のポリエチレングリコールまたはポリ
プロピレングリコールあるいはポリテトラヒドロフラン
との反応によって得られ、残留含有量の遊離イソシアネ
ート基を有するオリゴマー生成物;さらに、前記低分子
量ジイソシアネートと、アミンまたはポリアミン、特
に、アンモニア、ジアミノブタンまたはジアミノヘキサ
ンとの反応によって得られ、残留含有量の遊離イソシア
ネートを有するオリゴマー生成物;または、前記低分子
量ジイソシアネートと水との反応、あるいは二量化また
は三量化によって得られるオリゴマー生成物、例えば、
二量化トルエン−ジイソシアネート(Desmodure TT)お
よび三量化トルエン−ジイソシアネート;または、イソ
ホロン−ジイソシアネートに基づく、残留含有量の遊離
イソシアネートを含有する、イソシアネート基含有脂肪
族ウレトジオンおよびポリウレトジオン。遊離イソシア
ネート基の好ましい含有量は、2.5〜25重量%である。
そのようなポリイソシアネートは既知であり、商業的に
入手可能であり、これに関して、Houben-Weyl, Methode
n der Organischen Chemie[Methods of Organic Chemi
stry], vol.XIV, p.56-98, Georg Thieme Verlag Stutt
gart 1963を参照することができ、市販製品はDesmodur
and Crelan series(BayerAG)である。 (B) 加硫条件において、ゴムのヒドロキシル基およ
び/またはカルボキシル基と反応するブロックポリイソ
シアネート。これらは、(A)で記載した全てのポリイ
ソシアネートを包含し、それぞれの場合において、イソ
シアネート基が、高温において再分離し、それによって
イソシアネート基を遊離させる好適な分離基(splittin
g-off groups)によってブロックされている。好適な分
離基は特に、カプロラクタム、マロン酸エステル、フェ
ノールおよびアルキルフェノール、例えばノニルフェノ
ール、ならびにイミダゾールおよび亜硫酸水素ナトリウ
ムである。カプロラクタム、マロン酸エステルおよびア
ルキルフェノールでブロックされたポリイソシアネー
ト、特に、トルエン−ジイソシアネートまたは三量化ト
ルエン−ジイソシアネートおよびイソホロンジイソシア
ネートに基づくものが特に好ましい。好ましいブロック
ポリイソシアネートは、イソシアネート基のウレトジオ
ンおよびポリウレトジオンへの二量化によっても得られ
る。ブロックイソシアネート基の好ましい含有量は、2.
5〜20重量%である。そのようなブロックポリイソシア
ネートは、既知であり、商業的に入手することができ、
これに関して、Houben-Weyl, Methoden der Organische
n Chemie[Methods of Organic Chemistry], vol.XIV,
p.56-98, Georg Thieme Verlag Stuttgart 1963を参照
することができ、市販製品はDesmodur and Crelan seri
es(Bayer AG)である。 (C) 加硫条件において、ゴムのヒドロキシル基また
はカルボキシル基と反応するポリエポキシド。好ましい
ポリエポキシドは、エピクロロヒドリンと、ジ−および
ポリフェノール、特に、ビスフェノールAまたはトリス
−4−ヒドロキシフェニルメタン、ならびに分子量350〜
5,000のフェノール樹脂、例えば、フェノール/ホルム
アルデヒドノボラック、フェノール/キシレン/ホルム
アルデヒド樹脂およびフェノール/メチロールユリア樹
脂のグリシジルエーテルとの反応によって得られる。他
の好ましポリエポキシドは、エピクロロヒドリンとジ−
およびポリアミンとの反応によって得られ、例えば、シ
クロヘキシルアミンまたはアニリンに基づくジエポキシ
ド、またはビス−(4−アミノ−フェニル)メタンに基
づくテトラエポキシド、またはN含有複素環式化合物、
特にトリグリシジルイソシアヌレート(TGIC)およびト
リグリシジルウラゾールに基づくエポキシドである。別
の好ましいポリエポキシドは、不飽和炭化水素または不
飽和エステルのエポキシ化生成物であり、例えば、10〜
70モル%の二重結合がエポキシ化されている、エポキシ
化大豆油およびエポキシ化シクロヘキセン−3−カルボ
ン酸エステル、ならびにエポキシ化ゴム、例えば、エポ
キシ化天然ゴムである。好ましいポリエポキシドは、10
0g〜1,000gのエポキシド当量重量(即ち、16gのエポキ
シド性結合酸素を含有する樹脂のグラムで示される量
(DIN 16945))を有する。そのようなポリエポキシド
は既知であり、商業的に入手することができ、これに関
して、Houben-Weyl, Methoden der Organischen Chemie
