JP2001184144A - 携帯情報機器の電力制御装置及び方法 - Google Patents

携帯情報機器の電力制御装置及び方法

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JP2001184144A
JP2001184144A JP36706699A JP36706699A JP2001184144A JP 2001184144 A JP2001184144 A JP 2001184144A JP 36706699 A JP36706699 A JP 36706699A JP 36706699 A JP36706699 A JP 36706699A JP 2001184144 A JP2001184144 A JP 2001184144A
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Hiroshi Yamada
浩 山田
Shinichi Yoshimoto
真一 吉本
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯情報機器の電池稼働に係るユーザの利便
性を高める。 【解決手段】 電力制御装置4は、ユーザの予定情報を
記録・管理するユーザ情報管理手段5を有する携帯情報
機器1において、充電可能な電源電池3からシステム及
びデバイス2に供給される電力を制御するためのもので
あり、スケジュール抽出処理部7と電源情報抽出手段8
と電力状態決定処理部6と電力状態変更手段9とを備え
ている。スケジュール抽出処理部7はユーザ情報管理手
段5から機器1の利用スケジュール及び電源供給スケジ
ュールを抽出する。電源情報抽出手段8は電源電池3か
ら電源情報を抽出する。電力状態決定処理部6は、スケ
ジュール及び電源情報に基づいて、システム及びデバイ
ス2の電力状態を決定する。電力状態変更手段9はシス
テム及びデバイス2の電力状態を電力状態決定処理部6
によって決定された電力状態に変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ノートパソコンや
携帯情報端末などの携帯情報機器の電力制御装置及び方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】ノートパソコンなどの携帯情報機器にお
いては、機器に搭載された2次電池の容量の限界からく
る制限によって、長時間にわたって機器を外出先で使用
することが困難である。そのため、携帯情報機器の本来
の目的である携帯使用時の利便性が十分に発揮されない
ことがある。そこで従来より、2次電池の高性能化を図
るとともに、様々な省電力制御を行うことで2次電池に
よる機器使用時間を長くすることが行われている。
【0003】例えば、特開平5-189101に開示された携帯
情報機器の省電力技術では、ノートパソコンなどの携帯
情報機器においては、作業予定時間を直接入力し、その
ときの電池残量と消費電力から、作業予定時間内の電池
稼動が可能であるように、消費電力制御手段を決定して
いた。しかし、ノートパソコンなどの携帯情報機器にお
いては、ユーザの行う処理やアプリケーションは、逐次
変化し、またそれに伴う消費電力も大きく変化するた
め、作業予定時間内の稼動を保証することは難しかった
り、必要以上に性能を落して利用することを強いられて
いた。
【0004】また、特開平10-22256に開示された携帯情
報機器の省電力技術では、ノートパソコンなどの携帯情
報機器においては、電池残量を算出するとともに、作業
予定時間を直接入力し、作業予定時間内における基準電
流を選定し、電流量を逐次監視していた。そして、基準
電流を越えた場合には電力の低い状態にデバイスの状態
を遷移させることにより、消費電力の変化に対応し、ま
た必要以上に性能を落すことなく、作業予定時間内の電
池稼動を実現していた。しかし、2次電池の内部抵抗や
劣化の問題などの為にバッテリ残量の算出の誤差が大き
く、電流だけの測定では精度が低いこと、また電流検出
用の抵抗により電力損失を発生してしまうなどの問題が
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記2つの従来技術の
場合はいずれも、たとえ利用時間内の電池稼動が保証さ
れるとしても、ユーザは自分の作業予定時間を考え、作
業時間の入力を直接行わなければならない。また、途中
で作業予定が変更となった場合には、再び作業時間の入
力が必要となり、ユーザに大きな負担を強いることとな
る。とくに、ノートパソコンなどの携帯情報機器の場
合、その機器が使われる状況で特に電池稼動時間が問題
となるのは、外出先、移動中などであり、ユーザはスト
レスの高い環境に置かれており、本来の作業以外の設定
動作をユーザに求めることは携帯情報機器の利便性を著
しく損なわせる。
