JP2001167188A - コンテンツ利用制御システム - Google Patents

コンテンツ利用制御システム

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JP2001167188A
JP2001167188A JP35235799A JP35235799A JP2001167188A JP 2001167188 A JP2001167188 A JP 2001167188A JP 35235799 A JP35235799 A JP 35235799A JP 35235799 A JP35235799 A JP 35235799A JP 2001167188 A JP2001167188 A JP 2001167188A
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純孝 岡城
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用者からのコンテンツ利用要求に対する利
用制御において、外部の情報を利用しながらその時点で
の状況に応じた利用条件を決定することで、より柔軟な
利用制御や課金制御を容易に行えるようにする。 【解決手段】 利用条件決定手段20は、利用制御モジ
ュール格納手段10から要求を満たす利用制御モジュー
ルを検索して、これの実行に必要となる情報取得要求を
利用制御情報取得手段40に送信し、ここでは情報取得
要求を用いて外部情報リソース30〜3nを参照し必要
となる情報を取得して、利用条件決定手段20に送る。
利用条件決定手段20は、利用制御モジュール実行手段
が、利用制御情報取得手段40からの情報を用いて所定
の利用制御モジュールを実行し、決定したコンテンツの
利用条件を利用制御処理手段50に送り、利用者に対し
て受信した利用条件に基づいたコンテンツの提供を行わ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報コンテンツを
流通させるためのコンテンツ流通システムに関するもの
で、特に、柔軟かつ効率的な利用制御や課金制御を実現
する、コンテンツ流通システムに関する。
【0002】
【従来の技術】デジタルコンテンツはオリジナルと全く
区別できない複製を作成することが可能であるので、デ
ジタルコンテンツ本体に対する「所有権」を売買するの
ではなく、デジタルコンテンツの「利用権」を売買する
超流通と呼ばれる概念に基づいた技術やシステムとして
流通、販売され、例えば「インタラクション’98、平
成10年3月、p.145」に記載されているDDSA
(Digital Document Securit
y Architecture)や、「http://
www.mitsubishi.co.jp/righ
tsworks/jpnz/drm/index12.
html」に記載されているRightsWorksが
ある。
【0003】これらのうち、DDSAでは、コンテンツ
本体とそのコンテンツに対する利用権を分離し、コンテ
ンツを暗号化することで、利用者がそのまま利用するこ
とはできない。また、利用者にはトークンと呼ばれる、
各利用者固有の秘密情報を格納し、利用者を電子的に識
別するためのプログラムが配布される。利用者はトーク
ン毎にカスタマイズされたアクセスチケットと呼ばれる
利用権を入手し、自身の保持するトークンと組み合わせ
ることによりコンテンツの復号が可能となり、アクセス
チケットの利用条件に基づいてコンテンツを利用でき
る。
【0004】また、RightsWorksでは、デジ
タルコンテンツ本体と利用条件データを分離した後、暗
号化してDigiBoxと呼ばれるデータに加工する。
利用者は利用者登録が必要な専用ソフトウェアを用いて
コンテンツを復号し、そのコンテンツと同梱された利用
条件データに基づいてコンテンツを利用する。また、専
用のDigiBox作成ソフトウェアを用いることによ
り、すでに存在するDigiBoxに対して新たな利用
条件データを同梱することもできる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記D
DSAでは、アクセスチケットの存在時間を変化させる
ことで、コンテンツを利用できる期間を制御することが
