JP2001186402A - 画像入出力装置および資料提示装置 - Google Patents

画像入出力装置および資料提示装置

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JP2001186402A
JP2001186402A JP37055099A JP37055099A JP2001186402A JP 2001186402 A JP2001186402 A JP 2001186402A JP 37055099 A JP37055099 A JP 37055099A JP 37055099 A JP37055099 A JP 37055099A JP 2001186402 A JP2001186402 A JP 2001186402A
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subject
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image signal
input
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JP37055099A
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English (en)
Inventor
Hirobumi Hidari
博文 左
Satoru Sanada
覚 真田
Toshio Suzuki
敏男 鈴木
Keiichi Nitta
啓一 新田
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】載置台に被写体が載置されたことを検出して被
写体照明ランプを点灯する。 【解決手段】画像入出力装置は、載置台71に載置され
た被写体3を撮像する撮像装置1と、入力される画像信
号に基づいて画像を生成してスクリーンSに投射する投
射型表示装置7とを有する。被写体3が載置台71に載
置されると、照明ランプ4と投射ランプ31が点灯され
るとともに、切換スイッチ26が入力端子Aに切換わ
る。これにより、撮像装置1からの画像信号が選択され
て、その画像信号に基づいて映像が投射型表示装置7か
ら投射される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被写体を撮像して
画像信号に変換し、この画像信号による映像をスクリー
ンに向けて投射する画像入出力装置、および被写体を撮
像して画像信号を出力する資料提示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、載置台上に載置された被写体
をCCDのような撮像素子で撮像して画像信号に変換
し、この画像信号により液晶パネル上に画像を生成し、
液晶パネルを投射ランプで照明して映像をスクリーンに
向けて投射するカメラ付き液晶プロジェクタが知られて
いる。このような液晶プロジェクタは、載置台上に載置
された被写体を照明する照明ランプも備えている。ま
た、撮像素子で撮像した画像信号による映像を投射させ
るか、あるいは外部から入力された画像信号による映像
を投射させるかを切換えることもできる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の液晶プ
ロジェクタでは、スクリーンに映像を投射するとき、載
置台に被写体を載置してから以下のように多くのスイッ
チを操作する必要がある。すなわち、撮像した画像信号
による映像を投射させるか、あるいは外部から入力され
た画像信号による映像を投射させるかを切換える切換え
スイッチ、被写体用照明ランプを点消灯する被写体照明
スイッチ、あるいは投射ランプを点消灯する投射照明ス
イッチなどの操作が必要である。操作するスイッチの数
が多いと、操作が煩雑になって使いづらい。
【0004】本発明の目的は、載置台に被写体が載置さ
れたことを検出し、あるいは被写体が載置台から除去さ
れたことを検出して構成部材に所定の動作を行わせるこ
とにより、スイッチの操作を減らして使いやすくした画
像入出力装置および資料提示装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】一実施の形態を示す図に
対応づけて本発明を説明する。 (1)請求項1の発明による画像入出力装置は、載置台
71に載置された被写体3を撮像して画像信号を出力す
る撮像装置1と、載置台71に載置される被写体3を照
明する被写体照明装置4と、入力される画像信号に基づ
いて画像を生成する画像生成手段29と、画像生成手段
29で生成されている画像を照明して投射する投射照明
装置31と、被写体3が載置台71に載置されているこ
とを検出する検出手段25と、検出手段25により被写
体3が載置台71に載置されていることが検出されたと
き、撮像装置1、被写体照明装置4、画像生成手段29
および投射照明装置31を含むの少なくともひとつに所
定の動作を行わせる制御手段52とを備えることによ
り、上記目的を達成する。 (2)請求項2の発明は、請求項1に記載の画像入出力
装置において、制御手段52は、検出手段25により被
写体3が載置台71に載置されていることが検出された
とき、被写体照明装置4を点灯することを特徴とする。 (3)請求項3の発明は、請求項1に記載の画像入出力
装置において、撮像装置1から出力される第1画像信号
および外部から入力される第2画像信号のいずれか一方
を選択して画像生成手段29へ出力する選択手段26を
備え、制御手段52は、検出手段25により被写体3が
載置台71に載置されていることが検出されたとき、第
1画像信号を選択するように選択手段26を駆動するこ
とを特徴とする。 (4)請求項4の発明は、請求項1に記載の画像入出力
装置において、撮像装置1から出力される第1画像信号
および外部から入力される第2画像信号のいずれか一方
を選択して画像生成手段29へ出力する選択手段26を
備え、制御手段52は、検出手段25により被写体3が
載置台71に載置されていることが検出されたとき、被
写体照明装置4を点灯するとともに、第1画像信号を選
択するように選択手段26を駆動することを特徴とす
る。 (5)請求項5の発明は、請求項1に記載の画像入出力
装置において、制御手段52は、検出手段25により被
写体3が載置台71に載置されていることが検出された
とき、画像信号に基づいて画像生成手段29で画像を生
成し、投射照明装置31を点灯することを特徴とする。 (6)請求項6の発明は、請求項2に記載の画像入出力
装置において、被写体照明装置4の点灯完了を判断する
判断手段52を有し、制御手段52は、判断手段52に
より被写体照明装置4の点灯完了が判断された後、画像
信号に基づいて画像生成を行うように画像生成手段29
を制御することを特徴とする。 (7)請求項7の発明による資料提示装置は、載置台7
1に載置された被写体3を撮像して画像信号を出力する
撮像装置1と、載置台71上に載置されている被写体3
を照明する被写体照明装置4と、被写体3が載置台71
に載置されていることを検出する検出手段25と、検出
手段25により被写体3が載置台71に載置されている
ことが検出されたとき、撮像装置1および被写体照明装
置4を含む少なくともひとつに所定の動作を行わせる制
御手段52Aとを備えることにより、上記目的を達成す
る。 (8)請求項8の発明は、請求項7に記載の資料提示装
置において、制御手段52Aは、検出手段25により被
写体3が載置台71に載置されていることが検出された
とき、被写体照明装置4を点灯することを特徴とする。 (9)請求項9の発明は、請求項7に記載の資料提示装
置において、撮像装置1から出力される第1画像信号お
よび外部から入力される第2画像信号のいずれか一方を
選択して出力する選択手段26Aを備え、制御手段52
Aは、検出手段25により被写体3が載置台71に載置
されていることが検出されたとき、第1画像信号が出力