【0006】本発明は、携帯情報機器の電池稼働に係る
ユーザの利便性を高めることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の携帯情
報機器の電力制御装置及び請求項5に記載の携帯情報機
器は、ユーザの予定情報を記録・管理するユーザ情報管
理手段を有する携帯情報機器において、充電可能な電源
電池からシステム及びデバイスに供給される電力を制御
するためのものであり、スケジュール抽出処理部と電源
情報抽出手段と電力状態決定処理部と電力状態変更手段
とを備えている。スケジュール抽出処理部はユーザ情報
管理手段から携帯情報機器の利用スケジュール及び電源
供給スケジュールを抽出する。電源情報抽出手段は電源
電池から電源情報を抽出する。電力状態決定処理部は、
スケジュール抽出処理部と電源情報抽出手段とからの情
報に基づいて、システム及びデバイスの電力状態を決定
する。電力状態変更手段はシステム及びデバイスの電力
状態を決定された電力状態に変更する。
【0008】携帯情報機器のユーザ情報管理手段に記録
された情報に基づいてシステム及びデバイスの電力状態
が制御されるため、ユーザは自分の予定を機器上で管理
するだけで、電池稼働が保証される。ここでユーザ情報
管理手段の利用は携帯情報機器の本来の使用目的の一部
であるため、ユーザは電力制御のための特別な作業をす
る必要がない。
【0009】電力状態決定処理部は、電池稼働時間の最
後まで電源電池が使えるように、当該電池稼働時間内の
システム及びデバイスの電力状態を決定してもよい。こ
の場合は、ユーザは携帯情報機器を電池稼働時間の最後
まで使用できる可能性が高くなる。電力状態決定処理部
は、電池残量と電池稼働時間前の電池充電可能時間にお
ける可能充電電力量とを加えた電力量を当該電池稼働時
間で消費しきらないように、当該電池稼働時間内のシス
テム及びデバイスの電力状態を決定してもよい。この場
合は、電池稼働時間前に電池充電可能時間があるスケジ
ュールにおいて、ユーザは携帯情報機器を電池稼働時間
の最後まで使用できる可能性が高くなる。
【0010】スケジュール抽出処理部は、ユーザ情報管
理手段においてユーザの予定情報の変更を検出し、変更
に基づいて携帯情報機器の利用スケジュール及び電源供
給スケジュールを更新してもよい。また、電力状態決定
処理部は、スケジュール抽出処理部において更新された
携帯情報機器の利用スケジュール及び電源供給スケジュ
ールに基づいて、システム及びデバイスの電力状態を決
定してもよい。この場合は、ユーザがユーザ情報管理手
段における予定情報を変更すると、スケジュール抽出処
理部がその変更に基づいて携帯情報機器の利用スケジュ
ール及び電源供給スケジュールを更新し、電力状態決定
処理部が更新されたスケジュールに基づいてシステム及
びデバイスの電力状態を決定する。したがって、ユーザ
は電力制御のための特別な作業をする必要がない。
【0011】電源情報抽出手段は電源情報を更新し、電
力状態決定処理部は、電源情報抽出手段において更新さ
れた電源情報に基づいて、システム及びデバイスの電力
状態を決定してもよい。この場合は、電源情報、特に電
池残量を逐次監視することで、より精度の高い電力制御
が可能になる。携帯情報機器についてのユーザの利用状
況を抽出するユーザ利用状況抽出手段をさらに備えてい
てもよい。また、電力状態決定処理部はシステム及びデ
バイスの電力状態を決定する際にユーザ利用状況抽出手
段からの情報を利用してもよい。この場合は、実際のユ
ーザの利用状況を抽出して電力制御に利用しているた
め、ユーザ情報管理手段に記録された予定以外の状況が
生じた場合にも対応できる。すなわち、より確度が高い
電力制御が可能になる。
【0012】ユーザ利用状況抽出手段は、ユーザの機器
利用状況を抽出する機能、ユーザの位置情報を抽出する
機能、又はユーザが利用しているアプリケーションプロ
グラムを抽出する機能の少なくとも1つを有していても
よい。スケジュール抽出処理部はユーザ利用状況抽出手
段からの情報に基づいて携帯情報機器の利用スケジュー
ル及び電源供給スケジュールを更新してもよい。この場
合は、より確度が高い携帯情報機器の利用スケジュール
及び電源供給スケジュールの作成が可能になる。
【0013】請求項2に記載の携帯情報機器の電力制御
方法、請求項3に記載の携帯情報機器の電力制御方法の
プログラムを記録した記録媒体、及び請求項4に記載の
携帯情報機器の電力制御方法のプログラムを伝送する伝
送媒体における電力制御方法について説明する。この電
力制御方法は、ユーザの予定情報を記録・管理するユー
ザ情報管理手段を有する携帯情報機器において、充電可
能な電源電池からシステム及びデバイスに供給される電
力を制御するための方法であり、以下のステップを備え
ている。
【0014】◎ユーザ情報管理手段から携帯情報機器の
利用スケジュール及び電源供給スケジュールを抽出する
