JP2001170750A - 鋳造型 - Google Patents

鋳造型

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JP2001170750A JP35623399A JP35623399A JP2001170750A JP 2001170750 A JP2001170750 A JP 2001170750A JP 35623399 A JP35623399 A JP 35623399A JP 35623399 A JP35623399 A JP 35623399A JP 2001170750 A JP2001170750 A JP 2001170750A
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正隆 梶
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Ikuo Suzuki
育夫 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】スライドコアで鋳造する部位の位置や形状等が
変更されても、容易に対処して鋳造することができる鋳
造型を提供すること。 【解決手段】鋳造型10は、開閉する一対の主型12・
22と、一対の主型にそれぞれ取り付けられる一対の入
子17(A)・45(A)と、入子とで鋳造用型面を構
成して主型22側に支持ブラケット32を利用して保持
されるスライドコア38(A)と、を備えて構成され、
少なくともスライドコア38(A)を交換して、複数種
類の鋳造品(M1)を鋳造できる。スライドコアを支持
する側の主型22には、支持ブラケット32を固定可能
なブラケット固定部24が、スライドコア支持側の主型
22に取り付けられる入子45(A)の周囲を囲むよう
に、連続的に配設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダイカスト鋳造等
の鋳造品が設計変更されても、容易に対処して鋳造する
ことができる鋳造型に関し、特に、試作品を鋳造する際
に好適となる鋳造型に関する。
【0002】
【従来の技術とその課題】従来、例えば、ダイカスト鋳
造に使用されるダイカスト鋳造型では、鋳造品の形状が
決定されたならば、耐熱鋼等のブロックに、放電加工等
を施して、所定の型面を形成して、鋳造型を製造してい
た(特開昭 60-116420号公報等参照)。
【0003】しかし、試作品を鋳造する場合には、その
鋳造型は、大きな変更でなく、小さな変更が種々発生す
る。そして、その都度、放電加工等を利用して、新たな
鋳造型を製造し直していれば、設計変更にともなう材料
や製造コスト・工数が著しく増大してしまう。
【0004】特に、スライドコアを使用して鋳造するよ
うな場合では、そのスライドコアで鋳造する部位の位置
や形状が変更されれば、スライドコアだけでなく、その
配置位置の変更に伴って、入子や主型を含めたスライド
コアの配置構造も変更しなければならず、一層、設計変
更にともなう材料や製造コスト・工数が増大してしま
う。
【0005】本発明は、上述の課題を解決するものであ
り、スライドコアで鋳造する部位の位置や形状等が変更
されても、容易に対処して鋳造することができる鋳造型
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る鋳造型は、
開閉する一対の主型と、該一対の主型にそれぞれ取り付
けられる一対の入子と、前記入子とで鋳造用型面を構成
して前記一方の主型側に支持ブラケットを利用して保持
されるスライドコアと、を備えて構成され、少なくとも
前記スライドコアを交換して、複数種類の鋳造品を鋳造
可能な鋳造型であって、前記スライドコアを支持する側
の前記主型に、前記支持ブラケットを固定可能なブラケ
ット固定部が、スライドコア支持側の前記主型に取り付
けられる前記入子の周囲を囲むように、連続的若しくは
断続的に、配設されていることを特徴とする。
【0007】また、前記スライドコアを支持しない側の
前記主型に、型閉じ時の前記スライドコアの移動を規制
するストッパを形成する場合には、該ストッパも、スラ
イドコアの非支持側の前記主型に取り付けられる前記入
子の周囲を囲むように、スライドコア非支持側の前記主
型に、連続的若しくは断続的に、配設することが望まし
い。
【0008】さらに、前記スライドコアを支持する側の
前記主型に、前記スライドコアの型閉じを案内するガイ
ドを固定可能なガイド固定部が配設される場合には、前
記ガイド固定部も、スライドコア支持側の前記主型に取