されるように選択手段26Aを駆動することを特徴とす
る。 (10)請求項10の発明は、請求項7に記載の資料提
示装置において、撮像装置1から出力される第1画像信
号および外部から入力される第2画像信号のいずれか一
方を選択して出力する選択手段26Aを備え、制御手段
52Aは、検出手段25により被写体3が載置台71に
載置されていることが検出されたとき、被写体照明装置
4を点灯させるとともに、第1画像信号が選択されるよ
うに選択手段26Aを駆動することを特徴とする。 (11)請求項11の発明は、請求項8に記載の資料提
示装置において、被写体照明装置4の点灯完了を判断す
る判断手段52Aを備え、制御手段52Aは、判断手段
52Aにより被写体照明装置4の点灯完了が判断された
後、画像信号を出力することを特徴とする。 (12)請求項12の発明による画像入出力装置は、載
置台71に載置された被写体3を撮像して画像信号を出
力する撮像装置1と、載置台71に載置される被写体3
を照明する被写体照明装置4と、入力される画像信号に
基づいて画像を生成する画像生成手段29と、画像生成
手段29で生成されている画像を照明して投射する投射
照明装置31と、被写体3が載置台71から除去された
ことを検出する検出手段25と、検出手段25により被
写体3が載置台71から除去されたことが検出されたと
き、撮像装置1、被写体照明装置4、画像生成手段29
および投射照明装置31を含む構成部材の少なくともひ
とつに所定の動作を行わせる制御手段52とを備えるこ
とにより、上記目的を達成する。 (13)請求項13の発明は、請求項12に記載の画像
入出力装置において、制御手段52は、検出手段25に
より被写体3が載置台71から除去されたことが検出さ
れたとき、被写体照明装置4を消灯することを特徴とす
る。 (14)請求項14の発明は、請求項12に記載の画像
入出力装置において、撮像装置1から出力される第1画
像信号および外部から入力される第2画像信号のいずれ
か一方を選択して画像生成手段29へ出力する選択手段
26を備え、制御手段52は、検出手段25により被写
体3が載置台71から除去されたことが検出されたと
き、第2画像信号を選択するように選択手段26を駆動
することを特徴とする。 (15)請求項15の発明は、請求項12に記載の画像
入出力装置において、撮像装置1から出力される第1画
像信号および外部から入力される第2画像信号のいずれ
か一方を選択して画像生成手段29へ出力する選択手段
26とを備え、制御手段52は、検出手段25により被
写体3が載置台71から除去されたことが検出されたと
き、第2画像信号を選択するように選択手段26を駆動
するとともに、被写体照明装置4を消灯することを特徴
とする。 (16)請求項16の発明は、請求項13に記載の画像
入出力装置において、制御手段52は、検出手段25に
より被写体3が載置台71から除去されたことが検出さ
れてから所定時間経過後に被写体照明装置4を消灯する
ことを特徴とする。 (17)請求項17の発明は、請求項14に記載の画像
入出力装置において、制御手段52は、検出手段25に
より被写体3が載置台71から除去されたことが検出さ
れてから所定時間経過後に、第2画像信号が選択される
ように選択手段26を駆動することを特徴とする。 (18)請求項18の発明による資料提示装置は、載置
台71に載置された被写体3を撮像して画像信号を出力
する撮像装置1と、載置台71上に載置されている被写
体3を照明する被写体照明装置4と、被写体3が載置台
71から除去されたことを検出する検出手段25と、検
出手段25により被写体3が載置台71から除去された
ことが検出されたとき、撮像装置1および被写体照明装
置4の少なくとも一方に所定の動作を行わせる制御手段
52Aとを備えることにより、上記目的を達成する。 (19)請求項19の発明は、請求項18に記載の資料
提示装置において、制御手段52Aは、検出手段25に
より被写体3が載置台71から除去されたことが検出さ
れたとき、被写体照明装置4を消灯することを特徴とす
る。 (20)請求項20の発明は、請求項18に記載の資料
提示装置において、撮像装置1から出力される第1画像
信号および外部から入力される第2画像信号のいずれか
一方を選択して出力する選択手段26Aを備え、制御手
段52Aは、検出手段25により被写体3が載置台71
から除去されたことが検出されたとき、第2画像信号が
選択されるように選択手段26Aを駆動することを特徴
とする。 (21)請求項21の発明は、請求項18に記載の資料
提示装置において、撮像装置1から出力される第1画像
信号および外部から入力される第2画像信号のいずれか
一方を選択して出力する選択手段26Aとを備え、制御
手段52Aは、検出手段25により被写体3が載置台7
1から除去されたことが検出されたとき、第2画像信号
が選択されるように選択手段26Aを駆動するととも
に、被写体照明装置4を消灯させることを特徴とする。 (22)請求項22の発明は、請求項19に記載の資料
提示装置において、制御手段52Aは、検出手段25に
より被写体3が載置台71から除去されたことが検出さ
れてから所定時間経過後に被写体照明装置4を消灯する
ことを特徴とする。 (23)請求項23の発明は、請求項20に記載の資料
提示装置において、制御手段52Aは、検出手段25に
より被写体3が載置台71から除去されたことが検出さ
れてから所定時間経過後に、第2画像信号が選択される
ように選択手段26Aを駆動することを特徴とする。
【0006】なお、上記課題を解決するための手段の項
では、本発明をわかりやすく説明するために実施の形態
の図と対応づけたが、これにより本発明が実施の形態に
限定されるものではない。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1および図2は、本発明の一実
施の形態による画像入出力装置の外観図である。図1は
撮像装置1が使用状態にある場合を、図2は撮像装置1
が非使用状態にある場合をそれぞれ示す。
【0008】画像入出力装置はメインスイッチ104に
よりパワーオンされる。この画像入出力装置は、画像を
入力する撮像装置1と、画像を出力する投射型表示装置
7とを備えている。撮像装置1は、投射型表示装置7の
ハウジングに設けられた支柱6の先端に回動可能に支持
されている。支柱6は、一端が投射型表示装置7のハウ
ジングに対して回動可能に支持されており、図2に示す
ように、投射型表示装置7のハウジングに沿って折りた
たむことができる。支柱6には、被写体3を照明する照
明ランプ4および反射鏡5が設けられている。被写体3
は、投射型表示装置7のハウジング上部の載置台71に
載置され、照明ランプ4で照明される。撮像装置1は照
明された被写体3を撮影レンズ2を介して撮像する。
【0009】投射型表示装置7は、後述する画像生成装
置(以下では光学系と呼ぶ)29の液晶パネル上に画像
信号に応じた画像を生成し、その液晶パネルを照明して
投射レンズ8を介してスクリーンSに映像を投射する。
この投射型表示装置7には、各種の操作を指令するスイ
ッチなどが設けられた操作パネル10と、外部から画像
信号を入力するための入力端子9と、PCカードなどの
外部記憶媒体が差し込まれるスロット101とが設けら
れている。入力端子9には、たとえば、ビデオレコーダ
などの外部機器103が接続される。投射型表示装置7
には赤外線受光素子11も設けられ、リモコン送信機1
2から送信される操作信号を受信する。
【0010】図3は本実施の形態による画像入出力装置
の概要を表すブロック図である。図3において、撮像装
置1は、被写体3からの光束を取り込む撮影レンズ2
と、撮影レンズ2から入射された光束を受光して電気信
号に変換して出力するCCDのような撮像素子20とを
備えている。撮像装置1はさらに信号処理部21と撮像
制御部22とを備えている。信号処理部21は、撮像素
子20から出力される画像信号を増幅してディジタル信