第1ステップ ◎電源電池から電源情報を抽出する第2ステップ ◎第1及び第2ステップによって得られた情報に基づい
て、システム及びデバイスの電力状態を決定する第3ス
テップ ◎システム及びデバイスの電力状態を第3ステップによ
って決定された電力状態に変更する第4ステップ 携帯情報機器のユーザ情報管理手段に記録された情報に
基づいてシステム及びデバイスの電力状態が制御される
ため、ユーザは自分の予定を機器上で管理するだけで、
電池稼働が保証される。ここでユーザ情報管理手段の利
用は携帯情報機器の本来の使用目的の一部であるため、
ユーザは電力制御のための特別な作業をする必要がな
い。
【0015】
【発明の実施の形態】携帯情報機器及び電力制御装置の
構成 図1に本発明の一実施形態としての携帯情報機器1の概
略構成図を示す。携帯情報機器1としては、ノートパソ
コン、電子手帳、携帯情報端末(PDA)などがある。
【0016】携帯情報機器1は、主に、システム及びデ
バイス2と、充電可能な電源電池3と、電力制御装置4
と、ユーザ情報管理手段5とから構成されている。ユー
ザ情報管理手段5は、携帯情報機器1に一般的に搭載さ
れているスケジュール管理機能を実現するための手段で
あり、ユーザの予定情報を記録・管理する機能を有して
おり、具体的には各種スケジュールソフトである。電源
電池3は例えばリチウムイオン電池などの2次電池であ
る。電力制御装置4は、ユーザ情報管理手段5からの情
報を基にシステム及びデバイス2の電力状態を設定する
装置である。そのため、ユーザは自分のスケジュールを
ユーザ情報管理手段によって管理するだけで、携帯情報
機器1の電力状態を適切に維持できる。以下、電力制御
装置4の構成及び動作について説明する。
【0017】電力制御装置4は、基本構造又は基本機能
として、電力状態決定処理部6と、スケジュール抽出処
理部7と、電源情報抽出手段8と、電力状態変更手段9
と、ユーザ利用状況抽出手段10とを有している。電力
状態決定処理部6は、スケジュール抽出処理部7、電源
情報抽出手段8、電力状態変更手段9及びユーザ利用状
況抽出手段10との間で交信可能である。電力状態決定
処理部6の機能については後述する。
【0018】スケジュール抽出処理部7は、ユーザ情報
管理手段5からのユーザ予定情報から利用スケジュール
及び電源供給スケジュールを抽出・更新することができ
る。具体的には、スケジュール抽出処理部7は、ユーザ
行動予定をあらかじめ定められたルールにしたがって携
帯情報機器1の利用予定情報に変換し、携帯情報機器1
の利用スケジュール及び電源供給スケジュールを作成す
る。変換ルールは登録及び学習が可能である。また、所
定の変換ルールを使用するか否か確認したり、複数の変
換ルールがある場合に時と場合によって選択することが
できる機能を有していることが好ましい。電源情報抽出
手段8は電源電池3から電源情報(電池容量、電池残
量、電池残量が所定量以下になったか、電池稼働中か又
はACアダプタ使用中か等の情報)を抽出することがで
きる。
【0019】電力状態変更手段9はシステム及びデバイ
ス2の電力状態を決定された電力ステートに設定するこ
とができる。電力状態変更手段9は、例えば、パソコン
のBIOSの省電力制御機能やOSのパワーマネジメン
トドライバー、パワーマイコンなどを含む。ユーザ利用
状況抽出手段10は、システム及びデバイス2の状態を
検出することで、ユーザの利用状況を判断することがで
きる。具体的な判断材料として抽出される情報は、ユ
ーザの機器利用状況、ユーザの位置情報、ユーザが
利用しているアプリケーションプログラムの3つであ
る。ユーザ利用状況抽出手段10は以上に述べた3つの
方法の少なくとも1つの方法でユーザ利用状況を抽出す
ることができればよいが、それらの方法を組み合わせて
用いてもよい。ユーザの機器利用状況は、例えば、IO
アクセスをチェックすることで、キーボード、マウス、
HDDへのアクセスによって判断される。ユーザの位置
情報は、GPSによる位置検出、又はPHSの基地局情
報による位置検出等によって得られる。ユーザが利用し
ているアプリケーションプログラムの抽出は、例えば、
OSのAPIをフックして、現在利用されているアプリ
ケーションを抽出する。これにより、アプリケーション
の種類からユーザがどのような作業をしているかを判断
することができる。
【0020】電力状態決定処理部6は、スケジュール抽
出処理部7に利用スケジュール及び電源供給スケジュー
ルを問い合わせ、スケジュール抽出処理部7から利用ス
ケジュール及び電源供給スケジュールを取り込むことが
できる。電力状態決定処理部6は、スケジュール抽出処
理部7に対して所定の変更情報及び所定のアルゴリズム
に基づいて利用スケジュール及び電源供給スケジュール
を更新させるように指示を出すことができる。電力状態
決定処理部6は、電源情報抽出手段8に電源情報を問い
