JP2001185130A - 鉛蓄電池とその劣化判定方法 - Google Patents

鉛蓄電池とその劣化判定方法

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徹郎 高間
Yoshihiro Eguchi
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 集電体が腐食してもその進行を簡単に検知で
きる鉛蓄電池、あるいは集電体が腐食しても正極と負極
が短絡しにくく、かつ腐食の進行を簡単に検知できる鉛
蓄電池を提供する。また、これら電池の劣化状態を判定
する方法を提供する。 【構成】 本発明の鉛蓄電池は、集電体1の一方の面に
正極活物質5を配置し、他方の面に負極活物質6を配置
したバイポーラ型電極100を電槽102内に収納した
鉛蓄電池であって、前記集電体1は、鉛合金板2、2’
と、耐酸性かつ多孔性の絶縁体4で覆われた金属板3と
からなり、前記鉛合金板2、2’は、前記金属板3の両
面に配置され、これら鉛合金板2と2’が前記金属板3
の外周の少なくとも一部分で導電接続されているもので
あり、前記金属板3は、電槽102外に突出するセンサ
ー端子7を有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バイポーラ電極を
備えた鉛蓄電池の改良と、その電池の劣化判定方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の鉛蓄電池は、通常、複数のセル
(単電池)が集合して一体化したモノブロック電池であ
る。このモノブロック電池は、一般に直方形の樹脂製電
槽と、この電槽内を樹脂製の隔壁を用いて区画形成した
複数のセル室と、このセル室のそれぞれに収納された極
群とを備えている。ここで、各セル室に収納された極群
は、正極板と負極板をセパレータを介して積層されたも
のであり、同極性の極板がストラップで連結され、スト
ラップと一体化したセル間接続極柱が隣接するセル室の
極群と互いにセル間接続され、電槽上部に配置された一
対の正極端子および負極端子に接続され電池として完成
される。そのため、極板を接続するためのストラップや
セル間接続極柱などの部品が必要となり、その結果部品
点数や工程数が多くなる。また、電池の内部抵抗や上部
空間が大きくなり出力特性や充電効率、軽量化や容積効
率の向上が困難、といった問題を有していた。このよう
な問題を解決する一つの方法として、バイポーラ式鉛蓄
電池が提案されている。
【0003】バイポーラ式鉛蓄電池は、図5に示すよう
にバイポーラ型電極100とセパレータ101を順次積
層して電槽102内に収納されたものである。バイポー
ラ型電極に使用される集電体1は、セル間の電気的接
続、電解液の隔離および活物質の保持といった機能を兼
ねている。従って、バイポーラ式鉛蓄電池では、従来の
鉛蓄電池に用いられるストラップやセル間接続極柱、電
槽隔壁などの部品がなくなるため、内部抵抗が低くかつ
高い容積効率を得ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】バイポーラ型電極の集
電体1は、鉛または鉛合金のシートからなり、一方の面
に正極活物質5が、他方の面に負極活物質6が配置され
ている。この集電体1は正極電位におかれた場合、徐々
に鉛が二酸化鉛となり腐食が進行する。バイポーラ型電
極に用いている鉛または鉛合金シートは、セル間の電気
的接続、電解液の隔離を兼ねているため従来のような樹
脂製の隔壁がなく、腐食が進行すると集電体1を貫通
し、集電体両面に形成した正極活物質5と負極活物質6
が液絡と同時に短絡する。その結果、バイポーラ型電極
としての機能が損なわれるばかりでなく、最悪の場合電
槽内で小爆発が起こり電槽102を破損するなどの問題
があった。このような理由から、上記問題が発生しな
い、あるいは発生するする以前に電池の劣化や寿命を検
知できるバイポーラ型電極が求められている。
【0005】本発明は、上記従来の問題点を解決するた
めになされたものであって、その目的とするところは、
前記シートが腐食してもその進行を簡単に検知できる鉛
蓄電池、あるいは前記シートが腐食しても正極と負極が
短絡し難くく、かつ腐食の進行を簡単に検知できる鉛蓄
