JP2001179620A - 研削盤 - Google Patents

研削盤

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JP2001179620A
JP2001179620A JP36673799A JP36673799A JP2001179620A JP 2001179620 A JP2001179620 A JP 2001179620A JP 36673799 A JP36673799 A JP 36673799A JP 36673799 A JP36673799 A JP 36673799A JP 2001179620 A JP2001179620 A JP 2001179620A
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秀光 中橋
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満 温井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容易にワーク寸法の変化傾向や異常振動数の
発生源を検出して特定することができるようにする。 【解決手段】 制御部23に誤差データ判定部33と、
調整判別部34とを設け、メモリ31には、カムプロフ
ァイルデータ、カムプロファイルデータと加工済みワー
クの実測結果とから得られる誤差データと、任意に設定
される許容値データと、固有振動数データとを保持す
る。そして、誤差データ判定部33において、諸データ
を用いて振動源検出処理とを実施し、その検出結果に応
じた情報を生成して調整判別部34に供給する。調整判
別部34は、自動調整が可能な場合には、誤差データ判
定部33からの情報に基づいてカムプロファイルデータ
を修正し、自動調整不可能な場合には、その不調が発生
している場所を通知するための制御情報を生成し、この
制御情報を表示部27に供給して所定の表示を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、円形ワ
ークの加工の他、カムやクランク等に代表されるワーク
の加工に用いて好適な研削方法及び研削盤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のカムシャフトやクランクピンの円
筒研削盤においては、ワークの加工精度の向上を目的と
して加工中のワークを測定したり、あるいは、加工後の
ワークを測定することが行われる。これに基づき、砥石
車の磨耗とアンバランス状況、あるいは、ワークレスト
シューの磨耗状況を検査して、砥石車のバランスを取り
直したり、ドレッシングしたり、砥石車を交換したり、
あるいは、ワークレストを調整したりしている。このよ
うに実際にワークの寸法を測定して、磨耗があればその
部分に対して修正したり、交換したりすることで安定的
な加工精度を保持している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た修正や交換が十分に行われない場合には、ワーク支持
の変化や研削盤を構成している各部位の変化により機械
振動が発生し、この振動が研削対象としてのワークに伝
播し、ワークの加工精度を低下させる要因となる。この
ため、従来、研削盤においては、加工中において頻繁に
ワークの寸法を測定し、それらの砥石の交換時期や修正
時期、バランス調整あるいはワークレストの調整時期を
見極める工程が必要となる問題点を有する。また、これ
らの交換時期や修正時期等の見極めや、その修正作業に
は、熟練した技術や経験が必要で、その熟練をもってし
ても、ワークの加工精度を測定して機械振動の発生源を
特定するような作業を行うことは、作業効率を低下させ
る問題点を有する。
【0004】この発明は、このような従来の技術に存在
する問題点に着目してなされたものである。その目的と
するところは、ワークの加工精度が低下して加工不良に
なる前に機械振動の発生箇所を自動的に特定してそれを
表示することができ、振動の発生源部位を調査して、ワ
ークに与える振動を軽減して高精度加工を可能にする研
削盤を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明では、ワークを回転可能に
保持する主軸と、その主軸上のワークに対して研削加工
を施すための砥石車と、ワーク形状を表すカムプロファ