[Methods of OrganicChemistry], vol.XIV, p.56-98,
Georg Thieme Verlag Stuttgart 1963を参照することが
できる。
ゴム混合物の加硫、すなわち、ヒドロキシル基またはカ
ルボキシル基だけを介して共有化学結合を形成して架橋
することができる、全ての多官能性化合物である。これ
に関して、「硫黄不含」という用語は、化合物が、加硫
活性硫黄含有基を有さないことを意味すると理解される
ものとする。スルホン基またはモノチオエーテル基のよ
うな、加硫条件において安定な硫黄含有基を有する架橋
剤も本発明に使用することができる。本発明に好適な架
橋剤は、特に、ポリイソシアネート、ポリウレトジオ
ン、ブロックポリイソシアネート、および/またはポリ
エポキシドである。特に好ましい架橋剤の種類は下記の
ものである: (A) ポリイソシアネート、例えば、ヘキサメチレン
−ジイソシアネート(HDI)、イソホロン−ジイソシア
ネート(IPDI)、トルエン−ジイソシアネート(TD
I)、4,4'−ジイソシアナトジフェニルメタン(MDI)、
1,6−ジイソシアナト−2,2,4−トリメチルヘキサン(IP
DI)、トリス−(4−イソシアナトフェニル)メタン、
燐酸トリス−(4−イソシアナトフェニルエステル)、
チオ燐酸トリス−(4−イソシアナトフェニルエステ
ル、および、前記低分子量ジイソシアネートとジオール
またはポリアルコール、特に、エチレングリコール、1,
4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、トリメチ
ロールプロパンまたはペンタエリトリトールとの反応に
よって得られ、残留含有量の遊離イソシアネート基を有
する、それらのオリゴマー生成物;さらに、前記低分子
量ジイソシアネートと、ヒドロキシル基を含有するポリ
エステル、例えば、アジピン酸およびブタンジオールお
よびヘキサンジオールに基づく、分子量400〜3,000を有
するポリエステルとの反応によって得られるか、また
は、ヒドロキシル基を含有するポリエーテル、例えば、
分子量150〜3,000のポリエチレングリコールまたはポリ
プロピレングリコールあるいはポリテトラヒドロフラン
との反応によって得られ、残留含有量の遊離イソシアネ
ート基を有するオリゴマー生成物;さらに、前記低分子
量ジイソシアネートと、アミンまたはポリアミン、特
に、アンモニア、ジアミノブタンまたはジアミノヘキサ
ンとの反応によって得られ、残留含有量の遊離イソシア
ネートを有するオリゴマー生成物;または、前記低分子
量ジイソシアネートと水との反応、あるいは二量化また
は三量化によって得られるオリゴマー生成物、例えば、
二量化トルエン−ジイソシアネート(Desmodure TT)お
よび三量化トルエン−ジイソシアネート;または、イソ
ホロン−ジイソシアネートに基づく、残留含有量の遊離
イソシアネートを含有する、イソシアネート基含有脂肪
族ウレトジオンおよびポリウレトジオン。遊離イソシア
ネート基の好ましい含有量は、2.5〜25重量%である。
そのようなポリイソシアネートは既知であり、商業的に
入手可能であり、これに関して、Houben-Weyl, Methode
n der Organischen Chemie[Methods of Organic Chemi
stry], vol.XIV, p.56-98, Georg Thieme Verlag Stutt
gart 1963を参照することができ、市販製品はDesmodur
and Crelan series(BayerAG)である。 (B) 加硫条件において、ゴムのヒドロキシル基およ
び/またはカルボキシル基と反応するブロックポリイソ
シアネート。これらは、(A)で記載した全てのポリイ
ソシアネートを包含し、それぞれの場合において、イソ
シアネート基が、高温において再分離し、それによって
イソシアネート基を遊離させる好適な分離基(splittin
g-off groups)によってブロックされている。好適な分
離基は特に、カプロラクタム、マロン酸エステル、フェ
ノールおよびアルキルフェノール、例えばノニルフェノ
ール、ならびにイミダゾールおよび亜硫酸水素ナトリウ
ムである。カプロラクタム、マロン酸エステルおよびア
ルキルフェノールでブロックされたポリイソシアネー
ト、特に、トルエン−ジイソシアネートまたは三量化ト
ルエン−ジイソシアネートおよびイソホロンジイソシア
ネートに基づくものが特に好ましい。好ましいブロック
ポリイソシアネートは、イソシアネート基のウレトジオ
ンおよびポリウレトジオンへの二量化によっても得られ
る。ブロックイソシアネート基の好ましい含有量は、2.
