JP2001184564A - 商品販売データ処理装置および商品販売データ処理システム - Google Patents

商品販売データ処理装置および商品販売データ処理システム

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JP2001184564A
JP2001184564A JP37084399A JP37084399A JP2001184564A JP 2001184564 A JP2001184564 A JP 2001184564A JP 37084399 A JP37084399 A JP 37084399A JP 37084399 A JP37084399 A JP 37084399A JP 2001184564 A JP2001184564 A JP 2001184564A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドロワの開閉においてセキュリティー性の高
い商品販売データ処理装置を得る。 【解決手段】 商品の売上登録処理を実行する商品販売
データ処理装置において、売上登録を行う販売員の指紋
データと、販売員以外の店員の指紋データとを予め記憶
しておき、ドロワの開放が宣言された場合には、この指
紋データに合致する指紋データの有無によって、ロック
を解除してドロワ16を開放するようにした。これによ
って、店員等の予め登録された人以外の人がドロワ16
を開けることができなくなり、ドロワ16の開閉におい
てセキュリティー性の高い商品販売データ処理装置を得
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金銭を収納するド
ロワ装置を一体的に備えるPOS(Point Of Sales)端末
等の商品販売データ処理装置を含む商品販売データ処理
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ドロワ装置とPOS端末とが一体
化された商品販売データ処理装置がある。ドロワ装置
は、ケーシングに対して引き出し自在に収納されるドロ
ワを備えている。ドロワ内には、金銭を収納するマネー
ケースが着脱自在に設けられている。通常、引き出しは
施錠されており、替えキーや預/現計キー等の押し下げ
等によってドロワの開放が宣言された場合にのみ開錠さ
れ、マネーケースが開放されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、替えキーや
預/現計キー等の押し下げのみでドロワを容易に開放す
ることができるため、開閉のための操作の仕方を知って
いる人間であれば誰でもドロワの開閉を行ことが可能と
なり、セキュリティー性に不安を抱えている。
【0004】このため、特開平6−274759号公報
には、指紋を検出する指紋センサ、登録者の指紋を予め
登録しておく辞書等を備えたキャッシュレジスタが開示
されている。同公報に開示された技術によれば、ドロワ
開放時に、指紋センサにより検出した指紋と辞書に登録
されている指紋とが合致した場合にのみ、ドロワがオー
プンされるため、登録されていない人物が不正にドロワ
を開放することを防止することができる。しかし、辞書
に登録されている全ての指紋を照合するため、例えば、
大型店舗等の店員を多数抱えている場合には、照合に時
間がかかり、精算作業での作業効率が低下することが懸
念される。また、このように精算作業で手間取ることに
より、顧客に対して与える印象が悪くなってしまうこと
も懸念される。
【0005】本発明は、ドロワの開閉に関してセキュリ
ティー性の高い商品販売データ処理装置を得ることを目
的とする。
【0006】本発明は、煩雑な操作を必要とせずに、ド
ロワの開閉に関してセキュリティー性の高い商品販売デ
ータ処理装置および商品販売データ処理システムを得る
ことを目的とする。
【0007】本発明は、ドロワの開閉に関して作業効率
を低下させずに高いセキュリティー性を有する商品販売
データ処理装置および商品販売データ処理システムを得
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の商品販売
データ処理装置は、商品の売上登録処理を実行する商品
販売データ処理装置において、ケーシングに対して引き
出し自在なドロワを備えるドロワ装置と、前記ドロワを
その閉塞位置で解除自在にロックするロック機構と、指
紋を読み取り、読み取った前記指紋に基づいた指紋デー
タを出力する指紋読取装置と、前記売上登録を行う販売
員の前記指紋データが予め記憶される第1の記憶領域
と、前記販売員以外の店員の前記指紋データが予め記憶
される第2の記憶領域とを有する指紋データ記憶テーブ
ルと、前記指紋読取装置による前記指紋の読取処理を含
んで前記ドロワの開放を宣言する開放宣言手段と、前記
開放宣言手段により前記ドロワの開放が宣言される毎
に、前記指紋読取装置より出力された前記指紋データに
合致する前記指紋データが前記第1の記憶領域にあるか
否かを判断する第1の判断手段と、前記第1の判断手段
によって合致する前記指紋データがないと判断した場合
に、前記指紋読取装置より出力された前記指紋データに
合致する前記指紋データが前記第2の記憶領域にあるか
否かを判断する第2の判断手段と、前記第1または第2
の判断手段のいずれか一方による判断が肯定的である場
合に、ロックを解除させるように前記ロック機構を駆動
制御するロック解除手段と、を備える。
【0009】したがって、開放宣言手段により指紋の読
取処理を含むドロワの開放が宣言される毎に、指紋デー
タ記憶テーブルが参照されて、第1または第2の判断手
段のいずれか一方によって指紋読取装置より出力された
指紋データに合致する指紋データがあると判断された場
合にのみ、ロック解除手段によってロックが解除される
ようにロック機構が駆動制御される。例えば、第1の判
断手段によって第1の記憶領域にある指紋データに合致
すると判断された場合には、第2の判断手段による第2
の記憶領域の検索結果を待たずにロックが解除される。
これによって、店員等の予め登録された人以外の人がド
ロワを開けることができないようにするとともに、必要
最小限の時間でドロワを開放させることが可能になる。
【0010】請求項2記載の発明の商品販売データ処理
装置は、商品の売上登録処理を実行する商品販売データ
処理装置において、ケーシングに対して引き出し自在な
ドロワを備えるドロワ装置と、前記ドロワをその閉塞位
置で解除自在にロックするロック機構と、指紋を読み取
り、読み取った前記指紋に基づいた指紋データを出力す
る指紋読取装置と、店員の前記指紋データが予め記憶さ
れる指紋データ記憶テーブルと、指紋登録処理の実行を
宣言する登録宣言手段と、前記登録宣言手段により前記
指紋登録処理の実行が宣言され、前記指紋登録処理とし
て、前記指紋読取装置によって読み取られて出力された
前記指紋データが前記指紋データ記憶テーブルに記憶さ
れている前記指紋データの一つに合致する場合、この指
紋データを記憶領域に記憶する指紋データ記憶手段と、
前記指紋読取装置による前記指紋の読取処理を含んで前
記ドロワの開放を宣言する開放宣言手段と、前記開放宣
言手段により前記ドロワの開放が宣言される毎に、前記