り付けられる前記入子の周囲を囲むように、連続的若し
くは断続的に、配設することが望ましい。
【0009】そしてさらに、前記ブラケット固定部や前
記ストッパ、あるいは、前記ガイド固定部は、それぞ
れ、主型に取り付けられる前記入子の中心を基準に、円
弧状に配設することが望ましい。
【0010】
【発明の効果】本発明に係る鋳造型では、鋳造品が設計
変更されて、スライドコアで鋳造する部位の位置や形状
等が変更された場合、スライドコアを変更するととも
に、必要により、入子も変更する。
【0011】しかし、本発明に係る鋳造型では、スライ
ドコア支持用の支持ブラケットを固定可能なブラケット
固定部が、スライドコア支持側の主型に取り付けられる
入子の周囲を囲むように、連続的若しくは断続的に、配
設されている。すなわち、ブラケット固定部に固定させ
る支持ブラケットを基準に、スライドコアを設計変更す
れば、支持ブラケットやその支持ブラケットの固定構造
を変更することなく、ブラケット固定部の所定位置に、
支持ブラケットを配置させて固定できる。そして、ブラ
ケット固定部が、スライドコア支持側の主型に取り付け
られる入子の周囲を囲むように、配設されていることか
ら、スライドコアの移動(スライド)方向に対処して、
ストロークを短くできる等の適切な位置で、支持ブラケ
ットを固定することができる。
【0012】したがって、本発明に係る鋳造型では、ス
ライドコアで鋳造する部位の位置や形状等が変更され
て、スライドコアを交換することとなっても、スライド
コアを支持する支持ブラケットやその支持ブラケットの
固定構造を変更しなくとも良くなることから、容易に対
処して鋳造することができる。そのため、本発明では、
設計変更の多い試作品用の鋳造型に、好適となる。
【0013】また、スライドコアを支持しない側の主型
に、型閉じ時のスライドコアの移動を規制するストッパ
を形成する場合、そのストッパを、ブラケット固定部と
同様に、スライドコアの非支持側の主型に取り付けられ
る入子の周囲を囲むように、スライドコア非支持側の主
型に、連続的若しくは断続的に、配設しておけば、つぎ
のような作用・効果を得ることができる。
【0014】すなわち、スライドコアで鋳造する部位の
位置や形状等が変更されても、ブラケット固定部に固定
させる支持ブラケットとともに、ストッパをも基準とし
て、スライドコアを設計変更すれば、ストッパの構造を
別途変更する必要がなく、ストッパの所定位置で、スラ
イドコアを停止させることができる。さらに、ストッパ
が、スライドコア非支持側の主型に取り付けられる入子
の周囲を囲むように、配設されていることから、スライ
ドコアを停止させる方向に対向する等の適切な位置で、
鋳造時のスライドコアを停止させることができる。
【0015】さらに、スライドコアを支持する側の主型
に、スライドコアの型閉じを案内するガイドを固定可能
なガイド固定部を配設する場合、そのガイド固定部を、
スライドコア支持側の主型に取り付けられる入子の周囲
を囲むように、連続的若しくは断続的に、配設しておけ
ば、つぎのような作用・効果を得ることができる。
【0016】すなわち、スライドコアで鋳造する部位の
位置や形状等が変更されても、ブラケット固定部に固定
させる支持ブラケットとともに、ガイド固定部に固定さ
れるガイドをも基準に、スライドコアを設計変更すれ
ば、ガイドやガイド固定部の構造を別途変更する必要が
なく、ガイド固定部の所定位置にガイドを配置させて固
定できる。そして、ガイド固定部が、スライドコア支持
側の主型に取り付けられる入子の周囲を囲むように、配
設されていることから、スライドコアの移動(スライ
ド)方向に対処して、ストロークを短くできる等の適切
な位置で、ガイドを固定することができる。
【0017】そしてさらに、ブラケット固定部やストッ
パ、あるいは、ガイド固定部が、それぞれ、主型に取り
付けられる入子の中心を基準に、円弧状に配設されれ
ば、ブラケット固定部やストッパ、あるいは、ガイド固
定部が、入子の中心から等距離に配置されることから、
その入子の中心を基準にして、スライドコアを設計変更
することができ、スライドコアの移動方向やそのストロ
ーク、あるいは、注入圧の対向方向等に対する設計等の
作業が容易となる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0019】図2に示す実施形態の鋳造型10は、図1
に示すような、アルミニウム合金等からなる2種類の鋳
造品M1・M2を鋳造可能な試作用のダイカスト鋳造型
である。鋳造品M1・M2は、上面に、凹部1を備えた