合わせ、電源情報抽出手段8から電源情報を取り込むこ
とができる。電力状態決定処理部6は、電力状態変更手
段9に所定の電力ステートを指示することができる。電
力状態決定処理部6は、ユーザ利用状況抽出手段10に
ユーザ利用状況を問い合わせ、ユーザ利用状況抽出手段
10からユーザ利用状況を取り込むことができる。
【0021】電力状態決定処理部6は、以上の動作にお
いて取り込んだ各種情報を基に、システム及びデバイス
2の電力状態を決定する機能を有している。以下に電力
状態決定処理部6の電力状態決定機能について説明す
る。電力状態設定動作 (1)概略説明 基本動作 スケジュール抽出処理部7がユーザ情報管理手段5に記
録されたユーザの予定情報から携帯情報機器1の利用ス
ケジュール及び電源供給スケジュールを抽出し、次に電
力状態決定処理部6が機器利用時の電力状態を決定す
る。より具体的には、電池稼働時間が終了するまで電池
稼働ができるように各利用時の電力ステートが選択され
る。この結果、電池稼働時間における電池稼働が保証さ
れるとともに、ユーザは機器の電池残量や充電を意識せ
ずに使用することが可能になる。
【0022】ユーザが予定情報を変更した場合におけ
る調整動作 スケジュール抽出処理部7がユーザ情報管理手段5に記
録されたユーザの予定情報の変更を定期的に確認する。
変更があると、スケジュール抽出処理部7が携帯情報機
器1の利用スケジュール及び電源供給スケジュールを更
新し、次に電力状態決定処理部6が電力状態を再決定す
る。
【0023】ユーザが予定情報と異なる態様で携帯情
報機器を利用した場合における調整動作 ユーザ利用状況抽出手段10がユーザの利用状況を定期
的に検出する。予定情報と異なる態様で使用されている
ことが検出されると、スケジュール抽出処理部7が携帯
情報機器1の利用スケジュール及び電源供給スケジュー
ルを更新し、次に電力状態決定処理部6が電力状態を再
決定する。
【0024】電源情報抽出手段8が電源情報を定期的に
チェックし、電池稼働かACアダプタ稼働かを検出す
る。予定情報と異なる電源によって携帯情報機器1が使
用されていることが検出されると、スケジュール抽出処
理部7が携帯情報機器1の利用スケジュール及び電源供
給スケジュールを更新し、次に電力状態決定処理部6が
電力状態を再決定する。
【0025】電力誤差の補償動作 電源情報抽出手段8が電源電池3の電池残量を定期的に
抽出し、次に電力状態決定処理部6が各電力ステートの
想定平均電力と実際の電力との差を検出する。電力状態
決定処理部6は、その差を補償して、電池稼働時間が終
了するまで電池稼働ができるように、各利用時の電力ス
テートを選択する。この結果電池稼働精度が逐次向上し
ていく。さらに、前回の結果との差分と経過時間から実
際の平均電力を求め、電力ステートと消費電力データベ
ースを更新してもよい。 (2)詳細説明 図2に示すフローチャートに基づいて、電力設定動作を
詳細に説明する。なお、図4に、本発明の実施形態の一
実施例であり、以下のフローチャートの動作を行う携帯
情報機器1の制御用ハードウェアブロック図を示す。こ
こでは、携帯情報機器1は、CPU11、周辺制御部1
2、記憶素子13、パワーマイコン14、電源電地3を
有している。図1の電力状態決定処理部6やスケジュー
ル抽出処理部7は図4におけるCPU11に対応してい
る。図1の電源情報抽出手段8や電力状態変更手段9
は、図4におけるパワーマイコン14や前述のソフトウ
ェア省電力機能に対応している。
【0026】ステップS1では、電力状態決定処理部6
は電源情報抽出手段8に電源電池3の電源情報を問い合
わせる。ステップS2では、電源情報抽出手段8は電源
電池3の電源情報を抽出する(具体的には電池残量を算
出する)。ステップS3では、電源情報抽出手段8は携
帯情報機器1が電源電池3で駆動されているかACアダ
プタで駆動されているかを検出する。その内容が電源供
給スケジュールの電源供給スケジュールと不一致の場合
は、ステップS4において電力状態決定処理部6はスケ
ジュール抽出処理部7に利用スケジュール及び電源供給
スケジュールを更新させる。このとき、スケジュール抽
出処理部7があらかじめ決められたスケジュール変更パ
ターンにしたがってスケジュールを更新する。電源状況
が一致している場合はステップS4をスキップしてステ
ップS5に移行する。
【0027】ステップS5では、電力状態決定処理部6
は電源情報を取り込む(第2ステップ)。ステップS6
では、電力状態決定処理部6はユーザ利用状況抽出手段
10にユーザの利用状況を問い合わせる。ステップS7
では、ユーザ利用状況抽出手段10は、システム及びデ
バイス2の状況に基づいて、ユーザの利用状況がユーザ
情報管理手段5に記録された予定情報と一致しているか
否かを判断する。不一致の場合は、ステップS8におい
て、電力状態決定処理部6はスケジュール抽出処理部7
に利用スケジュール及び電源供給スケジュールを更新さ