指紋読取装置より出力された前記指紋データが前記記憶
領域に記憶されている前記指紋データに合致するか否か
を判断する第3の判断手段と、前記第3の判断手段によ
って合致する前記指紋データがないと判断した場合に、
前記指紋読取装置より出力された前記指紋データに合致
する前記指紋データが前記指紋データ記憶テーブルにあ
るか否かを判断する第4の判断手段と、前記第3または
第4の判断手段のいずれか一方による判断が肯定的であ
る場合に、ロックを解除させるように前記ロック機構を
駆動制御するロック解除手段と、を備える。
【0011】したがって、登録宣言手段により指紋登録
処理の実行が宣言され、指紋読取装置により読み取られ
出力された指紋データが指紋データ記憶テーブルに記憶
されている指紋データの一つに合致する場合、この指紋
データが指紋データ記憶手段により記憶領域に記憶され
る。開放宣言手段により指紋の読取処理を含むドロワの
開放が宣言される毎に、指紋読取装置より出力された指
紋データが記憶領域に記憶された指紋データに合致する
か否かが第3の判断手段によって判断され、合致しない
と判断された場合にのみ、この指紋データが指紋データ
記憶テーブルに記憶された指紋データに合致するか否か
が第4の判断手段によって判断される。いずれかにより
合致すると判断された場合にのみ、ロック解除手段によ
ってロックが解除されるようにロック機構が駆動制御さ
れる。これによって、店員等の予め登録された人以外の
人がドロワを開けることができないようにするととも
に、予め記憶された最も使用頻度が高いと推測される指
紋データに関しての判断を最初に実行することにより必
要最小限の時間でドロワを開放させることが可能にな
る。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の商品販売データ処理装置において、前記指紋デー
タ記憶テーブルに記憶された前記指紋データに合致する
前記指紋データがないと判断した場合に、前記指紋読取
装置より出力された前記指紋データを不正履歴として記
憶領域に登録する不正履歴登録手段を備える。
【0013】したがって、合致する指紋データがない場
合には、ロック機構のロック解除が拒絶され、不正にド
ロワを開けようとした人の指紋データが不正履歴として
登録される。これによって、ドロワが不正に開けられる
ことを防止することが可能になる。
【0014】請求項4記載の発明の商品販売データ処理
システムは、商品の売上登録処理を実行する複数台の商
品販売データ処理装置が外部機器を介して通信自在に接
続された商品販売データ処理システムにおいて、各商品
販売データ処理装置毎に設けられ、ケーシングに対して
引き出し自在なドロワを備えるドロワ装置と、各ドロワ
装置毎に設けられ、前記ドロワをその閉塞位置で解除自
在にロックするロック機構と、各商品販売データ処理装
置毎に設けられ、指紋を読み取り、読み取った前記指紋
に基づいた指紋データを対応する前記商品販売データ処
理装置に対して出力する指紋読取装置と、各商品販売デ
ータ処理装置毎に設けられ、売上登録を行う販売員の前
記指紋データが予め記憶される第1の記憶テーブルと、
前記外部機器に設けられ、前記販売員以外の店員の前記
指紋データが予め記憶される第2の記憶テーブルと、各
商品販売データ処理装置毎に設けられ、対応する前記指
紋読取装置による前記指紋の読取処理を含んで対応する
前記ドロワの開放を宣言する開放宣言手段と、各商品販
売データ処理装置毎に、前記開放宣言手段により前記ド
ロワの開放が宣言される毎に、この開放宣言手段に応じ
た前記指紋読取装置より出力された前記指紋データに合
致する前記指紋データが前記第1の記憶テーブルにある
か否かを判断する第1の判断手段と、前記第1の判断手
段によって合致する前記指紋データがないと判断した場
合に、前記指紋読取装置より出力された前記指紋データ
に合致する前記指紋データが前記第2の記憶テーブルに
あるか否かを判断する第2の判断手段と、各商品販売デ
ータ処理装置毎に、前記第1または第2の判断手段のい
ずれか一方による判断が肯定的である場合に、対応する
前記ロック機構のロックを解除させるように前記ロック
機構を駆動制御するロック解除手段と、を備える。
【0015】したがって、各商品販売データ処理装置毎
に、開放宣言手段により指紋の読取処理を含むドロワの
開放が宣言される毎に、指紋データ記憶テーブルが参照
されて、第1または第2の判断手段のいずれか一方によ
って指紋読取装置より出力された指紋データに合致する
指紋データがあると判断された場合にのみ、ロック解除
手段によってロックが解除されるようにロック機構が駆
動制御される。第1の判断手段によって第1の記憶領域
にある指紋データに合致すると判断された場合には、第
2の判断手段による第2の記憶領域の検索結果を待たず
にロックが解除される。これによって、店員等の予め登
録された人以外の人がドロワを開けることができないよ
うにすることが可能になる。また、販売員等の使用頻度
が高いと推測される指紋データが各商品販売データ処理
装置毎に記憶されているため、ドロワの開放に関する処
理速度を向上させることが可能になる。
【0016】請求項5記載の発明の商品販売データ処理
システムは、商品の売上登録処理を実行する複数台の商
品販売データ処理装置が外部機器を介して通信自在に接
続された商品販売データ処理システムにおいて、各商品
販売データ処理装置毎に設けられ、ケーシングに対して
引き出し自在なドロワを備えるドロワ装置と、各ドロワ
装置毎に設けられ、前記ドロワをその閉塞位置で解除自
在にロックするロック機構と、各商品販売データ処理装
置毎に設けられ、指紋を読み取り、読み取った前記指紋
に基づいた指紋データを対応する前記商品販売データ処
理装置に対して出力する指紋読取装置と、前記外部機器
に設けられ、店員の前記指紋データが予め記憶される指
紋データ記憶テーブルと、各商品販売データ処理装置毎
に設けられ、指紋登録処理の実行を宣言する登録宣言手
段と、各商品販売データ処理装置毎に、前記登録宣言手
段により前記指紋登録処理の実行が宣言され、前記指紋
登録処理として、対応する前記指紋読取装置によって読
み取られて出力された前記指紋データが前記指紋データ
記憶テーブルに記憶されている前記指紋データの一つに
合致する場合、この指紋データを記憶領域に記憶する指
紋データ記憶手段と、各商品販売データ処理装置毎に設
けられ、対応する前記指紋読取装置による前記指紋の読
取処理を含んで対応する前記ドロワの開放を宣言する開
放宣言手段と、各商品販売データ処理装置毎に、前記開
放宣言手段により前記ドロワの開放が宣言される毎に、
この開放宣言手段に応じた前記指紋読取装置より出力さ
れた前記指紋データが前記記憶領域に記憶されている前
記指紋データに合致するか否かを判断する第3の判断手
段と、前記第3の判断手段によって合致する前記指紋デ
ータがないと判断した場合に、前記指紋読取装置より出
力された前記指紋データに合致する前記指紋データが前
記指紋データ記憶テーブルにあるか否かを判断する第4
の判断手段と、前記商品販売データ処理装置毎に、前記
第3または第4の判断手段のいずれか一方による判断が
肯定的である場合に、対応する前記ロック機構のロック
を解除させるように前記ロック機構を駆動制御するロッ
ク解除手段と、を備える。
