JP2001175131A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001175131A
JP2001175131A JP36015399A JP36015399A JP2001175131A JP 2001175131 A JP2001175131 A JP 2001175131A JP 36015399 A JP36015399 A JP 36015399A JP 36015399 A JP36015399 A JP 36015399A JP 2001175131 A JP2001175131 A JP 2001175131A
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toner
light
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JP36015399A
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Kouta Fujimori
仰太 藤森
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1個の検知手段により複数の検知対象物を検
知することができ、且つ、該検知手段から出力される検
知信号が何れの検知対象物体を検知して得た検知信号で
あるかを、簡素且つ安価な構成の検知手段を用いて特定
することができる画像形成装置を提供すること。 【解決手段】 リボルバ現像装置420が所定方向に回
転し、上記トナーエンドセンサ500によって上記現像
器位置検知板510が検知された状態で、基準となる黒
現像器40Kが該トナーエンドセンサ500の検知部位
に到達したことを知ることができる。これにより、この
黒現像器40Kの回転位置を基準として、他の各現像器
の回転位置を特定することができる。また、該リボルバ
現像装置420が更に回転し、トナーエンドセンサ50
0によって上記トナーカートリッジ検知板520が検知
された場合には、該当するトナーカートリッジガイド5
1K(51Y,51M,51C)内に、所定のトナーカ
ートリッジ46K(46Y,46M,46C)が挿入セ
ットされていないことを知ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンター等の画像形成装置に係り、詳しくは、
トナーカートリッジ、トナー等の検知対象物を検知する
検知手段の検知信号に基づいて、該検知対象物の有無を
判定する検知対象物有無判定手段を備えた画像形成装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複写機、ファクシミリ、プリンター等の
画像形成装置においては、周知のように、画像形成によ
って消費されるトナーを適時補充する必要がある。この
ため、この種の画像形成装置は、通常、光導電セル、フ
ォトダイオード、フォトレジスター、フォトスイッチ、
フォトトランジスター、光電池、光電管等の光検出器か
らなる光透過型センサあるいは光反射型センサ等の検知
手段を用いてトナーを検出し、該検知手段の検知信号に
基づいて該トナーの有無を判定し、該判定結果を操作パ
ネル上のディスプレイ等に表示して、トナーの有無をユ
ーザーに報知するように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の画
像形成装置においては、上記トナーの補充時の操作性を
向上させるために、一般的に、該トナーが収容されるト
ナー収容器が、現像装置に対して着脱自在なトナーカー
トリッジで構成されている。従って、このような構成の
画像形成装置では、該トナーカートリッジ内に収容され
ているトナーの有無の他、該トナーカートリッジ自体の
有無も検出する必要がある。
【0004】一方、この種の画像形成装置においては、
その構成部品のコストや点数を削減して小型軽量化及び
低コスト化を図ることが求められている。従って、上記
トナーカートリッジやトナーを検知するための検知手段
は、その配設個数ができる限り少なく、且つ低コストで
簡素な構成であることが望ましい。ところが、この種の
従来の画像形成装置においては、該トナーカートリッジ
及びトナーを個別に対応した複数の検知手段を用いて個
々に検知するようにしていた。このため、特に、カラー
複写機のような複数の現像器を備えた画像形成装置で
は、各現像器に装着されたトナーカートリッジ、及び、
各トナーカートリッジ内に収容されているトナーの有無
を検知するために、各検知対象物に個別に対応した多数
の検知手段を必要とする。
【0005】なお、本出願人は、特開平11−3875
5号公報に示されるような、複数の現像器が搭載された
回転型現像装置(以下、リボルバ現像装置という)を、
像担持体としての感光体ドラムに対向する現像位置に向
けて回転させる構成の画像形成装置を提案している。こ
の画像形成装置においては、該リボルバ現像装置の各現
像器が所定の回転位置(例えば、該現像位置)に順次臨
むように構成されているので、該回転位置に臨んだ現像
器のみを検知対象とするように上記検知手段を配設する
ことが可能となる。従って、この画像形成装置では、各
トナーカートリッジや各トナー毎に個別に対応した数多
くの検知手段を配置する必要がなく、該検知手段の点数
を大幅に削減することができる。
【0006】ところで、本発明者は、現像器と該現像器
に装着されるトナーカートリッジ、あるいは、該トナー
カートリッジと該トナーカートリッジに収容されている
トナー等の複数の検知対象物を、1個の検知手段により
検知できるように構成して、該検知手段の個数を削減す
ることを検討した。このように、複数の検知対象物を単