イルデータを記憶するためのカムプロファイルデータ記
憶部と、そのカムプロファイルデータからワークを研削
するためのプロファイルデータを生成するプロファイル
データ生成手段を備えた研削盤において、前記カムプロ
ファイルデータと加工済みワークの実測値との間の形状
誤差を記憶する誤差データ記憶部と、前記誤差データ記
憶部の誤差データが許容値内か否かを判別する誤差デー
タ判別手段と、前記データ判別手段の判別結果を表示す
る表示手段とを備えたことを要旨とする。
【0006】請求項2に記載の発明では、請求項1にお
いて、さらに、前記誤差データの許容値を設定する設定
手段を備えたことを要旨とする。請求項3に記載の発明
では、請求項1または2において、さらに、前記誤差デ
ータに基づき前記研削盤を構成する各部位の調整を判別
する調整判別手段を備えたことを要旨とする。
【0007】請求項4に記載の発明では、請求項1にお
いて、前記誤差データの一部分を抽出するデータ抽出手
段と、前記データ抽出手段において抽出された誤差デー
タを周波数分析する周波数分析手段と、前記周波数分析
手段における分析結果から特定の周波数を抽出する周波
数抽出手段とを備えたことを要旨とする。
【0008】請求項5に記載の発明では、請求項1にお
ける研削盤の各部位の固有振動数を記憶する振動数記憶
手段と、前記周波数抽出手段により抽出された特定の周
波数と、前記振動数記憶手段に記憶されている固有振動
数とを比較して、振動発生源部位を特定する振動発生源
特定手段とを備えたことを要旨とする。
【0009】請求項6に記載の発明では、加工済みワー
クをその軸心を中心に回転させてワークの外周形状を測
定する形状測定手段と、その形状測定手段からから得ら
れたワークの実測値と理想のワーク形状との間の誤差デ
ータを周波数分析する周波数分析手段と、その周波数分
析手段により分析された周波数データからから固有振動
数を抽出する周波数抽出手段とを備えた研削盤のワーク
形状測定装置を要旨とする。
【0010】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)以下、この
発明がカム研削盤に適用された第1の実施形態について
図面を参照して説明する。
【0011】図1及び図2に示すように、ワーク支持台
1は基台2の一側上面に図2の矢印Zにて示す水平方向
へ移動可能に支持されている。主軸台3は、ワーク支持
台1の上面に配設され、カムシャフトWの一端を着脱可
能に支持するための主軸4及び主軸4を回転させるため
のサーボモータよりなる主軸用モータ5を備えている。
心押台6は、主軸4との間隔を調整自在にワーク支持台
1の上面に配設され、ワークとしてのカムシャフトWが
主軸4とこの心押台6との間においてZ方向へ延びるよ
うに着脱可能に支持される。
【0012】前記カムシャフトWには、複数の非円形カ
ムWaが軸方向に所定の間隔で形成され、これらカムW
aの外周面が被研削面Wbとなっている。非円形カムW
aの具体的な形状は、図6に示すように、ベース円部
(等径部)B、リフト部R、トップ部Tを有するほぼ卵
形とされている。そして、カムシャフトWは、前記主軸
4と心押台6との間に支持された状態で、主軸用モータ
5の駆動にともなう主軸4により自身の軸線を中心に回
転される。
【0013】パルスジェネレータ7は、主軸用モータ5
に取り付けられ、このパルスジェネレータ7は主軸用モ
ータ5の回転にともない回転検出パルスを発生する。砥
石台8は、基台2上にカムシャフトWの軸線と直交する
水平方向(図中矢印Xにて示す)へ移動可能に支持され
ている。サーボモータよりなる砥石台モータ9は、基台
2の側部に取り付けられ、この砥石台モータ9によりボ
ールスクリュー10が回転されて、砥石台8がカムシャ
フトWと近接または離間する矢印X方向へ移動される。
パルスジェネレータ11は、砥石台モータ9に取り付け
られ、このパルスジェネレータ11は砥石台モータ9の
回転にともない回転検出パルスを発生する。
【0014】砥石車12は、カムシャフトWと対向する
ように砥石台8の一端に支軸13により回転可能に支持
されている。砥石回転用モータ14は、砥石台8上に配
設され、この砥石回転用モータ14によりプーリ15,
16およびベルト17を介して砥石車12が一方向に回
転される。なお、砥石台8には、図示しない加工液の供
給機構が配設されており、カムシャフトWの被研削面W
