JP2001180017A - 往復走査によって記録を行なうインクジェット記録方法およびインクジェット記録装置 - Google Patents

往復走査によって記録を行なうインクジェット記録方法およびインクジェット記録装置

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JP2001180017A JP37384499A JP37384499A JP2001180017A JP 2001180017 A JP2001180017 A JP 2001180017A JP 37384499 A JP37384499 A JP 37384499A JP 37384499 A JP37384499 A JP 37384499A JP 2001180017 A JP2001180017 A JP 2001180017A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 往復走査による見た目に目立つ記録むらの低
減と、記録速度の向上を図る。 【解決手段】 これから記録を行う走査に対応した画像
データの中から、走査領域中の異なる複数領域の記録デ
ューティを計算し、これら複数領域の記録デューティに
応じて前記走査方向を決定し、決定された走査方向にし
たがって記録を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録手段を走査し
ながら被記録媒体にインク等の記録液体を吐出して画像
を形成するインクジェット記録方法等に関する。
【0002】特に、往復走査によって画像品位の低下を
防止するインクジェット記録方法等に関する。
【0003】
【従来の技術】従来、各種の被記録媒体に対して記録を
行うインクジェット記録方法は、高密度かつ高速な記録
動作が可能であることから、各種装置の出力媒体として
のプリンタ、あるいはポータブルプリンタ等として応用
され、かつ商品化されている。
【0004】この場合、個々の記録装置は、これらの装
置固有の機能、使用形態等に対応した構成をとる。
【0005】一般にインクジェット記録装置は、記録手
段(記録ヘッド)およびインクタンクを搭載するキャリ
ッジと、被記録媒体を搬送する搬送手段とこれらを制御
するための制御手段とを具備する。そして、複数の吐出
口からインク滴を吐出させる記録ヘッドを被記録媒体の
搬送方向(副走査方向)と交差する、例えば直交する方
向(主走査方向)にシリアルスキャンさせるとともに、
一方で非記録時に被記録媒体を記録幅に等しい量で間欠
搬送するものである。
【0006】この記録方法は、記録信号に応じてインク
を記録用紙上に吐出させて記録を行うものであり、ラン
ニングコストが安く、静かな記録方式として広く用いら
れている。
【0007】また、インクを吐出する多数のノズルが副
走査方向に直線上に配置された記録ヘッドを用いること
により、記録ヘッドが記録用紙上を走査することでノズ
ル数に対応した幅の記録がなされる。そのため、記録動
作の高速化を達成することが可能である。
【0008】さらに、昨今ではこのような記録ヘッドを
3〜4色分搭載し、フルカラーで画像形成が可能な装置
が実用化されている。この装置は、イエロー(Y)、マ
ゼンタ(M)、シアン(C)の3原色またはこれら3原
色にブラック(B)を含めた4色に対応する4種類の記
録ヘッドおよびインクタンクを搭載することができる。
【0009】そのフルカラーインクジェット記録装置を
用いて、より高速に記録するための記録方法の一つとし
て図2に示されるようなC、M、Y、Kの横並び系ヘッ
ドを用いた往復記録が挙げられる。(図2のAからは
K、BからはC、CからはM、DからはYが吐出され
る。)
【0010】このような記録方法を用いた場合、ヘッド
が被記録媒体に対して往方向で記録する時の記録順は、
K,C,M,Y、復方向で記録する時の記録順は、Y,
M,C,Kというように往復で記録順が異なってしま
う。以下に記録順が異なった場合の問題点を具体例を挙
げて説明する。
【0011】4色のインクを使用して画像を形成するイ
ンクジェット記録装置においてフルカラー記録を実施す
るには、これら4色のインク滴を適当なバランスで被記
録媒体上に着弾させ、混色しながらそれら以外の色を作
り出していく。ここで、グリーン(G)の画像を記録す
る場合、CとYを混色させて記録する。つまり 同一画