一の検知手段を用いて検知するように構成する場合に
は、該単一の検知手段から出力される検知信号が、何れ
の検知対象物を検知して得た検知信号であるかを特定す
る必要がある。このような単一の検知手段から出力され
る検知信号が何れの検知対象物の検知信号であるかを特
定する方法としては、例えば、該検知信号をバーコード
情報や画像認識情報をもった情報信号とすることが考え
られる。ところが、このような方法では、該検知手段自
体が高コスト化し、且つ、該情報信号の処理も複雑にな
るため、該検知手段の個数を削減することによって却っ
てコストアップとなる。
【0007】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは、1個の検知手段によ
り複数の検知対象物を検知することができ、且つ、該検
知手段から出力される検知信号が何れの検知対象物体を
検知して得た検知信号であるかを、簡素且つ安価な構成
の検知手段を用いて特定することができる画像形成装置
を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、回転軸線の周りに配設された複
数の現像器を有する現像器ユニットを該回転軸線を中心
に回転させ、予め特定された現像器を検知して出力され
る現像器検知手段からの検知信号の出力タイミングを基
準として、各現像器を潜像担持体に対向する現像位置に
移動させて該潜像担持体上の潜像を現像する回転型現像
装置を有し、上記各現像器に対応して設けられたトナー
収容器ユニットに対して着脱自在に個別に装着されて、
各現像器との連通部を介して適時補給されるトナーを収
容するためのトナー収容部を有する複数のトナー収容器
と、該複数のトナー収容器ユニットと上記現像器ユニッ
トとを上記回転軸線を中心に一体で回転可能に支持する
現像装置支持手段と、上記現像位置に移動して停止され
た現像器に対応するトナー収容器ユニットのトナー収容
器装着部に装着されているトナー収容器に設けられたト
ナー検知部からの検知光を検知して検知信号を出力する
光検知手段と、該光検知手段からの検知信号の出力の有
無によって、該トナー収容器ユニット内のトナーの有無
を判定するトナー有無判定手段と、を有する画像形成装
置において、上記トナー検知部からの検知光が上記光検
知手段により検知されるタイミングとは異なったタイミ
ングで、該光検知手段に対して反射光を入光させる該ト
ナー収容器ユニットのトナー収容器装着部に配置された
光反射体と、該光反射体からの反射光が該光検知手段に
対して入光されるタイミングで、該光検知手段から検知
信号が出力されたか否かにより、該トナー収容器ユニッ
トのトナー収容器装着部内のトナー収容器の有無を判定
するトナー収容器有無判定手段とを有することを特徴と
するものである。
【0009】この画像形成装置においては、例えば、3
つの検知対象物A,B,Cが、該1個の検知手段により
順次に異なった検知タイミングで検知される。これによ
り、例えば、該3つの検知対象物A,B,Cを検知して
得た3つの検知信号a,b,cが、該検知タイミングに
応じた所定の時間をおいて、互いに異なった出力タイミ
ングで該検知手段から順次出力される。そして、該検知
手段から順次出力される3つの検知信号a,b,cの出
力タイミングの違いによって、該検知対象物の有無を判
定する判定手段により判定される検知対象物が順次特定
され、この特定された検知対象物の有無が該判定手段に
よって順次判定される。例えば、該検知手段により各検
知対象物A,B,Cが検知されることで、予め設定され
た第1の出力タイミングで検知信号a、第2の出力タイ
ミングで検知信号b、第3の出力タイミングで検知信号
cが該検知手段から順次出力される。そして、該判定手
段により、該検知対象物Aの検知信号aが該第1の出力
タイミングで該検知手段から出力されているか否かによ
って検知対象物Aの有無が判定される。つまり、該第1
の出力タイミングで検知対象物Aの検知信号aが該検知
手段から出力されている場合には検知対象物Aが「有
る」と判定され、該第1の出力タイミングで検知対象物
Aの検知信号aが該検知手段から出力されていない場合
には検知対象物Aが「無し」と判定される。同様に、該
第2の出力タイミングで検知対象物Bの検知信号bが該
検知手段から出力されている場合には検知対象物Bが
「有る」と判定され、該第2の出力タイミングで検知対
象物Bの検知信号bが該検知手段から出力されていない
場合には検知対象物Bが「無し」と判定される。そし
て、該第3の出力タイミングで検知対象物Cの検知信号
cが該検知手段から出力されている場合には検知対象物
Cが「有る」と判定され、該第3の出力タイミングで検
知対象物Cの検知信号cが該検知手段から出力されてい
ない場合には検知対象物Cが「無し」と判定される。こ
れにより、1個の検知手段から出力される検知信号に基
づいて、複数の検知対象物を検知することができるよう
になり、画像形成装置本体の簡素化及び低コスト化が可
能になる。
【0010】請求項2の発明は、請求項1の画像形成装
置において、上記トナー検知部からの検知光が上記光検
知手段により検知されるタイミング、及び、上記トナー
収容器装着部に配置された第1の光反射板からの反射光
が該光検知手段に対して入光されるタイミングとは異な
ったタイミングで、該光検知手段に対して反射光を入光
させる上記の予め特定された現像器に配置した第2の光
反射体と、該第2の光反射体からの反射光が該光検知手
段に対して入光されるタイミングで、該第2の光反射体
からの反射光が該光検知手段により検知されたか否かに
より、各現像器の位置を検出する現像器位置検出手段と
を設けて、上記光検知手段が、予め特定された現像器を
検知する上記現像器検知手段を兼ねた構成とすることを
