JP2001170109A - 吸収性物品及び吸収性物品の製造方法 - Google Patents

吸収性物品及び吸収性物品の製造方法

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雅也 藤田
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秀一 福本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】肌触りに優れ、かつ体液透過性にも優れる吸収
性物品を得る。 【解決手段】使用者の肌と接触する使用面側における体
液透過性のトップシート2と、このトップシート2を介
して体液を受け入れ内部に保持する吸収要素3とを備え
た吸収性物品において、前記トップシート2が繊維素材
からなり、その少なくとも片面に縮緬状の皺Wが付与さ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、使い捨て紙おむつ
や生理用ナプキンなどの吸収性物品及びその製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】使い捨ての紙おむつや生理用ナプキンな
どの吸収性物品は、生活の変化に伴い、その利便性から
使用量が増大している。
【0003】この種の吸収性物品は、使用者の肌と接触
する使用面側における体液透過性のトップシートと、こ
のトップシートを介して体液を受け入れ内部に保持する
吸収要素と、衣類側に体液を透過させないバックシート
とを基本要素としている。
【0004】前記トップシートは、体液の透過性のほ
か、使用者の肌と接触するものであるために、肌触りが
良好であることが要求される。
【0005】従来、この観点から素材の改良が種々行わ
れてきた。また、素材の改良のみでは、限界があるため
に、特に生理用ナプキン用のトップシートについては、
特表平10−502006号公報記載のように、プラス
チックシート表面に細かいエンボスを施すことにより、
肌触りを改良することも知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このプラスチ
ックシート表面に細かいエンボスを施したものは、肌触
りの改良に寄与するとしても、プラスチックシートに由
来する無機的な肌触り感を与え、未だ満足できるもので
はない。
【0007】したがって、本願発明の主たる課題は、肌
触りに優れ、かつ体液透過性にも優れる吸収性物品を得
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】<請求項1記載の発明>
使用者の肌と接触する使用面側における体液透過性のト
ップシートと、このトップシートを介して体液を受け入
れ内部に保持する吸収要素とを備えた吸収性物品におい
て、前記トップシートの少なくとも一部に縮緬状の皺が
付与され、山相互間隔が0.2〜5.0mm、皺部分の
厚みがシート自体の厚みに対して1.02〜3.0倍で
あることを特徴とする吸収性物品。
【0009】(作用効果)トップシートに縮緬状の皺が
付与されているので、その凹凸によりクッション性に富
んだ柔らかい感触を与える。また、従来のプラスチック
シート表面に細かいエンボスを施したものでは無機的な
肌触りとなるのに比較して、本発明のトップシートは波
状になるので、柔らかい感触をより向上させることがで
き、衣類と同様の肌触りとなる。素材が特に繊維素材か
らなる場合には、皺の表面において繊維素材がほぐされ
ているので、より柔らかい感触を与えるものとなる。ま
た、縮緬状の皺を付与することに伴って形成される使用
面の凹凸により、体液が接触すると、使用者側から見た
場合の凹状部分において、体液の表面張力との関係で面
方向の拡散が抑制されがちとなり、逆に面と交差する方
向の浸透性が支配的となり、スポット吸収性が高まる。
さらに、皺の付与に伴って、シートの伸縮性が増し、着
用者の動きに追従するべき肌との接触性が改良し、この
観点からも吸収性に優れたものとなる。しかも、使用面
が波状となるため、意匠的には、やわらかみのある及び
風合いのある形態となる。
【0010】<請求項2記載の発明>前記トップシート
に体液を透過させる透孔が複数形成されている請求項1
記載の吸収性物品。
【0011】(作用効果)透孔が形成されることで、体
液の透過性が高まり、かつ体液の透過性は皺との相関に
よりきわめて高いものとなる。
