JP2001178372A - 冷菓製造装置 - Google Patents

冷菓製造装置

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JP2001178372A
JP2001178372A JP36773499A JP36773499A JP2001178372A JP 2001178372 A JP2001178372 A JP 2001178372A JP 36773499 A JP36773499 A JP 36773499A JP 36773499 A JP36773499 A JP 36773499A JP 2001178372 A JP2001178372 A JP 2001178372A
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cooling
cylinder
mix
hopper
beater
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JP36773499A
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Takeshi Ishii
武 石井
Shigeo Sato
重夫 佐藤
Yoshikazu Takada
善和 高田
Seiji Ishihama
誠二 石浜
Koichiro Ikemoto
宏一郎 池本
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷菓を適度な硬さに制御することができる冷
菓製造装置を提供する。 【解決手段】 冷菓製造装置は、ミックスを貯蔵保冷す
るホッパー2と、このホッパーより適宜供給されるミッ
クスを冷却する冷却シリンダ8と、これらホッパー及び
冷却シリンダを冷却する冷却装置と、冷却シリンダ内の
ミックスを攪拌するビータと、このビータ10を駆動す
るビータモータ12と、ビータモータの通電電流を検出
する電流センサと、制御手段とを備え、この制御手段
は、電流センサの出力に基づき、ビータモータの所定の
電流値上昇速度に基づいて冷却シリンダの冷却を停止す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はソフトアイスクリー
ム等の冷菓を製造する冷菓製造装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、ミックスを貯蔵保冷するホッパ
ーと、このホッパーより適宜供給されるミックスを冷却
する冷却シリンダと、この冷却シリンダを冷却する冷凍
装置と、前記冷却シリンダ内のミックスの温度を検知す
るセンサと、前記冷凍装置の運転を開始・停止する制御
手段とを備える冷菓製造装置が知られている。
【0003】この冷菓製造装置では、ミックスが冷却シ
リンダ内で冷却され、冷菓(ソフトクリーム等)として
冷却シリンダから外部に押し出されるときに、適度な硬
さになるように冷却シリンダ内のミックスの温度制御を
している。
【0004】この温度制御は、温度の目盛が等間隔のつ
まみで、間欠的に温度設定できる温度設定装置によっ
て、ミックスの温度(設定温度)を設定すると共に、所
定の温度差(以下、ディファレンシャル(例えば±0.
5℃))を設定し、一定時間経過後、冷却シリンダ内セ
ンサで冷却シリンダのミックスの温度を検知して、前記
設定温度にディファレンシャル0.5℃を加算した温度
で、冷凍装置の運転を開始し、前記設定温度にディファ
レンシャル0.5℃を減算した温度で、冷凍装置の運転
を停止している。
【0005】しかしながら、従来の構成では、時々刻々
変化するミックスの温度の変化によって冷凍装置を制御
するのでソフトクリームなどの冷菓を適度な硬さに制御
しにくいという問題がある。また、従来では、冷却シリ
ンダ内に設けられたビータ(撹拌羽根)の駆動電流によ
って冷凍装置を制御する場合もあったが、電流が一定値
に達した場合に冷凍装置を停止するものであったため、
制御が困難になるという問題があった。
【0006】そこで、本発明は係る従来の技術的課題を
解消し、冷菓を適度な硬さに制御することができる冷菓
製造装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の冷菓製
造装置は、ミックスを貯蔵保冷するホッパーと、このホ
ッパーより適宜供給されるミックスを冷却する冷却シリ
ンダと、これらホッパー及び冷却シリンダを冷却する冷
却装置と、冷却シリンダ内のミックスを攪拌するビータ
と、このビータを駆動するビータモータと、ビータモー
タの通電電流を検出する電流センサと、制御手段とを備
え、この制御手段は、電流センサの出力に基づき、ビー
タモータの所定の電流値上昇速度に基づいて冷却シリン