特徴とするものである。
【0011】この画像形成装置においては、上記光検知
手段が予め特定された現像器を検知する上記現像器検知
手段を兼ねているので、画像形成装置本体の更なる簡素
化及び低コスト化が可能になる。
【0012】請求項3の発明は、請求項1又は2の画像
形成装置において、上記光反射体は、表面が鏡面状のメ
ッキで形成されていることを特徴とするものである。
【0013】この画像形成装置においては、上記光反射
体が、表面が鏡面状のメッキで形成されているので、該
反射体がその配設部に一体形成され、該反射体の配設作
業を省略できる。
【0014】請求項4の発明は、請求項1又は2の画像
形成装置において、上記光反射体は、表面が鏡面状に形
成された反射テープであることを特徴とするものであ
る。
【0015】この画像形成装置においては、上記光反射
体が、表面が鏡面状に形成された反射テープであるの
で、該光反射体を安価に形成できる。
【0016】請求項5の発明は、請求項3の画像形成装
置において、上記反射テープは、予め背面に粘着材が塗
布されていることを特徴とするものである。
【0017】この画像形成装置においては、上記反射テ
ープの背面に、予め粘着材が塗布されているので、該反
射体の配設作業を容易に行うことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、画像形成装置と
しての前記リボルバ現像装置を備えたカラー電子写真プ
リンタ(以下、プリンタという)に適用した一実施形態
について説明する。図1は本実施形態に係るプリンタの
概略構成図である。像担持体としての感光体ドラム1
は、矢印A向きに回転駆動されながら、一様帯電手段と
しての帯電チャージャ2により一様に帯電された後、レ
ーザ光学装置3により画像情報に基づいて走査露光され
て、その表面に静電潜像が形成される。ここで、露光す
る画像情報は、所望のフルカラー画像をイエロー、マゼ
ンタ、シアン、及び黒の色情報に分解した単色の画像情
報である。感光体ドラム1上に形成された静電潜像は、
リボルバ現像装置420に搭載されている4つの現像器
に補給された各色現像剤としてのイエロー、マゼンタ、
シアン、及び黒トナーで現像され、これにより、感光体
ドラム1上に各色画像が形成される。
【0019】感光体ドラム1上に形成された各色画像
は、感光体ドラム1と同期して図中矢印B向きに回転す
る中間転写ベルト5上に、イエロー、マゼンタ、シア
ン、及び黒の単色毎順次重ね転写される。この中間転写
ベルト5上への転写は、感光体ドラム1と中間転写ベル
ト5の接触状態において転写バイアスローラ51に所定
のバイアス電圧が印加されることで行われる。中間転写
ベルト5上に重ね合わされたイエロー、マゼンタ、シア
ン、及び黒の画像は、両面複写兼用の給紙カセット7あ
るいは手差し給紙トレイ7aから給紙ローラ8,8a、
レジストローラ9を経て転写部へ搬送された転写紙10
上に、2次転写チャージャ11により一括転写される。
転写終了後の転写紙10は、定着装置12によりトナー
像が定着されることでフルカラープリントとして機外に
排出される。
【0020】なお、中間転写ベルト5上に転写されなか
った感光体ドラム1上のトナーは、感光体クリーナ13
により感光体ドラム1から除去され、また、転写紙10
上に転写されなかった中間転写ベルト5上のトナーは、
図示しない中間転写ベルトクリーナにより中間転写ベル
ト5から除去される。
【0021】図2に、上記リボルバ現像装置420の概
略構成を示す。該リボルバ現像装置420は、感光体ド
ラム1に向けた開口部を有し、円周方向に互いにほぼ同
型の4つの現像器40K、40Y、40M、40Cと、
該4つの現像器に補給用のトナーをそれぞれ補給するた
めの4つのトナー補給装置45K、45Y,45M,4
5Cとを有している。なお、図2は、感光体ドラム1に
対向する現像位置に、黒トナーとキャリアを収容した黒
現像器40Kが臨んだ状態を示しており、該リボルバ現
像装置420には、該黒現像器40Kを始点として、図
2において反時計回りの順に、イエロートナーとキャリ
アを収容したイエロー現像器40Y、マゼンタトナーと
キャリアを収容したマゼンタ現像器40M、シアントナ
ーとキャリアを収容したシアン現像器40Cが搭載され
ている。
【0022】ここで、4つの現像器40K、40Y、4
0M、40Cはまったく同様に構成されているので、以
下、現像位置にある黒現像器40Kを例にとってその内
部構造を説明し、該黒現像器40Kの各部材に付した符
号と同じ数字に、Y、M、Cの添字を付すことで、イエ
ロー、マゼンタ、シアンの各現像器40Y、40M、4
0Cの各部材を示すこととして、他の現像器40Y、4
0M、40Cの内部構造の説明を省略する。
【0023】黒現像器40Kは、現像剤担持体としての
現像ローラ41Kと、そのケーシング部内に収容された
黒トナー及びキャリアからなる二成分現像剤(以下、現
像剤という)を撹拌する第1、第2の撹拌スクリュウ4
2K、43Kとを備えている。該黒現像器40Kは、リ
ボルバ現像装置420が矢印B方向に回転して感光体ド
ラム1に対向する現像位置に移動されることによって、
そのケーシング部内に収容された現像剤により該感光体
ドラム1上の静電潜像を可視像化する。これにより、該
現像剤中の黒トナーが徐々に消費されていく。そして、
該現像剤のトナー濃度が、図示しないトナー濃度センサ
により検知され所定濃度以下であると判定されると、ト
ナー補給装置45Kの現像剤収容器としてのトナーカー
トリッジ46Kから黒トナーが黒現像器40K内へ供給
される。これにより、現像剤中のトナー濃度が常時所定
の濃度に保たれて、該感光体ドラム1上に可視像化され
る画像濃度が所定の濃度に保たれる。
【0024】上記リボルバ現像装置420は、図3及び