5〜20重量%である。そのようなブロックポリイソシア
ネートは、既知であり、商業的に入手することができ、
これに関して、Houben-Weyl, Methoden der Organische
n Chemie[Methods of Organic Chemistry], vol.XIV,
p.56-98, Georg Thieme Verlag Stuttgart 1963を参照
することができ、市販製品はDesmodur and Crelan seri
es(Bayer AG)である。 (C) 加硫条件において、ゴムのヒドロキシル基また
はカルボキシル基と反応するポリエポキシド。好ましい
ポリエポキシドは、エピクロロヒドリンと、ジ−および
ポリフェノール、特に、ビスフェノールAまたはトリス
−4−ヒドロキシフェニルメタン、ならびに分子量350〜
5,000のフェノール樹脂、例えば、フェノール/ホルム
アルデヒドノボラック、フェノール/キシレン/ホルム
アルデヒド樹脂およびフェノール/メチロールユリア樹
脂のグリシジルエーテルとの反応によって得られる。他
の好ましポリエポキシドは、エピクロロヒドリンとジ−
およびポリアミンとの反応によって得られ、例えば、シ
クロヘキシルアミンまたはアニリンに基づくジエポキシ
ド、またはビス−(4−アミノ−フェニル)メタンに基
づくテトラエポキシド、またはN含有複素環式化合物、
特にトリグリシジルイソシアヌレート(TGIC)およびト
リグリシジルウラゾールに基づくエポキシドである。別
の好ましいポリエポキシドは、不飽和炭化水素または不
飽和エステルのエポキシ化生成物であり、例えば、10〜
70モル%の二重結合がエポキシ化されている、エポキシ
化大豆油およびエポキシ化シクロヘキセン−3−カルボ
ン酸エステル、ならびにエポキシ化ゴム、例えば、エポ
キシ化天然ゴムである。好ましいポリエポキシドは、10
0g〜1,000gのエポキシド当量重量(即ち、16gのエポキ
シド性結合酸素を含有する樹脂のグラムで示される量
(DIN 16945))を有する。そのようなポリエポキシド
は既知であり、商業的に入手することができ、これに関
して、Houben-Weyl, Methoden der Organischen Chemie
[Methods of OrganicChemistry], vol.XIV, p.56-98,
Georg Thieme Verlag Stuttgart 1963を参照することが
できる。
【0017】所望により、架橋、即ち、ヒドロキシル基
またはカルボキシル基と架橋剤との反応を、既知の触
媒、例えば、アミンの酸、例えばジアザビシクロオクタ
ン(DABCO)、またはルイス酸、例えばジブチル錫ジラ
ウレート(DBTL)を使用して、促進することができる。
触媒の量は、要求される加硫速度、加硫温度、ならびに
架橋剤およびヒドロキシル基またはカルボキシル基の量
に依存し、予備試験によって簡単に求めることができ
る。一般的な触媒の量は、架橋剤に基づいて0〜3重量%
である。
またはカルボキシル基と架橋剤との反応を、既知の触
媒、例えば、アミンの酸、例えばジアザビシクロオクタ
ン(DABCO)、またはルイス酸、例えばジブチル錫ジラ
ウレート(DBTL)を使用して、促進することができる。
触媒の量は、要求される加硫速度、加硫温度、ならびに
架橋剤およびヒドロキシル基またはカルボキシル基の量
に依存し、予備試験によって簡単に求めることができ
る。一般的な触媒の量は、架橋剤に基づいて0〜3重量%
である。
【0018】加硫温度は、室温〜220℃、好ましくは100
℃〜180℃である。加硫時間は数分〜数時間である。加
硫は、一般的な架橋剤の存在において2段階で行うこと
もでき、この場合に、それは分離した架橋工程であり、
即ち、例えば、硫黄不含架橋剤による予備架橋、および
既知の加硫剤、特に硫黄、硫黄供与体または過酸化物を
用いた後架橋によって行われる。
℃〜180℃である。加硫時間は数分〜数時間である。加
硫は、一般的な架橋剤の存在において2段階で行うこと
もでき、この場合に、それは分離した架橋工程であり、
即ち、例えば、硫黄不含架橋剤による予備架橋、および
既知の加硫剤、特に硫黄、硫黄供与体または過酸化物を
