JP2001183383A - 撮像装置及び撮像対象の速度算出方法 - Google Patents

撮像装置及び撮像対象の速度算出方法

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JP2001183383A
JP2001183383A JP37314599A JP37314599A JP2001183383A JP 2001183383 A JP2001183383 A JP 2001183383A JP 37314599 A JP37314599 A JP 37314599A JP 37314599 A JP37314599 A JP 37314599A JP 2001183383 A JP2001183383 A JP 2001183383A
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Keisuke Tonomura
敬介 殿村
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮影画像処理によって装置の小型化、携帯性
の向上を実現した移動物体の速度測定機能付撮像装置及
び撮像対象の速度算出方法の提供。 【解決手段】 腕時計型デジタルカメラ100における
撮像レンズ1aから被写体(撮像対象)Aまでの距離
D、及び腕時計型デジタルカメラ100における撮像レ
ンズ1aの画角θから被写体を基準とした実際距離を換
算したモニター画面を仮定する。また、上述の実際距離
換算値とモニター画面における被写体画像の位置変化距
離の割合をRとして実際の移動距離Prを算出する(P
r=R×2Dtan(θ/2)=2R・Dtan(θ/
2))。画角θは既知であり、移動速度t=(フレーム
レート(既知))/(2つの被写体画像のフレーム差)
から、移動速度V=Pr/tとして算出できる。つま
り、移動物体までの距離Dを入力し、その移動物体を撮
影することによって物体の移動速度を知ることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデジタルカメラ等の
撮像装置に関し、特に、移動する撮像対象物の移動速度
を測定可能な撮像装置及びその速度算出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、移動する物体の速度を算出する装
置としてはスピードガンのようにドップラー効果を利用
した超音波方式が主流となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
超音波方式が主流である従来の速度算出装置はその方式
上の制約から現時点においては小型化が困難であり、
又、携帯性に優れているとは言えないといった問題点が
ある。
【0004】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、撮影画像処理によって装置の小型化及び携帯性
の向上を実現した移動物体の速度測定機能付撮像装置及
び撮像対象の速度算出方法の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、第1の発明の撮像装置は、撮像手段と、この撮像手
段が撮像可能な画角を記憶した第1の記憶手段と、前記
撮像手段と撮像対象との距離を取得する距離取得手段
と、前記撮像手段によって撮像された画像のうち、前記
画角に対応する角度上に前記撮像対象が存在する、少な
くとも2つの画像の撮像タイミングを記憶する第2の記
憶手段と、この第2の記憶手段に記憶されている撮像タ
イミングから、これらの画像の撮像時間間隔を算出する
時間算出手段と、前記第1の記憶手段に記憶された画
角、前記距離取得手段によって取得された距離、及び、
前記時間算出手段によって算出された撮像時間間隔か
ら、前記撮像対象の移動速度を算出する速度算出手段
と、この速度算出手段によって算出された移動速度を表
示する表示手段と、を備えたことを特徴とする。
【0006】第2の発明は上記第1の発明の撮像装置に
おいて、前記撮像手段によって撮像された画像を、撮像
タイミングと対応付けて複数記憶する第3の記憶手段
と、前記第3の記憶手段に記憶された複数の画像のう
ち、前記撮像対象が含まれている画像を少なくとも2つ
抽出する画像抽出手段と、この画像抽出手段によって抽
出された少なくとも2つの画像における、前記撮像対象
の位置の変化を計測する計測手段と、を更に備え、前記
時間算出手段は、前記第3の記憶手段に記憶された撮像
タイミングのうち、前記画像抽出手段によって抽出され
た少なくとも2つの画像の撮像タイミングから、撮像時
間間隔を算出し、前記速度算出手段は、前記第1の記憶
手段に記憶された画角、前記距離取得手段によって取得
された距離、及び、前記時間算出手段によって算出され
た撮像時間間隔に、前記計測手段によって計測された前
記撮像対象の位置の変化を加味して、前記撮像速度を算
出することを特徴とする。
