JP2001174091A - 冷凍サイクル - Google Patents

冷凍サイクル

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JP2001174091A
JP2001174091A JP35582199A JP35582199A JP2001174091A JP 2001174091 A JP2001174091 A JP 2001174091A JP 35582199 A JP35582199 A JP 35582199A JP 35582199 A JP35582199 A JP 35582199A JP 2001174091 A JP2001174091 A JP 2001174091A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 起動時の液圧縮に対する圧縮機の信頼性を確
保しつつ、アキュームレータによる圧力損失増加を防止
し、かつ蒸発器出口の冷媒状態を湿り状態としても圧縮
機吸入部へ液冷媒が戻らない構成とすることによりCO
Pを向上した冷凍サイクルを得る。 【解決手段】 圧縮機と、圧縮機に管を介して接続され
た四方弁と、四方弁に管を介して接続された室外熱交換
器と、四方弁に管を介して接続された室内熱交換器と、
一方が室外熱交換器に、他方が室内熱交換器にそれぞれ
管を介して接続され、循環中に発生した余剰冷媒を貯留
するレシーバと、レシーバと室外熱交換器との間の管に
設けられた第1の絞り装置と、レシーバと室内熱交換器
との間の管に設けられた第2の絞り装置とを備える。レ
シーバ内部には、四方弁から圧縮機吸入部を接続する吸
入配管の一部が貫通され、この配管を流れる冷媒は余剰
冷媒と熱交換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、空気調和機等の
冷凍サイクルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図21は特開平8−29020号公報に
記載された従来の空気調和機の冷凍サイクルを示すブロ
ック図であり、冷房運転時の状態を示している。図にお
いて、1はアキュームレータ6内の低温低圧のガス冷媒
を吸入して圧縮し高温高圧のガス冷媒を吐出する圧縮
機、2は四方弁、3は凝縮器として動作する室外熱交換
器、4aは第1の絞り装置、4bは第2の絞り装置、5
は蒸発器として動作する室内熱交換器、7はレシーバ、
9はレシーバ7内に設けられた熱交換手段、17はオイ
ルセパレータ、14は第1の電磁弁、15は第2の電磁
弁、16aは第1の液面検知手段、16bは第2の液面
検知手段、18は制御手段である。
【0003】上記のように構成された従来の空気調和機
の冷凍サイクルにおいては、例えば冷房運転の場合、圧
縮機1より高温高圧のガス冷媒が吐出し、オイルセパレ
ータ7、四方弁2を通って室外熱交換器3に入る。この
ガス冷媒は室外熱交換器3により外気と熱交換されて液
状の冷媒となり第1の絞り装置4aを介して減圧されレ
シーバ7内に入る。レシーバ7内の液冷媒はレシーバ7
を流出した後、第2の絞り装置4bを介して再び減圧さ
れ、乾き度の低い二相冷媒となって室内熱交換器5に送
り込まれ、室内の空気と熱交換されて蒸発し、乾き度の
高い二相冷媒となる。この二相冷媒は四方弁2を介した
のち、第1の電磁弁14が開、第2の電磁弁15が閉の
場合はレシーバ7内に設けられた熱交換手段9を通過し
てレシーバ7内の高温の液冷媒と熱交換してからアキュ
ームレータ6内に入る。一方、第1の電磁弁14が閉、
第2の電磁弁15が開の場合は熱交換手段9をバイパス
し、直接アキュームレータ6内に入る。アキュームレー
タ6内のガス冷媒は再び圧縮機1に吸入される。この
時、レシーバ7およびアキュームレータ6には余剰冷媒
が貯留される。アキュームレータ6内の余剰冷媒量は液
面検知手段16a、16bによって検知され、液面が第
1の液面検知手段16aよりも上にある場合は、第1の
電磁弁14を開、第2の電磁弁15を閉とし、熱交換手
段9によりアキュームレータ6に入る直前の二相冷媒を
加熱する。また、液面が第2の液面検知手段16bより
も下にある場合は、第1の電磁弁14を閉、第2の電磁
弁15を開とし、熱交換手段9をバイパスさせるように
制御手段18により制御される。したがって、アキュー
ムレータ6内の余剰冷媒量は第1の液面検知手段16a
と第2の液面検知手段16bの間に保持される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の冷
凍サイクルにおいては、圧縮機1の吸入部と四方弁2の
間にアキュームレータ6を有するため、アキュームレー
タ6の入口部と出口部において、冷媒流路面積の急拡大
・急縮小による圧力損失が発生し、冷凍サイクルのCO
Pが低下するという課題があった。また、冷媒として、
例えばR(フロン)134aを52重量%、R125を
25重量%、R32を23重量%の比率で混合した非共
沸混合冷媒を用いた場合、アキュームレータ6に貯留さ
れる余剰冷媒の中で低沸点冷媒であるR32、R125
が多くガス化し易いため、循環する冷媒は低沸点冷媒で
あるR32、R125が多めの組成となり、これにより
アキュームレータ6に貯留される余剰冷媒の量が変化し
た場合には、循環する冷媒の組成も変化してしまい、こ
のことから循環冷媒の物性が変動したり、動作圧力や能
力の変動等が生じていた。
【0005】この発明は、かかる課題を解決するために
なされたもので、起動時の液圧縮に対する圧縮機の信頼
性を確保しつつ、アキュームレータによる圧力損失の増