用いた後架橋によって行われる。
【0019】本発明のゴム混合物に使用しうる充填剤
は、ゴム工業において使用される全ての既知の充填剤で
あり、これらは、活性および不活性充填剤の両方を含
む。そのような充填剤の例は下記のものである: − 例えばシリケートの溶液の沈澱またはハロゲン化珪
素の火炎加水分解によって製造され、比表面積5〜1,000
m2/g、好ましくは20〜400m2/g(BET表面積)、および10
〜400nmの一次粒子径を有する、高分散シリカ。該シリ
カは場合により、Al、Mg、Ca、Ba、Zn、ZrまたはTiの酸
化物のような、他の金属酸化物との混合酸化物の形態で
あることもできる; − 合成シリケート、例えば、BET表面積20〜400m2/
g、および一次粒子直径10〜400nmを有する、珪酸アルミ
ニウム、あるいはアルカリ土類金属シリケート、例えば
珪酸マグネシウムまたは珪酸カルシウム; − 天然シリケート、例えば、カオリンおよび他の天然
シリカ; − ガラス繊維、およびガラス繊維製品(マット、スト
ランド)、またはガラスミクロビーズ; − 金属酸化物、例えば酸化亜鉛、酸化カルシウム、酸
化マグネシウムまたは酸化アルミニウム; − 金属炭酸塩、例えば炭酸マグネシウム、炭酸カルシ
ウムまたは炭酸亜鉛; − 金属水酸化物、例えば水酸化アルミニウムまたは水
酸化マグネシウム; − カーボンブラック。本発明に使用されるカーボンブ
ラックは、フレームブラックまたはファーネスブラック
またはガスブラック法によって製造され、BET表面積20
〜200m2/gを有し、例えば、SAF、ISAF、HAF、FEFまたは
GPFカーボンブラックである; − ゴムゲル; − 例えばゴム加硫生成物を粉砕することによって得ら
れるゴム粉末。高分散シリカおよび/またはカーボンブ
ラックを充填剤として使用するのが好ましい。
は、ゴム工業において使用される全ての既知の充填剤で
あり、これらは、活性および不活性充填剤の両方を含
む。そのような充填剤の例は下記のものである: − 例えばシリケートの溶液の沈澱またはハロゲン化珪
素の火炎加水分解によって製造され、比表面積5〜1,000
m2/g、好ましくは20〜400m2/g(BET表面積)、および10
〜400nmの一次粒子径を有する、高分散シリカ。該シリ
カは場合により、Al、Mg、Ca、Ba、Zn、ZrまたはTiの酸
化物のような、他の金属酸化物との混合酸化物の形態で
あることもできる; − 合成シリケート、例えば、BET表面積20〜400m2/
g、および一次粒子直径10〜400nmを有する、珪酸アルミ
ニウム、あるいはアルカリ土類金属シリケート、例えば
珪酸マグネシウムまたは珪酸カルシウム; − 天然シリケート、例えば、カオリンおよび他の天然
シリカ; − ガラス繊維、およびガラス繊維製品(マット、スト
ランド)、またはガラスミクロビーズ; − 金属酸化物、例えば酸化亜鉛、酸化カルシウム、酸
化マグネシウムまたは酸化アルミニウム; − 金属炭酸塩、例えば炭酸マグネシウム、炭酸カルシ
ウムまたは炭酸亜鉛; − 金属水酸化物、例えば水酸化アルミニウムまたは水
酸化マグネシウム; − カーボンブラック。本発明に使用されるカーボンブ
ラックは、フレームブラックまたはファーネスブラック
またはガスブラック法によって製造され、BET表面積20
〜200m2/gを有し、例えば、SAF、ISAF、HAF、FEFまたは
GPFカーボンブラックである; − ゴムゲル; − 例えばゴム加硫生成物を粉砕することによって得ら
れるゴム粉末。高分散シリカおよび/またはカーボンブ
ラックを充填剤として使用するのが好ましい。
【0020】前記充填剤は、単独でまたは混合物として
使用することができる。特に好ましい実施態様において
は、ゴム混合物が、高分散シリカのような淡色充填剤
(palefillers)とカーボンブラックとの混合物を、充
填剤として含んで成り、淡色充填剤対カーボンブラック
の混合比率は0.05〜20、好ましくは0.1〜10である。
使用することができる。特に好ましい実施態様において
は、ゴム混合物が、高分散シリカのような淡色充填剤
(palefillers)とカーボンブラックとの混合物を、充