直方体の箱形状として、鋳造品M1には、短手方向の側
面S1に矩形の凹部2が形成され、鋳造品M2には、長
手方向の側面2に円形の凹部3が形成されている。さら
に、鋳造品M2には、上端面PUに、矩形の凹部4が形
成されている。これらの鋳造品M1・M2は、凹部2・
3の位置と形状とが相違し、さらに鋳造品M2が凹部4
を備えている他、他の寸法形状を同一としている。
【0020】そして、鋳造型10は、図2・3に示すよ
うに、左右方向で開閉する一対の主型12・22と、一
対の主型12・22にそれぞれ取り付けられる一対の入
子17A・45Aと、入子17A・45Aとで鋳造用型
面を構成して一方の主型22側に支持ブラケット32を
利用して保持されるスライドコア38Aと、を備えて構
成されている。実施形態の場合、鋳造型10は、さら
に、入子45A側に取り付けられる中子47を備えて構
成されている。また、実施形態の場合、主型12・入子
17Aが、ダイカスト機の固定側とし、主型22・入子
45Aが、ダイカスト機の可動側として、構成されてい
る。
【0021】固定側の主型12は、図2〜4に示す用
に、略直方体形状として、ダイカスト機における固定側
の図示しない取付盤に取付固定され、入子17Aが、ボ
ルト(図符号省略)を利用して、主型12に取付固定さ
れている。主型12には、入子17Aを収納する収納凹
部12aが形成されている。なお、この収納凹部12a
は、鋳造品M2を鋳造可能な入子17B(図7・8参
照)も収納可能な形状に形成されている。また、主型1
2には、所定位置に、鋳造型10の開閉を案内するガイ
ドピン13が固定されている。さらに、主型12におけ
る主型22側の面には、入子17Aを囲むように、円環
状の凹溝14が形成され、凹溝14の内周面における外
周側の部位を、鋳造時のスライドコア38Aの移動を停
止させるストッパ15としている。ストッパ15を形成
する凹溝14は、入子17Aの中心Oを中心として、円
弧状に形成されている。なお、入子17Aの中心Oは、
入子45Aの中心Oとも一致している。
【0022】また、入子17Aは、略直方体形状とし
て、鋳造品M1を鋳造可能な鋳造用型面17aを備えて
構成されている。さらに、入子17Aには、鋳造用型面
17aの近傍に、スライドコア38Aを収納可能な収納
凹部17bが形成されている。入子17Aの鋳造用型面
17aは、鋳造品M1の底面PBと、凹部2付近を除く
側面S2・S3・S4とを鋳造することとなる。
【0023】なお、実施形態の場合、主型12や入子1
7Aには、型締め時のキャビティ10a内に溶融した鋳
造材料を注入可能に、図示しないスプルランナやゲート
が形成されている。
【0024】可動側の主型22は、図2・3・5・6に
示すように、ボルト(図符号省略)を利用して、ダイベ
ース21に取付固定され、ダイベース21は、ダイカス
ト機における可動側の図示しない取付盤に取付固定され
ている。また、主型22には、ボルト(図符号省略)を
利用して、入子45Aが取付固定されている。主型22
には、入子45Aを収納する収納凹部22aが形成され
ている。さらに、主型22には、各ガイドピン13を嵌
挿可能なガイドブシュ23が配設されており、各ガイド
ブシュ23は、主型22を貫通してダイベース22に固
定されている。なお、収納凹部22aは、鋳造品M2を
鋳造可能な入子45B(図7・8参照)も収納可能な形
状に形成されている。
【0025】さらに、主型22は、入子45Aの中心O
を中心とした略円柱状に形成されて、その外周面に、3
条の凹溝25が周方向の全周に沿って形成されている。
すなわち、各凹溝25は、入子45Aの中心Oを中心と
した円弧状に形成されている。そして、各凹溝25は、
凹溝25内に配置される取付ボルト26を利用して、ス
ライドコア38Aを支持する支持ブラケット32を固定
するブラケット固定部24を構成している。各凹溝25
は、主型22の外周面側に配置される狭幅部25aと、
内部側に配置されて、狭幅部25aより内部空間を大き
くした広幅部25bと、を備えて構成されている。
【0026】そして、取付ボルト26は、狭幅部25a
より外径寸法を大きくして広幅部25bに嵌合される頭
部26aと、頭部26aから狭幅部25aを挿通して突
出し、雄ねじを螺刻された軸部26bと、を備えて構成
されている。取付ボルト26は、凹溝25に設けられた
投入口25c(図6参照)から頭部26aを広幅部25
bに挿入させて、主型22に配設されている。
【0027】また、主型22における主型12側の面に
は、入子45Aを囲むように、円環状の3条の凹溝29
が形成されている。これらの凹溝29は、入子45Aの