号へ変換し、ホワイトバランス調整処理など所定の信号
処理を行う。信号処理後の画像信号は、支柱6(図1)内
に収容されたケーブルを通して撮像装置1から投射型表
示装置7へ送られる。撮像制御部22は、投射型表示装
置7から送られる指令により、撮像素子20および信号
処理部21を制御する。後述する画像信号のミュートも
撮像制御部22で制御する。撮像装置1には後述する受
光素子23も設けられている。
【0011】図3において、投射型表示装置7は、複数
の入力端子から入力される複数の画像信号のいずれか一
つを選択する画像切換スイッチ26と、この画像切換ス
イッチ26で選択された画像信号に基づいて液晶パネル
に画像を生成する光学系29と、入力される画像信号に
基づいて液晶パネルを駆動する駆動回路28と、投射画
像が生成されている液晶パネルを照明する投射ランプ3
1とを備えている。画像切換スイッチ26は入力端子
A,B,C,Eのいずれか一つから入力される画像信号
を出力端子Dに出力する。入力端子Aには撮像装置1の
信号処理部21からの画像信号が入力される。入力端子
Bには外部から入力される画像信号が入力される。入力
端子Eには、スロット101に装着されたPCカードに
記憶されている画像信号をデコータ回路102でデコー
ドした画像信号が入力される。入力端子Cには、ネット
ワークを介してネットワークインターフェイス部51に
入力されてデコードされた画像信号が入力される。な
お、切換スイッチ26には、いずれの画像信号も入力さ
れない開放端子Fを設けることができる。メインスイッ
チ104がオン操作されてパワーオンしたときに、切換
スイッチ26を開放端子Fに切換え、所定の条件が整う
まで画像信号の入力を禁止して後述するミュートに代え
ることができる。
【0012】投射ランプ31は、電源回路43からスイ
ッチ37を介して点灯回路32に電力が供給されて点灯
し、液晶パネルを照明する。計数回路39は、投射ラン
プ31の累積点灯時間をカウントする。照明ランプ4
は、電源回路41からスイッチ36を介して点灯回路3
3に電力が供給されて点灯され、被写体3を照明する。
計数回路38は、照明ランプ4の累積点灯時間をカウン
トする。なお、投射ランプ31や照明ランプ4として
は、蛍光灯やメタルハライドランプが用いられる。
【0013】蛍光灯やメタルハライドランプは、消灯状
態から点灯して安定状態になるまでにある程度の時間を
要する。蛍光灯の場合には、前回消灯してからの経過時
間が長いほど、周囲温度が低いほど点灯するまでの時間
が長くなる。したがって、後述するように、照明ランプ
点灯時は所定時間、投射型表示装置7への画像信号の入
力を禁止し、所定時間経過後に投射型表示装置7への画
像信号の入力を許可する。これにより、照明光量が増加
する際の見苦しい画像が投射されるのを防止できる。画
像信号入力の禁止の形態として、上述したように切換ス
イッチ26を開放端子に切換えて画像信号を投射型表示
装置7から遮断したり、撮像装置1で画像信号をミュー
トすることができる。ミュート回路は信号処理部21に
内蔵される。処理部27にミュート回路を内蔵してもよ
い。後述するOSDメモリ30からスクリーンデータを
処理部27へ出力して画像信号の全体に重ねてもよい。
【0014】投射型表示装置7はまた、画像入出力装置
内の各種装置や回路を制御するCPU52と、 CPU
52の指令により撮像装置1および投射型表示装置7の
各部に対する制御信号を入出力する制御部53と、画像
信号に対してγ調整処理を施して駆動回路28へ出力す
る処理部27とを備えている。処理部27は、γ調整処
理後の画像に対してOSDメモリ30から読出される重
畳用のデータを重ねてオーバーレイ画像を作る。OSD
メモリ30は、制御部53から出力される駆動信号によ
り、画像に対して重畳させる重畳データを記憶し、記憶
された重畳用データを読出して処理部27へ送る。な
お、重畳用データは、たとえば、オンスクリーン・メニ
ューなどのテキストデータ、および画像全体を置換する
スクリーンデータである。
【0015】上述したように投射型表示装置7には操作
パネル10が設けられている。この操作パネル10に
は、画像切換スイッチ26を切換えるための操作スイッ
チ44、45および55と、照明ランプ4を点灯/消灯
するための操作スイッチ46と、投射ランプ31を点灯
/消灯するための操作スイッチ56と、照明ランプ用イ
ンジケータ47および投射ランプ用のインジケータ48
とが設けられている。照明ランプ用インジケータ47は
照明ランプ4の累積点灯時間に関する情報を表示する。
投射ランプ用インジケータ48は投射ランプ31の累積
点灯時間に関する情報を表示する。
【0016】画像切換スイッチ26は、投射型表示装置
7に入力される複数の画像信号のいずれか一つを選択す
るときに切換えられる。画像切換スイッチ26の切換え
は、操作者が、操作パネル10に設けられるスイッチ4
4,45,55を操作して行うことできる。スイッチ4
4は、画像切換スイッチ26の入力を端子Bに切換える
ためのスイッチであり、スイッチ45およびスイッチ5
5は、それぞれ切換スイッチ26の入力を端子Aおよび
端子Cに切換えるためのスイッチである。これらのスイ
ッチが操作者によって操作されることにより、切換指令
信号が制御部53に送られる。制御部53は、入力され
た切換指令信号に対応して切換スイッチ26に対する切
換え指令信号を出力する。切換スイッチ26の入力を端
子Eに切換える動作は、スロット101にPCカードが
挿入されたことをCPU52が検出することにより行わ
れる。すなわち、CPU52は、スロット101内に設
けられたPCカード用の接続コネクタにおいて、挿抜検
出用に割り付けられたピンの信号レベルをチェックす
る。CPU52は、挿抜検出用ピンの信号レベルが所定
の値に変化すると、PCカードが装着されたと判定して
制御部53を介して切換スイッチ26に対する切切換指
令信号を出力する。
【0017】本実施の形態では、後述するように被写体
が載置台へ載置されたことを検出したときに、照明ラン
プ4と投射ランプ31が点灯され、被写体が載置台から
除去されたことを検出したときに照明ランプ4と投射ラ
ンプ31が消灯される。しかし、操作パネル10に設け
られたスイッチ46とスイッチ56の操作によっても照
明ランプ4と投射ランプ31をそれぞれ点灯あるいは消
灯することができる。
【0018】制御部53は、スイッチ46から入力され
る点灯/消灯指令信号に対応して、照明ランプ4を点灯
/消灯させる駆動信号をスイッチ36に出力する。スイ
ッチ36がオンされると、照明ランプ4の電源回路41
から点灯回路33に電源が供給され、点灯回路33が照
明ランプ4を点灯させる。一方、スイッチ36がオフさ
れると、点灯回路33への電源の供給が遮断されて照明
ランプ4が消灯する。計数回路38は、照明ランプ4の
累積点灯時間をカウントして制御部53へ送る。計数回
路38は、照明ランプ4が消灯中はカウントを中断す
る。計数回路38による計数結果は、インジケータ47
に表示される。インジケータ47は、通常消灯してお
り、投射ランプ31の累積点灯時間が所定時間を超えた
場合に点滅する。インジケータ47の表示は、制御部5
3から制御される。照明ランプ4の累積点灯時間が所定
時間を超えた場合、OSDメモリ30から警告の文字デ
ータを処理部27に出力して、投射映像に警告文字を重
ねて表示することもできる。
【0019】制御部53は、スイッチ56から入力され
る点灯/消灯指令信号に対応して、投射ランプ31を点
灯/消灯させる駆動信号をスイッチ37に出力する。ス
イッチ37がオンされると、投射ランプ31の電源回路
43から点灯回路32に電源が供給され、点灯回路32
が投射ランプ31を点灯させる。一方、スイッチ37が
オフされると、点灯回路32への電源の供給が遮断され
て投射ランプ31が消灯する。計数回路39は、投射ラ
ンプ31の累積点灯時間をカウントして制御部53へ送
る。計数回路39は、投射ランプ31が消灯中はカウン
トを中断する。計数回路39による計数結果は、インジ