加を防止し、かつ蒸発器出口の冷媒状態を湿り状態とし
ても圧縮機吸入部へ液冷媒が戻らない構成とすることに
より冷凍サイクルのCOPを向上し、また非共沸混合冷
媒を用いても、余剰冷媒による循環冷媒の組成の変動を
抑制する冷凍サイクルを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る冷凍サイ
クルにおいては、圧縮機と、この圧縮機に管を介して接
続された四方弁と、この四方弁に管を介して接続された
室外熱交換器と、四方弁に管を介して接続された室内熱
交換器と、一方が室外熱交換器に、他方が室内熱交換器
にそれぞれ管を介して接続され、循環中に発生した余剰
冷媒を貯留するレシーバと、このレシーバと室外熱交換
器との間の管に設けられた第1の絞り装置と、レシーバ
と室内熱交換器との間の管に設けられた第2の絞り装置
とを備え、レシーバ内部には、四方弁から圧縮機の吸入
部を接続する吸入配管の一部が貫通され、この配管内を
流れる冷媒が余剰冷媒と熱交換するものである。
【0007】また、レシーバ内部を貫通する吸入配管の
一部が、レシーバ内に貯留された余剰冷媒と熱交換する
フィン付き熱交換器である。
【0008】また、圧縮機は、スクロール圧縮機であ
り、揺動スクロールが軸方向コンプライアント手段によ
り軸方向に微小運動可能である。
【0009】また、圧縮機は容量制御型とし、運転開始
時、圧縮機を低回転数で運転する起動制御手段を備えた
ものである。
【0010】また、レシーバと室外熱交換器との間の管
に設けられた第1の絞り装置は毛細管であり、レシーバ
と室内熱交換器との間に設けられた第2の絞り装置は電
子膨張弁である。
【0011】また、冷房運転開始時は電子膨張弁の開度
を小さくして圧縮機を起動する起動制御手段を備えたも
のである。
【0012】また、暖房運転開始時は電子膨張弁の開度
を大きくして圧縮機を起動する起動制御手段を備えたも
のである。
【0013】また、毛細管と並列に接続された第1の二
方弁を有する毛細管バイパス回路を備えたものである。
【0014】また、冷房運転開始時は第1の二方弁を開
いて圧縮機を起動する起動制御手段を備えたものであ
る。
【0015】また、室外熱交換器に設置された第1の温
度センサと、冷房運転時に第1の温度センサの検知温度
が予め設定された第1の基準値を超えたとき第1の二方
弁を開く制御手段とを備えたものである。
【0016】また、室内熱交換器に設置された第2の温
度センサと、暖房運転時に第2の温度センサの検知温度
が予め設定された第2の基準値を超えたとき電子膨張弁
の開度を大きくする制御手段とを備えたものである。
【0017】また、圧縮機の吐出管に設置された第3の
温度センサと、冷房運転時に第3の温度センサの検知温
度が予め設定された第3の基準値を超えたとき電子膨張
弁の開度を大きくする制御手段とを備えたものである。
【0018】また、圧縮機の吐出管に設置された第3の
温度センサと、暖房運転時に第3の温度センサの検知温
度が予め設定された第3の基準値を超えたとき第1の二
方弁を開く制御手段とを備えたものである。
【0019】また、毛細管と直列に接続された第2の二
方弁を有するものである。
【0020】また、運転停止時、電子膨張弁を全閉し、
毛細管と直列接続された第2の二方弁を閉じて、圧縮機
を停止する停止制御手段を備えたものである。
【0021】また、使用する冷媒として、非共沸混合冷
媒を用いるものである。
【0022】さらにまた、使用する冷凍機油として、冷
媒と非相溶性の冷凍機油を用いるものである。
【0023】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1に係る例えば空気調和機の冷凍サイクルを
示すブロック図、図2は実施の形態1に係る空気調和機
のユニットの横成を示す斜視図である。なお、図1の冷
凍サイクルは冷房運転時の状態を示している。
【0024】図において、1は圧縮機、2は四方弁、3
は凝縮器として動作する室外熱交換器、5は蒸発器とし
て動作する室内熱交換器、7はレシーバ、4aは室外熱
交換器3とレシーバ7とを結ぶ配管に取り付けられた第
1の絞り装置、4bはレシーバ7と室内熱交換器5とを
結ぶ配管に取り付けられた第2の絞り装置である。上記
レシーバ7は、図2に示すように圧縮機1の後方に配置
されている。そして、レシーバ7の内部には、レシーバ
7の上部を貫通して四方弁2から圧縮機1の吸入部に接
続される吸入配管9の一部が設置されており、レシーバ
7を貫通している吸入配管9内を流れる冷媒がレシーバ
7内に貯留されている高温の液冷媒と熱交換する。
【0025】次に、このように構成された冷凍サイクル
において冷房運転時の動作を図3を参照しながら説明す
る。図3は冷房運転時のモリエル線図である。圧縮機1
より高温高圧のガス冷媒が吐出し、四方弁2を通って室
外熱交換器3に入る。このガス冷媒は室外熱交換器3に
より外気と熱交換されて液状の冷媒となり第1の絞り装
置4aに入る。この第1の絞り装置4aに入った冷媒
は、図3に示す「イ」まで減圧され、乾き度0.1以内
の高温二相冷媒となってレシーバ7に入る。レシーバ7
に入った低乾き度の高温二相冷媒は、レシーバ7の中に
設置された吸入配管9の内部を流れる低温低圧の冷媒に
より、図3に示す「ロ」の飽和液状態まで冷却されて、
レシーバ7を流出する。
【0026】ここでの冷却により、室内熱交換器5の入
口のエンタルピーが小さくなるため、いわゆる冷凍効果
と呼ばれる室内熱交換器5の出入ロのエンタルピー差が
大きくなる。すなわち、レシーバ7を流出した飽和液冷
媒は、第2の絞り装置4bによって乾き度0.2〜0.
