JP2001163573A - 金型ホルダー - Google Patents

金型ホルダー

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JP2001163573A
JP2001163573A JP34868599A JP34868599A JP2001163573A JP 2001163573 A JP2001163573 A JP 2001163573A JP 34868599 A JP34868599 A JP 34868599A JP 34868599 A JP34868599 A JP 34868599A JP 2001163573 A JP2001163573 A JP 2001163573A
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Japan
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holder
mold
ropes
hooking
press machine
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JP34868599A
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Toru Komoto
亨 甲本
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SANSEI KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金型を修理し交換する際に吊りボルトを必要
としない金型ホルダーを提供する。 【解決手段】 ホルダー本体(11,21) の金型固定部位(1
2,22) を挟んで対向する両側面(13,14,23,24) には両側
面の実質的に対向する位置に彫り込んでロープ類(50)を
挿通し得る幅の凹所(15,16,25,26) を相互に所定の間隔
をあけて隣接して形成し、隣接する2つの凹所の間によ
ってロープ類を引っ掛ける引っ掛け突起(17,27) を構成
し、引っ掛け突起は吊り上げるべき金型(30,40) 及びホ
ルダー本体の重量を支え得る断面形状とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は金型ホルダーに関
し、特に吊りボルト交換の必要がないようにしたホルダ
ーに関する。
【0002】
【従来の技術】金属製品を成形しあるいは精密加工する
場合には金型がよく利用されている。通常、かかる金型
は上型及び下側をプレート状の金型ホルダーに各々載置
して固定し、金型ホルダーをプレス機械に取付けるのが
一般的である。
【0003】ところで、金型を所定の回数使用すると、
成型精度や加工精度が低下することから、金型をホルダ
ーごとプレス機械から外して金型を修理し、あるいは交
換する必要がある。
【0004】そこで、従来の金型ホルダーでは側面にね
じ穴を形成して吊りボルトを螺合させ、吊りボルトにワ
イヤーやチェーン(以下では単にロープ類ともいう)を
引っ掛け、吊り上げて運搬することが行われていた(例
えば、実開昭60−30181号公報、等参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の金型ホ
ルダーでは吊りボルトをホルダー側面のねじ穴に螺合さ
せているので、吊りボルトが運搬の途中で他の構造物等
にぶつかって吊りボルトが変形すると、交換の必要が生
じ、特にねじ穴が潰れると、吊りボルトの交換さえもで
きず、新しいねじ穴を形成する必要があって煩雑であっ
た。
【0006】また、吊りボルトがホルダー側面から突き
出ているので、金型を運搬している際、あるいはプレス
作業中に作業者が吊りボルトに引っ掛かったり、ぶつか
ったりして怪我をするおそれがあり、安全性の点で好ま
しくなかった。
【0007】また、プレス機械の構造や方式によっては
金型をセットした後に吊りボルトが邪魔になることもあ
り、かかる場合には吊りボルトを取り外す必要があり、
又金型の修理や交換の際にはその都度、吊りボルトを取
付ける必要があり、その作業が非常に煩雑であった。
【0008】本発明はかかる問題点に鑑み、金型を修理
し交換する際に吊りボルトを必要としない金型ホルダー
を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本件発明者は上述の課題
を解決すべく鋭意研究したところ、金型ホルダーの側面