素にCとYのドットが置かれることになる。
【0012】図2のヘッドを使用して普通紙にインク滴
を吐出した時の着弾したインク滴の状態を図3に示す。
図3(a)は往方向記録時(C→Yの順)、図3(b)
は復方向記録時(Y→Cの順)の普通紙の断面図であ
る。図3(a)では、先に記録されたCが表面を覆い、
後から記録されたYは、Cに比べより深く浸透してい
る。
【0013】逆に、図3(b)では、先に記録されたY
が表面を覆い、後から記録されたCは、Yに比べより深
く浸透している。これらの記録物を表面から見ると
(a)は、よりシアンっぽいグリーンに見え、(b)
は、よりイエローっぽいグリーンに見える。このため同
一のCY混色によっても往復記録の場合には全く別の色
味になってしまい、図4のように改行毎に交互に色ムラ
が発生してしまう。
【0014】上記述べたような、往復での色ムラを防止
するために特開平05−278232号においては、所
定領域の記録を複数回の主走査で完了させるべく、互い
に補完の関係にある複数の間引き配列を順番に選択しな
がら、間引き画像を順次記録する。その時同一走査にお
いて選択される間引き配列は各色で異なる方法を開示し
ている。しかし該方法においては、複数回の主走査で完
了させる所謂マルチパス記録である分、記録完了時間が
遅くなってしまうという解決すべき課題がある。
【0015】また特開平06−106736号において
は、入力画像データよりも高い記録密度をもった各色記
録ヘッドをその配列方向に往復移動させつつ記録する
際、入力画像データ1画素に対し記録画像を複数画素
(2×2)で構成し、混色画像を記録する場合2×2の
各画素に2色以上のインクが重ならないように記録する
方法が開示されている。しかし、該方法においては、記
録解像度が本来記録ヘッドが有している解像度より低下
してしまうという解決すべき課題が発生する。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記点に鑑
みてなされたものであり、その目的とするところは、往
復による色ムラによる品位劣化を防止しつつ、高品位で
記録時間をできる限り短縮することによって、如何なる
マルチパス記録および1パス片方向記録よりも短くし、
1パス往復記録にできる限り近づけることである。
【0017】また、本発明は、前述したような各色調の
ノズルが走査方向に並んでいる記録ヘッドを用いて往復
記録を行なうことで生じる吐出色順の違いによる色む
ら、および単方向記録しか行なわないことによる記録速
度の低下を課題とし、インク吐出順が往復で異なるよう
なカラー記録装置においても、色むらを低減しつつ、記
録速度の向上を図ることが可能なインクジェット記録方
法および記録装置等を提供することを目的とするもので
ある。
【0018】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明においては、異なる色調のインクに対応した
複数の記録素子群を有する記録手段を被記録媒体の搬送
方向と交差する方向に相対的に走査して記録を行なうイ
ンクジェット記録方法において、これから記録を行う走
査における画像データのデューティに応じて前記走査方
向を決定し、この決定された走査方向に走査を行なって
記録を行なうことを特徴とする。
【0019】もしくは、異なる色調のインクに対応した
複数の記録素子群を有する記録手段を被記録媒体の搬送
方向と交差する方向に相対的に走査して記録を行なうイ
ンクジェット記録装置において、これから記録を行う走
査における画像データのデューティに応じて前記走査方
向を決定する手段と、この決定された走査方向に走査を
行なって記録を行なう手段とを有することを特徴とす
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施例を詳細に説明する。
【0021】なお、本発明において用いる「記録」と
は、文字や図形等の意味を持つ画像を被記録媒体に対し
て付与することだけでなくパターン等の意味を持たない
画像を付与することをも意味するものである。
【0022】また、また本発明で用いる「被記録媒体」
としては紙だけでなく、糸、繊維、布帛、皮革、金属、
OHPシート、プラスチック、ガラス、木材、セラミッ
クス等を用いることができる。
【0023】また、本発明の記録装置は、プリンター、