3の低温低圧の二相冷媒となり室内熱交換器5に入る。
この低温低圧の二相冷媒は、室内熱交換器5により室内
の空気と熱交換されて蒸発し、乾き度0.9〜1.0の
低温低圧の二相冷媒となり、四方弁2を介してレシーバ
7の内部に設置された吸入配管9の内部を通過する。こ
のとき、吸入配管9に入った高乾き度の低温低圧の二相
冷媒は、前述したようにレシーバ7を流れる高温高圧の
二相冷媒と熱交換されて図3の「ハ」に示す低圧の過熱
ガス冷媒となり、圧縮機1に吸入される。この時、冷媒
循環中に発生した余剰冷媒は飽和液冷媒としてレシーバ
7内に貯留される。
【0027】以上のようにこの実施の形態1によれば、
内部に圧縮機1の吸入部に接続される吸入配管9の一部
が設置されたレシーバ7に、冷媒循環中に発生した余剰
冷媒を溜めるようにしたため、アキュームレータをなく
すことが可能となり、圧力損失を低減し冷凍サイクルの
COPを向上させることができる。
【0028】また、レシーバ7内の高温高圧の二相冷媒
と吸入配管9の内部を流れる低圧低温の二相冷媒を熱交
換するようにしたため、例えば冷房時においては蒸発器
である室内熱交換器5の入口のエンタルピーが小さくな
り、冷凍効果と呼ばれる室内熱交換器5の出入ロのエン
タルピー差が大きくなる。これにより、所定の能力を得
るために必要な冷媒循環量が小さくなり、圧力損失をさ
らに低減することが可能となり、冷凍サイクルのCOP
をより一層向上することができる。
【0029】また、室内熱交換器5の出口の冷媒状態を
湿り状態としても、圧縮機1の吸入部を過熱ガス化する
ことができるため、蒸発器のパス数が多くても冷媒分配
のばらつきを小さくし熱交換器の温度分布を小さくする
ことができるため、能力を向上するとともに室内機吹出
し口からの露飛びを防止することができる。また圧縮機
1の吸入部を過熱ガス化することが可能となり、圧縮機
1の効率も改善できる。
【0030】実施の形態2.図4はこの発明の実施の形
態2に係る例えば空気調和機の冷凍サイクルを示すブロ
ック図である。なお、この図の冷凍サイクルは冷房運転
時の状態を示しており、図1で説明した実施の形態1と
同一又は相当部分には同じ符号を付し説明を省略する。
この実施の形態2の冷凍サイクルは、レシーバ7の中に
例えばプレートフィンチューブ熱交換器のようなフィン
付き熱交換器10を設置したものである。フィン付き熱
交換器10の入口配管は四方弁2に接続され、出口配管
は圧縮機1の吸入管に接続されている。なお、この実施
の形態2の動作については実施の形態1とほぼ同様であ
り、レシーバ7内の高温高圧の冷媒と低温低圧の冷媒と
の熱交換がフィン付き熱交換器10にて行われていると
ころが実施の形態1と異なっているだけである。
【0031】この実施の形態2の冷凍サイクルの効果
は、実施の形態1とほぼ同様であるが、さらにレシーバ
7内の高温高圧の冷媒と低温低圧の冷媒との熱交換をフ
ィン付き熱交換器10を介して行うため、伝熱性能が高
く熱交換部をコンパクト化することができるという効果
がある。
【0032】実施の形態3.図5はこの発明の実施の形
態3に係る圧縮機の詳細図である。この実施の形態3の
冷凍サイクルは、圧縮機1はスクロール圧縮機であり、
内部の構造について図5により説明する。101は固定
スクロールで、ガイドフレーム115にボルト(図示せ
ず)によって締結されている。102は揺動スクロール
であり、固定スクロール101と同一形状の巻歯が設け
られており、固定スクロール101の巻歯と揺動スクロ
ール102の巻歯によって圧縮室101dが形成され
る。また揺動スクロール102の下面はコンプライアン
トフレーム103のスラスト軸受け103aと摺動可能
となっている。コンプライアントフレーム103はその
外周部に設けられた上下2つの円筒面103d、103
eをガイドフレーム115の内周部に設けた円筒面11
5a、115bにより半径方向に支持されており、その
中心部にはモータ107により回転摺動される主軸10
4を半径方向に支持する主軸受け103cおよび副軸受
け103hが形成されている。また、スラスト軸受け1
03a面内から軸方向に貫通する連絡通路103sが設
けてあり、そのスラスト軸受け側開口部102kは揺動
スクロール抽出孔102jに対面して配置されている。
ここで、ガイドフレーム115の内周面とコンプライア
ントフレーム103の外周面からなるフレーム空間11
5fはコンプライアントフレーム3の連絡通路103s
とのみ連通しており、揺動スクロール抽出孔102jよ
り供給される圧縮途中の中間圧冷媒ガスを封入する構造
となっており、この中間圧冷媒ガスにより定常的にはコ
ンプライアントフレーム103は上方に押し上げられ、
さらにコンプライアントフレーム103によって揺動ス
クロール102は固定スクロールに押し付けられてい
る。すなわち、揺動スクロール102が軸方向コンプラ
イアントフレーム103により軸方向に微小運動可能と
なっている。ここでは、この実施の形態3の冷凍サイク
ルに特有な効果がある起動時について述べる。例えば冬
季の外気温度が非常に低い雰囲気中で長時間停止状態で
ユニットが放置されると、圧縮機1や室外熱交換器3の
内部に液冷媒が寝込んだ状態となる。従来の冷凍サイク
ルでは、特に圧縮機1がスクロール圧縮機の場合、圧縮
機の吸入部付近にアキュームレータを有しており、暖房
運転を起動しても、直接圧縮機1に大量の液冷媒が吸入
されることを防止しているが、この実施の形態3による
冷凍サイクルの圧縮機1は、非圧縮性流体である液冷媒