ダの冷却を停止することを特徴とする。
【0008】請求項1の発明によれば、ミックスの硬さ
は、ミックスを冷却することによってミックス固有の凝
固点温度に近づき、凝固点温度に近づけば近づくほど所
定時間におけるミックスの硬化速度、即ち、現在のビー
タモータの通電電流値から所定時間前の通電電流値を減
算した値が減少することに着目し、ビータモータの所定
の電流値上昇速度に基づいて、冷却シリンダの冷却を停
止するものである。
【0009】これにより、最適な硬さの冷菓製造が可能
となる。
【0010】請求項2の発明の冷菓製造装置は、ミック
スを貯蔵保冷するホッパーと、このホッパーより適宜供
給されるミックスを冷却する冷却シリンダと、これらホ
ッパー及び冷却シリンダを冷却する冷却装置と、冷却シ
リンダ内のミックスを攪拌するビータと、このビータを
駆動するビータモータと、ビータモータの通電電流を検
出する電流センサと、制御手段とを備え、この制御手段
は、電流センサの出力に基づき、ビータモータの所定の
電流値上昇速度に基づいて冷却シリンダの冷却を停止す
ると共に、ビータモータの所定時間内における電流値上
昇速度を調整する調整手段を備えたことを特徴とする。
【0011】請求項2の発明によれば、ミックスを貯蔵
保冷するホッパーと、このホッパーより適宜供給される
ミックスを冷却する冷却シリンダと、これらホッパー及
び冷却シリンダを冷却する冷却装置と、冷却シリンダ内
のミックスを攪拌するビータと、このビータを駆動する
ビータモータと、ビータモータの通電電流を検出する電
流センサと、制御手段とを備え、この制御手段は、電流
センサの出力に基づき、ビータモータの所定の電流値上
昇速度に基づいて冷却シリンダの冷却を停止すると共
に、ビータモータの所定時間内における電流値上昇速度
を調整する調整手段を備えたので、上記効果に加えて、
それぞれのミックス特有の風味を生かすための最適な硬
度となるように調整手段にて調節することができるよう
になり、調整手段を調節するのみで、多種類のミックス
を最適な硬度で提供することができるようになる。
【0012】請求項3の発明の冷菓製造装置は、上記各
発明に加えて、冷却シリンダ内のミックスの温度を検出
するシリンダセンサを備え、制御手段は、このシリンダ
センサの出力に基づき、冷却シリンダ内のミックスの温
度が所定温度に上昇した場合に、冷却シリンダの冷却を
再開することを特徴とする。
【0013】請求項3の発明によれば、上記各発明に加
えて、冷却シリンダ内のミックスの温度を検出するシリ
ンダセンサを備え、制御手段は、このシリンダセンサの
出力に基づき、冷却シリンダ内のミックスの温度が所定
温度に上昇した場合に、冷却シリンダの冷却を再開する
ので、一旦ビータモータの所定の電流値上昇速度に基づ
いて冷却シリンダの冷却を停止した場合であっても、所
定温度以上にミックス温度が上昇した場合には、冷却を
再開するため、以後支障無く連続して冷菓の製造を行う
ことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は、本発明の冷菓製造装置の実
施例としてのソフトクリーム製造装置SMの内部構成を
示す斜視図、図2は同ソフトクリ−ム製造装置SMの冷
媒回路図、図3は同ソフトクリーム製造装置SMの制御
装置Cのブロック図を示している。実施例のソフトクリ
ーム製造装置SMは、例えばバニラソフトクリームかチ
ョコソフトクリームのうちの一種類のソフトクリームを
製造販売する卓上の装置である。
【0015】各図において、1は本体、2は冷菓(ソフ
トクリーム)の原料、所謂ミックスを貯溜するホッパー
であり、ミックス補給時に取り外されるホッパーカバー
3を有すると共に、ホッパー2の周囲に巻回したホッパ
ー冷却コイル(ホッパー冷却器)4にてミックスは保冷
される。また、内底部に設けたホッパー攪拌機5は、ホ
ッパー2にミックスが所定量以上入れられ、前記ホッパ
ー冷却コイル4に冷却時と逆に流れる冷媒ガス、すなわ
ちホットガスにより加熱殺菌される時も撹拌機モータ6
により回転駆動される。
【0016】7はホッパー2にミックスが所定量以上あ
るか否かを検知するミックス検知装置で、一対の導電極
より成り、ミックスが不足し所定量以下であるとミック
スを介する導通状態の遮断が検知されて後述する加熱殺
菌行程を行なわないようホットガスの流通停止、又ホッ
パー攪拌機5を回転させないように構成されている。
【0017】8はミックス供給器9によりホッパー2か
ら適宜供給されるミックスをビータ10により回転撹拌
して冷菓を製造する冷却シリンダで、その周囲にシリン
ダ冷却器11を配している。ビータ10はビータモータ
12、駆動伝達ベルト、減速機13および回転軸を介し
て回転される。製造された冷菓(ソフトクリーム)は、