にねじ穴を形成し、そこに吊りボルトを螺合させる方式
ではねじ穴を除く金型ホルダーの厚みによって吊りボル
トの受け持つ荷重を支える必要がある関係で、ねじ穴の
径に制限があり、金型ホルダーの側面に露出した吊りボ
ルトのロープ類の引っ掛け部分は大きくしてもボルト径
は必然的に小径とならざるを得ず、その結果として吊り
ボルトに十分な強度が確保できず、吊りボルトの変形が
生じやすかったものと考えられる。これに対し、ホルダ
ー本体の側面を彫り込んで引っ掛け突起を一体的に形成
すると、引っ掛け突起自体が荷重を受けてホルダー本体
に分散させるので、引っ掛け突起を十分な断面積にする
と、吊りボルトのように強度的な弱点は生じない。
【0010】そこで、本発明に係る金型ホルダーは、金
型を固定し、ロープ類によって吊り上げられてプレス機
械に取付けられ,プレス機械から取外される金型ホルダ
ーにおいて、ホルダー本体は金型の重量を支え得る平坦
なプレート状をなし、該ホルダー本体の金型固定部位を
挟んで対向する両側面には該両側面の実質的に対向する
位置を彫込むことによりロープ類を挿通し得る幅の凹所
が少なくとも2つ相互に所定の間隔をあけて隣接して形
成され、上記隣接する2つの凹所の間がロープ類を引っ
掛ける引っ掛け突起を構成し、該引っ掛け突起が吊るべ
き金型及びホルダー本体の重量を支え得る断面形状を有
してなることを特徴とする。
【0011】本発明の特徴の1つは金型ホルダーの側面
を彫り込むことによってロープ類の引っ掛け突起を一体
的に形成するようにした点にある。これにより、従来の
吊りボルトは不要となり、運搬の途中に引っ掛け突起が
他の構造物等にぶつかるおそれはなく、金型を運搬して
いる際、あるいはプレス作業中に作業者が引っ掛け突起
に引っ掛かったり、ぶつかったりして怪我をするおそれ
もなく、安全性を保証できる。
【0012】また、プレス機械に金型をセットする際
に、引っ掛け突起が吊りボルトのように邪魔になること
はなく、段取り替えの作業性、さらにはプレス作業性を
向上できる。
【0013】さらに、引っ掛け突起が何らかの理由で変
形しても、吊り強度を維持している限り、吊りボルトの
ような交換の必要はなく、しかもねじ穴が潰れた時に新
しいねじ穴を形成する必要もない。
【0014】ところで、金型の吊り作業にはロープ、ワ
イヤー、チェーン等、様々なものが使用される。そこ
で、請求の範囲の「ロープ類」とはそのような金型の吊
り作業に用いられるものが全て含まれる。
【0015】また、下型用の金型ホルダーの場合、金型
ホルダーをプレス機械に取付け、あるいは床面上に置い
た場合、ホルダー底面とプレス機械の取付け面や床面と
の間にロープ類を通す隙間がない。そこで、金型が下型
である場合にはホルダー本体のプレス機械取付け面又は
床面との間にロープ類を挿通し得る隙間が構成されるよ
うに、引っ掛け突起はホルダー本体の厚みよりも小さな
厚みに彫込み形成されているのがよい。
【0016】隣接する一対の凹所はロープ類を挿通し得
る幅であれば、相互に同じ平面形状としてもよいが、相
互に異なる平面形状、例えば隣接する2つの凹所のう
ち、一方の凹所はホルダー本体の側面から内方に向けて
ロープ類を収容するに足る深さに彫込み形成し、他方の
凹所はホルダー本体の側面から内方に向けて一方の凹所
よりも大きな深さに彫込み形成すると、ロープ類を小さ
い凹所に挿通させてから大きな凹所に簡単に挿通させる
ことができ、ロープ類の引っ掛け作業性を向上できる。
【0017】引っ掛け突起は断面形状をその長手方向に
連続させた単純な形状としてもよいが、引っ掛け突起の
外方端部に抜き止め部を突設すると、吊り作業中にロー
プ類が引っ掛け突起から不意に外れて金型ホルダーが落
下するおそれを確実に解消できる。即ち、引っ掛け突起
には外方端部に抜け止め部が側方又は下方に突出して形
成され、ロープ類の外れ方向へのずれが阻止されるよう
になすのがよい。
【0018】また、金型が小さい場合、多くの金型では
吊りボルトを取付けたまま、プレス機械にセットし、使
用することがある。また、中型や大型の金型の場合にも
吊りボルトをそのまま金型ホルダーに取付けてプレス機
械にセットし、使用することもある。従って、かかる金
型の場合には上述の引っ掛け突起をホルダー本体の側面
から突出した形態を採用することもできる。
【0019】即ち、本発明に係る金型ホルダーは、金型
を固定し、ロープ類によって吊り上げられてプレス機械
に取付けられ,プレス機械から取外される金型ホルダー
において、ホルダー本体は金型の重量を支え得る平坦な
プレート状をなし、該ホルダー本体の金型固定部位を挟