b及び砥石車12の研削面に対して加工液が供給され
る。
【0015】図9に示すように、一対のワークレスト5
3はワーク支持台1上に設けられ、砥石車12により加
工されるカムシャフトWの背面を支持するように先端に
ワークレストシュー50を備え、ワークレストシュー5
0はカムシャフトWにと接する支持位置が調整可能であ
る。
【0016】図3は、この発明の一実施形態における制
御装置18の構成を示す。なお、図1及び図2と同一の
部材には、同一の参照符号が付されている。制御装置1
8は、マイクロコンピュータ(図示しない)及びメモリ
31を中心に構成された制御部23を備えている。前記
パルスジェネレータ7,11、リニア測定器19及び形
状測定装置41からの信号が制御部23に入力される。
そして、制御部23は駆動回路24を介して前記主軸用
モータ5、砥石台モータ9及び砥石回転用モータ14の
回転を制御する。
【0017】表示手段としての表示部27は、液晶表示
板を有し、制御部23から制御情報に応じて表示出力を
生成して液晶表示板上に所定の表示を行う。なお、表示
部27には、液晶表示板以外に警告ランプや発音体等が
設けられている。操作入力部28は、設定スイッチ及び
テンキー等の操作部材を有し、これらの操作部材の状態
に応じた操作情報を生成して制御部23に供給する。
【0018】さらに、制御部23は、プロファイルデー
タ発生手段としてのプロファイルデータ生成部32,デ
ータ抽出手段としてのデータ抽出部61、記憶手段とし
ての記憶部31、周波数抽出手段としての周波数抽出部
64、誤差データ判別手段及び振動源特定手段としての
誤差データ判定部33、調整判別手段としての調整判別
部34、周波数分析手段としての周波数分析部62をそ
れぞれ備えている。また、記憶部31は、カムプロファ
イルデータ記憶部31a、誤差データ記憶部31b、許
容値データ記憶部31c、固有振動数データ記憶部31
dをそれぞれ備えている。
【0019】操作入力部28により操作されることによ
り加工に先立ってカムプロファイルデータと、許容値デ
ータと、固有振動数データとがそれぞれメモリ31のカ
ムプロファイルデータ記憶部31a、許容値データ記憶
部31c、固有振動数データ記憶部31dに登録され
る。
【0020】カムプロファイルデータは、図4(a)に
示されている。このカムプロファイルデータは、カムW
aの仕上がり寸法を示す情報で、カムWaの回転角度に
応じたカムWaの回転中心からの外周面までの距離(半
径)との関係を規定する。すなわち、図4(a)は、ほ
ぼ卵形をなすカムのカムプロファイルデータを示す。図
4(a)における横軸がカムWaの回転角度であり、縦
軸がカム中心とカム面との間の距離(半径)である。
【0021】図4(a)及び図6(b)に示すようにカ
ムWaのベース円部Bの中央を回転角度の0度に対応さ
せ、トップ部Tの中央を回転角度の180度に対応させ
た場合には、カムプロファイルデータは、当然のことな
がらトップ部Tの中央で最大値となる。なお、以下、こ
の説明においては、便宜上トップ部Tの中央を回転角度
の180度に対応させ、ベース円部Bの中央を回転角度
の0度に対応させているものとして説明する。
【0022】許容値データ及び固有振動数データは、後
述する誤差データ判定部33においてなされる判定処理
に用いられる情報である。具体的には、誤差データは、
図6(a)の上部に示すように、カムWaの表面の仕上
げ精度を示すものであり、言い換えれば、理想の仕上が
りに対する誤差を示すものである。許容値データは、複
数の情報からなり、その一つは、前記誤差データに対す
る上限値を示す情報であり、その値は、例えばカムWa
の仕上がり不良となる範囲に対して上限に任意に設定さ
れる。また、許容値データには、図7に示すように、周
波数分析結果に対する上限値51を示す情報も含まれ
る。周波数分析に関しては後述する。さらに、固有振動
数データは、研削盤各部を構成する部位の通常状態で発
生する固有振動数を示す情報である。
【0023】実際にカムシャフトWに対して加工を実施
する場合には、メモリ31に格納されている図4(a)
に示すカムプロファイルデータが読み出され、プロファ
イルデータ生成手段32に供給される。そして、プロフ
ァイルデータ生成手段において、カムプロファイルデー
タに基づいて図4(b)に示す主軸速度プロファイルデ
ータが生成される。プロファイルデータは、主軸用モー
タ5と、砥石台モータ9を制御するための情報であり、
