JP2001176166A - 記憶装置 - Google Patents

記憶装置

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JP2001176166A
JP2001176166A JP35830299A JP35830299A JP2001176166A JP 2001176166 A JP2001176166 A JP 2001176166A JP 35830299 A JP35830299 A JP 35830299A JP 35830299 A JP35830299 A JP 35830299A JP 2001176166 A JP2001176166 A JP 2001176166A
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JP
Japan
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cartridge
slider
cartridge holder
storage device
spring
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JP35830299A
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English (en)
Inventor
Kazuhiko Kageyama
一彦 影山
Hideo Nasu
秀雄 那須
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/02Details
    • G11B17/04Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit
    • G11B17/041Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit specially adapted for discs contained within cartridges
    • G11B17/043Direct insertion, i.e. without external loading means

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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カートリッジシェルに傷付けることなく、カ
ートリッジを安定した姿勢で排出可能なカートリッジ保
持機構を提供することである。 【解決手段】 光記憶装置であって、光源からの光ビー
ムをカートリッジシェルに収納された光記憶媒体上に集
光する対物レンズを有する光学ヘッドと、記録媒体から
の反射光から再生信号を検出する光検出器を含んでい
る。光記憶装置は更に、光記憶装置内に挿入されたカー
トリッジを保持する主面を有するカートリッジホルダを
含んでいる。カートリッジホルダの第1の側にはそれぞ
れその一部がカートリッジホルダの内側に突出するよう
に第1及び第2カートリッジ押さえアセンブリが離間し
て取り付けられる。カートリッジホルダの他方の側に
は、第3カートリッジ押さえアセンブリが取り付けられ
ている。各カートリッジ押さえアセンブリはカートリッ
ジシェルを押さえる平坦面を有するカートリッジ押さえ
部材を含んでいる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般的に光記憶装置
に関し、特に、光記憶装置用カートリッジ保持機構に関
する。
【0002】
【従来の技術】光ディスクは近年急速に発展するマルチ
メディア化の中で中核となるメモリ媒体として脚光を浴
びており、通常カートリッジの中に収容された状態で使
用される。
【0003】光ディスクカートリッジが光ディスク装置
内にローディングされ、光ピックアップ(光学ヘッド)
により光ディスクへのデータ(情報)のライト/リード
が行われる。
【0004】最近の光ディスク装置は小型化を実現する
ため、レーザダイオードモジュール、レーザビームの反
射及び透過を行うビームスプリッタ、光ディスクからの
反射光を受光する光検出器等を含んだ固定光学アセンブ
リと、キャリッジ及びキャリッジに取り付けられた対物
レンズを有する光学ヘッドを含んだ移動光学アセンブリ
とから構成される。
【0005】キャリッジはボイスコイルモータにより一
対のレールに沿って光ディスクの半径方向に移動され
る。固定光学アセンブリに取り付けられたレーザダイオ
ードモジュールから出射されたライトパワーのレーザビ
ームはコリメータレンズによりコリメートされた後偏光
ビームスプリングを透過し、光学ヘッドのビーム立ち上
げミラーにより反射されて対物レンズにより光ディスク
上にフォーカスされ、光ディスクにデータが書き込まれ
る。
【0006】一方、データの読み出しは、光ディスクに
リードパワーのレーザビームを照射することにより行わ
れる。光ディスクからの反射光は対物レンズによりコリ
メートビームにされた後、固定光学アセンブリの偏光ビ
ームスプリッタにより反射され、この反射光が光検出器
で検出されて電気信号に変換される。
【0007】一般的に、光ディスクカートリッジを光デ
ィスク装置内で保持するためにカートリッジホルダが使
用される。更に、振動・衝撃によるカートリッジホルダ
内でのカートリッジの遊び(暴れ)を防ぐために、カー
トリッジホルダにはカートリッジを保持するための別部
品からなるバネ機構が取り付けられている。
【0008】しかし、光ディスクはリムーバブル媒体で
あるため、カートリッジの製造メーカーの違いによる若
干の寸法ばらつき、材料の違い、表面の仕上げ具合の違
い、カートリッジの使用頻度(挿抜回数)の違い等によ
るカートリッジ表面と、カートリッジホルダ及びドライ
ブベース等の摺動部材との間で発生する摩擦力のばらつ
きにより、同一装置においてもカートリッジの排出量に
ばらつきが発生しやすい問題を有している。
【0009】このカートリッジ排出量のばらつきを抑え
るために、従来技術では、カートリッジを保持するため
のバネ機構のバネ力の変化をできるだけ小さくするよう
工夫したり、排出途中でカートリッジを引っ掛けて止め
るフック機構やブレーキ機構を設けて対応している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このような別部品から
なるバネを用いた従来のカートリッジ保持機構において
は、部品点数の増加、部品取り付けによる工数の増加、
部品管理工数の増加等によりコスト高になるという問題
を有していた。
【0011】また、最近ではカートリッジにファッショ
ン性を持たせるために、半透明なカートリッジシェル
(ケース)を採用する傾向にある。更に、従来はポリカ
ーボネートからカートリッジシェルを形成していたが、
最近ではより硬度の低いABS樹脂から製造する傾向に
ある。
【0012】ロックウェルASTMD785、Rスケー
ル表示で、ポリカーボネートの硬度は120であるのに
対して、ABS樹脂の硬度は103である。
【0013】ところが、半透明なカートリッジは傷が目
立ち易い。これに加えて、ポリカーボネートに比較して
より硬度の低いABS樹脂からカートリッジシェルを形
成すると、より傷が目立ち易くなる。
【0014】よって、半透明なカートリッジシェルを有
する光ディスクカートリッジを、光ディスク装置に対し
て挿抜すると、カートリッジを保持するための機構(多
くはばねから構成される)により、カートリッジシェル
表面に傷をつけてしまい、カートリッジの挿入/排出の
繰り返しにより見栄えを劣化させてしまうという問題が
あった。
【0015】また、光ディスク装置内に光ディスクカー
トリッジを挿入すると、スライダ及び捩じりばねからな
るシャッター開閉機構により光ディスクカートリッジの
シャッターが開かれて光ディスクが露出される。
【0016】従来はスライダの摺動部と捩じりばねとス
ライダの係合位置が離れていたため、スライダの摺動時
に大きな曲げモーメントが働いていた。そのため、スラ
イダの摺動部にばり等があった場合、摺動負荷が増大し
カートリッジの安定した挿入/排出を得るのが困難にな
ることがあった。