ケータ48に表示される。インジケータ48は通常消灯
しており、投射ランプ31の累積点灯時間が所定時間を
超えた場合に点滅する。インジケータ48の表示は、制
御部53から制御される。投射ランプ31の累積点灯時
間が所定時間を超えた場合、OSDメモリ30から警告
の文字データを処理部27に出力して、投射映像に警告
文字を重ねて表示することもできる。
【0020】投射型表示装置7は操作パネル10からの
操作に加えて、リモコン送信機12からの操作信号によ
っても操作される。赤外線受光素子11は、リモコン送
信機12から送信される赤外光による操作信号を受光し
て電気信号に変換する。赤外光による操作信号は、操作
者がリモコン送信機12を操作することにより、リモコ
ン送信機12から送信される。赤外線受光素子11で電
気信号に変換された操作信号は、復調回路34で復調さ
れた後、制御部53内のデコード回路によりデコードさ
れる。操作信号がデコードされることにより、画像切換
スイッチ26の入力を切換えるための操作信号に変換さ
れる。リモコン送信機12のスイッチ49、50および
54が操作されると、それぞれ、画像切換スイッチ26
の入力を端子A、端子Bおよび端子Cに切換える切換指
令信号がデコード回路で変換される。制御部53は、こ
れらの切換指令信号に対応して、切換スイッチ26に対
する切換信号を出力する。
【0021】投射型表示装置7は載置台71に被写体3
が載置されたことを検出して、および載置台71から被
写体3が除去されたことを検出して各種の動作を開始す
る。そのため、投射型表示装置7の載置台71(図1)に
は圧力センサ25と発光素子24とが設けられている。
圧力センサ25は被写体3が載置台71(図1)に載置さ
れたことを検出して載置検出信号を制御部53に出力
し、除去されたときに除去検出信号を制御部53に出力
する。発光素子24は、電源回路42から供給される電
源により駆動され赤外光を撮像装置1側に向けて発光す
る。撮像装置1に設けられる受光素子23は、赤外線発
光素子24から発光された赤外光を受光して電気信号に
変換し、変換した電気信号を撮像制御部22へ送る。載
置台71に被写体3が載置されて赤外線が遮断される
と、受光素子23の出力レベルが低下する。この出力レ
ベルの値に基づいて被写体3の載置および除去を検出す
る。
【0022】上述した画像入出力装置は、スタンバイ動
作モードと呼ばれる動作モードを有する。スタンバイ動
作モードは、操作者により操作パネル上のスイッチ、お
よびリモコン送信機12上のスイッチの操作が行われな
くなってから所定時間が経過したことをCPU52が検
知して、照明ランプ4および投射ランプ31を消灯して
省電力状態にする動作モードである。CPU52は、操
作パネル10上のスイッチからの操作信号、およびリモ
コン送信機12による操作信号のいずれかが制御部53
を介して入力されると、CPU52内部のタイマ回路を
用いて、操作信号が入力されてから経過した時間をカウ
ントする。CPU52は、カウントした時間が所定値
(たとえば、1〜10分)に達すると、制御部53を介し
て照明ランプ4および投射ランプ31を消灯させる信号
をスイッチ36および37に出力する。この結果、画像
入出力装置は、照明ランプ4および投射ランプ31が消
灯されて省電力状態、すなわちスタンバイ動作モードに
切換えられる。一方、CPU52は、カウントした時間
が所定値に達する前に次の操作信号が入力されると、カ
ウントした時間をリセットして新たなカウントを開始す
る。
【0023】次に、図4を参照して光学系29を詳細に
説明する。光学系29は、RGB各色用の画像をそれぞ
れ生成する液晶パネルP1〜P3と、投射用ランプ31
(図2)からの照明光をRGBにそれぞれ分解して各液晶
パネルP1〜P3を照明するRGB分解用ダイクロイッ
クミラーD1〜D3とを備えている。投射ランプ31
(図2)から発せられた光は、ミラーM1で反射されて赤
色光を反射するダイクロイックミラーD1に入射され
る。ダイクロイックミラーD1は赤色光のみを反射して
残りの光を透過する。ダイクロイックミラーD1で反射
された赤色光はミラーM2で再び反射され、赤色用の液
晶パネルP1、色合成用のダイクロイックミラーD3お
よびD4を透過して投射レンズ8へ出射される。
【0024】ダイクロイックミラーD1を透過した光
は、青色光を反射するダイクロイックミラーD2に入射
される。ダイクロイックミラーD2は青色光のみを反射
して残りの光を透過する。ダイクロイックミラーD2で
反射された青色光は、青色用の液晶パネルP3を透過し
た後、色合成用のダイクロイックミラーD3で反射さ
れ、ダイクロイックミラーD4を透過して投射レンズ8
へ出射される。ダイクロイックミラーD2を透過した緑
色光は、緑色用の液晶パネルP2を透過した後、ミラー
M3および色合成用のダイクロイックミラーD4で反射
されて投射レンズ8に出射される。
【0025】投射レンズ8に出射された上記の赤色、青
色および緑色の合成光が、投射レンズ8によりスクリー
ンS上に映し出される。以上説明したように、光学系2
9が駆動回路28からの駆動信号により液晶パネルP1
〜P3を駆動して、液晶パネルP1〜P3上に形成され
た像が投射ランプ31による照明光で空間変調されて、
投射レンズ8を通してスクリーンS(図1)に投射され
る。
【0026】この実施の形態の画像入出力装置は、被写
体3が載置台71に載置されたことを検出して、次のよ
うな動作を行う。上述したスタンバイ動作モードでは、
少なくとも発光素子24、電源回路42、受光素子2
3、撮像制御部22、圧力センサ25、CPU52およ
び制御部53が動作状態にある。そこで、CPU52に
より載置台71上に被写体3が載置されたことが検出さ
れると、画像入出力装置にスタンバイ動作モードを終了
させて、撮像装置1により撮像された画像信号による映
像をスクリーンSに投射させる。なお、CPU52は制
御部53を介して各種信号を入力して種々の処理を実行
して、その結果を制御部53を介して各種装置、回路に
出力する。
【0027】具体的には、スタンバイ動作モードにおい
て、被写体3が載置台71に載置されると、圧力センサ
25による検出信号が制御部53へ送られる。CPU5
2は、圧力センサ25からの検出信号が制御部53を介
して入力されると、スイッチ36および37をオンさせ
る駆動信号を制御部53から出力させる。さらに、画像
切換スイッチ26の入力を端子Aに切換えるように、切
換信号を制御部53から出力させる。
【0028】CPU52はまた、信号処理部21から出
力される画像信号をミュートするように撮像制御部22
にミュート動作指令を出す。CPU52はさらに、CP
U52内部のタイマ回路を用いて、スイッチ36および
37に対する駆動信号を出力してから経過した時間をカ
ウントする。CPU52は、カウントした時間が所定値
に達すると、制御部53を介して撮像制御部22にミュ
ート動作を解除する指令を出す。CPU52がカウント
する所定値は、照明ランプ4および投射ランプ31の点
灯に要する時間を考慮して決定される。したがって、照
明ランプ4および投射ランプ31が、消灯状態から点灯
完了までに時間がかかる場合でも、ランプ点灯途中の映
像がスクリーンSに投射されない。CPU52が、撮像
制御部22に対してミュート動作を解除すると、撮像装
置1により撮像された画像信号による映像がスクリーン
Sに向けて投射される。
【0029】なお、以上のように画像信号をミュートす
る場合、投射型表示装置7のOSDメモリ30から画面
全体を青色とするスクリーンデータを処理部27に送出
し、処理部27で画像信号上に重ね合わせる。このよう
なミュート処理に代えて、撮像装置1の信号処理部21
から画像信号の出力を禁止するような処理を行ってもよ
い。あるいは、切換スイッチ26に開放された入力端子
Fを設け、切換スイッチ26を開放入力端子Fに切換え
て画像信号の入力を禁止するようにしてもよい。これら
の場合にも、OSDメモリ30から画面全体を青色とす
