JP2001170649A - 歯科用水道水の塩素注入装置および塩素注入加圧供給装置 - Google Patents
歯科用水道水の塩素注入装置および塩素注入加圧供給装置Info
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- A61C1/0061—Air and water supply systems; Valves specially adapted therefor
- A61C1/0076—Sterilising operating fluids or fluid supply elements such as supply lines, filters
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- C02F—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単で、制御された量の塩素を添加できる歯
科用水道水の塩素注入加圧供給装置を提供する。 【解決手段】 歯科治療用水道水に塩素を注入して殺菌
力を維持する歯科用水道水の塩素注入加圧供給装置１０
において、水道配管３０から供給された水道水の流量を
調整する流路と、該流路中に設けた内部に塩素イオン添
加剤を収納した塩素注入筒１５とを有し、該塩素注入筒
は、下部に設けた穴を有する円筒と、該円筒の外側に配
置した切込みを有する環状体とを有しており、前記円筒
と前記環状体を相対的に回動させることによって、穴の
開口面積を変化するようにした。
科用水道水の塩素注入加圧供給装置を提供する。 【解決手段】 歯科治療用水道水に塩素を注入して殺菌
力を維持する歯科用水道水の塩素注入加圧供給装置１０
において、水道配管３０から供給された水道水の流量を
調整する流路と、該流路中に設けた内部に塩素イオン添
加剤を収納した塩素注入筒１５とを有し、該塩素注入筒
は、下部に設けた穴を有する円筒と、該円筒の外側に配
置した切込みを有する環状体とを有しており、前記円筒
と前記環状体を相対的に回動させることによって、穴の
開口面積を変化するようにした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、歯科用治療台に
おけるタービンの冷却用水やシリンジへの給水および含
嗽部などで使用する水道水の残留塩素イオン量を調整し
て殺菌力を維持する歯科用水道水の塩素注入装置および
塩素注入加圧供給装置に関する。
おけるタービンの冷却用水やシリンジへの給水および含
嗽部などで使用する水道水の残留塩素イオン量を調整し
て殺菌力を維持する歯科用水道水の塩素注入装置および
塩素注入加圧供給装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来歯科治療装置のタービンやシリンジ
や含嗽部に供給する水道水は、水道本管から供給された
水道水をノズルや蛇口から直接供給して使用している。
この歯科治療用装置における水道水の出口における遊離
残留塩素の濃度を調査したところ、水道水の本管から分
岐した水道メータ部で０．４ｍｇ／ｌの場合、手洗い器
では０．４ｍｇ／ｌ、歯科治療台の含嗽部では０．０５
ｍｇ／ｌ、歯科治療台のタービン部では０ｍｇ／ｌであ
ることが判明した。水道法施行規則第１６条第３号で
は、給水栓における遊離残留塩素を０．１ｍｇ／ｌ以上
保持することが義務付けられており、これらの歯科治療
台における含嗽部やタービン部での水道水は、殺菌能力
が極めて劣化していることいえる。
や含嗽部に供給する水道水は、水道本管から供給された
水道水をノズルや蛇口から直接供給して使用している。
この歯科治療用装置における水道水の出口における遊離
残留塩素の濃度を調査したところ、水道水の本管から分
岐した水道メータ部で０．４ｍｇ／ｌの場合、手洗い器
では０．４ｍｇ／ｌ、歯科治療台の含嗽部では０．０５
ｍｇ／ｌ、歯科治療台のタービン部では０ｍｇ／ｌであ
ることが判明した。水道法施行規則第１６条第３号で
は、給水栓における遊離残留塩素を０．１ｍｇ／ｌ以上
保持することが義務付けられており、これらの歯科治療
台における含嗽部やタービン部での水道水は、殺菌能力
が極めて劣化していることいえる。
【０００３】このように、歯科治療台のタービンや含嗽
部に供給される水道水において、遊離残留塩素が消失す
る理由は、以下のように考えられる。すなわち、歯科治
療台のタービンや含嗽部へ水道水を供給する経路とし
て、炭素系の合成樹脂からなるチュウブを用いている。
水道水中に含まれるＣａ、Ｍｇはチュウブ内壁に付着
し、水道水中に含まれる塩素ＣｌはこのＣａやＭｇと反
応して、ＣａＣｌ2やＭｇＣｌ2を生成して消費されるか
らと考えられる。さらに、水道水中の遊離残留塩素は、
水道水中に含まれるたんぱく質や有機物などの水垢など
の汚れと反応して、窒素塩化物（クロラミン：ＮxＣ
ｌy）を生成して消失するからと考えられる。このこと
は、歯科治療台のタービンや含嗽部への排水用チューブ
の内壁に数週間で堆積物が付着することからも理解でき
る。
部に供給される水道水において、遊離残留塩素が消失す
る理由は、以下のように考えられる。すなわち、歯科治
