JP2001180496A - 折り畳み可能な台車 - Google Patents

折り畳み可能な台車

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JP2001180496A
JP2001180496A JP36752099A JP36752099A JP2001180496A JP 2001180496 A JP2001180496 A JP 2001180496A JP 36752099 A JP36752099 A JP 36752099A JP 36752099 A JP36752099 A JP 36752099A JP 2001180496 A JP2001180496 A JP 2001180496A
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trolley
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Takashi Asawa
貴 浅和
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐久性に富み、簡素な構成の折り畳み可能な
台車を提供する。 【解決手段】 フレームベース2に対してバックパイプ
4を回動可能に連結し、このバックパイプ4の上端部に
L字状のサイドフレーム5を回動可能に連結する。サイ
ドフレーム5の前方下端部は、フレームベース2に垂直
に取り付けられたガイド筒25に挿入され、バックル2
2により締結される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車体の折り畳みが
可能な台車に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、実公平7−44523号公報に
掲載された「折り畳み可能な手押し車」においては、側
面から見たフレームが、上下2本の水平フレーム部材
と、1本の垂直フレーム部材と、互いに軸着された2本
のX字状のフレーム部材とにより構成されている。そし
て、X字状のフレームを閉脚するように折り畳むことに
より、各フレームが動いて、車体が高さ方向に伸長する
とともに、前後方向には寸法が圧縮される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の折
り畳み可能な台車では、折り畳みの際に各フレームが動
くため、可動部の数が多い。このため、折り畳みの回数
が多くなると、故障が発生しやすい。また、上記のよう
な従来の折り畳み可能な台車は、フレームを構成する部
材数が多い。従って、構造が複雑で、組立も面倒であ
る。
【0004】上記のような従来の問題点に鑑み、本発明
は、耐久性に富み、簡素な構成の折り畳み可能な台車を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、側面から見た
車体の形状を変化させることにより折り畳み可能な台車
において、車体の側面フレームが、第1フレーム部材
と、一端が、前記第1フレーム部材の一端に回動可能に
連結された第2フレーム部材と、一端が、前記第2フレ
ーム部材の他端に回動可能に連結され、湾曲した部分を
有する第3フレーム部材と、前記第1フレーム部材の他
端と前記第3フレーム部材の他端とを着脱可能に固定す
る固定手段とによって構成されるものである(請求項
1)。上記のように構成された折り畳み可能な台車にお
いては、側面フレームが3つのフレーム部材によって構
成される。従って、フレーム部材数が少ない。また、固
定手段によって第1フレーム部材に固定されている第3
フレーム部材を、第1フレーム部材から外すことによ
り、第2フレーム部材及び第3フレーム部材が第1フレ
ーム部材に対して可動部となり、折り畳みが可能にな
る。従って、フレームの可動部が2つしかない。
【0006】また、上記台車(請求項1)においては、
使用状態において第1フレーム部材は下部水平フレーム
を構成し、使用状態において第2フレーム部材は後方垂
直フレームを構成し、第3フレーム部材はL字状であ
り、使用状態において上部水平フレームと前方垂直フレ
ームとを構成するものであってもよい(請求項2)。こ
の場合、第3フレーム部材を第2フレーム部材と共に前
方へ倒伏させることにより、第3フレームの前方垂直フ
レームが占める一方向への寸法が、同方向への車輪等の
寸法とオーバラップする折り畳み状態となる。
【0007】また、上記台車(請求項2)において、固
定手段は、すり鉢状の凹部と、これに対応した凸部との
はめ合い構造を有するものであってもよい(請求項
3)。この場合、はめ合いにより、凸部は凹部に案内さ
れて所定位置に位置決めされる。また、位置決めによ