が吸入されると、圧縮室101dの内圧は上昇し、フレ
ーム空間115fの中間圧よりも大きくなるため、定常
的には押し付けられている揺動スクロール102および
コンプライアントフレーム103は下方に押し下げら
れ、圧縮室101d内の圧力は開放される。したがっ
て、暖房運転を起動して液圧縮が起こったとしても、過
度の圧力上昇による固定スクロールまたは揺動スクロー
ルの破壊を防止することができるため、圧縮機吸入部に
アキュームレータを設ける必要がなく、圧力損失を低減
し、冷凍サイクルのCOPを改善することができるとい
う効果がある。
【0033】実施の形態4.この実施の形態4の冷凍サ
イクルは、圧縮機1は容量制御型圧縮機とし、運転開始
時圧縮機1を低回転数で運転する起動制御手段を備えた
ことを特徴とするものである。通常の冷凍サイクルの動
作は実施の形態1と同様であるので説明を省略し、この
実施の形態4の冷凍サイクルに特有な効果がある起動時
について述べる。例えば冬季の外気温度が非常に低い雰
囲気中で長時間停止状態でユニットが放置されると、圧
縮機1や室外熱交換器3の内部に液冷媒が寝込んだ状態
となる。この実施の形態4の冷凍サイクルでは、圧縮機
1が容量制御型であり、運転開始時は圧縮機1を低回転
数で運転することにより、アキュームレータを設けなく
ても起動時における大量の液冷媒の吸入を回避し、圧縮
機の破壊を防止することができるという効果がある。
【0034】実施の形態5.図6はこの発明の実施の形
態5に係る例えば空気調和機の冷凍サイクルを示すブロ
ック図であり、図1と同一又は相当部分には同じ符号を
付し説明を省略する。この実施の形態5は、レシーバ7
と室外熱交換器3との間に設けられた第1の絞り装置は
毛細管4cであり、レシーバ7と室内熱交換器5との間
に設けられた第2の絞り装置4bには電子膨張弁を用い
たものである。毛細管4cは固定絞りであるが、第2の
絞り装置である電子膨張弁4bの開度を制御回路20に
よって調整することによりレシーバ7内の冷媒圧力を変
え毛細管4cの出入口間の圧力差を変化させることが可
能であり、これによって電子膨張弁と同様の冷媒流量調
整が可能となる。
【0035】この実施の形態5の冷凍サイクルの効果
は、高価な電子膨張弁を複数設けることなく冷凍サイク
ルを構成したので、従来の冷凍サイクルに比べて安価な
製品を提供することができる。
【0036】実施の形態6.図7はこの発明の実施の形
態6に係る冷房運転起動制御を示すフローチャートであ
る。ここで、制御回路20は、冷房運転開始時は電子膨
張弁の開度を小さくして圧縮機を起動する起動制御手段
を備えている。冷房運転開始指令を受けると(ステップ
S1)、第2の絞り装置である電子膨張弁4bの開度を
小さくし(ステップS2)、その後圧縮機を起動する
(ステップS3)。そして、所定時間待機してから(ス
テップS4)、通常制御に入る(ステップS5)。
【0037】以上のように実施の形態6によれば、冷房
運転起動時に、レシーバ7下流側の第2の絞り装置であ
る電子膨張弁4bの開度を小さく絞った後圧縮機1を起
動するので、余剰冷媒をレシーバ7内に短時間で貯溜す
ることが可能となり、液冷媒が圧縮機1に吸入される時
間を短くし、圧縮機1の信頼性を向上させることができ
る。
【0038】実施の形態7.図8はこの発明の実施の形
態7に係る暖房運転起動制御を示すフローチャートであ
る。制御回路20は、暖房運転開始時は電子膨張弁の開
度を大きくして圧縮機を起動する起動制御手段を備えて
いる。暖房運転開始指令を受けると(ステップS1
1)、第2の絞り装置である電子膨張弁の開度を大きく
し(ステップS12)、その後圧縮機を起動する(ステ
ップS13)。そして、所定時間待機してから(ステッ
プS14)、通常制御に入る(ステップS15)。
【0039】以上のように実施の形態7によれば、暖房
運転起動時に、レシーバ7下流側の第2の絞り装置であ
る電子膨張弁4bの開度を大きく開いた後圧縮機1を起
動するので、余剰冷媒をレシーバ7内に短時間で貯溜す
ることが可能となり、液冷媒が圧縮機1に吸入される時
間を短くし、圧縮機1の信頼性を向上させることができ
る。
【0040】実施の形態8.図9はこの発明の実施の形
態8に係る例えば空気調和機の冷凍サイクルを示すブロ
ック図であり、図1と同一又は相当部分には同じ符号を
付し説明を省略する。この実施の形態8は、冷房運転に
おいてレシーバ7の上流側の第1の絞り装置に毛細管4
cを用い、毛細管4cに並列に第1の二方弁12を有す
る毛細管バイパス回路11を接続したものである。20
は制御回路である。図10はこの発明の実施の形態8に
係る冷房運転起動制御を示すフローチャートである。
【0041】制御回路20は冷房運転開始時に第1の二
方弁を開いて圧縮機を起動する起動制御手段を備えてい
る。冷房運転開始指令を受けると(ステップS21)、
第1の二方弁12を開いた後(ステップS22)、圧縮
機1を起動する(ステップS23)。そして、所定時間
待機してから(ステップS24)、通常制御に入る(ス
テップS25)。
【0042】このように実施の形態8によれば、制御回
路20は冷房運転開始指令を受けると、第1の二方弁1
2を開き、レシーバ7の上流側にある毛細管バイパス回
路11を開いた後圧縮機1を起動するため、レシーバ7
の上流側の流路抵抗が小さくなり、余剰冷媒を短時間で
レシーバ7に貯溜することができる。
【0043】実施の形態9.図11はこの発明の実施の
形態9に係る例えば空気調和機の冷凍サイクルを示すブ