せる。このとき、スケジュール抽出処理部7があらかじ
め決められたスケジュール変更パターンにしたがってス
ケジュールを更新する。一致している場合はステップS
8をスキップしてステップS9に移行する。
【0028】ステップS9では、電力状態決定処理部6
はスケジュール抽出処理部7にユーザの利用スケジュー
ル及び電源供給スケジュールを問い合わせる。ステップ
S10は、スケジュール抽出処理部7は、利用スケジュ
ールに変更があるか否かを判断する。変更がある場合
は、ステップS11においてあらかじめ定められた抽出
ルールにしたがって利用スケジュール及び電源供給スケ
ジュールを算出して、それを電力状態決定処理部6に与
える(第1ステップ)。ステップS10において予定変
更がない場合はステップS11をスキップしてステップ
S12に移行する。
【0029】ステップS12では、電力状態決定処理部
6は利用スケジュール及び電源供給スケジュールを取り
込む。ステップS13では、電力状態決定処理部6は、
制御電力状態を算出する(第3ステップ)。ここで、電
力状態決定処理部6が参照する情報は、利用スケジュ
ール及び電源供給スケジュールと、電源情報の2つで
ある。
【0030】具体的には、電力状態決定処理部6は、あ
らかじめ定められたアルゴリズムにしたがい、その日の
最終電池稼働時間が終了するまで電池稼働可能な電力ス
テートを各電池稼働時間に割り当てる。例えば、選択さ
れる電力ステートは、選択可能な電力ステートの内最大
の電力ステートであることが望ましい。また、設定でき
る電力ステートがない場合は、その旨をユーザに通知
し、電池による最大稼働時間を実現できるように、利用
スケジュールを変更することを促す機能を有することが
好ましい。
【0031】ステップS14では、電力状態決定処理部
6は、電力状態変更手段9に指示を出し、電力状態変更
手段9にシステム及びデバイス2の電力状態を設定させ
る(第4ステップ)。その後は、ステップS1に戻る。
ステップS3,S7で電源状況又は利用状況のスケジュ
ールの不一致を検出した場合は利用スケジュール及び電
源供給スケジュールを更新していたが、他の方法として
はユーザに予定変更を確認し、ユーザ情報管理手段5の
情報を変更させてもよい。その場合はユーザがユーザ予
定情報管理手段におけるスケジュール設定を変更した後
に、ステップS10,11において、スケジュール抽出
処理部7が利用スケジュール及び電源供給スケジュール
を更新する。
【0032】以上に述べたように、電力状態決定処理部
6が参照する利用スケジュール及び電源供給スケジュ
ールと、電源情報は、いずれも、常時定期的に最新情
報に更新され、それらに基づいて電力状態決定処理部6
は電力状態をリアルタイムで設定する。したがって、精
度の高い電力制御が可能になる。また、以上に述べたよ
うに、ユーザ利用状況情報を電力状態決定に用いること
で、利用スケジュール及び電源供給スケジュールをより
正確に維持し、その結果電力制御の精度を高めている。
ただし、ユーザ利用状況情報を利用しなくても十分に優
れた電力制御を行える場合もあるので、ユーザ利用状況
情報を利用する必要は必ずしもない。携帯情報機器の実際の使用例 (1)基本動作 図3に示すユーザ予定表に基づいて実際に携帯情報機器
1の使用動作を説明する。ユーザは前日までに以下のス
ケジュールをユーザ情報管理手段5に入力しているとす
る。
【0033】 ユーザが当日の9時40分の時点において、プレゼンの
内容確認のために、移動中の電車の中で携帯情報機器1
の使用を開始したとする。すると、スケジュール抽出処
理部7は、電源情報抽出手段3により電池容量と電池残
量を参照する(ステップS1,S2,S5)。この場
合、前日に充電が十分にされている場合は、電池残量は
100%であることが多いと考えられる。
【0034】次に、電力状態決定処理部6は、スケジュ
ール抽出処理部7に利用スケジュール及び電源供給スケ
ジュールを問い合わせる(ステップS9)。電力状態決
定処理部6は、ユーザ情報管理手段5の管理データを参
照して、あらかじめ定められた抽出ルールにしたがい、
以下のような利用スケジュール及び電源供給スケジュー
ルを抽出する(ステップS6)。
【0035】 利用スケジュール 電源供給スケジュール -9:30 利用可能性あり AC稼働・充電可1 9:30-10:00 利用可能性あり 電池稼働1 10:00-11:00 利用 電池稼働2 11:00-11:30 利用可能性あり 電池稼働3 11:30-14:00 利用可能性あり AC稼働・充電可2 14:00-16:00 利用可能性あり 電池稼働4 16:00- 利用可能性あり AC稼働・充電可3 電力状態決定処理部6は、利用スケジュール及び電源供
給スケジュールを取り込む(ステップS12)。続い
て、電力状態決定処理部6は、制御電力状態を算出する
(ステップS13)。具体的には、電力状態決定処理部