んで対向する両側面は両側面の実質的に対向する位置に
引っ掛け突起を残して側面を彫込むことによりプレス機
械に取付け可能な形状に形成され、上記引っ掛け突起が
吊るべき金型及びホルダー本体の重量を支え得る断面形
状を有してなることを特徴とする。
【0020】この場合にも引っ掛け突起には外方端部に
抜け止め部を側方又は下方に突出して形成し、ロープ類
の外れ方向へのずれを阻止するのが好ましい。
【0021】また、金型の構造や方式によってはプレス
機械のストロークと金型のストロークとが相違し、これ
を対応させるべく、下型用の金型ホルダーの底面に、幅
方向又は長手方向に延びる複数のホルダーベースを長手
方向又は幅方向に相互に間隔をあけて取付け、下型を持
ち上げてプレス機械にセットすることが行われている。
かかる金型ホルダーベースは金型ホルダーに比して小さ
く、これに本発明の考え方を適用すると、より簡単かつ
安価に本発明に係る金型ホルダーの効果を得ることがで
きる。
【0022】即ち、本発明に係る金型ホルダーベース
は、複数のホルダー本体から構成され、下型用の金型ホ
ルダーの底面に幅方向又は長手方向に延びかつ長手方向
又は幅方向に相互に所定の間隔をあけて取付けられ、金
型のストロークをプレス機械のストロークに対応させる
金型ホルダーベースでおいて、少なくとも2つのホルダ
ーベース本体はその延びる方向の両側部にロープ類を引
っ掛ける引っ掛け突起が上記ホルダーベース本体を彫り
込むことによって一体的に形成されていることを特徴と
する。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す具体例
に基づいて詳細に説明する。図1ないし図4は本発明に
係る金型ホルダーの好ましい実施形態を示す。図におい
て、金型ホルダーは上型ホルダー10と下型ホルダー2
0の組合せからなる。上型ホルダー10ではホルダー本
体11は図2の(a)(b)に示されるように上型30を固定
して上型30の重量を支え得る所定厚みの平坦なプレー
ト状をなし、ホルダー本体11の金型固定部位12を挟
んで対向する両側面13、14の両端部には両側面1
3、14の実質的に対向する位置を彫り込むことによ
り、ワイヤーロープ(ロープ類)50を挿通し得る幅の
2つの凹所15・・・16・・・が相互に所定の間隔を
あけて隣接して形成されている。
【0024】上記隣接する2つの凹所15、16の間は
ワイヤーロープ50の引っ掛けリング51を引っ掛ける
引っ掛け突起17となっており、該引っ掛け突起17は
吊り上げるべき上型30及びホルダー本体11の重量を
支え得る断面形状に形成されている。
【0025】下型ホルダー20ではホルダー本体21は
図3及び図4の(a)(b)に示されるように下型40を固定
して上型30の重量を支え得る所定厚みの平坦なプレー
ト状をなし、ホルダー本体21の金型固定部位22を挟
んで対向する両側面23、24の両端部には両側面2
3、24の実質的に対向する位置を彫り込むことによ
り、ワイヤーロープ50を挿通し得る幅の2つの凹所2
5・・・26・・・が相互に所定の間隔をあけて隣接し
て形成されている。
【0026】上記隣接する2つの凹所25、26の間は
ワイヤーロープ50の引っ掛けリング51を引っ掛ける
引っ掛け突起27となっている。この引っ掛け突起27
は吊り上げるべき下型40及びホルダー本体21の重量
を支え得る断面形状をなすが、引っ掛け突起27とホル
ダー本体21のプレス機械取付け面又は床面との間にロ
ープ類50を挿通し得る隙間29が構成されるようにホ
ルダー本体21の厚みよりも小さな厚みに形成されてい
る。
【0027】さらに、引っ掛け突起27の外方端部には
抜け止め部28、28が両側方に突出して形成され、ワ
イヤーロープ50の外れ方向へのずれが阻止されるよう
になっている。
【0028】本例の金型ホルダーを用いる場合、図1に
示されるように、上下の金型30、40をホルダー1
0、20に固定し、しかも両金型30、40を組み合わ
せ、その状態で下型ホルダー20の凹所25、26を利
用して引っ掛け突起27・・・に一対のワイヤーロープ
50、50の引っ掛けリング51、51・・・・を引っ
掛け、ワイヤーロープ50、50を吊り上げると、上下
の金型30、40を運搬することができる。
【0029】その際、上型ホルダー10の凹所16、1
6・・・にはワイヤーロープ50・・・が挿通されるの
で、ワイヤーロープ50・・・が上型ホルダー10の側
面13、14と擦れることはない。
【0030】また、下型ホルダー20の引っ掛け突起2
7には抜け止め部28・・・が形成されているので、運