【0017】よって本発明の目的は、カートリッジを装
置内で安定して保持できると共に、カートリッジの挿入
及び排出の際にカートリッジシェルに傷が付きにくい光
記憶装置のカートリッジ保持機構を提供することであ
る。
【0018】本発明の他の目的は、カートリッジ排出の
際に安定した摩擦力を得ることのできる光記憶装置のカ
ートリッジ保持機構を提供することである。
【0019】本発明の更に他の目的は、光記憶装置に対
して安定したカートリッジの挿入及び排出が可能なカー
トリッジのシャッター開閉機構を提供することである。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明によると、カート
リッジシェル及び該カートリッジシェル内に収納された
光記録媒体を含むカートリッジを受け入れ、前記光記録
媒体に記録された情報を読み出し可能な光記憶装置であ
って、光源からの光ビームを前記光記録媒体上に集光す
る対物レンズを有する光学ヘッドと;前記光記録媒体か
らの反射光から再生信号を検出する光検出器と;前記光
記憶装置内に挿入された前記カートリッジを保持する主
面を有するカートリッジホルダと;前記カートリッジホ
ルダの第1の側近傍の前記主面に互いに離間して形成さ
れた第1及び第2開口と;前記カートリッジホルダの第
1の側と反対側の第2の側近傍の前記主面に形成された
第3開口と;前記第1、第2及び第3開口からそれぞれ
その一部がカートリッジホルダの内側に突出するように
前記カートリッジホルダに取り付けられた第1、第2及
び第3カートリッジ押さえアセンブリとを具備し;前記
第1、第2及び第3カートリッジ押さえアセンブリの各
々は、前記カートリッジシェルを押さえる平坦面を有す
るカートリッジ押さえ部材と、前記カートリッジホルダ
に固定されたカバーと、前記カートリッジ押さえ部材と
前記カバーとの間に介装された弾性部材を含むことを特
徴とする光記憶装置が提供される。
【0021】カートリッジ押さえ部材と弾性部材を板ば
ねから一体的に形成しても良い。
【0022】好ましくは、カートリッジ押さえ部材の平
坦面は表面粗さを小さくする表面処理が施されている。
【0023】本発明の他の側面によると、記憶装置のカ
ートリッジ保持機構であって、ベースと;前記記憶装置
内に挿入された記録媒体カートリッジを前記ベースと協
働して保持する主面を有するカートリッジホルダと;前
記カートリッジホルダの第1の側近傍の前記主面に互い
に離間して形成された第1及び第2開口と;前記カート
リッジホルダの第1の側と反対側の第2の側近傍の前記
主面に形成された第3開口と;前記第1、第2及び第3
開口からそれぞれその一部がカートリッジホルダの内側
に突出するように前記カートリッジホルダに取り付けら
れた第1、第2及び第3カートリッジ押さえアセンブリ
とを具備し;前記第1、第2及び第3カートリッジ押さ
えアセンブリの各々は、前記カートリッジを押さえる平
坦面を有するカートリッジ押さえ部材と、前記カートリ
ッジホルダに固定されたカバーと、前記カートリッジ押
さえ部材と前記カバーとの間に介装された弾性部材を含
むことを特徴とするカートリッジ保持機構が提供され
る。
【0024】本発明の更に他の側面によると、カートリ
ッジシェル及び該カートリッジシェル内に収納された光
記録媒体を含むカートリッジを受け入れ、前記光記録媒
体に記録された情報を読み出し可能な光記憶装置であっ
て、光源からの光ビームを前記光記録媒体上に集光する
対物レンズを有する光学ヘッドと;前記光記録媒体から
の反射光から再生信号を検出する光検出器と;前記光記
憶装置内に挿入された前記カートリッジを保持する主面
を有するカートリッジホルダと;前記カートリッジホル
ダの第1の側近傍の前記主面に互いに離間して形成され
た第1及び第2開口と;前記カートリッジホルダの第1
の側と反対側の第2の側近傍の前記主面に形成された第
3開口と;前記第1開口を横切って伸長する第1部分
と、前記第2開口を横切って伸長する第2部分と、前記
第1及び第2部分の間の中間部分を有し、前記第1の側
と実質上平行となるように前記中間部分で前記カートリ
ッジホルダに固定された第1スプリングアームと;前記
第2の側と実質上平行となるように前記第3開口を横切
って伸長し、一端部で前記カートリッジホルダに固定さ
れた第2スプリングアームとを具備し;前記第1スプリ
ングアームの前記第1及び第2部分はそれぞれ第1及び
第2突出部を有し、前記第2スプリングアームは他端部
に第3突出部を有しており、前記第1、第2及び第3突
出部はそれぞれ前記カートリッジシェルを押さえる平坦
面を有していることを特徴とする光記憶装置が提供され
る。
【0025】好ましくは、第1及び第2突出部は第1ス
プリングアームと一体的に形成され、第3突出部は第2
スプリングアームと一体的に形成されている。各突出部
の平坦面には表面粗さを小さくする表面処理が施されて
いる。
【0026】本発明の更に他の側面によると、記憶装置
のカートリッジ保持機構であって、ベースと;前記記憶
装置内に挿入された記録媒体カートリッジを前記ベース
と協働して保持する主面を有するカートリッジホルダ
と;前記カートリッジホルダの第1の側近傍の前記主面
に互いに離間して形成された第1及び第2開口と;前記
カートリッジホルダの第1の側と反対側の第2の側近傍
の前記主面に形成された第3開口と;前記第1開口を横
切って伸長する第1部分と、前記第2開口を横切って伸
長する第2部分と、前記第1及び第2部分の間の中間部
分を有し、前記第1の側と実質上平行となるように前記
中間部分で前記カートリッジホルダに固定された第1ス
プリングアームと;前記第2の側と実質上平行となるよ
うに前記第3開口を横切って伸長し、一端部で前記カー
トリッジホルダに固定された第2スプリングアームとを
具備し;前記第1スプリングアームの前記第1及び第2
部分はそれぞれ第1及び第2突出部を有し、前記第2ス
プリングアームは他端部に第3突出部を有しており、前
記第1、第2及び第3突出部はそれぞれ前記カートリッ
ジを押さえる平坦面を有していることを特徴とするカー
トリッジ保持機構が提供される。
【0027】本発明の更に他の側面によると、カートリ
ッジシェル及び該カートリッジシェル内に収納された光
記録媒体を含むカートリッジを受け入れ、前記光記録媒
体に記録された情報を読み出し可能な光記憶装置であっ
て、光源からの光ビームを前記光記録媒体上に集光する
対物レンズを有する光学ヘッドと;前記光記録媒体から
の反射光から再生信号を検出する光検出器と;前記光記
憶装置内に挿入された前記カートリッジを保持する主面
を有するカートリッジホルダと;前記カートリッジホル
ダの側縁に対して傾斜した第1部分と該側縁に平行な第
2部分とを有し、前記カートリッジホルダの主面に形成
されたガイド溝と;前記ガイド溝に嵌め込まれ該ガイド
溝に沿って摺動する第1及び第2スライダと;一端が前
記第1スライダに係合し他端が前記第2スライダに係合
した第1ばねと;一端が前記第2スライダに係合し他端
が前記カートリッジホルダに係合した第2ばねとを具備
し;前記第1スライダは前記第1及び第2ばねにより前
記カートリッジホルダ内に挿入されたカートリッジを排
出する方向に付勢されており、前記第1スライダと前記
第1ばねの係合部は前記第1スライダが前記カートリッ
ジホルダに対して摺動する摺動部と概略同一高さにある
ことを特徴とする光記憶装置が提供される。
【0028】本発明の更に他の側面によると、シャッタ
ーを有するカートリッジのシャッター開閉機構であっ
て、光記憶装置内に挿入された前記カートリッジを保持
する主面を有するカートリッジホルダと;前記カートリ
ッジホルダの側縁に対して傾斜した第1部分と該側縁に
平行な第2部分とを有し、前記カートリッジホルダの主
面に形成されたガイド溝と;前記ガイド溝に嵌め込まれ
該ガイド溝に沿って摺動する第1及び第2スライダと;
一端が前記第1スライダに係合し他端が前記第2スライ
ダに係合した第1ばねと;一端が前記第2スライダに係
合し他端が前記カートリッジホルダに係合した第2ばね
とを具備し;前記第1スライダは前記第1及び第2ばね
により前記カートリッジホルダ内に挿入されたカートリ
ッジを排出する方向に付勢されており、前記第1スライ
ダと前記第1ばねの係合部は前記第1スライダが前記カ
ートリッジホルダに対して摺動する摺動部と概略同一高