療台のタービンや含嗽部へ水道水を供給する経路とし
て、炭素系の合成樹脂からなるチュウブを用いている。
水道水中に含まれるＣａ、Ｍｇはチュウブ内壁に付着
し、水道水中に含まれる塩素ＣｌはこのＣａやＭｇと反
応して、ＣａＣｌ2やＭｇＣｌ2を生成して消費されるか
らと考えられる。さらに、水道水中の遊離残留塩素は、
水道水中に含まれるたんぱく質や有機物などの水垢など
の汚れと反応して、窒素塩化物（クロラミン：ＮxＣ
ｌy）を生成して消失するからと考えられる。このこと
は、歯科治療台のタービンや含嗽部への排水用チューブ
の内壁に数週間で堆積物が付着することからも理解でき
る。
【０００４】このような歯科用治療装置において、ター
ビンや含嗽部から口腔内に供給される水道水の遊離残留
塩素濃度が低いことは、治療部での殺菌能力が低下する
恐れがあり望ましいことではない。
ビンや含嗽部から口腔内に供給される水道水の遊離残留
塩素濃度が低いことは、治療部での殺菌能力が低下する
恐れがあり望ましいことではない。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、歯科用水道
水の上記問題点を解決することを目的とするもので、簡
単な装置で、制御された量の塩素を添加できる歯科用水
道水の塩素注入装置および塩素注入加圧供給装置を提供
することを目的とする。
水の上記問題点を解決することを目的とするもので、簡
単な装置で、制御された量の塩素を添加できる歯科用水
道水の塩素注入装置および塩素注入加圧供給装置を提供
することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、歯科治療用水道水に塩素を注入して殺菌
力を維持する歯科用水道水の塩素注入装置において、水
道配管から供給された水道水の流量を調整する流路と、
該流路中に設けた内部に塩素イオン添加剤を収納した塩
素注入筒とを有し、該塩素注入筒は、周壁の下部に穴を
有する円筒と、該円筒の外側に配置した周壁の下部に開
口を有する環状体とを有しており、前記円筒と前記環状
体を相対的に回動させることによって、穴の開口面積を
変化するようにした。
に、本発明は、歯科治療用水道水に塩素を注入して殺菌
力を維持する歯科用水道水の塩素注入装置において、水
道配管から供給された水道水の流量を調整する流路と、
該流路中に設けた内部に塩素イオン添加剤を収納した塩
素注入筒とを有し、該塩素注入筒は、周壁の下部に穴を
有する円筒と、該円筒の外側に配置した周壁の下部に開
口を有する環状体とを有しており、前記円筒と前記環状
体を相対的に回動させることによって、穴の開口面積を
変化するようにした。
【０００７】本発明は、上記歯科用水道水の塩素注入装
置において、水道水の流路を調整する通路を、水道水供
給口から供給される水道水を導く堰によって構成した。
置において、水道水の流路を調整する通路を、水道水供
給口から供給される水道水を導く堰によって構成した。
【０００８】本発明は、上記歯科用水道水の塩素注入装
置において、フィルタを経由して水道配管から水道水を
供給するようにした。
置において、フィルタを経由して水道配管から水道水を
供給するようにした。
【０００９】本発明は、上記歯科用水道水の塩素注入装
置において、フィルタを水道水に含まれる有機物やさび
などの汚れ成分を除去する機能を有するものとした。
置において、フィルタを水道水に含まれる有機物やさび
などの汚れ成分を除去する機能を有するものとした。
【００１０】本発明は、上記歯科用水道水の塩素注入装
置において、塩素イオン添加剤を次亜塩素酸カルシウム
のタブレットとした。
置において、塩素イオン添加剤を次亜塩素酸カルシウム
のタブレットとした。
【００１１】本発明は、上記歯科用水道水の塩素注入装
置を用いた歯科用水道水の塩素注入加圧供給装置におい
て、上記歯科用水道水の塩素注入装置からの水道水を加
圧して送出するポンプを設けた。
置を用いた歯科用水道水の塩素注入加圧供給装置におい
て、上記歯科用水道水の塩素注入装置からの水道水を加
圧して送出するポンプを設けた。
【００１２】
【発明の実施の形態】本発明にかかる歯科用水道水の塩
素注入加圧供給装置の構成の概要を図１を用いて説明す
る。歯科用水道水の塩素注入加圧供給装置１０は、塩素
が添加された水道水を貯蔵するタンク１１と、該タンク
１１内に貯蔵された水道水上に浮かぶボールタップ用の
浮玉１２と、該浮玉１２によって開閉が制御されるボー
ルタップ給水口１３と、該ボールタップ給水口から供給
される水道水がタンク１１に直接流入せずに所定の流路
を形成して流入するように働く棚板１４と、該棚板上に
設けた塩素注入筒１５と、タンク１１の底部に設けたポ
ンプ吸入口１６と、タンク１１内の水道水を吸引して所
定の圧力を加えて送り出すポンプ１７と、該ポンプから
の水道水を所定の圧力に維持して歯科用治療台へ送り出
す加圧タンク１８と、治療台側の配管内の水圧を検知し
て配管内の圧力が低下したときに前記ポンプを起動する
信号を出力する圧力センサ２０と、ポンプ１７と加圧タ
ンク１８との間に設けた逆止弁１９とを有して構成され
る。
素注入加圧供給装置の構成の概要を図１を用いて説明す
る。歯科用水道水の塩素注入加圧供給装置１０は、塩素