できるが、基本的には、あらかじめ定められた利用条件
下でコンテンツに同梱された認証プログラムにより、コ
ンテンツ利用の許可/不許可を制御することしかできな
い。つまり、一旦配布されたコンテンツに対する利用条
件の変更はできず、また、利用者がコンテンツを利用す
る時点での状況に応じた利用制御も不可能である。
【0006】すなわち、利用者のコンテンツ利用の要求
に対してすでに設定されている利用条件下での利用を許
可するかどうかを認証するしくみになっているため、同
じ内容を持つコンテンツに対して様々な利用制御を適用
するためには、それぞれの利用条件に応じたコンテンツ
を用意しなければならないという問題があった。
【0007】一方、前記のようなRightsWork
sでは、ある利用者が保有しているDigiBoxに対
して新たに利用条件が付加された新たなDigiBox
が作成された場合、その利用者はその新たな利用条件で
コンテンツを利用するためには、新たに作成されたDi
giBoxを別途入手する必要が生じるという問題があ
る。例えば、利用者Aの保有するDigiBoxが課金
額1000円の利用条件であり、そのDigiBoxに
新たに課金額を800円に減額するという利用条件が付
加されたDigiBoxが作成され、それを利用者Bが
入手したとすると、同一コンテンツの利用に対して異な
る利用料がかかることになってしまう。さらに、利用者
がコンテンツを利用する時点での状況に応じた利用制御
も不可能である。
【0008】すなわち、少なくともデジタル情報の流通
・販売システムで、利用者に関する情報や商品の販売実
績/販売履歴など外部の様々な情報を、例えば、その時
点での状況に応じたコンテンツの販売価格や利用制御に
利用できる方法が講じられていないという不都合があっ
た。
【0009】本発明の目的は、コンテンツ利用者に対す
る利用制御において、同一コンテンツに対して様々な利
用制御をより柔軟かつ効率的に実現できるコンテンツ利
用制御システムを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的達成のために、
請求項1の発明にかかるコンテンツ利用制御システム
は、コンテンツに対する利用条件や課金額を決定するた
めの少なくとも一つの利用制御モジュールを格納した利
用制御モジュール格納手段と、前記利用制御モジュール
の実行において利用される情報が存在するデータベース
などの少なくとも一つの外部情報リソースと、利用条件
決定手段からの要求に従って前記外部情報リソースへの
参照を行う利用制御情報取得手段と、前記利用制御モジ
ュール格納手段に格納されている前記利用制御モジュー
ルの実行を行う利用制御モジュール実行手段と、該利用
制御モジュールとともに前記利用条件決定手段に設けら
れて前記利用制御モジュール実行手段と前記利用制御モ
ジュール格納手段との間の通信、および前記利用制御モ
ジュール実行手段と前記利用制御情報取得手段との間の
通信をそれぞれ行う通信手段と、前記利用条件決定手段
に対して利用条件を決定する旨の要求を行い、一方、該
利用条件決定手段において決定されたコンテンツの利用
条件に基づき、利用者に対して当該コンテンツの利用制
御を行う利用制御処理手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0011】この態様によれば、利用条件決定手段から
利用制御情報取得手段を通して外部情報リソースを参照
するようにすることで、各利用制御モジュールから個別
に直接外部情報リソースを参照する場合と比べて、外部
情報リソースへの参照を一元的に管理することができ、
例えば、対象となる外部情報リソースの参照に認証処理
あるいは課金処理が必要となる場合でも、それらの処理
を利用制御処理手段において統一的に扱うことができる
ようになる。
【0012】また、請求項2の発明にかかるコンテンツ
利用制御システムは、前記利用制御情報取得手段が、前
記外部情報リソースとして前記利用制御処理手段におい
て利用者に対して提供されたコンテンツの履歴が蓄積さ
れた利用履歴データベースを含み、前記利用制御モジュ
ールの実行に必要となる情報を前記利用履歴データベー
スから取得し、得られた情報を用いて利用条件を決定す
るようにしている。
【0013】この態様によれば、例えば、利用履歴情報
として利用者や利用コンテンツの情報を蓄積することに