図4に示すように、プリンタ装置本体100からスライ
ドによって引き出し可能なユニット支持体200に支持
されている。ユニット支持体200は、前側板201
と、後側板202と、左右及び中央部の上下の計4つの
ステー部材とを有しており、図4に示すように、その両
サイド部にアキュライドスライドレール204が取り付
けられることによって、該ユニット支持体200のプリ
ンタ本体手前側へのスライド移動が可能になっている。
また、該ユニット支持体200は、感光体ドラム1を備
えた感光体ユニット300の支持体としても機能し、該
感光体ユニット300が、図3中矢印Cで示すようにユ
ニット支持体200に搭載される。そして、上述の各現
像器は、該ユニット支持体200に支持されているリボ
ルバ現像装置420に、各トナー補給装置45C,45
M,45Y,45Kと一体的に構成された現像ユニット
420Uとして、図3中矢印Dで示すように脱着可能に
搭載されている。
【0025】次に、上記各トナー補給装置の構成につい
て説明する。これらのトナー補給装置も、各現像器と同
様、共通の構成を有しているので、ここでは、黒現像器
40Kのトナー補給装置45Kについてのみ説明する。
トナー補給装置45Kは、図5に示すように、トナー補
給スクリュウ49Kと、現像剤供給量調整部としてのト
ナー補給ケース50Kと、トナーカートリッジガイド5
1Kとで構成されている。トナーカートリッジガイド5
1Kは、図6に示すように構成されたトナーカートリッ
ジ46Kが着脱自在に装着(セット)されるように構成
されている(詳しくは後述する)。該トナーカートリッ
ジ46Kは、図4において、リボルバ現像装置420の
各現像ユニット420Uが回転し、該トナー補給装置4
5Kを有する現像ユニットの現像器40Kが、感光体ド
ラム1に対向した現像位置に臨んで停止した状態で、引
出支持体200の前側板201に穿たれたトナーカート
リッジ着脱用の開口201aを通して、トナーカートリ
ッジガイド51K内に挿入されてセットされる。そし
て、該トナーカートリッジ46Kは、トナーカートリッ
ジガイド51K内に挿入セットされた状態で、そのトナ
ー補給口71b(図6参照)が、トナー補給ケース50
Kの手前側に形成されているトナー受入れ口50a(図
5参照)に対向する。この状態で、リボルバ現像装置4
20が回転軸40(図2参照)を中心に回転すると、ト
ナーカートリッジ46Kが公転されて、トナーカートリ
ッジ46K内に収容されているトナーがトナー補給ケー
ス50K内に送り込まれる。
【0026】該トナーカートリッジ46Kからトナー補
給ケース50K内に送り込まれたトナーは、トナー補給
スクリュウ49Kが専用のトナー補給スクリュウ駆動モ
ータ(図示せず)により回転されることにより、現像器
40Kの所定のトナー補給位置に向けて搬送され、該現
像器40Kの現像ケーシング47K内の第2撹拌スクリ
ュウ43Kの手前側の部位に少しずつ補給される。この
ようにして、トナー補給装置45Kによりトナーカート
リッジ46Kから現像器420Kに供給されるトナーの
量が調整される。そして、該現像器40Kの第2撹拌ス
クリュウ43Kの手前側のトナー補給位置に補給された
トナーは、プロセスコントロールにてトナー補給をする
という信号が入ることで始動される該第2撹拌スクリュ
ウ43Kの回転により、現像ケーシング47Kの後部側
に撹拌されながら搬送され、該現像ケーシング47K内
の現像剤中に分散される。
【0027】さらに、現像剤中に分散されて現像ケーシ
ング47Kの後部側に撹拌搬送されたトナーは、この現
像ケーシング47Kの後端部で第1撹拌スクリュウ42
K側に受け渡され、この第1撹拌スクリュウ42Kの回
転により、現像ケーシング47Kの手前側に撹拌されな
がら搬送されて、この現像ケーシング47Kの前端部で
再び第2撹拌スクリュウ43K側に受け渡される。この
現像剤の受け渡しは、各撹拌スクリュウの端部側に設け
られた各フィン(図示せず)の回転によって行なわれ
る。このようにして、現像ケーシング47K内で循環搬
送される現像剤は、その搬送過程において、その一部が
現像ローラ41Kにより汲み上げられて担持搬送され
る。現像ローラ41Kにより担持搬送された現像剤は、
現像ドクタ44Kにより薄層化された後、現像領域に搬
送され、該現像領域において感光体ドラム1上の静電潜
像を可視像化する。
【0028】次に、本実施形態のプリンタにおけるトナ
ーカートリッジの構成について説明する。各トナーカー
トリッジ46C,46M,46Y,46Kは、各トナー
補給装置とも同一の構成であるので、以下、図6乃至図
13を参照して、ブラック現像器420Kのトナー補給
装置45Kにおけるトナーカートリッジ46Kについて
のみ説明する。このトナーカートリッジ46Kは、図6
及び図7に示すように、補給用のトナーが収納されてい
るスクリューボトル70からなる回転部46Aと、外側
キャップ71、シール部材72、及び、内側キャップ7
3からなる固定部46Bとで構成されている。このトナ
ーカートリッジ46Kの回転部46Aであるスクリュー
ボトル70は、図6に示すように、上記固定部46Bの
外側キャップ71の内周面に設けられている係止用凸部
71aに対して、該スクリューボトル70のトナー吐出
側の端部に設けられているリング状凸部70aが、いわ
ゆるパッチン止めによって係合されることにより、該固
定部46Bの外側キャップ71に対して回転自在に係合
されている。
【0029】このように、固定部46Bと回転部46A
とを、パッチン止めによって係合させることにより、該
トナーカートリッジ46Kの複雑化や大幅なコスト上昇
を招くことなく、該外側キャップ71に対して該スクリ
ューボトル70を回転自在に構成できる。また、該トナ