り、凸部と凹部とは互いに嵌合した状態となる。
【0008】また、上記台車(請求項3)において、第
1フレーム部材にはキャスタ取付用のボスが設けられ、
そのボスの上部に固定手段の凹部又は凸部が形成されて
いてもよい(請求項4)。この場合、ボスはキャスタを
取り付ける部材であるとともに、固定手段としても用い
られる。
【0009】また、上記台車(請求項1〜4)におい
て、固定手段によって固定された第1フレーム部材と第
3フレーム部材とを互いに締結する手段を設けてもよい
(請求項5)。この場合、固定手段による固定の状態
が、締結により確実なものとなる。
【0010】また、上記台車(請求項2〜5)において
は、第1フレーム部材の車体後方端部にスタンドが取り
付けられ、このスタンドは、荷重を受けることにより第
1フレーム部材の前方端を起こすモーメントを生じるも
のであってもよい(請求項6)。この場合、操作者がス
タンドを踏むと、第1フレーム部材の前方端が起き上が
り、起立させた折り畳み車体は、当該スタンドにより支
持される。従って、スタンドは、車体起こし、及び、起
立支持の両方に用いられる。
【0011】また、本発明は、側面から見た車体の形状
を変化させることにより折り畳み可能な台車において、
車体の側面フレームは、3つのフレーム部材を相互に連
結して閉合したものであり、3つの連結箇所のうち2箇
所は互いに回動可能であり、残りの1箇所は着脱可能に
互いに固定されているものであってもよい(請求項
7)。このように構成された折り畳み可能な台車におい
ては、側面フレームが3つのフレーム部材によって構成
される。従って、フレーム部材数が少ない。また、3つ
の連結箇所のうちの1つを外すことにより、2つのフレ
ーム部材が他のフレーム部材に対して可動部となり、折
り畳みが可能になる。従って、可動部が2つしかない。
【0012】
【発明の実施の形態】図1、図2及び図3は、それぞ
れ、本発明の一実施形態による折り畳み可能な台車の使
用状態における側面図、背面図及び平面図である。当該
台車は、例えば乳酸生菌飲料の運搬車として用いられる
ものである。図2及び図3を参照した図1において、車
体1は、金属製のパイプ、平板等を溶接、締結若しくは
嵌合して構成されており、主として、前方端部にバンパ
ー2aを有するフレームベース2と、このフレームベー
ス2の一部として後部の車体左右両側に取り付けられた
取付部材2Bと、この取付部材2Bに設けられたピン3
を介して車体左右に立設された角パイプからなるバック
パイプ4と、このバックパイプ4とフレームベース2と
を接続するL字状の車体左右のサイドフレーム5と、バ
ックパイプ4に接続されたハンドル6とを備えている。
【0013】上記バックパイプ4は、上記ピン3を支点
としてフレームベース2に対して回動可能である。ま
た、上記サイドフレーム5は、バックパイプ4から前方
に突設された取付部4aに設けられたピン21によって
支持されており、従って、サイドフレーム5はピン21
を中心として回動可能である。サイドフレーム5の前方
下端部とフレームベース2とは、後述する固定及び締結
構造により、互いに固定され、かつ、着脱が可能であ
る。サイドフレーム5とフレームベース2との接続箇所
にはネオプレンゴムのプロテクタ23が被せられる(な
お、これ以降の説明においてプロテクタ23は省略す
る。)。
【0014】上記フレームベース2の前端部の左右には
キャスタ7が取り付けられ、後方側の左右には駆動輪8
が取り付けられている。駆動輪8を駆動する駆動部の一
部及び、これを制御する制御部は、フレームベース2の
下面に取り付けられた制御部ケース9(図2)内に収容
されている。右側のバックパイプ4には、バッテリラッ
ク10が取り付けられている。このバッテリラック10
には、バッテリ11が脱着可能に取り付けられる。ま
た、右側のバックパイプ4の上部背面側には、トグル型
のスイッチ15が取り付けられている。このスイッチ1
5を操作することにより、電動アシスト機能のオン・オ
フが行われるようになっている。上記バッテリラック1
0及び左側のバックパイプ4にはそれぞれ、車体を折り
畳んで立てるときの支えとなるスタンド16及び17が
溶接されている。また、フレームベース2の後方下部に
も、車体を折り畳んで立てるときの支えとなるスタンド
18が取り付けられている。
【0015】上記ハンドル6は、バックパイプ4に接続
される操作レバー61と、左右の操作レバー61を接続
する水平な操作部62とにより構成されている。この操
作部62のグリップ位置から操作レバー61の上端部に
かけて、スポンジ又はゴム状の材料からなるカバー部材
621が被せられている。ハンドル6は、バックパイプ
4に設けられたピン19を中心として車体前後方向へわ
ずかに揺動できるように保持されている。この揺動によ