填剤として含んで成り、淡色充填剤対カーボンブラック
の混合比率は0.05〜20、好ましくは0.1〜10である。
【0021】ヒドロキシル基およびカルボキシル基を含
有する前記溶液ゴムの他に、本発明のゴム混合物は、他
のゴム、例えば天然ゴムおよび他の合成ゴムも含むこと
ができる。
有する前記溶液ゴムの他に、本発明のゴム混合物は、他
のゴム、例えば天然ゴムおよび他の合成ゴムも含むこと
ができる。
【0022】好ましい合成ゴムが、例えば、W. Hofman
n, Kautschuktechnologie [Rubber Technology], Gentn
er Verlag, Stuttgart 1980およびI. Franta, Elastome
rs and Rubber Compounding Materials, Elsevier, Ams
terdam 1989に記載されている。
n, Kautschuktechnologie [Rubber Technology], Gentn
er Verlag, Stuttgart 1980およびI. Franta, Elastome
rs and Rubber Compounding Materials, Elsevier, Ams
terdam 1989に記載されている。
【0023】それらは特に下記のものを包含する: BR ポリブタジエン ABR ブタジエン/アクリル酸C1〜4アルキルエステルコポリマー CR ポリクロロプレン IR ポリイソプレン SBR スチレン含有量1〜60重量%、好ましくは20〜50重量%のス チレン/ブタジエンコポリマー IIR イソブチレン/イソプレンコポリマー NBR アクリロニトリル含有量5〜60重量%、好ましくは10〜40重 量%のブタジエン/アクリロニトリルコポリマー HNBR 部分水素化または全水素化NBRゴム EPDM エチレン/プロピレン/ジエンコポリマー および、これらのゴムの混合物。
【0024】自動車タイヤの製造に関しては、EP-A4470
66に記載のようにシリルエーテルまたは他の官能基を使
用して任意に改質しうる、−50℃より高いガラス転移温
度を有する、天然ゴム、エマルジョンSBRゴムおよび溶
液SBRゴム;Ni、Co、TiまたはNdに基づく触媒を使用し
て製造される、高1,4−シス含有量(>90%)を有する
ポリブタジエンゴム;および75%までのビニル含有量を
有するポリブタジエンゴム;ならびにそれらの混合物
が、特に好ましい。
66に記載のようにシリルエーテルまたは他の官能基を使
用して任意に改質しうる、−50℃より高いガラス転移温
度を有する、天然ゴム、エマルジョンSBRゴムおよび溶
液SBRゴム;Ni、Co、TiまたはNdに基づく触媒を使用し
て製造される、高1,4−シス含有量(>90%)を有する
ポリブタジエンゴム;および75%までのビニル含有量を
有するポリブタジエンゴム;ならびにそれらの混合物
が、特に好ましい。
【0025】本発明のゴム混合物は、当然であるが、ゴ
ム混合物から製造される加硫生成物をさらに架橋する役
割を果たすか、または本発明のゴム混合物から製造され
る加硫生成物の物理的特性を、意図するそれらの使用に
合うように向上させる、他のゴム補助剤も含んで成るこ
とができる。
ム混合物から製造される加硫生成物をさらに架橋する役
割を果たすか、または本発明のゴム混合物から製造され
る加硫生成物の物理的特性を、意図するそれらの使用に
合うように向上させる、他のゴム補助剤も含んで成るこ
とができる。
【0026】硫黄または硫黄供与化合物または過酸化物
が、付加的な架橋剤として使用される。ゴムに対して0.
01〜3重量部の硫黄または硫黄供与化合物が、特に好ま
しい。前記のように、本発明のゴム混合物はさらに、他
の補助剤、例えば、既知の反応促進剤、老化防止剤、熱
安定剤、光安定剤、オゾン安定剤、加工助剤、強化樹
脂、例えばフェノール樹脂、スチールコード接着剤、例
えばシリカ/レゾルシノール/ヘキサメチレンテトラミ
ンまたはナフテン酸コバルト、可塑剤、粘着付与剤、発
泡剤、色素、顔料、ワックス、増量剤、有機酸、遅延
剤、金属酸化物および活性剤も含んで成ることができ
る。
が、付加的な架橋剤として使用される。ゴムに対して0.
