JP2001176056A - 磁気ディスクおよび磁気記録装置 - Google Patents

磁気ディスクおよび磁気記録装置

Info

Publication number
JP2001176056A
JP2001176056A JP35717999A JP35717999A JP2001176056A JP 2001176056 A JP2001176056 A JP 2001176056A JP 35717999 A JP35717999 A JP 35717999A JP 35717999 A JP35717999 A JP 35717999A JP 2001176056 A JP2001176056 A JP 2001176056A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic disk
magnetic
glass substrate
magnetic head
flying height
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP35717999A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Namekawa
滑川  孝
Yasutaka Suzuki
康隆 鈴木
Hirotaka Yamamoto
浩貴 山本
Takashi Naito
内藤  孝
Yuzo Kozono
裕三 小園
Akira Kato
章 加藤
Noriyuki Takeo
典幸 武尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP35717999A priority Critical patent/JP2001176056A/ja
Publication of JP2001176056A publication Critical patent/JP2001176056A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Surface Treatment Of Glass (AREA)
  • Magnetic Record Carriers (AREA)
  • Elimination Of Static Electricity (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】磁気ヘッドの低浮上化と量産性に優れた磁気デ
ィスクの提供。 【解決手段】ガラス基板と、該基板表面に直接または他
の層を介して形成された情報記録薄膜を有する磁気ディ
スクにおいて、前記ガラス基板はガラスマトリックス中
に導電材が分散され、該導電材はガラス基板の室温での
比抵抗が1011Ωcm以下となる量分散されていること
を特徴とする磁気ディスク。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は磁気ディスクに係
り、特に、磁気ヘッドの低浮上化に有効で、かつ、量産
性に優れた磁気ディスクおよび磁気記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、磁気記録装置は、それに搭載され
る磁気ディスクの基板としてAl基板が使用されてい
た。近年、磁気記録装置の大容量化に伴ない該磁気ディ
スクは、その基板としてガラス基板が用いらるようにな
ってきた。
【0003】上記のガラス基板は、Al基板に比較して
平滑性や平坦性に優れ、しかも硬いことから、磁気ヘッ
ドの低浮上化や耐衝撃の面から有利である。ノート型パ
ーソナルコンピュータに搭載されている小型の2.5イ
ンチ磁気記録装置には、全面的にガラス基板が適用され
ている。
【0004】これらのガラス基板としては、特開平1−
239030号、特開平7−223845号、特開平9
−249431号、または、特開平9−249432号
公報に記載されるように、基板表面をイオン交換して高
強度化を図った化学強化ガラス基板が使用されている。
【0005】また、特開平7−187711号、特開平
7−300340号公報に記載されるように、熱処理に
よって高硬度結晶を析出し、高強度化を図った結晶化ガ
ラス基板が使用されている。
【0006】2.5インチ磁気ディスクとしては、その
ガラス基板上にスパッタリング法等によって情報記録薄
膜が形成されている。実際には、情報記録薄膜とガラス
基板の間に下地層が介在し、また、情報記録薄膜面上に
は保護層が形成されている場合が多い。さらに磁気ディ
スク表面には潤滑液が塗布されている。
【0007】一方、磁気ヘッドは磁気ディスクの回転時
に磁気ディスクの情報記録面上を浮上し、記録,再生動
作を繰り返し行うようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】磁気記録装置は、その
記録容量が年率約80%で増加し、今後もそれ以上の大
容量化が要求されている。大容量化のためには、磁気デ
ィスクや磁気ヘッドに使用される材料や、その構成によ
る高性能化の他に、磁気ディスクの情報記録面上での磁
気ヘッドの浮上量をさらに低下させ、情報記録面の微小
部に効率良く記録,再生できることが必要である。
【0009】しかし、一方で磁気ヘッドの低浮上化は、
磁気ディスクの製造歩留りを低下させると云う問題があ
る。
【0010】磁気ヘッドの低浮上化には、磁気ディスク
に使用されるガラス基板の平滑度や平坦性を著しく高め
