JP2001187323A - 膜分離装置およびその運転方法 - Google Patents

膜分離装置およびその運転方法

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JP2001187323A
JP2001187323A JP37450799A JP37450799A JP2001187323A JP 2001187323 A JP2001187323 A JP 2001187323A JP 37450799 A JP37450799 A JP 37450799A JP 37450799 A JP37450799 A JP 37450799A JP 2001187323 A JP2001187323 A JP 2001187323A
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membrane separation
washing
cleaning
membrane
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Toshiyuki Kawashima
敏行 川島
Ichiro Kawada
一郎 河田
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Nitto Denko Corp
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Nitto Denko Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 薬品洗浄により膜流束の回復が可能であると
ともに、排出した洗浄水による外部環境への負荷を低減
することが可能な膜分離装置およびその運転方法を提供
することである。 【解決手段】 膜分離装置の濾過運転時には、原水入口
弁2、濃縮水出口弁8、透過水出口弁6および洗浄水排
出弁27を開くとともに、洗浄水入口弁22、洗浄水戻
り弁24および透過水バイパス弁23を閉じる。原水を
配管1を通して膜モジュール10の内部に供給し、透過
水および濃縮水に分離する。透過水は配管4を通して回
収し再利用する。濃縮水は配管5,5bを通して排水と
して外部に排出する。このような濾過運転時において、
洗浄水タンク20に貯溜した薬品を含む洗浄水を配管2
5,25aを通して配管5bに導き、濃縮水とともに配
管5bを通して外部に排出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スパイラル型膜モ
ジュール、中空糸膜モジュール、チューブラ膜モジュー
ル等の膜モジュールを備えた膜分離装置およびその運転
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、浄水技術へ膜分離技術が適用され
るとともに、海水淡水化等で用いられる逆浸透膜分離シ
ステムの前処理として膜分離技術が適用されつつある。
このような膜分離に使用される膜としては、高透過水量
が得られる精密濾過膜や限外濾過膜が多く使用されてい
るが、最近、10kgf/cm2 以下の超低圧力で高透
過水量が得られる逆浸透膜も開発されてきた。このよう
な膜を備えた膜モジュールの形態としては、スパイラル
型膜モジュール、中空糸膜モジュール、チューブラ膜モ
ジュール等が挙げられる。膜モジュールを備えた膜分離
装置は以下のような構成を有する。
【0003】図3は従来の膜分離装置の例を示す模式的
構成図である。図3に示す膜分離装置においては、原水
入口弁32が介挿された配管31が加圧ポンプ33を介
して膜モジュール40の原水入口(図示せず)に接続さ
れる。膜モジュール40の濃縮水出口(図示せず)に
は、圧力調整弁37および濃縮水出口弁38が介挿され
た配管35が接続される。一方、膜モジュール40の透
過水出口(図示せず)には、透過水出口弁36が介挿さ
れた配管34が接続される。配管34の透過水出口弁3
6の上流側には、透過水バイパス弁53が介挿された配
管34aが接続されている。この配管34aは、配管3
5の濃縮水出口弁38の上流側に接続される。さらに、
洗浄水戻り弁54が介挿された配管35aが配管35に