より、通常の小売店での店頭販売などの場合と同様に、
回数券やスタンプサービスなどのような、利用回数に基
づく利用制御サービスを提供することができるようにな
る。さらに、利用者毎の利用回数に限らず、コンテンツ
の利用制限などコンテンツ毎の利用回数に基づく利用制
御サービスも提供できるようになる。
【0014】また、請求項3の発明にかかるコンテンツ
利用制御システムは、前記利用制御情報取得手段が、前
記外部情報リソースとして、ある利用者グループに属す
る各利用者ごとのプロファイル情報が蓄積された利用者
情報データベースを含み、前記利用制御モジュールの実
行に必要となる情報を利用者情報データベースから取得
し、得られた情報を用いて利用条件を決定するようにし
ている。
【0015】この態様によれば、利用者の年齢や性別な
どの利用者プロファイルの属性に基づいた利用制御サー
ビスや、利用者が属するグループを対象とした利用制御
サービスなどを提供できるようになる。さらに、前記利
用履歴データベースとともに利用することで、その利用
者が属するグループ全体の利用傾向などを把握し、その
グループにおけるお勧めコンテンツや人気ランキングな
どを提供できるようになる。
【0016】また、請求項4の発明にかかるコンテンツ
利用制御システムは、前記利用制御情報取得手段が、前
記外部情報リソースとして現時点を示す現時点取得手段
を含み、前記利用制御モジュールの実行に必要となる情
報を前記現時点取得手段から取得し、得られた情報を用
いて利用条件を決定するようにしている。
【0017】この態様にすれば、期間限定コンテンツ
や、ニュースなどコンテンツ登録時から時間が経過する
につれてそのコンテンツの価値は低下していくと考えて
課金額を減額していくなど、コンテンツの利用要求時期
やコンテンツ登録時からの時間推移に基づいた利用制御
サービスを提供することができるようになる。さらに、
前記利用履歴データベースや利用者情報データベースと
ともに利用することで、単にコンテンツの利用回数に基
づいた利用制限だけでなく、例えば各利用者毎に期間限
定の利用を許可し、その履歴を取り、各時点でのコンテ
ンツの利用者数を限定することで通常の店舗で行われて
いるレンタルサービスを提供することができるようにな
り、各時点でのコンテンツの利用量を制限したり調整し
たりすることもできる。
【0018】また、請求項5の発明にかかるコンテンツ
利用制御システムは、例えば外部情報リソースとしてデ
ータベースシステムを想定したときなど、前記データベ
ースシステムへの問合わせとして、利用制御モジュール
から利用制御情報取得手段にSQLを用いた質問文を送
ることによって問合わせを行う代わりに、あらかじめS
QLをテンプレート化あるいはライブラリ化したものを
蓄積しておく外部情報リソース問合わせ手段格納手段
と、前記外部情報リソース問合わせ手段格納手段を前記
利用制御情報取得手段などから利用するための外部情報
リソース問合わせ手段参照手段とを備えている。
【0019】この態様によれば、前記テンプレート化あ
るいはライブラリ化され蓄積されているSQL質問文を
用いることにより、SQL言語のサポートレベルの違い
など外部情報リソースとなるデータベースシステムの相
違を意識することなく、より容易に問合わせを行うこと
が可能となる。またこのとき、SQL質問文の代わり
に、対象となる外部情報リソースに対応した問合わせ方
法を外部情報リソース問合わせ手段格納手段に登録可能
であり、外部情報リソースの対象はデータベースシステ
ムに限るものではない。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図1を参照すると、
本発明の第1の実施の形態は、コンテンツに対する利用
条件や課金額を決定するための少なくとも一つの利用制
御モジュールを格納した利用制御モジュール格納手段1
0と、前記利用制御モジュール格納手段10に格納され
た利用制御モジュールを実行しコンテンツの利用条件を
決定する利用条件決定手段20と、前記利用条件決定手
段20においてコンテンツの利用条件を決定するときに
必要となる情報を提供する、コンテンツ利用履歴データ
ベースや各利用者のプロファイル情報が蓄積された利用
者情報データベースなどの外部情報リソース30〜3n
と、前記利用条件決定手段20からの要求により前記外