ロック図であり、図9と同一又は相当部分には同じ符号
を付し説明を省略する。この実施の形態9は、室外熱交
換器3に第1の温度センサ21、室内熱交換器5に第2
の温度センサ22を設けたものである。冷房運転におい
ては、図12のフローチャートに示すように、凝縮器と
なる室外熱交換器3に設置された第1の温度センサ21
の検知温度(ステップS31)が予め設定された第1の
基準値を超えると(ステップS32)、制御回路20は
高圧が上限限界値を超えたと判断し(ステップS3
3)、第1の二方弁12を開き、毛細管バイパス回路1
1に冷媒を流す(ステップS34)。ステップS32で
第1の基準値以下の場合は、制御回路20は高圧が上限
限界値以下と判断し(ステップS35)、毛細管4cに
冷媒を流す。また、暖房運転においては、図13のフロ
ーチャートに示すように、凝縮器となる室内熱交換器5
に設置された第2の温度センサ22の検知温度(ステッ
プS41)が予め設定された第2の基準値を超えると
(ステップS42)、制御回路20は高圧が上限限界値
を超えたと判断し(ステップS43)、第2の絞り装置
である電子膨張弁4bの開度を大きく開く(ステップS
44)。ステップS42で第2の基準値以下の場合は、
制御回路20は高圧が上限限界値以下と判断し(ステッ
プS45)、電子膨張弁4bの開度はそのまま維持され
る。
【0044】このように実施の形態9によれば、制御回
路20は冷房運転においては、凝縮器となる室外熱交換
器3に設置された第1の温度センサ21の検知温度が予
め設定された第1の基準値を超えると、制御回路20は
高圧が上限限界値以上に上昇したと判断し、第1の二方
弁12を開き、暖房運転においては、凝縮器となる室内
熱交換器5に設置された第2の温度センサ22の検知温
度が予め設定された第2の基準値を超えると、制御回路
20は高圧が上限限界値以上に上昇したと判断し、第2
の絞り装置である電子膨張弁4bの開度を開くため、圧
縮機の吐出圧力を運転上限値以下に制御することが可能
となり、圧縮機の信頼性が高くなる。
【0045】実施の形態10.図14はこの発明の実施
の形態10に係る例えば空気調和機の冷凍サイクルを示
すブロック図であり、図9と同一又は相当部分には同じ
符号を付し説明を省略する。この実施の形態10は、圧
縮機1の吐出管に設置された第3の温度センサ23を設
けたものである。冷房運転においては、図15のフロー
チャートに示すように、圧縮機1の吐出管に設置された
第3の温度センサ23の検知温度(ステップS51)が
予め設定された第3の基準値を超えると(ステップS5
2)、制御回路20は吐出温度が上限限界値を超えたと
判断し(ステップS53)、第2の絞り装置である電子
膨張弁4bを大きく開く(ステップS54)。この時、
蒸発器である室内熱交換器5の出口乾き度が低下し、圧
縮機1の吸入部が二相状態となり、吐出温度が低下す
る。ステップS52で第3の基準値以下の場合は、制御
回路20は吐出温度が上限限界値以下と判断し(ステッ
プS55)、電子膨張弁4bの開度はそのまま維持され
る。また、暖房運転においては、図16のフローチャー
トに示すように、圧縮機1の吐出管に設置された第3の
温度センサ23の検知温度(ステップS61)が予め設
定された第3の基準値を超えると(ステップS62)、
制御回路20は吐出温度が上限限界値を超えたと判断
(ステップS63)して、第1の二方弁12を開き、毛
細管バイパス回路11に冷媒を流す(ステップS6
4)。この時、蒸発器である室外熱交換器3の出口乾き
度が低下し、圧縮機1の吸入部が二相状態となり、吐出
温度が低下する。ステップS62で第3の基準値以下の
場合は、制御回路20は吐出温度が上限限界値以下と判
断し(ステップS65)、毛細管4cに冷媒を流す。
【0046】このように、実施の形態10によれば、冷
房運転においては、圧縮機1の吐出管に設置された第3
の温度センサ23の検知温度が予め設定された第3の基
準値を超えると、制御回路20は吐出温度が上限値以上
に上昇したと判断し、第2の絞り装置である電子膨張弁
4bを開き、また、暖房運転においては、圧縮機1の吐
出管に設置された第3の温度センサ23の検知温度が予
め設定された第3の基準値を超えると、制御回路20は
吐出温度が上限値以上に上昇したと判断して、第1の二
方弁12を開くため、蒸発器の出口乾き度が低下し、圧
縮機1の吸入部が二相状態となり、吐出温度を低下させ
ることが可能となり、圧縮機の信頼性を向上させること
ができる。
【0047】実施の形態11.図17はこの発明の実施
の形態11に係る例えば空気調和機の冷凍サイクルを示
すブロック図であり、図6、図9と同一又は相当部分に
は同じ符号を付し説明を省略する。この実施の形態11
は、第1の絞り装置に毛細管4cを用い、毛細管4cと
直列に第2の二方弁13を設けたものである。図18は
この発明の実施の形態11に係る停止制御を示すフロー
チャートである。制御回路20は運転停止時に電子膨張
弁を全閉し、毛細管と直列接続された第2の二方弁を閉
じて、圧縮機を停止する停止制御手段を備えている。運
転停止指令を受けると(ステップS71)、電子膨張弁
4bを全閉し(ステップS72)、第2の二方弁13を
閉じたのち(ステップS73)、圧縮機1を停止する
(ステップS74)。
【0048】このように、実施の形態11によれば、制
御回路20は運転停止指令を受けると、電子膨張弁4b
を全閉し、第2の二方弁13を閉じたのち、圧縮機1を