6は、あらかじめ定められたアルゴリズムにしたがい、
その日の最終電池可動時間が終了するまで電池可動可能
な電力ステートを各電池稼働時間に割り当てる。
【0036】さらに具体的な電力状態決定方法を説明す
る。電力状態決定処理部6は、各電池稼働時間における
可能な平均消費電力を算出し、各電池稼働時間がそれ以
下の消費電力になるようにシステムおよびデバイス2の
電力状態を決定する。ここで、各電池稼働時間において
は可能な限り最大の電力状態を選択することが考えられ
るが、複数の電池稼働時間が存在しその中の一部の電池
稼働時間の電力が不足することが明らかな場合、さらに
その不足が重要な障害を起こす可能性がある場合は、他
の電池稼働時間の電力状態を低く抑えて全ての電池稼働
時間での十全な利用を優先する調整する機能を有してい
ることが好ましい。さらに、前述のように電池稼働が実
現できない等の不具合が生じる場合には、電力状態決定
処理部6はユーザにその旨を伝える警告機能を有してい
ることが好ましい。
【0037】本実施例においては、電力状態決定処理部
6は、電池稼働4における電力ステートを決定する際
に、電池稼働3終了時の電池残量と電池稼働時間前の電
池充電可能時間であるAC稼働2における可能充電電力
量とを加えた電力量を電池稼働4内で消費しきらないよ
うに、電池稼働4内のシステム及びデバイス2の電力状
態を決定する。
【0038】例えば電力ステートが5(最高)〜1(最
低)まである場合に、以下のように割り当てられる。 電力状態決定処理部6は、電力状態変更手段9に指示を
出し、電力状態変更手段9にシステム及びデバイス2の
電力状態を変更させる(ステップS14)。 (2)ユーザがスケジュールを変更したケース ここでユーザが当日の9時50分に当日のスケジュール
を変更し、携帯情報機器1のユーザ情報管理手段5に変
更を加えたとする。具体的に顧客訪問におけるプレゼン
割り当て時間が以下に示すように30分に減らされたと
する。
【0039】 すると、スケジュール抽出処理部7は、ユーザ情報管理
手段5の管理データを参照して変更があったことを検出
して(ステップS10)、あらかじめ定められた抽出ル
ールにしたがい、以下のような利用スケジュール及び電
源供給スケジュールを抽出する(ステップS11)。
【0040】 利用スケジュール 電源供給スケジュール -9:30 利用可能性あり AC稼働・充電可1 9:30-10:00 利用可能性あり 電池稼働1 10:00-10:30 利用 電池稼働2 10:30-11:00 利用可能性あり 電池稼働3 11:00-14:00 利用可能性あり AC稼働・充電可2 14:00-16:00 利用可能性あり 電池稼働4 16:00- 利用可能性あり AC稼働・充電可3 電力状態決定処理部6は、利用スケジュール及び電源供
給スケジュールを取り込む(ステップS12)。続い
て、電力状態決定処理部6は、制御電力状態を算出する
(ステップS13)。具体的には、電力状態決定処理部
6は、あらかじめ定められたアルゴリズムにしたがい、
その日の最終電池可動時間が終了するまで電池稼働能な
電力ステートを各電池稼働時間に割り当てる。例えば電
力ステートが5(最高)〜1(最低)まである場合に、
以下のように割り当てられる。
【0041】 電力状態決定処理部6は、電力状態変更手段9に指示を
出し、電力状態変更手段9にシステム及びデバイス2の
電力状態を変更させる(ステップS14)。
【0042】以上の結果を見ると、電池稼働2での使用
時間が少なくなったため、電池稼働3での電力ステート
を向上させることができたことが分かる。 (3)ユーザが予定スケジュールと異なる行動をしたケ
ース 以下、ユーザがユーザ情報管理手段5に入力した予定ス
ケジュールと異なる行動をした場合や異なる方法で携帯
情報機器1を使用した場合の動作について説明する。 ユーザの機器利用状況による検出 例えば、利用予定時間に携帯情報機器1が使用されてい
ないことが判明した場合は、それ以降は携帯情報機器1
は利用される可能性が少ないと判断し、電池の充電を最
も効率良く行うように電力状態を決定する。さらに具体
的には、図3の実施例において午後の販売促進会議の予
定時間になっても、所定時間(例えば20分)以上電源
の変更がなく、IOアクセスもない場合は、ユーザ利用
状況抽出手段10がユーザが携帯情報機器1を利用して
いないと判断し(ステップS7)、スケジュール抽出処
理部7は利用スケジュール及び電源供給スケジュールを
更新する(ステップS8)。これにより、電力状態決定
処理部6は電池稼働4における電力ステートを最低の1
(消費電力の低いサスペンドステート)に決定する(ス
テップS13)。 ユーザが使用しているアプリケーションソフトによる
検出 ユーザが使用しているアプリケーションソフトを抽出
し、アプリケーションの種類から現在ユーザがどのよう
な作業をしているかを判断し、各作業に必要な電力を考