ると共に、基板表面の清浄度も高める必要があった。最
近では高度なガラス加工技術および洗浄技術により対応
されているが、特に、清浄度においてはガラスの材質的
な面から限界が見えてきている。
【0011】前記特開平1−239030号公報等に記
載されるような化学強化ガラス基板および前記特開平7
−187711号公報等に記載されるような結晶化ガラ
ス基板は、一般に絶縁性であり、高度な加工および洗浄
を施しても、一度洗浄により取り除かれた塵埃等が、静
電気により再付着すると云う問題があることが分かっ
た。
【0012】実際には、磁気ディスクは塵埃等が非常に
少ないクリーンルームで製造されているが、それでも洗
浄時や取扱い時に極微細な塵埃が付くことがあり、磁気
ディスクの製造歩留りを低下させていた。また、磁気ヘ
ッドの低浮上化に伴ない、この製造歩留りを向上させる
上で、重要な課題となっていた。
【0013】こうした塵埃が付着したガラス基板を用い
て製造された磁気ディスクは、磁気ヘッド摺動時にこれ
らの付着塵埃等が突起部分を構成し、これに磁気ヘッド
が衝突するなどして、磁性膜を傷付けることで記録した
重要な情報を失うことがあった。
【0014】本発明の目的は、磁気ヘッドの低浮上化に
有効で、かつ、製造歩留まりの優れた磁気ディスク、並
びに、それを用いた磁気記録装置を提供することにあ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の要旨は下記のとおりである。
【0016】〔1〕 ガラス基板と、該基板表面に直接
または他の層を介して形成された情報記録薄膜を有する
磁気ディスクにおいて、前記ガラス基板はガラスマトリ
ックス中に導電材が分散され、該導電材はガラス基板の
室温での比抵抗が1011Ω・cm以下となる量分散され
ていることを特徴とする磁気ディスクである。
【0017】なお、前記ガラス基板の比抵抗としては、
109Ω・cm以下であることが特に好ましい。
【0018】〔2〕 前記導電材が導電性微粒子である
前記磁気ディスクである。該導電性微粒子としては金属
または貴金属の微粒子がある。また、導電材として金属
イオンが特に好ましく、該金属イオンとしては、Nb,
Ti,Sn,Co,Fe,Vから選ばれる遷移金属イオ
ンが好ましい。
【0019】〔3〕 上記の磁気ディスクは、その情報
記録面の表面粗さRaが0.6nm以下である。
【0020】〔4〕 磁気ディスクと、磁気ヘッドと、
磁気ディスクを回転させる回転手段、磁気ヘッドを磁気
ディスク表面に平行移動させる移動手段を備えた磁気記
録装置において、前記磁気ディスクは、ガラス基板と、
該基板表面に直接または他の層を介して形成された情報
記録薄膜を有し、この基板表面上に直接または他の層を
介して形成された情報記録薄膜を有し、前記ガラス基板
がガラスマトリックス中に導電材が分散されており、そ
の室温での比抵抗が1011Ω・cm以下であり、前記情
報記録面の表面粗さRaが0.6nm以下で、該磁気デ
ィスクへの情報の記録,再生時の磁気ヘッドの磁気ディ
スク面に対する平均浮上量が23nm以下であることを
特徴とする磁気記録装置にある。特に、前記ガラス基板
の室温での比抵抗が109Ω・cm以下が好ましい。
【0021】〔5〕 前記磁気記録装置が2枚以上の磁
気ディスクを搭載し、該磁気ディスク間に設けたスペー
サが前記ガラス基板と同一組成または構成成分が同じで
その成分比が異なるガラス製スペーサを備えた磁気記録
装置にある。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明を実施例に基づき具体的に
説明する。
【0023】〔実施例 1〜8〕表1に示すガラス基板
を用いて、2.5インチ磁気ディスクを作製した。
【0024】
【表1】
【0025】表1のガラス基板は、情報記録薄膜および
スペーサなどの他部材との熱膨張のマッチングをとるた
めに、100〜300℃の温度範囲で(70〜100)×
10~7/℃の熱膨張係数とした。また、ガラス基板の情
報記録面の表面粗さRaは0.6nm、ガラス基板の厚
みは0.635mmとした。
【0026】ガラス基板の清浄度に関しては、全基板と
も磁気ディスク製造のための専用クリーンルーム内で、
ポリビニールアルコール製ブラシを用いたスクラブル洗
浄を施し、洗浄後の乾燥は自然乾燥によった。
【0027】乾燥後のガラス基板の比抵抗と、基板記録
面の平均異物数をSEM像および光学顕微鏡により測定
し、表1に示した。
【0028】比抵抗(Ω・cm)は、ガラス基板の上下
の記録面にAgペーストにより電極を形成し、その電極
間の抵抗値を測定して、該抵抗値から換算し比抵抗を求
めた。なお、この比抵抗は室温での測定値である。
【0029】また、平均異物数は基板記録面全体に付着
している0.3μm以上の異物数を測定し、単位面積当
たりに換算した。なお、異物数は基板5枚について測定
した。即ち、平均異物数は10記録面を測定結果で、単
位面積当たりに換算し示した。
【0030】表1の比較例aは、ガラス基板表面のアル
カリイオン交換により基板を高強度化する化学強化処理
を施したアルミノシリケートガラス基板、比較例bは同
じく化学強化処理を施したソーダライムガラス基板、比
較例cは結晶化強化処理を施したリチウムシリケートガ
ラス基板、比較例dはa〜cのような特別な強化処理を
施さないアルミノホウケイ酸ガラス基板である。
【0031】比較例a〜dのガラス基板は、既に、2.