中心Oを中心として、円弧状に形成されている。そし
て、各凹溝29は、凹溝29内に配置される取付ボルト
30を利用して、スライドコア38Aの移動を案内する
ガイド35を固定するガイド固定部28を構成してい
る。各凹溝29は、主型22の表面側に配置される狭幅
部29aと、内部側に配置されて、狭幅部29aより内
部空間を大きくした広幅部29bと、を備えて構成され
ている。
【0028】そして、取付ボルト30は、狭幅部29a
より外径寸法を大きくして広幅部29bに嵌合される頭
部30aと、頭部30aから狭幅部29aを挿通して突
出し、雄ねじを螺刻された軸部30bと、を備えて構成
されている。取付ボルト30は、凹溝29に設けられた
投入口29c(図5参照)から頭部30aを広幅部29
bに挿入させて、主型22に配設されている。
【0029】また、入子45Aは、略直方体形状とし
て、鋳造品M1を鋳造可能な鋳造用型面45aを備え、
さらに、中子47を収納する収納凹部45bを備えてい
る。入子45Aの鋳造用型面は、鋳造品M1の上端面P
Uを鋳造することとなる。
【0030】中子47は、略直方体形状として、収納凹
部45bに収納され、ボルト(図符号省略)を利用し
て、入子45Aに取付固定されている。また、中子47
は、鋳造品M1・M2の凹部1を鋳造可能な鋳造用型面
47aを備えている。
【0031】なお、主型22や入子45Aには、ダイベ
ース21に保持されて、型開き時に鋳造品M1を離型さ
せるための図示しないエジェクタピンが挿通されてい
る。
【0032】スライドコア38Aは、先端側に、鋳造品
M1の凹部2を鋳造可能な鋳造用型面39Aを配置させ
て構成され、さらに、元部側を、スライドコア38Aを
主型12・22の開閉方向と直交する方向に移動させる
ための、スライドコア駆動装置43と接続させている。
スライドコア38Aの鋳造用型面39Aは、鋳造品M1
の凹部2を含めた側面S1の全面を鋳造することとな
る。スライドコア駆動装置43は、油圧を利用してピス
トンロッド43bを出し入れするシリンダ43aを備え
て構成されている。シリンダ43aは、ボルト(図符号
省略)を利用して、支持ブラケット32に連結固定され
る取付ベース43cを備えている。
【0033】また、スライドコア38Aには、主型12
側の面に、主型12の凹溝14内に嵌合されて、ストッ
パ15に当接可能なストッパ用規制部40Aが突設され
ている。さらに、主型22側の面には、駆動装置43の
作動によって移動するスライドコア38Aを案内するた
めのガイド用摺動部41Aが突設されている。
【0034】支持ブラケット32は、スライドコア38
Aを移動可能に保持するものであり、実施形態の場合に
は、主型22の周方向における駆動装置43の両側に2
つ配置されている。各支持ブラケット32は、主型22
の周面に配置されて、主型12・22の開閉方向に沿っ
て配置される基部32aと、基部32aの先端側で駆動
装置43側に屈曲して延びる鍔部32cと、を備えて構
成されている。駆動装置43の両側に配置される支持ブ
ラケット32は、駆動装置43を中心として対称形に形
成されている。そして、各支持ブラケット32の基部3
2には、ブラケット固定部24の各凹溝25から延びる
取付ボルト26を挿通させる2つの取付孔32bが形成
されている。そして、各取付孔32bから突出した取付
ボルト26の軸部26bにナット33を締め付けること
により、各支持ブラケット32が主型22に取付固定さ
れている。各支持ブラケット32の鍔部32cには、ボ
ルト(図符号省略)を利用して、駆動装置43の取付ベ
ース43cが取付固定され、支持ブラケット32・32
が、スライドコア38Aを移動可能に支持することとな
る。
【0035】スライドコア38Aの移動時にガイド用摺
動部41Aを摺動案内するガイド35は、摺動部41A
を間にした両側に配置されて、相互に対称形に形成され
ている。そして、各ガイド35は、主型22における主
型12側の面に固定される基部35aと基部35aの端
部から屈曲して延びる案内壁部35cと、を備えた断面
略L字形に形成され(図6の二点鎖線参照)、各案内壁
部35cの対向面が、摺動部41Aに対応して、主型1
2側に向けて外開きのテーパとして、ガイド用摺動部4
1Aを摺動案内することとなる。また、各ガイド35の
基部35aには、ガイド固定部28の各凹溝29から延
びる取付ボルト30を挿通させる3つの取付孔35bが
形成されている。そして、各取付孔35bから突出した
取付ボルト30の軸部30bにナット36を締め付ける
ことにより、各ガイド35が主型22に取付固定されて
いる。
【0036】これらの入子17A・45A・中子47を