ーカートリッジ46Kの固定部46Bと回転部46Aと
が、パッチン止めによって係合させることにより、図1
0に示すように、該スクリューボトル70のトナー吐出
側の端面が、外側キャップ71に装着された発砲ウレタ
ンなどからなるシール部材72の側面に軽く密着して、
該該トナーカートリッジ46Kの固定部46Bと回転部
46Aとの嵌合部からのトナーの溢出が防止されるよう
に構成されている。
【0030】更に、該トナーカートリッジ46Kの固定
部46Bである外側キャップ71には、回転部46Aの
スクリューボトル70から供給されるトナーを、図6に
示したトナー補給ケース50Kのトナー受入れ口50a
に向けて吐出するための開口部としてのトナー補給口7
1bが設けられている。また、この該外側キャップ71
には、該トナー補給口71bを開閉するためのシャッタ
71cと、該シャッタ71cを該外側キャップ71の外
周面の円周方向に沿ってガイドするためのシャッタガイ
ドレール71dとが設けられている。この外側キャップ
71は、図8(a)に示すように、図6に示したトナー
カートリッジガイド51K内に正常に挿入セットされた
状態で、矢印a方向に回転されることによって、図8
(b)に示すように、該外側キャップ71のシャッタ7
1cが、シャッタガイドレール71dに沿って相対移動
して、そのトナー補給口71bが、上記トナー補給ケー
ス50Kのトナー受入れ口50aに対向する。
【0031】すなわち、このトナーカートリッジ46K
は、前述したように、トナー補給装置45Kを有する現
像ユニットの現像器420Kが、感光体ドラム414に
対向した現像位置に臨んで停止した状態で、引出支持体
520の前側板521に穿たれたトナーカートリッジ着
脱用の開口521aを通して、トナーカートリッジガイ
ド51K内に挿入セットされる。このトナーカートリッ
ジ46Kのトナーカートリッジガイド51K内への挿入
セットによって、該トナーカートリッジガイド51Kの
内周部に形成されたシャッタ嵌合凹部51a(図5参
照)に、トナーカートリッジ46Kの固定部46Bであ
る外側キャップ71に設けられたシャッタ71cが嵌合
される。この状態で、トナーカートリッジ46Kの固定
部46Bが、図8(b)に示す位置まで、矢印a方向に
回転し、該シャッタ71cがシャッタ嵌合凹部51aに
嵌合した位置に固定されたまま、シャッタガイドレール
71dが、該シャッタ71cに対して相対移動して、ス
トッパ51b(図5参照)に当接することにより、該外
側キャップ71のトナー補給口71bが開放されてトナ
ー補給ケース50Kのトナー受入れ口50aに対向す
る。
【0032】一方、トナーカートリッジ46Kをトナー
補給装置45Kから取り外すときは、上述のセット操作
と逆の操作を行なって、該外側キャップ71のトナー補
給口71bをシャッタ71cで閉鎖した後、トナーカー
トリッジガイド51K内からトナーカートリッジ46K
を引き出す。なお、このトナーカートリッジ46Kに
は、該外側キャップ71のトナー補給口71bがシャッ
タ71cで完全に閉鎖された状態でしか、トナーカート
リッジガイド51Kに対するトナーカートリッジ46K
の出し入れを行なえないようにするためのストッパ(不
図示)が設けられている。また、トナーカートリッジ4
6Kの回転部46Aであるスクリューボトル70の内周
面には、図6及び図7に示すように、該スクリューボト
ル70内に収納されているトナーを、該スクリューボト
ル70の回転によって、上記固定部46Bのトナー補給
口71bに向けて搬送するためのトナー案内部材として
の螺旋状の突起70bが形成されている。また、該スク
リューボトル70の底部には、図9に示すカップリング
81に対して係合するカップリング用突起70cが設け
られている。
【0033】上記カップリング81は、上記トナーカー
トリッジ46Kが、前述したように、ユニット支持体2
00の前側板201に穿たれたトナーカートリッジ着脱
用の開口201aを通して、トナーカートリッジガイド
51K内に挿入セットされた状態で、該スクリューボト
ル70の底部のカップリング用突起70cに対して、カ
ップリング結合するように、上記リボルバ現像装置42
0の所定部位に、各トナーカートリッジ毎にそれぞれ配
設されている。このカップリング81は、図9に示すよ
うに、プリンタ本体側に設けられている駆動ギヤ(不図
示)によって回転駆動されるカップリングギヤ80の支
軸80aに、コイルスプリング82を介して、該支軸8
0aの軸方向に沿って摺動自在に、且つ、該支軸80a
に対して回転的に一体に装着されている。ここで、上記
カップリングギヤ80は、前記リボルバ現像装置420
が回転して、任意の現像器が所定の現像位置に臨んで停
止した状態で、プリンタ本体側に設けられている駆動ギ
ヤに噛み合うように構成されている。
【0034】ところで、上述のようなトナーカートリッ
ジ46K内に収容されているトナーが全て補給されて無
くなった状態(トナーエンド状態)を検知するトナーエ
ンド検知方式として、感光体ドラム1上に付着したトナ
ー付着量を検知するPセンサ方式が知られている。しか
しながら、このPセンサ方式では、感光体ドラム1上の
トナー付着量が少なくなってからトナーエンド状態であ
ることが検知されるため、このトナーエンド検知時に
は、現像器内のトナー濃度が既に低下した状態になって
いる。このため、このPセンサ方式によってトナーエン
ド検知を行う画像形成装置、特に、フルカラー画像を形
成する画像形成装置では、そのプリント時に、ある色の
トナーがトナーエンド間近になると、カラープリント画
像の色合いが通常時とは異なった色合いになる不具合が
ある。
【0035】そこで、本実施形態にかかるプリンタにお
いては、図10及び図11に示すように、上記トナーカ