接続され、配管35aは洗浄水タンク50に接続され
る。洗浄水タンク50は、洗浄水入口弁52が介挿され
た配管51を介して配管31の加圧ポンプ33の上流側
に接続される。また、洗浄水タンク50には洗浄水排出
弁56が介挿された配管55が接続される。
【0004】上記の膜分離装置の濾過運転時において
は、原水入口弁32、濃縮水出口弁38および透過水出
口弁36を開くとともに、洗浄水入口弁52、洗浄水戻
り弁54、透過水バイパス弁53および洗浄水排出弁5
6を閉じる。また、濃縮水が所定量以下になるように圧
力調整弁37を設定するとともに、加圧ポンプ33を駆
動させる。
【0005】加圧ポンプ33により昇圧された原水は、
配管31を通して膜モジュール40の内部に供給され
る。膜モジュール40により、原水は不純物が除去され
た透過水と、不純物が濃縮された濃縮水とに分離され
る。この場合、圧力調整弁37により濃縮水量が抑えら
れるため、膜の透過が促進される。透過水は膜モジュー
ル40の透過水出口に接続された配管34を通り、処理
水として回収されて利用される。濃縮水は、膜モジュー
ル40の濃縮水出口に接続された配管35を通り、排水
として外部へ排出される。この場合、濃縮水は、例え
ば、工場内の排水処理場、下水道、河川等に放流されて
排出される。
【0006】上記の膜分離装置の濾過運転に伴い、膜モ
ジュール40において原水中の濁質物質により膜の目詰
まりが生じ、膜流束が低下する。このため、膜モジュー
ル40の薬品洗浄を行って膜流束を回復させる。このよ
うな薬品洗浄について以下に説明する。
【0007】洗浄運転時には、洗浄水入口弁52、洗浄
水戻り弁54および透過水バイパス弁53を開くととも
に、原水入口弁32、濃縮水出口弁38、透過水出口弁
36および洗浄水排出弁56を閉じる。また、圧力調整
弁37を全開にするとともに、加圧ポンプ33を駆動さ
せる。
【0008】高濃度の化学物質や金属類等の薬品を含む
洗浄水を洗浄水タンク50から配管51を通して取水
し、加圧ポンプ33により昇圧して膜モジュール40の
内部に供給する。洗浄水は、膜モジュール40により透
過側と濃縮側とに分離される。このような洗浄水の膜分
離の際、膜に付着した濁質物質が洗浄水により除去され
る。それにより、膜の目詰まりが除去され、膜流束が回
復する。濃縮側の洗浄水は、膜モジュール40の濃縮水
出口から配管35および配管35aを経て洗浄水タンク
50に戻される。また、透過側の洗浄水は、膜モジュー
ル40の透過水出口から配管34、配管34a、配管3
5および配管35aを順に経て濃縮側の洗浄水とともに
洗浄水タンク50に戻される。
【0009】上記の薬品洗浄の後、洗浄水排出弁56を
開くとともに洗浄水入口弁52および洗浄水戻り弁54
を閉じ、洗浄水タンク50に回収した使用済の洗浄排水
を工場内の排水処理場、下水道、河川等に放流して排出
する。なお、この場合、上記の各弁56,52,54以
外の弁32,37,38,36,53は、各々開いてい
てもよくまたは閉じていてもよい。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ここで、洗浄水は高濃
度の化学物質や金属類等の薬品を含むため、上記のよう
に洗浄水を一度に排出すると、外部環境に与える負荷が
大きくなる。例えば、洗浄水に含まれる薬品により、活
性汚泥層での菌体の死滅等による排水処理場の処理能力
の低下、河川の汚染等が引き起こされ、外部に悪影響を
与える。
【0011】本発明の目的は、薬品洗浄により膜流束の
回復が可能であるとともに、排出した洗浄水による外部
環境への負荷を低減することが可能な膜分離装置および
その運転方法を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段および発明の効果】本発明
に係る膜分離装置は、膜モジュールを備えた膜分離装置
であって、膜モジュールにより分離された第1の処理水
を排出する処理水排出経路と、膜モジュールにより分離
された第2の処理水を回収する処理水回収経路と、膜モ
ジュールの薬品洗浄に用いた薬品を含む洗浄水を回収す
る洗浄水回収経路と、洗浄水回収経路を通して回収した
洗浄水を貯溜する洗浄水タンクと、濾過運転時に、洗浄