部情報リソースへの参照を行う利用制御情報取得手段4
0と、前記利用条件決定手段に対し利用条件を決定する
旨の要求を行い、前記利用条件決定手段20において決
定した利用条件を受信し、利用者に対して所定の利用条
件でのコンテンツの利用制御を行う利用制御処理手段5
0とから構成されている。
【0021】また、これらのうち前記利用条件決定手段
20は、前記利用制御モジュールを実行する利用制御モ
ジュール実行手段201と、前記利用制御モジュール実
行手段201と前記利用制御モジュール格納手段10と
の間の通信、および前記利用制御モジュール実行手段2
01と前記利用制御情報取得手段40との間の通信をそ
れぞれ行う通信手段202とを含む。なお、この通信手
段202の構成として通信経路毎にそれぞれの通信手段
を配置するようにしてもよいし、一つの通信手段によっ
てまとめて通信させるようにしてもよい。
【0022】次に、図2のフローチャートを参照して本
実施の形態の全体の動作について詳細に説明する。ま
ず、利用者がコンテンツの利用要求を利用制御処理手段
50に送る(ステップA1)。利用制御処理手段50は
ステップA1で受信した利用要求から当該コンテンツの
利用条件を決定する要求を利用条件決定手段20に送る
(ステップA2)。利用条件決定手段20は、受信した
利用条件決定要求を用いて、通信手段202を通じて利
用条件を決定するための利用制御モジュールを利用制御
モジュール格納手段10から検索する(ステップA
3)。利用条件決定手段20は、ステップA3で検索さ
れた利用制御モジュールの実行に必要な外部情報の取得
要求を制御手段202を通じて、利用制御情報取得手段
40に送る(ステップA4)。
【0023】前記利用制御情報取得手段40は、受信し
た外部情報取得要求を用いて所定の外部リソースを参照
し(ステップA5)、利用制御モジュールの実行に必要
な外部情報を取得し利用条件決定手段20に送る(ステ
ップA6)。利用条件決定手段20は、通信手段202
を通じてステップA6で得られた外部情報を受信し、利
用制御モジュール実行手段201において利用制御モジ
ュールを実行し(ステップA7)、当該コンテンツの利
用条件を決定する(ステップA8)。利用条件決定手段
20は、決定した利用条件を利用制御処理手段50に送
る(ステップA9)。利用制御処理手段50は、利用者
に対して受信した利用条件に基づきコンテンツを提供す
る(ステップA10)。このとき、受信した利用条件が
コンテンツの提供を認めないものである場合には、その
旨のメッセージを利用者に提示する(ステップA1
1)。
【0024】この第1の実施の形態では、コンテンツ利
用者に対する当該コンテンツの利用条件を、様々な外部
情報を利用しながら決定することができるように構成さ
れているため、より柔軟で木目細かなコンテンツの利用
制御ができる。また、本実施の形態では、さらに、利用
条件決定手段20から利用制御情報取得手段40を通じ
て外部情報リソース30〜3nを参照するように構成さ
れているため、各利用制御モジュールから個別に直接外
部情報リソース30〜3nを参照する場合に比べて、外
部情報リソース30〜3nへの参照を一元的に管理する
ことができ、例えば、対象となる外部情報リソース30
〜3nの参照に認証処理あるいは課金処理が必要となる
場合でも、認証情報あるいは課金情報を統一的に扱うこ
とができる。
【0025】次に、本発明の第2の実施の形態について
図面を参照して詳細に説明する。図3を参照すると、本
発明の第2の実施の形態は、外部情報リソース問合わせ
・格納手段60と、前記外部情報リソース問合わせ・格
納手段60を前記利用制御情報取得手段40などから利
用するための外部情報リソース問合わせ・参照手段70
とを有する点で、図1に示された第1の実施の形態と異
なる。外部情報リソース問合わせ・格納手段60は、外
部情報リソースへの問合わせ処理の内容をあらかじめテ
ンプレート化あるいはライブラリ化したものを蓄積して
いる。
【0026】この第2の実施の形態の動作を図4のフロ
ーチャートを参照して詳細に説明する。図4のステップ
A1〜A4、およびステップA6〜A11で示される本
実施の形態における動作は、図2について説明した第1
の実施の形態における動作と同一のため、その重複する
説明は省略する。