フリーザードア14に配した取出レバー15を操作する
とプランジャー16が上下動し、図示しない抽出路を開
にして取り出される。
【0018】次に、ホッパー2および冷却シリンダ8を
冷却する冷却装置について説明する。18はコンプレッ
サ、19はコンプレッサ18からの吐出冷媒を冷却サイ
クル時(図2中実線状態)、加熱サイクル時(図2中点
線状態)とで流れる向きを逆に切り換える四方弁、20
はコンデンシングファン17により空冷されるコンデン
サであり、逆止弁21を介して流入する高温、高圧の冷
媒ガスを凝縮、液化して液化冷媒とする。
【0019】液化冷媒はドライヤ23および逆止弁22
を経て二手に分かれ、一方はシリンダ冷却弁24、冷却
シリンダ用キャピラリチューブ25を介してシリンダ冷
却器11に流入し、ここで蒸発気化して冷却シリンダ8
を冷却する。そして他方はホッパー冷却弁26、前段の
ホッパー用キャピラリチューブ27を介してホッパー冷
却コイル4に流入し、同様にここで蒸発気化し、ホッパ
ー2を冷却した後、後段のキャピラリチューブ28を経
て出ていく。
【0020】そして、冷却シリンダ8及びホッパー2を
冷却した後の冷媒ガスは、アキュムレータ30にて合流
した後、四方弁19、アキュムレータ39を経てコンプ
レッサ18に戻る冷却サイクルを形成して、冷媒が実線
方向に流れる冷却運転が行なわれる。
【0021】ところで、この冷却運転において、良質の
冷菓を得るべく冷却シリンダ8内のミックスを所定の硬
度まで冷却維持する必要がある。そのため、ビータモー
タ12の電流値を検出するビータモータ電流センサ48
及び冷却シリンダ8の温度を検出するシリンダセンサ3
1(図3)を設け、このビータモータ電流センサ48及
びシリンダセンサ31により、後に詳述する如き平衡電
流制御によりシリンダ冷却弁24をON(開)、コンプ
レッサ18をONして冷却を行ない、シリンダ冷却弁2
4がOFF(閉)しているときにホッパー冷却弁26の
開/閉とコンプレッサ18のON/OFFを行なわせ
る。即ち、冷却シリンダ8の冷却が優先する制御となっ
ており、シリンダ冷却弁24がOFFの条件のもとで、
ホッパー冷却弁26はONとなる。
【0022】上述した冷却運転の下で販売が成された
後、閉店時には加熱方式によるミックスの殺菌を行なう
ことになる。この場合には、冷却装置を冷却サイクルか
ら加熱サイクルの運転に切り換える。すなわち、四方弁
19を操作して冷媒を点線矢印のように流す。すると、
コンプレッサ18からの高温、高圧の冷媒ガスすなわち
ホットガスは四方弁19、アキュムレーター30を経て
二手に分かれ、一方はシリンダ冷却器11に直接に、他
方は逆止弁33を介してホッパー冷却コイル4に流入し
て、それぞれにおいて放熱作用を生じ、規定の殺菌温度
で所定時間、冷却シリンダ8、ホッパー2は加熱され
る。
【0023】放熱後の液化冷媒はそれぞれシリンダホッ
トガス弁34、ホッパーホットガス弁35を介して合流
後、逆止弁40を経てコンデンサ20にて気液分離し、
冷媒ガスは並列に設けたリバース電磁弁36及びリバー
スキャピラリチューブ37を通り、四方弁19、アキュ
ムレータ39を経てコンプレッサ18に戻る加熱サイク
ルを形成する。38は冷却シリンダ8の加熱温度を検知
する殺菌・保冷センサで、ミックスに対して規定の殺菌
温度が維持されるように予め定めた所定範囲の上限、下
限の設定温度値でシリンダホットガス弁34及びコンプ
レッサ18をON、OFF制御する。
【0024】また、この殺菌・保冷センサ38は冷却シ
リンダ8の加熱温度を測定しているが、この測定温度は
ミックスの加熱温度とほぼ近いものと判断できるので、
この殺菌・保冷センサ38をミックス温度検出センサと
して兼用できる。この殺菌・保冷センサ38が検出する
ミックス温度情報を利用してリバース電磁弁36の開閉
制御を行なうことも可能である。
【0025】また、ホッパー2の加熱制御はホッパー2
の温度を検出するホッパーセンサ32が兼用され、冷却
シリンダ8に設定した同一の設定温度値でホッパーホッ
トガス弁35及びコンプレッサ18のON、OFF制御
が行なわれるようになっている。また、前記した殺菌・
保冷センサ38は、加熱殺菌後冷却に移行し、翌日の販
売時点まである程度の低温状態、すなわち保冷温度(+
8℃〜+10℃程度)に維持するようコンプレッサ18
のON、OFF制御及びシリンダ冷却弁24、ホッパー
冷却弁26のON、OFF制御をする。
【0026】この場合、コンデンサ20にはバイパス回
路42が並列に接続されており、このバイパス回路42
には逆止弁41が接続されている。この場合、バイパス
回路42は図4に示す如くコンデンサ20の側面におい
てその出入り口配管に亘って上下に取り付けられてお
り、逆止弁41は上方向が順方向とされている(図4は
コンデンサ20の側面図)。