【0007】第3の発明は上記第2の発明の撮像装置に
おいて、前記時間間隔算出手段は、前記画像抽出手段に
よって抽出された少なくとも2つの画像の画像数又は装
置固有の連続撮影周期から前記撮像タイミングを取得
し、前記撮像対象の移動速度を算出することを特徴とす
る。
【0008】第4の発明は上記第2の発明の撮像装置に
おいて、撮像手段によって撮像される画像の撮像時刻を
計測する撮像時刻計測手段を備え、前記第3の記憶手段
は、前記撮像手段によって撮像された画像と対応付けて
上記撮像時刻計測手段によって計測された撮像時刻を更
に記憶し、前記時間算出手段は、前記画像抽出手段によ
って抽出された各画像に対応する撮像時刻を基に抽出さ
れた各画像間の移動速度を算出する、ことを特徴とす
る。
【0009】第5の発明は上記第2乃至第4のいずれか
の発明の撮像装置において、第3の記憶手段に記憶され
ている画像のうち前記撮像対象が含まれている複数の画
像をそれぞれ縮小して配列表示する表示制御手段と、こ
の表示制御手段によって配列表示された複数の縮小画像
中から所望の画像を選択指示する選択指示手段と、を備
え、前記抽出手段はこの選択指示手段によって選択され
た少なくとも2つの縮小画像に対応する各画像を前記第
3の記憶手段から抽出することを特徴とする。
【0010】第6の発明は上記第1乃至第5のいずれか
の発明の撮像装置において、当該撮像装置は、腕に装着
して好適な形状を模すことを特徴とする。
【0011】また、第7の発明の撮像対象の速度算出方
法は、撮像対象と撮像部との距離を取得し、所定の画角
に対応する角度上に前記撮像対象が存在する少なくとも
2つの画像から、これらの画像の撮像時間間隔を算出
し、前記所定の画角、取得した距離、算出された撮像時
間間隔から前記撮像対象の移動速度を算出することを特
徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は本発明の撮像装置の一実施
例としての腕時計型デジタルカメラ(以下、デジタルカ
メラ)の外観図であり、図1(a)は上部方向からみた
外観、図1(b)はA方向から見た外観を示す。また、
図2はその回路構成例を示すブロック図である。図1
で、腕時計型デジタルカメラ100の本体上部には表示
部(液晶画面)7が設けられ、A方向から見た側部には
カメラモジュール1の撮像レンズ1a及び測距部(この
例では、公知の赤外線距離センサ)10が設けられ、他
の側部にはスイッチS1〜S5及びスイッチシャッター
キーF0が設けられている。
【0013】図2で、腕時計型デジタルカメラ100
は、カメラモジュール1、制御部2、システムROM
3、作業メモリ(RAM)4、保存メモリ(フラッシュ
メモリ)5、表示ドライバ6、表示部(液晶画面)7、
シャッターキー(F0)8、キー入力部(S1〜S5)
9及び測距部10を備えている。なお、距離をキー入力
部9から入力するように構成した場合には測距部10は
備えなくてもよい。
【0014】カメラモジュール1は撮像レンズ、レンズ
駆動部、CMOS及びCCDで構成される信号変換部及
び信号処理部からなる撮像部からなり、撮影時に被写体
像を取り込んで画像データに変換し、その画像データ
(以下、単に、画像と記す)を作業メモリ4に記憶する
と共に制御部2及び表示ドライバ6を介して表示部7に
表示する。
【0015】また、撮影後、保存記憶前(又は、画像再
生時)に制御部2から「サムネイル画像表示」指示があ
ると、作業メモリ4に記憶されている複数の画像を縮小
処理して表示ドライバ6を介して表示部7に表示(2次
元配列表示又はスクロール可能に表示)する。また、
「速度計測モード」下で制御部2から連続撮影指示(制
御信号)があると所定のフレームレート(本発明で言う
ところの撮像タイミングであり、1秒間に撮像する画像
枚数をいう)で連続撮影を行う。
【0016】制御部2は、CPU(図示せず)、クロッ
ク21及び時刻補正回路22及び画像認識処理部23か
らなっている。制御部2で、CPUは上述の各モジュー
ルや回路、メモリ、キー等にバスラインを介して接続
し、システムROM3に格納されている制御プログラム
により腕時計型デジタルカメラ100全体の制御を行な
うと共に、シャッターキー8やキー入力部9から受け取
る信号に対応してシステムROM3に格納されている撮
影/画像再生処理プログラムや本発明に基づく速度計測
指示プログラム、移動速度算出プログラム等を取り出し
て、腕時計型デジタルカメラ100の各機能の実行制御
等を行なう。なお、「速度計測モード」ではシャッター
キー8が全押しされると所定のフレームレートで連続撮
影を行うようにカメラモジュール1に制御信号を送出す
る。また、画像保存記憶操作がなされると作業メモリ4
に記憶された画像に圧縮処理等を施してから保存メモリ
5に保存記憶する。また、撮影後、保存メモリ5への保
存記憶前にユーザからの指示があるとカメラモジュール
1に「サムネイル画像表示」指示(制御信号)を送出す
ることができる。
【0017】また、画像認識処理部23はCPUの制御