るスクリーンデータを送出してたとえば青色の映像を投
射する。
【0030】圧力センサ25による被写体検出ができな
い場合でも、受光素子23の受光信号レベルをモニタし
て被写体の載置を検出できる。すなわち、発光素子24
は、上述したように、撮像装置1の受光素子23に向け
て赤外光を発光する。被写体3が載置台71に載置され
ると、被写体3で赤外光が遮られることにより、受光素
子23で受光される赤外光の受光レベルが減少する。し
たがって、CPU52は、撮像制御部22を介して送ら
れる受光レベルの減少を検出した場合にもスイッチ36
および37をオンさせるとともに、撮像制御部22にミ
ュート動作を行わせる。
【0031】以上のように、CPU52は、被写体の載
置により圧力センサ25の出力信号が変化したこと、あ
るいは撮像制御部22を介して送られる受光素子23の
受光レベルが減少したことを検出すると、被写体3が載
置台71に載置されたとみなす。
【0032】この実施の形態ではまた、被写体の除去を
検出して構成部材を次のように動作させる。撮像装置1
で撮像された画像信号に基づいて画像を生成して映像を
スクリーンに投射しているとき、被写体3を交換するた
めに操作者が被写体3を取り除く場合がある。また、撮
像装置1による映像の投射を停止する場合にも操作者が
載置台71から被写体3を取り除くことがある。そこ
で、載置台71から被写体3が除去されたことを検出し
て次のような省電力動作を行う。
【0033】上述した圧力センサ25の出力信号の変
化、あるいは、受光素子23の受光信号レベルの変化に
よって載置台71から被写体3が除去されたことを検出
する。CPU52は、圧力センサ25のオン信号が検出
されなくなったとき、および撮像制御部22を介して送
られる受光素子23の受光レベルが所定のレベルに増加
したとき、CPU52内部のタイマ回路を用いて経過時
間をカウントする。CPU52は、カウントした時間が
所定値(たとえば、1分)に達するまでの間に、圧力セン
サ25のオン信号および受光素子23の受光レベルの減
少が検出されないとき、撮像装置1による映像の投射が
停止されるとみなす。
【0034】このように被写体が載置台から除去された
とCPU52が判断したとき、CPU52は、制御部5
3を介して照明ランプ4を消灯させる信号をスイッチ3
6に出力する。この結果、照明ランプ4が消灯されて画
像入出力装置は省電力状態になる。CPU52はさら
に、画像切換スイッチ26に対する切換信号を制御部5
3から出力させて、画像切換スイッチ26の入力を端子
Bに切換える。したがって、入力端子9から入力される
外部機器103からの画像信号による映像がスクリーン
Sに投射される。
【0035】被写体3の除去が検出されたときに、入力
端子9に外部機器103から画像信号が入力されていな
い場合、CPU52は制御部53を介して、画像切換ス
イッチ26に対して入力を端子Cにするように切換信号
を出力する。たとえば、CPU52は、処理部27の画
像信号入力端子の信号振幅が所定値以下であるか否かを
識別することにより、画像信号が入力されていないこと
を判断して制御部53にその判断結果を出力することが
できる。制御部53は、CPU52の指令により、画像
切換スイッチ26に対して入力を端子Cにするように切
換信号を出力する。したがって、ネットワークを介して
ネットワークインターフェイス部51に画像信号が入力
されていれば、その画像データによる映像がスクリーン
Sに投射される。
【0036】被写体3の除去が検出されたとき、入力端
子9に外部機器103からも、また、ネットワークイン
ターフェイス部51にも画像データが入力されていない
ことを、CPU52が制御部53を介して判断すると、
制御部53は、CPU52の指令により、投射ランプ3
1を消灯させる信号をスイッチ37に出力する。この結
果、投射ランプ31が消灯されて、画像入出力装置が省
電力状態になる。
【0037】一方、CPU52は、上述したようにカウ
ントを開始した時間が所定値に達する前に、圧力センサ
25によるオン信号および受光素子23における受光レ
ベルの減少が検出されると、カウントした時間をリセッ
トするとともに、カウントを中止する。この場合には、
撮像装置1による映像の投射が続行されるとみなして、
照明ランプ4を消灯しない。
【0038】このような実施の形態による動作につい
て、図5のフローチャートを参照して説明する。図5
は、画像入出力装置がスタンバイ動作モードにされてい
る場合の処理におけるCPU52の制御の手順を説明す
るフローチャートである。ステップS301において、
CPU52は、載置台71に被写体3があるか否かを判
定する。ステップS301が否定判定されると再び判定
動作を繰り返す。ステップS301が肯定判定される
と、ステップS302へ進む。ステップS302におい
て、CPU52は、照明ランプ4を点灯させる指令、投
射ランプ31を点灯させる指令、撮像制御部22にミュ
ート動作を行わせる指令、および画像切換スイッチ26
の入力を端子Aに切換える指令を出力する。ステップS
303において、CPU52は、CPU52内部のタイ
マ回路がタイムアップしたか否かを判定する。ステップ
S303が否定判定されると再び判定動作を繰り返し、
ステップS303が肯定判定されると、ステップS30
4へ進む。
【0039】ステップS304において、CPU52
は、撮像制御部22に対するミュート動作指令を解除す
る。ステップS305において、CPU52は、載置台
71に被写体3があるか否かを判定する。ステップS3
05が否定判定されると、ステップS306へ進み、再
び載置台71に被写体3があるか否かを判定する。ステ
ップS306が肯定判定されると、ステップS306A
でタイマをリセットしてステップS305へ戻る。一
方、ステップS306が否定判定されると、ステップS
307へ進む。ステップS307では、CPU52が、
CPU52内部のタイマ回路がタイムアップしたか否か
を判定する。ステップS307が否定判定されると、ス
テップS306へ戻る。ステップS307が肯定判定さ
れると、ステップS308へ進む。
【0040】ステップS308において、CPU52
は、入力端子9から入力される画像信号、およびネット
ワークインターフェイス部51から入力される画像信号
のいずれかが入力されているか否かを判定する。ステッ
プS308が肯定判定されると、ステップS309へ進
む。ステップS309において、CPU52は、ステッ
プS308で検出された画像信号による映像をスクリー
ンSに投射させる。すなわち、入力された画像信号によ
り液晶パネルに画像を生成すると、投射ランプ31によ
り映像が投射される。ステップS310では、CPU5
2が照明ランプ4を消灯させる指令を出力して図5のフ
ローチャートによる処理を終了する。
【0041】CPU52は、上述したステップS308
が否定判定されると、ステップS312へ進む。ステッ
プS312において、CPU52は照明ランプ4を消灯
させる指令および、投射ランプ31を消灯させる指令を
出力して、画像入出力装置をスタンバイ動作モードにし
て図5のフローチャートによる処理を終了する。
【0042】上述したステップS305において、CP
U52が被写体3が載置台71にあると判定されるとス
テップS311へ進む。ステップS311において、C
PU52が、CPU52内部のタイマ回路がタイムアッ
プしたか否かを判定する。ステップS311が否定判定
されるとステップS305へ戻る。肯定判定されると、
ステップS308へ進む。ステップS311のタイマー
処理は、載置台71に被写体3が置かれている場合で
も、所定時間を超えて放置されると照明ランプ4を消灯
するために行われる処理である。なお、このタイマカウ
ントはステップS306が肯定判定されるとステップS
306Aでリセットされる。したがって、同じ被写体が
長時間載置されたままになってタイムアップした場合、
他入力画像信号がなければスタンバイ動作モードとなっ