水タンクに貯溜された洗浄水を処理水排出経路に導く洗
浄水排出経路とを備えたものである。
【0013】本発明に係る膜分離装置においては、洗浄
運転時に、膜モジュールの薬品洗浄を行うとともに洗浄
水回収経路を通して洗浄水を回収し、この洗浄水を洗浄
水タンクに貯溜する。一方、膜分離装置の濾過運転時に
おいては、膜モジュールにより被処理液を第1の処理水
と第2の処理水とに分離し、第1の処理水を処理水排出
経路を通して外部に排出するとともに、第2の処理水を
処理水回収経路を通して回収する。
【0014】上記の膜分離装置においては、薬品洗浄に
より膜モジュールの膜の目詰まりを除去して膜流束を回
復させることが可能であるため、安定して高透過水量を
得ることが可能となる。
【0015】ここで、上記の膜分離装置においては、洗
浄水を処理水排出経路に導く洗浄水排出経路が備えられ
ているため、濾過運転時に、洗浄水タンクに貯溜した洗
浄水を第1の処理水に混入して処理水排出経路を通して
排出することが可能となる。したがって、洗浄水を第1
の処理水により外部環境に悪影響を与えない濃度まで希
釈し、少量ずつ排出することが可能となる。それによ
り、外部環境への負荷が低減されるとともに負荷変動が
抑制されるため、外部環境に悪影響を与えない。
【0016】洗浄水排出経路の洗浄水の流量を制御する
制御手段をさらに備えてもよい。また、制御手段は、処
理水排出経路の第1の処理水の流量に応じて洗浄水排出
経路の洗浄水の流量を制御してもよい。それにより、外
部に排出する洗浄水の濃度を制御手段により調整できる
ため、さらに外部環境への負荷を低減することができる
とともに、負荷変動を抑制することができる。
【0017】制御手段は、処理水排出経路の第1の処理
水の流量が所定量以下になると洗浄水の排出を停止させ
てもよい。それにより、洗浄水を第1の処理水により常
に外部環境に悪影響を与えない濃度まで希釈して排出す
ることができる。
【0018】また、制御手段は、処理水排出経路の第1
の処理水の流量と洗浄水排出経路の洗浄水の流量との比
が一定になるように洗浄水排出経路の洗浄水の流量また
は処理水排出経路の第1の処理水の流量を制御してもよ
い。それにより、洗浄水を第1の処理水により常に所定
の濃度に希釈して排出することができる。
【0019】また、制御手段は、洗浄水タンク内の洗浄
水の貯溜量に応じて洗浄水排出経路の洗浄水の流量を制
御してもよい。それにより、洗浄水タンク内が空になっ
た状態での運転を防止することができる。このため、膜
分離装置において、安定した運転を行うことが可能とな
る。
【0020】洗浄水排出経路に介挿された弁およびポン
プをさらに備え、制御手段はポンプを制御する制御装置
を含んでもよい。この場合、ポンプを制御装置により制
御することにより、洗浄水排出経路の洗浄水の流量を制
御することが可能となる。
【0021】また、制御装置は、濾過運転時に弁を開く
とともに洗浄運転時に弁を閉じてもよい。それにより、
濾過運転時において、洗浄水排出経路を通して洗浄水が
処理水排出経路に導入される。また、洗浄運転時には、
処理水排出経路への洗浄水の導入が停止される。
【0022】第1の処理水は濃縮水であり第2の処理水
は透過水であってもよい。この場合、濃縮水が処理水排
出経路を通して外部に排出され、透過水が処理水回収経
路を通して回収される。
【0023】あるいは、第1の処理水は透過水であり第
2の処理水は濃縮水であってもよい。この場合、透過水
が処理水排出経路を通して外部に排出され、濃縮水が処
理水回収経路を通して回収される。
【0024】本発明に係る膜分離装置の運転方法は、膜
モジュールを備えた膜分離装置の運転方法であって、洗
浄運転時に薬品を含む洗浄水により膜モジュールを薬品
洗浄するとともに洗浄水を回収して貯溜し、濾過運転時
に膜モジュールにより分離されかつ排水として外部に排
出される処理水に貯溜した洗浄水を混入して排出するも
のである。
【0025】本発明に係る膜分離装置の運転方法におい
ては、濾過運転時に、膜モジュールにより分離されかつ
排水として外部に排出される処理水に洗浄水を混入して
排出するため、洗浄水を処理水により外部環境に悪影響
を与えない濃度まで希釈して少量ずつ排出することが可
能となる。それにより、外部環境への負荷が低減される