【0027】尚、この図において20Aはリバース電磁
弁36など(コンプレッサ18側)に接続され、20B
が逆止弁40など(シリンダ冷却器11側)に接続され
る配管である。そして、逆止弁41内の流路面積はコン
デンサ20の配管よりも狭く設定されている。
【0028】ここで、加熱サイクル時には前述の如くシ
リンダ冷却器11およびホッパー冷却コイル4にて放熱
液化した冷媒がコンデンサ20に流入する。そして、コ
ンデンサ20を気液分離器として作用させ、コンプレッ
サ18に液冷媒が吸い込まれる不都合を防止するため
に、コンプレッサ18側の前記配管20Aはコンデンサ
20の上側に配置されている。
【0029】しかしながら、特にコンデンサ20は空冷
方式であるために、加熱サイクルの後半ではコンデンサ
20内に溜まった液冷媒がガスと共に配管20Aから大
量に流出するようになる。前記バイパス回路42はその
ために取り付けられており、加熱サイクル中、コンデン
サ20をバイパスし、逆止弁41を介してガスをコンプ
レッサ18に戻して所謂液バックを防止する役割を果た
す。
【0030】一方、バイパス回路42にてガスばかり戻
すこととすると、今度はコンプレッサ18の吐出温度が
異常に上昇して過負荷状態となるため、前述の如く逆止
弁41内の流路面積をコンデンサ20の配管よりも狭く
設定し、圧力差でコンデンサ20内の液冷媒(ミスト
状)も少許連れ帰るように配慮している。
【0031】尚、前述した如くコンプレッサ18の高負
荷運転を抑制するために殺菌・保冷センサ38のミック
ス検出温度にてリバース電磁弁36は開閉制御される。
また、44は電装箱、そして45は前ドレン受け(分解
図で示す)である。更に、55は給水栓で、ミックス洗
浄時にホッパー2や冷却シリンダ8に給水するために用
いられる。更にまた、43はバイパス弁であり、同様に
コンプレッサ18の過負荷防止の役割を奏する。
【0032】図3において、制御装置Cは前記電装箱4
4内に収納された基板上に構成され、汎用のマイクロコ
ンピュータ46を中心として設計されており、このマイ
クロコンピュータ46には前記シリンダセンサ31、ホ
ッパーセンサ32、殺菌・保冷センサ38、ビータモー
タ12の通電電流を検出するビータモータ電流センサ4
8(CT)の出力が入力され、マイクロコンピュータ4
6の出力には、前記コンプレッサ18のコンプレッサモ
ータ18M、ビータモータ12、撹拌機モータ6、シリ
ンダ冷却弁24、シリンダホットガス弁34、ホッパー
冷却弁26、ホッパーホットガス弁35、四方弁19、
リバース電磁弁36、バイパス弁43、コンデンシング
ファン17が接続されている。
【0033】また、この図において47はコンプレッサ
モータ18Mの通電電流を検出する電流センサ(CT)
であり、この出力もマイクロコンピュータ46に入力さ
れている。また、51は抽出スイッチであり、取出レバ
ー15の操作によって開閉されると共に、その接点出力
はマイクロコンピュータ46に入力されている。
【0034】また、49は冷菓の冷却設定を「1」
(弱)、「2」(中)、「3」(強)の三段階で調節す
るための冷却設定ボリューム(調整手段)、53は冷却
シリンダ8の温度のしきい値(設定値)を例えば−6℃
〜−4℃の範囲で任意に設定するためのしきい値設定ボ
リュームであり、何れの出力もマイクロコンピュータ4
6に入力されている。更に、52はマイクロコンピュー
タ46に各種運転を指令するための各種スイッチを含む
キー入力回路であり、これら冷却設定ボリューム49、
キー入力回路52はソフトクリーム製造装置SMの図示
しない操作パネルに配設され、しきい値設定ボリューム
53は制御装置Cの基板に取り付けられている。
【0035】更にまた、マイクロコンピュータ46の出
力には警報などの各種表示動作を行うためのLED表示
器54も接続されている。
【0036】以上の構成で、図5〜図8を参照してソフ
トクリーム製造装置SMの動作を説明する。実施例のソ
フトクリーム製造装置SMが運転開始されると、図7、
図8、図8のタイミングチャートに示す如く冷却運転
(冷却工程、デフロスト工程)、殺菌・保冷運転(殺菌
昇温工程、殺菌保持工程、保冷プルダウン工程、保冷保
持工程)の各運転を実行する。また、前記冷却設定ボリ
ューム49の設定は、現在は冷菓の冷却設定を「1」と
しているものとする。
【0037】先ず、図5のフローチャートを参照しなが
ら冷却運転について説明する。前記キー入力回路52に
設けられた冷却運転スイッチが操作されると、全てをリ
セットした後、マイクロコンピュータ46は図5のステ
ップS1で冷却中フラグがセット「1」されているか、
リセット「0」されているか判断する。
【0038】運転開始(プルダウン)時点で冷却中フラ
グがリセットされているものとすると、ステップS2で