て照明ランプ4と投射ランプ31が消灯される。
【0043】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば次のような作用効果がある。 (1)画像入出力装置のスタンバイ動作モード時におい
て、載置台71に被写体3が載置されたことを検出する
と、照明ランプ4および投射ランプ31を点灯し、画像
切換スイッチ26の入力を端子Aに切換えるようにし
た。したがって、操作者が、被写体3を載置台71上に
載置するだけで、この被写体3を撮像した撮像装置1に
よる映像が投射型表示装置7からスクリーンSに投射さ
れる。この結果、操作者は、照明ランプ4および投射ラ
ンプ31の点灯操作、および画像切換スイッチ26の切
換え操作を必要としないから画像入出力装置の使い勝手
が向上する効果が得られる。
【0044】(2)被写体3の載置が検出されなくなっ
て所定時間が経過した場合、および被写体3の載置が検
出されても所定時間が経過した場合に、撮像装置1によ
る画像信号以外の画像信号が入力されているか否かを判
定するようにした。撮像装置1による画像信号の他に画
像信号が入力されていれば、この画像信号による映像を
スクリーンSに投射して照明ランプ4を消灯する。ま
た、撮像装置1による画像信号以外の画像信号が入力さ
れていない場合には、照明ランプ4および投射ランプ3
1を消灯してスタンバイ動作モードにする。この結果、
画像入出力装置で消費される電力を抑える効果が得られ
る。
【0045】(3)照明ランプ4と投射ランプ31の点
灯開始後はランプ動作が安定するまで、つまり所定時間
が経過するまで、画像信号をミュートたり、画像信号の
入力を禁止したりすることにより画像生成を禁止するよ
うにした。したがって、照明ランプ4や投射ランプ31
の不安定動作に伴う見苦しい映像がスクリーンに投射さ
れるのが防止される。
【0046】以上の実施の形態では、圧力センサ25や
光電スイッチ23,24により被写体3が載置台71に
載置されたことを検出した。しかし、被写体3の検出
は、撮像装置1で撮像された画像信号を解析して行うこ
とも可能である。撮像処理部21内にフレームメモリを
設け、撮像素子20で撮像された撮像信号をフレームメ
モリに記録する画像データと、フレームメモリから読出
す画像データの差分値、すなわち、連続する2フレーム
の画像データの差分を算出し、その差分値をローパスフ
ィルタを通して累積する。そして、累積値の絶対値が所
定値を越えたときに被写体3が載置されたと判定するこ
とができる。つまり、被写体3が載置台71に載置され
るか、あるいは被写体3が載置台71から取り除かれる
場合に、2フレーム間のデータに差が生じる。撮像制御
部21は、連続する2フレーム間のデータの差分値の累
積値の絶対値が所定値より大きいか否かによって、被写
体3が載置されたこと、あるいは被写体が除去されたこ
とを判定し、この結果を撮像制御部22を介してCPU
52へ伝える。
【0047】なお、上述のような差分値の絶対値に基づ
いて被写体の載置を検出する方式では、照明ランプ4が
消灯されている場合に被写体3が取り除かれるとき、こ
れを被写体3の載置と誤って判定するおそれがある。こ
のような誤判定は次のように防止できる。すなわち、照
明ランプ4が消灯されていて、かつ、被写体3が載置さ
れていない画像の基準データを撮像処理部21内のフレ
ームメモリに記憶しておく。差分値に所定値以上の変動
があったとき、変動後の撮像データと基準データとを比
較する。両者が一致すれば、被写体が取り除かれたもの
と判定して、被写体が載置されたと誤判定するのが防止
される。
【0048】次に、各被写体検出装置の効果について説
明する。圧力センサ25を用いる装置は、被写体3が透
明であったり、被写体3が載置台71と同じ濃度であっ
ても、被写体3の載置や除去を検出することができる。
光電スイッチ23,24を用いる装置は、被写体3がど
んなに軽くても、被写体3の載置や除去を検出すること
ができる。撮像装置1の出力する画像信号を用いる装置
は、被写体検出用のセンサを別途を設ける必要がないの
で、コストが低減できる。
【0049】ミュート時間として、照明ランプの点灯に
要する最大時間を設定することができる。あるいは、不
図示の温度センサで周囲温度を計測したり、前回の消灯
からの経過時間を計測してミュート時間を可変としても
よい。
【0050】さらに、上記の説明では、図5のフローチ
ャートのステップS302において、CPU52が画像
切換スイッチ26の入力を端子Aに切換えるようにし
た。この切換え指令の出力は、ステップS302の代わ
りにステップS304で行うようにしてもよい。図6は
この場合の処理手順を示すフローチャートである。ステ
ップS302Aにおいて、CPU52は、照明ランプ4
を点灯させる指令、投射ランプ31を点灯させる指令お
よび開放端子Fを選択する指令を出力する。ステップS
303において、CPU52は、CPU52内部のタイ
マ回路がタイムアップしたか否かを判定する。ステップ
S303が否定判定されると再び判定動作を繰り返し、
ステップS303が肯定判定されると、ステップS30
4Aへ進む。ステップS304Aにおいて、CPU52
は、切換スイッチ26を開放端子Fから入力端子Aに切
換える指令を出力する。
【0051】図6の場合には、照明ランプ4および投射
ランプ31が点灯して所定時間経過後に画像切換スイッ
チ26の入力が端子Aに切換えられるので、ランプ点灯
途中の見苦しい映像がスクリーンSに投射されない。ス
テップS302での画像信号のミュート処理は不要であ
る。
【0052】さらにまた、図5のフローチャートのステ
ップS305においてCPU52が載置台71に被写体
3があると判定し、ステップS311でCPU52がタ
イムアップと判定した場合にステップS308へ進むよ
うにした。この処理の代わりに、CPU52が撮像装置
1による画像信号が所定時間以内に変化があるか否かを
判定して、所定時間変化しないと判定した場合にステッ
プS308へ進むようにしてもよい。
【0053】以上の説明では、主として画像信号につい
ての説明を行った。一般に、画像信号と音声信号は組み
合わせて使用されることが多い。この場合には、音声信
号を再生する再生回路、および音声切換えスイッチを設
け、画像切換スイッチ26の入力切換えに同期させて音
声切換えスイッチの入力を切換えるようにすればよい。
この結果、画像の切換えに合わせて、再生回路が音声切
換えスイッチで切換えられた音声信号を再生する。
【0054】上述した発光素子24は赤外光を発光する
ので、この赤外光が撮像素子20の撮像面に入力される
場合がある。赤外光が撮像素子20に入力されると画像
信号に対して影響を与える場合は、撮像レンズ2および
撮像素子20の間に赤外光遮断フィルタを挿入すればよ
い。赤外光遮断フィルタの特性は、発光素子24による
発光波長を遮断するようにする。
【0055】また、上記の説明では、発光素子24で赤
外光を発するようにしたが、赤外光に限定されるもので
はない。また、光を発する代わりに、超音波や電波を発
する素子を用いるようにしてもよい。
【0056】以上の説明では、撮像装置1と投写型表示
装置7とを備えた画像入出力装置について説明したが、
被写体3を撮像して画像信号を出力して別置きの投射装
置で画像を投射したり、別置きのモニタに画像を表示す
るように使用される資料提示装置にも本発明を適用でき
る。
【0057】図7は本発明が適用される資料提示装置の
構成を示す図である。図7において図3と同様な箇所に
は同一の符号を付して説明を省略する。切換スイッチ2
6Aは、3つの入力端子A,B,E、1つの開放端子F
および1つの出力端子Gを備えている。入力端子Aには
撮像装置1からの画像信号が入力され、入力端子Bには
外部入力9から入力される外部画像信号が入力され、入
力端子Eにはスロット101に装着されるPCカードか
らの画像信号が入力される。開放端子Fは、いずれの画
像信号も入力されない開放端子である。出力端子Gは外