5インチ磁気ディスク等に適用されている従来基板、あ
るいは、今後も用いられる基板である。これらは、室温
での比抵抗が1012Ω・cm以上と高く、電気絶縁性で
あった。また、平均異物数は6個/cm2以上と多く、
ヘッドの低浮上化と作製上の歩留まり向上との両立に
は、上記値の1/3未満にする必要があった。
【0032】これに対し、実施例A〜Cは、Au、P
t、Agの貴金属からなる導電性微粒子を体積で12〜
67%分散させたガラス基板である。ここで、該分散量
を12〜67%としたのは、12%未満ではガラス導電
性が小さくなり、67%を超えると基板の情報記録面の
表面粗さRaが0.6nmより大きくなってしまうから
である。
【0033】また、実施例C〜HはCoO、Nb25
TiO2、SnO2、Fe23、V25から選ばれた金属
酸化物を、18〜58重量%含有させたガラス基板を用
いた。
【0034】上記金属酸化物の含有量が18重量%未満
ではガラス導電性が小さくなり、58重量%を超えると
ガラス基板の機械的強度が低下してしまうからである。
【0035】実施例A〜Hのガラス基板では、導電性の
微粒子または金属イオンを分散させることで、室温での
比抵抗が1011Ω・cm以下と低い値を示した。
【0036】なお、表1の実施例で示す微粒子または金
属イオン以外であっても、上記のような導電性が得られ
る物質がガラス基板中に適量存在しておれば、同様な効
果が得られるものと考えられる。
【0037】また、実施例A〜Hのガラス基板の平均異
物数は2個/cm2未満と大変少なかった。特に、比抵
抗が109Ω・cm以下の実施例C,F,G,Hのガラ
ス基板では、平均異物数は0.5個/cm2以下と著しく
少なかった。
【0038】次に、図1にガラス基板の比抵抗と平均異
物数との関係を示す。図から分かるように、比抵抗が高
いガラス基板ほど平均異物数が多い。比抵抗が109Ω
・cm以下では平均異物数が著しく少なく、1011Ω・
cmを超える領域で平均異物数が著しく増加し、1013
Ω・cm以上では平均異物数が8個/cm2を超えるこ
とが分かる。
【0039】表1のガラス基板を用いて作製した磁気デ
ィスクの模式断面図を図2に示す。ガラス基板1上にプ
リコート膜2、下地膜3、磁性膜4、保護膜5の順位形
成し、その上に潤滑剤6を塗布した。
【0040】本実施例ではプリコート膜2としてCr系
プリコート膜(膜厚:15nm)、下地膜3にCrTi
系下地膜、磁性膜4にCoCrPt系磁性膜を、そし
て、保護膜5にはカーボン保護膜を用いた。
【0041】次に、磁気ディスクの製法の概略を説明す
る。表1のガラス基板1の両面にスパッタリング法を用
いてCr系プリコート膜2(膜厚:15nm)、CrT
i系下地膜3(膜厚:20nm)、CoCrPt系磁性
膜4(膜厚:20nm)、カーボン保護膜5(膜厚:1
0nm)を順次形成した。この際、Cr系プリコート膜
2は室温で、それ以外の膜はガラス基板温度を250〜
300℃で成膜した。各膜のスパッタリングレートは1
00〜300nm/分の範囲とした。
【0042】さらに、パーフルオロポリエーテル系潤滑
剤6をディッピングにより塗布し、図1の模式断面図に
示す磁気ディスクを作製した。なお、磁気ディスクの作
製枚数は表1に示す各ガラス基板について100枚とし
た。
【0043】次に、作製した磁気ディスク各100枚を
用いて、磁気ヘッド浮上試験を行った。磁気ヘッド浮上
量は33nm、28nm、23nm、19nmの4種類
とし、浮上量が高い順番に試験を行ない、各浮上量にお
ける歩留まり(良品数)を調べた。なお、上記の磁気ヘ
ッド浮上量は磁気ヘッドの下面からカーボン保護膜5の
上面までの距離とした。磁気ヘッド浮上試験は作製した
磁気ディスク両面に磁気ヘッドを上記浮上量で摺動さ
せ、磁気ヘッド衝突時の発熱によるエラーの有無により
不良品と良品に分けた。なお、磁気ディスクの回転速度
は5,000rpmとした。これらの測定結果をまとめ
て表2に示す。
【0044】
【表2】
【0045】比較例1〜4はガラス基板a〜dを用い
た。磁気ヘッド浮上量の低下と共に磁気ディスクの歩留
まりが減少した。特に、その減少量は磁気ヘッド浮上量