プリンタに用いられるプリンタ部、タイプライター、複
写機、通信システムを有するファクシミリや通信システ
ムとプリンタ部とを組み合わせた記録システム、プリン
タ部を有するワードプロセッサ等の装置、さらには各種
処理装置と複合的に組み合せた産業用記録装置をワーク
ステーション等を含むものである。
【0024】また、パーソナルコンピュータ、ホストコ
ンピュータ、光ディスク装置、ビデオ装置等に具備され
るハンディまたはポータブルプリンタをも含むものであ
る。
【0025】まず図1に本実施例で使用したインクジェ
ット記録装置の外観を示す。
【0026】インクジェットカートリッジを搭載するキ
ャリッジ11と、キャリッジを主走査方向に被記録媒体
に対して相対的に移動させるキャリッジモーター12
と、インクジェット装置の図示しない制御部から電気信
号をインクジェットカートリッジに送るためのフレキシ
ブルケーブル13と、インクジェットヘッドユニットの
回復処理を行うための回復手段14と、被記録媒体を積
層状態で蓄える給紙トレイ15と、キャリッジの位置を
光学式に読みとる光学位置センサ16などを有する。こ
のような構成を有するインクジェット装置は、キャリッ
ジ11をシリアルスキャンさせ、インクジェットヘッド
の吐出口(ノズル数)に対応した幅の記録を行う一方、
非記録時に被記録媒体を主走査方向と交差(ここでは直
交)する方向に所定量を間欠的に搬送する。
【0027】図2に本発明で使用した記録ヘッドを示
す。AチップからはK、BチップからはC、Cチップか
らはM、DチップからはYが吐出される。また各ノズル
からのインク滴の吐出量は17ngである。
【0028】それぞれのノズルは600dpiピッチで
256ノズル並んでおり、主走査方向(図示されている
矢印の方向)にスキャンしながら、600dpiの画素
位置にドットを記録することが可能である。
【0029】なお、本発明では記録手段が上述のように
K,C,M,Yの4つの色調の異なるインクを吐出する
記録素子群を有しており、この図2においては、記録手
段を構成する部位の内、ノズル(吐出口)のみを記載し
ている。なお、ここでは不図示であるが、これらの吐出
口に対応して、吐出口位置にインクを運ぶためのインク
流路やインクを吐出するためのエネルギーを発生する電
気熱変換体などの発熱体やピエゾ素子が記録手段を構成
する部位として配されている。
【0030】さらにヘッドの駆動周波数は10KHz
で、キャリッジの移動速度は、記録時は16.7inch/sec、
非記録時は29.7inch/secである。
【0031】図6に本実施例で記録方向指定のためのド
ットの閾値を決定するために使用したパターンを示す。
それぞれ一段目レッド(以下Rと略す)、二段目ブルー
(以下Bと略す)、三段目グリーン(以下Gと略す)で
あり、横に一列目記録デューティ100%、二列目記録
デューティ75%、三列目記録デューティ50%、四列
目記録デューティ25%のパッチを並べてある。拡大さ
れた円内の黒部分が記録画素であり、Rの領域は該画素
にMとY、Bの領域はCとM、Gの領域はCとYが記録
される。
【0032】またそれぞれの大きさは、縦1024画素
×横512画素(600dpi)である。
【0033】その画像を図2のヘッドを使用して普通紙
に1パス往復で記録する。その後往方向で記録した部分
と復方向で記録した部分を測色し、各パッチの往復での
L*a*b*をとり、その空間での色差(ΔE*=√(ΔL*×
ΔL*+Δa*×Δa*+Δb*×Δb*))を算出した。その結
果を図7に示す。
【0034】R、B、Gともに記録デューティが高くな
るとともに色差が増大する傾向にあると言える。
【0035】また一般に隣接している画像において色差
が感じられるレベルは、大体1.0と言われていること
から、記録デューティが約50%以下であればRGBす
べての色に関して往復記録による色ムラの画像劣化をほ
ぼ防止することが可能であると思われる。よって、以下
の実施例ではドットの閾値を50%として説明する。た
だし、しきい値は要求される画質や記録速度に応じて設
定すればよくこの値に限られるものではない。
【0036】(実施例1)図5に本発明で使用したイン
クジェット記録方法のブロック図を示す。51が各色
(K、C、M、Y)の記録データ、52が各色の記録バ
ッファー、53は52のC、M、Yのデータ数をn画素