【0017】したがって、各商品販売データ処理装置毎
に、登録宣言手段により指紋登録処理の実行が宣言さ
れ、指紋読取装置により読み取られ出力された指紋デー
タが指紋データ記憶テーブルに記憶されている指紋デー
タの一つに合致する場合、この指紋データが指紋データ
記憶手段により記憶領域に記憶される。開放宣言手段に
より指紋の読取処理を含むドロワの開放が宣言される毎
に、対応する指紋読取装置より出力された指紋データが
記憶領域に記憶された指紋データに合致するか否かが第
3の判断手段によって判断され、合致しないと判断され
た場合にのみ、この指紋データが指紋データ記憶テーブ
ルに記憶された指紋データに合致するか否かが第4の判
断手段によって判断される。いずれかにより合致すると
判断された場合にのみ、ロック解除手段によって対応す
るロック機構のロックが解除される。これによって、店
員等の予め登録された人以外の人がドロワを開けること
ができないようにすることが可能になる。また、各商品
販売データ処理装置に関して最も使用頻度が高いと推測
される指紋データを予め記憶させ、この指紋データに関
しての判断を最初に実行することにより必要最小限の時
間でドロワを開放させることが可能になる。
【0018】請求項6記載の発明は、請求項3または4
記載の商品販売データ処理システムにおいて、予め記憶
されている前記指紋データに合致する前記指紋データが
ないと判断した場合に、前記指紋読取装置より出力され
た前記指紋データを不正履歴として記憶領域に登録する
不正履歴登録手段を備える。
【0019】したがって、合致する指紋データがない場
合には、ロック機構のロック解除が拒絶され、不正にド
ロワを開けようとした人の指紋データが不正履歴として
登録される。これによって、ドロワが不正に開けられる
ことを防止することが可能になる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態を図1
ないし図6に基づいて説明する。本実施の形態は、商品
販売データ処理装置としてドロワ装置を備えるPOS端
末に適用した一例を示すものである。
【0021】図1は、本発明の第1の実施の形態のPO
S端末2およびドロワ装置1を示す斜視図である。ドロ
ワ装置1上に載置されたPOS端末2には、各種のキー
が集合するキーボード3、図示しない鍵によって操作モ
ードを切り替え操作するコントロールキー4、プリンタ
5(図4参照)によって印字されるレシートを発行するレ
シート発行口6およびジャーナル窓7が設けられてい
る。図1中のPOS端末2のキーボード3の左側には、
指紋読取装置8が設けられている。この指紋読取装置8
は、読取窓9を介してスキャナ(図示せず)等により読み
取った指紋を画像処理することにより、コンピュータに
よる処理が可能な指紋データ(図5参照)41として出力
する。なお、読み取った指紋を指紋データ41とする技
術については、公知であるため、説明を省略する。ま
た、図1中のPOS端末2の右側上方には、操作者の表
示部として機能するディスプレイ10が配置され、この
ディスプレイ10の近傍には、客側の表示部として機能
する客側ディスプレイ11が立設されている。また、こ
のPOS端末2には、商品コードを光学的に読み取るバ
ーコードスキャナ12が接続されている。
【0022】ここで、図2は、POS端末2のキーボー
ド3の各種のキーの配列を示す平面図である。キーボー
ド3は、押し下げられることによりドロワ装置1の開放
を宣言する開放宣言手段としての替えキー13、預/現
計キー14等の各種のキーをブロック毎に配列した外観
構造を有している。また、預/現計キー14は、押し下
げられることにより売上登録処理において現金による決
済を宣言する。それ以外のキーについては、従来のPO
S端末2が備えるキーであって本実施の形態に特有の機
能とは無関係であるためその説明は省略する。
【0023】ドロワ装置1は、全面開口の箱型のケーシ
ング15と、ケーシング15に引き出し自在に収納され
るドロワ16とを備えている。ドロワ16には、金銭を
収納するマネーケース17が着脱自在に設けられてい
る。
【0024】ここで、図3は、ドロワ装置1の内部構造
を概略的に示す平面図である。ケーシング15の内側の
両側壁には、レール18が水平方向に配置されている。
ドロワ16の両側面には、レール18により案内される
転動ローラ19が取り付けられている。このような機構
により、ドロワ16はケーシング15に対して引き出し
自在となる。ドロワ16の背面側(図3中左側)には、先
端が上方へ屈曲された突起20が取り付けられている。
ドロワ16の背面と対向するケーシング15の奥内側の
底面には、ソレノイド21が取り付けられている。この
ソレノイド21には、鉄芯22に回動自在に取り付けら
れた係止爪24が連結されている。この係止爪24の中
間部は、位置固定された支軸23に回動自在に連結さ
れ、図示しないばね等によって、突起20に係止する方
向へ付勢されている。このような機構により、ソレノイ
ド21に通電して、係止爪24を時計回り方向へ回動さ
せることで、係止爪24と突起20との係止(ロック)が
解除される(図3(b))。本実施の形態では、係止爪2
4、突起20およびソレノイド21によってロック機構
25が形成されている。
【0025】また、ケーシング15の奥内側の底面に
は、フレーム26が立設されており、このフレーム26
には、ドロワ16を開放する方向へ付勢する圧縮ばね2
7が取り付けられている。このような機構により、係止
爪24と突起20とのロックが解除された場合には、圧
縮ばね27による付勢力によりドロワ16が開放状態へ
自動的に移動する。ドロワ16をケーシング15に押し
込むと、係止爪24が再び突起20に係止することによ
りドロワ16が収納状態でロックされる(図3(a))。本
実施の形態では、この収納状態にあるドロワ16の位置
を閉塞位置とする。
【0026】図4は、POS端末2に内蔵された各部の
電気的接続を示すブロック図である。POS端末2は、
マイクロコンピュータ(以下、マイコンと略す)28を内
蔵し、このマイコン28が上述した指紋読取装置8、ソ
レノイド21、キーボード3、コントロールキー4、プ
リンタ5、ディスプレイ10および客側ディスプレイ1
1等の各部をバスライン29と各種制御回路(図示せず)
を介して駆動制御する。マイコン28は、各部を集中的
に駆動制御するCPU30に、アドレスバス、データバ
ス等のバスライン29を介して、固定的データを予め格
納するROM31、可変的なデータを書き換え自在に格
納するRAM32、日付や時刻を計測するタイマ33を
接続することにより形成されている。RAM32は、可
変的なデータを書き換え自在に格納する機能を利用し
て、印字バッファや表示バッファ等のワークエリアや画
像メモリ等の機能をも果たす。
【0027】CPU30に接続されたバスライン29に
は、HDD34が接続されている。HDD34には、制
御プログラムや、商品マスタファイル、売上ファイルお
よび指紋データ記憶テーブル35等が格納されている。
HDD34に格納された制御プログラムは、POS端末
2起動時に商品マスタファイルとともにRAM32に書
き込まれ、これによって、マイコン28による各部の駆
動制御が可能な状態になる。ここで、図5は、指紋デー