さにあることを特徴とするカートリッジのシャッター開
閉機構が提供される。
【0029】
【発明の実施の形態】図1を参照すると、本発明が適用
される光磁気ディスク装置10の上面側の斜視図が示さ
れている。図2は光磁気ディスク装置10の裏面側斜視
図である。
【0030】この光磁気ディスク装置10には光磁気デ
ィスクがカートリッジシェル内に収納された光磁気ディ
スクカートリッジ14が挿入され、光磁気ディスク装置
10はこの光磁気ディスクカートリッジ14内の光磁気
ディスクに対してデータのライト/リードを行う。
【0031】光磁気ディスク装置10内には光磁気ディ
スクカートリッジ14のロード/イジェクト機構、光磁
気ディスクを回転させるスピンドルモータ、バイアス磁
界発生機構、ポジショナ、固定光学アセンブリ及び移動
光学アセンブリが内蔵されている。
【0032】光磁気ディスクカートリッジ14は光磁気
ディスク装置10の挿入口12から光磁気ディスク装置
10内に挿入される。符号13は光磁気ディスクカート
リッジを排出するためのイジェクトボタンである。
【0033】図3(A)及び図3(B)は光磁気ディス
ク装置10に挿入される光磁気ディスクカートリッジ1
4の構造を示すものである。図1に示した光磁気ディス
クカートリッジ14は表側であり、図3(A)及び図3
(B)は光磁気ディスクカートリッジ14の裏側を示し
ている。
【0034】図3(A)に示すように、光磁気ディスク
カートリッジ14のカートリッジシェル(ケース)16
にはシャッター18が設けられており、このシャッター
18の端部にはシャッター開アーム20が取り付けられ
ている。カートリッジシェル16の一端には光磁気ディ
スクへの書き込みを禁止するライトプロテクタ22が設
けられている。
【0035】シャッター開アーム20の端部20aが後
述するスライダによって押されると、シャッター18が
カートリッジシェル16の上をスライドして開く。図3
(B)はシャッター18が全開された状態の光磁気ディ
スクカートリッジ14を示している。
【0036】カートリッジシェル16の中には、データ
の記録媒体である光磁気ディスク24が収納されてい
る。この光磁気ディスク24はその中央部にあるハブ2
6が後述するスピンドルモータにチャッキングされて回
転するようになっている。
【0037】カートリッジシェル16の底面側の後端部
近傍の両側には、光磁気ディスクカートリッジ14の光
磁気ディスク装置10内の位置決めを行うために2つの
基準穴28,30が設けられている。一方の基準穴28
は丸穴であり、他方の基準穴30は長穴である。
【0038】図4はカートリッジ挿入口12から光磁気
ディスクカートリッジ14が挿入された直後の状態を示
す平面図である。図5はその裏面図であり、図6は図5
の右側面図である。
【0039】図5に最も良く示されるように、ドライブ
ベース32にロードプレート34が移動可能に取り付け
られている。即ち、ロードプレート34は4個の長穴3
6a,36b,36c,36dを有しており、ベース3
2には2個のピン38a,38bと、2個の係合突起4
0a,40bが固定されている。
【0040】ピン38a,38bがそれぞれ長穴36
a,36bに挿入され、係合突起40a,40bがそれ
ぞれ長穴36c,36d内に挿入されている。これによ
りロードプレート34はベース32の長手方向にガイド
されながら移動可能である。
【0041】ベース32の両側部にはそれぞれ2個の開
口51が形成されている。一方、ロードプレート34に
は概略90°に折り曲げられた4個のリフトガイド46
が一体的に形成されており、各リフトガイド46がベー
ス32の開口51中に挿入され、ベース32の裏面側か
ら表側に突出している(図4参照)。
【0042】ベース32には更に、ピン50が固定され
ている。図6に示されるように、各リフトガイド46は
切欠48を有している。各切欠48は水平部分と傾斜部
分とから構成される。
【0043】次に、図8乃至図10を参照して、本発明
実施形態のカートリッジホルダ52の構造について説明
する。カートリッジホルダ52の両側部にはそれぞれ3
個のピン54,56が固定されている。
【0044】カートリッジホルダ52にはガイド溝60
が形成されている。ガイド溝60はカートリッジの挿入
口12端部から内側に向かって斜めに形成され、途中か
ら曲げられてカートリッジホルダ52の縦方向と平行に
なっている。
【0045】ガイド溝60には第1のスライダ62と第
2のスライダ64が摺動可能に嵌め込まれている。第1
スライダ62及び第2スライダ64は、例えばトリアセ
タール等の樹脂から形成されている。
【0046】図10に示されるように、第1のスライダ
62と第2のスライダ64は捩じりバネ66で連結され
ており、第2のスライダ64とカートリッジホルダ52
の間には捩じりバネ68が張設されている。
【0047】ガイド溝60の両側にはスライダ62,6
4が摺動する摺動部61が形成されている。図10の裏
面図において、摺動部61はカートリッジホルダ52の
表面から僅かばかり低くなるように絞り加工されてい
る。従って、図8で見た場合には、ガイド溝60の両側
の摺動部61は凸部となっている。
【0048】カートリッジホルダ52上にはバイアス磁
界発生装置70が搭載されている。バイアス磁界発生装
置70は、バックヨーク72と、バックヨーク72上に
搭載されたセンターヨーク74と、コイル76とを含ん
でいる。カートリッジホルダ52及びバックヨーク72
は例えば鋼板から形成されている。
【0049】図10に示されるように、バイアス磁界発
生装置70部分のカートリッジホルダ52には4個の扁
平な突起78が形成されており、装置内に挿入された光
磁気ディスクカートリッジ14がカートリッジホルダ5
2及び/又はセンターヨーク74に衝突するのを防止し
ている。
【0050】カートリッジホルダ52の一方の側近傍に
は第1開口81と第2開口83が所定距離離間して形成
されている。更に、カートリッジホルダ52の他方の側
近傍には第3開口85が形成されている。
【0051】図8及び図11に示されるように、第1開
口81からその一部がカートリッジホルダ52の内側に
突出するように、第1カートリッジ押さえアセンブリ8
0がカートリッジホルダ52に取り付けられている。
【0052】同様に、第2開口83からその一部がカー
トリッジホルダ52の内側に突出するように、第2カー
トリッジ押さえアセンブリ82がカートリッジホルダ5
2に取り付けられている。
【0053】更に、第3開口85からその一部がカート
リッジホルダ52の内側に突出するように、第3カート
リッジ押さえアセンブリ84がカートリッジホルダ52
に取り付けられている。
【0054】第1、第2及び第3カートリッジ押さえア
センブリ80,82,84は同一構成なので、以下第1
カートリッジ押さえアセンブリ80について代表して説
明する。
【0055】図11に示されるように、第1カートリッ
ジ押さえアセンブリ80は突出部86aを有するカート
リッジ押さえ部材86と、コイルばね等の弾性部材90
をカートリッジ押さえ部材86との間に挟んでカートリ
ッジホルダ52にスポット溶接されたカバー88を含ん
でいる。
【0056】カートリッジ押さえ部材86及びカバー8
8は、例えばステンレス鋼板又は亜鉛メッキ鋼板等から
形成される。図12(A)に最も良く示されるように、
カートリッジ押さえ部材86の突出部86aはカートリ
ッジシェル16に当接する平坦面87を有している。
【0057】ここで、カートリッジシェル16がABS
樹脂から形成され、半透明であるとする。カートリッジ
シェルが傷つかないための条件を以下に求めてみる。
【0058】一般的にカートリッジ14の重量は約30
gであり、カートリッジ動作時、即ちカートリッジを装
置に対して出し入れする際の耐衝撃性が10G(設計
値)必要であるとする。
【0059】以上の条件より、動作時にカートリッジの
暴れを防止するために必要な押さえ力は、300gf又
は2.94ニュートン(N)以上必要となる。この必要
な押さえ力を3ポイントでカートリッジに与えようとす
ると、1ポイントでは100gf(0.98N)の押さ
え力が必要となる。
【0060】即ち、カートリッジ押さえ部材の先端が点
であるとすると、カートリッジ表面を100gf(0.