【0012】<請求項3記載の発明>使用者の肌と接触
する使用面側における体液透過性のトップシートと、こ
のトップシートを介して体液を受け入れ内部に保持する
吸収要素と、製品の両側部に体液の横方向の流れを阻止
する横漏れ防止シートとを備えた吸収性物品において、
前記横漏れ防止シートの少なくとも一部に縮緬状の皺が
付与され、山相互間隔が0.2〜5.0mm、皺部分の
厚みがシート自体の厚みに対して1.02〜3.0倍で
あることを特徴とする吸収性物品。
【0013】(作用効果)横漏れ防止シート、たとえば
ガスケットカフスを構成するシート、及びまたはバリヤ
ーカフスを構成するシートにおいて、縮緬状の皺を付与
することで、請求項1記載の効果と同様な作用効果を奏
するものとなる。
【0014】<請求項4記載の発明>前記縮緬状の皺
が、少なくとも使用者の肌と接触する部位に付与されて
いる請求項1〜3のいずれか1項に記載の吸収性物品。
【0015】(作用効果)皺が、使用者の肌と接触する
部位に付与されているので、肌触りがよくなる。
【0016】<請求項5記載の発明>前記横漏れ防止シ
ートに対して収縮力を与える弾性伸縮部材が設けられて
いる請求項3または4記載の吸収性物品。
【0017】(作用効果)弾性伸縮部材の収縮力による
横漏れ防止シートの収縮と縮緬状の皺とが相俟って、横
漏れ防止シートの伸縮性が極めて大きいものとなり、肌
の感触が良好となり、かつ肌に対する追従性に優れ、吸
収性が改善される。
【0018】<請求項6記載の発明>前記縮緬状の皺と
直交する方向に、さらに縮緬状の皺が付与されている請
求項1〜5のいずれか1項に記載の吸収性物品。
【0019】(作用効果)前記縮緬状の皺と直交する方
向に、さらに縮緬状の皺が付与されているので、前掲の
効果がより一層増す。
【0020】<請求項7記載の発明>前記縮緬状の皺
が、3〜60%の収縮率となるように付与されている請
求項1〜6のいずれか1項に記載の吸収性物品。
【0021】(作用効果)皺の収縮率を3%以上とする
ので、表面の波状が視覚的に認識可能となる。したがっ
て、意匠的に、やわらかみのある及び風合いのある形態
がより確実に達成される。また、皺の収縮率を60%以
下とするので、ごわごわ感が生じず、衣類と同様の肌触
りで柔らかい感触が得られる。
【0022】<請求項8記載の発明>前記トップシート
または横漏れ防止シートが、不織布とプラスチックフィ
ルムとの積層シートであり、その不織布層は使用者の肌
と接触する使用面側に位置している請求項1〜7のいず
れか1項に記載の吸収性物品。
【0023】<請求項9記載の発明>前記トップシート
が、不織布とプラスチックフィルムとの積層シートであ
り、かつ体液を透過させる透孔が複数形成され、前記そ
の不織布層は使用者の肌と接触する使用面側に位置して
いる請求項1〜7のいずれか1項に記載の吸収性物品。
【0024】(作用効果)透孔の形成により、体液の透
過性(体液の吸収速度)を高めることができるととも
に、プラスチックフィルムにより、付与した皺の形状保
持性が良好となり、皺を付与した効果が確実に発現す
る。
【0025】<請求項10記載の発明>使用者の肌と接
触する使用面側における体液透過性のトップシートと、
このトップシートを介して体液を受け入れ内部に保持す
る吸収要素とを備えた吸収性物品を製造するにあたり、
使用者の肌と接触するシート素材の少なくとも一部に縮
緬状の皺を付与し、これを使用者の肌と接触するシート
として組み立て工程に供給することを特徴とする吸収性
物品の製造方法。
【0026】(作用効果)使用者の肌と接触するシート
(トップシートまたは横漏れ防止シートなど)に縮緬状
の皺を付与するので、請求項1同様の効果が生じる。ま
た、この縮緬状の皺は、吸収性物品の製造工程において
付与するので、供給ドラムにおける素材シートの厚み
は、縮緬状の皺が付与されている原反を使用する場合よ
り薄くなる。結果、供給ドラムに巻くことのできるトッ
プシートの長さが長くなり、継ぎ回数が減るので、コス
トが下がる。
【0027】<請求項11記載の発明>使用者の肌と接
触する使用面側に位置し、体液透過性素材からなりかつ
体液を透過させる透孔が形成されたトップシートと、こ
のトップシートを介して体液を受け入れ内部に保持する
吸収要素とを備えた吸収性物品を製造するにあたり、使
用者の肌と接触するシート素材に透孔を形成し、その
後、少なくとも一部に縮緬状の皺を付与し、これを使用
者の肌と接触するシートとして組み立て工程に供給する