×n画素の窓をシフトしながらカウントするデータカウ
ント部、54はデータカウント手段によってカウントさ
れたデータ値と所定値を比較して次の記録方向を指定す
る記録方向判定部、55は54の記録方向判定部からの
情報に基づいて記録を実施するためのコントロール部、
56はコントロール部によって制御される記録ヘッドで
ある。
【0037】これから実際の記録動作について説明す
る。
【0038】本実施例では、図5の53でデューティを
ドットカウントする窓のサイズは64ドット×64ドッ
トとする。ただし、このウインドウの大きさについては
カウント時の計算負荷等を考慮して適宜変更してもよ
い。閾値は上記より画素数の50%の2048とした。
【0039】図8に使用した記録パターンを示す。ここ
では記録色はすべてGを使用した。図8(a)は、横4
800×縦2560画素の75%デューティパッチ、図
8(b)は、横4800×縦2560画素の50%デュ
ーティパッチ、図8(c)は、横4800×縦2560
画素の範囲でキャラクターが記載されている。(なお、
拡大図の黒部分が記録画素であり、該画素に対してCと
Yが記録される。)
【0040】次に図9を見ながら図8(a)のパターン
記録時の動作の詳細を示す。
【0041】図8(a)のデータ入力後、52の記録バ
ッファーのCとYに1走査分のデータ(縦256×横4
800)が取り込まれる(A領域部)。次に53のデー
タカウント部にて52のC データおよびYデータの図
示されている64ドット×64ドットの領域のデータ数
をカウントする(B領域部)。そのデータカウント値を
54の記録方向判定部が持っている閾値(ここでは20
48)と比較する。
【0042】ここでは、デューティは75%であり、閾
値50%を超えているため、スキャン(走査)の方向を
往方向(図8(a)の1の矢印方向/K、C、M、Yの
順に記録)に指定する(C領域部)。その指定に基づい
て記録ヘッド56で記録が実施される。続いて256画
素分、副走査方向に紙を送り上記と同様の過程を経て第
2走査目が記録される。第2走査以降の走査もデューテ
ィは75%であり、閾値50%を超えているためその結果
すべて往方向(図8(a)の1)での1パス片方向記録と
なり、各走査間での色ムラの発生は起こらなかった。
【0043】次に図8(b)の記録の場合も図8(a)
の場合と同様に実施されるが、図8(b)の場合、ドッ
トカウント値が閾値より小さいため各走査間での色ムラ
は目立たない。このため、記録速度の向上を図る目的か
ら、先に記録を行なった走査終了後にヘッドが位置する
側から記録される。したがって、1走査目は往方向(1
の方向/K、C、M、Yの順に記録)で記録されるが2
走査目は復方向(2の方向/Y、M、C、Kの順に記
録)での記録となる。
【0044】その結果1パス往復記録となり、記録時間
を片方向記録に比べて短縮することができた。また色ム
ラもなく高品位で高速の画像を出力することができた。
【0045】さらに図8(c)の記録の場合も図8
(b)同様ドットカウント値が閾値より小さいため常に
走査終了後のヘッドに近い方から記録されるため、1走
査目は往方向で記録されるが2走査目は復方向での記録
となる。その結果1パス往復記録となり、記録時間を片
方向記録に比べて短縮することができた。また目立つよ
うな色ムラもなく高品位で高速の画像を出力することが
できた。
【0046】また、レッドやブルーに関しても同様の結
果が得られた。
【0047】上記実施例では、各色のドット数にて記録
方向を変えていたが、イエローのみのドット数に基づい
て記録方向を変えても良い。イエローのみであることか
ら上記実施例に比べて比較的安易に実現できるという利
点がある。理由を以下に述べる。
【0048】前記色差が感じられるレベルを大体1.0
と述べたが同じ色差であってもR、Gは色ムラが見えや
すく、Bは比較的見えにくい。そこで最大打ち込み時の
色差がR、G、Bともに等しかった場合、R、Gでの色
ムラを軽減することで画像品位の向上がある。そこで
R、Gに共通しているイエローに着目して記録方向をコ
ントロールすることである程度の効果がある。
【0049】さらに最大打ち込み時の色差が2くらいで
あれば、より効果は顕著である。
【0050】(実施例2)図10に本実施例で使用した
記録パターンを示しており、実施例1同様Gのみのパタ
ーンである。図10(a)は、横4800画素×縦15
