JP2001183967A - 自動車の衝突及び回転によるシートベルト着用効果体験装置 - Google Patents

自動車の衝突及び回転によるシートベルト着用効果体験装置

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JP2001183967A
JP2001183967A JP36448799A JP36448799A JP2001183967A JP 2001183967 A JP2001183967 A JP 2001183967A JP 36448799 A JP36448799 A JP 36448799A JP 36448799 A JP36448799 A JP 36448799A JP 2001183967 A JP2001183967 A JP 2001183967A
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JP
Japan
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seat belt
traveling
base
collision
rotation
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JP36448799A
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English (en)
Inventor
Masahiro Imanaga
正廣 今永
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SHINWA GIKEN TOKUSO CO Ltd
Original Assignee
SHINWA GIKEN TOKUSO CO Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】自動車の衝突及び傾斜によるシートベルトの着
用効果を体験させることにより、シートベルトの重要性
を学習させる。 【解決手段】基台1のシャフト15を軸に、車体本体4
を走行兼回転台2と共に回転させたり、車体本体4を走
行兼回転台2のガイドレール3上に沿って走行させ、衝
撃緩衝装置5に衝突させたりすることによって、乗員に
シートベルトの着用効果を体験させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車が衝突及
び傾斜時におけるシートベルトの着用効果を擬似的に体
験するためのシートベルト着用効果体験装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車衝突擬似体験装置は、実公
平4−14768号公報により、乗員座乗用シートを備えた移
動台に人間が座り、それを斜面上部から自然滑走させ、
斜面下部にあるストッパーに衝突させて、このとき発生
する衝撃を体験させるものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
従来技術によれば、衝突による衝撃は体験できても本来
持っているシートベルトの機能である傾斜に対する効果
と反発係数の小さい非弾性衝突の衝撃に対するものは体
験できなかった。
【0004】そこで、この発明は、自動車の衝突及び傾
斜によるシートベルトの着用効果が体験できると共に装
置の小型化を図れるシートベルト着用効果体験装置を提
供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、請求項1の発明は、車両が衝突及び傾斜時におけ
るシートベルトの着用効果を擬似的に体験するためのシ
ートベルト着用効果体験装置であって、基台1と、基台
1のシャフト15を軸に回転する走行兼回転台2と、走
行兼回転台2上に設けられたガイドレール3と、ガイド
レール3に支持された走行自在な車体本体4と、車体本
体4に備え付けられたシートベルトの効果を引き出し、
かつ基台1のシャフト15を保護するために走行兼回転
台2の前端に設けられた衝撃緩衝装置5と、走行兼回転
台2を回転させるモータ6と、車体本体4をガイドレー
ル3に沿って走行させるモータ7と、モータ6、7をプ
ログラムによって制御するモータコントローラ8とを備
えたことを特徴とする自動車の衝突及び回転によるシー
トベルト着用効果体験装置である。
【0006】
【発明の実施の形態】この発明の一実施形態を、図1及
び図2、図3に示す。
【0007】
【実施例】図1に示すように、このシートベルト着用効
果体験装置は、固定された基台1を備えている。走行兼
回転台2は、基台1のシャフト15で支持されている。
車体本体4には4隅にキャスタ16が設けられており、
車体本体4が定位置に戻ったときには車体本体4のツメ
14が走行兼回転台2の支持棒17に噛み合い、走行兼
回転台2がモータ6によって回転する時には、車体本体
4はこれによって支持される。また、モータ7によって
車体本体4はガイドレール3上を走行し、車体本体4の
衝突面13が衝撃緩衝装置5に衝突することとなる。
【0008】駆動系には、一般的なインダクションモー
タ(モータ6及びモータ7)にエンコーダーをとりつ
け、コンピュータ言語(QMCL言語)を使って、プロ
グラムによって自由にモータ6及び7を動かすモータコ
ントローラ8を使用し、そのことにより短い走行距離で
高トルク、高回転が得られるため小型化ができ、また回
転速度、衝突速度の制御を可能とし、トルクを自由にコ
ントロールすることができ、その上エンコーダーによる
微妙な回転角度調整を行うことで優しい制御ができる。