タ記憶テーブル35のファイル構造を示す概略図であ
る。指紋データ記憶テーブル35は、主に売上登録操作
を行う販売員の指紋データ41を予め記憶する第1の記
憶領域としての販売員ファイル36と、販売員以外の店
員の指紋データ41を予め記憶する第2の記憶領域とし
ての店員ファイル37とを有している。販売員ファイル
36および店員ファイル37には、責任者毎に設定され
た責任者番号38に対応づけて、責任者名称39、パス
ワード40、予め指紋読取装置8より読み取って出力さ
れた指紋データ41等が記憶されている。指紋データ記
憶テーブル35に記憶される指紋データ41は、図5に
示すように、コード化されている。
【0028】特に図示しないが、商品マスタファイル
は、商品コード毎に商品名、単価等の情報が対応づけら
れて記憶するファイル構造を備えている。また、特に図
示しないが、売上ファイルは、売上明細や売上日付およ
び売上金額等の商品売上履歴を記憶するファイル構造を
備えている。さらに、特に図示しないが、HDD34に
は、ドロワの開放履歴が登録されるオープン履歴記憶エ
リア、ドロワの開放が不正に行われた履歴が登録される
不正履歴登録エリア等が確保されている。このため、H
DD34は記憶領域としても機能する。
【0029】特に図示しないが、RAM32には、後述
する売上登録処理で指紋読取装置8より出力された指紋
データ41が、一時記憶される照合データエリアが確保
されている。また、特に図示しないが、RAM32に
は、POS端末2の起動時に、各POS端末2毎に登録
された責任者番号38やPOS端末2の起動時刻等を一
時記憶する責任者エリア(図示せず)が確保されている。
この責任者エリアに記憶される各種の情報は、当該PO
S端末2を使用する責任者が変わる毎に更新され、その
更新履歴は、例えば、HDD34等に格納された図示し
ない責任者履歴ファイルに登録される。
【0030】また、マイコン28には、例えば、ストア
コントローラ等の外部機器との間でデータの授受を行う
通信I/F42がバスライン29を介して接続されてい
る。
【0031】ここで、HDD34に格納された制御プロ
グラムに基づいてマイコン28が実行する機能について
説明する。POS端末2では、コントロールキー4の切
り替え操作によって、設定、登録、精算等の動作モード
が設定される。
【0032】図6は、売上登録処理を概略的に示すフロ
ーチャートである。この売上登録処理は、コントロール
キー4が登録モードにある場合に実行される。売上登録
処理では、指紋読取装置8より出力された指紋データ4
1があったと判断する(S1のY)、替えキー13の押し
下げがあったと判断する(S3のY)、商品データの入力
があったと判断する(S11のY)または預/現計キー1
4の押し下げ(S13のY)があったと判断するまで、待
機する。
【0033】ステップS1で、指紋読取装置8より出力
された指紋データ41があったと判断した場合には(S
1のY)、指紋読取装置8より出力された指紋データ4
1をRAM32の照合データエリアに一時記憶する(S
2)。
【0034】一方、ステップS1で、指紋読取装置8よ
り出力された指紋データ41がないと判断した場合にも
(S1のN)、以降の売上登録処理を並列的に実行しなが
ら、指紋読取装置8より出力された指紋データ41があ
ったと判断するまで待機し、指紋読取装置8より出力さ
れた指紋データ41があったと判断した場合には、RA
M32の照合データエリアに随時記憶する。
【0035】ステップS3で、替えキー13の押し下げ
があったと判断した場合には(S3のY)、照合エリアを
検索して、替えキー13の押し下げがあったと判断する
までに照合データエリアに記憶された指紋データ41の
有無を判断する(S4)。
【0036】ステップS4で、替えキー13の押し下げ
があったと判断するまでに照合データエリアに指紋デー
タ41が記憶されていないと判断した場合には(S4の
N)、一定時間が経過するまで(S6のY)、ディスプレ
イ10に「指紋読取操作を行ってください」等のガイド
メッセージを表示することにより指紋読取を要求する
(S5)。
【0037】ステップS6で、一定時間が経過したと判
断した場合には(S6のY)、再度、照合データエリアに
記憶された指紋データ41の有無を判断する(S7)。
【0038】ステップS4あるいはステップS7で、照
合データエリアに記憶された指紋データ41があったと
判断した場合には(S4のY、S7のY)、指紋データ記
憶テーブル35の販売員ファイル36を検索して、照合
データエリアに記憶された指紋データ41に合致する指
紋データ41があるか否かを判断する(S8)。ここに、
第1の判断手段としての機能が実行される。
【0039】ステップS8で、指紋データ記憶テーブル
35の販売員ファイル36を検索して、照合データエリ
アに記憶された指紋データ41に合致する指紋データ4
1がないと判断した場合には(S8のN)、指紋データ記
憶テーブル35の店員ファイル37を検索して、照合デ
ータエリアに記憶された指紋データ41に合致する指紋
データ41があるか否かを判断する(S9)。ここに、第
2の判断手段としての機能が実行される。
【0040】一方、ステップS8で指紋データ記憶テー
ブル35の販売員ファイル36を検索して、合致する指
紋データ41があると判断した場合(S8のY)、あるい
は、ステップS9で指紋データ記憶テーブル35の店員
ファイル37を検索して、合致する指紋データ41があ
ると判断した場合には(S9のY)、合致すると判断され
た指紋データ41に対応する店員コード等の操作者識別
情報と、替えキー13が押し下げられた時刻とを含むド
ロワオープン履歴をHDD34のオープン履歴登録エリ
アに登録し(S10)、ステップS21に進む。
【0041】また、ステップS9で、指紋データ記憶テ
ーブル35の店員ファイル37を検索して、照合データ
エリアに記憶された指紋データ41に合致する指紋デー
タ41がないと判断した場合には(S9のN)、ステップ
S22に進む。
【0042】ステップS11で、バーコードスキャナ1
2によるバーコードの読み取り等による商品データの入
力があったと判断した場合には(S11のY)、売上登録
処理を実行する(S12)。なお、売上登録処理について
は、公知の技術であるため、説明を省略する。売上登録
処理は、預/現計キー14の押し下げがあったと判断す
るまで(S13のY)、繰り返して実行する。
【0043】ステップS13で、預/現計キー14の押
し下げがあったと判断した場合には(S13のY)、預/
現計キー14の押し下げがあったと判断するまでに照合
データエリアに記憶された指紋データ41の有無を判断
する(S14)。
【0044】ステップS14で、預/現計キー14の押
し下げがあったと判断するまでに照合データエリアに記
憶された指紋データ41がないと判断した場合には(S
14のY)、ステップS15からステップS17までの
処理を実行する。なお、ステップS15からステップS
17までの処理は、ステップS5からステップS7まで
の処理と同様の処理であるため説明を省略する。
【0045】ステップS14で預/現計キー14の押し
下げがあったと判断するまでに照合データエリアに記憶
された指紋データ41があったと判断した場合(S14