配置させた鋳造型10で、鋳造品M1を鋳造する際に
は、まず、スライドコア駆動装置43を作動させて、シ
リンダ43aのピストンロッド43bを延ばし、スライ
ドコア45Aを所定位置に配置させた状態で、型閉じす
る。そして、図示しないスプルランナやゲートを経て鋳
造材料を、入子17A・45A・スライドコア38・中
子47の鋳造用型面17a・45a・39A・47aで
囲まれたキャビティ10a内に、注入させる。この時、
スライドコア38Aの鋳造用型面39Aに注入圧が作用
して、ピストンロッド43bを縮める方向にスライドコ
ア38Aが移動しようとするが、スライドコア38Aの
ストッパ用規制部40Aが主型12のストッパ15に当
接して、その移動が防止される。
【0037】そして、鋳造材料が固化した後、型開きす
る。この型開きは、図3に示すように、可動側の入子4
5A・スライドコア38A・中子47・主型22が、一
体的に、固定側の入子17A・主型12から離れる。つ
いで、スライドコア38Aのストッパ用規制部40A
が、ストッパ15から離脱したならば、スライドコア駆
動装置43が作動されて、シリンダ43aがピストンロ
ッド43bを縮め、スライドコア38Aが、鋳造用型面
39Aを鋳造品M1の凹部2から離脱する。それと同時
に、ダイベース21に保持されて主型22・入子45A
を貫通していた図示しないエジェクタピンが、型開きに
ともなって、突出し、鋳造品M1を離型させることとな
る。
【0038】つぎに、鋳造型10を使用して、鋳造品M
2を鋳造する場合には、図7〜9に示すように、入子1
7A・45A・スライドコア38Aを入子17B・45
B・スライドコア38Bに交換する。
【0039】入子17Bは、鋳造品M2の底面PBと側
面S1・S3・S4及び凹部3付近を除く側面Sを鋳造
可能な鋳造用型面17aを備えている。また、入子17
Bには、鋳造品M2の凹部3付近を鋳造するスライドコ
ア38Bを収納するための収納凹部17bが、入子17
Aにおける収納凹部17bの配置位置から90°ずれた
位置に配置されて構成されている。
【0040】入子45Bは、鋳造品M2の凹部4を備え
た上端面PBを鋳造可能な鋳造用型面45aを備えて構
成されている。
【0041】なお、入子17Bには、入子17Aと同一
の位置に、主型12からの溶融した鋳造材料を型閉じし
たキャビティ10b内に導くことができるように、図示
しない湯道が配置されている。勿論、ゲートの位置は、
入子17B自体を交換することから、変更しても良い。
【0042】また、入子45Bにも、入子45Aと同様
に、エジェクタピン用の図示しない挿通孔が配設されて
いる。
【0043】スライドコア38Bは、鋳造品M2の長手
方向の側面S2に凹部3を形成できるように、所定の鋳
造用型面39Bを備えるとともに、主型22に対して、
スライドコア38Aの配置位置から90°ずれた位置に
配置されている。
【0044】そして、スライドコア38Bは、ブラケッ
ト固定部24に固定させる支持ブラケット32・32を
基準に、鋳造用型面39Bが設計されている。すなわ
ち、実施形態の場合には、鋳造用型面39Bが、凹部3
を形成できるように構成されるとともに、入子17A・
17B・45A・45Bの中心Oに接近するような、鋳
造品M2の長手方向の側面S2に凹部3を形成する必要
があることから、スライドコア駆動装置43のピストン
ロッド43bと接続される部位からの型面39Bまでの
距離も、スライドコア38Aより長くなるように、設定
されている。なお、支持ブラケット32・32とスライ
ドコア駆動装置43とは、鋳造品M1を鋳造した際と同
一のものが使用されている。
【0045】また、スライドコア38Bのストッパ用規
制部40Bも、スライドコア38Aから90°ずれたス
ライドコア38Bの配置位置に対応して、その位置での
鋳造材料の注入圧に直交方向で、凹溝14の内周面にお
ける外周側のストッパ15と当接できるように、設定さ
れている。すなわち、実施形態の場合には、ストッパ用
規制部40Bは、スライドコア38Bの先端の型面39
Bからの距離が、スライドコア38Aの型面39Aから
ストッパ用規制部40Aまでの距離より長くして、配置
されている。ストッパ用規制部40B自体の形状は、ス
トッパ用規制部40Aと同一である。
【0046】さらに、スライドコア38Bのガイド用摺
動部41Bも、ガイド固定部28に固定させるガイド3
5・35を基準に、設計されている。すなわち、実施形
態のガイド用摺動部41Bは、スライドコア38Bの先
端の型面39Bからの距離が、スライドコア38Aの型
面39Aからガイド用摺動部41Aまでの距離より長く