01〜3重量部の硫黄または硫黄供与化合物が、特に好ま
しい。前記のように、本発明のゴム混合物はさらに、他
の補助剤、例えば、既知の反応促進剤、老化防止剤、熱
安定剤、光安定剤、オゾン安定剤、加工助剤、強化樹
脂、例えばフェノール樹脂、スチールコード接着剤、例
えばシリカ/レゾルシノール/ヘキサメチレンテトラミ
ンまたはナフテン酸コバルト、可塑剤、粘着付与剤、発
泡剤、色素、顔料、ワックス、増量剤、有機酸、遅延
剤、金属酸化物および活性剤も含んで成ることができ
る。
【0027】本発明のゴム補助剤は、通常の既知量で使
用され、その使用量はゴム混合物の意図する使用に依存
する。例えば、ゴム100重量部に対して2〜70重量部のゴ
ム補助剤の量が一般的である。
用され、その使用量はゴム混合物の意図する使用に依存
する。例えば、ゴム100重量部に対して2〜70重量部のゴ
ム補助剤の量が一般的である。
【0028】前記のように、ヒドロキシル基およびカル
ボキシル基を含有する溶液ゴムの他に、他のゴムも本発
明のゴム混合物に混合することができる。その量は一般
に、ゴム混合物中のゴムの合計量に対して0.5〜70重量
%、好ましくは10〜50重量%である。付加的に加えられ
るゴムの量も、本発明のゴム混合物の意図する所定の使
用に依存する。
ボキシル基を含有する溶液ゴムの他に、他のゴムも本発
明のゴム混合物に混合することができる。その量は一般
に、ゴム混合物中のゴムの合計量に対して0.5〜70重量
%、好ましくは10〜50重量%である。付加的に加えられ
るゴムの量も、本発明のゴム混合物の意図する所定の使
用に依存する。
【0029】充填剤含有物としての高活性シリカを含有
する本発明のゴム混合物については、充填剤活性剤をさ
らに使用することが特に有利である。好ましい充填剤活
性剤は、DE-A2141159およびDE-A2255577に開示されてい
るような硫黄含有シリルエーテル、特に、ビス(トリア
ルコキシシリルアルキル)ポリスルフィドである。さら
に、DE-A4435311およびEP-A670347の開示に対応するオ
リゴマーおよび/またはポリマー硫黄含有シリルエーテ
ルも使用しうる。メルカプトアルキルトリアルコキシシ
ラン、特にメルカプトプロピルトリエトキシシランなら
びにチオシアナトアルキルシリルエーテル(DE-A195444
69参照)およびアミノ基を有するシリルエーテル、例え
ば3−アミノプロプルトリエトキシシランならびにN−オ
レイル−N−プロピルトリメトキシシランも使用しう
る。充填剤活性剤は、一般的な量、即ち、ゴム100重量
部に対して0.1〜15重量部の量で使用される。
する本発明のゴム混合物については、充填剤活性剤をさ
らに使用することが特に有利である。好ましい充填剤活
性剤は、DE-A2141159およびDE-A2255577に開示されてい
るような硫黄含有シリルエーテル、特に、ビス(トリア
ルコキシシリルアルキル)ポリスルフィドである。さら
に、DE-A4435311およびEP-A670347の開示に対応するオ
リゴマーおよび/またはポリマー硫黄含有シリルエーテ
ルも使用しうる。メルカプトアルキルトリアルコキシシ
ラン、特にメルカプトプロピルトリエトキシシランなら
びにチオシアナトアルキルシリルエーテル(DE-A195444
69参照)およびアミノ基を有するシリルエーテル、例え
ば3−アミノプロプルトリエトキシシランならびにN−オ
レイル−N−プロピルトリメトキシシランも使用しう
る。充填剤活性剤は、一般的な量、即ち、ゴム100重量
部に対して0.1〜15重量部の量で使用される。
【0030】本発明のゴム混合物は、例えば、ニーダ
ー、ミルまたは押出機のような好適な混合装置によっ
て、ヒドロキシル基およびカルボキシル基を含有する溶
液ゴムを、対応する充填剤および硫黄不含架橋剤と混合
することによって製造することができる。
ー、ミルまたは押出機のような好適な混合装置によっ
て、ヒドロキシル基およびカルボキシル基を含有する溶
液ゴムを、対応する充填剤および硫黄不含架橋剤と混合
することによって製造することができる。
【0031】本発明は、高強化付形ゴム物品の製造、特