停止するため、余剰冷媒をレシーバ7内に保持し、圧縮
機1へ大量の液冷媒が戻ることを防止できるため、再度
起動をする際、圧縮機1が液圧縮によって破壊されるこ
とを防止することができる。
【0049】実施の形態12.この発明の実施の形態1
2に係る冷凍サイクルは使用する冷媒として、非共沸混
合冷媒を用いたものである。実施の形態1でも説明した
ように、余剰冷媒はレシーバ7に貯溜されている。
【0050】ここで、図19に基づいて余剰冷媒の組成
変化について説明する。図19は非共沸混合冷媒をレシ
ーバ7とアキュームレータ6にそれぞれ貯留したときの
循環冷媒の組成変化の比較図である。従来の冷凍サイク
ルのアキュームレータ6に余剰の非共沸混合冷媒を溜め
るようにした場合には、その混合冷媒が低圧となるため
組成変化が大きくなってしまうが(図19のイ参照)。
これに対し、この実施の形態12の場合は、レシーバ7
内に貯留される余剰の混合冷媒は高圧となるため、冷凍
サイクルを循環するその混合冷媒の組成変化が小さくな
る(図19のロ参照)。
【0051】以上のように実施の形態12によれば、レ
シーバ7に、冷媒循環中に発生した余剰冷媒を溜めるよ
うにしたので、循環する冷媒の組成変化を小さく抑える
ことが可能になり、動作圧力や能力の変動等を防止する
ことができるという効果がある。
【0052】実施の形態13.この発明の実施の形態1
3に係る冷凍サイクルは、使用する冷凍機油として、冷
媒と非相溶性の冷凍機油を用いたものである。例えば、
HFC系冷媒に非相溶性の冷凍機油アルキルベンゼンは
非常に安定性が高く、塩素系の異物などが混入してもス
ラッジの発生も少ないが、HFC系冷媒と非相溶性のた
めに、圧縮機への返油が問題であった。ここで、図20
に一例として非共沸混合冷媒R407Cとアルキルベン
ゼンの溶解度について示す。これによると、従来の冷凍
サイクルのようにアキュームレータ6に貯溜する場合、
余剰冷媒の温度が低いため、溶解度が低く、分離して冷
媒の上層に浮いてアキュームレータ6に返油できなくな
ってしまうが、この実施の形態13に示すようにレシー
バ7に余剰冷媒を貯溜すると、余剰冷媒の温度が50℃
程度と高いため、油溶解度は1.3%程度となり、通常
の使用範囲であれば、油が分離することなく圧縮機1に
返油することが可能となり、安定性が高い非相溶油が使
用可能となり、信頼性が向上する。
【0053】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に示すような効果を奏する。
【0054】内部に吸入配管の一部が設置されたレシー
バに、冷媒循環中に発生した余剰冷媒を溜めるようにし
たため、アキュームレータをなくすことが可能となり、
圧力損失を低減し冷凍サイクルのCOPを向上すること
ができる。
【0055】また、レシーバ内の高温高圧の二相冷媒と
吸入配管の内部を流れる低圧低温の二相冷媒を熱交換す
るようにしたため、例えば冷房時においては蒸発器であ
る室内熱交換器の入口のエンタルピーが小さくなり、冷
凍効果と呼ばれる室内熱交換器の出入ロのエンタルピー
差が大きくなるため、所定の能力を得るために必要な冷
媒循環量が小さくなり、圧力損失をさらに低減すること
が可能となり、冷凍サイクルのCOPを向上することが
できる。
【0056】また、室内熱交換器の出口の冷媒状態を湿
り状態としても、圧縮機の吸入部を過熱ガス化すること
ができるため、蒸発器のパス数が多くても冷媒分配のば
らつきを小さくし熱交換器の温度分布を小さくすること
ができるため、能力を向上するとともに室内機吹出し口
からの露飛びを防止することができる。また圧縮機の吸
入部を過熱ガス化することが可能となり、圧縮機の効率
も改善できる。
【0057】レシーバ内の高温高圧の冷媒と低温低圧の
冷媒との熱交換をフィン付き熱交換器を介して行うた
め、伝熱性能が高く熱交換部をコンパクト化することが
できるという効果がある。
【0058】圧縮機がスクロール圧縮機であり、揺動ス
クロールが軸方向コンプライアント手段により軸方向に
微小運動可能であるため、非圧縮性流体である液冷媒が
吸入されても、コンプライアント手段により揺動スクロ
ールが軸方向に運動し、過度の圧力上昇による固定スク
ロールまたは揺動スクロールの破壊を防止するため、圧
縮機吸入部にアキュームレータを設ける必要がなく、圧
力損失を低減し、冷凍サイクルのCOPを改善すること
ができるという効果がある。
【0059】圧縮機が容量制御型であり、運転開始時は
圧縮機を低回転数で運転することにより、アキュームレ
ータを設けなくても起動時における大量の液冷媒の吸入
を回避し、圧縮機の破壊を防止することができるという
効果がある。
【0060】高価な電子膨張弁を複数設けることなく冷
凍サイクルを構成したので、従来の冷凍サイクルに比べ
て安価な製品を提供することができる。
【0061】冷房運転開始時に、レシーバ下流側の第2
絞り装置である電子膨張弁の開度を小さく絞った後圧縮
機を起動するので、余剰冷媒をレシーバ内に短時間で貯
溜することが可能となり、液冷媒が圧縮機に吸入される
時間を短くし、圧縮機の信頼性を向上させることができ
る。
【0062】暖房運転開始時に、レシーバ下流側の第2
絞り装置である電子膨張弁の開度を大きく開いた後圧縮
機を起動するので、余剰冷媒をレシーバ内に短時間で貯
溜することが可能となり、液冷媒が圧縮機に吸入される
時間を短くし、圧縮機の信頼性を向上させることができ
る。
【0063】制御回路は冷房運転開始指令を受けると、