とともに負荷変動が抑制され、外部環境に悪影響を与え
ない。
【0026】また、上記の膜分離装置においては、薬品
洗浄により膜モジュールの膜の目詰まりを除去して膜流
束を回復させることが可能であるため、安定して高透過
水量を得ることが可能となる。
【0027】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る膜分離装置の
一例を示す模式的構成図である。
【0028】図1に示す膜分離装置において、膜モジュ
ール10は、1または複数の膜エレメントが圧力容器に
収納されたものであり、1本の圧力容器あるいは複数本
の圧力容器を直列および/または並列に接続することに
より構成される。原水入口弁2が介挿された配管1が加
圧ポンプ3を介して膜モジュール10の原水入口(図示
せず)に接続される。膜モジュール10の濃縮水出口
(図示せず)には、圧力調整弁7および濃縮水出口弁8
が介挿された配管5が接続され、さらに配管5に配管5
bが接続される。一方、膜モジュール10の透過水出口
(図示せず)には透過水出口弁6が介挿された配管4が
接続される。配管4の透過水出口弁6の上流側には、透
過水バイパス弁23が介挿された配管4aが接続されて
いる。この配管4aは、さらに配管5に接続される。配
管5には、洗浄水戻り弁24が介挿された配管5aがさ
らに接続され、配管5aは洗浄水タンク20に接続され
る。洗浄水タンク20は、洗浄水入口弁22が介挿され
た配管21を介して、配管1の加圧ポンプ3の上流側に
接続される。洗浄水タンク20は、配管25を介して、
排出ポンプ26に接続される。配管25には洗浄水排出
弁27が介挿されている。この配管25は、さらに配管
25aを介して配管5bに接続される。
【0029】本例においては、膜モジュール10の濃縮
水および透過水がそれぞれ第1の処理水および第2の処
理水に相当する。また、配管5,5b、圧力調整弁7お
よび濃縮水出口弁8が処理水排出経路に相当し、配管4
および透過水出口弁6が処理水回収経路に相当する。さ
らに、配管5a,4a、透過水バイパス弁23および洗
浄水戻り弁24が洗浄水回収経路に相当し、配管25,
25a、排出ポンプ26および透過水排出弁27が洗浄
水排出経路に相当する。
【0030】上記の膜分離装置においては、濾過運転と
洗浄運転とが交互に行われる。以下においては、まず膜
分離装置の洗浄運転について説明する。
【0031】洗浄運転時には薬品洗浄が行われる。この
場合、洗浄水入口弁22、洗浄水戻り弁24および透過
水バイパス弁23を開くとともに、原水入口弁2、濃縮
水出口弁8、透過水出口弁6および洗浄水排出弁27を
閉じる。このとき、透過水バイパス弁23を全閉にして
濃縮側だけを洗浄することもできる。また、圧力調整弁
7を全開にする。また、加圧ポンプ3を駆動させるとと
もに、排出ポンプ26を停止させる。なお、この場合の
膜分離装置における各弁22,24,23,2,8,
6,27,7は手動弁であり、開閉操作は手動で行う。
【0032】洗浄水タンク20に貯溜された高濃度の化
学物質や金属類等の薬品を含む洗浄水を配管21を通し
て取水し、加圧ポンプ3により昇圧して膜モジュール1
0の内部に供給する。洗浄水は、膜モジュール10によ
り、透過側と濃縮側とに分離される。このような洗浄水
の膜分離の際、膜モジュール10の膜に付着した濁質物
質が洗浄水により除去される。それにより、膜の目詰ま
りが除去され、膜モジュール10の膜流束が回復する。
【0033】濃縮側の洗浄水は、膜モジュール10の濃
縮水出口から配管5および配管5aを経て洗浄水タンク
20に戻される。また、透過側の洗浄水は、膜モジュー
ル10の透過水出口から配管4、配管4a、配管5およ
び配管5aを順に経て濃縮側の洗浄水とともに洗浄水タ
ンク20に戻される。
【0034】上記のように洗浄水を循環させて膜モジュ
ール10の薬品洗浄を行った後、膜分離装置の濾過運転
を行う。この場合、膜分離装置の濾過運転と並行して、
洗浄水タンク20に貯溜した使用済の洗浄水の排出を行
う。
【0035】膜分離装置の濾過運転時には、原水入口弁
2、濃縮水出口弁8、透過水出口弁6および洗浄水排出
弁27を開くとともに、洗浄水入口弁22、洗浄水戻り