シリンダセンサ31の出力に基づき、冷却シリンダ8内
の現在のミックス温度が冷却ON点温度か否か判断す
る。そして、ミックスの温度は十分高いものとすると、
ステップS3に進み、計測タイマ(マイクロコンピュー
タ46がその機能として有する)をクリアし、ステップ
S4で現在のビータモータ電流センサ48の電流値をt
秒前電流値にセットし、ステップS5で冷却中フラグを
セットして冷却動作を実行する(ステップS6)。
【0039】この冷却動作ではマイクロコンピュータ4
6は以下に説明する平衡電流制御を実行する。即ち、マ
イクロコンピュータ46はコンプレッサ18(コンプレ
ッサモータ18M)を運転し、四方弁19は前記冷却サ
イクルとする(非通電)。そして、シリンダ冷却弁24
をON(開)、ホッパー冷却弁26をOFF(閉)、シ
リンダホットガス弁34およびホッパーホットガス弁を
OFFとする。また、ビータモータ12によりビータ1
0を回転させる。
【0040】これにより、前述の如く冷却シリンダ8内
のミックスはシリンダ冷却器11により冷却され、ビー
タ10により撹拌される。ここで、前述の如く冷却設定
ボリューム49の冷却設定を「1」としてもマイクロコ
ンピュータ46はこのプルダウン中は強制的に「3」と
するものである。尚、冷却設定「3」ではt秒が40
秒、TA(アンペア。後述)が0.1A、冷却設定
「2」ではt秒が20秒、TAが0.1A、冷却設定
「1」ではt秒が20秒、TAが0.2Aとなるものと
する。
【0041】次に、マイクロコンピュータ46はステッ
プS1からステップS7に進み、前記計測タイマが計測
中か否か判断し、計測中でなければステップS8で計測
を開始する。次に、ステップS9で計測タイマのカウン
トがt秒経過したか否か判断し、経過していなければ戻
る。計測タイマのカウント開始からt秒(この場合、4
0秒)経過すると、マイクロコンピュータ46はステッ
プS10でビータモータ電流センサ48の出力に基づ
き、現在のビータモータ12の通電電流とt秒前の通電
電流との差がTA(この場合、0.1A)以下か否か判
断し、以下でなければステップS3に戻り、計測タイマ
をクリアすると共に、前記ステップS4〜ステップS6
を実行する。
【0042】以後これを繰り返して冷却シリンダ8内の
ミックスを撹拌しながら冷却して行く。ここで、冷却シ
リンダ8内で撹拌されながら冷却されたミックスは、販
売に供せる冷菓となると所定の硬度を有するようにな
る。そして、冷菓(ソフトクリーム)の硬度により、そ
れを撹拌しているビータ10の負荷が増加する。当該ミ
ックス固有の硬度に近づくとビータモータ12の電流値
の変化は徐々に緩慢となる。そして、40秒(t秒)間
における電流値の変化(現在ビータモータ電流値とt秒
前の電流値との差)が0.1A(TA)以下となると、
ステップS10からステップS11に進む。尚、このと
きのビータモータ電流値が冷却終了電流値(OFF点電
流値)となる。
【0043】そして、このステップS11でシリンダセ
ンサ31の出力に基づき、現在のミックスの温度を冷却
終了温度にセットし、ステップS12で冷却中フラグを
リセットすると共に、ステップS13で冷却停止を行
う。
【0044】即ち、この冷却停止ではマイクロコンピュ
ータ46はシリンダ冷却弁24をOFFし、代わりにホ
ッパー冷却弁26をONする。これにより、冷却シリン
ダ8の冷却は停止され、ホッパー冷却弁26のONによ
り、今度はホッパー2の冷却が行われるようになる。
尚、これでプルダウンは終了するので、マイクロコンピ
ュータ46は冷却設定をボリューム49で設定された
「1」に戻す。
【0045】そして、マイクロコンピュータ46はステ
ップS1に戻るが、ここでは冷却中フラグはリセットさ
れているので、今度はステップS2に進み、シリンダセ
ンサ31の出力に基づき、現在のミックス温度が前記冷
却終了温度+0.5℃(冷却ON点温度:所定温度。)
以上に上昇したか否か判断する。上昇していなければス
テップS12に進み、以後これを繰り返す。尚、マイク
ロコンピュータ46はホッパーセンサ32の出力に基づ
き、ホッパー2の温度も所定の温度以下に冷却されてい
る場合には、ホッパー冷却弁26もOFFすると共に、
この場合にはコンプレッサ18も停止する。尚、実施例
ではホッパー冷却弁26は10℃でON、8℃でOFF
される。
【0046】ミックス(冷菓)の温度が上昇して冷却O
N点温度以上となると、マイクロコンピュータ46はス
テップS2からステップS3に進み、以後同様に冷却シ
リンダ8の冷却を開始するものである。
【0047】このように、ビータモータ電流センサ48
の出力に基づき、ビータモータ12の所定の電流値上昇
速度に基づいて冷却シリンダ8の冷却を停止するので、
ミックスの種類に応じた冷菓の硬さ制御が可能になる。
【0048】また、冷却設定ボリューム49の冷却設定