が23nm以下で顕著であった。また、比較例1〜4の
歩留まりは異物数が多い基板ほど低いと云う傾向が見ら
れる。
【0046】これに対し、実施例1〜8は異物数が少な
いガラス基板A〜Hを用いているため、上記の比較例に
比べ良好な歩留まりが得られた。磁気ヘッド浮上量が2
3nm以上では歩留まり90%以上を達成していた。
【0047】一方、比較例では磁気ヘッド浮上量が33
nmで歩留まり90%以上を達成したが、27nmでは
約84%、23nmではさらに40〜50%と減少し
た。また、19nmでは歩留まりが20%前後と著しく
低下した。
【0048】本実施例では磁気ヘッド浮上量19nmで
も70%以上と高く、特に、実施例3、6、7、8では
いずれの浮上量でも90%以上を達成していた。実施例
3、6、7、8はガラス基板C、F、G、Hを用いたも
ので、表1および図1に示すように、特に、比抵抗が低
く、平均異物数が大変少ないため優れた歩留まりを示し
た。
【0049】上記から比抵抗が小さいガラス基板ほど付
着する異物数が少なく、異物数が少ないガラス基板ほど
磁気ディスクの歩留まりが高く、かつ、磁気ヘッドの低
浮上化に有効なことが分かった。具体的にはガラス基板
の比抵抗が1011Ω・cm以下が有効であり、特に、1
9Ω・cm以下がさらに好ましいことが明らかであ
る。
【0050】このようなガラス基板は、例えば、ガラス
マトリックス中に導電性微粒子を分散、あるいは、遷移
金属イオンを含有させることで得ることができる。ガラ
ス基板の情報記録面の表面粗さRaが0.6nm以下で
は磁気ヘッド浮上量が23nm以下における磁気ディス
クの歩留まりが従来に比べ非常に高い。
【0051】〔実施例 9〜12〕表1のEとG、およ
び、aのガラス基板を用いて2.5インチ磁気ディスク
を作製し、磁気ヘッドの低浮上化の検討を行った。
【0052】ガラス基板の厚みは0.635mmとし、
ガラス基板の情報記録面の表面粗さRaは0.6nmと
0.3nmの2種類とした。ガラス基板の清浄度に関し
ては、前記実施例と同様に磁気ディスク製造のための専
用クリーンルーム内でスクラブル洗浄を施した。
【0053】ガラス基板の情報記録面の表面粗さRaの
違いによる平均異物数は、Raが小さい方が若干少ない
が、ほぼ同程度であった。なお、平均異物数の測定法は
実施例1に準じた。次に、これらのガラス基板を用いて
実施例1と同様に図2の磁気ディスクを各100枚づつ
作製した。
【0054】その際の膜厚は、Cr系プリコート膜2が
9nm、CrTi系下地膜3が12nm、CoCrPt
系磁性膜4が14nm、カーボン保護膜5が6nmとし
た。潤滑剤6はスピンコーティングより塗布した。
【0055】作製した磁気ディスク各100枚を用い
て、磁気ヘッド浮上試験を行った。磁気ヘッドの下面か
ら磁気ディスクのカーボン保護膜5の上面までの磁気ヘ
ッド浮上量は19nm、16nm、12nm、9nmの
4種類とし、浮上量が高い順番に試験して、各浮上量に
おける歩留まり(良品数)を調べた。磁気ヘッド浮上試
験は実施例1と同様に作製した磁気ディスク両面に、磁
気ヘッドを上記浮上量で摺動させ、磁気ヘッド衝突時の
発熱によるエラーの有無により不良品と良品に分けた。
なお、磁気ディスクの回転速度は6,000rpmとし
た。結果を表3に示す。
【0056】
【表3】
【0057】比較例5は記録面の表面粗さRaが0.6
nmのガラス基板aを用いた磁気ディスクであり、磁気
ヘッド浮上量の低下と共に磁気ディスクの歩留まりが減
少した。
【0058】また、各磁気ヘッド浮上量における歩留ま
りは24%以下と大変低く、浮上量9nmでは100枚
中一つも良品が得られなかった。比較例6では記録面の
表面粗さRaがさらに小さい0.3nmのガラス基板a
を用いた磁気ディスクであったが、ガラス基板の平均異
物数がRa0.6nmとほぼ同程度であり、各磁気ヘッ
ド浮上量における磁気ディスクの歩留まりは比較例5と
同様な結果となった。しかし、比較例5よりは若干でも
平均異物数が少ない分、各磁気ヘッド浮上量における歩
留まりも幾分良かった。
【0059】これに対し、記録面の表面粗さRaが0.