弁24および透過水バイパス弁23を閉じる。また、濃
縮水が所定量以下になるように圧力調整弁7を設定する
とともに、加圧ポンプ3および排出ポンプ26を駆動さ
せる。
【0036】加圧ポンプ3により昇圧された原水は、配
管1を通して膜モジュール10の内部に供給される。膜
モジュール10により、原水は不純物が除去された透過
水と不純物が濃縮された濃縮水とに分離される。この場
合、圧力調整弁7により濃縮水量が抑えられるため、膜
モジュール10において膜の透過が促進される。透過水
は膜モジュール10の透過水出口に接続された配管4を
通り、処理水として回収されて利用される。濃縮水は、
膜モジュール10の濃縮水出口に接続された配管5およ
び配管5bを通り、排水として外部へ排出される。この
場合、濃縮水は、例えば、工場内の排水処理場、下水
道、河川等に放流されて排出される。
【0037】上記のような膜分離装置の濾過運転と並行
して、洗浄水タンク20に貯溜した使用済の洗浄水を配
管25を通して取水して排出ポンプ26により昇圧し、
配管25aおよび配管5bを通して濃縮水とともに外部
へ排出する。それにより、高濃度の化学物質や金属類等
の薬品を含む洗浄水が濃縮水により外部環境に悪影響を
与えない濃度まで希釈され、少量ずつ外部に排出され
る。
【0038】上記の膜分離装置においては、薬品洗浄に
より膜モジュール10の膜の目詰まりを除去して膜流束
を回復させることが可能であるため、安定して高透過水
量を得ることが可能となる。
【0039】この場合、薬品洗浄に使用した洗浄水を外
部環境に悪影響を与えない濃度まで希釈して少量ずつ排
出するため、洗浄水に含まれる高濃度の化学物質や金属
類等の薬品による外部環境への負荷が低減されるととも
に負荷変動が低減される。したがって、排出された洗浄
水に含まれる薬品により引き起こされる活性汚泥槽での
菌体の死滅等による排水処理場の処理能力の低下または
河川環境の悪化等を防止することができ、外部環境に悪
影響を与えない。
【0040】なお、上記において、洗浄水の排出を自動
的に制御してもよい。この場合について以下に説明す
る。
【0041】図2は本発明に係る膜分離装置の他の例を
示す模式的構成図である。図2に示す膜分離装置は、以
下の点を除いて、図1に示す膜分離装置と同様の構成を
有する。
【0042】図2に示すように、本例の膜分離装置は制
御装置29を備えるとともに、濃縮水流量を検出する流
量センサ30を配管5に備え、洗浄水の排出流量を検出
する流量センサ31を配管25aに備える。この場合、
各弁2,6,7,8,22,23,24,27は自動弁
であり、開閉操作は制御装置29により自動で行われ
る。なお、洗浄水排出弁27を除く上記の各弁2,6,
7,8,22,23,24のうちのいずれかの弁は手動
弁であってもよい。さらに、レベル検知器28が設けら
れた洗浄水タンク20aを備える。このような膜分離装
置は、以下の点を除いて、図1の膜分離装置と同様の運
転方法により運転される。
【0043】本例の膜分離装置においては、濾過運転時
の濃縮水流量を流量センサ30が検出し、制御装置29
に信号を送る。制御装置29はこの信号に基づいて加圧
ポンプ3または排出ポンプ26を制御し、濃縮水流量ま
たは洗浄水の排出流量を調整する。この場合、濃縮水流
量と洗浄水の排出流量との比が一定になるように制御装
置29により加圧ポンプ3および排出ポンプ26が制御
される。なお、流量センサ30が検出した濃縮水流量が
所定量以下の場合、制御装置29は洗浄水排出弁27を
閉じるとともに排出ポンプ26を停止させ、洗浄水の排
出を停止させる。
【0044】また、洗浄水の排出流量を流量センサ31
が検出して制御装置29に信号を送り、この信号に基づ
いて、濃縮水流量と洗浄水の排出流量との比が一定にな
るように制御装置29が排出ポンプ26を制御して洗浄
水の排出流量を調整してもよい。
【0045】また、洗浄水の排出に伴って洗浄水タンク
20a内の洗浄水のレベルが所定高さ以下になると、レ
ベル検知器28の出力がオン状態またはオフ状態にな
る。ここでは、洗浄水タンク20a内の洗浄水のレベル
が所定高さ以下になった際に、レベル検知器28の出力
がオン状態になるものとする。制御装置29は、レベル
検知器28の出力状態に応答して排出ポンプ26を制御