を「1」乃至「3」に調整することにより、ビータモー
タ12の所定時間内における電流値上昇速度を調整する
ことができ、それぞれのミックス特有の風味を生かすた
めの最適な硬度を選択することによって、多種類のミッ
クスを最適な硬度で提供することができる。
【0049】更に、ビータモータ12の電流値上昇速度
によって冷却シリンダ8の冷却を停止した後は、シリン
ダセンサ31の出力に基づいて、冷却シリンダ8内の温
度が冷却ON点温度に到達した場合は、冷却シリンダ8
の冷却を再開するので、連続して冷菓の製造を行うこと
ができる。
【0050】次に、図7中のデフロスト工程について説
明する。冷却運転中にキー入力回路52のデフロストス
イッチが操作されると、マイクロコンピュータ46はシ
リンダホットガス弁34のON、OFF制御を行い、ホ
ットガスにて冷却シリンダ8を加温し、ミックスを所定
温度(5℃)に昇温させる。その後マイクロコンピュー
タ46は引き続き冷却運転を行ない、再びミックスの冷
却工程を行う。
【0051】次に、図8の殺菌・保冷運転(殺菌昇温工
程、殺菌保持工程、保冷プルダウン工程、保冷保持工
程)について説明する。前記キー入力回路52の殺菌ス
イッチが操作されると、ミックス切れの無い条件の下で
マイクロコンピュータ46は殺菌・保冷運転は開始す
る。
【0052】マイクロコンピュータ46は、四方弁19
により冷却サイクルから加熱サイクルに切り換える。こ
れにより、ホットガスが冷却シリンダ8、ホッパー2に
供給されて加熱されていく(殺菌昇温工程)。そして、
この殺菌昇温工程が終了すると、今度は殺菌・保冷セン
サ38およびホッパーセンサ32の出力に基づき、マイ
クロコンピュータ46はコンプレッサ18、シリンダホ
ットガス弁34、ホッパーホットガス弁35をON、O
FF制御して、冷却シリンダ8、ホッパー2とも+69
℃〜+72℃の加熱温度範囲で約40分の合計加熱時間
を満足するように殺菌保持工程を実行する。
【0053】この殺菌昇温および殺菌保持の工程はLE
D表示器54の殺菌LEDにて表示され、殺菌保持工程
が終了すると、マイクロコンピュータ46は保冷プルダ
ウン工程に移行する。この保冷移行もLED表示器54
にて表示される。
【0054】殺菌保持工程から引き続く保冷プルダウン
工程では、所定時間以内に所定温度以下となる条件のも
と、冷却シリンダ8、ホッパー2の温度を+8℃〜+1
0℃の温度範囲まで冷却する。そして、その後保冷工程
に移行し、保冷工程ではこの温度を維持するように殺菌
・保冷センサ38及びホッパーセンサ32の出力に基づ
き、マイクロコンピュータ46はコンプレッサモータ1
8M、シリンダ冷却弁24、ホッパー冷却弁26をO
N、OFF制御する。
【0055】次に、図6のフローチャートを参照しなが
ら上記保冷プルダウン工程においてマイクロコンピュー
タ46が実行するコンプレッサ18(コンプレッサモー
タ18M)とシリンダ冷却弁24およびホッパー冷却弁
26の制御動作を説明する。マイクロコンピュータ46
は図6のステップS21で現在冷却ONフラグがセット
(「1」)されているか否か判断する。
【0056】殺菌保持工程終了時にコンプレッサ18は
一旦停止され、冷却ONフラグもリセット(「0」)さ
れているものとすると、マイクロコンピュータ46はコ
ンプレッサモータ18Mを起動し、ステップS21から
ステップS22に進んでコンプレッサモータ18Mの電
流センサ47の出力に基づき、コンプレッサモータ18
Mの通電電流Iが例えば2.0Aなどの下限値Iss以
下か否か判断する。今は上昇していないものとすると、
ステップS23に進んで冷却ONフラグをセットする。
【0057】次に、マイクロコンピュータ46はステッ
プS25でシリンダフラグがセットされているか否か判
断する。尚、保冷プルダウン開始時にはシリンダフラグ
はセットされている。従って、マイクロコンピュータ4
6ステップS26に進んでシリンダ冷却弁24をONす
る(ホッパー冷却弁26はOFF。他の弁34、35も
OFFしている)。即ち、保冷プルダウンは先ず冷却シ
リンダ8の冷却から開始する。
【0058】次に、ステップS261で殺菌・保冷セン
サ38の出力に基づき、冷却シリンダ8の温度が前回シ
リンダフラグをセット時点(この場合は保冷プルダウン
開始時)から10℃降下したか否か判断し、降下してい
ない場合にはステップS21に進む。ステップS21で
は今度は冷却ONフラグがセットされているから、マイ
クロコンピュータ46はステップS31に進み、今度は
コンプレッサモータ18Mの通電電流Iが例えば5Aな
どの上限値Ish以上に上昇しているか否か判断する。
このときは未だ上昇していないものとすると、マイクロ
コンピュータ46はステップS31からステップS25
に戻り、以後これを繰り返す。