のY)、あるいは、ステップS17で一定時間が経過し
たと判断するまでに照合データエリアに記憶された指紋
データ41があったと判断した場合には(S17のY)、
指紋データ記憶テーブル35の販売員ファイル36を検
索して、照合データエリアに記憶された指紋データ41
に合致する指紋データ41があるか否かを判断する(S
18)。ここに、第1の判断手段としての機能が実行さ
れる。
【0046】ステップS18で、指紋データ記憶テーブ
ル35の販売員ファイル36を検索して、照合データエ
リアに記憶された指紋データ41に合致する指紋データ
41がないと判断した場合には(S18のN)、指紋デー
タ記憶テーブル35の店員ファイル37を検索して、照
合データエリアに記憶された指紋データ41に合致する
指紋データ41があるか否かを判断する(S19)。ここ
に、第2の判断手段としての機能が実行される。
【0047】一方、ステップS18で指紋データ記憶テ
ーブル35の販売員ファイル36を検索して、合致する
指紋データ41があると判断した場合(S18のY)、あ
るいは、ステップS19で指紋データ記憶テーブル35
の店員ファイル37を検索して、合致する指紋データ4
1があると判断した場合には(S19のY)、売上ファイ
ルに売上履歴を登録するとともに、合致すると判断され
た指紋データ41に対応する店員コード等の操作者識別
情報と預/現計キー14が押し下げられた時刻とを含む
ドロワオープン履歴をHDD34のオープン履歴登録エ
リアに登録し(S20)、ソレノイド21をONにする
(S21)。ここに、ロック解除手段としての機能が実行
される。これによって、係止爪24と突起20との係止
が解除されてロック機構25のロックが解除され、圧縮
ばね27の付勢力によりドロワ16が開放方向へスライ
ドし、マネーケース17が開放される。
【0048】一方、ステップS19で、指紋データ記憶
テーブル35の店員ファイル37を検索しても、照合デ
ータエリアに記憶された指紋データ41に合致する指紋
データ41がないと判断した場合には(S19のN)、照
合データエリアに記憶された指紋データ41と、預/現
計キー14が押し下げられた時刻とを不正履歴としてH
DD34の不正履歴登録エリアに登録し(S22)、図示
しないブザー等によって警告音を発する等の処理を実行
することにより、不正を周囲に報知する(S23)。ここ
に、不正履歴登録手段としての機能が実行される。
【0049】また、照合データエリアに記憶された指紋
データ41は、ドロワオープン履歴がオープン履歴登録
エリアに登録される毎、あるいは、不正履歴が不正履歴
登録エリアに登録される毎にクリアされ、以降の売上登
録処理に備える。
【0050】ここに、替えキー13あるいは預/現計キ
ー14の押し下げにより、指紋読取装置8により読み取
った指紋データ41を照合データ記憶エリアに記憶する
処理を含むドロワ16の開放が宣言され、指紋データ記
憶テーブル35を参照して、照合データエリアに記憶さ
れた指紋データ41に合致する指紋データ41があると
判断された場合にのみ、ソレノイド21がONとされて
係止爪24と突起20との係止が解除され、ドロワ16
が開放されるため、店員等の予め登録された人以外の人
がドロワ16を開けることができないようにすることが
可能になり、ドロワ16の開閉に関するセキュリティー
性を向上させることができる。また、販売員ファイル3
6にある指紋データ41に合致する指紋データ41があ
ると判断された場合には、店員ファイル37を検索する
処理を行わずにソレノイド21がONとされて係止爪2
4と突起20との係止が解除されるため、必要最小限の
時間でドロワ16を開放させることができる。さらに、
指を読取窓9に近づけて指紋を読み取らせる操作を追加
するのみで、煩雑な操作を必要とせずに、ドロワ16の
開閉に関してセキュリティー性を向上させることができ
る。
【0051】なお、本実施の形態では、不正を報知する
方法として、図示しないブザー等により警告音を鳴らす
ようにしたが、これに限るものではなく、例えば、PO
S端末2を専用回線等のネットワークを通じて警備会社
や本部のコンピュータに予め接続しておくことにより、
不正を警備会社や本部のコンピュータ等に報知するよう
にしてもよい。
【0052】本発明の第2の実施の形態を図7ないし図
8に基づいて説明する。第1の実施の形態と同一部分は
同一符号で示し、説明も省略する。以降の実施の形態に
ついても同様とする。
【0053】第2の実施の形態では、POS端末2の起
動時に、責任者としてそのPOS端末2を起動させた販
売員等の指紋を記憶させることにより初めて当該POS
端末2における全ての処理の実行を可能とする点が第1
の実施の形態と異なる点である。
【0054】このため、第2の実施の形態のRAM32
には、POS端末2起動時に登録された責任者の指紋デ
ータ41を記憶する記憶領域としての操作者エリア(図
示せず)が確保されている。
【0055】図7は、第2の実施の形態の責任者設定処
理を概略的に示すフローチャートである。指紋登録処理
としての責任者設定処理は、コントロールキー4が設定
モードにある場合に実行される。本実施の形態では、C
PU30は、コントロールキー4が設定モードにある状
態で読取窓9を介して指紋を読み取ったと判断した場
合、責任者設定処理の実行が宣言されたと判断し、責任
者設定処理を実行する。ここに、登録宣言手段としての
機能が実行される。
【0056】まず、指紋読取装置8により指紋を読み取
り(T1)、指紋データ記憶テーブル35を検索して、指
紋読取装置8より出力された指紋データ41に合致する
指紋データ41があるか否かを判断する(T2)。
【0057】ステップT2で、指紋データ記憶テーブル
35を検索して、指紋読取装置8より出力された指紋デ
ータ41に合致する指紋データ41があると判断した場
合には(T2のY)、この指紋データ41をRAM32の
操作者エリアに記憶し、登録モードにおける売上登録処
理を含むPOS端末2における全ての処理の実行を可能
とする(T3)。ここに、指紋データ記憶手段としての機
能が実行される。
【0058】一方、ステップT2で、指紋データ記憶テ
ーブル35を検索して、指紋読取装置8より出力された
指紋データ41に合致する指紋データ41がないと判断
した場合には(T2のN)、「該当するデータがありませ
ん」等のエラーメッセージを表示する等のエラー処理を
実行する(T4)。
【0059】図8は、第2の実施の形態の売上登録処理
を概略的に示すフローチャートである。第2の実施の形
態の売上登録処理は、コントロールキー4が登録モード
にある場合に実行される。ステップT11からステップ
T17までの処理は、ステップS1からステップS7ま
でと同様の処理を実行する。
【0060】ステップT13で替えキー13の押し下げ
があったと判断するまでに照合データエリアに記憶され
た指紋データ41があったと判断した場合(T13の
Y)、あるいは、ステップT17で一定時間が経過した
と判断するまでに照合データエリアに記憶された指紋デ
ータ41があったと判断した場合には(T17のY)、R
AM32の操作者エリアを検索して、照合データエリア
に記憶された指紋データ41と合致するか否かを判断す
る(T18)。ここに、第3の判断手段としての機能が実
行される。