【0027】第1の実施の形態では、利用制御情報取得
手段40から外部情報リソース30〜3nへ問合わせを
行うために必要な情報を利用条件決定手段20からのみ
送信していた。この第2の実施の形態では、利用制御情
報取得手段40は、利用条件決定手段20より受信した
外部情報取得要求から、外部情報リソース問合わせ・参
照手段70を通じて、あらかじめテンプレート化あるい
はライブラリ化された問合わせ要求を検索し(ステップ
B1)、外部情報リソース30〜3nに対して問合わせ
を行う(ステップB2)。
【0028】この第2の実施の形態では、問合わせ処理
の内容をあらかじめテンプレート化あるいはライブラリ
化し外部情報リソース問合わせ・格納手段60に蓄積し
ておき、利用条件決定手段20からは利用制御情報取得
手段40に対して、外部情報リソース問合わせ・参照手
段70を通じて、問合わせ処理を検索したのち実行させ
るように構成されているため、各外部情報リソースが受
理可能な問合わせ処理の相違などを意識することなく、
より容易に問合わせを行うことが可能となる。
【0029】
【実施例】次に、図5に示される具体的な実施例を用い
て第1の実施の形態の動作を説明する。まず、利用者が
コンテンツの利用要求を利用制御処理手段50に送る
(ステップA1)。利用制御処理手段50はステップA
1で受信した利用要求から当該コンテンツの利用条件を
決定するための図6に示されるような要求を利用条件決
定手段20に送る(ステップA2)。本実施例では、コ
ンテンツ要求データとして利用者IDとコンテンツID
の組を持つものとする。利用条件決定手段20は、受信
した利用条件決定要求を用いて、通信手段202を通じ
て利用条件を決定するための利用制御モジュールを利用
制御モジュール格納手段10から検索する(ステップA
3)。
【0030】この第1の実施例では、利用制御モジュー
ル格納手段10は図7に示されるようなカラムを持つリ
レーショナルデータベースであるとする。また、ここで
は外部情報取得要求として、外部情報リソース名とそれ
に対する問合わせの組を持つものとする。外部情報取得
要求の形式は様々なものが考えられる。図7の例では利
用履歴データベース80に対して図に示されるようなS
QL文を用いて問合わせを行うものとする。この例では
SQL文は一つであるが、場合に応じて複数のSQL文
を用いることもできる。また、問合わせ自体も、利用履
歴データベース80のみならず、複数の外部情報リソー
スに対する問合わせを列挙してもよい。
【0031】利用条件決定手段20は、ステップA3で
検索された利用制御モジュールの実行に必要な外部情報
の取得要求と、コンテンツ要求データを通信手段202
を通じて、利用制御情報取得手段40に送る(ステップ
A4)。本実施例では、図7に示されているSQL文に
疑問符”?”で表されるINパラメータが含まれているの
で、利用制御情報取得手段40において、コンテンツ要
求データに含まれるUserIDとContentsI
Dを用いてパラメータ部分を所定の値に変換したのち問
合わせを行う。
【0032】利用制御情報取得手段40は、受信した外
部情報取得要求を用いて図8に示されるような表形式で
コンテンツの利用履歴が格納されている利用履歴データ
ベースを参照し(ステップA5)、結果として図9に示
されるような表形式の外部情報を取得し利用条件決定手
段20に送る(ステップA6)。ここで、格納される利
用履歴の形式は様々な形式が考えられ、それに応じて結
果の形式も変化する。利用条件決定手段20は、通信手
段202を通じてステップA6で得られた外部情報を用
いて、回数割引モジュールを実行し(ステップA7)、
当該コンテンツの課金額を決定する(ステップA8)。
本実施例では、回数割引モジュールは同一コンテンツを
10回以上利用した利用者に対しては課金額を10%減
額するものとする。
【0033】このとき利用条件決定手段20は、課金額
を900円とする旨の処理結果を利用制御処理手段50
に送る(ステップA9)。利用制御処理手段50は、利
用者に対して、受信した課金額に基づきコンテンツを提
供する(ステップA10)。また、利用者が提供を要求
したコンテンツに対する利用制御モジュールが、当該コ
ンテンツに対してある一定の回数を超える提供を拒否す
るような回数制限モジュールである場合などにおいて、
当該利用者のコンテンツ提供要求がすでに制限回数を超
