JP2001166600A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001166600A JP34848199A JP34848199A JP2001166600A JP 2001166600 A JP2001166600 A JP 2001166600A JP 34848199 A JP34848199 A JP 34848199A JP 34848199 A JP34848199 A JP 34848199A JP 2001166600 A JP2001166600 A JP 2001166600A
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  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ベルト状部材に設けられた位置検知用マーク
の汚れを防止して、検知センサの読み取り誤差を防ぎ、
画像の位置ずれ等のない高品質な画像を形成することが
できる画像形成装置を提供する。 【解決手段】 保持ローラ507の位置検知用マーク5
50と対向する部位に、位置検知用マーク550の厚さ
よりも深く、かつ、位置検知用マーク550の幅よりも
広い溝507aを外周面に形成して、位置検知用マーク
550と保持ローラ507とを接触しないようにする。
保持ローラ507に付着した汚れが位置検知用マーク5
50に転移せず、位置検知用マーク550の汚れが低減
され、該汚れによる検知センサ514の読み取り誤差を
防ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリンタ
ー、FAXなどの画像形成装置に係り、詳しくは、位置
検知用のマークを少なくとも1つ備えたベルト状部材
と、該ベルト状部材を回動可能に保持する複数の保持部
材と、該ベルト状部材の位置検知用マークを検知する検
知センサとを有し、該検知センサの検知結果をシーケン
ス制御に用いる画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置においては、その構
成部品としてベルト状部材を用いたものが知られてい
る。例えば、回転駆動される回転体からなる感光体に対
向配置され、且つ接触した状態で該感光体と同じ周速度
で回転される中間転写ベルトを備えたものがある。この
種の画像形成装置では、中間転写ベルトに設けられた位
置検知用マークの通過領域に該位置検知用マークを検知
する検知センサを有している。また、感光体と接した状
態を構成する一次転写部に一次転写手段、一次転写手段
の配設位置よりも感光体の回転方向上流側の帯電位置に
帯電手段をそれぞれ有している。そして画像形成する場
合には、上記感光体および中間転写ベルトの回転中に、
上記検知センサによる上記位置検知用マークの検知から
一定のタイミングで作像プロセスを開始する。具体的に
は、感光体上に光書込みを開始する。特にカラー画像を
形成する画像形成装置では、上記帯電位置を通過して帯
電された感光体の帯電領域に光書込みおよび現像により
所定の色のトナー像を形成し、この所定の色のトナー像
を一次転写部にて一次転写手段により中間転写ベルトに
転写する。このような動作を異なる色ごとに繰り返し
て、中間転写ベルト上にカラーの重ねトナー像を形成
し、この重ねトナー像を転写紙上に一括転写することに
よりカラー画像を得ている。上記重ねトナー像は、上記
異なる色ごとに、上記検知センサの上記位置検知用マー
クの検知から一定のタイミングで作像プロセスを開始す
ることで、上記中間転写ベルト上に各色が位置ずれなく
形成されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記検
知センサによる位置検知用マークの検知に読みとり誤差
が生じてしまうことがある。検知センサによる読み取り
誤差が生じると、作像プロセスを開始するタイミングが
ずれ、中間転写ベルト上で上記重ねトナー像の位置がず
れてしまうおそれがある。上記読み取り誤差が生ずる主
な原因としては、中間転写ベルトに設けられた位置検知
用マークの汚れによる検知センサの誤検知が挙げられ
る。通常、位置検知用マークは中間転写ベルトの内周面
に設けられているため、該中間転写ベルトを保持するロ
ーラと接触する。そして、該保持ローラがトナー飛散等
により汚れると、その汚れが位置検知用マークに付着す
る。すると、上記検知センサとして反射型の光センサを
用いた場合、光センサから出射された光のうち位置検知
用マークで反射される反射光量が少なくなり、該光セン
サによる検知が遅れたり、検知できなくなったりする場
合がある。
【0004】図9(a)は、上記光センサで中間転写ベ
ルト内周面に備えられた位置検知用マークを検知する場
合の一例の斜視図である。中間転写ベルト501が図中
矢印方向に回転移動し、位置検知用マーク550が光セ
ンサ514の検知領域を通過すると、図9(b)に示す