が添加された水道水を貯蔵するタンク１１と、該タンク
１１内に貯蔵された水道水上に浮かぶボールタップ用の
浮玉１２と、該浮玉１２によって開閉が制御されるボー
ルタップ給水口１３と、該ボールタップ給水口から供給
される水道水がタンク１１に直接流入せずに所定の流路
を形成して流入するように働く棚板１４と、該棚板上に
設けた塩素注入筒１５と、タンク１１の底部に設けたポ
ンプ吸入口１６と、タンク１１内の水道水を吸引して所
定の圧力を加えて送り出すポンプ１７と、該ポンプから
の水道水を所定の圧力に維持して歯科用治療台へ送り出
す加圧タンク１８と、治療台側の配管内の水圧を検知し
て配管内の圧力が低下したときに前記ポンプを起動する
信号を出力する圧力センサ２０と、ポンプ１７と加圧タ
ンク１８との間に設けた逆止弁１９とを有して構成され
る。
【００１３】この歯科用水道水の塩素注入加圧供給装置
１０は、水道水の配管３０に設けた水量計３１の下流に
該配管をバイパスする形態で設けることができる。
１０は、水道水の配管３０に設けた水量計３１の下流に
該配管をバイパスする形態で設けることができる。
【００１４】ボールタップ給水口１３は、流量調節弁３
２、フィルタ３６、流量計３７を介して配管３０に接続
される。ポンプ１７から出力される加圧水は逆止弁１
９、加圧タンク１８、圧力センサ２０、開閉弁３５を介
してを水道水配管に接続され歯科用治療台や手洗器など
へ供給される。水道水配管３０には開閉弁３３、３４を
設けることによって、本発明の歯科用水道水の塩素注入
加圧供給装置１０を経由しないで歯科用治療台へ水道水
を供給できるように構成することができる。
２、フィルタ３６、流量計３７を介して配管３０に接続
される。ポンプ１７から出力される加圧水は逆止弁１
９、加圧タンク１８、圧力センサ２０、開閉弁３５を介
してを水道水配管に接続され歯科用治療台や手洗器など
へ供給される。水道水配管３０には開閉弁３３、３４を
設けることによって、本発明の歯科用水道水の塩素注入
加圧供給装置１０を経由しないで歯科用治療台へ水道水
を供給できるように構成することができる。
【００１５】塩素注入筒１５内に、例えば次亜塩素酸カ
ルシウムなどの塩素イオン添加剤のタブレットを投入す
ることにより、このタブレットを棚板１４上を流れる水
道水と接触させて、水道水に塩素を注入することができ
る。
ルシウムなどの塩素イオン添加剤のタブレットを投入す
ることにより、このタブレットを棚板１４上を流れる水
道水と接触させて、水道水に塩素を注入することができ
る。
【００１６】フィルタ３６は、水道配管３０から供給さ
れる水道水中に含まれる有機物やさびなどの汚れ成分を
除去しまたは減少させる働きを有している。
れる水道水中に含まれる有機物やさびなどの汚れ成分を
除去しまたは減少させる働きを有している。
【００１７】本発明にかかる歯科用水道水の塩素注入加
圧供給装置１０を構成する塩素注入装置のより具体的な
構成を図２〜図５を用いて説明する。図２は、歯科用水
道水の塩素注入加圧供給装置１０の具体的な構成を示す
縦断面図であり、図３はこの塩素注入加圧供給装置１０
の塩素注入部の具体的な構成を示す部分正面図であり、
図４は同部分の上面図であり、図５は塩素注入筒の詳細
を示す分解側面図である。
圧供給装置１０を構成する塩素注入装置のより具体的な
構成を図２〜図５を用いて説明する。図２は、歯科用水
道水の塩素注入加圧供給装置１０の具体的な構成を示す
縦断面図であり、図３はこの塩素注入加圧供給装置１０
の塩素注入部の具体的な構成を示す部分正面図であり、
図４は同部分の上面図であり、図５は塩素注入筒の詳細
を示す分解側面図である。
【００１８】タンク１１は、複数枚の塩化ビニル樹脂の
厚板１１１を塩ビ溶接を用いて溶着して組み合わせて組
み立てられている。タンク１１内の上方には、タンク１
１の水面の３分の１程度の面積を有する棚板１４が支持
固定されている。
厚板１１１を塩ビ溶接を用いて溶着して組み合わせて組
み立てられている。タンク１１内の上方には、タンク１
１の水面の３分の１程度の面積を有する棚板１４が支持
固定されている。
【００１９】図３および図４に示すように、棚板１４の
上面には、ボールタップ給水口１３から流れ出た水道水
を塩素注入筒１５へ導く流路を形成する複数の堰１４１
−１〜１４１−５が設けられている。タンク１１の水道
水貯蔵部側に設けた堰１４１−２の一部には、切れ目が
設けられており、切れ目部分を越流する水量を調節する
調節用堰板１４２−１がねじ１４１１によって高さの調
節可能に取り付けられている。同様に、流路を形成する
堰１４１−３には、流路の断面積を調整する調節用堰板
１４２−２がねじ１４１１によって調節可能に取り付け
られている。調節用堰板１４２−１，１４２−２を調節
することによって、塩素注入筒１５に供給される水量を
所定の値に調節することができる。
上面には、ボールタップ給水口１３から流れ出た水道水
を塩素注入筒１５へ導く流路を形成する複数の堰１４１
−１〜１４１−５が設けられている。タンク１１の水道
水貯蔵部側に設けた堰１４１−２の一部には、切れ目が
設けられており、切れ目部分を越流する水量を調節する
調節用堰板１４２−１がねじ１４１１によって高さの調