ことを特徴とする吸収性物品の製造方法。
【0028】(作用効果)使用者の肌と接触するシート
素材に縮緬状の皺を付与したのち、透孔を形成する場合
には、その透孔を形成でき難い、特に所望の形状に透孔
を形成でき難いのに対して、この発明の形態を採ること
で、透孔の形成と皺の付与とを確実に行うことができ
る。
【0029】
【発明の実施の形態】<吸収性物品の構造例>まず、本
発明を図面を参照しながら吸収性物品の構造例について
説明する。図1は、バリヤーカフスを有するタイプの紙
おむつを示したもので、ポリエチレンなどの不透液性バ
ックシート1と、吸収要素としての、不織布などの透液
性トップシート2との間に木材パルプなどをティシュー
で包んだ吸収体3が介在され、必要により吸収体3の適
宜の位置、たとえばその上面に高分子吸収ポリマー(図
示せず)が設けられているとともに、特開昭62−25
0201号などを典型例として挙げることができるバリ
ヤーカフス4,4が両側に設けられている。
【0030】このバリヤーカフス4,4は、本発明に係
る横漏れ防止シートとして機能する撥水処理した通気性
を有するバリヤーシート4aを折り畳んで、その折り畳
み端部に糸ゴムなどの適宜数の弾性伸縮部材5を固定す
ることにより、使用時において、脚回り部分を着用者側
に起立させるようにしたものである。また、バリヤーカ
フス4の外方には、脚回り部分に、適宜数の弾性伸縮部
材6をバリヤーカフス4を構成するバリヤーシート4a
と不透液性バックシート1との間に設けることによりガ
スケットカフスを構成してある。したがって、本例で
は、バリヤーシート4aはガスケットカフス構成用シー
トとしても機能している。
【0031】また、必要により、紙おむつの前後におい
て、たとえば、不透液性バックシート1と透液性トップ
シート2との間に、ウレタンなどのプラスチック発泡体
からなる弾性伸縮性を有する腰バンド7,7が設けられ
る。
【0032】他方、上記例はテープ式のものであるが、
図示はしないものの、はかせるタイプ(パンツ型)につ
いても、使用者の肌と接触する使用面側における体液透
過性のトップシートと、このトップシートを介して体液
を受け入れ内部に保持する吸収要素を備える公知のもの
をここに例示できる。
【0033】他方、図2は生理用ナプキンの例を示した
もので、ポリエチレンまたはポリラミ不織布などの不透
液性バックシート11と、不織布または多数の小透孔が
形成された透液性トップシート12との間に、吸収要素
としての木材パルプまたはこれをティシューなどで包ん
だ吸収体13が介在され、吸収体13には必要により高
分子吸収ポリマー13aなどを含有させたものである。
生理ナプキンの外周囲部分はホットメルト接着剤や熱融
着により固定される。
【0034】<縮緬状の皺について>本発明において
は、紙おむつの透液性トップシート2または生理用ナプ
キンの透液性トップシート12において、その素材とし
てプラスチックシート素材のほか、より好適には繊維
(シート)素材からなり、その少なくとも片面に縮緬状
の皺Wが付与されているものである。
【0035】縮緬状の皺は、使用面(肌に面する面)ま
たは反対面に対して付与するほか、両面に付与すること
もできる。好適には、図1に示すように、使用面(肌に
面する面)のみに行う。
【0036】また、縮緬状の皺は、使用する面の全体に
対して付与するほか、使用面の一部、たとえば間欠的に
所定領域ごと付与することができる。また、トップシー
ト2,12の幅方向に、さらに好適には、幅方向と直交
する方向(長手方向)にも付与することができる。幅方
向への付与により、幅方向と直交する方向への伸縮性が
増しフィット感が向上する。幅方向と直交する方向への
付与によりガーゼのような風合いとなり、肌触りのよさ
が向上する。
【0037】このような縮緬状の皺は、バリヤーシート
4a,4aなど、弾性伸縮部材を備えるシートにも付与
することができる。この形態によれば、弾性伸縮部材の
伸縮効果がより効果的に得られる。
【0038】また、バックシート1または11にも縮緬
状の皺を付与することができる。これによれば、装着の
ため手に取ったとき、布のようなより自然に近い感覚が
得られる。バックシート1または11として、不織布ま
たは少なくとも外面を不織布としたプラスチックフィル
ムとの積層複合シートを用いると、布のような風合いを
確実に得ることができる。
【0039】以上のような縮緬状の皺は、山相互間隔が
0.2〜5.0mm、より望ましくは0.5〜3.0m