【0009】図3に示すように、衝撃緩衝装置5には強
力なバネ19が使われており、これによりシャフト15
を保護すると共に、非弾性衝突によるシートベルトの着
用効果を高めることができる。
【0010】基台1上のロックハンドル11を回すこと
により、固定棒18が側面から見て左右に動き、走行兼
回転台2を基台1に固定させたり、自由にさせたりす
る。プログラムはこれが固定された場合は走行、自由に
された場合は回転と判断している。そのため、体験者が
乗車するときの安全性、車体本体の安定走行を確保でき
る。
【0011】操作盤9には、回転角のデジタル表示によ
り回転角度の調整や原点復帰が容易にできる回転角度の
微調整ボタン、走行及び回転の切り替えスイッチ、非常
停止ボタンがついており、操作盤10には、低速(時速
3Km)、中速( 時速5Km)、高速(時速7Km)の3種
類の走行速度の選択ボタン、回転開始ボタン、回転を戻
すボタン及び停止ボタンがついている。
【0012】衝突によるシートベルトの着用効果を体験
させる場合、体験者は、踏み台12から車に乗り、シー
ト20に座ってシートベルトを装着する。操作人はまず
操作盤9上の走行・回転切り替えスイッチを走行とし、
ロックハンドル11で走行兼回転台2が動かないよう基
台1に固定させる。操作盤10上の走行速度の選択ボタ
ンの速度で車体本体4を走行させることにより、体験者
はそれぞれの速度におけるシートベルトの着用効果を体
験する。
【0013】次に、傾斜又は回転によるシートベルトの
着用効果を体験させる場合、操作人は走行・回転切り替
えスイッチを回転に切り替えた後、ロックハンドル12
で走行兼回転台2を自由にする。回転ボタンを1回押す
と走行兼回転台2が25度傾斜することにより、車体本
体4も25度傾斜する。もう1回押すと90度傾斜す
る。さらにもう1回押すと180度回転する。その後、
戻すボタンで正常位置に戻す。以上の動作により体験者
はそれぞれの傾斜又は回転によるシートベルトの着用効
果を体験することができる。また180度回転した状態
で回転を止め、横転時を想定しその場合の脱出訓練を行
うこともできる。
【0014】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は前記実施例に限定されるものではなく、種々の設計
変更を行うことが可能である。
【0015】例えば、走行速度は毎時3Km、5Km、
7Kmの3種類に限定されず、毎時7Km以上の速度を
設定できるようにしておいても良い。また、ダミー人形
を乗せて、一連の動作を自動的に行うようにしても良
い。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、基台のシャフトを軸に車体本体が走行兼回転台と共
に回転したり、車体本体が走行兼回転台上のガイドレー
ル上を走行し衝撃緩衝装置に衝突したりすることによっ
て、乗車した体験者に自動車の衝突及び傾斜によるシー
トベルト着用効果を体験させることができると共に装置
の小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態を示す全体側面図であ
る。
【図2】図1の21−21線断面図である。
【図3】この発明の一実施形態に示された衝撃緩衝装置
の全体側面図である。
【符号の説明】
1 基台 2 走行兼回転台 3 ガイドレール 4 車体本体 5 衝撃緩衝装置 8 モータコントローラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両が衝突及び傾斜時におけるシートベル
    トの着用効果を擬似的に体験するためのシートベルト着
    用効果体験装置であって、基台1と基台1のシャフト1
    5を軸に回転する走行兼回転台2と、走行兼回転台2上
    に設けられたガイドレール3と、ガイドレール3に支持
    された走行自在な車体本体4と、車体本体4に備え付け
    られたシートベルトの効果を引き出し、かつ基台1のシ
    ャフト15を保護するために走行兼回転台2の前端に設
    けられた衝撃緩衝装置5と、走行兼回転台2を回転させ
    るモータ6と、車体本体4をガイドレール3に沿って走
    行させるモータ7と、モータ6、7をプログラムによっ
    て制御するモータコントローラ8とを備えたことを特徴
    とする自動車の衝突及び回転によるシートベルト着用効
    果体験装置。
JP36448799A 1999-12-22 1999-12-22 自動車の衝突及び回転によるシートベルト着用効果体験装置 Pending JP2001183967A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100717966B1 (ko) * 2006-05-20 2007-05-14 주식회사 성진하이텍 안전벨트교육용 시뮬레이션장치
JP2008102177A (ja) * 2006-10-17 2008-05-01 Nanba Shiten:Kk 自動車のシートベルト着用効果擬似体験装置
KR100902079B1 (ko) 2009-01-30 2009-06-09 (주)우리곁에항상 충격체험장치
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JP4669461B2 (ja) * 2006-10-17 2011-04-13 有限会社 難波支店 自動車のシートベルト着用効果擬似体験装置
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