電池と、この電池の劣化や寿命を判定する方法を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決する為、平板状集電体1の一方の面に正極活物質5を
配置し、他方の面に負極活物質6を配置したバイポーラ
型電極100を電槽102内に収納した鉛蓄電池におい
て、前記集電体1は、表面が耐酸性かつ多孔性の絶縁体
4に覆われた金属板3を有し、該金属板3を包囲するよ
うに、両サイドから鉛を主成分とする鉛合金板2、2’
が配置され、かつ両サイドの鉛合金板2、2’が金属板
3の外周の少なくとも一部分で接続された構造からな
り、該金属板3は、鉛合金板2、2’と絶縁されかつ一
部が電槽の外部に突出してセンサー端子7となることを
特徴とする。この電極は、充放電を繰り返す内に、正極
側の鉛合金板2’が表面から内部に向かって腐食する
が、絶縁体4によって負極側の鉛合金板2に達するのが
防止される。腐食が絶縁体4に達すると、絶縁体の多孔
空間部に硫酸が侵入し、絶縁体に覆われた金属板3に電
位が発生する。
【0007】金属板3としては、硫酸電解液と接触した
際、電位を発生する物であれば限定されない。しかし、
チタン、ジルコニウム、ニオブ、タンタル、タングステ
ン、白金、金、銀またはこれらの基合金は、鉛合金より
も軽く、耐食性も優れているため適している。
【0008】絶縁体4は層あるいは板として鉛合金板
2、2’間の全面を遮ると、鉛合金板2,2’間(セル
間)の導通を妨げるので、前記絶縁体4に覆われた金属
板3の外周の少なくとも一部分で鉛合金板2と2’を導
電接続してセル間接続する。また、前記金属板3および
絶縁体4に複数の貫通孔8,8’を形成し、該貫通孔
8,8’を通して正極側と負極側の鉛合金板2、2’を
導電接続すると共に、該貫通孔8,8’内の鉛合金板
2、2’は、絶縁体4により前記金属板3と絶縁されて
いる構造を併用してもよい。この場合は、セル間接続部
が増え、大電流放電などには適するが、貫通孔8,8’
内の鉛合金が腐食して正極と負極が短絡し易くなり、短
絡を防止する効果は貫通孔8がない場合より減ぜられ
る。
【0009】また、本発明の電池の劣化判定方法は、上
記バイポーラ型電極からなる鉛蓄電池の電槽から突出し
たセンサー端子7と、正極端子103または負極端子1
04との間のの電圧または電流を測定し、電圧値または
電流値が検出された場合、電池が劣化または寿命に至っ
たと判定することを特徴とする。これにより、集電体の
腐食の進行を検知し、電池の劣化や寿命の表示を行うこ
とができるので極板の性能低下に伴う不具合を事前に防
ぐことが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0011】図1は本発明の一実施形態を示す断面図、
図2は本発明に係る鉛蓄電池用バイポーラ電極の断面
図、図3は図2の一部切り欠き斜視図であり、図5と同
一符号は同一名称である。なお、図2では絶縁板4の貫
通孔8’は省略している。
【0012】図1に示すように、本発明の鉛蓄電池は、
バイポーラ型電極100の間にセパレータ101を挟ん
で積層したものを電槽102内に収納したものである。
各バイポーラ型電極は、図2に示すように平板状の集電
体1と、正極活物質5と、負極活物質6とからなる。集
電体1は、鉛ーカルシウムー錫合金からなる鉛を主成分
とする厚さ100μmの鉛合金板2および同様な組成か
らなる厚さ200μmの鉛合金板2’と、耐酸性かつ多
孔性の、たとえばポリプロピレン樹脂からなる多孔度5
0%の厚さ50μmの絶縁体4と、白金からなる厚さ1
00μmの金属板3とからなる。絶縁体4は、図3に示
すように上面から下面に貫通する直径1mmの円形の貫
通孔8が複数形成され、多孔度が50%となっている。
また、金属板3は、一側面から細い板状のセンサー端子
7が突出している。そして、集電体1は、例えば四角形
であって、前記金属板3の両面および側面が前記絶縁体
4で覆われており、さらに、この絶縁体4を覆う鉛合金
板2の下面に正極活物質5が、鉛合金板2の上面に負極
活物質6が配置され、これら鉛合金板2と2’が該金属
板3の外周で導電(セル間)接続されている。
【0013】前記センサー端子7は、前記電槽102か
ら突出し、外部に露出している。また、図1のようにバ
イポーラ型電極の両端に位置する電極は、鉛合金板2の
一方の面に正極活物質5または負極活物質6が積層され
たものであり、該鉛合金板2の一端が電槽102から外
部に突出して、正極端子103または負極端子104に