ように、光センサ514から検知信号が出力される。同
図(b)は位置検知用マーク550が汚れておらず、光
センサ514の読み取り誤差が生じていない場合を示す
ものである。これに対して、位置検知用マーク550が
汚れていると、図9(c)に示すように、光センサ51
4による位置検知用マーク550の検知が遅れる場合が
ある。この検知遅れとしては、中間転写ベルト501の
移動方向の距離で、例えば40μm〜10mm(マーク
幅弱)である。この検知遅れが、中間転写ベルト501
上に前記重ねトナー像を形成するときの位置ずれ要因と
なる。
【0005】なお、上記検知センサの読み取り誤差によ
る画像の位置ずれ等の問題は、上記中間転写ベルトに限
らず、位置検知用マークを備えたベルト状部材であれば
起こり得る問題である。また、上記検知センサの検知結
果をシーケンス制御に用いて感光体上に光書込みを行う
場合には、該検知センサの読み取り誤差が生じると画像
の位置ずれの問題が生じる。
【0006】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは、ベルト状部材に設け
られた位置検知用マークの汚れを防止して、検知センサ
の読み取り誤差を防ぎ、画像の位置ずれ等のない高品質
な画像を形成することができる画像形成装置を提供する
ことである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、位置検知用のマークを少なくと
も1つ備えたベルト状部材と、該ベルト状部材を回動可
能に保持する複数の保持部材と、該ベルト状部材の位置
検知用マークを検知する検知センサとを有し、該検知セ
ンサの検知結果をシーケンス制御に用いる画像形成装置
において、該複数の保持部材のうち少なくとも1つの保
持部材に、該位置検知用マークと接触しない非接触部位
を設けたことを特徴とするものである。
【0008】この請求項1の画像形成装置では、上記複
数の保持部材のうち少なくとも1つの保持部材に設けら
れた非接触部位は上記位置検知用マークと接触しないた
め、該保持部材表面に付着した汚れが、該位置検知用マ
ークに転移せず、該位置検知用マークの汚れを低減する
ことができる。よって、該位置検知用マークの汚れによ
る上記検知センサの読み取り誤差を防ぎ、該読み取り誤
差のない検知結果をシーケンス制御に用いることが可能
となる。
【0009】請求項2の発明は、請求項1の画像形成装
置において、表面に分解画像の潜像を形成する潜像担持
体と、内部の現像剤を用いて該潜像を現像する複数の現
像器を備えた現像装置と、現像された該分解画像を順次
重ね合わせて転写・合成されることにより、合成画像を
形成される中間転写体とを有し、該中間転写体として上
記ベルト状部材を用いることを特徴とするものである。
【0010】請求項3の発明は、請求項1又は2の画像
形成装置において、上記複数の保持部材が保持ローラで
あって、該保持ローラの上記位置検知用マークと対向す
る部位に、該位置検知用マークと接触しないような溝部
を形成したことを特徴とするものである。
【0011】この請求項3の画像形成装置では、上記保
持ローラには上記溝部が形成されているので、上記位置
検知用マークと該保持ローラとが接触することがなく、
該保持ローラに付着した汚れが、該位置検知用マークに
転移せず、該位置検知用マークの汚れを低減させること
ができる。
【0012】請求項4の発明は、位置検知用のマークを
少なくとも1つ備えたベルト状部材と、該ベルト状部材
を回動可能に保持する複数の保持部材と、該ベルト状部
材の位置検知用マークを検知する検知センサとを有し、
該検知センサの検知結果をシーケンス制御に用いる画像
形成装置において、該複数の保持部材のうち少なくとも
1つの保持部材に、該位置検知用マークと接触する部位
を清掃する清掃手段を設けたことを特徴とするものであ
る。
【0013】この請求項4の画像形成装置では、上記清
掃手段で、上記保持部材の上記位置検知用マークと接触
する部位を清掃し、該接触部位に付着した汚れを除去す
るので、該汚れが該位置検知用マークに転移することが
なく、該位置検知用マークの汚れを低減することができ
る。よって、該位置検知用マークの汚れによる上記検知
センサの読み取り誤差を防ぎ、該読み取り誤差のない検
知結果をシーケンス制御に用いることが可能となる。
【0014】請求項5の発明は、請求項4の画像形成装
置において、表面に分解画像の潜像を形成する潜像担持
体と、内部の現像剤を用いて該潜像を現像する複数の現
像器を備えた現像装置と、現像された該分解画像を順次
重ね合わせて転写・合成されることにより、合成画像を
形成される中間転写体とを有し、該中間転写体として上
記ベルト状部材を用いることを特徴とするものである。
【0015】請求項2及び5の画像形成装置では、上記
検知センサの読み取り誤差を防ぐことが可能なので、該
検知結果をシーケンス制御に用いて上記中間転写体上で
分解画像を重ね合わせるときに、該検知センサの読み取
り誤差による位置ずれを防止することが可能となる。