36画素の記録を行なう場合を示している。画像縦方向
にグラデーションをかけており、最上段の白から最下段
のG100%になるようになっている。
【0051】図10(b)は、横4800画素×縦28
16画素の記録を行なう場合を示している。画像縦方向
にグラデーションをかけ最上段の白から一度中間でG1
00%になり、さらにG25%から最下段のG100%
になるようになっている。なお、記録デューティの考え
方は実施例1と同様である。
【0052】次に図11を見ながら図10(a)のパタ
ーン記録時の動作の詳細を示す。
【0053】データ入力後、52の記録バッファーのC
とYに1スキャン分のデータ(縦256ドット×横48
00ドット)が取り込まれ(A領域部)。次に53のデ
ータカウント部にて52のC データ及びYデータを図
示されている64ドット×64ドットの領域のデータ数
をカウントする(B領域部)。
【0054】そこで前回のスキャン(走査)が閾値を超
えているかどうか54の記録方向判定部の記憶データに
基づき判断し、超えていなかった場合は、該スキャンは
前回のスキャン後のヘッド位置に近い方のデータから記
録される(C領域部)。しかし前回のスキャンが閾値を
超えていた場合は、該スキャンのドット数と閾値を比較
し、閾値を超えた場合は前回のスキャンと同一の方向で
記録を実施する。超えていなかった場合は、データカウ
ント領域をずらし再度ドット数と閾値を比較する(D領
域部)。最後まで超えなかった場合ヘッドの位置に近い
方から記録を行う。
【0055】このように記録を実施した結果、図10
(a)に示されている走査方向で記録が行われた。な
お、1の方向は往方向(K、C、M、Yの順)で2の方
向は復方向(Y、M、C、Kの順)である。
【0056】その結果、実施例1に比べさらに条件を限
定することでより往復記録の回数が増加し、より高速に
記録できる。しかし、図10(b)のような画像を記録
した場合、領域が隣接していないため目立ちづらいもの
のA部とB部とで色味が異なり実施例1の方法で記録し
た場合に比べ品位が若干低下する。
【0057】なお、ここでは、Gの場合で説明したがR
やBに関しても同様の結果が得られた。
【0058】(実施例3)図12に本発明で使用したイ
ンクジェット記録装置のブロック図を示す。121が各
色(K、C、M、Y)の記録データ、122が各色の記
録バッファー、123が122の記録バッファー内のC
とM、CとY、MとYそれぞれ2色のデータのANDを
とるAND手段、さらに124は、そのAND手段でA
NDされたデータ(CとMはB、CとYはG、MとYは
R)を格納するデータバッファー手段、125は124
のデータ数をn画素×n画素の窓をシフトしながらカウ
ントするデータカウント手段、126は、データカウン
ト手段によってカウントされたデータ値と所定値を比較
して次の記録方向を指定する記録方向判定部、127
は、126の記録方向判定部からの情報に基づいて記録
を実施するためのコントロール部、128は、コントロ
ール部によって制御される記録ヘッドである。
【0059】本実施例では、実施例1および2より色む
らの抑制効果をさらに上げるために色ムラが問題となる
二次色に基づいて記録方向を制御する方法である。
【0060】本実施例においても前記実施例同様ドット
の閾値をRGB共通としているが、より厳格に設定する
のであれば、図7に示されているようにRGB各々によ
って色差を感じなくなるデューティが異なることから、
RGB別々の閾値をもっても良い。図7、R=75%、
G=35%、B=55%とが最適であるといえる。
【0061】これから実際の記録動作について説明す
る。本実施例では、図12の125でドットカウントす
る窓のサイズは、64ドット×64ドットとする。閾値
は前記から画素数の50%の2048とする。使用した
パターンは実施例1と同様で図8に示す。
【0062】次に図13を見ながら(a)のパターン記
録時の動作の詳細を示す。
【0063】(a)のデータ入力後、122の記録バッ
ファーのCとYに1スキャン分のデータ(縦256×横
4800)が取り込まれ(A領域部)。次にAND手段
123にてCとYのデータのANDが取られ、そのデー
タが124のG データ格納部に格納される(B領域
部)。そして、125のデータカウント部にて124の
G データを図示されている64×64の領域のデータ