するとともに洗浄水排出弁27を閉じ洗浄水の排出を停
止させる。
【0046】上記の膜分離装置においては、薬品洗浄に
より膜の目詰まりを除去して膜流束を回復させることが
可能であるため、安定して高透過水量を得ることが可能
となる。
【0047】この場合、薬品洗浄に使用した洗浄水を外
部環境に影響を与えない程度まで濃縮水により希釈して
少量ずつ排出するため、洗浄水に含まれる高濃度の化学
物質や金属類等の薬品による外部環境への負荷が低減さ
れるとともに負荷変動が低減される。したがって、排出
された洗浄水に含まれる薬品により引き起こされる活性
汚泥槽での菌体の死滅等による排水処理場の処理能力の
低下、河川環境の悪化等を防止することができ、外部環
境に悪影響を与えない。
【0048】特に、本例においては、制御装置29によ
り加圧ポンプ3および排出ポンプ26を制御して濃縮水
流量と洗浄水の排出流量との比を一定に保つため、外部
に排出する薬品の濃度を低濃度で一定に保つことが可能
になる。それにより、排出された薬品による外部環境へ
の負荷がさらに低減される。
【0049】また、洗浄水タンク20a内の洗浄水のレ
ベルが所定高さ以下になると制御装置29が洗浄水排出
弁27を閉じるとともに排出ポンプ26を制御して停止
させるため、洗浄水タンク20aが空になるおそれがな
い。それにより、膜分離装置の運転を効率良く安定して
行うことが可能となる。
【0050】なお、図1および図2においては、濃縮水
が排出対象(第1の処理水)であり透過水が回収対象
(第2の処理水)である膜分離装置について説明した
が、本発明に係る膜分離装置において、透過水が排出対
象(第1の処理水)であり濃縮水が回収対象(第2の処
理水)であってもよい。
【0051】例えば、図1において、配管25aを配管
5bに接続せずに配管4の透過水出口弁6の下流側に接
続してなる膜分離装置であってもよい。このような膜分
離装置の濾過運転時には、洗浄水が透過水とともに配管
4を通して外部に排出される。それにより、図1の膜分
離装置における効果と同様の効果が得られる。この場合
においては、配管4および透過水出口弁6が処理水排出
経路に相当し、配管5,5b、圧力調整弁7および濃縮
水出口弁8が処理水回収経路に相当する。
【0052】また、上記のように透過水により洗浄水を
希釈して排出する膜分離装置において、透過水流量に応
じて洗浄水の排出流量を調整する制御装置を設けてもよ
い。例えば、図2において、配管25aを配管5bに接
続せずに配管4の透過水出口弁6の下流側に接続すると
ともに、流量センサ30を配管4の透過水出口弁6の上
流側に備えた膜分離装置であってもよい。このような膜
分離装置の濾過運転時には、透過水流量と洗浄水の排出
流量との比が一定になるように制御装置29が加圧ポン
プ3または排出ポンプ26を制御する。それにより、図
2の膜分離装置における効果と同様の効果が得られる。
【0053】なお、本発明に係る膜分離装置に用いる膜
モジュールの形態は特に限定されるものではない。本発
明に係る膜分離装置においては、スパイラル型膜モジュ
ール、中空糸膜モジュール、チューブラ膜モジュール等
を用いることができる。
【0054】
【実施例】[実施例]実施例においては、S8サイズ
(直径200mm)の日東電工株式会社製逆浸透膜(R
O膜)スパイラル型エレメントES20−D8を10本
用いたスパイラル型膜モジュール10を備えるととも
に、容量が1000L(1m3 )の洗浄水タンク20を
備える図1の膜分離装置を用いた。この膜モジュール1
0は、2本の圧力容器内にそれぞれ5本ずつ膜エレメン
トを収納し、これらの圧力容器を並列に接続したもので
ある。
【0055】上記の膜分離装置において、原水として井
戸水を供給して図1に示す膜分離装置の運転方法により
濾過運転を行い、井戸水の脱塩処理を行った。この場
合、得られた透過水は回収して利用し、濃縮水は排水と
して排水処理場へ排出した。このような濾過運転時にお
ける原水の供給流量は18m3 /hであり、透過水流量
は6m3 /hであり、濃縮水流量は12m3 /hであっ
た。
【0056】上記の濾過運転を1週間連続して実施した
後、以下のようにして洗浄運転を実施した。まず、洗浄
水タンク20内において、クエン酸を含む濃度0.1%