搬中に何らかの理由でロープ50の引っ掛けリング51
・・・が引っ掛け突起27・・・から外れることもな
く、安全に運搬できる。
【0031】勿論、上型ホルダー10及び下型ホルダー
20の引っ掛け突起17・・・、27・・・を利用して
上下の金型30、40を別々に吊って別々に運搬するこ
ともできる。
【0032】図5は本発明の第2の実施形態を示す。本
例では下型ホルダー20の引っ掛け突起27には抜け止
め部28が両側方ではなく、下方に突出されている。
【0033】図6は本発明の第3の実施形態を示す。本
例では下型ホルダー20の隣接凹所25、26が相互に
異なる平面形状、即ち凹所26を凹所25に比して小さ
な平面形状に彫り込んで形成され、該隣接凹所25、2
6間の引っ掛け突起27には抜け止め部28が小さい凹
所25側に突出して形成されている。
【0034】本例ではワイヤーロープ50の引っ掛けリ
ング51を小さい凹所25にまず嵌め込んだ後、大きい
凹所26側に嵌め込むことにより、簡単かつ確実に引っ
掛けリング51を引っ掛けることができる。
【0035】図7は引っ掛け突起をホルダー本体から突
出させた本発明の第4の実施形態を示す。本例では下型
ホルダー20の対向する両側面は両端部の引っ掛け突起
27・・・を残して所定形状、即ち直線状の側面23、
24に彫り込み形成され、引っ掛け突起27は吊り上げ
るべき下型40及びホルダー本体21の重量を支え得る
断面形状を有するが、引っ掛け突起27とホルダー本体
21のプレス機械取付け面又は床面との間にロープ類5
0を挿通し得る隙間29が構成されるようにホルダー本
体21の厚みよりも小さな厚みに形成されている。
【0036】また、引っ掛け突起27の外方端部には抜
け止め部28が下方に突出して形成されており、ワイヤ
ーロープ50の外れ方向へのずれが阻止されるようにな
っている。
【0037】図8は引っ掛け突起をホルダー本体から突
出させた本発明の第5の実施形態を示す。本例が第4の
実施形態と異なる点は引っ掛け突起27の外方端部には
抜け止め部28、28が両側方に突出して形成されてい
る点である。
【0038】図9は本発明に係る金型ホルダーベースの
好ましい実施形態を示す。金型ホルダーベースは複数の
ホルダーベース本体80・・・(但し、図8には最外方
のホルダーベース本体のみが現れている)から構成さ
れ、各ホルダーベース本体80・・・は金型のストロー
クをプレス機械のストロークに対応させるだけの高さと
上下の金型30、40及び上下の金型ホルダー10、2
0の重量に耐え得るだけの厚みを有し、下型用の金型ホ
ルダー20の底面に幅方向に延びかつ長手方向に相互に
所定の間隔をあけて固定されている。
【0039】複数のホルダーベース本体80・・・のう
ち、下型ホルダー20の長手方向の両端に位置するホル
ダーベース本体80、80にはその両端部を彫り込んで
引っ掛け突起81・・・が突出して形成されている。
【0040】本例の金型ホルダーベースを用いる場合、
上下の金型30、40を上型ホルダー10及び下側ホル
ダー20に固定し、しかも上下の金型30、40を組合
せる。その状態で下型ホルダー20の両端のホルダーベ
ース本体80の引っ掛け突起81・・・にワイヤーロー
プ50の引っ掛けリング51・・・を引っ掛け、全体を
吊り上げて運搬することができる。
【0041】図10は本発明に係る金型ホルダーベース
の第2の実施形態を示す。本例が第1の実施形態と異な
る点は引っ掛け突起81・・・が凹溝を彫り込んでホル
ダーベース80の端面と面一に形成されている点であ
る。このように引っ掛け突起81を形成することもでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る金型ホルダーの好ましい実施形
態の使用例を示す図である。
【図2】 上記実施形態における上型ホルダーの平面形
状(a) 及び側面形状(b) を示す図である。
【図3】 上記実施形態における下型ホルダーの平面形
状(a) 及び側面形状(b) を示す図である。
【図4】 図3における引っ掛け突起の平面形状(a) 及
び側面形状(b) を示す図である。
【図5】 第2の実施形態における引っ掛け突起の平面
形状(a) 、側面形状(b) 及び断面形状(c) を示す図であ
る。
【図6】 第3の実施形態における下型ホルダーの平面
形状(a) 及びその要部拡大形状(b) を示す図である。
【図7】 第4の実施形態における下型ホルダーの平面
形状(a) 、引っ掛け突起の側面形状(b) 及びその平面形
状(c) を示す図である。
【図8】 第5の実施形態における下型ホルダーの平面