【0061】ステップT18で、RAM32の操作者エ
リアを検索して、照合データエリアに記憶された指紋デ
ータ41と合致しないと判断した場合には(T18の
N)、指紋データ記憶テーブル35を検索して、照合デ
ータエリアに記憶された指紋データ41と合致する指紋
データ41があるか否かを判断する(T19)。ここに、
第4の判断手段としての機能が実行される。
【0062】一方、ステップT18でRAM32の操作
者エリアを検索して、合致する指紋データ41があると
判断した場合に(T18のY)、あるいは、ステップT1
9で指紋データ記憶テーブル35を検索して、合致する
指紋データ41があると判断した場合には(T19の
Y)、合致すると判断された指紋データ41に対応する
店員コード等の操作者識別情報と、替えキー13が押し
下げられた時刻とを含むドロワオープン履歴をHDD3
4のオープン履歴登録エリアに登録し(T20)、ステッ
プT31に進む。
【0063】また、ステップT19で、指紋データ記憶
テーブル35を検索して、照合データエリアに記憶され
た指紋データ41と合致する指紋データ41がないと判
断した場合には(T19のN)、ステップT32に進む。
【0064】ステップT21からステップT27まで
は、ステップS11からステップS17までの処理と同
様の処理を実行する。
【0065】ステップT24で預/現計キー14の押し
下げがあったと判断するまでに照合データエリアに記憶
された指紋データ41があったと判断した場合(T24
のY)、あるいは、ステップT27で一定時間が経過し
たと判断するまでに照合データエリアに記憶された指紋
データ41があったと判断した場合には(T27のY)、
照合データエリアに記憶された指紋データ41が操作者
エリアに記憶されている指紋データ41と合致するか否
かを判断する(T28)。ここに、第3の判断手段として
の機能が実行される。
【0066】ステップT28で、照合データエリアに記
憶された指紋データ41が操作者エリアに記憶されてい
る指紋データ41と合致しないと判断した場合には(T
28のN)、指紋データ記憶テーブル35を検索して、
指紋読取装置8より出力された指紋データ41と合致す
る指紋データ41があるか否かを判断する(T29)。こ
こに、第4の判断手段としての機能が実行される。
【0067】一方、ステップT28で操作者エリアに記
憶されている指紋データ41と合致すると判断した場合
(T28のY)、あるいは、ステップT29で指紋データ
記憶テーブル35を検索して、合致する指紋データ41
があると判断した場合には(T29のY)、売上ファイル
に売上履歴を登録するとともに、合致すると判断された
指紋データ41に対応する店員コード等の操作者識別情
報と預/現計キー14が押し下げられた時刻とを含むド
ロワオープン履歴をHDD34のオープン履歴登録エリ
アに登録し(T30)、ソレノイド21をONにする(T
31)。ここに、ロック解除手段としての機能が実行さ
れる。これによって、係止爪24と突起20との係止が
解除されてロック機構25のロックが解除されて圧縮ば
ね27の付勢力によりドロワ16が開放方向へスライド
し、マネーケース17が開放される。
【0068】一方、ステップT29で、指紋データ記憶
テーブル35を検索しても、読み取った指紋データ41
と合致する指紋データ41がないと判断した場合には
(T29のN)、照合データエリアに記憶された指紋デー
タ41と、預/現計キー14が押し下げられた時刻とを
不正履歴としてHDD34の不正登録エリアに登録し
(T32)、図示しないブザー等によって警告音を発する
等の処理により、不正を周囲に報知する(T33)。ここ
に、不正履歴登録手段としての機能が実行される。これ
によって、ドロワ16が不正に開放されることを防止し
て、ドロワ16の開放に関する信頼性を向上させること
ができる。
【0069】ここに、替えキー13あるいは預/現計キ
ー14の押し下げによりドロワ装置1の開放が宣言され
た場合には、まず、操作者エリアに記憶された指紋デー
タ41が照合データエリアに記憶された指紋データ41
に合致するか否かが判断され、合致しないと判断された
場合には、この指紋データ41が指紋データ記憶テーブ
ル35に記憶された指紋データ41に合致するか否かが
判断され、いずれかにより合致すると判断された場合に
のみ、ソレノイド21がONとされることによって係止
爪24と突起20との係止が解除されてドロワ16が開
放される。これによって、店員等の予め登録された人以
外の人がドロワ装置1を開けることができないようにす
るとともに、最も使用頻度が高いと推測される指紋デー
タ41を限定して最初に検索するため、必要最小限の時
間でドロワ16を開放させることができる。
【0070】本発明の第3の実施の形態を図9に基づい
て説明する。第3の実施の形態は、商品販売データ処理
システムとしてPOSシステムへの適用例であり、店員
ファイル37がストアコントローラに記憶されている点
が、第1の実施の形態と異なる点である。
【0071】図9は、POSシステムを示す概略図であ
る。POSシステム43は、例えば、店内に配置されて
各々対応するドロワ装置1が接続された複数のPOS端
末2が、店舗毎に設置される外部機器としてのストアコ
ントローラ44を介して有線接続されて形成されてい
る。特に図示しないが、ストアコントローラ44は、C
PU、ROMおよびRAMがバスライン接続されること
により形成されたマイコンを内蔵しており、このマイコ
ンによりストアコントローラ44の各部が駆動制御され
る。ストアコントローラ44のマイコンには、第2の記
憶テーブルとしての店員ファイル37が格納されるHD
Dがバスライン接続されている。各POS端末2のHD
D34には、第1の記憶テーブルとしての販売員ファイ
ル36が格納されている。また、ストアコントローラ4
4のマイコンには、POS端末2等の外部機器との間で
情報の授受を行う通信I/Fがバスライン接続されてい
る。各POS端末2の通信I/F42は、ストアコント
ローラ44の通信I/Fに接続されている。これによっ
て、ストアコントローラ44と各POS端末2との間で
情報の通信が自在となる。さらに、ストアコントローラ
44は、店舗毎の売上の集計等の処理を行うホストコン
ピュータ45に接続されている。
【0072】このような構成において、図6に示すよう
な、売上登録処理を実行する場合には、各POS端末2
毎に、照合データエリアに記憶された指紋データ41の
照合を含んだドロワの開閉を行うことが可能になるの
で、店員等の予め登録された人以外の人がドロワ16を
開放させることができないようにすることができる。ま
た、POS端末2を使用する頻度が高いと推測される販
売員の指紋データ41が記憶された販売員ファイル36
が各POS端末2毎に格納されているため、照合データ
エリアに記憶された指紋データ41に合致する指紋デー
タ41が販売員ファイル36にあると判断した場合に
は、ストアコントローラ44の店員ファイル44との照
合を行わせる必要がなく、必要最小限の時間でドロワ1
6を開放させることができる。これによって、売上登録
処理を迅速に行うことができるので、店舗運用上、顧客
に対する印象の向上を図ることができる。
【0073】次に、第4の実施の形態について説明す
る。第4の実施の形態では、店員の指紋データ41が記