98N)以上の力で押さえることになり、カートリッジ
シェル表面に傷をつけることになる。
【0061】これに対して、本実施形態のカートリッジ
押さえ部材86のように平坦面87でカートリッジに接
触させると、カートリッジ表面を押さえる力は分散され
る。
【0062】例えば、平坦面87の面積が10mm2
あるとすると、カートリッジ表面を押さえる力は分散さ
れ、10gf/mm2(0.098N)となり、カート
リッジシェル表面を傷つけることが防止される。
【0063】加工上、平坦面87の面積を余り大きくと
ることが困難であるため、平坦面87の面積は約5平方
ミリメートル〜約30平方ミリメートルの範囲内が望ま
しい。
【0064】次に、平坦面87の表面粗さと押さえ力の
関係について検討する。平坦面87は約10mm2の面
積を有しているものとする。押さえ力及び表面粗さを変
化させて目視にて判定した結果を表1に示す。
【0065】
【表1】
【0066】表1を観察すると明らかなように、単位面
積辺りの押さえ力をなるべく小さくし、押さえ部材86
の平坦面87の表面粗さを小さくすると、カートリッジ
シェル16に傷を付けなくなることがわかる。
【0067】図12(B)に示すように、板ばねから形
成したカートリッジ押さえ部材86´を採用することに
より、カートリッジ押さえ部材と弾性部材を一体化する
ことができる。
【0068】図13を参照すると、他の実施形態のカー
トリッジホルダ52´の平面図が示されている。カート
リッジホルダ52´の第1の側近傍には第1開口81´
と第2開口83´が互いに離間して形成されている。カ
ートリッジホルダ52´の第2の側近傍には第3開口8
5´が形成されている。
【0069】符号130は第1スプリングアームであ
り、第1開口81´を横切って伸長する第1部分130
aと、第2開口83´を横切って伸長する第2部分13
0bと、第1及び第2部分130a,130bの間の中
間部分130cを有している。
【0070】第1スプリングアーム130は、カートリ
ッジホルダ52´の第1の側と実質上平行となるように
中間部分130cでスポット溶接等によりカートリッジ
ホルダ52´に固定されている。
【0071】第1部分130aの先端部には、図14に
最も良く示されるようにカートリッジホルダ52´の内
側に突出した突出部132が絞り加工により形成されて
いる。同様に、第2部分130bの先端部には突出部1
34が絞り加工により形成されている。第1スプリング
アーム130を2つに分割し、それぞれスポット溶接に
よりカートリッジホルダ52´に固定するようにしても
良い。
【0072】第2スプリングアーム134がその一端部
でスポット溶接等によりカートリッジホルダ52´に固
定されており、第2スプリングアーム134は第3開口
85´を横切ってカートリッジホルダ52´の第2の側
に平行に伸長している。第2スプリングアーム134の
先端部には絞り加工により突出部136が形成されてい
る。
【0073】図15(A)〜図15(C)に示すよう
に、第1スプリングアーム130の突出部132は平坦
面133を有している。平坦面133の面積は、約5m
2〜約30mm2の範囲内にあることが望ましい。他の
突出部134,136も同様な平坦面を有しており、そ
の面積も約5mm2〜約30mm2の範囲内にあることが
望ましい。
【0074】更にこれらの平坦面には表面粗さを小さく
する表面処理、例えばクロムメッキが施されているのが
好ましい。クロムメッキに変えて、これらの平坦面を電
界研磨するようにしても良い。
【0075】本実施形態のカートリッジホルダ52´に
よれば、突出部132,134,136がそれぞれカー
トリッジシェルを押さえる平坦面を有しているので、カ
ートリッジを光磁気ディスク装置に対して出し入れする
際、安定した摩擦力を得ることができると共に、カート
リッジシェルに傷が付くことが防止される。
【0076】次に、図16(A)及び図16(B)を参
照して、第1スライダ62と第1捩じりばね66の係合
構造について説明する。第1スライダ62は一対のフラ
ンジ140,142を有しており、これらのフランジ1
40,142が摺動部161を挟むように第1スライダ
62はガイド溝60に摺動可能に取り付けられる。
【0077】第1スライダ62は摺動部61と概略同一
高さの係合穴144を有しており、この係合穴144に
第1捩じりばね66の一端が係合されている。
【0078】このように、第1スライダ62と第1捩じ
りばね66の係合部が第1スライダ62がカートリッジ
ホルダ52に対して摺動する摺動部61と概略同一高さ
にあるため、第1スライダ62が摺動する際の第1捩じ
りばね66による曲げモーメントはほとんど零になる。
【0079】これにより、第1スライダ62の摺動部6
1にばり等があった場合にも、摺動負荷がそれほど増大
することは無く、安定したカートリッジの出し入れが可
能となる。
【0080】図17(A)及び図17(B)は第1スラ
イダの他の実施形態を示している。図17(A)に示し
た第1スライダ62Aは各フランジ140,142にそ
れぞれ摺動部61に当接する複数の突起146,148
が一体的に形成されている。これにより、第1スライダ
62Aが摺動する際の摺動負荷が低減される。
【0081】図17(B)に示す第1スライダ62Bは
フランジ140,142にそれぞれ斜面150,152
が形成されている。これにより、第1スライダ62Bが
摺動する際の摺動負荷が低減される。
【0082】図18を参照すると、第2スライダ64と
第2捩じりばね68との結合構造が示されている。第2
スライダ64は一対の切欠54を有しており、これらの
切欠54中に摺動部61が挿入されるようにして、第2
スライダ64はガイド溝60に摺動可能に取り付けられ
る。
【0083】第2スライダ64は摺動部61と概略同一
高さに係合穴156を有しており、第2捩じりばね68
の端部がこの係合穴156中に挿入されている。特に図
示しないが、第2スライダ64と第1捩じりばね66と
の係合部も摺動部61と概略同一高さにある。
【0084】これにより、第2スライダ64が摺動する
際に、第1及び第2捩じりばね66,68による曲げモ
ーメントを殆ど0にすることができ、第2スライダ64
の摺動負荷を低減することができる。
【0085】図19は第1スライダ62と第1捩じりば
ね66´の係合構造の比較例を示している。この比較例
においては、係合穴144´が摺動部61の面から約
4.1mmの高さに形成されている。
【0086】第1捩じりばね66´による作用点での力
量Fを6g・mm(0.059N・mm)とすると、曲
げモーメントMは25g・mm(0.246N・mm)
となる。
【0087】このような曲げモーメントが第1スライダ
62に加わると、第1スライダ62は摺動時に曲げモー
メントにより傾くことになり、摺動部61にバリ等があ
った場合摺動負荷が増大し、安定したカートリッジの出
し入れが不可能となる。