の洗浄水を1000L調整し、この洗浄水を用いて、図
1に示す膜分離装置の運転方法により、膜分離装置の薬
品洗浄を実施した。この場合、洗浄水の供給流量は12
3 /hであった。また、膜モジュール10の透過側お
よび濃縮側の洗浄水は、全量(12m3 /h)洗浄水タ
ンク20へ一旦戻した後、再び洗浄水として循環させ
た。このような洗浄運転を1時間実施した後、膜分離装
置内に原水を供給し、膜分離装置内に保持された洗浄水
を原水による水押しで洗浄水タンク20へ戻した。この
ようにして洗浄水タンク20に回収した使用済の洗浄水
のCOD(化学的酸素要求量)の値は980ppmであ
った。
【0057】上記の洗浄運転の後、再び膜分離装置の濾
過運転を行った。なお、ここでは図1に示す膜分離装置
の運転方法により、洗浄水タンク20に回収した使用済
の洗浄水を濃縮水に混入して排水処理場に排出した。こ
の場合、濃縮水流量は12m 3 /hであり、濃縮水に混
入する洗浄水の流量は0.06m3 /hであった。この
ようにして排水処理場に流入した排水中のCODの値
は、河川放流基準以下の4.9ppmであった。
【0058】[比較例]比較例においては、S8サイズ
(直径200mm)の日東電工株式会社製逆浸透膜(R
O膜)スパイラル型エレメントES20−D8を10本
用いたスパイラル型膜モジュール40を備えるととも
に、容量が1000L(1m3 )の洗浄水タンク50を
備える図3の膜分離装置を用いた。この膜モジュール4
0は、2本の圧力容器内にそれぞれ5本ずつ膜エレメン
トを収納し、これらの圧力容器を並列に接続したもので
ある。
【0059】上記の膜分離装置において、原水として井
戸水を供給して図3に示す膜分離装置の運転方法により
濾過運転を行い、井戸水の脱塩処理を行った。この場
合、得られた透過水は回収して利用し、濃縮水は排水と
して排水処理場へ排出した。このような濾過運転時にお
ける原水の供給流量は18m3 /hであり、透過水流量
は6m3 /hであり、濃縮水流量は12m3 /hであっ
た。
【0060】上記の濾過運転を1週間連続して実施した
後、以下のようにして洗浄運転を実施した。まず、洗浄
水タンク50内において、クエン酸を含む濃度0.1%
の洗浄水を1000L調整し、この洗浄水を用いて、図
3に示す膜分離装置の運転方法により、膜分離装置の薬
品洗浄を実施した。この場合、洗浄水の供給流量は12
3 /hであった。また、膜モジュール40の透過側お
よび濃縮側の洗浄水は、全量(12m3 /h)洗浄水タ
ンク50へ一旦戻した後、再び洗浄水として循環させ
た。このような洗浄運転を1時間実施した後、膜分離装
置内に原水を供給し、膜分離装置内に保持された洗浄水
を原水による水押しで洗浄水タンク50へ戻した。この
ようにして洗浄水タンク50に回収した使用済の洗浄水
のCODの値は980ppmであった。
【0061】上記の洗浄運転の後、再び膜分離装置の濾
過運転を行った。なお、ここでは図3に示す膜分離装置
の運転方法により、洗浄水タンクに回収した1000L
の洗浄水を希釈せずに、直接、排水処理場へ排出した。
【0062】上記の実施例においては、洗浄水を濃縮水
により希釈して少量ずつ排水処理場に排出するため、洗
浄水が外部に悪影響を与えない濃度まで希釈される。し
たがって、比較例のように排水処理場に大きな負荷が加
わることはなく負荷変動も小さい。これに対して、比較
例においては、高濃度の薬品を含む洗浄水を直接大量に
排水処理場に排出するため、排水処理場の負荷が瞬間的
に大きく変動し、大きな負荷が加わる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る膜分離装置の一例を示す模式的構
成図である。
【図2】本発明に係る膜分離装置の他の例を示す模式的
構成図である。
【図3】従来の膜分離装置の例を示す模式的構成図であ
る。
【符号の説明】