にタイヤの製造に使用される加硫生成物の製造におけ
る、本発明のゴム混合物の使用も提供する。
にタイヤの製造に使用される加硫生成物の製造におけ
る、本発明のゴム混合物の使用も提供する。
【0032】
【実施例】実施例1: ヒドロキシル基を含有する溶液S
BRゴム メルカプトエタノール2.25kgおよびジラウロイルパーオ
キシド0.18kgを、80℃において、シクロヘキサン275kg
中の45kgのBuna VSL 5020-0(スチレン含有量20重量%
およびビニル含有量50重量%の溶液SBRゴム、製造会
社:Bayer AG)の溶液に加え、その混合物を80℃におい
て2時間攪拌した。次に、0.23kgのVulkanox4020(6-PPD
タイプの安定剤、製造会社:Bayer AG)および17.72kg
のEnerthene1849(芳香族鉱油、製造会社:BP)を加
え、溶媒を水蒸気でストリッピングして除去した。真空
において70℃で乾燥した後、37.5phrの芳香族鉱油で増
量され、1重量%(油不含ゴムに基づく)のヒドロキシ
ル基含有量、24のOH価(油展ゴム)、−24℃のガラス転
移温度、および50の粘度ML 1+4 (100℃)を有する、溶液
SBRゴムを得た。
BRゴム メルカプトエタノール2.25kgおよびジラウロイルパーオ
キシド0.18kgを、80℃において、シクロヘキサン275kg
中の45kgのBuna VSL 5020-0(スチレン含有量20重量%
およびビニル含有量50重量%の溶液SBRゴム、製造会
社:Bayer AG)の溶液に加え、その混合物を80℃におい
て2時間攪拌した。次に、0.23kgのVulkanox4020(6-PPD
タイプの安定剤、製造会社:Bayer AG)および17.72kg
のEnerthene1849(芳香族鉱油、製造会社:BP)を加
え、溶媒を水蒸気でストリッピングして除去した。真空
において70℃で乾燥した後、37.5phrの芳香族鉱油で増
量され、1重量%(油不含ゴムに基づく)のヒドロキシ
ル基含有量、24のOH価(油展ゴム)、−24℃のガラス転
移温度、および50の粘度ML 1+4 (100℃)を有する、溶液
SBRゴムを得た。
【0033】実施例2: カルボキシル基を含有する溶
液SBRゴム 3−メルカプトプロピオン酸0.563kgおよびジラウロイル
パーオキシド0.045kgを、80℃において、シクロヘキサ
ン275kg中の45kgのBuna VSL 5020-0(スチレン含有量20
重量%およびビニル含有量50重量%の溶液SBRゴム、製
造会社:Bayer AG)の溶液に加え、その混合物を80℃に
おいて2時間攪拌した。次に、0.23kgのVulkanox 4020
(6-PPDタイプの安定剤、製造会社:Bayer AG)および1
7.12kgのEnerthene 1849(芳香族鉱油、製造会社:BP)
を加え、溶媒を水蒸気でストリッピングして除去した。
真空において70℃で乾燥した後、37.5phrの芳香族鉱油
で増量され、0.5重量%(油不含ゴムに基づく)のカル
ボキシル基含有量、5の酸価(油展ゴム)、−29℃のガ
ラス転移温度、および38の粘度ML 1+4 (100℃)を有す
る、溶液SBRゴムを得た。
液SBRゴム 3−メルカプトプロピオン酸0.563kgおよびジラウロイル
パーオキシド0.045kgを、80℃において、シクロヘキサ
ン275kg中の45kgのBuna VSL 5020-0(スチレン含有量20
重量%およびビニル含有量50重量%の溶液SBRゴム、製
造会社:Bayer AG)の溶液に加え、その混合物を80℃に
おいて2時間攪拌した。次に、0.23kgのVulkanox 4020
(6-PPDタイプの安定剤、製造会社:Bayer AG)および1
7.12kgのEnerthene 1849(芳香族鉱油、製造会社:BP)
を加え、溶媒を水蒸気でストリッピングして除去した。
真空において70℃で乾燥した後、37.5phrの芳香族鉱油
で増量され、0.5重量%(油不含ゴムに基づく)のカル
ボキシル基含有量、5の酸価(油展ゴム)、−29℃のガ