【0088】この比較例に対して、上述した本実施形態
の第1スライダと第1捩じりばねの係合構造では、係合
部が摺動部と実質上同一高さにあるため、第1捩じりば
ねによる曲げモーメントを殆ど無視することができ、摺
動負荷が増大することがない。
【0089】上述したような構造を有するカートリッジ
ホルダ52又は52´がロードプレート34上に搭載さ
れる。即ち、カートリッジホルダ52の各ピン54が各
リフトガイド46の切欠48中に挿入され、ピン56が
ベース32に形成されたガイド溝58中に挿入されるよ
うに、カートリッジホルダ52がロードプレート34に
搭載される。
【0090】図6に示す状態は、カートリッジ14の先
端部がカートリッジホルダ52内に挿入された状態であ
り、各ピン54は各リフトガイド46の切欠48の水平
部分中に位置付けされている。
【0091】図5及び図7に示すように、ドライブベー
ス32には一対の磁気回路94、一対のガイドレール9
6が搭載されている。各磁気回路94は永久磁石90
と、ヨーク92から構成される。符号98は対物レンズ
102を有する光学ヘッド102を担持したキャリッジ
であり、磁気回路94に対応する位置に一対のコイル1
04を具備している。
【0092】磁気回路94とコイル104とでボイスコ
イルモータ(VCM)が構成され、コイル104に電流
を流すと、キャリッジ98がガイドレール96に案内さ
れて光磁気ディスク24の半径方向に移動する。
【0093】ドライブベース32にはスピンドルモータ
108が固定されている。ドライブベース32上には更
に、レーザダイオード107及び光検出器109等を有
する固定光学アセンブリ110が搭載されている。
【0094】ベース32には装置内に挿入されたカート
リッジ14の基準穴28,30に挿入されてカートリッ
ジ14の位置決めを行う一対の位置決めピン112が固
定されている(図6参照)。
【0095】ドライブベース32には装置内に挿入され
たカートリッジ14排出用のイジェクトモータ114が
搭載されている。カム116がイジェクトモータ114
の出力軸に連結されており、図6に示されたアンロード
状態では、カム116がロードプレート34と一体的に
形成された係合片118に当接し、ロードプレート34
を矢印P方向に移動させている。
【0096】図5に示されるように、ドライブベース3
2の裏面には第1ロードカム120が捩じりバネ122
で図で時計回り方向に付勢されて取り付けられている。
第2ロードカム124が第1ロードカム120に固定さ
れている。図6に示されるように、第1ロードカム12
0には突起120aが一体的に形成されている。
【0097】ドライブベース32とロードプレート34
の間には一対のコイルバネ42,44が張設されてい
る。図4乃至図7に示されたカートリッジ14が光磁気
ディスク装置10内に部分的に挿入されたアンロード状
態では、図5でロードプレート34が上方に移動され、
第2ロードカム124がベース32に固定されたピン5
0に係合している。
【0098】よって、コイルバネ42,44は伸ばされ
た状態であり、第2ロードカム124とピン50との係
合によりロードプレート34の下側方向への移動が阻止
されている。
【0099】ロードプレート34が図6でP方向に移動
されているため、カートリッジ52の各ピン54は各リ
フトガイド46の切欠48中の水平部分に位置付けされ
ており、光磁気ディスク24はスピンドルモータ108
とのチャッキングを解放され、スピンドルモータ108
から離間している。
【0100】この状態からカートリッジ14が装置10
内に挿入されていくと、カートリッジ14が第1ロード
カム120の突起120aに当接し、第1ロードカム1
20が図5で捩じりバネ122の付勢力に抗して反時計
回り方向に回動する。これにより、第2ロードカム12
4とピン50との係合が外れるため、ロードプレート3
4はコイルバネ42,44により図5で下側方向に移動
される。
【0101】よって、図20及び図21に示されたカー
トリッジ14の光磁気ディスク装置10内への挿入完了
状態では、図21に示されるように各ピン54は各リフ
トガイド46の切欠48の傾斜部分に沿って移動し、傾
斜部分の端部に位置付けされる。
【0102】よって、カートリッジ14はスピンドルモ
ータ108に近づく方向に移動され、カートリッジ14
内の光磁気ディスク24がスピンドルモータ108にチ
ャッキングされている。
【0103】このロード状態では、ロードプレート34
はコイルバネ42,44の付勢力により図20で下側方
向に移動されており、コイルバネ42,44は縮んだ状
態である。
【0104】この状態でスピンドルモータ108により
光磁気ディスク24を回転させながら、光磁気ディスク
24に対するデータのライト/リードが行われる。カー
トリッジ14を光磁気ディスク装置10から排出したい
場合には、オペレーターはイジェクトボタン13を押
す。
【0105】これによりイジェクトモータ114が回転
し、カム116がロードプレート34の係合片118に
当接し、ロードプレート34が図6で矢印Pで示す方向
に移動される。
【0106】即ち、図20でロードプレート34が上側
方向に移動されるため、第2ロードカム124とピン5
0との当接が解除され、第1ロードカム120は捩じり
バネ122の付勢力により時計回り方向に回動し、カー
トリッジ14を光磁気ディスク装置10内から押し出
す。
【0107】カートリッジホルダ52に取り付けられた
捩じりバネ66,68の付勢力によりカートリッジ14
は更に押し出され、図4乃至図7に示した位置まで排出
される。
【0108】スピンドルモータ108と光磁気ディスク
24との係合は、ロードプレート34が図6で矢印P方
向に移動されるにつれて解除される。
【0109】カートリッジ14の排出時には、カートリ
ッジホルダ52に取り付けた第1,第2及び第3カート
リッジ押さえアセンブリ80,82,84の突出部86
aの平坦面87がカートリッジ14に接触しながらカー
トリッジ14が排出される。
【0110】このとき、コイルばね90の弾性と相俟っ
てカートリッジと突出部86aの平坦面87との間に適
度な摩擦力が働くため、カートリッジ14はブレーキ作
用を受けながら安定して排出される。
【0111】また、カートリッジ押さえ部材86の突出
部86aに形成した平坦面87がカートリッジ14に接
触するため、カートリッジシェル16に傷が付くことが
有効に防止される。
【0112】カートリッジ14の排出時には、第2ロー
ドカム124がピン50に係合するため、ロードプレー
ト34の図5の下側方向への移動が阻止される。この状
態では、カートリッジホルダ52の各ピン54は図6に
示すように各リフトガイド462形成された切欠48の
水平部分に位置付けされる。
【0113】以上、本発明を図面に示した光磁気ディス
ク装置について説明してきたが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、光ディスクがスピンドルモータに選