慮して電力状態を変更する。図3の実施例において、午
後の販売促進会議の時間内で、例えばプレゼンテーショ
ン用ソフトを使用している場合はプレゼンテーションを
行っているとして電力ステートを5に維持することが必
要であるが、ワープロ用ソフトを使用している場合は例
えば会議録を作成しているとして電力ステートを4又は
3に落とすことも可能である。 ユーザの位置情報による検出 ユーザの位置を検出することで、ユーザが充電可能な場
所にいるか又は電池稼働を強いられいているのかを判断
し、それに応じて以後の電力状態を変更する。具体例と
しては、昼の1時から2時の間は本来は事務所で仕事を
予定なのに、例えばGPSによる位置検出によってユー
ザ利用状況抽出手段10がユーザは事務所以外の移動環
境で携帯情報機器1を使用していると判断すると(ステ
ップS7)、ユーザに警告を出して注意を促すととも
に、午後の販売促進会議の電力ステートを変更する(ス
テップS13)。 電源状態による検出 ユーザがACアダプタを使用しているか又は電池を使用
しているかを判断し、それに応じて以後の電力状態を変
更する。図3の実施例において、午後の販売促進会議が
1時間早まったがユーザが予定情報を更新しなかった場
合は、電源情報抽出手段8が電源状態がACアダプタ使
用から電池稼働に変更されたと判断し(ステップS
3)、ユーザに警告を出して注意を促すとともに、電力
状態決定処理部6がスケジュール抽出処理部7に利用ス
ケジュール及び電源供給スケジュールを更新させる(ス
テップS4)。その結果、午後の販売促進会議の電力ス
テートが低く変更される。
【0043】又は、他の実施例として、本来の利用終了
時刻になっても携帯情報機器1が使用されている場合
は、例えば最低の電力ステートに電力状態を遷移させ、
ユーザに警告を行う。以上に述べた携帯情報機器1の実
際の使用例は本発明の特徴を説明するための例示にすぎ
ず、本発明の適用がこれら使用例に限定されるものでは
ない。 〔他の実施形態〕 (1)上記の実施形態で提示した携帯情報機器の構成及
び動作については、単に一例を示すものに過ぎず、本発
明がこれに限定されるものではないことは言うまでもな
い。また、図1の構成ブロック図に示す各ブロックの機
能は各種回路等のハードウェアで実現してもよいし、各
種プログラム等のソフトウェアで実現してもよい。 (2)上述したような本発明のプログラムを記録した記
録媒体は本発明に含まれる。ここで記録媒体とは、コン
ピュータが読み書き可能なフロッピーディスク、ハード
ディスク、半導体メモリ、CD-ROM、DVD、光磁気ディ
スク(MO)、その他のものが想定できる。 (3)また、上述したような本発明のプログラムを伝送
する伝送媒体についても本発明に含まれる。ここで伝送
媒体とは、プログラム情報を搬送波として伝搬させて供
給するためのコンピュータネットワーク(LAN、イン
ターネット、無線通信ネットワーク)システムにおける
通信媒体(光ファイバ、無線回線、その他)を含む。 (4)前記実施形態ではユーザ利用状況及び電源変更情
報はスケジュール抽出処理部7が利用スケジュール及び
電源供給スケジュールを更新するのに用いられたが、電
力状態決定処理部6が電力状態を決定する際にユーザ利
用状況及び電源変更情報を直接参照するようにしてもよ
い。この場合は、ユーザがユーザ情報管理手段5に変更
を加えるまでは利用スケジュール及び電源供給スケジュ
ールは更新されないことになる。 (5)本発明に係る基本的な構造として、電力制御装置
4は、ユーザに対して現在の電源状況等を知らせ、所定
の作業や行動を促す警告手段をさらに有しているのが好
ましい。その場合は、ユーザは警告手段が警告等を発す
るまでは電力状態を気にせずに作業でき、警告等発生後
にユーザ情報管理手段5に変更を加えるだけでその後の
適切な電力が制御ができる。さらに、警告手段は、ユー
ザが必要に応じてオン・オフを切り替えることができる
ことが好ましい。
【0044】
【発明の効果】本発明は、携帯情報機器の宿命の一つで
あり、最もユーザをに負担をかけている電池の充電およ
び電池稼働時間の問題に関して、携帯情報機器の本来の
機能の一つであるユーザのスケジュール管理機能のデー
タなどを利用することにより、新たな機能やデータの必
要性を最小限度に抑え、かつ、電力管理機能を飛躍的に
高め、ユーザに負担を軽減し、機器の利便性を大幅に向
上させる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としての電力制御装置が採
用された携帯情報機器のブロック構成図。
【図2】電力制御装置による電力制御方法を示すフロー
チャート。
【図3】ユーザ情報管理手段としてのスケジュール管理
ソフトの画面。
【図4】本発明の一実施例としてのハードウェアブロッ
ク構成図。
【符号の説明】