形状(a) 、引っ掛け突起の側面形状(b) 及びその平面形
状(c) を示す図である。
【図9】 本発明に係る金型ホルダーベースの好ましい
実施形態を示す図である。
【図10】 第2の実施形態を示す図である。
【符号の説明】
10 上型ホルダー 11 ホルダー本体 12 金型固定部位 13、14 対向側面 15、16 凹所 17 引っ掛け突起 20 下型ホルダー 21 ホルダー本体 22 金型固定部位 23、24 対向側面 25、26 凹所 27 引っ掛け突起 28 抜け止め部 29 隙間 30 上型 40 下型 50 ワイヤーロープ(ロープ類) 80 ホルダーベース本体 81 引っ掛け突起

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金型を固定し、ロープ類によって吊り上
    げられてプレス機械に取付けられ,プレス機械から取外
    される金型ホルダーにおいて、 ホルダー本体は金型の重量を支え得る平坦なプレート状
    をなし、該ホルダー本体の金型固定部位を挟んで対向す
    る両側面には該両側面の実質的に対向する位置を彫込む
    ことによりロープ類を挿通し得る幅の凹所が少なくとも
    2つ相互に所定の間隔をあけて隣接して形成され、上記
    隣接する2つの凹所の間がロープ類を引っ掛ける引っ掛
    け突起を構成し、該引っ掛け突起が吊るべき金型及びホ
    ルダー本体の重量を支え得る断面形状を有してなること
    を特徴とする金型ホルダー。
  2. 【請求項2】 上記金型が下型であり、上記ホルダー本
    体のプレス機械取付け面又は床面との間にロープ類を挿
    通し得る隙間が構成されるように上記引っ掛け突起は上
    記ホルダー本体の厚みよりも小さな厚みに彫込み形成さ
    れている請求項1記載の金型ホルダー。
  3. 【請求項3】 上記隣接する2つの凹所が相互に異なる
    平面形状に彫込み形成されている請求項1又は2記載の
    金型ホルダー。
  4. 【請求項4】 上記隣接する2つの凹所のうち、一方の
    凹所は上記ホルダー本体の側面から内方に向けてロープ
    類を収容するに足る深さに彫込み形成され、他方の凹所
    は上記ホルダー本体の側面から内方に向けて上記一方の
    凹所よりも大きな深さに彫込み形成されている請求項3
    記載の金型ホルダー。
  5. 【請求項5】 上記引っ掛け突起には外方端部に抜け止
    め部が側方又は下方に突出して形成され、ロープ類の外
    れ方向へのずれが阻止されるようになした請求項1ない
    し4のいずれかに記載の金型ホルダー。
  6. 【請求項6】 金型を固定し、ロープ類によって吊り上
    げられてプレス機械に取付けられ,プレス機械から取外
    される金型ホルダーにおいて、 ホルダー本体は金型の重量を支え得る平坦なプレート状
    をなし、該ホルダー本体の金型固定部位を挟んで対向す
    る両側面は両側面の実質的に対向する位置に引っ掛け突
    起を残して側面を彫込むことによりプレス機械に取付け
    可能な形状に形成され、上記引っ掛け突起が吊るべき金
    型及びホルダー本体の重量を支え得る断面形状を有して
    なることを特徴とする金型ホルダー。
  7. 【請求項7】 上記引っ掛け突起には外方端部に抜け止
    め部が側方又は下方に突出して形成され、ロープ類の外
    れ方向へのずれが阻止されるようになした請求項6記載
    の金型ホルダー。
  8. 【請求項8】 複数のホルダーベース本体から構成さ
    れ、各ホルダーベース本体が下型用の金型ホルダーの底
    面に幅方向又は長手方向に延びかつ長手方向又は幅方向
    に相互に所定の間隔をあけて取付けられ、金型のストロ
    ークをプレス機械のストロークに対応させる金型ホルダ
    ーベースでおいて、 少なくとも2つのホルダーベース本体はその両側部にロ
    ープ類を引っ掛ける引っ掛け突起が上記ホルダーベース
    本体を彫り込むことによって一体的に形成されているこ
    とを特徴とする金型ホルダーベース。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013146775A (ja) * 2012-01-23 2013-08-01 Sanwa Tekki Corp 油圧圧縮器用ダイスセット

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