択的にロードされる他の光ディスク装置にも同様に適用
可能である。
【0114】更に本発明は、記録媒体がカートリッジシ
ェル内に収容されて、記録媒体がスピンドルモータに選
択的にロードされる他の記録装置にも同様に適用可能で
ある。
【0115】本発明の実施の形態を列挙すれば以下の通
りである。
【0116】(1) カートリッジシェル及び該カート
リッジシェル内に収納された光記録媒体を含むカートリ
ッジを受け入れ、前記光記録媒体に記録された情報を読
み出し可能な光記憶装置であって、光源からの光ビーム
を前記光記録媒体上に集光する対物レンズを有する光学
ヘッドと;前記光記録媒体からの反射光から再生信号を
検出する光検出器と;前記光記憶装置内に挿入された前
記カートリッジを保持する主面を有するカートリッジホ
ルダと;前記カートリッジホルダの第1の側近傍の前記
主面に互いに離間して形成された第1及び第2開口と;
前記カートリッジホルダの第1の側と反対側の第2の側
近傍の前記主面に形成された第3開口と;前記第1、第
2及び第3開口からそれぞれその一部がカートリッジホ
ルダの内側に突出するように前記カートリッジホルダに
取り付けられた第1、第2及び第3カートリッジ押さえ
アセンブリとを具備し;前記第1、第2及び第3カート
リッジ押さえアセンブリの各々は、前記カートリッジシ
ェルを押さえる平坦面を有するカートリッジ押さえ部材
と、前記カートリッジホルダに固定されたカバーと、前
記カートリッジ押さえ部材と前記カバーとの間に介装さ
れた弾性部材を含むことを特徴とする光記憶装置。
【0117】(2) 前記カートリッジ押さえ部材と前
記弾性部材を板ばねから一体的に形成した1項記載の光
記憶装置。
【0118】(3) 前記カートリッジ押さえ部材の平
坦面は表面粗さを小さくする表面処理が施されている1
項記載の光記憶装置。
【0119】(4) 前記カートリッジホルダの第2の
側に対して傾斜した第1部分と該第2の側に平行な第2
部分とを有し、前記カートリッジホルダの主面に形成さ
れたガイド溝と;前記ガイド溝に嵌め込まれ該ガイド溝
に沿って摺動する第1及び第2スライダと;一端が前記
第1スライダに係合し他端が前記第2スライダに係合し
た第1ばねと;一端が前記第2スライダに係合し他端が
前記カートリッジホルダに係合した第2ばねとを更に具
備し;前記第1スライダは前記第1及び第2ばねにより
前記カートリッジホルダ内に挿入されたカートリッジを
排出する方向に付勢されており、前記第1スライダと前
記第1ばねの係合部は前記第1スライダが前記カートリ
ッジホルダに対して摺動する摺動部と概略同一高さにあ
る1項記載の光記憶装置。
【0120】(5) 記憶装置のカートリッジ保持機構
であって、ベースと;前記記憶装置内に挿入された記録
媒体カートリッジを前記ベースと協働して保持する主面
を有するカートリッジホルダと;前記カートリッジホル
ダの第1の側近傍の前記主面に互いに離間して形成され
た第1及び第2開口と;前記カートリッジホルダの第1
の側と反対側の第2の側近傍の前記主面に形成された第
3開口と;前記第1、第2及び第3開口からそれぞれそ
の一部がカートリッジホルダの内側に突出するように前
記カートリッジホルダに取り付けられた第1、第2及び
第3カートリッジ押さえアセンブリとを具備し;前記第
1、第2及び第3カートリッジ押さえアセンブリの各々
は、前記カートリッジを押さえる平坦面を有するカート
リッジ押さえ部材と、前記カートリッジホルダに固定さ
れたカバーと、前記カートリッジ押さえ部材と前記カバ
ーとの間に介装された弾性部材を含むことを特徴とする
カートリッジ保持機構。
【0121】(6) カートリッジシェル及び該カート
リッジシェル内に収納された光記録媒体を含むカートリ
ッジを受け入れ、前記光記録媒体に記録された情報を読
み出し可能な光記憶装置であって、光源からの光ビーム
を前記光記録媒体上に集光する対物レンズを有する光学
ヘッドと;前記光記録媒体からの反射光から再生信号を
検出する光検出器と;前記光記憶装置内に挿入された前
記カートリッジを保持する主面を有するカートリッジホ
ルダと;前記カートリッジホルダの第1の側近傍の前記
主面に互いに離間して形成された第1及び第2開口と;
前記カートリッジホルダの第1の側と反対側の第2の側
近傍の前記主面に形成された第3開口と;前記第1開口
を横切って伸長する第1部分と、前記第2開口を横切っ
て伸長する第2部分と、前記第1及び第2部分の間の中
間部分を有し、前記第1の側と実質上平行となるように
前記中間部分で前記カートリッジホルダに固定された第
1スプリングアームと;前記第2の側と実質上平行とな
るように前記第3開口を横切って伸長し、一端部で前記
カートリッジホルダに固定された第2スプリングアーム
とを具備し;前記第1スプリングアームの前記第1及び
第2部分はそれぞれ第1及び第2突出部を有し、前記第
2スプリングアームは他端部に第3突出部を有してお
り、前記第1、第2及び第3突出部はそれぞれ前記カー
トリッジシェルを押さえる平坦面を有していることを特
徴とする光記憶装置。
【0122】(7) 前記第1及び第2突出部は前記第
1スプリングアームと一体的に形成され、前記第3突出
部は前記第2スプリングアームと一体的に形成されてい
る6項記載の光記憶装置。
【0123】(8) 前記第1、第2及び第3突出部の
平坦面には表面粗さを小さくする表面処理が施されてい
る6項記載の光記憶装置。
【0124】(9) 前記カートリッジホルダの第2の
側に対して傾斜した第1部分と該第2の側に平行な第2
部分とを有し、前記カートリッジホルダの主面に形成さ
れたガイド溝と;前記ガイド溝に嵌め込まれ該ガイド溝
に沿って摺動する第1及び第2スライダと;一端が前記
第1スライダに係合し他端が前記第2スライダに係合し
た第1ばねと;一端が前記第2スライダに係合し他端が
前記カートリッジホルダに係合した第2ばねとを更に具
備し;前記第1スライダは前記第1及び第2ばねにより
前記カートリッジホルダ内に挿入されたカートリッジを
排出する方向に付勢されており、前記第1スライダと前
記第1ばねの係合部は前記第1スライダが前記カートリ
ッジホルダに対して摺動する摺動部と概略同一高さにあ
る6項記載の光記憶装置。
【0125】(10) 記憶装置のカートリッジ保持機
構であって、ベースと;前記記憶装置内に挿入された記
録媒体カートリッジを前記ベースと協働して保持する主
面を有するカートリッジホルダと;前記カートリッジホ
ルダの第1の側近傍の前記主面に互いに離間して形成さ
れた第1及び第2開口と;前記カートリッジホルダの第
1の側と反対側の第2の側近傍の前記主面に形成された
第3開口と;前記第1開口を横切って伸長する第1部分
と、前記第2開口を横切って伸長する第2部分と、前記
第1及び第2部分の間の中間部分を有し、前記第1の側
と実質上平行となるように前記中間部分で前記カートリ