【0059】ここで、保冷プルダウンは前述の如く70
℃程の高温から冷却シリンダ8の冷却を開始するため、
コンプレッサ18には過大な負荷が加わる。そのため、
保冷プルダウンの開始時からコンプレッサモータ18M
の通電電流Iは急激に上昇し、やがて上限値Ishに達
する。マイクロコンピュータ46はコンプレッサモータ
18Mの通電電流Iが上限値Ishまで上昇すると、ス
テップS31からステップS32に進んで冷却ONフラ
グをリセットする。そして、ステップS34でシリンダ
冷却弁24、ホッパー冷却弁26をOFF(他の弁3
4、35は閉じている)する。
【0060】これにより、図2の冷媒回路は閉回路とな
るので、コンプレッサ18の負荷は一気に軽くなる。そ
して、前述同様にステップS21からステップS22に
進み、再びコンプレッサモータ18Mの通電電流Iが下
限値Iss以下に低下したか判断し、低下していなけれ
ば戻る。
【0061】前述の如く各弁24、26が閉じられるこ
とによってコンプレッサモータ18Mの通電電流も迅速
に低下する。そして、通電電流Iが下限値Iss以下ま
で降下すると、マイクロコンピュータ46はステップS
22からステップS23に進んで冷却ONフラグを再び
セットし、ステップS25に進んで以後同様の制御を繰
り返す。
【0062】このような各弁24、26の制御を行いな
がら冷却シリンダ8の温度が前回シリンダフラグをセッ
ト時点から10℃降下した場合、マイクロコンピュータ
46はステップS261からステップS27に進んでシ
リンダフラグをリセットする。そして、前述同様の制御
動作を繰り返してステップS25に来ると、今度はステ
ップS25からステップS28に進んでホッパー冷却弁
26をON(シリンダ冷却弁24はOFF)する。
【0063】即ち、今度は冷却シリンダ8に変わってホ
ッパー2の冷却を開始する。そして、ステップS29で
ホッパーセンサ32の出力に基づき、前回シリンダフラ
グをリセットしてからホッパー2の温度が10℃降下し
たか否か判断し、降下していない場合にはステップS2
1に戻り、前述同様の制御動作を繰り返す。
【0064】そして、シリンダフラグのリセットからホ
ッパー2の温度が10℃降下した場合、マイクロコンピ
ュータ46はステップS29からステップS30に進ん
でシリンダフラグをセットする。これにより、再び冷却
シリンダ8の冷却が開始され(コンプレッサモータ18
Mの通電電流が上限値以下の条件の下)、ホッパー2の
冷却は停止する。
【0065】このように、コンプレッサ18に過大な負
荷が加わる保冷プルダウン時に、冷却シリンダ8とホッ
パー2の冷却(プルダウン)を10℃ずつ交互に実行し
ていくので、同様にコンプレッサ18の過負荷防止を図
ることができるようになるものである。
【0066】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、ミッ
クスの硬さは、ミックスを冷却することによってミック
ス固有の凝固点温度に近づき、凝固点温度に近づけば近
づくほど所定時間におけるミックスの硬化速度、即ち、
現在のビータモータの通電電流値から所定時間前の通電
電流値を減算した値が減少することに着目し、ビータモ
ータの所定の電流値上昇速度に基づいて、冷却シリンダ
の冷却を停止するものである。これにより、最適な硬さ
の冷菓製造が可能となる。
【0067】また、請求項2の発明によれば、ミックス
を貯蔵保冷するホッパーと、このホッパーより適宜供給
されるミックスを冷却する冷却シリンダと、これらホッ
パー及び冷却シリンダを冷却する冷却装置と、冷却シリ
ンダ内のミックスを攪拌するビータと、このビータを駆
動するビータモータと、ビータモータの通電電流を検出
する電流センサと、制御手段とを備え、この制御手段
は、電流センサの出力に基づき、ビータモータの所定の
電流値上昇速度に基づいて冷却シリンダの冷却を停止す
ると共に、ビータモータの所定時間内における電流値上
昇速度を調整する調整手段を備えたので、上記効果に加
えて、それぞれのミックス特有の風味を生かすための最
適な硬度となるように調整手段にて調節することができ
るようになり、調整手段を調節するのみで、多種類のミ
ックスを最適な硬度で提供することができるようにな
る。
【0068】請求項3の発明によれば、上記各発明に加
えて、冷却シリンダ内のミックスの温度を検出するシリ
ンダセンサを備え、制御手段は、このシリンダセンサの
出力に基づき、冷却シリンダ内のミックスの温度が所定
温度に上昇した場合に、冷却シリンダの冷却を再開する
ので、一旦ビータモータの所定の電流値上昇速度に基づ
いて冷却シリンダの冷却を停止した場合であっても、所
定温度以上にミックス温度が上昇した場合には、冷却を