ラス転移温度、および38の粘度ML 1+4 (100℃)を有す
る、溶液SBRゴムを得た。
【0034】実施例3: 硫黄不含架橋剤 カプロラクタムでブロックされ、合計含有量11.5%のNC
Oを含有する、脂環式ポリイソシアネート。商品名:Cre
lan UI、製造会社:Bayer AG。
Oを含有する、脂環式ポリイソシアネート。商品名:Cre
lan UI、製造会社:Bayer AG。
【0035】実施例4: 硫黄不含架橋剤 ブロッキング剤を含有せず、合計含有量13.5%のNCOを
含有する、脂環式ポリウレトジオン。商品名:Crelan V
P LS 2147、製造会社:Bayer AG。
含有する、脂環式ポリウレトジオン。商品名:Crelan V
P LS 2147、製造会社:Bayer AG。
【0036】実施例5: 硫黄不含架橋剤トリグリシジ
ルイソシアヌレート(CAS-RN 2451-62-9)
ルイソシアヌレート(CAS-RN 2451-62-9)
【0037】実施例6: ゴム混合物 下記ゴム混合物を、1.5リットル密閉式ミキサーによっ
て130〜140℃において製造した。最後に、促進剤および
架橋剤を、ミルによって50℃において混合した。
て130〜140℃において製造した。最後に、促進剤および
架橋剤を、ミルによって50℃において混合した。
【0038】
【表1】
【0039】次に、ゴム混合物を170℃において30分間
加硫した。下記の加硫物特性を得た。
加硫した。下記の加硫物特性を得た。
【表2】
【0040】未改質SBRゴムと硫黄不含架橋剤の組み合
わせと比較した場合の、ヒドロキシル改質SBRゴムと硫
黄不含架橋剤(ブロックトイソシアネート)のゴム混合
物の、高い強化効果(硬度、モジュラス、引張強さによ
って測定)、および有利な制動性を、前記結果が示して
いる。
わせと比較した場合の、ヒドロキシル改質SBRゴムと硫
黄不含架橋剤(ブロックトイソシアネート)のゴム混合
物の、高い強化効果(硬度、モジュラス、引張強さによ
って測定)、および有利な制動性を、前記結果が示して
いる。
Claims (6)
- 【請求項1】 少なくとも1種類のゴム、ゴム100重量部
に対して10〜800重量部の充填剤、および、0.001〜40重
量部のゴムのヒドロキシル基またはカルボキシル基によ
ってゴムを架橋することができる化合物、ならびに、任
意に、他のゴム、ゴム補助剤、および架橋剤を含んで成
るゴム混合物であって;該少なくとも1種類のゴムが、
ジオレフィンおよび任意にさらにビニル芳香族モノマー
の重合ならびにヒドロキシル基および/またはカルボキ
シル基の導入によって製造され、このゴムが、0.05〜5
重量%の結合ヒドロキシル基および/またはカルボキシ
ル基あるいはそれらの塩の合計含有量を含有し、ならび
に0〜50重量%の重合されたビニル芳香族モノマー含有
量および45〜99.95重量%のジオレフィン含有量を有
し、1,2−結合ジオレフィンの含有量(ビニル含有量)
が0〜80重量%である、ゴム混合物。 - 【請求項2】 ゴム混合物が、ゴム100重量部に対して2
0〜200重量部の充填剤を含んで成ることを特徴とする請
求項1に記載のゴム混合物。 - 【請求項3】 ゴムが、0.1〜3重量%の結合ヒドロキシ
ル基および/またはカルボキシル基あるいはそれらの塩
の合計含有量を有することを特徴とする請求項1に記載
のゴム混合物。 - 【請求項4】 ゴムが、0〜40重量%の重合されたビニ
ル芳香族モノマー含有量および99.9〜60重量%のジオレ
フィン含有量を含有し、1,2−結合ジオレフィンの含有
量(ビニル含有量)が5〜55重量%であることを特徴と
する請求項1に記載のゴム混合物。 - 【請求項5】 使用される硫黄不含架橋剤が、ポリイソ
シアネート、ポリウレトジオン、ブロックポリイソシア
ネート、および/またはポリエポキシドであることを特
徴とする請求項1に記載のゴム混合物。 - 【請求項6】 高強化付形ゴム物品の製造、特にタイヤ
の製造における、請求項1に記載のゴム混合物の使用。
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