第1の二方弁を開き、レシーバの上流側にある毛細管バ
イパス回路を開いた後圧縮機を起動するため、レシーバ
の上流側の流路抵抗が小さくなり、余剰冷媒を短時間で
レシーバに貯溜することができる。
【0064】制御回路は冷房運転においては、凝縮器と
なる室外熱交換器に設置された第1の温度センサの検知
温度が予め設定された第1の基準値を超えると、制御回
路は高圧が上限値以上に上昇したと判断し、第1の二方
弁を開くため、圧縮機の吐出圧力を運転上限値以下に制
御することが可能となり、圧縮機の信頼性が高くなる。
【0065】暖房運転においては、凝縮器となる室内熱
交換器に設置された第2の温度センサの検知温度が予め
設定された第2の基準値を超えると、制御回路は高圧が
上限値以上に上昇したと判断し、第2の絞り装置である
電子膨張弁の開度を開くため、圧縮機の吐出圧力を運転
上限値以下に制御することが可能となり、圧縮機の信頼
性が高くなる。
【0066】冷房運転においては、圧縮機の吐出管に設
置された第3の温度センサの検知温度が予め設定された
第3の基準値を超えると、制御回路は吐出温度が上限値
以上に上昇したと判断し、第2の絞り装置である電子膨
張弁を開くため、蒸発器の出口乾き度が低下し、圧縮機
の吸入部が二相状態となり、吐出温度を低下させること
が可能となり、圧縮機の信頼性を向上させることができ
る。
【0067】暖房運転においては、圧縮機の吐出管に設
置された第3の温度センサの検知温度が予め設定された
第3の基準値を超えると、制御回路は吐出温度が上限値
以上に上昇したと判断して、第1の二方弁を開くため、
蒸発器の出口乾き度が低下し、圧縮機の吸入部が二相状
態となり、吐出温度を低下させることが可能となり、圧
縮機の信頼性を向上させることができる。
【0068】制御回路は運転停止指令を受けると、電子
膨張弁を全閉し、第2の二方弁を閉じたのち、圧縮機を
停止するため、余剰冷媒をレシーバ内に保持し、圧縮機
へ大量の液冷媒が戻ることを防止できるため、再度起動
をする際、圧縮機が液圧縮によって破壊されることを防
止することができる。
【0069】レシーバに、冷媒循環中に発生した余剰冷
媒を溜めるようにしたので、非共沸混合冷媒を用いても
循環する冷媒の組成変化を小さく抑えることが可能にな
り、動作圧力や能力の変動等を防止することができると
いう効果がある。
【0070】レシーバに余剰冷媒を貯溜するため、冷凍
機油に非相溶性の油を用いても、油溶解度は1.3%程
度となり、通常の使用範囲であれば、油が分離すること
なく圧縮機に返油することが可能となり、安定性が高い
非相溶油が使用可能となり、信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る空気調和機の
冷凍サイクルを示すブロック図である。
【図2】 実施形態1に係る空気調和機のユニットの構
成を示す斜視図である。
【図3】 冷房運転時のモリエル線図である。
【図4】 この発明の実施の形態2に係る空気調和機の
冷凍サイクルを示すブロック図である。
【図5】 この発明の実施の形態3に係る圧縮機の詳細
図である。
【図6】 この発明の実施の形態5に係る空気調和機の
冷凍サイクルを示すブロック図である。
【図7】 この発明の実施の形態6に係る冷房運転起動
制御を示すフローチャートである。
【図8】 この発明の実施の形態7に係る暖房運転起動
制御を示すフローチャートである。
【図9】 この発明の実施の形態8に係る空気調和機の
冷凍サイクルを示すブロック図である。
【図10】 実施の形態8に係る冷房運転起動制御を示
すフローチャートである。
【図11】 この発明の実施の形態9に係る空気調和機
の冷凍サイクルを示すブロック図である。
【図12】 実施の形態9に係る冷房運転時の高圧保護
制御を示すフローチャートである。
【図13】 実施の形態9に係る暖房運転時の高圧保護
制御を示すフローチャートである。
【図14】 この発明の実施の形態10に係る空気調和
機の冷凍サイクルを示すブロック図である。
【図15】 実施の形態10に係る冷房運転時の圧縮機
吐出温度保護制御を示すフローチャートである。
【図16】 実施の形態10に係る暖房運転時の圧縮機
吐出温度保護制御を示すフローチャートである。
【図17】 この発明の実施の形態11に係る空気調和
機の冷凍サイクルを示すブロック図である。
【図18】 実施の形態11における停止制御を示すフ
ローチャートである。
【図19】 非共沸混合冷媒をレシーバとアキュームレ
ータにそれぞれ貯留したときの循環冷媒の組成変化の比
較図である。
【図20】 R407Cとアルキルベンゼン油の溶解度
を示すグラフである。
【図21】 従来の空気調和機の冷凍サイクルを示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
1 圧縮機、2 四方弁、3 室外熱交換器、4a 第
1の絞り装置、4b第2の絞り装置、5 室内熱交換
器、6 アキュームレータ、7 レシーバ、9吸入配
管、10 フィン付き熱交換器、11 バイパス管、1
2 第1の二方弁、13 第2の二方弁、14 第1の
電磁弁、15 第2の電磁弁、16a 第1の液面検知手
段、16b 第2の液面検知手段、20 制御回路、2
1 第1の温度センサー、22 第2の温度センサー、
23 第3の温度センサー、101 固定スクロール、
101d 圧縮室、102 揺動スクロール、102K
抽出孔のスラスト面側開口部、102j 抽出孔、10
3 コンプライアントフレーム、103a スラスト軸