ッジホルダに固定された第1スプリングアームと;前記
第2の側と実質上平行となるように前記第3開口を横切
って伸長し、一端部で前記カートリッジホルダに固定さ
れた第2スプリングアームとを具備し;前記第1スプリ
ングアームの前記第1及び第2部分はそれぞれ第1及び
第2突出部を有し、前記第2スプリングアームは他端部
に第3突出部を有しており、前記第1、第2及び第3突
出部はそれぞれ前記カートリッジを押さえる平坦面を有
していることを特徴とするカートリッジ保持機構。
【0126】(11) 前記第1及び第2突出部は前記
第1スプリングアームと一体的に形成されており、前記
第3突出部は前記第2スプリングアームと一体的に形成
されている10項記載のカートリッジ保持機構。
【0127】(12) カートリッジシェル及び該カー
トリッジシェル内に収納された光記録媒体を含むカート
リッジを受け入れ、前記光記録媒体に記録された情報を
読み出し可能な光記憶装置であって、光源からの光ビー
ムを前記光記録媒体上に集光する対物レンズを有する光
学ヘッドと;前記光記録媒体からの反射光から再生信号
を検出する光検出器と;前記光記憶装置内に挿入された
前記カートリッジを保持する主面を有するカートリッジ
ホルダと;前記カートリッジホルダの側縁に対して傾斜
した第1部分と該側縁に平行な第2部分とを有し、前記
カートリッジホルダの主面に形成されたガイド溝と;前
記ガイド溝に嵌め込まれ該ガイド溝に沿って摺動する第
1及び第2スライダと;一端が前記第1スライダに係合
し他端が前記第2スライダに係合した第1ばねと;一端
が前記第2スライダに係合し他端が前記カートリッジホ
ルダに係合した第2ばねとを具備し;前記第1スライダ
は前記第1及び第2ばねにより前記カートリッジホルダ
内に挿入されたカートリッジを排出する方向に付勢され
ており、前記第1スライダと前記第1ばねの係合部は前
記第1スライダが前記カートリッジホルダに対して摺動
する摺動部と概略同一高さにあることを特徴とする光記
憶装置。
【0128】(13) 前記第1及び第2スライダはそ
れぞれ一体的に形成された一対のフランジを有してお
り、各フランジは前記摺動部に当接する突起をそれぞれ
有している12項記載の光記憶装置。
【0129】(14) 前記第1及び第2スライダはそ
れぞれ一体的に形成された一対のフランジを有してお
り、各フランジは斜面を有している12項記載の光記憶
装置。
【0130】(15) シャッターを有するカートリッ
ジのシャッター開閉機構であって、光記憶装置内に挿入
された前記カートリッジを保持する主面を有するカート
リッジホルダと;前記カートリッジホルダの側縁に対し
て傾斜した第1部分と該側縁に平行な第2部分とを有
し、前記カートリッジホルダの主面に形成されたガイド
溝と;前記ガイド溝に嵌め込まれ該ガイド溝に沿って摺
動する第1及び第2スライダと;一端が前記第1スライ
ダに係合し他端が前記第2スライダに係合した第1ばね
と;一端が前記第2スライダに係合し他端が前記カート
リッジホルダに係合した第2ばねとを具備し;前記第1
スライダは前記第1及び第2ばねにより前記カートリッ
ジホルダ内に挿入されたカートリッジを排出する方向に
付勢されており、前記第1スライダと前記第1ばねの係
合部は前記第1スライダが前記カートリッジホルダに対
して摺動する摺動部と概略同一高さにあることを特徴と
するカートリッジのシャッター開閉機構。
【0131】
【発明の効果】本発明は以上詳述したように、カートリ
ッジをカートリッジ押さえ部材の平坦面で押さえるよう
に構成したため、カートリッジの挿入及び排出の際にカ
ートリッジに傷が付くことが有効に防止される。
【0132】また、カートリッジ排出の際の安定した所
望の摩擦力を得ることができるため、カートリッジの排
出安定性が向上する。
【0133】更にスライダと捩じりばねの係合位置を最
適化したため、スライダの摺動負荷が増大することが防
止され、安定したカートリッジの挿入及び排出が可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカートリッジ保持機構を具備した光磁
気ディスク装置の上面側外観斜視図である。
【図2】光磁気ディスク装置の裏面側外観斜視図であ
る。
【図3】図3(A)はシャッターが閉じた状態の光磁気
ディスクカートリッジの斜視図であり、図3(B)はシ
ャッターが開いた状態の光磁気ディスクカートリッジの
斜視図である。
【図4】光磁気ディスクカートリッジの挿入開始直後又
は排出時の光磁気ディスク装置の平面図である。
【図5】図4の裏面図である。
【図6】図5の右側面図である。
【図7】磁気回路、キャリッジ、光学ヘッド等を破線で
示した図4に類似した図である。
【図8】カートリッジホルダの平面図である。
【図9】図8の右側面図である。
【図10】図8の裏面図である。
【図11】図8の11−11線断面図である。
【図12】図12(A)はカートリッジ押さえ部材の斜
視図であり、図12(B)は弾性部材と一体化したカー
トリッジ押さえ部材の斜視図である。
【図13】カートリッジホルダの他の実施形態の平面図
である。
【図14】図13の14−14線断面図である。
【図15】図15(A)は第1スプリングアームの一部
破断斜視図であり、図15(B)は図15(A)の15
B方向矢視図であり、図15(C)は図15(A)の1
5C方向矢視図である。
【図16】図16(A)は第1スライダと第1捩じりば
ねの係合部構造の斜視図であり、図16(B)は図16
(A)の16B方向矢視図であり、摺動部が断面で示さ
れている。
【図17】図17(A)及び図17(B)は第1スライ
ダの他の実施形態を示す図である。
【図18】第2スライダと第2捩じりばねの係合構造を
示す図である。
【図19】第1スライダと第1捩じりばねの係合構造の
比較例を示す図である。
【図20】光磁気ディスクカートリッジの挿入完了状態
の光磁気ディスク装置の裏面図である。
【図21】図12の右側面図である。
【符号の説明】
14 光磁気ディスクカートリッジ 32 ベース 34 ロードプレート 52 カートリッジホルダ 60 ガイド溝 61 摺動部 62 第1スライダ 64 第2スライダ 66 第1捩じりばね 68 第2捩じりばね 80,82,84 カートリッジ押さえアセンブリ 87 平坦面 130 第1スプリングアーム 134 第2スプリングアーム

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カートリッジシェル及び該カートリッジ
    シェル内に収納された記録媒体を含むカートリッジを受
    け入れ、前記記録媒体に記録された情報を読み出し可能
    な記憶装置であって、 前記記録媒体に対して情報をリード/ライトするヘッド
    と;再生信号を検出する検出器と;前記記憶装置内に挿
    入された前記カートリッジを保持する主面を有するカー
    トリッジホルダと;前記カートリッジホルダの第1の側