カムWaの回転角度と主軸モータ5の回転速度の関係を
規定するとともに、カムWaの回転角度と砥石台8の移
動量とを規定する。図4(b)は、卵形カムのプロファ
イルデータの主軸モータ5の回転速度を示す。図4
(b)における横軸が回転角度であり、縦軸が回転速度
である。図4(b)に示すようにカムWaのリフト部R
とリフト部R以外の部分とにおいて主軸モータ5の回転
速度が異なるようにプロファイルデータが生成される。
具体的には、リフト部R以外の部分の回転速度が60rp
m とされ、リフト部Rの回転速度が30rpm とされ、リ
フト部Rの回転速度がリフト部R以外の部分に比べて1
/2程度の速度とされる。
【0024】そして、制御部23は、2個のパルスジェ
ネレータ7,11からの回転検出パルスと、前記プロフ
ァイルデータとに基づいて3個の駆動回路24にそれぞ
れに制御信号を出力する。そして、駆動回路24のそれ
ぞれにおいてモータ駆動出力が生成される。その結果、
研削加工時には、主軸4がカムWaの回転角度に応じた
速度で回転されるとともに、砥石台8がカムWaの回転
角度に応じて進退移動されて、カムWaが所定形状に研
削される。
【0025】形状測定装置41は、加工が実施された加
工済みのカムWaをその軸心を中心に回転させてカムW
aの外周を定期的に測定し、そのカムWaの回転角度に
応じた外周の測定結果を制御部23に供給する。制御部
23において、形状測定装置41からのカムWaの回転
角度に応じた測定結果と、カムプロファイルデータとの
差を算出することにより、回転角度に応じた図6(a)
に示す誤差データが生成される。この誤差データが逐次
メモリ31の該当領域に蓄積される。
【0026】誤差データ判定部33は、形状測定装置4
1から測定結果が供給されて誤差データがメモリ31に
蓄積される度に振動源検出処理を実施する。また、それ
と共に、調整判別部34は、誤差データ判定部33から
の検出情報に応じたデータ修正もしくは調整警告処理を
実施する。
【0027】すなわち、誤差データ判定部33において
は加工状態検出処理が行われる。この加工状態検出処理
においては、先ず、現誤差データと、各部位が許容値内
に調整を必要とする許容値データとがメモリ31から読
み出され、回転角度ごとに現誤差データと許容値データ
とが比較され、誤差データが許容値内かどうかが判定さ
れる。そして、判定により誤差データが許容値を外れて
いる部分があると判定される場合には、誤差データ判定
部33において、許容値を越えた部分とその大きさを示
す検出情報とが生成される。そして、誤差データ判定部
33において生成された情報が調整判別部34に供給さ
れる。
【0028】調整判別部34は、誤差データ判定部33
からの検出情報に応じて、先ず、カムプロファイルデー
タの調整可能かどうかを判定する。つまり、あらかじめ
定められた範囲内で主軸回転速度や砥石台送りの加減速
時定数をどちらかと言えば低めに調整可能であると判定
される場合には、検出情報が示す許容値を越えた部分と
その大きさに応じた分だけカムプロファイルデータを修
正して書き換える。このデータを書き換えることによ
り、機械振動を低くできる。このカムプロファイルデー
タの書き換えは、加工精度を実質的に低下させない範囲
内で行われる。また、誤差量が大きいために、自動調整
が不可能と判断される場合には、警告表示を行うための
制御情報が形成され、この制御情報が表示部27に供給
される。従って、この場合においては、表示部27にお
いて許容値を越えた部分、すなわち、異常箇所と、その
大きさを示す警告表示がなされると共に、警告音が発せ
られる。
【0029】すなわち、この警告が行われる場合は、カ
ムWaのベース円部Bの誤差データが許容値より大きく
なったと検出された場合で、この場合には「砥石車を調
整して下さい」と表示されると共に、警告音が発せられ
る。このため、作業者は、表示を確認することで砥石車
12の摩耗確認やバランス調整をすること、あるいは交
換作業を行うことができ、加工不良の発生する前の段階
で適切に対処することができる。
【0030】次に、誤差データ判定手段33においてな
される振動源検出処理の手順について説明する。図5
は、振動源検出処理の処理手順を示す。加工傾向検出処
理においては、先ず、蓄積されている誤差データと、許
容値データと、固有振動数データとがメモリ31から読
み出される(ステップS1)。そして、カムWaの全周