受け、103c 主軸受け、103d 上側円筒面、1
03e 下側円筒面、103h 副軸受け、103s
連絡通路、104主軸、107 モータ、108 ロ−
タ、110 密閉容器、110a 吸入パイプ、110
b 吐出パイプ、115 ガイドフレーム、115a
上側円筒面、115b 下側円筒面、115f フレー
ム空間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F25B 43/00 F25B 43/00 N

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機と、この圧縮機に管を介して接続
    された四方弁と、この四方弁に管を介して接続された室
    外熱交換器と、前記四方弁に管を介して接続された室内
    熱交換器と、一方が前記室外熱交換器に、他方が前記室
    内熱交換器にそれぞれ管を介して接続され、循環中に発
    生した余剰冷媒を貯留するレシーバと、このレシーバと
    前記室外熱交換器との間の管に設けられた第1の絞り装
    置と、前記レシーバと前記室内熱交換器との間の管に設
    けられた第2の絞り装置とを備え、前記レシーバ内部に
    は、前記四方弁から前記圧縮機の吸入部を接続する吸入
    配管の一部が貫通され、この配管内を流れる冷媒が前記
    余剰冷媒と熱交換することを特徴とする冷凍サイクル。
  2. 【請求項2】 レシーバ内部を貫通する吸入配管の一部
    が、レシーバ内に貯留された余剰冷媒と熱交換するフィ
    ン付き熱交換器であることを特徴とする請求項1記載の
    冷凍サイクル。
  3. 【請求項3】 圧縮機は、スクロール圧縮機であり、揺
    動スクロールが軸方向コンプライアント手段により軸方
    向に微小運動可能であることを特徴とする請求項1また
    は請求項2記載の冷凍サイクル。
  4. 【請求項4】 圧縮機は容量制御型とし、運転開始時、
    前記圧縮機を低回転数で運転する起動制御手段を備えた
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載
    の冷凍サイクル。
  5. 【請求項5】 レシーバと室外熱交換器との間の管に設
    けられた第1の絞り装置は毛細管であり、レシーバと室
    内熱交換器との間に設けられた第2の絞り装置は電子膨
    張弁であることを特徴とする請求項1〜請求項4のいず
    れかに記載の冷凍サイクル。
  6. 【請求項6】 冷房運転開始時は電子膨張弁の開度を小
    さくして圧縮機を起動する起動制御手段を備えたことを
    特徴とする請求項5記載の冷凍サイクル。
  7. 【請求項7】 暖房運転開始時は電子膨張弁の開度を大
    きくして圧縮機を起動する起動制御手段を備えたことを
    特徴とする請求項5記載の冷凍サイクル。
  8. 【請求項8】 毛細管と並列に接続された第1の二方弁
    を有する毛細管バイパス回路を備えたことを特徴とする
    請求項5記載の冷凍サイクル。
  9. 【請求項9】 冷房運転開始時は第1の二方弁を開いて
    圧縮機を起動する起動制御手段を備えたことを特徴とす
    る請求項8記載の冷凍サイクル。
  10. 【請求項10】 室外熱交換器に設置された第1の温度
    センサと、冷房運転時に前記第1の温度センサの検知温
    度が予め設定された第1の基準値を超えたとき第1の二
    方弁を開く制御手段とを備えたことを特徴とする請求項
    8記載の冷凍サイクル。
  11. 【請求項11】 室内熱交換器に設置された第2の温度
    センサと、暖房運転時に前記第2の温度センサの検知温
    度が予め設定された第2の基準値を超えたとき電子膨張
    弁の開度を大きくする制御手段とを備えたことを特徴と
    する請求項8記載の冷凍サイクル。
  12. 【請求項12】 圧縮機の吐出管に設置された第3の温
    度センサと、冷房運転時に前記第3の温度センサの検知
    温度が予め設定された第3の基準値を超えたとき電子膨
    張弁の開度を大きくする制御手段とを備えたことを特徴
    とする請求項8記載の冷凍サイクル。
  13. 【請求項13】 圧縮機の吐出管に設置された第3の温
    度センサと、暖房運転時に前記第3の温度センサの検知
    温度が予め設定された第3の基準値を超えたとき第1の
    二方弁を開く制御手段とを備えたことを特徴とする請求
    項8記載の冷凍サイクル。
  14. 【請求項14】 毛細管と直列に接続された第2の二方
    弁を有することを特徴とする請求項5記載の冷凍サイク
    ル。
  15. 【請求項15】 運転停止時、電子膨張弁を全閉し、毛
    細管と直列接続された第2の二方弁を閉じて、圧縮機を
    停止する停止制御手段を備えたことを特徴とする請求項
    14の冷凍サイクル。
  16. 【請求項16】 使用する冷媒として、非共沸混合冷媒
    を用いることを特徴とする請求項1〜請求項15のいず
    れかに記載の冷凍サイクル。
  17. 【請求項17】 使用する冷凍機油として、冷媒と非相
    溶性の冷凍機油を用いることを特徴とする請求項1〜請
    求項16のいずれかに記載の冷凍サイクル。
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