えている場合には、当該コンテンツの提供を拒否する旨
のメッセージを利用者に提示する(ステップA11)。
【0034】次に第2の実施例を、図10を参照して説
明する。かかる第2の実施例は、第2の実施の形態に対
応するものである。この第2の実施例は、外部情報リソ
ースへの問合わせ処理の内容をあらかじめテンプレート
化あるいはライブラリ化したものを蓄積する外部情報リ
ソース問合わせ・格納手段60と、前記外部情報リソー
ス問合わせ・格納手段60を前記利用制御情報取得手段
40などから利用するための外部情報リソース問合わせ
・参照手段70とを有する点で、第1の実施例と異な
る。
【0035】第1の実施例のステップA1、ステップA
2と同様の処理を経て、ステップA3において利用制御
モジュールを利用制御モジュール格納手段10から検索
する際の、この第2の実施例における利用制御モジュー
ル格納手段10の形式を図11に示す。この第2の実施
例では、外部情報取得要求として問合わせテンプレート
の名称のみを設定するものとする。ここで、問合わせテ
ンプレートは複数指定してもよい。利用条件決定手段2
0は、ステップA3で検索された利用制御モジュールの
実行に必要な外部情報の取得要求と、コンテンツ要求デ
ータを制御手段202を通じて、利用制御情報取得手段
40に送る(ステップA4)。
【0036】利用制御情報取得手段40は、外部情報リ
ソース問合わせ・格納手段60から外部情報リソース問
合わせ・参照手段70を通じて、利用条件決定手段20
より受信した問合わせ名称を用いて、あらかじめテンプ
レート化あるいはライブラリ化された問合わせ要求を検
索する(ステップB1)。この第2の実施例における外
部情報リソース問合わせ・格納手段60の形式を図12
に示す。図12の例では、問合わせテンプレート名と、
その問合わせにおいて参照する外部情報リソースに関す
る情報、前記外部情報リソースが受理可能な問合わせ処
理の内容が格納されている。この例では、問合わせテン
プレート名”回数割引SQL01”を用いて、リソース
情報として”利用履歴データベース”、問い合わせ内容
として前記利用履歴データベース80が受理可能なSQ
L文の形式として”SELECTCOUNT(*) F
ROM rirekitable WHERE Use
rID=? AND ContentsID=?”が検
索結果となる。この後第1の実施例におけるステップA
6〜A11と同様の処理が行われる。
【0037】また、第2の実施例では、利用制御モジュ
ールとは別に、外部情報リソース30〜3nへの問合わ
せを蓄積しておくことにより、利用制御モジュールを利
用制御モジュール格納手段10に登録する際に、外部情
報リソースへの問合わせ方法の違いを意識することな
く、容易に外部情報リソース30〜3nへの参照が可能
になる。
【0038】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、利用者
ごとに、あるいは状況に応じて各自が必要とする利用条
件でのコンテンツ利用を要求して利用条件を決定するこ
とにより、所望の利用条件でのコンテンツ利用が可能と
なり、この結果、同一コンテンツに対して様々な利用制
御ができるという効果が得られる。また、コンテンツと
は独立に、利用制御モジュールや外部リソースへの問合
わせを新規作成または変更し、同一コンテンツ、あるい
はすでに存在するコンテンツに対する利用制御として適
用することができるため、コンテンツに対する利用制御
を容易に追加、変更が可能になるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態によるコンテンツ利
用制御システムを示すブロック図である。
【図2】 本発明の第1の実施形態の動作を示す流れ図
である。
【図3】 本発明の第2の実施形態によるコンテンツ利
用制御システムを示すブロック図である。
【図4】 本発明の第2の実施形態の動作を示す流れ図
である。
【図5】 本発明の第1の実施例におけるシステム構成
を示すブロック図である。
【図6】 図1に示す利用制御処理手段が送る利用要求
メッセージの一例を示す説明図である。
【図7】 図1に示す利用制御モジュール格納手段の形
式の一例を示す説明図である。
【図8】 図5に示されている利用履歴データベースの