部出力端子105に接続されている。切換スイッチ26
Aは、CPU52Aにより制御部53Aを介して切換え
られる。
【0058】この場合、載置台1に被写体3が載置され
ことを検出したとき、あるいは被写体が除去されたこと
が検出されたとき、次のような動作を行わせることがで
きる。 被写体3の載置されたことが検出されると、照明ラン
プ4を点灯する。 被写体3の載置されたこと検出されると、撮像装置1
からの画像信号を選択する。 被写体3の載置されたことが検出されると、照明ラン
プ4を点灯し、撮像装置1からの画像信号を選択する。 被写体3の除去が検出されると、撮像装置1からの画
像信号の出力を禁止する。 被写体3の除去が検出されると、照明ランプ4を消灯
する。 被写体3の除去が検出されると、撮像装置1からの画
像信号の出力を禁止するとともに、照明ランプ4を消灯
する。
【0059】以上説明したように本発明は、載置台71
に被写体3が載置されたことが検出されたとき、あるい
は被写体3が載置台71から除去されたことが検出され
たとき、照明ランプ4の点消灯あるいは投射ランプ31
の点消灯を制御するとともに、画像信号の入力切換を行
うようにしたものである。したがって、このような機能
を実現する限り、本発明は上述した実施の形態に限定さ
れることなく、種々の処理手順、回路、構成を採用でき
る。
【0060】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、次のような効果を奏する。 (1)本発明によれば、載置台に被写体が載置されたこ
とを検出し、あるいは被写体が載置台から除去されたこ
とを検出して所定の動作を行わせるようにしたので、各
種の操作が不要となり操作性が向上する。 (2)請求項2,4,5,6,8,10,11の発明に
よれば、被写体が載置台に載置されたことを検出して被
写体照明装置や投射照明装置を点灯するようにしたの
で、点灯操作を必要としないから操作性が向上する。 (3)請求項13,15,16,19,21,22の発
明によれば、被写体が載置台から除去されたことを検出
して被写体照明装置を消灯するようにしたので、消灯操
作を必要としないから操作性が向上するとともに、電力
消費量を低減できる。 (4)請求項3,4,9,10,14,15,17,2
0,21,22の発明によれば、被写体が載置台から除
去されたことを検出して外部入力の画像信号を選択する
ようにしたので、画像切換の操作を必要としないから操
作性が向上する。 (5)請求項6,11の発明のように、被写体照明装置
の動作が安定するまで映像を投射しないようにすれば、
照明装置の不安定動作に伴う見苦しい映像がスクリーン
に投射されるのが防止される。 (6)請求項16,22の発明のように、外部からの画
像信号の選択指令が出力されているとき、その画像信号
を選択した後で被写体照明装置を消灯することより、撮
像装置からの画像信号に基づいた映像から外部画像信号
に基づいた映像へ切り換わる際に、被写体照明装置の消
灯に伴った見苦しい映像が表示されるのが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による画像入出力装置の
外観図であり、撮像装置が使用状態にある場合を示す。
【図2】本発明の一実施の形態による画像入出力装置の
外観図であり、撮像装置が非使用状態にある場合を示
す。
【図3】図1の画像入出力装置の概要を表すブロック図
である。
【図4】画像生成装置である光学系のブロック図であ
る。
【図5】CPUで実行される処理手順の一例を説明する
フローチャートである。
【図6】CPUで実行される処理手順の他の例を説明す
るフローチャートである。
【図7】本発明が適用される資料提示装置の概要を表す
ブロック図である。
【符号の説明】
1…撮像装置 2…撮影レンズ 3…被写体 4…照明ランプ 5…反射鏡 6…支柱 7…投射型表示装置 8…投射レンズ 9…入力端子 10…操作パネル 20…撮像素子 21…信号処理部 22…撮像制御部 26…画像切換えス
イッチ 27…処理部 29…光学系 31…投射ランプ 52…CPU 53…制御部 100…マイクロスイ
ッチ 104…メインスイッチ S…スクリーン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 敏男 東京都千代田区丸の内3丁目2番3号 株 式会社ニコン内 (72)発明者 新田 啓一 東京都千代田区丸の内3丁目2番3号 株 式会社ニコン内 Fターム(参考) 5C022 AA01 AB15 AB67 CA01 CA07 5C054 AA02 AA05 CA04 CA05 CC02 CD03 CE05 CF03 CG07 CH04 DA08 EA01 FA02 FB03 FE02 FE26 HA14 HA16

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】載置台に載置された被写体を撮像して画像
    信号を出力する撮像装置と、 前記載置台に載置される被写体を照明する被写体照明装
    置と、 入力される画像信号に基づいて画像を生成する画像生成
    手段と、 前記画像生成手段で生成されている画像を照明して投射
    する投射照明装置と、 前記被写体が前記載置台に載置されていることを検出す
    る検出手段と、 前記検出手段により前記被写体が前記載置台に載置され
    ていることが検出されたとき、前記撮像装置、前記被写
    体照明装置、前記画像生成手段および前記投射照明装置
    を含む構成部材の少なくともひとつに所定の動作を行わ
    せる制御手段とを備えることを特徴とする画像入出力装
    置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の画像入出力装置におい
    て、 前記制御手段は、前記検出手段により前記被写体が前記
    載置台に載置されていることが検出されたとき、前記被
    写体照明装置を点灯することを特徴とする画像入出力装
    置。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の画像入出力装置におい
    て、 前記撮像装置から出力される第1画像信号および外部か
    ら入力される第2画像信号のいずれか一方を選択して前
    記画像生成手段へ出力する選択手段を備え、前記制御手
    段は、前記検出手段により前記被写体が前記載置台に載
    置されていることが検出されたとき、前記第1画像信号
    を選択するように前記選択手段を駆動することを特徴と
    する画像入出力装置。
  4. 【請求項4】請求項1に記載の画像入出力装置におい
    て、 前記撮像装置から出力される第1画像信号および外部か
    ら入力される第2画像信号のいずれか一方を選択して前
    記画像生成手段へ出力する選択手段を備え、 前記制御手段は、前記検出手段により前記被写体が前記
    載置台に載置されていることが検出されたとき、前記被
    写体照明装置を点灯するとともに、前記前記第1画像信
    号を選択するように前記選択手段を駆動することを特徴
    とする画像入出力装置。
  5. 【請求項5】請求項1に記載の画像入出力装置におい
    て、 前記制御手段は、前記検出手段により前記被写体が前記
    載置台に載置されていることが検出されたとき、前記画
    像信号に基づいて前記画像生成手段で画像を生成し、前
    記投射照明装置を点灯することを特徴とする画像入出力
    装置。
  6. 【請求項6】請求項2に記載の画像入出力装置におい
    て、 前記被写体照明装置の点灯完了を判断する判断手段を有
    し、 前記制御手段は、前記判断手段により前記被写体照明装
    置の点灯完了が判断された後、前記画像信号に基づいて
    画像生成を行うように画像生成手段を制御することを特
    徴とする画像入出力装置。