6nmのガラス基板Eを用いた実施例9では、磁気ヘッ
ド浮上量19nmでの磁気ディスクの歩留まりが74
%、16nmでの歩留まりが60%、12nmでの歩留
まりが46%、9nmでの歩留まりが30%である。磁
気ヘッド浮上量の低下と共に磁気ディスクの歩留まりは
減少するが、各磁気ヘッド浮上量における歩留まりは、
比較例5,6に比べ著しく高かった。
【0060】これは比較例に用いたガラス基板aより平
均異物数が大変少ないガラス基板Eを用いたためであ
る。
【0061】ガラス基板Eの表面粗さRaを0.6nm
から0.3nmとした実施例10では、ガラス基板の平
均異物数が僅かしか少なくなっていないが、各磁気ヘッ
ド浮上量における歩留まりは向上した。磁気ヘッド浮上
量の低下と共に歩留まりが低下する傾向は認められが、
表面粗さRaを小さくした効果が得られた。
【0062】表面粗さRaは0.6nmのままで、比抵
抗が小さいガラス基板Gを用いた場合の実施例11で
は、上記実施例10とほぼ同程度の歩留まりが得られ
た。ガラス基板Gの表面粗さRaを0.3nmと小さく
した実施例12では、実施例10や11より各磁気ヘッ
ド浮上量における歩留まりはさらに良好であった。ま
た、他の実施例と同様に、磁気ヘッド浮上量の低下と共
に歩留まりは減少したが、その減少量は他と比べて非常
に少なかった。
【0063】従って、磁気ヘッドの低浮上化による磁気
記録装置の大容量化には、磁気ディスク適用ガラス基板
としては比抵抗が小さいこと、次に、清浄度が高いこと
(異物数が少ないこと)、次いで情報記録面の表面粗さ
Raが小さいことが挙げられる。
【0064】本実施例から、比抵抗が109Ω・cm以
下、情報記録面の表面粗さRaが0.6nm以下のガラ
ス基板が有効なことが分かる。
【0065】清浄度に関しては、ガラス基板の洗浄法に
よって変わってくるが、比抵抗の小さいガラス基板ほど
清浄度を高めることが可能となり、かつ、塵埃等の再付
着が少ないことも特長である。
【0066】〔実施例 13〕表3の実施例9と11で
磁気ヘッド浮上量19nmに合格した磁気ディスクを
2.5インチ磁気記録装置に搭載した。
【0067】図3に本実施例で作製した磁気記録装置の
概略図を示す。磁気ディスク7は回転軸8によって支持
され、同時にスピンドルモータ9が回転することによっ
て磁気ディスク7を回転させる。
【0068】また、磁気ヘッド10は、磁気ヘッド回転
軸11によって支持されており、磁気ヘッド回転軸11
が回転することによって、磁気ディスクの半径方向の位
置を決定している。なお、12は電気系の出力端子、1
3はスペーサである。
【0069】本実施例では、スペーサ13を介して磁気
ディスク7を2枚搭載し、各ディスクの両面に計4個の
磁気ヘッドを配置した。スペーサ13としては、従来か
らの金属製(ステンレス)のものを使用した。
【0070】磁気ヘッド10の浮上量は、磁気ヘッドス
ライダの形状と、磁気ヘッドを支えるアームのばね強度
を調節し、23nmと19nmの2種類に制御できるよ
うにした。磁気ディスクの回転速度は5,500rpm
とした。
【0071】作製した磁気記録装置を100時間連続運
転させ、エラーの有無を調べた。さらに磁気記録装置か
ら磁気ディスクを取り外し、磁気ディスクの表面を詳細
に観察することによって、膜剥離等の損傷の有無、およ
び、損傷箇所がある場合にはその状態を調べた。
【0072】磁気ヘッドの浮上量を23nmとした本実
施例では、表3の実施例9と11で磁気ヘッド浮上量1
9nmに合格した磁気ディスクのいずれを使用しても、
エラーの発生や磁気ディスクの損傷は認められなかっ
た。
【0073】また、磁気ヘッドの浮上量を19nmとし
た場合にも上記問題の発生は認められなかった。即ち、
本発明の磁気ディスクでは、23nm以下の低浮上化に
対応した磁気記録装置を提供することができる。これは
磁気記録装置の大容量化への効果が高い。
【0074】また、本発明の磁気ディスクは高歩留まり
で製造できることから、磁気記録装置の量産性も向上さ
せることができる。本発明では大容量化と高歩留まりを
両立した磁気記録装置が得られる。
【0075】〔実施例 14〕表3の実施例12でヘッ
ド浮上量16nm、12nm、9nmにそれぞれ合格し
た磁気ディスク3種を用いて、前記実施例13と同様に
図3で示した2.5インチ磁気記録装置を作製した。但
し、本実施例では、スペーサを介して磁気ディスクを5
枚搭載し、各ディスクの両面に計10個の磁気ヘッドを
配置した。
【0076】スペーサとしては、従来からの金属製(ス
テンレス)のものに変えて、実施例12で使用したガラ
ス基板Gと同組成の材質のものを使用した。
【0077】また、磁気ヘッドの浮上量は16nm、1
2nmおよび9nmの3種類に制御できるようにした。
なお、磁気ディスクの回転速度は8,000rpmとし
た。実施例13と同様に作製した磁気記録装置を,10
0時間連続運転させ、エラーの有無および磁気ディスク
の損傷を調べた。
【0078】磁気記録装置のヘッド浮上量を低下させる
と、読み出し信号のC/Nが十分とれるようになり、磁
気特性が向上して、大容量化が可能となる。しかし、磁
気ヘッドの低浮上化は、磁気ディスクとの衝突を招き、
磁気ディスクの損傷につながる。この損傷は磁気記録装