形式の一例を示す説明図である。
【図9】 図5に示されている利用履歴データベースに
対する問合わせ結果の一例を示す説明図である。
【図10】 本発明の第2の実施例におけるシステム構
成を示すブロック図である。
【図11】 本発明の第2の実施例における利用制御モ
ジュール格納手段の形式の一例を示す説明図である。
【図12】 本発明の第2の実施例における外部情報リ
ソース問合わせデータベースの形式の一例を示す説明図
である。
【符号の説明】
10 利用制御モジュール格納手段 20 利用条件決定手段 30、31、3n 外部情報リソース 40 利用制御情報取得手段 50 利用制御処理手段 60 外部情報リソース問合わせ・格納手段 70 外部情報リソース問合わせ・参照手段 80 利用履歴データベース 201 利用制御モジュール実行手段 202 通信手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報コンテンツを流通させるためのシス
    テムにおける、コンテンツ利用制御システムであって、 コンテンツに対する利用条件や課金額を決定するための
    少なくとも一つの利用制御モジュールを格納した利用制
    御モジュール格納手段と、 前記利用制御モジュールの実行において利用される情報
    が存在するデータベースなどの少なくとも一つの外部情
    報リソースと、 利用条件決定手段からの要求に従って前記外部情報リソ
    ースへの参照を行う利用制御情報取得手段と、 前記利用制御モジュール格納手段に格納されている前記
    利用制御モジュールの実行を行う利用制御モジュール実
    行手段と、 該利用制御モジュールとともに前記利用条件手段に設け
    られて前記利用制御モジュール実行手段と前記利用制御
    モジュール格納手段との間の通信、および前記利用制御
    モジュール実行手段と前記利用制御情報取得手段との間
    の通信をそれぞれ行う通信手段と、 前記利用条件決定手段に対して利用条件を決定する旨の
    要求を行い、一方該利用条件手段において決定されたコ
    ンテンツの利用条件に基づき、利用者に対して当該コン
    テンツの利用制御を行う利用制御処理手段とを備えたこ
    とを特徴とするコンテンツ利用制御システム。
  2. 【請求項2】 前記利用制御情報取得手段は、前記外部
    情報リソースとして前記利用制御処理手段において利用
    者に対して提供されたコンテンツの履歴が蓄積された利
    用履歴データベースを含み、前記利用制御モジュールの
    実行に必要となる情報を前記利用履歴データベースから
    取得し、得られた情報を用いて利用条件を決定すること
    を特徴とする請求項1記載のコンテンツ利用制御システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記利用制御情報取得手段は、前記外部
    情報リソースとしてある利用者グループに属する各利用
    者ごとのプロファイル情報が蓄積された利用者情報デー
    タベースを含み、前記利用制御モジュールの実行に必要
    となる情報を利用者情報データベースから取得し、得ら
    れた情報を用いて利用条件を決定することを特徴とする
    請求項1記載のコンテンツ利用制御システム。
  4. 【請求項4】 前記利用制御情報取得手段は、前記外部
    情報リソースとして現時点を示す現時点取得手段を含
    み、前記利用制御モジュールの実行に必要となる情報を
    前記現時点取得手段から取得し、得られた情報を用いて
    利用条件を決定することを特徴とする請求項1記載のコ
    ンテンツ利用制御システム。
  5. 【請求項5】 前記外部情報リソースへの問合わせをあ
    らかじめテンプレート化あるいはライブラリ化したもの
    を蓄積しておく外部情報リソース問合わせ手段格納手段
    と、前記外部情報リソース問合わせ手段格納手段を前記
    利用制御情報取得手段から参照する外部情報リソース問
    合わせ手段参照手段とを備えたことを特徴とする請求項
    1、2、3、または4記載のコンテンツ利用制御システ
    ム。
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