ートリッジ46K(46Y,46M,46C)の外側キ
ャップ71のトナー補給口71bを開閉するためのシャ
ッタ71cの近傍に、該トナーカートリッジ内のトナー
の残量を検知する現像剤残量検知手段としてのトナーエ
ンドセンサ500が設けられている。このトナーエンド
センサ500は、図10及び図11に示すように、上記
トナーカートリッジ46K(46Y,46M,46C)
のトナー補給口71bの近傍に設けた検知窓71fを通
して、該トナーカートリッジ46K(46Y,46M,
46C)内のトナーの光透過率を、フォトダイオードや
フォトトランジスタなどの検知手段を用いて光学的に検
知して、該トナーカートリッジ内のトナー残量を検知す
る。
【0036】このように、トナーカートリッジ46K
(46Y,46M,46C)のトナー補給口71bの近
傍に、上記トナーエンドセンサ500によって光学的に
トナー残量を検知するための検知窓71fを設けること
により、トナーエンド検知のための現像剤経路を新たに
設ける必要がないので、該トナーエンドセンサ500の
配設部の省スペース化を実現できる。また、上述のよう
に、トナーカートリッジ46K(46Y,46M,46
C)のトナー補給口71bの近傍にトナーエンドセンサ
500を設けることによって、該トナーエンドセンサ5
00によって該トナーカートリッジ内のトナー残量がト
ナーエンド状態であると検知された場合でも、各現像器
420K,420Y,420M,420C内の現像剤の
トナー濃度が過不足のない状態になっている。従って、
このプリンタにおいては、フルカラー画像のプリント時
に、ある色の現像剤のトナーがトナーエンド間近になっ
ても、プリント画像の色合いが通常時とは異なった色合
いになることがない。
【0037】ところで、上述のような4個の現像ユニッ
トを所定の現像位置に回転させるためのリボルバ現像装
置420を備えたプリンタにおいては、各現像ユニット
に装着されている各トナーカートリッジ内のトナーエン
ド検知の他に、各現像ユニットの回転位置の検知、及び
各トナーカートリッジ自体の有無の検知なども行う必要
がある。そのため、この種の従来のプリンタにおいて
は、該トナー、トナーカートリッジ、及び各現像ユニッ
トなどの各検知対象物に対応した検知手段を個別に配設
して、該トナーエンド検知、トナーカートリッジ検知、
現像ユニット位置検知を個々に行っていた。しかしなが
ら、この種のプリンタにおいては、前述したように、そ
の構成部品のコストや点数を削減して小型軽量化及び低
コスト化を図ることが求められており、上記現像ユニッ
ト、トナーカートリッジ、トナーなどの検知対象物を検
知するための検知手段は、その配設個数ができる限り少
なく、且つ低コストで簡素な構成であることが望まし
い。
【0038】そこで、本実施系形態にかかるプリンタに
おいては、上記トナー、トナーカートリッジ、及び各現
像ユニットなどの各検知対象物を、1個の検知手段で検
知できるように構成する。すなわち、このプリンタは、
例えば、図12(a)、(b)、(c)、(d)に示す
ように、トナーエンド検知のためのトナーエンドセンサ
500を用いて、上述したトナーエンド検知の他、トナ
ーカートリッジ検知及び現像ユニット位置検知をも行え
るように構成したもである。図12(a)は、上記トナ
ーエンドセンサ500により、検知窓71fを通して、
トナーカートリッジ46K(46Y,46M,46C)
内のトナーの有無を検知している状態を示している。
【0039】図12(a)において、各現像ユニットの
回転位置を特定するための基準となる特定の現像器(こ
こでは、前記黒現像器40K)の上記トナーエンドセン
サ500に対向する側のトナーカートリッジガイド51
Kの開口部の端縁部には、光反射体(鏡面体)からなる
現像器位置検知板510が貼付されている。また、各ト
ナーカートリッジガイド51K(51Y,51M,51
C)のトナーカートリッジ46K(46Y,46M,4
6C)が挿入セットされるカートリッジ収容部の上記ト
ナーエンドセンサ500に対向する側の内壁面には、光
反射板(鏡面体)からなるトナーカートリッジ検知板5
20が貼付されている。
【0040】上記構成のプリンタにおいては、前記リボ
ルバ現像装置420が所定方向(ここでは、反時計方
向)に回転し、図12(b)に示すように、上記トナー
エンドセンサ500によって上記現像器位置検知板51
0が検知された状態で、基準となる黒現像器40Kが該
トナーエンドセンサ500の検知部位に到達したことを
知ることができる。これにより、この黒現像器40Kの
回転位置を基準として、他の各現像器の回転位置を特定
することができる。また、該リボルバ現像装置420が
更に回転し、図12(c)に示すように、トナーエンド
センサ500によって上記トナーカートリッジ検知板5
20が検知された場合には、該当するトナーカートリッ
ジガイド51K(51Y,51M,51C)内に、所定
のトナーカートリッジ46K(46Y,46M,46
C)が挿入セットされていないことを知ることができ
る。そして、該リボルバ現像装置420の選択された現
像器が所定の現像位置で停止し、図12(d)に示すよ
うに、トナーエンドセンサ500の検知光路に、該現像
器のトナーカートリッジガイド51K(51Y,51
M,51C)内に挿入セットされたトナーカートリッジ
46K(46Y,46M,46C)の検知窓71fが対
向した状態では、前述したように、該検知窓71fを通
して、該現像器のトナーカートリッジ46K(46Y,
46M,46C)内のトナーの有無が検知される。
【0041】ここで、光反射板(鏡面体)からなる現像
器位置検知板510及びトナーカートリッジ検知板52
0の光反射率や反射時間によらず、該現像器位置検知板
510及びトナーカートリッジ検知板520からの反射