【0016】請求項6の発明は、請求項1、2、3、4
又は5の画像形成装置において、上記複数の保持部材の
うち少なくとも1つの保持部材が、装置本体内部の気流
の影響で汚れが付着しやすい保持部材であることを特徴
とするものである。
【0017】この請求項6の画像形成装置では、装置本
体内部の気流の影響で汚れが付着しやすい保持部材に上
記位置検知用マークと接触しない非接触部位を設け、あ
るいは、該位置検知用マークと接触する部位を清掃す
る。このように、汚れが付着しやすい保持部材に適用す
ることで、該位置検知用マークの汚れを効率よく低減す
ることが可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】〔実施形態1〕以下、この発明を
画像形成装置である電子写真式カラー複写機(以下「カ
ラー複写機」という)に適用した場合の実施形態の一例
について、図面を参照して説明する。図1は、この実施
形態に係るカラー複写機全体の概略構成図である。ま
た、図2は、カラー複写機の主要部である画像形成部の
概略構成図である。
【0019】本実施形態に係るカラー複写機は、図1に
示すように、カラー画像読み取り部1(以下「カラース
キャナ」という)、画像形成部2、給紙部3及びこれら
を駆動制御する制御部などによって構成されている。上
記カラースキャナ1は、原稿のカラー画像情報を、例え
ばレッド、グリーン、ブルー(以下、それぞれ「R」、
「G」、「B」という)の色分解光ごとに読み取り、電
気的な画像信号に変換する。そして、このカラースキャ
ナで得たR、G、Bの色分解画像信号の強度レベルをも
とにして、図示しない画像処理部で色変換処理を行い、
ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー(以下、それぞ
れ「Bk」、「C」、「M」、「Y」という)の画像デ
ータを得る。
【0020】画像形成部2は、像担持体としての感光体
ドラム100、帯電手段としての帯電チャージャ20
0、露光手段としての書き込み光学ユニット220、ク
リーニングブレード及びファーブラシからなる感光体ク
リーニング装置300、現像手段としてのリボルバ現像
ユニット400、中間転写ユニット500、2次転写ユ
ニット600、及び定着ローラ対701を用いた定着ユ
ニット700などで構成されている。感光体ドラム10
0は図中に矢印で示すように半時計方向に回転し、その
周囲には、帯電チャージャ200、感光体クリーニング
装置300、リボルバ現像ユニット400の選択された
現像機、中間転写ユニット500の中間転写体としての
中間転写ベルト501などが配置されている。また、書
き込み光学ユニット220は、カラースキャナ1からの
カラー画像データを光信号に変換して、帯電チャージャ
200によって一様に帯電された感光体ドラム100の
表面に、原稿の画像に対応したレーザ光Lを照射して光
書き込みを行い、感光体ドラム100の表面に静電潜像
を形成する。この書き込み光学ユニット220は、例え
ば、光源としての半導体レーザ、レーザ発光駆動制御
部、ポリゴンミラーとその回転用モータ、f/θレン
ズ、反射ミラーなどによって構成することができる。
【0021】上記リボルバ現像ユニット400は、Bk
トナーを用いるBk現像機401、Cトナーを用いるC
現像機402、Mトナーを用いるM現像機403、Yト
ナーを用いるY現像機404、及びユニット全体を半時
計回りに回転させる現像リボルバ駆動部(図示せず)な
どによって構成されている。このリボルバ現像ユニット
400に設置された各現像機401〜404は、静電潜
像を現像するために現像材の穂を感光体ドラム100の
表面に接触させて回転する現像材担持体としての現像ス
リーブと、現像剤を汲み上げて攪拌するために回転する
現像剤パドル、及び現像スリーブを矢印で示す時計方向
に回転させる現像スリーブ駆動部などで構成されてい
る。この実施形態では、各現像機401〜404内のト
ナーはフェライトキャリアとの攪拌によって負極性に帯
電され、また、各現像スリーブには図示しない現像バイ
アス印加手段としての現像バイアス電源により負の直流
電圧Vdc(直流成分)に交流電圧Vac(交流成分)
が重畳された現像バイアス電圧が印可され、各現像スリ
ーブが感光体ドラム100の金属基体層に対して所定電
圧にバイアスされている。
【0022】カラー複写機本体の待機状態では、リボル
バ現像ユニット400はBk現像機401が現像位置に
位置するホームポジションで停止しており、コピースタ
ートキーが押されると、原稿が像データの読み取りを開
始し、そのカラー画像データに基づいて、レーザ光Lに
よる光書き込みすなわち静電潜像形成が始まる(以下、
Bk画像データによる静電潜像を「Bk静電潜像」とい
う。C、M、Yについても同様)。このBk静電潜像の
先端部から現像可能にすべく、Bk現像位置に静電潜像
の先端部が到達する前に、Bk現像スリーブの回転を開
始してBk静電潜像をBkトナーで現像する。そして、