置のエラーを招き、記録した情報が損失すると云う大き
な問題が発生する。
【0079】本実施例では、ヘッド浮上量を著しく低下
させてもエラーの発生や磁気ディスクの損傷は認められ
ず、本発明の磁気ディスクの有効性を確認できた。
【0080】また、スペーサとして磁気ディスクに搭載
したガラス基板と同組成の材質のものを使用したため、
回転時の発熱による熱膨張のマッチングに優れ、磁気ヘ
ッドの読み取りミスは全く生じなかった。
【0081】通常、スペーサとしては金属等の導電性物
質が使用されるが、本発明によるガラス基板の材質は、
電気抵抗(比抵抗)が小さいためにスペーサとしても有
効に使用できることが分かった。
【0082】また、スペーサは本発明によるガラス基板
と同組成の材質でなくとも、比抵抗がある程度小さく、
かつ、熱膨張のマッチングが良い同系の材質でも同様な
効果が得られることを確認した。ここで、同系の材質と
は、ガラス基板と成分の種類が同じで成分比が違うもの
を云う。また、比抵抗および熱膨張係数がガラス基板と
合致している材料でもよい。
【0083】以上により、本発明の磁気ディスクでは、
前記実施例13よりさらに低浮上化に適合し、大容量化
に対応できる磁気記録装置を提供することができる。ま
た、本発明の磁気ディスクは高歩留まりで製造できるこ
とから、磁気記録装置の量産性をも向上させることがで
きる。
【0084】上記の本発明の実施例では、2.5インチ
サイズのガラス基板、磁気ディスク並びに磁気記録装置
について説明したが、1インチ、3インチ、3.5イン
チまたはそれ以外のサイズにも適用できる技術である。
【0085】
【発明の効果】本発明によれば、比抵抗が1011Ω・c
m以下、好ましくは109Ω・cm以下で、情報記録面
の面粗さRaが0.6nm以下であるガラス基板を磁気
ディスクに用いることによって、情報記録面への異物の
付着を著しく低減でき、その結果、磁気ヘッドの低浮上
化に対応できる磁気ディスクを高歩留まりで製造するこ
とができる。
【0086】また、本発明の磁気ディスクにより大容量
化と高歩留まりとを両立した磁気記録装置を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ガラス基板の比抵抗と平均異物数との関係を示
すグラフである。
【図2】本発明の磁気ディスクの模式断面図である。
【図3】本発明の磁気記録装置の概略図である。
【符号の説明】
1…ガラス基板、2…プリコート膜、3…下地膜、4…
磁性膜、5…保護膜、6…潤滑材、7…磁気ディスク、
8…磁気ディスク回転軸、9…スピンドルモータ、10
…磁気ヘッド、11…ヘッド回転軸、12…電気信号出
力端子、13…スペーサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 浩貴 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 内藤 孝 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 小園 裕三 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 加藤 章 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式会 社日立製作所ストレージシステム事業部内 (72)発明者 武尾 典幸 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式会 社日立製作所ストレージシステム事業部内 Fターム(参考) 4G059 AA00 5D006 CB04 CB06 CB07 DA03 DA04 FA00 5G067 AA52 CA01

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラス基板と、該基板表面に直接または
    他の層を介して形成された情報記録薄膜を有する磁気デ
    ィスクにおいて、前記ガラス基板はガラスマトリックス
    中に導電材が分散され、該導電材はガラス基板の室温で
    の比抵抗が1011Ω・cm以下となる量分散されている
    ことを特徴とする磁気ディスク。
  2. 【請求項2】 前記ガラス基板の比抵抗が109Ω・c
    m以下である請求項1記載の磁気ディスク。
  3. 【請求項3】 前記導電材が導電性微粒子である請求項
    1または2に記載の磁気ディスク。
  4. 【請求項4】 前記導電性微粒子が金属または貴金属で
    ある請求項3に記載の磁気ディスク。
  5. 【請求項5】 前記導電材が金属イオンである請求項1
    または2に記載の磁気ディスク。
  6. 【請求項6】 前記金属イオンが遷移金属イオンである
    請求項5に記載の磁気ディスク。
  7. 【請求項7】 前記金属イオンがNb,Ti,Sn,C
    o,Fe,Vの少なくと一種である請求項5に記載の磁
    気ディスク。
  8. 【請求項8】 磁気ディスクの情報記録面の表面粗さR
    aが0.6nm以下であることを特徴とする請求項1〜
    7のいずれかに記載の磁気ディスク。
  9. 【請求項9】 磁気ディスクと、磁気ヘッドと、磁気デ