数をカウントする(C領域部)。
【0064】そのデータカウント値と126の記録方向
判定部が持っている閾値(ここでは2048)と比較す
る。そこで閾値を超えているため、スキャンの方向を往
方向(図8(a)の1の矢印方向)に指定する(D領域
部)。その指定に基づいて記録ヘッド 58で記録が実
施される。続いて、256画素分、副走査方向に紙を送
り上記と同様に2パス目が記録される。その結果すべて
往方向(図8(a)の1)からの1パス片方向記録とな
り、色ムラの発生はなかった。
【0065】次に(b)の記録の場合も(a)の場合と
同様に実施されるが、(b)の場合、ドットカウント値
が閾値より小さいため常にスキャン終了後のヘッド位置
に近い方から記録されるため、1スキャン目は往方向で
記録されるが2スキャン目は復方向での記録となる。そ
の結果1パス往復記録となり、記録時間を1パス片方向
記録時と比べて短縮することができた。また色ムラもな
く高品位で高速の画像を出力することができた。
【0066】さらに(c)の記録の場合も(b)同様ド
ットカウント値が閾値より小さいため常にスキャン終了
後のヘッドに近い方から記録されるため、1スキャン目
は往方向で記録されるが2スキャン目は復方向での記録
となる。その結果1パス往復記録となり、記録時間も1
パス片方向記録時と比べて短縮することができた。また
色ムラもなく高品位で高速の画像を出力することができ
た。
【0067】本実施例においても、RやBに関しても同
様の結果が得られた。
【0068】(実施例4)図10に本実施例で使用した
パターンを示す。(実施例2で使用したパターンと同じ
である。)
【0069】次に図14を見ながら図10(a)のパタ
ーン記録時の動作の詳細を示す。データ入力後、122
の記録バッファーのCとYに1スキャン(走査)分のデ
ータ(縦256×横4800)が取り込まれる(A領域
部)。次にAND手段123にてCとYのデータのAN
Dが取られ、そのデータが124のG データ格納部に
格納される(B領域部)。そして、125のデータカウ
ント部にて54のGデータを図示されている64ドット
×64ドットの領域のデータ数をカウントする(C領域
部)。
【0070】そこで前回のスキャンが閾値を超えている
かどうか126の記録方向判定部の記憶データに基づき
判断し、超えていなかった場合は、該スキャンはヘッド
位置に近い方のデータから記録される。しかし前回のス
キャンが閾値を超えていた場合は、該スキャンのドット
数と閾値を比較し、閾値を超えた場合は前回のスキャン
と同一の方向で記録を実施する。超えていなかった場合
は、データカウント領域をずらし再度ドット数と閾値を
比較する。最後まで超えなかった場合ヘッドの位置に近
い方から記録を行う(D領域部)。
【0071】このように記録を実施した結果図10
(a)に示されている走査方向で記録が行われた。な
お、1の方向は往方向(K、C、M、Yの順)で2の方
向は復方向(Y、M、C、Kの順)である。
【0072】その結果、実施例3に比べさらに条件を限
定することでより往復記録の回数が増加し、より高速に
記録できる。しかし、図10(b)のような画像を記録
した場合、領域が隣接していないため目立ちづらいもの
のA部とB部とで色味が異なり実施例3の方法で記録し
た場合に比べ品位が若干低下する。
【0073】なお、RやBに関しても同様の結果が得ら
れた。
【0074】 イエローインク ・グリセリン 5.0重量% ・チオジグリコール 5.0重量% ・尿素 5.0重量% ・アセチノールEH 1.0重量% (川研ファインケミカル株式会社) ・染料 C.I.ダイレクトイエロー142 2.0重量% ・水 82.0重量% マゼンタインク ・グリセリン 5.0重量% ・チオジグリコール 5.0重量% ・尿素 5.0重量% ・アセチノールEH 1.0重量% (川研ファインケミカル株式会社) ・染料 C.I.アシドレッド289 2.5重量% ・水 81.5重量% シアンインク ・グリセリン 5.0重量% ・チオジグリコール 5.0重量% ・尿素 5.0重量% ・アセチノールEH 1.0重量% (川研ファインケミカル株式会社) ・染料 C.I.ダイレクトブルー199 2.5重量% ・水 81.5重量% ブラックインク ・グリセリン 5.0重量% ・チオジグリコール 5.0重量% ・尿素 5.0重量% ・アセチノールEH 0.1重量% (川研ファインケミカル株式会社) ・染料 C.I.フードブラック2 3.0重量% ・水 81.9重量%