以後Bk静電潜像の現像動作を続けるが、Bk静電潜像
の後端部がBk現像位置を通過した時点で、速やかに次
の色の現像機が現像位置に来るまで、リボルバ現像ユニ
ット400が回転する。これは少なくとも、次の画像デ
ータによる静電潜像の先端部が現像位置に到達する前に
完了させる。
【0023】中間転写ユニット500は、図2に示すよ
うに、後述する複数のローラに張架された中間転写体で
ある中間転写ベルト501などで構成されている。この
中間転写ベルト501の周りには、2次転写ユニット6
00の転写材担持体である2次転写ベルト601、2次
転写電荷付与手段である2次転写バイアスローラ60
5、中間転写体クリーニング手段であるベルトクリーニ
ングブレード504、潤滑剤塗布手段である潤滑剤塗布
ブラシ505などが対向するように配設されている。こ
の中間転写ベルト501は、1次転写電荷付与手段であ
る1次転写バイアスローラ507、ベルト駆動ローラ5
08、ベルトテンションローラ509、2次転写対向ロ
ーラ510、クリーニング対向ローラ511、及びアー
スローラ512に張架されている。各ローラは導電性材
料で形成され、1次転写バイアスローラ507以外の各
ローラは接地されている。また、中間転写ベルト501
の内周面には位置検知用マーク550が備えられてお
り、この位置検知用マーク550の通過領域に検知セン
サ514が設けられている。検知センサ514として
は、例えば反射型の光センサが用いられる。そして、検
知センサ514による位置検知用マーク550の検知か
ら一定のタイミングで作像プロセスが開始されるように
なっている。具体的には、感光体上に光書込みを開始す
る。
【0024】1次転写バイアスローラ507には、定電
流または定電圧制御された1次転写電源801により、
トナー像の重ね合わせ数に応じて所定の大きさの電流又
は電圧に制御された転写バイアスが印可されている。ま
た、中間転写ベルト501は、図示しない駆動モータに
よって矢印方向に回転駆動されるベルト駆動ローラ50
8により、矢印方向に駆動される。また、この中間転写
ベルト501は、半導体、または絶縁体で、単層または
多層構造となっている。感光体ドラム100上のトナー
像を中間転写ベルト501に転写する転写部(以下「1
次転写部」という)では、1次転写バイアスローラ50
7及びアースローラ512で中間転写ベルト501を感
光体ドラム100側に押し当てるように張架することに
より、感光体ドラム100と中間転写ベルト501との
間に所定幅のニップ部を形成している。潤滑剤塗布ブラ
シ505は、板状に形成された潤滑剤としてのステアリ
ン酸亜鉛506を研磨し、この研磨された微粒子を中間
転写ベルト501に塗布するものである。この潤滑剤塗
布ブラシ505は、中間転写ベルト501に対して離接
可能に構成され、所定のタイミングで中間転写ベルト5
01に接触するように制御される。
【0025】2次転写ユニット600は、3つの支持ロ
ーラ602、603、604に張架された2次転写ベル
ト601などで構成され、2次転写ベルト601の支持
ローラ602と603間の張架部が2次転写対向ローラ
510に対して圧接可能になっている。3つの支持ロー
ラ602、603、604の一つは、図示しない駆動手
段によって回転駆動される駆動ローラであり、その駆動
ローラにより2次転写ベルト601が図中に矢印で示す
方向に駆動される。2次転写バイアスローラ605は、
2次転写手段であり、2次転写対向ローラ510との間
に中間転写ベルト501と2次転写ベルト601を挟持
するように配設され、定電流制御される2次転写電源8
02によって所定電流の転写バイアスが印加されてい
る。また、上記2次転写ベルト601及び2次転写バイ
アスローラ605が、2次転写対向ローラ510に対し
て圧接する位置と離間する位置とを取り得るように、支
持ローラ602及び2次転写バイアスローラ605を矢
印方向に駆動する図示しない離接機構が設けられてい
る。その離間位置にある2次転写ベルト601及び支持
ローラ602を、図2中に2点鎖線で示している。
【0026】レジストローラ対650は、2次転写バイ
アスローラ605と2次転写対向ローラ510とに挟持
された中間転写ベルト501と2次転写ベルト601と
の間に、所定のタイミングで転写材である転写紙Pを送
り込む。
【0027】2次転写ベルト601の定着ローラ対70
1側の支持ローラ603に張架されている部分には、転
写材除電手段である転写紙除電チャージャ606と、転
写材担持体除電手段であるベルト除電チャージャ607
とが対向している。また、2次転写ベルト601の図中
下側の支持ローラ604に張架されている部分には、転
写材担持体クリーニング手段であるクリーニングブレー
ド608が当接している。転写紙除電チャージャ606
は、転写紙に保持されている電荷を除電することによ
り、転写紙自体のこしの強さで転写紙を2次転写ベルト
601から良好に分離できるようにするものである。ベ