節可能に取り付けられている。同様に、流路を形成する
堰１４１−３には、流路の断面積を調整する調節用堰板
１４２−２がねじ１４１１によって調節可能に取り付け
られている。調節用堰板１４２−１，１４２−２を調節
することによって、塩素注入筒１５に供給される水量を
所定の値に調節することができる。
【００２０】堰１４１によって形成された流路の下流方
には、塩素注入筒１５が設けられている。棚板１４の塩
素注入筒１５を載置する部分には、塩素注入筒１５の円
筒１５１の下端部が嵌められる穴１４５があけられてお
り、この穴は底板１４６で閉じられている。
には、塩素注入筒１５が設けられている。棚板１４の塩
素注入筒１５を載置する部分には、塩素注入筒１５の円
筒１５１の下端部が嵌められる穴１４５があけられてお
り、この穴は底板１４６で閉じられている。
【００２１】塩素注入筒１５は、円筒１５１と、該円筒
１５１の外側に嵌められる環状体１５５と、円筒１５１
の上部を塞ぐ蓋１５７とから構成される。円筒１５１
は、周壁の下端部に近い部分に等間隔もしくは任意の間
隔で配置した８個の長穴１５２が設けられ、底板１５３
で底が塞がれている。長穴１５２に流路を流れる水道水
が流入する。環状体１５５には周壁の下端部に長穴１５
２と対応する位置に開口(切込み)１５６が設けられてス
リットシャッターを構成している。
１５１の外側に嵌められる環状体１５５と、円筒１５１
の上部を塞ぐ蓋１５７とから構成される。円筒１５１
は、周壁の下端部に近い部分に等間隔もしくは任意の間
隔で配置した８個の長穴１５２が設けられ、底板１５３
で底が塞がれている。長穴１５２に流路を流れる水道水
が流入する。環状体１５５には周壁の下端部に長穴１５
２と対応する位置に開口(切込み)１５６が設けられてス
リットシャッターを構成している。
【００２２】円筒１５１の底部が、棚板１４の穴１４５
に嵌めこまれ、上方をタンク１１の側壁に固定された注
入筒支持具１４３に支持されて流路中に固定される。円
筒１５１の外側に環状体１５５が嵌められスリットシャ
ッターを形成し、この環状体１５５を回転させて長穴１
５２と開口１５６の重なり具合を変化させて長穴の面積
を調整して、円筒１５１内に流れ込む水量を調節し、水
道水への塩素イオン注入量を所定の値とすることができ
る。
に嵌めこまれ、上方をタンク１１の側壁に固定された注
入筒支持具１４３に支持されて流路中に固定される。円
筒１５１の外側に環状体１５５が嵌められスリットシャ
ッターを形成し、この環状体１５５を回転させて長穴１
５２と開口１５６の重なり具合を変化させて長穴の面積
を調整して、円筒１５１内に流れ込む水量を調節し、水
道水への塩素イオン注入量を所定の値とすることができ
る。
【００２３】円筒１５１の底には互いに連通した微小な
気泡を有するスポンジ状の薄い敷物を配置し、その上
に、例えば次亜塩素酸カルシウムのタブレットからなる
塩素イオン供給剤が投入される。スポンジ状の敷物は、
ボールタップ給水口１３が閉じて流路に水がなくなった
ときに、塩素イオン供給剤の底面と円筒１５１の底板１
５３との間に水が保持されることをなくし、水によって
塩素イオン供給剤が解けつづけること防ぎ、タンク内に
収容された水道水の残留塩素濃度が変動したり塩素イオ
ン添加剤が無駄に消費されることを防ぐ働きを有してい
る。
気泡を有するスポンジ状の薄い敷物を配置し、その上
に、例えば次亜塩素酸カルシウムのタブレットからなる
塩素イオン供給剤が投入される。スポンジ状の敷物は、
ボールタップ給水口１３が閉じて流路に水がなくなった
ときに、塩素イオン供給剤の底面と円筒１５１の底板１
５３との間に水が保持されることをなくし、水によって
塩素イオン供給剤が解けつづけること防ぎ、タンク内に
収容された水道水の残留塩素濃度が変動したり塩素イオ
ン添加剤が無駄に消費されることを防ぐ働きを有してい
る。
【００２４】以下、このような構成を有する歯科用水道
水の塩素注入加圧供給装置１０の動作の態様を説明す
る。先ず、水道水配管３０に設けた開閉弁３３、３４を
閉じ、流量調節弁３２および開閉弁３５を開いて流路を
塩素注入加圧供給装置１０側へバイパスさせる。配管３
０からの水道水は、流量調節弁３２およびフィルタ３６
ならびに流量計３７を経由してボールタップ給水口１３
へ供給される。タンク１１内の水位が所定の高さ以下と
なると、浮玉１２が下がりボールタップ給水口１３が開
いて水道水が流出する。この時、所定の流量を得るよう
に流量調節弁３２の開度を調整する。
水の塩素注入加圧供給装置１０の動作の態様を説明す
る。先ず、水道水配管３０に設けた開閉弁３３、３４を
閉じ、流量調節弁３２および開閉弁３５を開いて流路を
塩素注入加圧供給装置１０側へバイパスさせる。配管３
０からの水道水は、流量調節弁３２およびフィルタ３６
ならびに流量計３７を経由してボールタップ給水口１３
へ供給される。タンク１１内の水位が所定の高さ以下と
なると、浮玉１２が下がりボールタップ給水口１３が開
いて水道水が流出する。この時、所定の流量を得るよう
に流量調節弁３２の開度を調整する。
【００２５】ボールタップ給水口１３から流れ出た水道
水は、棚板１４上に堰１４１−１から４１−５によって