の誤差データのうち、ベース円部Bの部分に対応する誤
差データのみが抽出される(ステップS2)。
【0031】図6は、誤差データとカムWaの関係を示
す。図6(b)において45で示されるのが回転角度0
度〜90度までのベース円部Bであり、図6(b)にお
いて46で示されるのが回転角度270度〜360度
(0度)までのベース円部Bである。これらのベース円
部B(45,46)は、カムWaの回転中心47から等
距離にあり、主軸4の回転速度が一定に制御される部分
である。このため、ベース円部B(45,46)に対応
する誤差データのみを抽出することで、次の周波数分析
後に行われる異常振動数の識別を容易にする。
【0032】誤差データの抽出処理が完了すると、ステ
ップS3において、次に周波数分析が実施される。具体
的には、誤差データに対してフーリエ変換FT(Fourie
r Transform) 処理を所定アルゴリズムで実施すること
により、各周波数帯域におけるパワースペクトルを得る
ことができる。図7は、周波数分析により得られる周波
数特性の示す。図7における横軸が周波数であり、縦軸
が強度(振幅)を示す。
【0033】そして、ステップS4において、周波数分
析の各周波数帯域の結果に対してその数値が許容値内か
どうかが判定され、許容値内であると判定される場合に
は、一連の振動源検出処理が終了される。また、ステッ
プS4において、周波数分析の結果が許容値から外れて
いると判定される場合には、ステップ5に移行し、異常
振動数の抽出がなされる。例えば、図7において51で
示されるように許容値が50Hz〜200Hzの周波数帯域
において一定強度に設定されているものとすると、この
場合には、52で示されるピークが異常振動数の抽出対
象とされる。そして、ピーク52に対応した53で示さ
れる周波数(=143Hz)が異常振動数fとして抽出さ
れる。
【0034】異常振動数の抽出処理が完了すると、次に
ステップ6において、固有振動数データと異常振動数の
値とが照合され、異常振動数の値が含まれる固有振動数
帯が存在するかどうかが判定され、含まれると判定され
る場合には、ステップS7に移行する。ステップS7に
おいては、異常振動数の値が含まれる固有振動数帯に対
応する部位名が特定される。図8は、固有振動数データ
と異常振動数の値との照合処理の一例を概念的に示す。
図8において55で示される部分には、部品名(砥石
車,ワークレスト,砥石台,主軸,テーブル,ベース)
が格納され、56で示される部分には、部品名に対応す
る固有振動数帯(F1,F2,F3,F4,F5,F
6)が格納されている。そして、F1〜F6の固有振動
数帯に対して異常振動数がどの振動数帯に属するかが順
次判定される。例えば、前述した図7に示す場合には、
異常振動数fが143Hzとされているため、F1(14
0〜150Hz)に該当すると判定され、F1に対応する
「砥石台」が特定される。
【0035】このようにステップS7において振動源の
部位が特定されると、ステップS8に進行して、振動発
生源を示す表示が行われる。また、ステップS6におい
て、異常振動数の値が含まれる固有振動数帯が存在しな
いと判定される場合には、ステップS9に移行し、通常
の表示が行われる。
【0036】すなわち、許容値を越える異常振動数が発
生している場合には、調整判別部34において、警告表
示を行うための情報が形成され、この情報が表示部27
に供給される。従って、表示部27において振動発生源
を示す警告表示がなされると共に、警告音が発せられ
る。具体的には、「砥石車を調整して下さい。」と表示
されると共に、警告音が発せられる。
【0037】このため、作業者は、表示を確認すること
で、砥石車12の摩耗確認と調整あるいはバランスを調
整したりすることで、加工不良の発生する前の段階で適
切に対処することができる。
【0038】以上のように、この実施形態においては以
下の効果を発揮する。 ・ カムWaの加工に際して、加工精度が許容値から外
れた場合には、その部分を示す表示がなされる。このた
め、作業者は、表示を確認することで容易にその不調箇
所を調整したり、あるいは部品交換したりする作業を行
うことができる。従って、加工精度の許容値を加工不良
レベル以下に設定しておけば、加工不良の発生を未然に
防止でき、高精度加工を維持できる。しかも、回転速度
が一定で加工されたベース部分Bの誤差データのみが抽