ルト除電チャージャ607は、2次転写ベルト601上
に残留する電荷を除電するものである。また、上記クリ
ーニングブレード608は、2次転写ベルト601の表
面に付着した付着物を除去してクリーニングするもので
ある。
【0028】このように構成したカラー複写機におい
て、画像形成サイクルが開始されると、感光体ドラム1
00は、図示しない駆動モータによって矢印で示す半時
計方向に回転され、中間転写ベルト501はベルト駆動
ローラ508によって矢印で示す時計回りに回転され
る。その中間転写ベルト501の回転に伴ってBkトナ
ー像形成、Cトナー像形成、Mトナー像形成、Yトナー
像形成が1次転写バイアスローラ507に印可される電
圧による転写バイアスにより1次転写が行われ、最終的
にBk、C、M、Yの順に中間転写ベルト501上に重
ねてトナー像が形成される。
【0029】例えばBkトナー像形成は次のように行わ
れる。帯電チャージャ200は、コロナ放電によって感
光体ドラム100の表面を負電荷で所定電位に一様に帯
電する。そして、図示しない書き込み光学ユニットによ
り、Bkカラー画像信号に基づいてレーザ光によるラス
タ露光を行う。このラスタ像が露光されたとき、当初一
様帯電された感光体ドラム100の表面の露光された部
分は、露光光量に比例する電荷が消失し、Bk静電潜像
が形成される。このBk静電潜像に、Bk現像機401
のBk現像ローラ上の負帯電されたBkトナーが接触す
ることにより、感光体ドラム100の電荷が残っている
部分にはトナーが付着せず、電荷の無い部分つまり露光
された部分にはトナーが吸着し、静電潜像と相似なBk
トナー像が形成される。この感光体ドラム100上に形
成されたBkトナー像は、感光体ドラム100と接触状
態で等速駆動している中間転写ベルト501の表面に転
写される。以下、感光体ドラム100から中間転写ベル
ト501へのトナー像の転写を「ベルト転写」という。
【0030】上記ベルト転写後の感光体ドラム100の
表面に残留している若干の未転写残留トナーは、感光体
ドラム100の再使用に備えて、感光体クリーニング装
置300で清掃される。感光体ドラム100側ではBk
画像形成工程の次にC画像形成工程に進み、所定のタイ
ミングでカラースキャナによるC画像データの読み取り
が始まり、そのC画像データによるレーザ光書き込みに
よって、感光体ドラム100の表面にC静電潜像を形成
する。そして、先のBk静電潜像の後端部が通過した後
で、且つC静電潜像の先端部が到達する前にリボルバ現
像ユニット400の回転動作が行われ、C現像機402
が現像位置にセットされ、C静電潜像がCトナーで現像
される。
【0031】以後、C静電潜像領域の現像を続けるが、
C静電潜像の後端部が通過した時点で、先のBk現像機
401の場合と同様にリボルバ現像ユニットの回転動作
を行い、次のM現像機403を現像位置に移動させる。
これもやはり次のM静電潜像の先端部が現像位置に到達
する前に完了させる。なお、M及びYの画像形成工程に
ついては、それぞれのカラー画像データ読み取り、静電
潜像形成、現像の動作が上述のBk、Cの工程と同様で
あるので説明は省略する。
【0032】中間転写ベルト501上には、感光体ドラ
ム100上に順次形成されるBk、C、M、Yのトナー
像が、同一面に順次位置合わせされて転写される。それ
により、中間転写ベルト501上には最大で4色が重ね
合わされたトナー像が形成される。上記画像形成動作が
開始される時期に、転写紙Pは図示しない転写紙カセッ
ト又は手差しトレイなどの給紙部から給送され、レジス
トローラ対650のニップで待機している。2次転写対
向ローラ510及び2次転写バイアスローラによりニッ
プが形成された2次転写部に中間転写ベルト501上の
トナー像の先端がさしかかるときに、ちょうど転写紙P
の先端がこのトナー像の先端に一致するようにレジスト
ローラ対650が駆動され、転写紙Pとトナー像とのレ
ジスト合わせが行われる。
【0033】そして、転写紙Pが中間転写ベルト501
上のトナー像と重ねられて2次転写部を通過する。この
とき、2次転写電源802によって2次転写バイアスロ
ーラ605に印可される電圧による転写バイアスによ
り、中間転写ベルト501上の4色重ねトナー像が転写
紙上に一括転写される。そして、2次転写ベルト601
の移動方向における2次転写部の下流側に配置した転写
紙除電チャージャ606との対向部を通過するとき、転
写紙Pは除電され、2次転写ベルト601から剥離して
定着ローラ対701に向けて送られる。この定着ローラ
対701のニップ部でトナー像が溶融定着され、図示し
ない排出ローラ対で装置本体外に送り出され、図示しな
いコピートレイに表向きにスタックされ、フルカラーコ
ピーを得る。
【0034】一方、上記ベルト転写後の感光体ドラム1
00の表面は、感光体クリーニング装置300でクリー
ニングされ、図示しない除電ランプで均一に除電され
る。また、転写紙Pにトナー像を転写した後の中間転写