光を受光したときのトナーエンドセンサ500の検知信
号の出力レベルを全て同一レベル(例えば、反射光有り
でHigh信号、反射光無しでLow信号)とし、トナー
有無、トナーカートリッジ有無、現像器位置検知を、ト
ナーエンドセンサ500の検知信号の出力タイミングの
違いにより行う場合の、該トナーエンドセンサ500か
ら出力される検知信号のタイミングチャートの一例を図
13(a)、(b)、(c)に示す。
【0042】図13(a)、(b)、(c)において、
まず、基準となる現像器の現像器位置検知板510から
の反射光を受光したトナーエンドセンサ500からの検
知信号aにより基準となる現像器の位置検出が行われ
る。次いで、上記トナーカートリッジ検知板520から
の反射光を受光するトナーエンドセンサ500からの検
知信号bによりトナーカートリッジ(収容器)の有無が
検知される。ここで、検知信号bが出力されている場合
には収容器無しとなり、検知信号bが出力されていない
場合には収容器有りとなる。そして、収容器無しの状態
では、トナーエンド検知のための検知信号cは出力され
ず、トナーの有無が判断されない状態となる。収容器有
りの状態では、トナーエンド検知のための検知信号cの
有無によりトナーの有無が判断される。
【0043】図14に、上記トナーエンドセンサ500
からの検知信号a,b,cに基づいて、該トナーの有
無、トナーカートリッジの有無、基準となる現像器の位
置を判定するための検知対象物有無判定手段による判定
動作の一例を示す。図14において、前記プリンタの電
源が投入されて該判定動作がスタートされると、まず、
リボルバ現像装置420が回転して、基準となる現像器
の回転位置の確認が行われる(ステップ1)。このステ
ップ1での現像器位置の検出条件としては、例えば、5
msec<検知信号a(High)<30msecとする。この検出
条件は、該現像器の回転速度と光学センサ(トナーエン
ドセンサ500)及びA/D変換回路の応答時間、現像
器位置検知板510の回転方向の幅W1より決定され
る。このステップ1で、上記検出条件を満たす検知信号
aがなければ、機械動作(プリント動作)を停止し(ス
テップ2)、操作パネルのディスプレイに、故障である
ことを表示する(ステップ3)。
【0044】一方、上記ステップ1で、上記検出条件を
満たす検知信号aがあれば、所定の現像器を所定のホー
ム位置にて停止させる。そして、プリンタからプリント
命令がきた時点で、リボルバ現像装置420を動作さ
せ、トナーカートリッジの有無検知を行う。このトナー
カートリッジの有無検知は、ステップ4のプリント開始
より所定のタイミングの間で行う。このタイミングは、
プリントスタート命令がきてから、トナーエンドセンサ
500の配設部位にトナーカートリッジ検知板520が
対向する時間を予め求めることにより決定する。そし
て、例えば、プリント開始命令より、100mesc後、1
50secの前にて、トナーエンドセンサ500からHi
gh信号が、4mescごとに10pointきたら、トナーカー
トリッジ無しと判断する(ステップ5)。ここで、トナ
ーカートリッジ無しと判定されたら、機械動作(プリン
ト動作)を停止し(ステップ6)、操作パネルのディス
プレイに、トナーカートリッジのセットを促すメッセー
ジを表示する(ステップ7)。一方、このステップ5
で、トナーカートリッジ有りであれば、さらに動作を続
け、トナー有無の判断を行う(ステップ8)。このトナ
ー有無は、前述したように検知窓71fがトナーエンド
センサ500の配設部位に対向する時間を予め求めて決
定する。そして、例えば、プリント開始命令より、20
0mesc後、250secの前にて、High信号が4mescご
とに10pointきたら、トナー無しと判断する。ここ
で、トナー無しが判断されたら、トナーの交換を促す表
示を行う(ステップ9)。そして、トナー交換を促す表
示を行い、所定プリント行われたか否かを判断(ステッ
プ10)した後、プリント動作を停止する。
【0045】
【発明の効果】請求項1乃至5の発明によれば、1個の
検知手段から出力される検知信号に基づいて、複数の検
知対象物を検知することができ、画像形成装置本体の簡
素化、低コスト化、省スペース化を図ることができると
いう優れた効果がある。
【0046】特に、請求項2の発明によれば、上記光検
知手段が予め特定された現像器を検知する上記現像器検
知手段を兼ねているので、画像形成装置本体の更なる簡
素化及び低コスト化が可能になるという優れた効果があ
る。
【0047】また、請求項3の発明によれば、上記光反
射体が、表面が鏡面状のメッキで形成されているので、
該反射体がその配設部に一体形成され、該反射体の配設
作業を省略できるという優れた効果がある。
【0048】また、請求項4の発明によれば、上記光反
射体が、表面が鏡面状に形成された反射テープであるの
で、該光反射体を安価に形成できるという優れた効果が
ある。
【0049】また、請求項5の発明によれば、上記反射
テープの背面に、予め粘着材が塗布されているので、該
反射体の配設作業を容易に行うことができるという優れ
た効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係るプリンタの概略構成を示す正面
図。
【図2】上記プリンタのリボルバ現像装置420の概略
構成図。
【図3】上記プリンタのユニット支持体200の斜視
図。
【図4】上記ユニット支持体200の正面図。
【図5】上記現像ユニットのトナー補給装置の構成を説
明するための構成図。
【図6】上記トナー補給装置に装着されるトナーカート
リッジの要部拡大断面図。
【図7】上記トナーカートリッジの概略構成を示す分解
斜視図。
【図8】(a)、(b)は、上記トナーカートリッジが