出され、この抽出された誤差データに対して周波数分析
が実施され、許容値を越える周波数が抽出される。この
ため、容易に不要振動を発生させる振動発生源を容易に
特定することが可能となり、その部分の交換時期や修正
時期等の見極めを誤りなく行うことができる。
【0039】・ 誤差データ判定部33の判定処理に用
いられる許容値を任意に設定することができる。このた
め、加工対象や設置環境、あるいは要求される加工精度
のレベル等に対して柔軟に対応することができる。
【0040】(第2の実施形態)次に、この発明の第2
の実施形態を図10に基づいて説明する。この第2の実
施形態においては、形状測定装置41においてプロファ
イルデータから誤差データを生成し、得られた誤差デー
タを制御部23に供給するようにし、そのままメモリ3
1に蓄積するように構成したものである。
【0041】このため、この第2の実施形態において
は、前記第1の実施形態における調整判別部34,誤差
データ判定部33,周波数分析部62,周波数抽出部6
4,データ抽出部61,メモリ31を形状測定装置41
に設けている。そして、これらの調整判別部34,誤差
データ判定部33,周波数分析部62,周波数抽出部6
4,データ抽出部61,メモリ31による前述した各種
機能を形状測定装置41側で処理するようになってい
る。
【0042】従って、この第2の実施形態においても前
記第1の実施形態と同様な効果を期待できる。 (その他の実施形態)なお、この発明は、前記第1,第
2の実施形態に限定されるものではなく、以下のような
態様で具体化することができる。
【0043】・ 上述したこの発明の一実施形態におい
ては、カム研削盤にこの発明を適用したが、円筒研削盤
あるいはクランクピン研削盤や、非円形加工を行う他の
加工機械に対して適用することができる。
【0044】・ 上述したこの発明の一実施形態におい
ては、液晶表示器による表示により警告を通知する場合
について説明したが、音声により警告を通知するように
しても良い。この場合には、音声合成回路を設けて調整
判別部34からの情報に応じて警告を通知する音声信号
を生成し、スピーカを介して音声を出力するように構成
する。
【0045】・ 上述したこの発明の一実施形態におい
ては、振動源を特定して自動的に警告表示する場合につ
いて説明したが、振動源を特定する前の段階で得られる
周波数分析結果を表やグラフにして液晶表示器において
表示するようにしても良い。この場合には、作業者自身
が許容値との対比や、振動源を特定するために固有振動
数データとの照合を行い、振動源を特定することがで
き、現状認識が容易かつ確実になる。
【0046】・ 上述した判定処理に代えて、現誤差デ
ータと、旧誤差データとの差を算出し、この差が許容値
内かどうかが判定して、誤差データの変化が許容値を越
えて大きく変化したと判定される場合に、判定結果に応
じて振動発生源を特定するようにしても良い。
【0047】・ 現誤差データと、旧誤差データとに対
して所定の演算処理を行って統計的数値を得、この統計
的数値が許容値内かどうか判定して、判定結果に応じて
不良個所情報を生成するようにしても良い。さらに、こ
れら複数の判定方法を組み合わせて総合的に装置の不調
を判定するようにしても良い。
【0048】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るため、次のような効果を奏する。請求項1及び6に記
載の発明では、ワーク加工にともなって生成される誤差
データが許容値内か否かが判定されて、表示されるた
め、加工精度の低下を確実に認識でき、加工不良を未然
に防止できる。
【0049】請求項2に記載の発明では、誤差データ判
定手段の判定処理に用いられる許容値が任意に設定され
ため、加工対象や設置環境等に対して柔軟に対応するこ
とができる。
【0050】請求項3に記載の発明では、自動調整可能
な場合には、誤差データに応じて研削盤を構成する各部
位が調整されるため、加工精度を安定的に保持すること
ができる。
【0051】請求項4の発明では、判定に好適な所定部
分の誤差データのみが抽出され、この抽出された誤差デ
ータに対して周波数分析が実施され、許容値を越える周
波数が抽出される。このため、容易に不要振動を発生さ
せる振動発生源を容易に特定することが可能となる。
【0052】請求項5の発明では、不要振動の発生源が
特定されため、その特定された部位の交換等を適切に行