り、左右のバックパイプ4の内側にそれぞれ設けられた
ポテンショメータ20(図2)が駆動されるように構成
されており、操作部62の左右のグリップ位置に付与さ
れた操作力に応じて、ポテンショメータ20の抵抗値が
変化する。制御部ケース9内の制御部はこれを受けて、
左右の駆動部に、操作力に対応した電動アシスト力を発
生させる。
【0016】また、操作部62の左右のグリップ位置に
はブレーキレバー12が取り付けられており、これを操
作することにより、ブレーキワイヤ13(図2)を介し
て、駆動輪8の内側(車体幅方向における内側)に取り
付けられたブレーキ装置14(図1)を作動させること
ができる。また、駐車ブレーキレバー30と2本のブレ
ーキロッド31(図3)とからなる駐車ブレーキも装備
されている。駐車ブレーキレバー30を、図2における
水平右方向に操作することにより、ブレーキロッド31
の先端が駆動輪8のリム8a(図1)の間に挿通され
て、駐車ブレーキがかかる。
【0017】図4は、上記サイドフレーム5を単体で示
す図であり、(a)は平面図、(b)は正面図(車体前
方から見た図)である。サイドフレーム5は、L字状の
一対のパイプ51を、前面柵を兼ねた2本のバー52,
53により互いに固定したものである。パイプ51の前
方下端部には、先端部が円錐面に仕上げられた位置決め
用凸部材55が取り付けられている。バー53の中央か
らぶら下がっている平板54は、折り曲げられた上端部
にてバー53に溶接されている。平板54の下端部に
は、バックルの引掛金具22aが取り付けられている。
図5の(a)は、車体前方側からサイドフレーム5の前
方下部とフレームベース2の前方端部とを見た図であ
り、(b)は(a)におけるB−B線断面図である。図
において、フレームベース2の前方端部中央には、バッ
クル22の操作レバー22bが取り付けられており、リ
ング22cを引掛金具22aに掛けた状態で操作レバー
22bが押し下げられることにより、サイドフレーム5
はフレームベース2に締結される。
【0018】図6は、サイドフレーム5とフレームベー
ス2との連結部分の構造を示す断面図である。フレーム
ベース2の前方端には、キャスタ7を取り付けるための
ボス24が垂直に取り付けられている。このボス24
は、丸棒材の外径を3段に加工してなる大径部24a、
中径部24b及び小径部24cを有している。また、ボ
ス24の下端側からは、キャスタ7を取り付けるための
雌ねじ加工が施され、上端側には、位置決め用凸部材5
5の先端の円錐面55aに合致するすり鉢状の凹部24
dが形成されている。上記ボス24は、中径部24b及
び小径部24cをフレームベース2の孔2cに挿通した
状態で、大径部24a及び中径部24bとフレームベー
ス2とを溶接して固定される。また、円筒状のガイド筒
25が小径部24cに外挿され、フレームベース2に溶
接される。なお、ガイド筒25の上端部の端面は、内方
に下り傾斜するテーパ面25aを構成している。こうし
て、フレームベース2に対して垂直に取り付けられたボ
ス24及びガイド筒25は、サイドフレーム5のパイプ
51をフレームベース2に固定する手段として用いられ
る。
【0019】サイドフレーム5をフレームベース2に固
定・締結するには、まず、位置決め用凸部材55の先端
がガイド筒25に入るようにねらいをつけて挿入する。
ここで、位置決め用凸部材55がガイド筒25に対して
同軸に入ってこない場合には、位置決め用凸部材55の
円錐面55aがガイド筒25のテーパ面25aに当たっ
て案内される。また、パイプ51の下端面も、テーパ面
25aに案内されて、円滑にガイド筒25に内挿され
る。円錐面55aはさらに凹部24dに当たって位置決
めされ、図示の位置に到達する。この状態でサイドフレ
ーム5は、水平方向にはガタつきなく固定されている。
次に、バックル22のリング22bを引掛金具22aに
掛けて操作レバー22cを押し下げると、サイドフレー
ム5は、垂直方向にも固定され、サイドフレーム5とフ
レームベース2とは互いに締結された状態となる。な
お、上記のボス24はキャスタ7の取付にも併用される
ため、部材点数の低減に寄与する。逆に、サイドフレー
ム5をフレームベース2から外すには、バックル22を
外してから、サイドフレーム5のパイプ51を上に持ち
上げて、ガイド筒25から抜く。
【0020】次に、上記のように構成された台車の折り
畳み動作について図7〜図9を参照して説明する。ま
ず、上記のように、バックル22を外してから、サイド
フレーム5の垂直部5vを持ち上げ、ガイド筒25から
抜く。このとき、図7に示すように、サイドフレーム5
はピン21を中心として時計回り方向に若干回動すると
ともに、バックパイプ4がピン3を中心として時計回り
方向に若干回動する。次に、サイドフレーム5を前方へ