ベルト501の表面に残留したトナーは、図示しない離
接機構によって中間転写ベルト501に押圧されるベル
トクリーニングブレード504によってクリーニングさ
れる。ここで、リピートコピーの時は、カラースキャナ
の動作及び感光体ドラム100への画像形成は、1枚目
の4色目(Y)の画像形成工程に引き続き、所定のタイ
ミングで2枚目の1色目(Bk)の画像形成工程に進
む。また、中間転写ベルト501の方は、1枚目の4色
重ねトナー像の転写紙への一括転写工程に引き続き、表
面の上記ベルトクリーニングブレード504でクリーニ
ングされた領域に、2枚目のBkトナー像がベルト転写
されるようにする。その後は、1枚目と同様動作にな
る。
【0035】以上は、4色フルカラーコピーを得るコピ
ーモードであったが、3色コピーモード、2色コピーモ
ードの場合は、指定された色と回数の分について、上記
同様の動作を行うことになる。また、単色コピーモード
の場合は、所定枚数が終了するまでの間、リボルバ現像
ユニット400の所定色の現像機のみを現像動作状態に
して、ベルトクリーニングブレード504を中間転写ベ
ルト501に押圧させた状態のままの位置にしてコピー
動作を行う。
【0036】次に、本実施形態の特徴部について説明す
る。図3は、上記中間転写ベルト501近傍の側面図で
あって、装置内部の気流の流れを示す図である。カラー
複写機の装置内部には、図中矢印Aに示すような気流が
発生している。クリーニングブレード504や潤滑剤塗
布ブラシ505からトナーや潤滑剤などが飛散すると、
この気流の影響で、特に保持ローラ507表面を汚して
いた。汚れは保持ローラ507表面の軸方向の端部側が
最もひどく、言い換えればマーク接触部が最もひどく汚
れた状態であった。保持ローラ507が汚れると、上述
したように、この汚れが位置検知用マーク550に転移
し、検知センサ514による読み取り誤差が生じる場合
がある。検知センサ514の検知結果から一定のタイミ
ングで作像プロセス、具体的には光書込みが開始するの
で、中間転写ベルト501上で重ねトナー像の位置ずれ
が発生するおそれがあった。そこで、本実施形態に係る
カラー複写機では、上記気流の影響により配置上で最も
汚れの多い保持ローラ507を位置検知用マーク550
と接触しないように構成した。
【0037】図4(a)は、保持ローラ507と位置検
知用マーク550を備えた中間転写ベルト501との斜
視図である。また、図4(b)は、図4(a)中の矢視
B方向から見た図である。保持ローラ507は、中間転
写ベルト501と接触する軸方向の長さを通常の長さよ
りも短くして、外周面が位置検知用マーク550と接触
しないように構成したものである。このように構成する
ことで、位置検知用マーク550と保持ローラ507と
が接触しないため、保持ローラ507表面に付着したト
ナー等の汚れが位置検知用マーク550に転移せず、位
置検知用マーク550の汚れを低減することができる。
位置検知用マーク550の汚れが低減することで、この
汚れによる検知センサ514の読み取り誤差を防止する
ことが可能となる。これにより、中間転写ベルト501
上で各色を重ね合わせるときに、検知センサ514の読
み取り誤差によって生じる位置ずれを防ぐことが可能と
なり、高品質な画像形成が可能となる。
【0038】ここで、保持ローラ507を位置検知用マ
ーク550と接触しないように構成すると、図4(b)
に示すように、保持ローラ507の左側端部が寄り止め
ガイド501aと接触しないので、中間転写ベルト50
1の寄りが生じるおそれがある。この場合には、中間転
写ベルト501の寄りを防止する手段を他に設ければよ
い。例えば、寄り止め部材520を設けて中間転写ベル
ト501の図中右側端部をガイドし、寄りを防止する手
段などが考えられる。
【0039】本実施形態では、上記気流の影響により配
置上で最も汚れの多い保持ローラ507を位置検知用マ
ーク550と接触しないように構成しているが、中間転
写ベルト501を保持する他の保持ローラも位置検知用
マーク550と接触しないように構成しても良い。これ
により、位置検知用マーク550の汚れをより低減させ
ることができる。
【0040】なお、本実施形態においては、中間転写ベ
ルトに備えられた位置検知用マークの汚れを低減させ
て、検知センサの読み取り誤差を防ぐ例について説明し
たが、上記中間転写ベルトに限らず、位置検知用マーク
を備えたベルト状部材であれば適用可能である。
【0041】〔変形例1〕上記実施形態1においては、
保持ローラ507を、その外周面が位置検知用マーク5
50と接触しないように、軸方向の長さを短くするよう
に構成した。しかし、保持ローラ507表面に溝部を形
成して、位置検知用マークと接触しないようにすること
もできる。
【0042】図5(a)は、本変形例に係る保持ローラ
507と位置検知用マーク550を備えた中間転写ベル
ト501との斜視図である。また、図5(b)は、図5
(a)中の矢視C方向から見た図である。保持ローラ5