憶される指紋データ記憶テーブル35が、ストアコント
ローラ44のHDDに格納されている点が、第2の実施
の形態と異なる点である。
【0074】このような構成において、図7に示すよう
な、責任者設定処理を実行する場合、各POS端末2毎
に、指紋読取装置より出力された指紋データは、対応す
るPOS端末2のRAM32の操作者エリアに記憶され
る。ここに、指紋データ記憶手段としての機能が実行さ
れる。この状態で、図8に示すような、売上登録処理を
実行する場合には、最初に行う照合エリアに記憶された
指紋データ41の照合を、各POS端末2の操作者エリ
アに登録された責任者として最も使用頻度が高いと推測
される販売員の指紋データ41のみに限定して行うこと
で指紋データ41の照合の可否を判断する処理を迅速に
行うことができ、操作者エリアに登録された指紋データ
41に合致する指紋データ41があると判断した場合に
は直ちにロック機構25のロックを解除させるように駆
動制御することで必要最小限の時間でドロワ16を開放
させることができる。これによって、売上登録処理を迅
速に行うことができ、店舗運用上、顧客に対する印象の
向上を図ることができる。
【0075】また、このようなPOSシステム43とす
ることにより、複数台のPOS端末2がストアコントロ
ーラ44を介して各種の情報を共有することが可能であ
り、あるコンピュータで不正履歴として登録された指紋
データ41は別のPOS端末2においても不正履歴とさ
れ、これによって、店舗全体でのドロワ16開閉におけ
る信頼性を向上させることができる。
【0076】
【発明の効果】請求項1記載の商品販売データ処理装置
によれば、予め登録された指紋データに合致する指紋デ
ータを読み取った場合にのみロックを解除してドロワを
開放することが可能になるので、ドロワの開閉に関する
セキュリティー性を向上させることができる。また、合
致する指紋データがあると判断した時点で、ロックを解
除することが可能になるので、ドロワの開放に関する処
理速度を向上させることができる。
【0077】請求項2記載の発明の商品販売データ処理
装置によれば、予め登録された指紋データに合致する指
紋データを読み取った場合にのみロックを解除してドロ
ワを開放することが可能になるので、ドロワの開閉にお
いてセキュリティー性を向上させることができる。ま
た、最も使用頻度が高いと推測される指紋データを予め
登録し、ドロワを開放する際には、まずこの指紋データ
に合致するかを判断することにより、ドロワの開放に関
する処理速度を向上させることができる。
【0078】請求項3記載の発明によれば、請求項1ま
たは2記載の商品販売データ処理装置において、ドロワ
を不正に開けようとした場合には、指紋データを含む不
正履歴が登録されるので、心理的にもドロワの開放を抑
制する作用が働き、ドロワの開閉に関する信頼性を向上
させることができる。
【0079】請求項4記載の発明の商品販売データ処理
システムによれば、各商品販売データ処理装置毎に、予
め登録された指紋データに合致する指紋データを読み取
った場合にのみロックを解除してドロワを開放すること
が可能になるので、ドロワの開閉に関するセキュリティ
ー性を向上させることができる。また、販売員等の使用
頻度が高いと推測される指紋データが各商品販売データ
処理装置毎に記憶されているため、ドロワの開放に関す
る処理速度を向上させることができる。
【0080】請求項5記載の発明の商品販売データ処理
システムによれば、各商品販売データ処理装置毎に、予
め登録された指紋データに合致する指紋データを読み取
った場合にのみロックを解除してドロワを開放すること
が可能になるので、ドロワの開閉に関するセキュリティ
ー性を向上させることができる。また、最も使用頻度が
高いと推測される指紋データを各商品販売データ処理装
置毎に予め登録し、ドロワを開放する際には、まずこの
指紋データに合致するかを判断することにより、ドロワ
の開放に関する処理速度を向上させることができる。
【0081】請求項6記載の発明によれば、請求項4ま
たは5記載の商品販売データ処理システムにおいて、ド
ロワを不正に開けようとした場合には、指紋データを含
む不正履歴が登録されるので、心理的にもドロワの開放
を抑制する作用が働き、ドロワの開閉に関する信頼性を
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態のPOS端末およびドロワ装
置を示す斜視図である。
【図2】POS端末のキーボードの各種の配列を示す正
面図である。
【図3】ドロワ装置の内部構造を概略的に示す平面図で
ある。
【図4】POS端末に内蔵された各部の電気的接続を示
すブロック図である。
【図5】指紋データ記憶テーブルのファイル構造を示す
概略図である。
【図6】第1の実施の形態の売上登録処理を概略的に示
すフローチャートである。
【図7】第2の実施の形態の操作者設定処理を概略的に
示すフローチャートである。
【図8】第2の実施の形態の売上登録処理を概略的に示
すフローチャートである。
【図9】第3の実施の形態のPOSシステムを示す概略
図である。
【符号の説明】
1 ドロワ装置 8 指紋読取装置 25 ロック機構 35 指紋データ記憶テーブル 36 第1の記憶領域、第1の記憶テーブル 37 第2の記憶領域、第2の記憶テーブル 43 商品販売データ処理システム 44 外部機器
フロントページの続き Fターム(参考) 2E250 AA14 BB05 BB42 CC15 DD09 EE02 FF11 FF18 3E042 BA02 BA04 BA10 BA17 CA02 CA07 CA08 CA10 CB02 CB03 CB07 CB10 CD02 CD05 CD10 CE08 CE09 EA01 5B043 AA04 AA09 BA02 FA03 FA07 FA10 GA01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品の売上登録処理を実行する商品販売
    データ処理装置において、 ケーシングに対して引き出し自在なドロワを備えるドロ
    ワ装置と、 前記ドロワをその閉塞位置で解除自在にロックするロッ
    ク機構と、 指紋を読み取り、読み取った前記指紋に基づいた指紋デ
    ータを出力する指紋読取装置と、 前記売上登録を行う販売員の前記指紋データが予め記憶
    される第1の記憶領域と、前記販売員以外の店員の前記
    指紋データが予め記憶される第2の記憶領域とを有する
    指紋データ記憶テーブルと、 前記指紋読取装置による前記指紋の読取処理を含んで前
    記ドロワの開放を宣言する開放宣言手段と、 前記開放宣言手段により前記ドロワの開放が宣言される
    毎に、前記指紋読取装置より出力された前記指紋データ
    に合致する前記指紋データが前記第1の記憶領域にある
    か否かを判断する第1の判断手段と、 前記第1の判断手段によって合致する前記指紋データが
    ないと判断した場合に、前記指紋読取装置より出力され
    た前記指紋データに合致する前記指紋データが前記第2
    の記憶領域にあるか否かを判断する第2の判断手段と、 前記第1または第2の判断手段のいずれか一方による判