して、配置されている。ガイド用摺動部41B自体の形
状は、ガイド用摺動部41Aと同一である。
【0047】そして、スライドコア38Aからスライド
コア38Bに交換する場合には、まず、型開き状態とし
て、スライドコア38Aとピストンロッド43bとの連
結を解除させて、スライドコア38Aを主型22側から
取り外す。ついで、各取付ボルト30に締め付けていた
ナット36を緩めて、頭部30aを広幅部29b内に収
納させた状態で、各ボルト30を凹溝29を摺動させ
て、ガイド35・35をずらして所定位置に配置させ
る。その後、各ナット36を締め付けて、各ガイド35
・35を主型22に固定する。そして、各取付ボルト2
6に締め付けていたナット33を緩めて、頭部26aを
広幅部25b内に収納させた状態で、各ボルト26を凹
溝25内で摺動させ、スライドコア駆動装置43ごと支
持ブラケット32・32をずらして所定位置に配置させ
る。その後、各ナット33を締め付けて、支持ブラケッ
ト32・32を主型22に固定する。そして、ガイド3
5・35間にガイド用摺動部41Bを嵌め、スライドコ
ア38Bをスライドコア駆動装置43のピストンロッド
43bと連結させて、スライドコア38Bの交換作業を
完了させることができる。なお、支持ブラケット32・
32をずらす際、スライドコア駆動装置43が邪魔とな
る場合には、支持ブラケット32・32から駆動装置4
3を取り外して、行なっても良い。そしてその場合に
は、予め、スライドコア38Bをガイド35・35間に
嵌めておき、スライドコア38Bとピストンロッド43
bとを連結させるとともに、支持ブラケット32・32
に駆動装置43の取付ベース43cを固定しても良い。
【0048】なお、入子17B・45Bの交換は、所定
のボルト(図符号省略)の取り外しと締め付けとで行な
える。
【0049】そして、入子17B・45B・スライドコ
ア38Bに取り替えた鋳造型10で、鋳造品M1と同様
に鋳造すれば、鋳造品M2を製造することができる。
【0050】以上のように、実施形態の鋳造型10で
は、スライドコア支持用の支持ブラケット32・32を
固定可能なブラケット固定部24が、スライドコア支持
側の主型22に取り付けられる入子45A・45Bの周
囲を囲むように、環状の凹溝25・25・25を設け
て、連続的に配設されている。そのため、鋳造する製品
が、鋳造品M1から鋳造品M2に変更されても、ブラケ
ット固定部24に固定させる支持ブラケット32・32
を基準に、スライドコア38Aからブラケット38Bに
設計変更すれば、支持ブラケット32やその支持ブラケ
ット32の固定構造を変更することなく、ブラケット固
定部24の所定位置に、支持ブラケット32を配置させ
て固定できる。また、ブラケット固定部24が、スライ
ドコア支持側の主型22に取り付けられる入子45A・
45Bの周囲を囲むように、配設されていることから、
スライドコア38Bのスライド方向に対処して、ストロ
ークを短くできる等の適切な位置で、支持ブラケット3
2を固定することができる。
【0051】したがって、実施形態の鋳造型10では、
スライドコアで鋳造する部位の位置や形状等が変更され
ても、入子17(A・B)・45(A・B)やスライド
コア38(A・B)だけを変更するだけで、スライドコ
アを支持する支持ブラケット32やその支持ブラケット
32の固定構造を変更しなくとも良くなることから、容
易に対処して鋳造することができる。そのため、実施形
態の鋳造型10では、設計変更の多い試作品M1・M2
を鋳造する際に好適となる。
【0052】また、実施形態では、型閉じ時のスライド
コア38(A・B)の移動を規制するストッパ15が、
ブラケット固定部24と同様に、スライドコア38の非
支持側の主型12に取り付けられる入子17(A・B)
の周囲を囲むように、スライドコア非支持側の主型12
に、環状の凹溝14を設けて、連続的に配設されてい
る。
【0053】そのため、スライドコア38A・38Bで
鋳造する部位の位置や形状等が変更されても、ブラケッ
ト固定部24に固定させる支持ブラケット32・32と
ともに、ストッパ15をも基準として、スライドコア3
8(A・B)のストッパ用規制部40(A・B)を設計
変更すれば、ストッパ15の構造を別途変更する必要が
なく、ストッパ15の所定位置で、スライドコア38A
・38Bを停止させることができる。さらに、ストッパ
15が、スライドコア非支持側の主型12に取り付けら
れる入子17A・17Bの周囲を囲むように、配設され
ていることから、スライドコア38A・38Bを停止さ
せる方向に対向する等の適切な位置で、鋳造時のスライ