    近傍の前記主面に互いに離間して形成された第1及び第
    2開口と;前記カートリッジホルダの第1の側と反対側
    の第2の側近傍の前記主面に形成された第3開口と;前
    記第1、第2及び第3開口からそれぞれその一部がカー
    トリッジホルダの内側に突出するように前記カートリッ
    ジホルダに取り付けられた第1、第2及び第3カートリ
    ッジ押さえアセンブリとを具備し;前記第1、第2及び
    第3カートリッジ押さえアセンブリの各々は、前記カー
    トリッジシェルを押さえる平坦面を有するカートリッジ
    押さえ部材と、前記カートリッジホルダに固定されたカ
    バーと、前記カートリッジ押さえ部材と前記カバーとの
    間に介装された弾性部材を含むことを特徴とする記憶装
    置。
  2. 【請求項2】 前記カートリッジ押さえ部材と前記弾性
    部材を板ばねから一体的に形成した請求項1記載の記憶
    装置。
  3. 【請求項3】 前記カートリッジ押さえ部材の平坦面は
    表面粗さを小さくする表面処理が施されている請求項1
    記載の記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記カートリッジホルダの第2の側に対
    して傾斜した第1部分と該第2の側に平行な第2部分と
    を有し、前記カートリッジホルダの主面に形成されたガ
    イド溝と;前記ガイド溝に嵌め込まれ該ガイド溝に沿っ
    て摺動する第1及び第2スライダと;一端が前記第1ス
    ライダに係合し他端が前記第2スライダに係合した第1
    ばねと;一端が前記第2スライダに係合し他端が前記カ
    ートリッジホルダに係合した第2ばねとを更に具備し;
    前記第1スライダは前記第1及び第2ばねにより前記カ
    ートリッジホルダ内に挿入されたカートリッジを排出す
    る方向に付勢されており、 前記第1スライダと前記第1ばねの係合部は前記第1ス
    ライダが前記カートリッジホルダに対して摺動する摺動
    部と概略同一高さにある請求項1記載の記憶装置。
  5. 【請求項5】 カートリッジシェル及び該カートリッジ
    シェル内に収納された記録媒体を含むカートリッジを受
    け入れ、前記記録媒体に記録された情報を読み出し可能
    な記憶装置であって、 前記記録媒体に対して情報をリード/ライトするヘッド
    と;再生信号を検出する検出器と;前記記憶装置内に挿
    入された前記カートリッジを保持する主面を有するカー
    トリッジホルダと;前記カートリッジホルダの第1の側
    近傍の前記主面に互いに離間して形成された第1及び第
    2開口と;前記カートリッジホルダの第1の側と反対側
    の第2の側近傍の前記主面に形成された第3開口と;前
    記第1開口を横切って伸長する第1部分と、前記第2開
    口を横切って伸長する第2部分と、前記第1及び第2部
    分の間の中間部分を有し、前記第1の側と実質上平行と
    なるように前記中間部分で前記カートリッジホルダに固
    定された第1スプリングアームと;前記第2の側と実質
    上平行となるように前記第3開口を横切って伸長し、一
    端部で前記カートリッジホルダに固定された第2スプリ
    ングアームとを具備し;前記第1スプリングアームの前
    記第1及び第2部分はそれぞれ第1及び第2突出部を有
    し、前記第2スプリングアームは他端部に第3突出部を
    有しており、 前記第1、第2及び第3突出部はそれぞれ前記カートリ
    ッジシェルを押さえる平坦面を有していることを特徴と
    する記憶装置。
  6. 【請求項6】 前記第1及び第2突出部は前記第1スプ
    リングアームと一体的に形成され、前記第3突出部は前
    記第2スプリングアームと一体的に形成されている請求
    項5記載の記憶装置。
  7. 【請求項7】 前記第1、第2及び第3突出部の平坦面
    には表面粗さを小さくする表面処理が施されている請求
    項5記載の記憶装置。
  8. 【請求項8】 前記カートリッジホルダの第2の側に対
    して傾斜した第1部分と該第2の側に平行な第2部分と
    を有し、前記カートリッジホルダの主面に形成されたガ
    イド溝と;前記ガイド溝に嵌め込まれ該ガイド溝に沿っ
    て摺動する第1及び第2スライダと;一端が前記第1ス
    ライダに係合し他端が前記第2スライダに係合した第1
    ばねと;一端が前記第2スライダに係合し他端が前記カ
    ートリッジホルダに係合した第2ばねとを更に具備し;
    前記第1スライダは前記第1及び第2ばねにより前記カ
    ートリッジホルダ内に挿入されたカートリッジを排出す
    る方向に付勢されており、 前記第1スライダと前記第1ばねの係合部は前記第1ス
    ライダが前記カートリッジホルダに対して摺動する摺動
    部と概略同一高さにある請求項5記載の記憶装置。
  9. 【請求項9】 カートリッジシェル及び該カートリッジ
    シェル内に収納された記録媒体を含むカートリッジを受
    け入れ、前記記録媒体に記録された情報を読み出し可能
    な記憶装置であって、 前記記録媒体に対して情報をリード/ライトするヘッド
    と;再生信号を検出する検出器と;前記記憶装置内に挿
    入された前記カートリッジを保持する主面を有するカー
    トリッジホルダと;前記カートリッジホルダの側縁に対
    して傾斜した第1部分と該側縁に平行な第2部分とを有
    し、前記カートリッジホルダの主面に形成されたガイド
    溝と;前記ガイド溝に嵌め込まれ該ガイド溝に沿って摺
    動する第1及び第2スライダと;一端が前記第1スライ
    ダに係合し他端が前記第2スライダに係合した第1ばね
    と;一端が前記第2スライダに係合し他端が前記カート
    リッジホルダに係合した第2ばねとを具備し;前記第1
    スライダは前記第1及び第2ばねにより前記カートリッ
    ジホルダ内に挿入されたカートリッジを排出する方向に
    付勢されており、 前記第1スライダと前記第1ばねの係合部は前記第1ス
    ライダが前記カートリッジホルダに対して摺動する摺動
    部と概略同一高さにあることを特徴とする記憶装置。
  10. 【請求項10】 前記第1及び第2スライダはそれぞれ
    一体的に形成された一対のフランジを有しており、各フ
    ランジは前記摺動部に当接する突起をそれぞれ有してい
    る請求項9記載の記憶装置。
  11. 【請求項11】 前記第1及び第2スライダはそれぞれ
    一体的に形成された一対のフランジを有しており、各フ
    ランジは斜面を有している請求項9記載の記憶装置。
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