  7. 【請求項7】載置台に載置された被写体を撮像して画像
    信号を出力する撮像装置と、 前記載置台上に載置されている被写体を照明する被写体
    照明装置と、 前記被写体が前記載置台に載置されていることを検出す
    る検出手段と、 前記検出手段により前記被写体が前記載置台に載置され
    ていることが検出されたとき、前記撮像装置および前記
    被写体照明装置を含む構成部材の少なくともひとつに所
    定の動作を行わせる制御手段とを備えることを特徴とす
    る資料提示装置。
  8. 【請求項8】請求項7に記載の資料提示装置において、 前記制御手段は、前記検出手段により前記被写体が前記
    載置台に載置されていることが検出されたとき、前記被
    写体照明装置を点灯することを特徴とする資料提示装
    置。
  9. 【請求項9】請求項7に記載の資料提示装置において、 前記撮像装置から出力される第1画像信号および外部か
    ら入力される第2画像信号のいずれか一方を選択して出
    力する選択手段を備え、 前記制御手段は、前記検出手段により前記被写体が前記
    載置台に載置されていることが検出されたとき、前記第
    1画像信号が出力されるように前記選択手段を駆動する
    ことを特徴とする資料提示装置。
  10. 【請求項10】請求項7に記載の資料提示装置におい
    て、 前記撮像装置から出力される第1画像信号および外部か
    ら入力される第2画像信号のいずれか一方を選択して出
    力する選択手段を備え、 前記制御手段は、前記検出手段により前記被写体が前記
    載置台に載置されていることが検出されたとき、前記被
    写体照明装置を点灯させるとともに、前記第1画像信号
    が選択されるように前記選択手段を駆動することを特徴
    とする資料提示装置。
  11. 【請求項11】請求項8に記載の資料提示装置におい
    て、 前記被写体照明装置の点灯完了を判断する判断手段を備
    え、 前記制御手段は、前記判断手段により前記被写体照明装
    置の点灯完了が判断された後、前記画像信号を出力する
    ことを特徴とする資料提示装置。
  12. 【請求項12】載置台に載置された被写体を撮像して画
    像信号を出力する撮像装置と、 前記載置台に載置される被写体を照明する被写体照明装
    置と、 入力される画像信号に基づいて画像を生成する画像生成
    手段と、 前記画像生成手段で生成されている画像を照明して投射
    する投射照明装置と、 前記被写体が前記載置台から除去されたことを検出する
    検出手段と、 前記検出手段により前記被写体が前記載置台から除去さ
    れたことが検出されたとき、前記撮像装置、前記被写体
    照明装置、前記画像生成手段および前記投射照明装置を
    含む構成部材の少なくともひとつに所定の動作を行わせ
    る制御手段とを備えることを特徴とする画像入出力装
    置。
  13. 【請求項13】請求項12に記載の画像入出力装置にお
    いて、 前記制御手段は、前記検出手段により前記被写体が前記
    載置台から除去されたことが検出されたとき、前記被写
    体照明装置を消灯することを特徴とする画像入出力装
    置。
  14. 【請求項14】請求項12に記載の画像入出力装置にお
    いて、 前記撮像装置から出力される第1画像信号および外部か
    ら入力される第2画像信号のいずれか一方を選択して前
    記画像生成手段へ出力する選択手段を備え、 前記制御手段は、前記検出手段により前記被写体が前記
    載置台から除去されたことが検出されたとき、前記第2
    画像信号を選択するように前記選択手段を駆動すること
    を特徴とする画像入出力装置。
  15. 【請求項15】請求項12に記載の画像入出力装置にお
    いて、 前記撮像装置から出力される第1画像信号および外部か
    ら入力される第2画像信号のいずれか一方を選択して前
    記画像生成手段へ出力する選択手段とを備え、 前記制御手段は、前記検出手段により前記被写体が前記
    載置台から除去されたことが検出されたとき、前記第2
    画像信号を選択するように前記選択手段を駆動するとと
    もに、前記被写体照明装置を消灯することを特徴とする
    画像入出力装置。
  16. 【請求項16】請求項13に記載の画像入出力装置にお
    いて、 前記制御手段は、前記検出手段により前記被写体が前記
    載置台から除去されたことが検出されてから所定時間経
    過後に前記被写体照明装置を消灯することを特徴とする
    画像入出力装置。
  17. 【請求項17】請求項14に記載の画像入出力装置にお
    いて、 前記制御手段は、前記検出手段により前記被写体が前記
    載置台から除去されたことが検出されてから所定時間経
    過後に、前記第2画像信号が選択されるように前記選択
    手段を駆動することを特徴とする画像入出力装置。
  18. 【請求項18】載置台に載置された被写体を撮像して画
    像信号を出力する撮像装置と、 前記載置台上に載置されている前記被写体を照明する被
    写体照明装置と、 前記被写体が前記載置台から除去されたことを検出する
    検出手段と、 前記検出手段により前記被写体が前記載置台から除去さ
    れたことが検出されたとき、前記撮像装置および前記被
    写体照明装置を含む構成部材の少なくともひとつに所定
    の動作を行わせる制御手段とを備えることを特徴とする
    資料提示装置。
  19. 【請求項19】請求項18に記載の資料提示装置におい
    て、 前記制御手段は、前記検出手段により前記被写体が前記
    載置台から除去されたことが検出されたとき、前記被写
    体照明装置を消灯することを特徴とする資料提示装置。
  20. 【請求項20】請求項18に記載の資料提示装置におい
    て、 前記撮像装置から出力される第1画像信号および外部か
    ら入力される第2画像信号のいずれか一方を選択して出
    力する選択手段を備え、 前記制御手段は、前記検出手段により前記被写体が前記
    載置台から除去されたことが検出されたとき、前記第2
    画像信号が選択されるように前記選択手段を駆動するこ
    とを特徴とする資料提示装置。
  21. 【請求項21】請求項18に記載の資料提示装置におい
    て、 前記撮像装置から出力される第1画像信号および外部か
    ら入力される第2画像信号のいずれか一方を選択して出
    力する選択手段とを備え、 前記制御手段は、前記検出手段により前記被写体が前記
    載置台から除去されたことが検出されたとき、前記第2
    画像信号が選択されるように前記選択手段を駆動すると
    ともに、前記被写体照明装置を消灯させることを特徴と
    する資料提示装置。
  22. 【請求項22】請求項19に記載の資料提示装置におい
    て、 前記制御手段は、前記検出手段により前記被写体が前記
    載置台から除去されたことが検出されてから所定時間経
    過後に前記被写体照明装置を消灯することを特徴とする
    資料提示装置。
  23. 【請求項23】請求項20に記載の資料提示装置におい
    て、 前記制御手段は、前記検出手段により前記被写体が前記
    載置台から除去されたことが検出されてから所定時間経
    過後に、前記第2画像信号が選択されるように前記選択
    手段を駆動することを特徴とする資料提示装置。
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JP2012108526A (ja) * 2011-12-26 2012-06-07 Sharp Corp 表示装置
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