ドコア38A・38Bを停止させることができる。
【0054】さらに、実施形態では、スライドコア38
(A・B)の型閉じを案内するガイド35・35を固定
可能なガイド固定部28が、スライドコア支持側の主型
22に取り付けられる入子45(A・B)の周囲を囲む
ように、連続的に配設されている。
【0055】そのため、スライドコア38A・38Bで
鋳造する部位の位置や形状等が変更されても、ブラケッ
ト固定部24に固定させる支持ブラケット32・32と
ともに、ガイド固定部28に固定されるガイド35・3
5をも基準に、スライドコア38(A・B)を設計変更
すれば、ガイド35やガイド固定部28の構造を別途変
更する必要がなく、ガイド固定部28の所定位置にガイ
ド35・35を配置させて固定できる。そして、ガイド
固定部28が、スライドコア支持側の主型22に取り付
けられる入子45(A・B)の周囲を囲むように、配設
されていることから、スライドコア38A・38Bのス
ライド方向に対処して、ストロークを短くできる等の適
切な位置で、ガイド35・35を固定することができ
る。
【0056】そしてさらに、実施形態では、ブラケット
固定部24、ストッパ15、及び、ガイド固定部28
が、それぞれ、主型12・22に取り付けられる入子1
7(A・B)・45(A・B)の中心Oを基準に、円弧
状に配設されている。そのため、ブラケット固定部24
・ストッパ15・ガイド固定部28が、入子17(A・
B)・45(A・B)の中心Oから等距離に配置される
ことから、その入子の中心Oを基準にして、スライドコ
ア38(A・B)を設計変更することとができ、スライ
ドコアの移動方向やそのストローク、あるいは、注入圧
の対向方向等に対する設計等の作業が容易となる。
【0057】なお、上記作用効果を考慮しなければ、ブ
ラケット固定部24、ストッパ15、及び、ガイド固定
部28は、主型12・22における入子17(A・B)
・45(A・B)の周囲で、長方形形状等の多角形状、
あるいは、楕円形状に配設させても良い。
【0058】ただし、実施形態のように、ブラケット固
定部24やガイド固定部28を、入子17(A・B)・
45(A・B)の中心Oを基準に円弧状に配置させる場
合には、ブラケット固定部24で固定した支持ブラケッ
ト32・32や、ガイド固定部28で固定したガイド3
5・35によって、スライドコア38(A・B)の移動
方向を中心Oに向け易くなり、また、ストッパ15も入
子17(A・B)・45(A・B)の中心Oを基準に円
弧状に配置させれば、鋳造時の注入圧に対して直交方向
でスライドコア38(A・B)を停止させ易くなって、
スライドコア38(A・B)の強度を十分に確保できた
り、スライドコア38(A・B)の移動ストロークを短
くできて、小型のシリンダ43aを使用できる等の利点
も生ずる。
【0059】また、ブラケット固定部24、ストッパ1
5、及び、ガイド固定部28は、主型12・22におけ
る入子(A・B)・45(A・B)の周囲で、連続的で
なく、断続的に配置させるように構成しても良い。
【0060】例えば、ブラケット固定部24では、主型
22の入子45(A・B)の周囲に、多数のねじ孔を設
けてブラケット固定部24を構成し、支持ブラケット3
2・32の各取付孔32bを経て、所定のねじ孔にボル
トを螺合させて、支持ブラケット32・32を固定して
も良い。
【0061】同様に、ストッパ15としても、凹溝14
の代わりに、ストッパ用規制部40(A・B)を嵌合可
能な凹部を、主型12の入子17(A・B)の周囲に断
続的に設けても良い。
【0062】さらに、ガイド固定部28としても、主型
22の入子45(A・B)の周囲に、多数のねじ孔を設
けて、ブラケット固定部28を構成し、ガイド35・3
5の各取付孔35bを経て、所定のねじ孔にボルトを螺
合させて、ガイド35・35を固定しても良い。
【0063】ただし、実施形態のように、ブラケット固
定部24やガイド固定部28を、頭部26a・30aを
抜け不能として取付ボルト26・30を摺動可能にずら
すことができるような、凹溝25・29から構成すれ
ば、所定のナット33・36を緩めて、簡単に、支持ブ
ラケット32・32やガイド35・35を、主型22か
ら外さずに、所定位置にずらして配置固定させることが
できて、スライドコア38(A・B)の交換作業に便利
となる。
【0064】また、ブラケット固定部24・ストッパ1
5・ガイド固定部28は、入子17(A・B)・45
(A・B)の周囲であれば、実施形態に限定されず、所
定の主型22・12の相互の対向面や外周面に配置させ
ても良い。