    ィスクを回転させる回転手段、磁気ヘッドを磁気ディス
    ク表面に平行移動させる移動手段を備えた磁気記録装置
    において、 前記磁気ディスクは、ガラス基板と、該基板表面に直接
    または他の層を介して形成された情報記録薄膜を有し、
    この基板表面上に直接または他の層を介して形成された
    情報記録薄膜を有し、ガラス基板はガラスマトリックス
    中に導電材が分散されており、その室温での比抵抗が1
    11Ω・cm以下であり、前記情報記録面の表面粗さR
    aが0.6nm以下であり、該磁気ディスクへの情報の
    記録,再生時の磁気ヘッドの磁気ディスク面に対する平
    均浮上量が23nm以下であることを特徴とする磁気記
    録装置。
  10. 【請求項10】 前記ガラス基板の室温での比抵抗が1
    9Ω・cm以下である請求項9に記載の磁気記録装
    置。
  11. 【請求項11】 前記磁気記録装置が2枚以上の磁気デ
    ィスクを搭載し、該磁気ディスク間に設けたスペーサが
    前記ガラス基板と同一組成または構成成分が同じで成分
    比が異なるガラス製スペーサである請求項9または10
    に記載の磁気記録装置。
JP35717999A 1999-12-16 1999-12-16 磁気ディスクおよび磁気記録装置 Pending JP2001176056A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35717999A JP2001176056A (ja) 1999-12-16 1999-12-16 磁気ディスクおよび磁気記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35717999A JP2001176056A (ja) 1999-12-16 1999-12-16 磁気ディスクおよび磁気記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001176056A true JP2001176056A (ja) 2001-06-29

Family

ID=18452801

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35717999A Pending JP2001176056A (ja) 1999-12-16 1999-12-16 磁気ディスクおよび磁気記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001176056A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005228405A (ja) * 2004-02-12 2005-08-25 Hoya Corp 磁気ディスク用ガラス基板の製造方法及び磁気ディスクの製造方法
JP2015536892A (ja) * 2012-10-03 2015-12-24 コーニング インコーポレイテッド ガラス表面を保護するための物理蒸着層
WO2019221102A1 (ja) * 2018-05-16 2019-11-21 Hoya株式会社 磁気記録媒体基板用ガラス、磁気記録媒体基板、磁気記録媒体、磁気記録再生装置用ガラススペーサおよび磁気記録再生装置
JP2020142143A (ja) * 2012-09-18 2020-09-10 テイラー メイド ゴルフ カンパニー, インコーポレーテッド ゴルフクラブヘッド

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005228405A (ja) * 2004-02-12 2005-08-25 Hoya Corp 磁気ディスク用ガラス基板の製造方法及び磁気ディスクの製造方法
JP2020142143A (ja) * 2012-09-18 2020-09-10 テイラー メイド ゴルフ カンパニー, インコーポレーテッド ゴルフクラブヘッド
JP2015536892A (ja) * 2012-10-03 2015-12-24 コーニング インコーポレイテッド ガラス表面を保護するための物理蒸着層
US10730788B2 (en) 2012-10-03 2020-08-04 Corning Incorporated Physical vapor deposited layers for protection of glass surfaces
JPWO2019221102A1 (ja) * 2018-05-16 2021-03-18 Hoya株式会社 磁気記録媒体基板用または磁気記録再生装置用ガラススペーサ用のガラス、磁気記録媒体基板、磁気記録媒体、磁気記録再生装置用ガラススペーサおよび磁気記録再生装置
CN112119047A (zh) * 2018-05-16 2020-12-22 Hoya株式会社 磁记录介质基板用玻璃、磁记录介质基板、磁记录介质、磁记录再生装置用玻璃间隔物和磁记录再生装置
WO2019221102A1 (ja) * 2018-05-16 2019-11-21 Hoya株式会社 磁気記録媒体基板用ガラス、磁気記録媒体基板、磁気記録媒体、磁気記録再生装置用ガラススペーサおよび磁気記録再生装置