再開するため、以後支障無く連続して冷菓の製造を行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の冷菓製造装置の実施例としてのソフト
クリーム製造装置の内部構成を示す斜視図である。
【図2】図1のソフトクリーム製造装置の冷媒回路図で
ある。
【図3】図1のソフトクリーム製造装置の制御装置のブ
ロック図である。
【図4】図1のソフトクリーム製造装置のコンデンサの
側面図である。
【図5】図3の制御装置のマイクロコンピュータのプロ
グラムを示すフローチャートである。
【図6】同じく図3の制御装置のマイクロコンピュータ
のプログラムを示すフローチャートである。
【図7】図1のソフトクリーム製造装置の冷却運転を説
明するタイミングチャートである。
【図8】図1のソフトクリーム製造装置の殺菌・保冷運
転を説明するタイミングチャートである。
【符号の説明】
SM ソフトクリーム製造装置(冷菓製造装置) 2 ホッパー 8 冷却シリンダ 10 ビータ 12 ビータモータ 18 コンプレッサ 18M コンプレッサモータ 19 四方弁 20 コンデンサ 24 シリンダ冷却弁 26 ホッパー冷却弁 31 シリンダセンサ 32 ホッパーセンサ 34 シリンダホットガス弁 35 ホッパーホットガス弁 48 ビータモータ電流センサ 49 冷却設定ボリューム(調整手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高田 善和 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 石浜 誠二 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 池本 宏一郎 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 4B014 GB22 GE05 GP13 GT13 GT20

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミックスを貯蔵保冷するホッパーと、こ
    のホッパーより適宜供給されるミックスを冷却する冷却
    シリンダと、これらホッパー及び冷却シリンダを冷却す
    る冷却装置と、前記冷却シリンダ内のミックスを攪拌す
    るビータと、このビータを駆動するビータモータと、前
    記ビータモータの通電電流を検出する電流センサと、制
    御手段とを備え、 この制御手段は、前記電流センサの出力に基づき、前記
    ビータモータの所定の電流値上昇速度に基づいて前記冷
    却シリンダの冷却を停止することを特徴とする冷菓製造
    装置。
  2. 【請求項2】 ミックスを貯蔵保冷するホッパーと、こ
    のホッパーより適宜供給されるミックスを冷却する冷却
    シリンダと、これらホッパー及び冷却シリンダを冷却す
    る冷却装置と、前記冷却シリンダ内のミックスを攪拌す
    るビータと、このビータを駆動するビータモータと、前
    記ビータモータの通電電流を検出する電流センサと、制
    御手段とを備え、 この制御手段は、前記電流センサの出力に基づき、前記
    ビータモータの所定の電流値上昇速度に基づいて前記冷
    却シリンダの冷却を停止すると共に、 前記ビータモータの所定時間内における前記電流値上昇
    速度を調整する調整手段を備えたことを特徴とする冷菓
    製造装置。
  3. 【請求項3】 冷却シリンダ内のミックスの温度を検出
    するシリンダセンサを備え、制御手段は、このシリンダ
    センサの出力に基づき、前記冷却シリンダ内の前記ミッ
    クスの温度が所定温度に上昇した場合に、前記冷却シリ
    ンダの冷却を再開することを特徴とする請求項1又は請
    求項2の冷菓製造装置。
JP36773499A 1999-12-24 1999-12-24 冷菓製造装置 Pending JP2001178372A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009050246A (ja) * 2007-08-29 2009-03-12 Nissei Co Ltd 負荷状態制御装置、攪拌装置および冷菓製造装置
JP2010263922A (ja) * 2010-08-31 2010-11-25 Sanyo Electric Co Ltd 冷菓製造装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009050246A (ja) * 2007-08-29 2009-03-12 Nissei Co Ltd 負荷状態制御装置、攪拌装置および冷菓製造装置
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