引きながら下へ降ろす。これにより、バックパイプ4が
ピン3を中心として反時計回り方向に回動し、ハンドル
6やバッテリ11と共に図8に示すように倒伏する。こ
のとき、サイドフレーム5の垂直部5vは、ガイド筒2
5やキャスタ7と干渉しない位置にある。
【0021】次に、操作者は後方に回って、スタンド1
8を踏み下げる。この踏み下げ荷重により、駆動輪8の
接地点を支点として車体1の前方端を起き上がらせるモ
ーメントが生じる。従って、キャスタ7は宙に浮き、車
体1が少し起きる。ここで操作者は、フレームベース2
に手を掛けて車体1を起こす。こうして、図9に示すよ
うに、折り畳まれた状態で車体1が起立する。このと
き、車体1を支えるのは、スタンド16,17及び18
である。スタンド18は図示のように右側にやや傾斜し
た姿勢で、折り畳まれた車体1の荷重を受けるため、安
定する。また、車体1の重心は、スタンド16(又は1
7)の接地点P1とスタンド18の接地点P2とのほぼ
中間にある。従って、車体1は起立姿勢で安定する。ま
た、フレームベース2とサイドフレーム5とが互いにも
たれ合うようにガイド筒25の先端で当接する。この状
態においてサイドフレーム5の垂直部5vが占める水平
方向の寸法L1と、ガイド筒25からキャスタ7の端面
までが占める水平方向の寸法L2とは、互いにオーバラ
ップする(図8の状態でも同様に、垂直方向に互いにオ
ーバラップしている。)。このようにすれば、サイドフ
レーム5の垂直部5vが占める水平方向の寸法が車体全
体における同方向への折り畳み寸法にほとんど影響を与
えないように、折り畳むことができる。こうして、図7
との比較により明らかなように、折り畳みによって車体
前後方向の寸法は大幅に低減される。従って、台車の収
納に要する床面積を低減することができる。
【0022】上記の車体構造において、図1におけるフ
レームベース2及び取付部材2Bを第1フレーム部材、
取付部4aを含むバックパイプ4を第2フレーム部材、
サイドフレーム5を第3フレーム部材とすると、車体1
の側面フレームは、わずかにこれら第1〜第3フレーム
部材のみを連結して閉合したものである。従って、フレ
ーム部材数が少なく、簡素な構造である。また、折り畳
みについては、実質的な可動部はバックパイプ4及びサ
イドフレーム5のみである。従って、可動部材が少な
く、耐久性に富む。また、L字状のサイドフレーム5は
機械的強度にも優れているので、このような折り畳み構
造でL字状のフレームを採用することは、耐久性や安全
性の面から好ましい。
【0023】なお、上記実施形態においてはバッテリ1
1を搭載した台車について説明したが、本実施形態の折
り畳み可能な車体構造は、手押しのみの台車にも適用で
きることはいうまでもない。また、上記実施形態におい
ては、L字状のサイドフレーム5を採用したが、L字に
限らず、湾曲した部分を含む種々の近似した形状(例え
ば、鈍角の折れ曲がり、多段の折れ曲がり、円弧状の曲
がり等)のサイドフレーム5を採用することができる。
また、上記実施形態においては、図6に示すようにサイ
ドフレーム5側に位置決め用凸部材55を設け、ボス2
4に凹部24dを設けたが、この凹凸の関係は逆でもよ
い。
【0024】
【発明の効果】以上のように構成された本発明は以下の
効果を奏する。請求項1の折り畳み可能な台車によれ
ば、側面フレームが3つのフレーム部材によって構成さ
れるので、フレーム部材数が少なく、簡素な構成であ
る。また、折り畳みの場合の可動部は、第2フレーム部
材及び第3フレーム部材の2つしかないため、耐久性に
優れている。
【0025】請求項2の折り畳み可能な台車によれば、
第3フレームの前方垂直フレームが占める一方向への寸
法が、同方向への車輪等の寸法とオーバラップする折り
畳み状態となるので、折り畳み寸法をコンパクトにする
ことができる。
【0026】請求項3の折り畳み可能な台車によれば、
凸部は凹部に案内されて所定位置に位置決めされるの
で、位置決めが容易である。また、位置決めにより、凸
部と凹部とは互いに嵌合した状態となるので、固定の状
態が安定する。
【0027】請求項4の折り畳み可能な台車によれば、
ボスはキャスタを取り付ける部材であるとともに、固定
手段としても用いられる。従って、部材点数を低減する
ことができる。
【0028】請求項5の折り畳み可能な台車によれば、
固定手段による固定の状態が、締結により確実なものと
なる。従って、車体を組み立てた状態が安定保持され
る。
【0029】請求項6の折り畳み可能な台車によれば、
スタンドは、車体起こし、及び、起立支持の両方に用い
られ、部材点数の低減に寄与する。
【0030】請求項7の折り畳み可能な台車によれば、
側面フレームが3つのフレーム部材によって構成される
ので、フレーム部材数が少なく、簡素な構成である。ま