JP6999806B2 (ja) 2018-05-16 2022-01-19 Hoya株式会社 磁気記録媒体基板、磁気記録媒体、磁気記録再生装置用ガラススペーサおよび磁気記録再生装置
JP2022046613A (ja) * 2018-05-16 2022-03-23 Hoya株式会社 磁気記録媒体基板用ガラス、磁気記録媒体基板、磁気記録媒体、磁気記録再生装置用ガラススペーサおよび磁気記録再生装置
US11447414B2 (en) 2018-05-16 2022-09-20 Hoya Corporation Glass for magnetic recording medium substrate, magnetic recording medium substrate, magnetic recording medium, glass spacer for magnetic recording and reproducing apparatus, and magnetic recording and reproducing apparatus
CN112119047B (zh) * 2018-05-16 2023-06-30 Hoya株式会社 磁记录介质基板用玻璃、磁记录介质基板、磁记录介质、磁记录再生装置用玻璃间隔物和磁记录再生装置
JP7328313B2 (ja) 2018-05-16 2023-08-16 Hoya株式会社 磁気記録媒体基板用ガラス、磁気記録媒体基板、磁気記録媒体、磁気記録再生装置用ガラススペーサおよび磁気記録再生装置
US11884584B2 (en) 2018-05-16 2024-01-30 Hoya Corporation Glass for magnetic recording medium substrate or for glass spacer for magnetic recording and reproducing

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7597973B2 (en) Magnetic disk and method of producing the same
JP5574414B2 (ja) 磁気ディスクの評価方法及び磁気ディスクの製造方法
JP2724067B2 (ja) 金属薄膜型磁気記録媒体
JP2002502081A (ja) 多層炭素含有保護オーバーコートを含んで成る磁気記録媒体
JP4293389B2 (ja) 磁気ディスクの製造方法
JP2001176056A (ja) 磁気ディスクおよび磁気記録装置
JP2006099949A (ja) 磁気記録媒体用ガラス基板および磁気記録媒体
JP3113828B2 (ja) 磁気ディスク用ガラス基板の製造方法及び磁気ディスクの製造方法
JP5032758B2 (ja) 磁気ディスク用ガラス基板の製造方法及び磁気ディスクの製造方法
JPH10199047A (ja) 記録媒体の洗浄方法および製造方法
US20060121317A1 (en) Magnetic recording medium, method of manufacturing the magnetic recording medium and a magnetic disk drive using the magnetic recording medium
JP2001307452A (ja) ガラススペーサおよびそれを用いた情報記録装置
JP2588898B2 (ja) ガラス製磁気ディスク基板の製造方法
JP3534220B2 (ja) 情報記録媒体用ガラス基板の製造方法、及び情報記録媒体の製造方法
JP4484162B2 (ja) 磁気ディスク用ガラス基板、磁気ディスクおよび磁気ディスク用ガラス基板の製造方法
JP4484160B2 (ja) 磁気ディスク用ガラス基板の製造方法
JPS5938649B2 (ja) 磁気記憶体およびその製造方法
JP4150418B2 (ja) 磁気ディスク及びその製造方法
JP2004290787A (ja) 磁気ディスク用基板の洗浄方法及び磁気ディスク用基板の製造方法並びに磁気ディスクの製造方法
Lal et al. Tribological characteristics of lithium disilicate glass substrates media
JP3511002B2 (ja) 情報記録媒体用ガラス基板の製造方法及び情報記録媒体の製造方法
JP2000222726A (ja) 記録媒体の製造方法及び記録媒体
JP2009087456A (ja) 磁気記録媒体の製造方法
JPH09102118A (ja) 磁気記録媒体
JPH07334837A (ja) 磁気ディスクとその製法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Effective date: 20040608

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20040615

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041019