下で作業メモリ4に記憶された画像から被写体像(撮像
対象)の有無の判別を行う。
【0018】システムROM3は、上述した制御プログ
ラム撮影/画像再生処理プログラム、及び速度計測指示
プログラム、移動速度算出プログラム等の各種プログラ
ムのほか、定数(画角設定値θ、フレームレート、フレ
ームサイズ等)、アイコン、及びメニューデータ等を格
納する。
【0019】作業メモリ4はRAM(DRAM)等の揮
発性メモリからなり、「速度計測モード」では、連続撮
影画像の一時記憶、保存メモリ5から取り出されたサム
ネイル画像の再生及び再生画像の一時記憶、表示部7に
表示する速度情報等の一時記憶、その他中間結果の一時
記憶等の際のメモリとして用いられる。また、作業メモ
リ4は連続撮影時にはフレームレート分の枚数の画像を
記憶する連写(又は、速写)画像記憶領域及び画像とカ
メラとの距離を記憶する領域が確保されている。なお、
各画像の撮像時刻情報を確保するようにしてもよい。
【0020】また、保存メモリ5はフラッシュメモリ等
の不揮発性メモリからなり、撮影画像及び各画像の撮像
時刻情報を保存記憶する。また、保存記憶する画像とそ
のサムネイル画像を対応付けて保存記憶する。また、画
像とカメラとの距離を記憶する。
【0021】表示ドライバ6は制御部2から送られるメ
ニューデータやアイコン及び画像や速度情報等をビット
マップイメージに変換して画像メモリ(VRAM)に展
開し、表示部7に表示する。
【0022】また、キー入力部9はスイッチS1〜S5
を備え、これらのスイッチが操作されると状態信号が制
御部2(CPU)に送出される。また、スイッチS1〜
S5には「速度計測モード」下でそれぞれ「サムネイル
画像表示」、「カーソル移動]、「画像指定」、「画像
保存」、「画像再生」といったような特定の処理指定機
能が割り付けられている。また、例えば、スイッチS5
に機能切り替え機能を割り当てておき、スイッチS5を
押すたびに表示部7にメニューが表示されるように構成
することもできる。また、スイッチS1〜S3の組み合
わせで数値(例えば、距離)を入力することもできる。
【0023】測距部10は、例えば、赤外線距離測定部
からなり、被写体とカメラとの距離を測定する。なお、
測距部10を設けることなく、被写体の移動する平面と
カメラとの距離をキー入力部9から入力するようにして
もよい。
【0024】[移動する被写体(撮像対象)の速度測定
方法]図3はカメラの画角内を移動する被写体の速度測
定原理の説明図、図4は被写体の移動時間算出方法の説
明図である。以下、腕時計型デジタルカメラ100の撮
影画像による被写体速度計測方法について図3〜図4を
基に述べる。
【0025】図3(a)に示すように腕時計型デジタル
カメラ100の撮像レンズ1aの画角の中心点A(=撮
像レンズ1aの中心から被写体までの直線が被写体の移
動平面と直交する点)までの距離Dがわかれば腕時計型
デジタルカメラ100においてカメラモジュール1に予
め設定された画角設定値θから被写体を基準とした実際
距離に換算したモニター画面を推測することができる。
例えば、上記図3(a)に対する実際距離換算のモニタ
ー画面は、腕時計型デジタルカメラ100から距離Dの
平面を仮定すると、画角θ内での幅PP’は2D×ta
n(θ/2)となるので、図3(b)に示すように縦D
tan(θ/2):横2Dtan(θ/2)のモニター
画面7’になる。なお、図3(a)で記号Prは被写体
31が点A(PP’/2))から点Bに移動した場合の
実際移動距離である。
【0026】上述の実際距離換算値と図3(b)に示す
モニター画面内での被写体画像31の点Aと点B間の距
離Pmから、(被写体31が撮像レンズ1aから距離D
の平面内を移動すると仮定すれば)点Aから点Bへの実
際の移動距離Prを下記の式(1)により算出すること
ができる。 Pr=R×2Dtan(θ/2)=2R・Dtan(θ/2) ・・式(1) ここで、Rはモニター画面上における幅PP’に対する
被写体の移動の割合、つまり移動距離比率を示す。
【0027】例えば、図3(b)のモニター画面で、被
写体像31の点Aと点B間の水平方向の移動距離Pmが
幅PP’に対して1/3とすると、この1/3がRとな
り、上記式(1)から、 Pr=(1/3)・2Dtan(θ/2)=(2/3)
Dtan(θ/2) となる。ここで、画角θはカメラモジュール1の設計時
に決定される値であり、定数(又は、移動距離算出プロ
グラムのプログラム定数)としてシステムROM3に格
納されている。従って、距離Dがわかれば被写体の移動
距離を算出することができる。また、被写体移動平面と
カメラとの直線距離が十分離れていれば被写体が移動す
る際に多少ずれたり蛇行しても同一平面内を移動してい
るとみなすことができる。
【0028】図4において、(a)は1枚目のフレーム
に撮像された被写体画像31’、(b)は腕時計型デジ
タルカメラ100からの直線と直交する位置で撮像され
た10枚目のフレーム、(c)は12枚目のフレームを