mとなるように付与する。また、好適には、収縮率で3
%〜60%、元の厚み(素材シート自体の厚み)との比
で1.05倍〜3.0倍、さらに好適には、収縮率で1
0%〜40%、元の厚みとの比で1.10倍〜1.50
倍となるように付与する。本発明中で用いる収縮率は、
まず、皺を付与したシートの長さL1を求め、次に、皺
を付与したシートに水を含ませ皺を伸ばし、熱をかけ乾
燥させ、そのシートの長さL0を求め、この2つの長さ
を基に、式(1)により算出した。 収縮率(%)={(L0−L1)/L1}×100・・・(1)
【0040】本発明のシート素材として好適には繊維素
材が用いられ、この繊維素材としては、紙、織布、不織
布を例示できる。この中でも肌触り、操業性などの観点
から特に不織布を用いることができる。不織布は単層で
もよいが、フィルムシートや紙を不織布で挟み込んだも
のなど、複合シートの使用が好ましい。また、ポイント
ボンド不織布、スパンボンドメルトブローン不織布を用
いるのも好適である。原料素材としては、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリエチレンとポリプロピレンの
混成物など適宜採用できる。
【0041】<縮緬状の皺を付与する工法について>縮
緬状の皺は、クレープ加工で付与することができる。ク
レープ加工の方法としては、湿潤素材シートをプレスロ
ールまたはヤンキードライヤーなどの上で、ドクターを
使用して行うという方法などを挙げることができる。
【0042】本実施の形態では、図3に示すように、ト
ップシート供給ドラム101からのトップシート2,1
2をドラムロール104の上で、ブレードドクター10
7を使用して行うという方法による。ブレードドクター
107及びドラムロール104から排出されるトップシ
ート4の排出速度とドラムロール104の周速度の比を
1:1.03〜1.60とすれば、トップシート4の収
縮率が3〜60%に、1:1.10〜1.40とすれ
ば、収縮率が10〜40%となる。
【0043】トップシート4には、その後、アンビルロ
ール106上でドットエンボスロール105によりエン
ボスを付与する。この際、セカンドシート供給ドラム1
02からのセカンドシート5をトップシート4と重ね合
わせ、2つのシートの間に空隙を形成する。この空隙が
クッションとなり、肌触りはより一層向上する。
【0044】なお、必要により、トップシート4及びセ
カンドシート5には、透孔を多数形成することができ
る。この透孔は、素材シートの段階で形成することが望
ましいが、素材の繰り出しから皺加工までの間に形成す
ることもできる。この透孔の形成により、体液の吸収ス
ピードが向上する。
【0045】<他の形態>吸収性物品の他の形態として
は、図1の紙おむつにおいて、ガスケットカフスの形成
することなく、バリヤーカフスのみ、あるいはバリヤー
カフスを形成することなく、ガスケットカフスのみ、さ
らにはカフスを形成しないものでもよい。生理用ナプキ
ンにおいて、その両側に弾性伸縮部材を長手方向に沿っ
て設け、紙おむつにおけるガスケットカフスやバリヤー
カフスのように、横漏れ防止を図る形態を採ることがで
きる。
【0046】さらに、上記例ではバックシート1及び1
1が製品の裏面シートとなっているが、さらに衣類側に
別のシートを配置し、これを本発明の裏面シートとする
こともできる。
【0047】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、肌触り
に優れ、かつ体液透過性にも優れる吸収性物品を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】紙おむつの構造を示す一部破断斜視図である。
【図2】生理用ナプキンの構造を示す一部破断斜視図で
ある。
【図3】吸収性物品の製造方法の処理フローである。
【符号の説明】
1,6,11…不透液性バックシート、2,4,12…
透液性トップシート、3,7,13…吸収体、5…セカ
ンドシート、101…トップシート供給ドラム、102
…セカンドシート供給ドラム、103…バックシート供
給ドラム、104…ドラムロール、105…ドットエン
ボスロール、106…アンビルロール、107…ブレー