形成された流路を流れて、塩素注入筒１５に流れる。
水は、棚板１４上に堰１４１−１から４１−５によって
形成された流路を流れて、塩素注入筒１５に流れる。
【００２６】塩素注入筒１５の上流側の長穴１５２から
円筒１５１の内部に流入した水道水は、円筒内部に投入
した次亜塩素酸カルシウムタブレットと接触して、次亜
塩素酸カルシウムが水道水に溶け込み、下流側の長穴１
５２から流れ出る。タンク１１内に溜められた水道水の
塩素濃度を測定することによって、水道水中の残留塩素
濃度を検出し、円筒１５１と環状体１５５のいずれかを
回転させて両者の相対位置を変化させ、長穴１５２と開
口１５６の重なり度合いを調整して円筒１５１内に流入
する水道水の量を調節し、水道水に供給される残留塩素
濃度を調整する。この調整は一度実行されると、流量が
一定である限り以後調整する必要がなくなる。
円筒１５１の内部に流入した水道水は、円筒内部に投入
した次亜塩素酸カルシウムタブレットと接触して、次亜
塩素酸カルシウムが水道水に溶け込み、下流側の長穴１
５２から流れ出る。タンク１１内に溜められた水道水の
塩素濃度を測定することによって、水道水中の残留塩素
濃度を検出し、円筒１５１と環状体１５５のいずれかを
回転させて両者の相対位置を変化させ、長穴１５２と開
口１５６の重なり度合いを調整して円筒１５１内に流入
する水道水の量を調節し、水道水に供給される残留塩素
濃度を調整する。この調整は一度実行されると、流量が
一定である限り以後調整する必要がなくなる。
【００２７】塩素注入筒１５からの水道水はタンク１１
に溜められる。今、下流に設けた蛇口などが開けられて
配管内の圧力が低下したことを圧力センサ２０が検出す
ると、ポンプ１７を起動する信号が出力されポンプは運
転を開始して、加圧した水道水を歯科治療台へ供給す
る。
に溜められる。今、下流に設けた蛇口などが開けられて
配管内の圧力が低下したことを圧力センサ２０が検出す
ると、ポンプ１７を起動する信号が出力されポンプは運
転を開始して、加圧した水道水を歯科治療台へ供給す
る。
【００２８】塩素イオン供給剤が消耗したときには、蓋
１５７を空け上部から新たな次亜塩素酸カルシウムタブ
レットを投入することによって、装置の使用を継続する
ことができる。
１５７を空け上部から新たな次亜塩素酸カルシウムタブ
レットを投入することによって、装置の使用を継続する
ことができる。
【００２９】この装置から供給される水道水は、フィル
タ３６によって、有機物やさびなどの汚れ成分が除去さ
れているので、治療台のチュウブにスケールが付着しに
くくなり、長期間にわたって、チュウブを交換する必要
がなくなるとともに、タービンノズル付近での残留塩素
濃度の低下を防ぐことができる。
タ３６によって、有機物やさびなどの汚れ成分が除去さ
れているので、治療台のチュウブにスケールが付着しに
くくなり、長期間にわたって、チュウブを交換する必要
がなくなるとともに、タービンノズル付近での残留塩素
濃度の低下を防ぐことができる。
【００３０】歯科治療ユニットにおけるシリンジから流
れ出た水道水を検査した結果を、水道配管の途中にこの
発明にかかる歯科用水道水の塩素注入装置を設けない場
合と設けた場合とで説明する。例１は第１の歯科治療ユ
ニットの場合であり例２は第２の歯科治療ユニットの場
合を示している。
れ出た水道水を検査した結果を、水道配管の途中にこの
発明にかかる歯科用水道水の塩素注入装置を設けない場
合と設けた場合とで説明する。例１は第１の歯科治療ユ
ニットの場合であり例２は第２の歯科治療ユニットの場
合を示している。
【００３１】例１：第１の歯科治療ユニットにおいて、
シリンジから採取した水道水は、塩素注入装置を設けな
い場合には、一般細菌が１０００個／ｍｌ以上、塩素イ
オンが５．５ｍｇ／ｌ、水温２２．４℃におけるＰＨ値
７．０、色度２０度、濁度３．０度、残留塩素０．１ｍ
ｇ／ｌ以下であるのに対し、塩素注入装置を設けた場合
には、一般細菌が０個／ｍｌ、塩素イオンが７３．６ｍ
ｇ／ｌ、水温２１．４℃におけるＰＨ値６．３、色度１
度、濁度０．１度以下、残留塩素８．０ｍｇ／ｌ以下で
あった。このように、本発明にかかる歯科用水道水の塩
素注入装置を用いることによって、残留塩素が大幅に増
え、微生物の繁殖を抑える結果一般細菌はまったく検出
されず、フィルタの効果によって色度も濁度も水道法の
水質基準に適合したのに対し、本発明にかかる歯科用水
道水の塩素注入装置を用いない場合には、残留円の濃度
が極めて低いので微生物の繁殖を抑えることができず一
般細菌の数が水道法の水質基準値（１００個／ｍｌ以
下）を大きく上回るばかりでなく、色度も濁度も水道法
の基準値を大きく上回っており水道法の水質基準に適合
していない。
シリンジから採取した水道水は、塩素注入装置を設けな
い場合には、一般細菌が１０００個／ｍｌ以上、塩素イ
オンが５．５ｍｇ／ｌ、水温２２．４℃におけるＰＨ値
７．０、色度２０度、濁度３．０度、残留塩素０．１ｍ
ｇ／ｌ以下であるのに対し、塩素注入装置を設けた場合
には、一般細菌が０個／ｍｌ、塩素イオンが７３．６ｍ
ｇ／ｌ、水温２１．４℃におけるＰＨ値６．３、色度１
度、濁度０．１度以下、残留塩素８．０ｍｇ／ｌ以下で