なっている。なお、図1のようにバイポーラ型電極のセ
ル間接続部105を電槽102から突出させ、正極また
は負極端子としてもよい。セル間接続部105を電槽か
ら突出させる必要が必ずしもないが、突出させておく
と、最大電圧だけでなく中間の電圧も取り出すことがで
きる。
【0014】また、図4に示すように前記金属板3に、
前記絶縁体4の貫通孔8と連通する位置に貫通孔8’を
設け、該金属板4の上面と下面の鉛合金板2と2’を該
貫通孔8,8’内で一体に連結させると共に、該連結部
分と金属板3とを絶縁体4によって絶縁する構造として
もよい。このようにすると、セル間接続部が集電体1の
外周のみでなく内部にもできるので断面積が増え、大電
流の充放電を行うことができる。しかし、この部分の鉛
合金板2’が腐食して正極活物質5と負極活物質6が短
絡し易くなるので、本発明の一方の目的が達成できなく
なることがある。
【0015】なお、前記絶縁体4は、貫通孔8が必ずし
も上面から下面に直線的に貫通しているものでなくても
よく、ガラスマットのように内部に空洞のあるものでも
よい。また、該絶縁体4や金属板3の厚さ、サイズ、多
孔度、形状などは、本実施形態に限定されるものでな
く、極板の設計仕様により自由に変更できる。例えば、
線状の金属板に絶縁体を被覆して正極側と負極側から鉛
合金板を貼り合わせた構造としてもよい。
【0016】次に、上記構造の鉛蓄電池の製造方法につ
いて簡単に説明する。まず、耐食性金属板3として、P
t板を用意し、表面がPP樹脂からなる絶縁体4のシー
トを貼りつける。さらに、前記金属板3および絶縁体4
の両面に、正極側から鉛合金板2’のシートを、負極側
から鉛合金板2のシートを圧延ロールにより貼り合わせ
る。そして、前記絶縁体4の外周からはみ出した鉛合金
板2、2’同士も貼り合わせる。このとき、該金属板3
は、絶縁体4により鉛合金板2、2’と絶縁されると共
に、絶縁体4を介した金属板3両面の鉛合金板2、2’
は接続される。なお、センサー端子7は、絶縁体4と鉛
合金板2を突き抜けさせておく。
【0017】次に、該シートの正極側に正極活物質5
を、負極側に負極活物質6を圧延ロールで充填してバイ
ポーラ型電極を完成する。
【0018】このようなバイポーラ型電極をセパレータ
を介して複数積層し、その一端に、鉛合金板2’の一方
の面に正極活物質5を充填した正極板をセパレータを介
して積層し、その他端に、鉛合金板2の一方の面に負極
活物質6を充填した負極板をセパレータを介して積層す
る。そして、この積層体を電槽内に収納する。このと
き、前記正極板から正極端子103を、前記負極板から
負極端子104を電槽外へ突出させると共に、センサー
端子7も電槽外へ突出させる。その後、電槽102に蓋
を取り付け、電解液を注入して本発明の鉛蓄電池が完成
する。
【0019】このような電池のバイポーラ型電極は、充
放電を繰り返すうちに、正極側の鉛合金板2’の表面か
ら腐食が内部へ進行し、負極側に貫通する前に絶縁体4
に達する。その際絶縁体4の多孔空間部に硫酸が侵入
し、絶縁体4に覆われた金属板3が電解液と接触し、電
位が発生する。電位の発生は、隣接するセンサー端子7
間を電圧計でつなぐか、またはセンサー端子7と隣接す
る正極端子103または負極端子104とを電圧計でつ
なぐことで検知することができる。また、電圧計の代わ
りに電流計を用いても、電流の発生を検知する方法で、
絶縁体4への腐食の進行を、検知することができる。
【0020】本発明のバイポーラ型極板を用いた電池
は、正極活物質側の鉛合金板2’の腐食が絶縁体4の深
さまで到達し、その領域の増加に伴い、活物質と集電体
との導通が絶縁体4の貫通孔8部と周囲部のみになる。
その結果、抵抗が上昇し、前記放電容量が低下し寿命と
なる。つまり、集電体1を貫通し短絡する以前に、集電
体1の腐食が抑えられ寿命をむかえる。従って、従来の
極板にあったような、腐食の進行で集電体1を貫通し、
集電体1両面に形成した正極および負極活物質が液絡と
同時に短絡するという問題を防止することができる。
【0021】次に、このバイポーラ型電極を用いて複数
セルからなる鉛蓄電池を作製し、従来の電極を用いた電
池と共にSBA寿命試験を行った。このとき、本発明電
池においては、寿命試験中、隣接するセルのセンサー端
子7間の電圧と電流を測定した。ここで、電圧値または
電流値が検出された場合、電池劣化および寿命の表示を