示す。また、(d)、(e)は画面上の移動距離を目視
しやすいように説明の便宜上10枚目と12枚目のフレ
ームを重ね合わせた図である。
【0029】また、図3の被写体31のA点からB点へ
の移動時間tは、図4で点A’の状態が撮像されている
10枚目のフレームと点B’の状態が撮像されている1
2枚目のフレームとのフレーム数の差ΔF及びデジタル
カメラ100のフレームレートFから下記式(2)から
算出することができる。 移動時間t=ΔF/F ・・・・・式(2) 例えば、フレームレートFが「20」のカメラは1秒間
に20枚のフレームで撮像していることになる。このと
き、撮像された点A’、B’のフレーム差ΔFが図4に
示すように2枚だった場合は、t=ΔF/F=2/20
=1/10、つまり、図4(d)に示すように被写体3
1が図3の点Aから点B(被写体像31’が図4の点
A’から点B’)に移動するまでの移動時間tは0.1
秒であることがわかる。
【0030】よって、式(1)から得られる実際の移動
距離Prと上述したフレーム差から得る移動時間から下
記式(3)により移動する被写体の速度Vを算出するこ
とができる。 移動速度V=Pr/t ・・・・・・式(3) つまり、カメラの画角をθ、移動経路との直交距離を
D、フレーム内(=画面内)移動距離比率をR、被写体
の移動時間をt、求める移動速度をVとすると、移動速
度は下記式(4)で表すことができる。 移動距離V={(R×2×D×tan(θ/2)}/t =(2RD/t)tan(θ/2) ・・・・・・式(4) すなわち、被写体(撮像対象)までの距離を入力し、そ
の被写体を腕時計型デジタルカメラ100で連続的に撮
影することによって当該被写体の移動速度を知ることが
できる。
【0031】なお、上記説明では被写体の移動時間tを
移動前後のフレーム数の差ΔFとフレームレートFから
求めたが(式(2)参照)、各画像の撮影時刻をクロッ
ク21及び時刻補正回路22から得て、各画像に対応付
けて作業メモリに記憶しておき、移動速度測定の対象と
なるフレームが決まったとき、それらに対応する撮像時
刻t1、t2を取り出して移動時間tを算出するように
してもよい(移動時間はt=t2−t1として算出でき
る)。
【0032】[速度測定動作例]図5はサムネイル画像指
定による被写体速度算出の説明図であり、図6は速度測
定モード時のデジタルカメラの動作の一実施例を示すフ
ローチャートである。また、図6(a)は連写による速
度測定例のフローチャート、図6(b)は速写による速
度測定のフローチャートを示す。
【0033】(連写による速度測定例) ステップT0:(カメラ位置の決定案内メッセージ表
示) 図6(a)で、「速度測定モード」時に制御部2(CP
U)は表示部7に「被写体の移動経路(図3(b)の例
ではP−P’を通る経路)と直交するようなカメラ位置
の決定」を促すメッセージを表示する。
【0034】ステップT1:(距離計測(入力)) 腕時計型デジタルカメラ100が測距部10を備えた構
成の場合には、ユーザは被写体の移動経路と直交するよ
うに腕時計型デジタルカメラ100を向けて移動経路上
の点(図3(b)の例では移動経路PP’上のA点)を
画角の中心にしてから、シャッターキー8を半押しす
る。制御部2(CPU)はキー入力部9からの状態信号
を調べ、シャッターキー8が半押しされたことを検出す
ると測距部10に測距指示(制御信号)を送る。測距部
10はデジタルカメラから移動経路上の直交点との距離
Dを計測し計測値を制御部2(CPU)に送出するの
で、制御部2(CPU)は受け取った距離Dを作業メモ
リ4に保持(記憶)する。なお、腕時計型デジタルカメ
ラ100が測距部10を備えず、距離をキー入力部9か
ら入力するように構成されている場合には、ユーザは予
め調べたカメラと被写体の移動経路と直交する点との距
離をスイッチS1〜S3の組み合わせ操作により入力す
る。キー入力部9はスイッチS1〜S3の組み合わせ操
作が行われると信号列を制御部2(CPU)に送出する
ので、制御部2(CPU)は受け取った信号列から距離
データ(距離D)を得てそれを作業メモリ4に保持す
る。
【0035】ステップT2:(連写指示) ユーザは、移動中(又は、移動開始直前)の被写体が画
角内に入るとシャッターキー8を全押しする。制御部2
(CPU)はキー入力部9からの状態信号を調べシャッ
ターキー8の全押しを検出するとT3に遷移する。
【0036】ステップT3:(連写解除(連写停止)判
定) ユーザは移動する被写体の撮像動作を停止しようとする
場合には、シャッターキー8から指を離す(つまり、全
押しを解除する)だけでよい。制御部2(CPU)は、
キー入力部9からの状態信号を調べ、1サイクル内(T
4参照)にシャッターキー8の全押し解除を検出すると
連写を停止してステップT6に遷移し、そうでない場合
にはステップT5に遷移して次のフレームの撮像を行う
(つまり、連写を続行する)。これにより、任意の時点
(例えば、被写体が画角外に移動するか、画角内で移動
中の任意の時点、或いは画角内で停止した時)に次の撮