【0075】(その他の実施例)以上の各実施例におい
ては、ウインドウを用いた記録デューティの計算を記録
装置内のバッファ52や122に保持されたデータに基
づいて記録方向の制御を行なう例を示したが、これに限
らず記録装置を制御する装置としてのホストコンピュー
タ側で、つまりプリンとドライバによって行なってもよ
い。
【0076】この場合には、ホストコンピュータ側で各
走査で記録されるべきバンドの記録データを前述した各
実施例のようにウィンドウを用いて記録デューティを計
算し、各バンドの走査方向を決定する。そして、ホスト
コンピュータの送信手段によってホスト側から記録装置
側に記録データと一緒、若しくは個別に転送することで
記録を実行すればよい。
【0077】上述のような各実施例の処理を行なうため
のプログラム等の制御コマンドは先の実施例のように記
録装置内に保持していてもよいが、本実施例のようにホ
ストコンピュータ内に保持していてもよい。またこれに
限らず各種記憶媒体に保持されていてもよく、処理を行
なう前もしくは処理中にこの記憶媒体から制御コマンド
等を読み取って、上述の処理を行なえばよい。
【0078】なお、記憶媒体としては、フロッピーディ
スク、CD―ROM、MO、MD、DVD等、制御コマ
ンドを記憶でき外部に読出しができる媒体であれば、磁
気的記憶、光学的記憶を問わずいずれの記憶媒体であっ
てもよい。また、上述のような読取り装置から容易に取
り外し持ち運びが容易な記憶媒体に限らず、装置に取り
付けられるパッケージ化されたROM等であってもよ
い。
【0079】また、図15で示されるようなネットワー
ク機器160に上述の制御コマンドを保持させていおい
ても良く、この制御コマンドをネットワーク機器に接続
されたホストコンピュータにネットワーク機器の送信手
段を使い、ネットワークを介して転送するようにしても
よい。
【0080】
【発明の効果】本発明のインクジェット記録方法、イン
クジェット記録装置によるとを使用することにより、カ
ラー画像を高速でしかも色ムラによる画像品位の劣化を
抑制して記録することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例にかかるインクジェット記録装
置の概略図
【図2】本発明の実施例にかかるヘッドの概略図
【図3】色ムラ発生の説明図
【図4】色ムラ発生の状態図
【図5】実施例1および2にかかるブロック図
【図6】実施例で使用した記録パターンを示す図
【図7】色差の記録デューティ依存性を示す図
【図8】実施例1および3で使用した記録パターンを示
す図
【図9】実施例1における全体のフロー
【図10】実施例2および4で使用した記録パターンを
示す図
【図11】実施例2における全体のフロー
【図12】実施例3および4にかかるブロック図
【図13】実施例3における全体のフロー
【図14】実施例4における全体のフロー
【図15】ネットワーク構成を説明するための図
【符号の説明】
11 キャリッジ 52 記録データ用バッファ 53 データカウント部 54 記録方向判定部 56 記録ヘッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 乾 利治 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 Fターム(参考) 2C056 EA01 EA06 EA11 EB29 EB49 EC03 EC11 EC28 EE10 FA03 FA04 FA11 FB01 FB02 FB03 FB04 FC02 HA22

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なる色調のインクに対応した複数の記
    録素子群を有する記録手段を被記録媒体の搬送方向と交
    差する方向に相対的に走査して記録を行なうインクジェ
    ット記録方法において、 これから記録を行う走査における画像データのデューテ
    ィに応じて前記走査方向を決定し、 この決定された走査方向に走査を行なって記録を行なう
    ことを特徴とするインクジェット記録方法。
  2. 【請求項2】 前記異なる色調のインク毎に対応した画
    像データの記録デューティに応じて前記走査方向を決定
    することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット
    記録方法。
  3. 【請求項3】 前記記録デューティとは、前記これから
    記録を行なう走査内の画像データの中の所定領域内の記
    録デューティであることを特徴とする請求項2に記載の
    インクジェット記録方法。
  4. 【請求項4】 前記記録デューティとは、記録されるド
    ット数であることを特徴とする請求項2および3に記載
    のインクジェット記録方法。
  5. 【請求項5】 前記色調の異なる複数のインクの内、少
    なくとも一つの色調インクに対応した画像データの記録
    デューティに応じて走査方向を決定することを特徴とす
    る請求項2から4に記載のインクジェット記録方法。
  6. 【請求項6】 少なくとも二次色以上の画像データのデ
    ューティに応じて走査方向を決定することを特徴とする
    請求項1、3、4のいずれかに記載のインクジェット記
    録方法。
  7. 【請求項7】 前記記録デューティが所定値を超えた場
    合、先に行なった走査の記録方向と同じ走査方向で記録
    を行なうことを特徴とした請求項1から6に記載のイン
    クジェット記録方法。
  8. 【請求項8】 前記記録デューティが連続した少なくと
    も2回の走査で所定値を超えた時、2回目以降の走査
    は、所定値を超えた初めの走査と同一方向であることを
    特徴とした請求項1から6に記載のインクジェット記録
    方法。
  9. 【請求項9】 異なる色調のインクに対応した複数の記
    録素子群を有する記録手段を被記録媒体の搬送方向と交
    差する方向に相対的に走査して記録を行なうインクジェ
    ット記録装置において、 これから記録を行う走査における画像データのデューテ
    ィに応じて前記走査方向を決定する手段と、 この決定された走査方向に走査を行なって記録を行なう
    手段とを有することを特徴とするインクジェット記録装
    置。
  10. 【請求項10】 前記走査方向を決定する手段は、前記
    異なる色調のインク毎に対応した画像データの記録デュ
    ーティに応じて前記走査方向を決定する手段であること
    を特徴とする請求項9に記載のインクジェット記録装
    置。
  11. 【請求項11】 前記走査方向を決定する手段は、前記
    これから記録を行なう走査内の画像データの中の所定領
    域内の記録デューティに基づいて走査方向を決定する手
    段であることを特徴とする請求項10に記載のインクジ
    ェット記録装置。
  12. 【請求項12】 前記走査方向を決定する手段は、記録
    されるドット数に基づく記録デューティに応じて走査方
    向を決定する手段であることを特徴とする請求項10お
    よび11に記載のインクジェット記録装置。
  13. 【請求項13】 前記走査方向を決定する手段は、前記
    色調の異なる複数のインクの内、少なくとも一つの色調
    インクに対応した画像データの記録デューティに応じて
    走査方向を決定する手段であることを特徴とする請求項
    10から12に記載のインクジェット記録装置。
  14. 【請求項14】 前記走査方向を決定する手段は、少な
    くとも二次色以上の画像データのデューティに応じて走
    査方向を決定する手段であることを特徴とする請求項9
    から12に記載のインクジェット記録装置。
  15. 【請求項15】 前記走査方向を決定する手段は、前記
    記録デューティが所定値を超えた場合、先に行なった走
    査の記録方向と同じ走査方向で記録を行なう手段である
    ことを特徴とした請求項9から14に記載のインクジェ
    ット記録装置。
  16. 【請求項16】 前記走査方向を決定する手段は、前記
    記録デューティが連続した少なくとも2回の走査で所定
    値を超えた時、2回目以降の走査を所定値を超えた初め
    の走査と同一方向にする手段であることを特徴とした請
    求項9から14に記載のインクジェット記録装置。
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