行うように表示機を配置した。その結果、寿命終期の放
電容量の低下が加速し、定格容量の80%前後になった
時点において、電圧値または電流値が検出されはじめ
た。電圧値または電流値が検出された電池を解体調査し
たところ、正極側の鉛合金シート2’の腐食が絶縁体4
に達していることが確認された。一方、従来の極板は、
腐食が正極から負極に達しており、短絡の兆候が見られ
た。以上の結果、本発明は、集電体の腐食の進行を検知
し、電池の劣化や寿命の表示を行うことができるので、
電極の短絡に起因する不具合を事前に防ぐことが可能と
なる。本発明の劣化および寿命判定方法は、本実施形態
のバイポーラ電極に限定されるものではなく、従来の鉛
電池、例えば正極ストラップや極柱に絶縁体4に覆われ
た金属板3を内蔵したり、格子体の前記絶縁体4に覆わ
れた金属板3を芯材としても同様の効果が得られる。
【0022】
【発明の効果】本発明は、以上説明した通り、次に記載
する効果を奏する。 (1)請求項1によれば、集電体の腐食状態を検知でき
るので、鉛蓄電池の劣化状態や寿命を知ることができ
る。また、集電体の腐食によるセル間の短絡を予知でき
るので、短絡による電槽割れなどの不具合を事前に防ぐ
ことができる。さらに、絶縁体や金属板によってセル間
の短絡を防止または抑制できるので、寿命性能の優れた
鉛蓄電池を提供できる。 (2)請求項2によれば、請求項1の効果に加え金属板
が耐食性に優れ、劣化または寿命状態を正確に検知でき
る鉛蓄電池を提供できる。 (3)請求項3によれば、電池の劣化や寿命を検知で
き、セル間の短絡による不具合を事前に防ぐことができ
ると共に、大電流の充放電に適する鉛蓄電池を提供でき
る。 (4)請求項4によれば、鉛蓄電池の劣化状態や寿命を
簡単に検知できる。また、セル間の短絡を予知できるの
で、短絡による電槽割れなどの不具合を予防できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す断面図である。
【図2】図1のバイポーラ電極を示す断面図である。
【図3】図2の一部切り欠き斜視図である。
【図4】本発明に係るバイポーラ型電極の他の実施形態
を示す要部拡大断面図である。
【図5】従来のバイポーラ型電極を備えた鉛蓄電池の断
面図である。
【符号の説明】
1 集電体 2 負極側の鉛合金板 2’ 正極側の鉛合金板 3 金属板 4 絶縁体 5 正極活物質 6 負極活物質 7 センサー端子 8 金属板の貫通孔 8’ 絶縁体の貫通孔 100 バイポーラ型電極 102 電槽 103 正極端子 104 負極端子

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平板状集電体の一方の面に正極活物質
    (5)を配置し、他方の面に負極活物質(6)を配置し
    たバイポーラ型電極(100)を電槽(102)内に収
    納した鉛蓄電池であって、 前記集電体(1)は、鉛を主成分とする鉛合金板(2、
    2’)と、耐酸性かつ多孔性の絶縁体(4)で覆われた
    金属板(3)とからなり、 前記鉛合金板(2、2’)は、前記金属板(3)の両面
    に配置され、該金属板(3)の外周の少なくとも一部分
    で導電接続されているものであり、 前記金属板(3)は、電槽(102)外に突出するセン
    サー端子(7)を有することを特徴とする、 鉛蓄電池。
  2. 【請求項2】 前記金属板(3)は、チタン、ジルコニ
    ウム、ニオブ、タンタル、タングステン、金、銀、白金
    またはこれらの合金の、一つからなる請求項1記載の鉛
    蓄電池。
  3. 【請求項3】 前記金属板(3)および絶縁体(4)
    は、複数の貫通孔(8、8’)を有し、該貫通孔(8、
    8’)を通して正極側と負極側の鉛合金板(2、2’)
    が導電接続されている請求項1記載の鉛蓄電池。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の鉛蓄電池のセンサー端子
    (7)と、正極端子(103)または負極端子(10
    4)との間の電圧または電流を測定し、電圧値または電
    流値によって電池の劣化状態を判定することを特徴とす
    る鉛蓄電池の劣化判定方法。
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