ドドクター。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61F 13/472 (72)発明者 藤田 雅也 静岡県富士市厚原151−2 ダイオーサニ タリープロダクツ株式会社内 (72)発明者 福本 秀一 静岡県富士市厚原151−2 ダイオーサニ タリープロダクツ株式会社内 Fターム(参考) 3B029 BB02 BB03 BB05 BB06 BD12 BD13 BD14 BF04 4C003 BA03 BA04 CA01 GA03 HA05 4C098 AA09 CC07 CC08 CC10 CC12 DD10 DD23

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】使用者の肌と接触する使用面側における体
    液透過性のトップシートと、このトップシートを介して
    体液を受け入れ内部に保持する吸収要素とを備えた吸収
    性物品において、 前記トップシートの少なくとも一部に縮緬状の皺が付与
    され、山相互間隔が0.2〜5.0mm、皺部分の厚み
    がシート自体の厚みに対して1.02〜3.0倍である
    ことを特徴とする吸収性物品。
  2. 【請求項2】前記トップシートに体液を透過させる透孔
    が複数形成されている請求項1記載の吸収性物品。
  3. 【請求項3】使用者の肌と接触する使用面側における体
    液透過性のトップシートと、このトップシートを介して
    体液を受け入れ内部に保持する吸収要素と、製品の両側
    部に体液の横方向の流れを阻止する横漏れ防止シートと
    を備えた吸収性物品において、 前記横漏れ防止シートの少なくとも一部に縮緬状の皺が
    付与され、山相互間隔が0.2〜5.0mm、皺部分の
    厚みがシート自体の厚みに対して1.02〜3.0倍で
    あることを特徴とする吸収性物品。
  4. 【請求項4】前記縮緬状の皺が、少なくとも使用者の肌
    と接触する部位に付与されている請求項1〜3のいずれ
    か1項に記載の吸収性物品。
  5. 【請求項5】前記横漏れ防止シートに対して収縮力を与
    える弾性伸縮部材が設けられている請求項3または4記
    載の吸収性物品。
  6. 【請求項6】前記縮緬状の皺と直交する方向に、さらに
    縮緬状の皺が付与されている請求項1〜5のいずれか1
    項に記載の吸収性物品。
  7. 【請求項7】前記縮緬状の皺が、3〜60%の収縮率と
    なるように付与されている請求項1〜6のいずれか1項
    に記載の吸収性物品。
  8. 【請求項8】前記トップシートまたは横漏れ防止シート
    が、不織布とプラスチックフィルムとの積層シートであ
    り、その不織布層は使用者の肌と接触する使用面側に位
    置している請求項1〜7のいずれか1項に記載の吸収性
    物品。
  9. 【請求項9】前記トップシートが、不織布とプラスチッ
    クフィルムとの積層シートであり、かつ体液を透過させ
    る透孔が複数形成され、前記その不織布層は使用者の肌
    と接触する使用面側に位置している請求項1〜7のいず
    れか1項に記載の吸収性物品。
  10. 【請求項10】使用者の肌と接触する使用面側における
    体液透過性のトップシートと、このトップシートを介し
    て体液を受け入れ内部に保持する吸収要素とを備えた吸
    収性物品を製造するにあたり、 使用者の肌と接触するシート素材の少なくとも一部に縮
    緬状の皺を付与し、これを使用者の肌と接触するシート
    として組み立て工程に供給することを特徴とする吸収性
    物品の製造方法。
  11. 【請求項11】使用者の肌と接触する使用面側に位置
    し、体液透過性素材からなりかつ体液を透過させる透孔
    が形成されたトップシートと、このトップシートを介し
    て体液を受け入れ内部に保持する吸収要素とを備えた吸
    収性物品を製造するにあたり、 使用者の肌と接触するシート素材に透孔を形成し、その
    後、少なくとも一部に縮緬状の皺を付与し、これを使用
    者の肌と接触するシートとして組み立て工程に供給する
    ことを特徴とする吸収性物品の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005178365A (ja) * 2003-11-12 2005-07-07 Tredegar Film Products Corp 複合弾性織物

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