た、3つの連結箇所のうちの1つを外すことにより、2
つのフレーム部材が他のフレーム部材に対して可動部と
なり、折り畳みが可能になる。従って、可動部が2つし
かないため、耐久性に優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による折り畳み可能な台車
の側面図である。
【図2】上記台車の背面図である。
【図3】上記台車の平面図である。
【図4】(a)は上記台車におけるサイドフレームの平
面図、(b)は正面図(車体前方から見た図)である。
【図5】(a)は、上記台車において、車体前方側から
サイドフレームの前方下部とフレームベースの前方端部
とを見た図であり、(b)は(a)におけるB−B線断
面図である。
【図6】上記台車におけるサイドフレームとフレームベ
ースとの連結部分の構造を示す断面図である。
【図7】上記台車における折り畳み動作の最初の状態を
示す側面図である。
【図8】上記台車を折り畳んだ状態を示す側面図であ
る。
【図9】上記台車を折り畳んで起立させた状態を示す側
面図である。
【符号の説明】
1 車体 2 フレームベース 3 ピン 4 バックパイプ 5 サイドフレーム 7 キャスタ 18 スタンド 22 バックル 24 ボス 24d 凹部 55 位置決め用凸部材

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】側面から見た車体の形状を変化させること
    により折り畳み可能な台車において、車体の側面フレー
    ムが、 第1フレーム部材と、 一端が、前記第1フレーム部材の一端に回動可能に連結
    された第2フレーム部材と、 一端が、前記第2フレーム部材の他端に回動可能に連結
    され、湾曲した部分を有する第3フレーム部材と、 前記第1フレーム部材の他端と前記第3フレーム部材の
    他端とを着脱可能に固定する固定手段とによって構成さ
    れることを特徴とする折り畳み可能な台車。
  2. 【請求項2】使用状態において前記第1フレーム部材は
    下部水平フレームを構成し、 使用状態において前記第2フレーム部材は後方垂直フレ
    ームを構成し、 前記第3フレーム部材はL字状であり、使用状態におい
    て上部水平フレームと前方垂直フレームとを構成する請
    求項1記載の折り畳み可能な台車。
  3. 【請求項3】前記固定手段は、すり鉢状の凹部と、これ
    に対応した凸部とのはめ合い構造を有する請求項2記載
    の折り畳み可能な台車。
  4. 【請求項4】前記第1フレーム部材にはキャスタ取付用
    のボスが設けられ、そのボスの上部に前記固定手段の凹
    部又は凸部が形成されている請求項3記載の折り畳み可
    能な台車。
  5. 【請求項5】前記固定手段によって固定された前記第1
    フレーム部材と前記第3フレーム部材とを互いに締結す
    る手段を設けた請求項1〜4のいずれかに記載の折り畳
    み可能な台車。
  6. 【請求項6】前記第1フレーム部材の車体後方端部にス
    タンドが取り付けられ、このスタンドは、荷重を受ける
    ことにより前記第1フレーム部材の前方端を起こすモー
    メントを生じる請求項2〜5のいずれかに記載の折り畳
    み可能な台車。
  7. 【請求項7】側面から見た車体の形状を変化させること
    により折り畳み可能な台車において、車体の側面フレー
    ムは、3つのフレーム部材を相互に連結して閉合したも
    のであり、3つの連結箇所のうち2箇所は互いに回動可
    能であり、残りの1箇所は着脱可能に互いに固定されて
    いることを特徴とする折り畳み可能な台車。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8087679B1 (en) 2010-08-26 2012-01-03 Salvucci Jr Frank Handcart
US8172241B2 (en) 2010-08-26 2012-05-08 Salvucci Jr Frank Handcart

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8087679B1 (en) 2010-08-26 2012-01-03 Salvucci Jr Frank Handcart
US8167323B1 (en) 2010-08-26 2012-05-01 Salvucci Jr Frank Handcart
US8172241B2 (en) 2010-08-26 2012-05-08 Salvucci Jr Frank Handcart

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