JP2001169854A - シートに着脱自在に取付けるクッションの構造 - Google Patents

シートに着脱自在に取付けるクッションの構造

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JP2001169854A
JP2001169854A JP36020299A JP36020299A JP2001169854A JP 2001169854 A JP2001169854 A JP 2001169854A JP 36020299 A JP36020299 A JP 36020299A JP 36020299 A JP36020299 A JP 36020299A JP 2001169854 A JP2001169854 A JP 2001169854A
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JP
Japan
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cushion
seat
hogs
hog
connecting piece
Prior art date
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Pending
Application number
JP36020299A
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English (en)
Inventor
Yasuhiko Kamei
靖彦 亀井
Hisashi Nishimura
西村  久
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Tachi S Co Ltd
Original Assignee
Tachi S Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】シートの凹窪部内に着脱自在に取付けるクッシ
ョンの取付性及び取り外し性を向上させることである。 【構成】クッション(2)に設けてシート(1)の凹窪
部(10)内のホッグA(11)(11)に係合する左
右のホッグB(21)(21)を連結片(22)の左右
一体に取付けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車用シートにおける
着座部を構成するクッションをシートに対して別体に形
成して、シートの着座部に着脱自在に組み込むことがで
きるようにしたシートにおける前記クッションの構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車用シートには、シートバッ
クの前面である着座面側に凹窪部を設け、この凹窪部内
に子供用シートベルト装置を設けて子供用シートとし、
また、前記凹窪内にクッションを格納することにより、
そのクッションで子供用シートベルト装置を被覆して大
人用のシートに変更できるものが開示されている(例え
ば、実開昭60ー65135号公報)。
【0003】以上のクッションは大人用のシートとして
使用する場合には大人の背部を支持する部位に位置する
ため、柔軟性の発泡体(例えば、スラブ材など)を袋状
の表皮で被覆しているものを使用している。
【0004】そして、このクッションは背面に止着した
ベルベット式ファスナによって前記シートバックの凹窪
部内に着脱自在に固定している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、子供用シー
トにする場合には、前記クッションをシートバックの凹
窪部から取り外す必要がある。シートバックから取り外
したクッションは、前述の如くベルベット式ファスナが
背面側に設けてある。
【0006】従って、このファスナが例えば起毛を施し
た表皮からなる他のシートに係合するため、クッション
をそのファスナが他物品に接触することがないように移
動させなければならない不具合があった。
【0007】また、シートバックの凹窪部内にクッショ
ンを取り付ける際、ベルベット式ファスナの全面を一度
に凹窪部内のベルベット式ファスナに係合しなければ、
クッションを所定位置に固定できない欠点もあった。
【0008】そこで、本発明はシートに対して別体に成
形してシートに着脱自在に取付ける斯様なクッションに
おける前記不具合を除去することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めの本発明は、シートの着座面側にクッション収納用の
凹窪部を設け、該凹窪部内における一端側の左右に、ク
ッション取付用のホッグAを締結し、このホッグAに着
脱自在に係合するホッグBを前記クッションの裏面側の
左右に設けて、前記シートの凹窪部内にクッションを取
付けてなるシートであって、前記クッションの各ホッグ
Bを剛性を有する連結片の左右に取付けてなることを特
徴とするものである。
【0010】また、前記連結片は、剛性を有するテープ
状の合成樹脂プレートで形成して、発泡体製パッドとこ
れを被覆する表皮とから構成するクッションにおける表
皮の内側に配設してなるものである。
【0011】連結片の剛性により、クッションのホッグ
B、B部分の剛性が向上し、ホッグB、Bをシート側の
ホッグA、Aに係合し易くなるし、クッションをシート
バックに固定後、ホッグBとB間の連結片を把持して引
くことにより、両ホッグB、Bはシート側のホッグA、
Aから容易に係脱できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を図
面に基づいて説明する。図1はクッション(2)をシー
トバック(1)の凹窪部(10)から取り外して子供用
のシートとした状態を示す。
【0013】クッション(2)をシートバック(1)か
ら取り外すことにより、シートバック(1)の凹窪部
(10)内に配設されている子供用シートベルト装置
(12)が露出し、この子供用シートベルト装置(1
2)はシートクッション(3)の先端部に設けた調節ベ
ルト(12B)を引くことによって、ベルトの長さ調節
ができるようになっている。
【0014】なお、シートクッション(3)の前座部
(30)がシートクッション(3)に対して別体に成形
され、この前座部(30)がシートクッション(3)を
構成する後座部(31)に連結布で連結され、図示する
ように子供用シートとして使用する場合には前座部(3
0)が後座部(31)上に重ねて高さを高くし、前座部
(30)があった凹部(30A)を子供の足置き場所と
している。図中(12A)は、子供用シートベルト装置
(12)に連結して子供用シートベルト装置(12)の
一部を構成するバックルを示す。
【0015】以上のシートバック(1)の凹窪部(1
0)における上部左右には、ホッグA(11)(11)
が取付けられ、凹窪部(10)に臨むシートバック
(1)の底部には別のホッグC(11A)が図2に示す
ように取付けられている。
【0016】一方、前記クッション(2)の背面(2
A)における上部左右には、ホッグA(11)(11)
に係合するホッグB(21)(21)が設けてあり、こ
のホッグB(21)(21)は図3に示すように剛性を
有する連結片(22)の左右に固定されている。
【0017】連結片(22)はナイロンなどの剛性、保
形性を有する合成樹脂の織物、プレートでテープ状に形
成され、クッション(1)を構成する表皮(25)の内
側に配設されている。
【0018】クッション(2)は柔軟弾性を有する発泡
体(ウレタンフォームのスラブ材)製パッド(24)
と、このパッド(24)を被覆する表皮(25)とから
構成されている。
【0019】従って、クッション(2)はパッド(2
4)と表皮(25)とから構成されているため、全体が
柔軟弾性を有し、図4に示すように、シートバック
(1)の凹窪部(10)内に格納してシートバックを大
人のシートに変更した場合に乗員に対するクッション性
を良好にしている。
【0020】そして、この全体が柔軟なクッション
(1)はホッグB(21)(21)を両端に取付ける連
結片(22)によって保形性が保持される。
【0021】なお、クッション(2)の背面(2A)下
部における中央には、取付布(23)を介してホッグD
(21A)が取付けられ、このホッグD(21A)は前
記ホッグC(11A)に係合することにより、クッショ
ン(2)の下部側はシートバック(1)に固定される。
【0022】図中(2B)はクッション、(2)の前面
(13)はシートバック(1)のフレーム、(14)は
同パッド、(16A)(16B)は大人用のシートベル
ト、(17)はバックボードを各々示す。
【0023】クッション(2)は図4の格納状態におい
てその上端部における中央部(A)とシートバック
(1)着座部における上縁部(18)との隙間に指先を
差し込み、クッション(2)を前方に引き出すことによ
り簡単に取り外され図1の状態になる。
【0024】即ち、指先が連結片(22)におけるホッ
グB(21)、(21)間に位置するため、連結片(2
2)を引くと両ホッグB(21)(21)がホッグA
(11)(11)から外れ、クッション(2)はシート
バック(1)から容易に取り外される。
【0025】そして、取り外したクッション(2)を取
り付けるには、両ホッグB(21)(21)が連結片
(22)の剛性によって所定位置に位置決めされてい
る。従って、クッション(2)をシートバック(1)の
凹窪部(10)内に嵌合させてその上部を押圧すること
により、ホッグB(21)(21)はホッグA(11)
(11)に確実に係合してクッション(2)はシートバ
ック(1)の凹窪部(10)内に格納される。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、クッションの左右に設
けたホッグB、Bは、連結片の剛性によりシート側のホ
ッグA、Aに対して確実に係合するし、また、ホッグ
A、Aから容易に取り外すことができる。
【0027】加えて、本発明は連結片をクッションの表
皮の内側に配設したから、取り外したクッションの外観
品質が連結片によって損なわれることがない。また、ベ
ルベット式ファスナを使用していないため、前記従来品
の不具合も除去できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】クッションを取り外した状態の斜視図である。
【図2】シートとクッションの断面図である。
【図3】クッションの部分切欠斜視図である。
【図4】クッションをシートに取り付けた状態の斜視図
である。
【符号の説明】
1 シート 2 クッション 10 シートの凹窪部 11 ホッグA 21 ホッグB 22 連結片