像動作を停止できるので、フレームレート分の枚数の画
像を撮影しなくてもよい(ステップT3を設けずにフレ
ームレート分の枚数の画像を連続撮影するようにしても
よいが、被写体の移動速度が速い場合は無駄な動作が生
じる。ステップT3を設けた場合には無駄なく撮像がで
きる)。
【0037】ステップT4:(撮像(画像の一時記
憶)) 制御部2(CPU)はシャッターキー8が全押しされて
いる時点にカメラモジュール1に撮り込まれた画像(画
角内の像)を1フレームの画像として作業メモリ4に確
保された連写画像記憶領域に順次記憶してステップT3
に戻る(連写画像記憶領域が一杯になった場合には最初
の領域から順次上書きされる)。また、ステップT3、
T4のサイクル(撮像サイクル)は「(1/フレームレ
ート)秒/枚」である。つまり、フレームレートを20
枚/秒とすると、撮像速度は0.05秒/枚となるの
で、ステップT3、T4のサイクルは0.05秒とな
る。なお、上記ステップT3を設けなかった場合にはフ
レームレート分の枚数を撮影するまでこのステップ(T
4)を繰り返し、フレームレート分の撮影が終わるとス
テップT5に遷移するように構成する。また、上記説明
では取り込まれた1フレームの画像を作業メモリ4の連
写(速写)画像記憶領域に順次記憶するようにしたが、
同時に、クロック21及び時刻補正回路23を介して得
る時刻情報を記憶された画像に対応付けて作業メモリ4
に記憶するようにしてもよい。
【0038】ステップT5:(選択メニューの表示) 制御部2(CPU)は、「移動速度表示→S1」、「サ
ムネイル画像→S2」、「画像保存」→S3」、「終了
→S5」を意味するメニュー又はアイコンを表示部7に
表示してユーザに選択を促す。
【0039】ステップT60〜T63:(選択処理の判
定) 制御部2(CPU)はキー入力部9からの状態信号を調
べ、スイッチS1の操作が検出されるとステップT7に
遷移し(ステップT60)、スイッチS2の操作が検出
されるとステップT13に遷移し(ステップT61)、
スイッチS3の操作が検出されるとステップT16に遷
移し(ステップT62)、スイッチS5の操作が検出さ
れると「移動速度計測モード」を終了する(ステップT
63)。
【0040】ステップT7:(速度計測対象フレームの
抽出) 制御部2(CPU)は画像認識処理部23を制御し、作
業メモリ4の連続画像記憶領域に記憶されている画像の
うち被写体像が撮像されている最初のフレームと、被写
体像が撮像されている最後のフレームを抽出させ、第1
のフレーム及び第2のフレームとする。また、その際、
第1のフレームの被写体像の中心位置(例えば、図4
(e)の点A”の座標)と第2のフレームの被写体像の
中心位置(図4(e)の点B’の座標)を作業メモリ4
に保持させる。フレームの抽出は、この場合、各フレー
ムとも画角がθに固定されているので背景が同一である
点を利用して、背景処理により背景とは異なった像を被
写体像として判別し、最初に被写体が撮像された画像と
最後に被写体像が撮像されたフレームを特定して行うこ
とができる。
【0041】なお、上記の例では作業メモリ4の連続画
像記憶領域に記憶されている画像のうち被写体像が撮像
されている最初のフレームを第1のフレームとし、被写
体像が撮像されている最後のフレームを第2のフレーム
として抽出したがこれに限定されない。つまり、被写体
像が撮像されているi番目のフレームを第1のフレーム
とし、被写体像が撮像されているi<i+j<n番目の
フレームを第2のフレームとして抽出するように構成し
てもよい(但し、i、jは固定値、nはフレームレート
である)。又、被写体像が画角に入った瞬間のフレーム
を第1のフレーム、被写体像が画角から出る直前のフレ
ームを第2のフレームとしても良い。又、抽出するフレ
ーム数は2つに限定されない(2以上でもよい)。ま
た、抽出するフレームをユーザが指定する(つまり、
i、i+jを可変値とする)ようにしてもよい。
【0042】ステップT8:(移動時間の算出) 制御部2(CPU)は、上記ステップT7で抽出したフ
レームのフレーム番号から第1のフレームと第2のフレ
ームのフレーム数の差ΔFを算出し、式(2)により第
1のフレーム内の被写体像の位置(例えば、図4(e)
の点A”)から第2のフレーム内の被写体像の位置(図
4(e)の点B’)までの移動時間tを算出することが
できる。つまり、フレームレートFは既知だから、フレ
ーム差ΔFを算出した後、t=ΔF/Fから移動時間t
を得ることができる。
【0043】なお、上記ステップT4の撮像画像の一時
記憶時に撮像画像に対応付けて撮像時刻を記憶するよう
にした場合には、上述のフレーム数の差から移動時間を
算出せず、抽出したフレームの撮像時刻の差から得るよ
うにしてもよい。つまり、i番目のフレームの撮影時刻
をt1、i+j番目のフレームの撮影時刻をt2とする
とき、移動時間t=t2−t1として求めることができ
る。
【0044】ステップT9:(フレーム内移動距離比率