1 携帯情報機器 2 システム及びデバイス 3 電源電池 4 電力制御装置 5 ユーザ情報管理手段 6 電力状態決定処理部 7 スケジュール抽出処理部 8 電源情報抽出手段 9 電力状態変更手段 10 ユーザ利用状況抽出手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B011 DA02 DA13 EA04 HH02 HH08 JB10 LL08 LL11 5H030 AA04 AS11 BB21 FF41

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ユーザの予定情報を記録・管理するユーザ
    情報管理手段を有する携帯情報機器において、充電可能
    な電源電池からシステム及びデバイスに供給される電力
    を制御するための電力制御装置であって、 前記ユーザ情報管理手段から前記携帯情報機器の利用ス
    ケジュール及び電源供給スケジュールを抽出するスケジ
    ュール抽出処理部と、 前記電源電池から電源情報を抽出する電源情報抽出手段
    と、 前記スケジュール抽出処理部と前記電源情報抽出手段と
    からの情報に基づいて、前記システム及びデバイスの電
    力状態を決定する電力状態決定処理部と、 前記システム及びデバイスの電力状態を前記電力状態決
    定処理部によって決定された電力状態に変更する電力状
    態変更手段と、を備えた携帯情報機器の電力制御装置。
  2. 【請求項2】ユーザの予定情報を記録・管理するユーザ
    情報管理手段を有する携帯情報機器において、充電可能
    な電源電池からシステム及びデバイスに供給される電力
    を制御するための電力制御方法であって、 前記ユーザ情報管理手段から前記携帯情報機器の利用ス
    ケジュール及び電源供給スケジュールを抽出する第1ス
    テップと、 前記電源電池から電源情報を抽出する第2ステップと、 前記第1及び第2ステップによって得られた情報に基づ
    いて、前記システム及びデバイスの電力状態を決定する
    第3ステップと、 前記システム及びデバイスの電力状態を前記第3ステッ
    プによって決定された電力状態に変更する第4ステップ
    と、を備えた携帯情報機器の電力制御方法。
  3. 【請求項3】ユーザの予定情報を記録・管理するユーザ
    情報管理手段を有する携帯情報機器において、充電可能
    な電源電池からシステム及びデバイスに供給される電力
    を制御するための電力制御方法のプログラムを記録した
    記録媒体であって、 前記ユーザ情報管理手段から前記携帯情報機器の利用ス
    ケジュール及び電源供給スケジュールを抽出する第1ス
    テップと、 前記電源電池から電源情報を抽出する第2ステップと、 前記第1及び第2ステップによって得られた情報に基づ
    いて、前記システム及びデバイスの電力状態を決定する
    第3ステップと、 前記システム及びデバイスの電力状態を前記第3ステッ
    プによって決定された電力状態に変更する第4ステップ
    とを備えたプログラムを記録した記録媒体。
  4. 【請求項4】ユーザの予定情報を記録・管理するユーザ
    情報管理手段を有する携帯情報機器において、充電可能
    な電源電池からシステム及びデバイスに供給される電力
    を制御するための電力制御方法のプログラムを伝送する
    伝送媒体であって、 前記ユーザ情報管理手段から前記携帯情報機器の利用ス
    ケジュール及び電源供給スケジュールを抽出する第1ス
    テップと、 前記電源電池から電源情報を抽出する第2ステップと、 前記第1及び第2ステップによって得られた情報に基づ
    いて、前記システム及びデバイスの電力状態を決定する
    第3ステップと、 前記システム及びデバイスの電力状態を前記第3ステッ
    プによって決定された電力状態に変更する第4ステップ
    とを備えたプログラムを記録した伝送媒体。
  5. 【請求項5】ユーザの予定情報を記録・管理するユーザ
    情報管理手段を有し、充電可能なる電源電池からシステ
    ム及びデバイスに供給される電力を制御するための携帯
    情報機器であって、 前記ユーザ情報管理手段から前記携帯情報機器の利用ス
    ケジュール及び電源供給スケジュールを抽出するスケジ
    ュール抽出処理部と、 前記電源電池から電源情報を抽出する電源情報抽出手段
    と、 前記スケジュール抽出処理部と前記電源情報抽出手段と
    からの情報に基づいて、前記システム及びデバイスの電
    力状態を決定する電力状態決定処理部と、 前記システム及びデバイスの電力状態を前記電力状態決
    定処理部によって決定された電力状態に変更する電力状
    態変更手段と、を備えた携帯情報機器。
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