2,32 原水入口弁 3,33 加圧ポンプ 6,36 透過水出口弁 7,37 圧力調整弁 8,38 濃縮水出口弁 10,40 膜モジュール 20,20a,50 洗浄水タンク 22,52 洗浄水入口弁 23,53 透過水バイパス弁 24,54 洗浄水戻り弁 26 排出ポンプ 27,56 洗浄水排出弁 28 レベル検知器 29 制御装置 30 流量センサ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年1月5日(2000.1.5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4D006 GA03 GA06 GA07 HA01 HA21 HA61 JA56A JA67A KA63 KA72 KC02 KC03 KC16 KD15 KE02Q KE02R KE03Q KE03R KE04Q KE04R PB03 PB05

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 膜モジュールを備えた膜分離装置であっ
    て、前記膜モジュールにより分離された第1の処理水を
    排出する処理水排出経路と、前記膜モジュールにより分
    離された第2の処理水を回収する処理水回収経路と、前
    記膜モジュールの薬品洗浄に用いた薬品を含む洗浄水を
    回収する洗浄水回収経路と、前記洗浄水回収経路を通し
    て回収した前記洗浄水を貯溜する洗浄水タンクと、濾過
    運転時に、前記洗浄水タンクに貯溜された前記洗浄水を
    前記処理水排出経路に導く洗浄水排出経路とを備えたこ
    とを特徴とする膜分離装置。
  2. 【請求項2】 前記洗浄水排出経路の洗浄水の流量を制
    御する制御手段をさらに備えたことを特徴とする請求項
    1記載の膜分離装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記処理水排出経路の
    前記第1の処理水の流量に応じて前記洗浄水排出経路の
    洗浄水の流量を制御することを特徴とする請求項2記載
    の膜分離装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記処理水排出経路の
    前記第1の処理水の流量が所定量以下になると前記洗浄
    水の排出を停止させることを特徴とする請求項3記載の
    膜分離装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記処理水排出経路の
    前記第1の処理水の流量と前記洗浄水排出経路の前記洗
    浄水の流量との比が一定になるように前記洗浄水排出経
    路の前記洗浄水の流量または前記処理水排出経路の前記
    第1の処理水の流量を制御することを特徴とする請求項
    3記載の膜分離装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記洗浄水タンク内の
    前記洗浄水の貯溜量に応じて前記洗浄水排出経路の前記
    洗浄水の流量を制御することを特徴とする請求項2〜5
    のいずれかに記載の膜分離装置。
  7. 【請求項7】 洗浄水排出経路に介挿された弁およびポ
    ンプをさらに備え、前記制御手段は前記ポンプを制御す
    る制御装置を含むことを特徴とする請求項2〜6のいず
    れかに記載の膜分離装置。
  8. 【請求項8】 前記制御装置は、前記濾過運転時に前記
    弁を開くとともに洗浄運転時に前記弁を閉じることを特
    徴とする請求項7記載の膜分離装置。
  9. 【請求項9】 前記第1の処理水は濃縮水であり前記第
    2の処理水は透過水であることを特徴とする請求項1〜
    8のいずれかに記載の膜分離装置。
  10. 【請求項10】 前記第1の処理水は透過水であり前記
    第2の処理水は濃縮水であることを特徴とする請求項1
    〜8のいずれかに記載の膜分離装置。
  11. 【請求項11】 膜モジュールを備えた膜分離装置の運
    転方法であって、洗浄運転時に薬品を含む洗浄水により
    前記膜モジュールを薬品洗浄するとともに前記洗浄水を
    回収して貯溜し、濾過運転時に前記膜モジュールにより
    分離されかつ排水として外部に排出される処理水に前記
    貯溜した洗浄水を混入して排出することを特徴とする膜
    分離装置の運転方法。
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