あった。このように、本発明にかかる歯科用水道水の塩
素注入装置を用いることによって、残留塩素が大幅に増
え、微生物の繁殖を抑える結果一般細菌はまったく検出
されず、フィルタの効果によって色度も濁度も水道法の
水質基準に適合したのに対し、本発明にかかる歯科用水
道水の塩素注入装置を用いない場合には、残留円の濃度
が極めて低いので微生物の繁殖を抑えることができず一
般細菌の数が水道法の水質基準値（１００個／ｍｌ以
下）を大きく上回るばかりでなく、色度も濁度も水道法
の基準値を大きく上回っており水道法の水質基準に適合
していない。
【００３２】例２：第２の歯科治療ユニットにおいて、
シリンジから採取した水道水は、塩素注入装置を設けな
い場合には、一般細菌が１０００００個／ｍｌ、塩素イ
オンが２４．５ｍｇ／ｌ、水温２０．９℃におけるＰＨ
値７．２、色度２度、濁度０．１度以下、残留塩素０．
１ｍｇ／ｌ以下であるのに対し、塩素注入装置を設けた
場合には、一般細菌が０個／ｍｌ、塩素イオンが１３
３．１ｍｇ／ｌ、水温２０．２℃におけるＰＨ値７．
１、色度１度、濁度０．２度以下、残留塩素８．０ｍｇ
／ｌ以下であった。このように、本発明にかかる歯科用
水道水の塩素注入装置を用いることによって、残留塩素
が大幅に増え、微生物の繁殖を抑える結果一般細菌はま
ったく検出されず、フィルタの効果によって色度も濁度
も水道法の水質基準に適合したのに対し、本発明にかか
る歯科用水道水の塩素注入装置を用いない場合には、残
留塩素濃度が低いので微生物の繁殖を抑えることができ
ず一般細菌の数が水道法の水質基準値を大きく上回って
おり水道法の水質基準に適合していない。
シリンジから採取した水道水は、塩素注入装置を設けな
い場合には、一般細菌が１０００００個／ｍｌ、塩素イ
オンが２４．５ｍｇ／ｌ、水温２０．９℃におけるＰＨ
値７．２、色度２度、濁度０．１度以下、残留塩素０．
１ｍｇ／ｌ以下であるのに対し、塩素注入装置を設けた
場合には、一般細菌が０個／ｍｌ、塩素イオンが１３
３．１ｍｇ／ｌ、水温２０．２℃におけるＰＨ値７．
１、色度１度、濁度０．２度以下、残留塩素８．０ｍｇ
／ｌ以下であった。このように、本発明にかかる歯科用
水道水の塩素注入装置を用いることによって、残留塩素
が大幅に増え、微生物の繁殖を抑える結果一般細菌はま
ったく検出されず、フィルタの効果によって色度も濁度
も水道法の水質基準に適合したのに対し、本発明にかか
る歯科用水道水の塩素注入装置を用いない場合には、残
留塩素濃度が低いので微生物の繁殖を抑えることができ
ず一般細菌の数が水道法の水質基準値を大きく上回って
おり水道法の水質基準に適合していない。
【００３３】
【発明の効果】以上のように、本発明にかかる、歯科用
水道水の塩素注入装置は、簡単な構成で注入する残留塩
素濃度を調整することができ、配管中やチュウブ内で残
留塩素が消費されて残留塩素が枯渇することなく歯科用
治療台のタービンのノズルや含嗽部の蛇口から供給され
る水道水の残留塩素濃度を所定の値に調整することがで
き、細菌の発生を強力に抑制し、安全性の高い水道水
を、安価かつ容易に供給することができる。
水道水の塩素注入装置は、簡単な構成で注入する残留塩
素濃度を調整することができ、配管中やチュウブ内で残
留塩素が消費されて残留塩素が枯渇することなく歯科用
治療台のタービンのノズルや含嗽部の蛇口から供給され
る水道水の残留塩素濃度を所定の値に調整することがで
き、細菌の発生を強力に抑制し、安全性の高い水道水
を、安価かつ容易に供給することができる。
【図１】本発明にかかる歯科用水道水の塩素注入加圧供
給装置の構成を説明する概念図。
給装置の構成を説明する概念図。
【図２】本発明にかかる歯科用水道水の塩素注入加圧供
給装置の具体的な構成を説明する断面図。
給装置の具体的な構成を説明する断面図。
【図３】本発明にかかる歯科用水道水の塩素注入装置の
構成を説明する部分正面図。
構成を説明する部分正面図。
【図４】本発明にかかる歯科用水道水の塩素注入装置の
構成を説明する部分上面図。
構成を説明する部分上面図。
【図５】本発明にかかる歯科用水道水の塩素注入装置に
用いる塩素注入筒の構成を示す側面図。
用いる塩素注入筒の構成を示す側面図。
１０ 塩素注入加圧供給装置 １１ タンク １２ 浮玉 １３ ボールタップ給水口 １４ 棚板 １５ 塩素注入筒 １６ ポンプ吸入口 １７ ポンプ １８ 加圧タンク １９ 逆止弁 ２０ 圧力センサ ３０ 水道水配管 ３１ 水量計 ３２ 流量調節弁 ３３ 開閉弁 ３４ 開閉弁 ３５ 開閉弁 ３６ フィルタ ３７ 流量計 １１１ 塩化ビニル樹脂厚板 １４１ 堰 １４２ 調節用堰板 １４３ 注入筒支持具 １４５ 穴 １４６ 底板 １５１ 円筒 １５２ 長穴 １５３ 底板 １５５ 環状体 １５６ 開口(切欠き） １５７ 蓋
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｃ０２Ｆ 1/50 ５５０ Ｃ０２Ｆ 1/50 ５５０Ｂ Ａ６１Ｃ 19/00 Ａ６１Ｃ 19/00 Ｊ
Claims (6)
- 【請求項１】 歯科治療用水道水に塩素を注入して殺菌
力を維持する歯科用水道水の塩素注入装置において、水
道配管から供給された水道水の流量を調整する流路と、