の算出) 次に、制御部2(CPU)は上記ステップT7で作業メ
モリ4に保持した第1のフレーム内の被写体像の位置
(座標)と第2のフレーム内の被写体像の位置(座標)
からその間の距離rを求め、次に、フレーム内移動距離
比率R(=表示される画面内移動距離比率)を算出す
る。なお、フレーム内移動距離比率Rはフレームサイズ
が既知であるからフレームの横幅をWとすれば、R=r
/Wとして算出することができる。
【0045】ステップT10:(移動速度の算出) 制御部2(CPU)はシステムROM3に格納されてい
る画角θを読み出すと共に、上記ステップT1で得た距
離D、上記ステップT8で得た移動時間t及び上記ステ
ップT9で得たフレーム内移動距離比率Rを前述した式
(4)に代入して被写体の移動速度Vを算出する。
【0046】ステップT11:(画像及び移動速度の表
示) 制御部2(CPU)は上記ステップT7(又はT15)
で抽出した第2のフレーム(画像)を表示ドライバ6を
介して表示部7に表示すると共に、上記ステップT10
で得た被写体の移動速度を重畳表示する。なお、第1の
フレームと第2のフレームを重畳させて移動前後の被写
体像を同一画面に表示し、更に移動速度を重畳表示する
ようにしてもよい。
【0047】ステップT12:(終了確認判定) 制御部2(CPU)はキー入力部9からの状態信号を調
べ、スイッチS5の操作が検出された場合にはステップ
T5に戻って再度メニュー表示を行う。また、所定時間
経過してもスイッチS5が押されない場合には処理を終
了する。
【0048】ステップT13:(サムネイル画像の表
示) ステップT61でスイッチS2の操作が検出されると、
制御部2(CPU)は作業メモリ4の連写(速写)画像
記憶領域に記憶されている画像を順次取り出して縮小処
理を施してサムネイル画像とし、表示ドライバ6を介し
て表示部7に図5(a)に示すように2次元配列して表
示する。
【0049】ステップT14:(サムネイル画像の選
択) 制御部2(CPU)は「移動速度測定のため第1のサム
ネイル画像と第2のサムネイル画像の選択」を促すメッ
セージを表示する。ユーザはスイッチS2を操作してカ
ーソルを所望のサムネイル画像上に移動させた後、スイ
ッチS3を操作してそれぞれの画像を選択指定する(図
5(a)の例では2番目のサムネイル画像と19番目の
サムネイル画像が選択されている)。
【0050】ステップT15:(対応フレーム(画像)
の抽出) 制御部2(CPU)はキー入力部9からの状態信号を調
べ、スイッチS3の操作を検出すると指定されたサムネ
イル画像に対応するフレームを作業メモリ4の連続画像
記憶領域に記憶されている画像のうちからそれぞれ抽出
(特定)し、抽出した画像を第1のフレーム及び第2の
フレームとする(図5(b)の例では2番目のサムネイ
ル画像に対応する2枚目のフレームを第1のフレームと
し、19番目のサムネイル画像に対応する19枚目にフ
レームを第2のフレーム画像とする)。また、その際、
第1のフレーム内の被写体像の中心位置と第2のフレー
ム内の被写体の中心位置(座標)を作業メモリ4に保持
させ、ステップT8に遷移する。
【0051】ステップT16:(画像保存処理) 制御部2(CPU)は作業メモリ4の連写(速写)画像
記憶領域に記憶されている画像に圧縮処理を施して圧縮
画像(圧縮データ)を保存メモリ5に保存記憶する。ま
た、同時に、連写(速写)画像記憶領域に記憶されてい
る画像に縮小処理を施してサムネイル画像とし、保存記
憶する画像に対応付けて保存記憶メモリ5に保存記憶す
る。更に、距離Dを保存記憶される一連の連続画像グル
ープに対応させて保存メモリ5に保存記憶し、処理を終
了する。なお、上記ステップで画像の一時記憶時に撮像
時刻を対応付けて記憶するように構成した場合には、記
憶されている時刻情報を保存記憶する画像に対応付けて
保存メモリ5に保存記憶する。 (速写による速度測定例)上記図6(a)ではステップ
T1で得た距離Dと連写画像から画角内を移動する被写
体の速度を測定するように構成した例を示したが、図6
(b)に示すように取得した距離Dと速写画像から画角
内を移動する被写体の速度を測定することもできる。な
お、図6(b)で、ステップT1の動作とステップT5
以降の動作は図6(a)と同様である。
【0052】ステップT2’:(撮像指示) ユーザは、移動中(又は、移動開始直前)の被写体が画
角内に入るとシャッターキー8を全押しする。制御部2
(CPU)はキー入力部9からの状態信号を調べシャッ
ターキー8の全押しを検出するとT3’に遷移する。ス
テップT3’:(撮像(画像の一時記憶))制御部2
(CPU)はシャッターキー8が全押しされている時点
にカメラモジュール1に撮り込まれた画像(画角内の
像)を1フレームの画像として作業メモリ4に確保され
た速写画像記憶領域に順次記憶してステップT4’に遷
移する(測写画像記憶領域が一杯になった場合には最初
の領域から順次上書きされる)。また、同時に、クロッ
ク21及び時刻補正回路を介して得る時刻情報を記憶さ