07は、位置検知用マーク550と対向する部位に、位
置検知用マーク550の厚さよりも深く、かつ、位置検
知用マーク550の幅よりも広い溝507aが外周面に
形成されている。中間転写ベルト501が回転し位置検
知用マーク550が保持ローラ507を通過するとき
に、位置検知用マーク550と保持ローラ507の溝5
07aとの間に空間が生じるので、位置検知用マーク5
50と保持ローラ507とが接触することがない。よっ
て、保持ローラ507に付着した汚れが、位置検知用マ
ーク550に転移せず、位置検知用マーク550の汚れ
を低減させることができる。
【0043】図6は、本変形例に係る保持ローラ507
のより具体的な構造を示す一例の図である。ローラ端部
約1mmの位置から軸方向に長さ約10mm、深さ0.
3mm以上の溝部を形成する。従来から使用されている
保持ローラの外周面に溝加工を施せばよいので、製造コ
ストのアップを低く抑えることができる。また、上記溝
部を形成した側のローラ端部は、中間転写ベルト501
の寄り止めガイド501aに接触し、中間転写ベルト5
01の寄りを防止することができるようになっている。
【0044】〔実施形態2〕上記実施形態1及び変形例
1では、保持ローラ507と位置検知用マーク550を
接触させないようにして位置検知用マーク550を汚さ
ないように構成したが、保持ローラ507を清掃する清
掃手段を設けて位置検知用マーク550を汚さないよう
に構成することもできる。図7(a)は、保持ローラ5
07と清掃用のブラシ560と中間転写ベルト501と
の斜視図である。また、図8は、中間転写ベルト501
近傍の側面図である。
【0045】図7(a)に示すように、保持ローラ50
7の位置検知用マーク550と接触する部位をブラシ5
60によって清掃する。これにより、該接触部位に付着
した汚れを除去し、位置検知用マーク550の汚れを低
減させることができる。図7(a)及び図8に示す例で
は、保持ローラ507のみをブラシ560で清掃する構
成としているが、中間転写ベルト501を保持する他の
全ての保持ローラにブラシ560を設けて位置検知用マ
ーク550と接触する部位を清掃することで、位置検知
用マーク550の汚れをほぼ完全に防止することができ
る。さらに、ブラシ560に代えて、図7(b)に示す
ようなスポンジ部材570によって清掃する構成として
も同様の効果が得られる。
【0046】
【発明の効果】請求項1乃至6の発明によれば、上記位
置検知用マークの汚れによる上記検知センサの読み取り
誤差を防ぐことで、該読み取り誤差のない検知結果をシ
ーケンス制御に用いることが可能となる。これにより、
正確なシーケンス制御が可能となり、形成画像の位置ず
れ等を防いで高品質な画像形成が可能となるという優れ
た効果がある。
【0047】特に、請求項3の発明によれば、上記保持
ローラに溝部を形成することで、該保持ローラと上記位
置検知用マークとが接触せず、該位置検知用マークの汚
れを低減させることができるという優れた効果がある。
また、従来から使用されている保持ローラに溝加工を施
して製造することができるので、製造コストのアップを
低く抑えることができるという優れた効果もある。
【0048】特に、請求項4の発明によれば、上記保持
部材に汚れが付着しても上記清掃手段で該汚れを除去で
きるので、上記位置検知用マークの汚れを低減させるこ
とができるという優れた効果がある。
【0049】特に、請求項2及び5の発明によれば、上
記検知センサの検知結果をシーケンス制御に用い、上記
中間転写体上に分解画像を位置ずれなく正確に重ね合わ
せることができるので、高品質な画像形成を行うことが
できるという優れた効果がある。
【0050】特に、請求項6の発明によれば、装置本体
内部の気流の影響で汚れが付着しやすい保持部材に上記
位置検知用マークと接触しない非接触部位を設け、ある
いは、該位置検知用マークと接触する部位を清掃するこ
とで、該位置検知用マークの汚れを低減することが可能
となる。これにより、低コストで効果的に上記検知セン
サの読み取り誤差を防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る画像形成装置の一例を示すカ
ラー複写機の概略構成図。
【図2】カラー複写機の1次転写部の拡大図。
【図3】カラー複写機内の気流の流れを示す図。
【図4】(a)は保持ローラ507と中間転写ベルト5
01の斜視図。(b)は図(a)中の矢視B方向から見
た図。
【図5】(a)は変形例に係る保持ローラ507と中間
転写ベルト501の斜視図。(b)は図(a)中の矢視
C方向から見た図。
【図6】変形例に係る保持ローラ507の溝部のより具
体的な図。
【図7】(a)は他の実施形態に係る保持ローラ507
をブラシ560で清掃している状態を示す斜視図。
(b)は清掃部材としてのスポンジの斜視図。
【図8】中間転写ベルト近傍の側面図。
【図9】(a)は検知センサで中間転写ベルト内周面に
設けられた位置検知用マークを検知する状態を示す斜視