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートの着座面側にクッション収納用の
    凹窪部を設け、該凹窪部内における一端側の左右に、ク
    ッション取付用のホッグAを締結し、このホッグAに着
    脱自在に係合するホッグBを前記クッションの裏面側の
    左右に設けて、前記シートの凹窪部内にクッションを取
    付けてなるシートであって、 前記クッションの各ホッグBを剛性を有する連結片の左
    右に取付けてなることを特徴とするシートに着脱自在に
    取付けるクッションの構造。
  2. 【請求項2】 前記連結片は、剛性を有するテープ状の
    合成樹脂プレートで形成し、発泡体製パッドとこれを被
    覆する表皮とから構成するクッションにおける表皮の内
    側に配設してなる請求項1記載のシートに着脱自在に取
    付けるクッションの構造。
JP36020299A 1999-12-20 1999-12-20 シートに着脱自在に取付けるクッションの構造 Pending JP2001169854A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009280085A (ja) * 2008-05-22 2009-12-03 Toyota Auto Body Co Ltd サイドシート
CN105980200A (zh) * 2013-12-16 2016-09-28 约翰逊控制技术公司 车辆座椅

Cited By (4)

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CN105980200A (zh) * 2013-12-16 2016-09-28 约翰逊控制技术公司 车辆座椅
CN105980200B (zh) * 2013-12-16 2018-05-18 约翰逊控制技术公司 车辆座椅
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