うことができ、高精度加工を確実に維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】研削盤の第1の実施形態の構成を示す一部破断
側面図。
【図2】同じく平面図。
【図3】研削盤の電気的構成を示すブロック図。
【図4】カムプロファイルデータ及びプロファイルデー
タを示すグラフ。
【図5】動作を示すフローチャート。
【図6】カムと誤差データとを示す説明図。
【図7】周波数分析されたデータを示すグラフ。
【図8】振動発生源特定のデータを示す説明図。
【図9】ワークレストを示す一部平面図。
【図10】第2の実施形態を示すブロック図。
【符号の説明】
5…主軸用モータ、8…砥石台、9…移動用モータ、1
2…砥石車、14…砥石回転用モータ、23…制御部、
24…駆動回路、27表示手段としての…表示部、28
…操作入力部、31…カムプロファイルデータ記憶部,
誤差データ記憶部を構成するメモリ、32…プロファイ
ルデータ生成手段としてのプロファイルデータ生成部、
33…誤差データ判定手段としての誤差データ判定部、
34…調整手段としての調整判別部、41…形状測定装
置、61…データ抽出手段としてのデータ抽出部、62
…周波数分析手段としての周波数分析部、64…周波数
抽出手段としての周波数抽出部。
フロントページの続き (72)発明者 安味 貞恒 富山県東砺波郡福野町100番地 株式会社 日平トヤマ富山工場内 Fターム(参考) 3C001 KA07 KB07 SA01 TB08 TC05 TD05 3C034 AA13 BB74 BB77 BB91 CA05 CA24 CB11 DD18 3C043 CC03 DD06 EE01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークを回転可能に保持する主軸と、 その主軸上のワークに対して研削加工を施すための砥石
    車と、 ワーク形状を表すカムプロファイルデータを記憶するた
    めのカムプロファイルデータ記憶部と、 そのカムプロファイルデータからワークを研削するため
    のプロファイルデータを生成するプロファイルデータ生
    成手段とを備えた研削盤において、 前記カムプロファイルデータと加工済みワークの実測値
    との間の形状誤差を記憶する誤差データ記憶部と、 前記誤差データ記憶部の誤差データが許容値内か否かを
    判別する誤差データ判別手段と、 前記誤差データ判別手段の判別結果を表示する表示手段
    とを備えたことを特徴とする研削盤。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記誤差データの許容値を設定する設定手段を備えたこ
    とを特徴とする研削盤。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 前記誤差データに基づき研削盤を構成する各部位の調整
    を判別する調整判別手段を備えたことを特徴とする研削
    盤。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 前記誤差データの所定部分を抽出するデータ抽出手段
    と、 前記データ抽出手段において抽出された誤差データを周
    波数分析する周波数分析手段と、 前記周波数分析手段における分析結果から特定の周波数
    を抽出する周波数抽出手段とを備えたことを特徴とする
    研削盤。
  5. 【請求項5】 請求項1における研削盤の各部位の固有
    振動数を記憶する振動数記憶手段と、 前記周波数抽出手段により抽出された特定の周波数と前
    記振動数記憶手段に記憶されている固有振動数とを比較
    して、振動発生源部位を特定する振動発生源特定手段と
    を備えたことを特徴とする研削盤。
  6. 【請求項6】 加工済みワークをその軸心を中心に回転
    させてワークの外周形状を測定する形状測定手段と、 その形状測定手段からから得られたワークの実測値と理
    想のワーク形状との間の誤差データを周波数分析する周
    波数分析手段と、 その周波数分析手段により分析された周波数データから
    から固有振動数を抽出する周波数抽出手段とを備えた研
    削盤のワーク形状測定装置。
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