図。(b)位置検知用マークが汚れていないときの検知
センサ出力を示す図。(c)は位置検知用マークが汚れ
ているときの検知センサ出力を示す図。
【符号の説明】
100 感光体ドラム 200 帯電チャージャ 300 感光体クリーニング装置 400 リボルバ現像ユニット 500 中間転写ユニット 501 中間転写ベルト 501a 寄り止めガイド 507 保持ローラ(1次転写バイアスローラ) 508 保持ローラ(ベルト駆動ローラ) 514 検知センサ 550 位置検知用マーク 560 清掃用のブラシ 570 清掃用のスポンジ 600 2次転写ユニット 601 2次転写ベルト 602〜604 支持ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 昭典 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 北 恵美 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 2H032 AA05 AA15 BA05 BA09 BA23 BA30 CA13 CA14

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】位置検知用のマークを少なくとも1つ備え
    たベルト状部材と、該ベルト状部材を回動可能に保持す
    る複数の保持部材と、該ベルト状部材の位置検知用マー
    クを検知する検知センサとを有し、該検知センサの検知
    結果をシーケンス制御に用いる画像形成装置において、
    該複数の保持部材のうち少なくとも1つの保持部材に、
    該位置検知用マークと接触しない非接触部位を設けたこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】請求項1の画像形成装置において、表面に
    分解画像の潜像を形成する潜像担持体と、内部の現像剤
    を用いて該潜像を現像する複数の現像器を備えた現像装
    置と、現像された該分解画像を順次重ね合わせて転写・
    合成されることにより、合成画像を形成される中間転写
    体とを有し、該中間転写体として上記ベルト状部材を用
    いることを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2の画像形成装置において、
    上記複数の保持部材が保持ローラであって、該保持ロー
    ラの上記位置検知用マークと対向する部位に、該位置検
    知用マークと接触しないような溝部を形成したことを特
    徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】位置検知用のマークを少なくとも1つ備え
    たベルト状部材と、該ベルト状部材を回動可能に保持す
    る複数の保持部材と、該ベルト状部材の位置検知用マー
    クを検知する検知センサとを有し、該検知センサの検知
    結果をシーケンス制御に用いる画像形成装置において、
    該複数の保持部材のうち少なくとも1つの保持部材に、
    該位置検知用マークと接触する部位を清掃する清掃手段
    を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】請求項4の画像形成装置において、表面に
    分解画像の潜像を形成する潜像担持体と、内部の現像剤
    を用いて該潜像を現像する複数の現像器を備えた現像装
    置と、現像された該分解画像を順次重ね合わせて転写・
    合成されることにより、合成画像を形成される中間転写
    体とを有し、該中間転写体として上記ベルト状部材を用
    いることを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】請求項1、2、3、4又は5の画像形成装
    置において、上記複数の保持部材のうち少なくとも1つ
    の保持部材が、装置本体内部の気流の影響で汚れが付着
    しやすい保持部材であることを特徴とする画像形成装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008032966A (ja) * 2006-07-28 2008-02-14 Ricoh Co Ltd 潤滑剤供給装置、クリーニング装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置
JP2009042288A (ja) * 2007-08-06 2009-02-26 Ricoh Co Ltd 潤滑剤塗布装置、プロセスカートリッジ、および画像形成装置
JP2017167498A (ja) * 2016-02-19 2017-09-21 株式会社リコー ベルト装置及び画像形成装置

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