れた画像に対応付けて作業メモリ4に記憶する。
【0053】ステップT4’:(速写終了判定) ユーザが撮像を終了、速度測定の結果を見ようとする場
合にはユーザは特定のスイッチ(終了スイッチ(例え
ば、S5))を押す。制御部2(CPU)はキー入力部
9からの状態信号を調べ終了スイッチの操作を検出する
とステップT5に遷移する。
【0054】これにより、画角内の任意の2点(3点以
上でもよい)で被写体を撮像し、ステップT5〜T11
(又は、ステップT5,T60〜T63、ステップT1
3〜15及びステップT8〜T11)の動作により被写
体の移動速度を測定し画像と共に表示することができ
る。また、本実施例は図6(a)の場合と比べ、被写体
の速度が遅い場合にもその速度を測定することができ
る。
【0055】なお、上記図6の例ではステップT5、T
60〜T63を設けて各種処理を選択可能に構成した
が、ステップT5、T60〜T63を省略し、ステップ
T3でシャッターキー8を解除したとき(図6(b)の
例ではステップT4’で速写終了スイッチが押されたと
き)、ステップT7〜T12(「速度表示」動作)のみ
を行うように構成してもよく、ステップT13〜T15
及びT8〜T12(「サムネイル画像選択」動作及び
「速度表示」動作)のみを行うように構成してもよい。
【0056】また、上記図6のステップT16で保存記
憶した連写(速写)画像を再生して速度表示を行うこと
もできる。この場合には、再生画像グループを作業メモ
リ4の連写(速写)画像記憶領域に記憶し、次に、距離
Dを保存メモリ5から取り出して作業メモリに記憶し
(サムネイル画像や時刻情報が対応付けられている場合
にはそれらも保存メモリ5から取り出し、再生画像に対
応付けて作業メモリ4に記憶し)、以下、上記ステップ
T5以降と同様の動作を行うように構成することによ
り、被写体の移動速度を表示することができる。
【0057】また、上記図6のステップT13で3つ以
上のサムネイル画像を選択したとき、各画像間の移動速
度及びそれらの間での平均移動速度を算出して、それぞ
れ表示するようにしてもよい。以上、本発明の一実施例
について説明したが本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、種々の変形実施が可能であることはいうま
でもない。
【0058】
【発明の効果】上記説明したように、第1乃至第6の発
明の撮像装置及び第7の発明の撮像対象の速度算出方法
によれば、画角内の撮像対象移動経路までの距離がわか
れば、装置を動かさない状態で撮像指示を出すだけで撮
影対象(移動する被写体)の移動速度を知ることができ
る。従って、一定の移動経路から所定距離離れた場所に
装置を固定し、画角内を移動する被写体の速度を知るこ
とができる(例:投球速度の計測等)。また、装置を固
定しなくても測距等により撮影対象までの距離がわかれ
ば速度を知ることができる。
【0059】また、第2の発明の撮像装置によれば、撮
影対象の複数の画像間での位置の変化及び移動時間を得
て複数の位置における撮影対象の移動速度を算出できる
ので、10メートルおきの速度の変化等、撮影対象の加
速状態や減速状態を算出することもできる。
【0060】また、第3の発明の撮像装置によれば、撮
像された画像中で撮影対象の写っている画像のうち、特
定の画像(例えば、画角中央と最後の画像)を自動的に
抽出して撮像画像の枚数から撮像時間を得て、速度を計
測するので、画像の選択を行う必要がなく操作が簡単と
なる。また、予め指定した位置の画像から移動速度を得
ることもできる。
【0061】また、第4の発明の撮像装置によれば、撮
像画像に撮像時刻を対応付けて記憶し、抽出された画像
の撮像時刻から移動時間を得ることができるので、被写
体の速度が遅い場合にもその速度を算出することができ
る。
【0062】また、第5の発明の撮像装置によれば、撮
像後、所望の画像を選択指定できるので、加速状態での
速度、加速終了時の速度、減速時の速度及び全体の平均
速度といったように任意の状態での移動速度を得ること
ができる。
【0063】また、第6の発明の撮像装置によれば、当
該撮像装置は腕に装着して好適な形状を模すので、携帯
性に優れており、ユーザにとってより手軽に撮像対象物
の移動速度を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の撮像装置の一実施例としての腕時計型
デジタルカメラの外観図である。
【図2】本発明の携帯型表示装置の一実施例の回路構成
例を示すブロック図である。
【図3】被写体の移動速度測定原理の説明図である。
【図4】被写体の移動時間算出方法の説明図である。
【図5】サムネイル画像指定による被写体の移動速度算
出の説明図である。
【図6】速度測定モード時のデジタルカメラの動作の一
実施例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 カメラモジュール(撮像手段) 1a 撮像レンズ(撮像手段) 2 制御部(CPU)(画像抽出手段、計測手段、時間