上記トナー補給装置に装着される過程を説明するための
要部拡大断面図。
【図9】上記トナー補給装置に装着されたトナーカート
リッジの回転部であるスクリューボトルを回転駆動する
ためのカップリングの構成を示す概略側面図。
【図10】上記トナー補給装置に装着されたトナーカー
トリッジのトナーエンドセンサを示す概略斜視図。
【図11】上記トナーエンドセンサの構成を示す概略断
面図。
【図12】上記実施形態に係るプリンタの特徴部の検知
センサの検知動作を示す概略断面図。
【図13】該検知センサから出力される検知信号を示す
タイミングチャート。
【図14】該検知信号に基づいて検知対象物の有無を判
定する判定手段の動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 感光体ドラム 2 帯電チャージャ 3 レーザ光学装置 5 中間転写ベルト 8、8a 給紙ローラ 9 レジストローラ 10 転写紙 11 2次転写チャージャ 12 定着装置 13 感光体クリーナ 40K、40Y、40M、40C 現像器 41K、41Y、41M、41C 現像ローラ 45K、45Y,45M,45C トナー補給装置 46A トナーカートリッジの回転部 46B トナーカートリッジの固定部 46K、46Y,46M,46C トナーカートリッジ 70 スクリューボトル 70a リング状凸部 70b 螺旋状の突起 70c カップリング用突起 71 外側キャップ 71a 係止凸部 71b トナー補給口 71c シャッタ 71d シャッタガイドレール 72 シール部材 73 内側キャップ 80 カップリングギヤ 81 カップリング 40 リボルバ現像装置 40K ブラック現像器 40C シアン現像器 40M マゼンタ現像器 40Y イエロー現像器 420U 現像ユニット 500 トナーエンドセンサ 510 現像器位置検知板 520 トナーカートリッジ検知板

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転軸線の周りに配設された複数の現像器
    を有する現像器ユニットを該回転軸線を中心に回転さ
    せ、予め特定された現像器を検知して出力される現像器
    検知手段からの検知信号の出力タイミングを基準とし
    て、各現像器を潜像担持体に対向する現像位置に移動さ
    せて該潜像担持体上の潜像を現像する回転型現像装置を
    有し、 上記各現像器に対応して設けられたトナー収容器ユニッ
    トに対して着脱自在に個別に装着されて、各現像器との
    連通部を介して適時補給されるトナーを収容するための
    トナー収容部を有する複数のトナー収容器と、 該複数のトナー収容器ユニットと上記現像器ユニットと
    を上記回転軸線を中心に一体で回転可能に支持する現像
    装置支持手段と、 上記現像位置に移動して停止された現像器に対応するト
    ナー収容器ユニットのトナー収容器装着部に装着されて
    いるトナー収容器に設けられたトナー検知部からの検知
    光を検知して検知信号を出力する光検知手段と、 該光検知手段からの検知信号の出力の有無によって、該
    トナー収容器ユニット内のトナーの有無を判定するトナ
    ー有無判定手段と、を有する画像形成装置において、 上記トナー検知部からの検知光が上記光検知手段により
    検知されるタイミングとは異なったタイミングで、該光
    検知手段に対して反射光を入光させる該トナー収容器ユ
    ニットのトナー収容器装着部に配置された光反射体と、 該光反射体からの反射光が該光検知手段に対して入光さ
    れるタイミングで、該光検知手段から検知信号が出力さ
    れたか否かにより、該トナー収容器ユニットのトナー収
    容器装着部内のトナー収容器の有無を判定するトナー収
    容器有無判定手段とを有することを特徴とする画像形成
    装置。
  2. 【請求項2】請求項1の画像形成装置において、 上記トナー検知部からの検知光が上記光検知手段により
    検知されるタイミング、及び、上記トナー収容器装着部
    に配置された第1の光反射板からの反射光が該光検知手
    段に対して入光されるタイミングとは異なったタイミン
    グで、該光検知手段に対して反射光を入光させる上記の
    予め特定された現像器に配置した第2の光反射体と、 該第2の光反射体からの反射光が該光検知手段に対して
    入光されるタイミングで、該第2の光反射体からの反射
    光が該光検知手段により検知されたか否かにより、各現
    像器の位置を検出する現像器位置検出手段とを設けて、 上記光検知手段が、予め特定された現像器を検知する上
    記現像器検知手段を兼ねた構成とすることを特徴とする
    画像形成装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2の画像形成装置において、 上記光反射体は、表面が鏡面状のメッキで形成されてい
    ることを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】請求項1又は2の画像形成装置において、 上記光反射体は、表面が鏡面状に形成された反射テープ
    であることを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】請求項4の画像形成装置において、 上記反射テープは、予め背面に粘着材が塗布されている
    ことを特徴とする画像形成装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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