該流路中に設けた内部に塩素イオン添加剤を収納した塩
素注入筒とを有し、該塩素注入筒が、周壁の下部に穴を
有する円筒と、該円筒の外側に配置した周壁の下部に開
口を有する環状体とを有しており、前記円筒と前記環状
体を相対的に回動させることによって、穴の開口面積を
変化するようにしたことを特徴とする歯科用水道水の塩
素注入装置。 - 【請求項２】 水道水の流路を調整する通路が、水道水
供給口から供給される水道水を導く堰によって構成され
ている請求項１に記載の歯科用水道水の塩素注入装置。 - 【請求項３】 フィルタを経由して水道配管から水道水
を供給するようにした請求項１または請求項２に記載の
歯科用水道水の塩素注入装置。 - 【請求項４】 フィルタは水道水に含まれる有機物やさ
びなどの汚れ成分を除去する機能を有している請求項３
に記載の歯科用水道水の塩素注入装置。 - 【請求項５】 塩素イオン添加剤が次亜塩素酸カルシウ
ムのタブレットである請求項１ないし請求項４のいずれ
か１項に記載の歯科用水道水の塩素注入装置。 - 【請求項６】 請求項１から請求項５に記載された歯科
用水道水の塩素注入装置を用いた歯科用水道水の塩素注
入加圧供給装置において、上記歯科用水道水の塩素注入
装置からの水道水を加圧して送出するポンプを設けたこ
とを特徴とする歯科用水道水の塩素注入加圧供給装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35858899A JP2001170649A (ja) | 1999-12-17 | 1999-12-17 | 歯科用水道水の塩素注入装置および塩素注入加圧供給装置 |
| AU17315/01A AU1731501A (en) | 1999-12-17 | 2000-12-06 | Chlorine injection device for dental tap water and chlorine injection pressurized supply device |
| PCT/JP2000/008629 WO2001044126A1 (fr) | 1999-12-17 | 2000-12-06 | Dispositif d'injection de chlore dans l'eau de robinet d'un cabinet dentaire et dispositif d'apport de chlore sous pression par injection |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35858899A JP2001170649A (ja) | 1999-12-17 | 1999-12-17 | 歯科用水道水の塩素注入装置および塩素注入加圧供給装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001170649A true JP2001170649A (ja) | 2001-06-26 |
Family
ID=18460094
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35858899A Pending JP2001170649A (ja) | 1999-12-17 | 1999-12-17 | 歯科用水道水の塩素注入装置および塩素注入加圧供給装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001170649A (ja) |
| AU (1) | AU1731501A (ja) |
| WO (1) | WO2001044126A1 (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006181431A (ja) * | 2004-12-27 | 2006-07-13 | Hitachi Housetec Co Ltd | リン除去剤供給装置及びそれを備える小規模排水浄化槽 |
| JP2008246330A (ja) * | 2007-03-29 | 2008-10-16 | Kubota Corp | 浄化槽の薬筒取付け構造 |
| JP2010104655A (ja) * | 2008-10-31 | 2010-05-13 | Morita Mfg Co Ltd | 給水管路洗浄装置及びこれを用いた歯科用診療装置 |
| JP2010522044A (ja) * | 2007-03-23 | 2010-07-01 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | レスピレーターの流量制御装置及び方法 |
| US8936022B2 (en) | 2007-03-23 | 2015-01-20 | 3M Innovative Properties Company | Air delivery apparatus for respirator hood |
| US9868001B2 (en) | 2007-10-05 | 2018-01-16 | 3M Innovative Properties Company | Respirator flow control apparatus and method |