【0065】さらに、ストッパ15は、実施形態のよう
に、主型12に凹んだ凹溝14を設けなくとも、スライ
ドコア38(A・B)側に挿入させるように、主型12
から突出するように構成して、スライドコア38(A・
B)側に、そのストッパ15を収納する凹んだストッパ
用規制部40を設けても良い。
【0066】さらにまた、実施形態では、1つずつのス
ライドコア38A・38Bを使用した鋳造型10につい
て説明したが、複数のスライドコアを使用して鋳造品を
鋳造するようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の鋳造型で鋳造する鋳造品
を示す斜視図である。
【図2】同実施形態の鋳造型の鋳造時を示す断面図であ
り、図4・5のII−II部位に対応する。
【図3】同実施形態の鋳造型の型開き時を示す断面図で
あり、図4・5に III− III部位に対応する。
【図4】同実施形態の鋳造型の固定側を示す図であり、
図3のIV方向から見た図である。
【図5】同実施形態の鋳造型の可動側を示す図であり、
図3のV方向から見た図である。
【図6】同実施形態の鋳造型の可動側を示す正面図であ
る。
【図7】同実施形態の鋳造型で、設計変更した鋳造品の
鋳造時を示す断面図である。
【図8】同鋳造品を鋳造する際の鋳造型における固定側
を示す図である。
【図9】同鋳造品を鋳造する際の鋳造型における可動側
を示す図である。
【符号の説明】
10…鋳造型、 12・22…主型、 15…ストッパ、 17A・17B・45A・45B…入子、 17a・39A・39B・45a・47a…鋳造用型
面、 24…ブラケット固定部、 28…ガイド固定部、 32…支持ブラケット、 35…ガイド、 38A・38B…スライドコア、 O…(入子)中心、 M1・M2…鋳造品。
フロントページの続き (72)発明者 梶 正隆 愛知県西加茂郡藤岡町大字西中山字向イ原 132番地 大東工業株式会社内 (72)発明者 今井 康夫 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 鈴木 育夫 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉する一対の主型と、該一対の主型に
    それぞれ取り付けられる一対の入子と、前記入子とで鋳
    造用型面を構成して前記一方の主型側に支持ブラケット
    を利用して保持されるスライドコアと、を備えて構成さ
    れ、 少なくとも前記スライドコアを交換して、複数種類の鋳
    造品を鋳造可能な鋳造型であって、 前記スライドコアを支持する側の前記主型に、前記支持
    ブラケットを固定可能なブラケット固定部が、スライド
    コア支持側の前記主型に取り付けられる前記入子の周囲
    を囲むように、連続的若しくは断続的に、配設されてい
    ることを特徴とする鋳造型。
  2. 【請求項2】 前記ブラケット固定部が、スライドコア
    支持側の前記主型に取り付けられる前記入子の中心を基
    準に、円弧状に配設されていることを特徴とする請求項
    1に記載の鋳造型。
  3. 【請求項3】 前記スライドコアを支持しない側の前記
    主型に、型閉じ時の前記スライドコアの移動を規制する
    ストッパが形成され、 該ストッパが、スライドコアの非支持側の前記主型に取
    り付けられる前記入子の周囲を囲むように、スライドコ
    ア非支持側の前記主型に、連続的若しくは断続的に、配
    設されていることを特徴とする請求項1若しくは請求項
    2に記載の鋳造型。
  4. 【請求項4】 前記ストッパが、スライドコア非支持側
    の前記主型に取り付けられる前記入子の中心を基準に、
    円弧状に配設されていることを特徴とする請求項3に記
    載の鋳造型。
  5. 【請求項5】 前記スライドコアを支持する側の前記主
    型に、前記スライドコアの型閉じを案内するガイドを固
    定可能なガイド固定部が配設され、 該ガイド固定部が、スライドコア支持側の前記主型に取
    り付けられる前記入子の周囲を囲むように、連続的若し
    くは断続的に、配設されていることを特徴とする請求項
    1乃至請求項4のいずれかに記載の鋳造型。
  6. 【請求項6】 前記ガイド固定部が、スライドコア支持
    側の前記主型に取り付けられる前記入子の中心を基準
    に、円弧状に配設されていることを特徴とする請求項5
    に記載の鋳造型。
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