算出手段、速度算出手段、撮像時刻計測手段) 3 システムROM(第1の記憶手段) 4 作業メモリ(第2の記憶手段、第3の記憶手段) 6 表示ドライバ(表示手段) 7 表示部(表示手段) 9 キー入力部(距離取得手段、選択指示手段) 10 測距部(距離取得手段) 21 クロック(撮像時刻計測手段) 22 時間補正回路(撮像時刻計測手段) 23 画像認識処理部(画像抽出手段) 100 腕時計型デジタルカメラ(撮像装置)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像手段と、 この撮像手段が撮像可能な画角を記憶した第1の記憶手
    段と、 前記撮像手段と撮像対象との距離を取得する距離取得手
    段と、 前記撮像手段によって撮像された画像のうち、前記画角
    に対応する角度上に前記撮像対象が存在する、少なくと
    も2つの画像の撮像タイミングを記憶する第2の記憶手
    段と、 この第2の記憶手段に記憶されている撮像タイミングか
    ら、これらの画像の撮像時間間隔を算出する時間算出手
    段と、 前記第1の記憶手段に記憶された画角、前記距離取得手
    段によって取得された距離、及び、前記時間算出手段に
    よって算出された撮像時間間隔から、前記撮像対象の移
    動速度を算出する速度算出手段と、 この速度算出手段によって算出された移動速度を表示す
    る表示手段と、を備えたことを特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記撮像手段によって撮像された画像
    を、撮像タイミングと対応付けて複数記憶する第3の記
    憶手段と、 前記第3の記憶手段に記憶された複数の画像のうち、前
    記撮像対象が含まれている画像を少なくとも2つ抽出す
    る画像抽出手段と、 この画像抽出手段によって抽出された少なくとも2つの
    画像における、前記撮像対象の位置の変化を計測する計
    測手段と、 を更に備え、 前記時間算出手段は、前記第3の記憶手段に記憶された
    撮像タイミングのうち、前記画像抽出手段によって抽出
    された少なくとも2つの画像の撮像タイミングから、撮
    像時間間隔を算出し、 前記速度算出手段は、前記第1の記憶手段に記憶された
    画角、前記距離取得手段によって取得された距離、及
    び、前記時間算出手段によって算出された撮像時間間隔
    に、前記計測手段によって計測された前記撮像対象の位
    置の変化を加味して、前記撮像速度を算出することを特
    徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 【請求項3】 前記時間間隔算出手段は、前記画像抽出
    手段によって抽出された少なくとも2つの画像の画像数
    又は装置固有の連続撮影周期から前記撮像タイミングを
    取得し、前記撮像対象の移動速度を算出することを特徴
    とする請求項2記載の撮像装置。
  4. 【請求項4】 前記撮像手段によって撮像される画像の
    撮像時刻を計測する撮像時刻計測手段を備え、 前記第3の記憶手段は、前記撮像手段によって撮像され
    た画像と対応付けて上記撮像時刻計測手段によって計測
    された撮像時刻を更に記憶し、 前記時間算出手段は、前記画像抽出手段によって抽出さ
    れた各画像に対応する撮像時刻を基に抽出された各画像
    間の移動速度を算出する、ことを特徴とする請求項2記
    載の撮像装置。
  5. 【請求項5】 前記第3の記憶手段に記憶されている画
    像のうち前記撮像対象が含まれている複数の画像をそれ
    ぞれ縮小して配列表示する表示制御手段と、この表示制
    御手段によって配列表示された複数の縮小画像中から所
    望の画像を選択指示する選択指示手段と、を備え、 前記抽出手段はこの選択指示手段によって選択された少
    なくとも2つの縮小画像に対応する各画像を前記第3の
    記憶手段から抽出することを特徴とする請求項2乃至4
    のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 【請求項6】 腕に装着して好適な形状を模したことを
    特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の撮像
    装置。
  7. 【請求項7】 撮像対象と撮像部との距離を取得し、 所定の画角に対応する角度上に前記撮像対象が存在する
    少なくとも2つの画像から、これらの画像の撮像時間間
    隔を算出し、 前記所定の画角、取得した距離、算出された撮像時間間
    隔から前記撮像対象の移動速度を算出する、ことを特徴
    とする速度算出方法。
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