    断が肯定的である場合に、ロックを解除させるように前
    記ロック機構を駆動制御するロック解除手段と、を備え
    ることを特徴とする商品販売データ処理装置。
  2. 【請求項2】 商品の売上登録処理を実行する商品販売
    データ処理装置において、 ケーシングに対して引き出し自在なドロワを備えるドロ
    ワ装置と、 前記ドロワをその閉塞位置で解除自在にロックするロッ
    ク機構と、 指紋を読み取り、読み取った前記指紋に基づいた指紋デ
    ータを出力する指紋読取装置と、 店員の前記指紋データが予め記憶される指紋データ記憶
    テーブルと、 指紋登録処理の実行を宣言する登録宣言手段と、 前記登録宣言手段により前記指紋登録処理の実行が宣言
    され、前記指紋登録処理として、前記指紋読取装置によ
    って読み取られて出力された前記指紋データが前記指紋
    データ記憶テーブルに記憶されている前記指紋データの
    一つに合致する場合、この指紋データを記憶領域に記憶
    する指紋データ記憶手段と、 前記指紋読取装置による前記指紋の読取処理を含んで前
    記ドロワの開放を宣言する開放宣言手段と、 前記開放宣言手段により前記ドロワの開放が宣言される
    毎に、前記指紋読取装置より出力された前記指紋データ
    が前記記憶領域に記憶されている前記指紋データに合致
    するか否かを判断する第3の判断手段と、 前記第3の判断手段によって合致する前記指紋データが
    ないと判断した場合に、前記指紋読取装置より出力され
    た前記指紋データに合致する前記指紋データが前記指紋
    データ記憶テーブルにあるか否かを判断する第4の判断
    手段と、 前記第3または第4の判断手段のいずれか一方による判
    断が肯定的である場合に、ロックを解除させるように前
    記ロック機構を駆動制御するロック解除手段と、を備え
    ることを特徴とする商品販売データ処理装置。
  3. 【請求項3】 前記指紋データ記憶テーブルに記憶され
    た前記指紋データに合致する前記指紋データがないと判
    断した場合に、前記指紋読取装置より出力された前記指
    紋データを不正履歴として記憶領域に登録する不正履歴
    登録手段を備える請求項1または2記載の商品販売デー
    タ処理装置。
  4. 【請求項4】 商品の売上登録処理を実行する複数台の
    商品販売データ処理装置が外部機器を介して通信自在に
    接続された商品販売データ処理システムにおいて、 各商品販売データ処理装置毎に設けられ、ケーシングに
    対して引き出し自在なドロワを備えるドロワ装置と、 各ドロワ装置毎に設けられ、前記ドロワをその閉塞位置
    で解除自在にロックするロック機構と、 各商品販売データ処理装置毎に設けられ、指紋を読み取
    り、読み取った前記指紋に基づいた指紋データを対応す
    る前記商品販売データ処理装置に対して出力する指紋読
    取装置と、 各商品販売データ処理装置毎に設けられ、売上登録を行
    う販売員の前記指紋データが予め記憶される第1の記憶
    テーブルと、 前記外部機器に設けられ、前記販売員以外の店員の前記
    指紋データが予め記憶される第2の記憶テーブルと、 各商品販売データ処理装置毎に設けられ、対応する前記
    指紋読取装置による前記指紋の読取処理を含んで対応す
    る前記ドロワの開放を宣言する開放宣言手段と、 各商品販売データ処理装置毎に、前記開放宣言手段によ
    り前記ドロワの開放が宣言される毎に、この開放宣言手
    段に応じた前記指紋読取装置より出力された前記指紋デ
    ータに合致する前記指紋データが前記第1の記憶テーブ
    ルにあるか否かを判断する第1の判断手段と、 前記第1の判断手段によって合致する前記指紋データが
    ないと判断した場合に、前記指紋読取装置より出力され
    た前記指紋データに合致する前記指紋データが前記第2
    の記憶テーブルにあるか否かを判断する第2の判断手段
    と、 各商品販売データ処理装置毎に、前記第1または第2の
    判断手段のいずれか一方による判断が肯定的である場合
    に、対応する前記ロック機構のロックを解除させるよう
    に前記ロック機構を駆動制御するロック解除手段と、を
    備えることを特徴とする商品販売データ処理システム。
  5. 【請求項5】 商品の売上登録処理を実行する複数台の
    商品販売データ処理装置が外部機器を介して通信自在に
    接続された商品販売データ処理システムにおいて、 各商品販売データ処理装置毎に設けられ、ケーシングに
    対して引き出し自在なドロワを備えるドロワ装置と、 各ドロワ装置毎に設けられ、前記ドロワをその閉塞位置
    で解除自在にロックするロック機構と、 各商品販売データ処理装置毎に設けられ、指紋を読み取
    り、読み取った前記指紋に基づいた指紋データを対応す
    る前記商品販売データ処理装置に対して出力する指紋読
    取装置と、 前記外部機器に設けられ、店員の前記指紋データが予め
    記憶される指紋データ記憶テーブルと、 各商品販売データ処理装置毎に設けられ、指紋登録処理
    の実行を宣言する登録宣言手段と、 各商品販売データ処理装置毎に、前記登録宣言手段によ
    り前記指紋登録処理の実行が宣言され、前記指紋登録処
    理として、対応する前記指紋読取装置によって読み取ら
    れて出力された前記指紋データが前記指紋データ記憶テ
    ーブルに記憶されている前記指紋データの一つに合致す
    る場合、この指紋データを記憶領域に記憶する指紋デー
    タ記憶手段と、 各商品販売データ処理装置毎に設けられ、対応する前記
    指紋読取装置による前記指紋の読取処理を含んで対応す
    る前記ドロワの開放を宣言する開放宣言手段と、 各商品販売データ処理装置毎に、前記開放宣言手段によ
    り前記ドロワの開放が宣言される毎に、この開放宣言手
    段に応じた前記指紋読取装置より出力された前記指紋デ
    ータが前記記憶領域に記憶されている前記指紋データに
    合致するか否かを判断する第3の判断手段と、 前記第3の判断手段によって合致する前記指紋データが
    ないと判断した場合に、前記指紋読取装置より出力され
    た前記指紋データに合致する前記指紋データが前記指紋
    データ記憶テーブルにあるか否かを判断する第4の判断
    手段と、 前記商品販売データ処理装置毎に、前記第3または第4
    の判断手段のいずれか一方による判断が肯定的である場
    合に、対応する前記ロック機構のロックを解除させるよ
    うに前記ロック機構を駆動制御するロック解除手段と、
    を備えることを特徴とする商品販売データ処理システ
    ム。
  6. 【請求項6】 予め記憶されている前記指紋データに合
    致する前記指紋データがないと判断した場合に、前記指
    紋読取装置より出力された前記指紋データを不正履歴と
    して記憶領域に登録する不正履歴登録手段を備える請求
    項4または5記載の商品販売データ処理システム。
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