| US10391337B2 (en) | 2007-11-12 | 2019-08-27 | 3M Innovative Properties Company | Respirator assembly with air flow direction control |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ITBO20110174A1 (it) * | 2011-04-05 | 2012-10-06 | Ecoplus S R L | Processo ed apparecchiatura per la separazione delle acque di rete da quella di apparecchiature potenzialmente inquinanti. |
| CN110680940B (zh) * | 2019-10-15 | 2021-02-02 | 邵阳学院 | 一种医学解剖器械消毒设备 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| IT1225026B (it) * | 1988-07-26 | 1990-10-31 | Castellini Spa | Dispositivo per l'alimentazione automatica continua di un fluido disinfettante e/o detergente associabile agli erogatori di acqua di apparecchiature odontoiatriche |
| JP2591816Y2 (ja) * | 1992-07-30 | 1999-03-10 | 日立化成工業株式会社 | 越流堰の水平調整装置 |
| JP2662762B2 (ja) * | 1993-03-08 | 1997-10-15 | 多木化学株式会社 | 溶出器 |
| JPH06296626A (ja) * | 1993-04-15 | 1994-10-25 | Morita Tokyo Seisakusho:Kk | 殺菌性水生成器付き歯科診療装置 |
-
1999
- 1999-12-17 JP JP35858899A patent/JP2001170649A/ja active Pending
-
2000
- 2000-12-06 WO PCT/JP2000/008629 patent/WO2001044126A1/ja active Application Filing
- 2000-12-06 AU AU17315/01A patent/AU1731501A/en not_active Abandoned
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006181431A (ja) * | 2004-12-27 | 2006-07-13 | Hitachi Housetec Co Ltd | リン除去剤供給装置及びそれを備える小規模排水浄化槽 |
| JP2010522044A (ja) * | 2007-03-23 | 2010-07-01 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | レスピレーターの流量制御装置及び方法 |
| US8936022B2 (en) | 2007-03-23 | 2015-01-20 | 3M Innovative Properties Company | Air delivery apparatus for respirator hood |
| JP2008246330A (ja) * | 2007-03-29 | 2008-10-16 | Kubota Corp | 浄化槽の薬筒取付け構造 |
| US9868001B2 (en) | 2007-10-05 | 2018-01-16 | 3M Innovative Properties Company | Respirator flow control apparatus and method |
| US10391337B2 (en) | 2007-11-12 | 2019-08-27 | 3M Innovative Properties Company | Respirator assembly with air flow direction control |
| JP2010104655A (ja) * | 2008-10-31 | 2010-05-13 | Morita Mfg Co Ltd | 給水管路洗浄装置及びこれを用いた歯科用診療装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| WO2001044126A1 (fr) | 2001-06-21 |
| AU1731501A (en) | 2001-06-25 |
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