JP2001163312A - 密封包装物の検査方法及びその装置 - Google Patents

密封包装物の検査方法及びその装置

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JP2001163312A
JP2001163312A JP34411699A JP34411699A JP2001163312A JP 2001163312 A JP2001163312 A JP 2001163312A JP 34411699 A JP34411699 A JP 34411699A JP 34411699 A JP34411699 A JP 34411699A JP 2001163312 A JP2001163312 A JP 2001163312A
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Kenji Yasumoto
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JIYOOBEN DENKI KK
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    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
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    • B65B57/02Automatic control, checking, warning, or safety devices responsive to absence, presence, abnormal feed, or misplacement of binding or wrapping material, containers, or packages
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    • G01MEASURING; TESTING
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】導電性を有する内容物1を電気絶縁性皮膜
2で被包した密封包装物3を前後2つのコンベヤ4,4
で搬送しながら、その搬送路Aの片側に配置した導電子
5と他方の側に配置した前後二つの導電子6,6のうち
の少なくとも一方とを、搬送中の密封包装物3の対向す
る両面に同時に接触させる。この状態下において、密封
包装物3に高圧電源7から高電圧を印加し、導電子5が
接触している部分と二つの導電子6,6のうちの少なく
とも一方が接触している部分に電流変化が起こっている
か否かを電流検知装置8で検知し、密封包装物3のピン
ホールを検出する。 【効果】一つの密封包装物3のうち内容物1が存する部
分における対向両面の少なくとも一方にピンホールがあ
るかないかを、両面からの同時の検査で検出できる。印
加電圧を高くしてピンホール検査を実施することが可能
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、血液製剤、生理食
塩水等の医療用消耗品、食品その他各種の導電性を有す
る内容物を電気絶縁性皮膜で被包した密封包装物のピン
ホールを検査するための方法と装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術、発明が解決しようとする課題】密封包装
は、内容物の滅菌状態を保つために、当今、輸血用血
液、血液製剤その他各種の医療用消耗品やレトルト食品
等の食品その他多くの商品に用いられている。医療用消
耗品にピンホールがあると、内容物の汚染・変質の原因
となり、また、食品の場合には包装の中身が大気に接触
して変質・腐敗の原因となるため、これら密封包装物の
ピンホール検査は極めて重要である。
【0003】従来、このピンホール検査方法として、例
えば、一対の電極間に被検物である包装物を挾み、各電
極と被検物に形成される静電容量に大差をつけて両電極
間に電圧を掛け、一方の電極と被検物との間の閃落によ
って生じる電流を検出することによりピンホールを検査
するものがある(例えば、特公昭50−6998号公報
等)。
【0004】前記閃落によって生じる電流を検出するこ
とによりピンホールの有無を検出するに当って、実際の
作業面では、検出電流の変化(大小)によってピンホー
ルの有無を検出するようにしている。この場合にあって
は、密封包装物を挾む両電極に電圧を掛けるとピンホー
ルの有無にかかわらず漏れ電流や充電電流が必ず流れ、
特に、高電圧になるほどそれが大きくなる傾向にあり、
また、検査時の雰囲気を形成する被検物外周の湿度や温
度の影響を受け、雨や湿度の高い場合は漏れ電流が大き
くなるなど天候によって左右され、さらに、浮遊してい
る微細な塵などの影響により検出部における電流に誤差
を生じ、短時間に流れる電流の大小による判別ではピン
ホールがないのにあるように判別するなど、誤動作の発
生は避けられなかった。
【0005】さらに、密封包装物を挾む両電極に高電圧
を掛けた場合、密封包装物の電気絶縁性皮膜の弱い部分
に電位差が集中してピンホールを作ってしまい、結果的
にピンホールを増やすことになり、被検物に悪影響を及
ぼすという問題もあった。
【0006】そこで、本出願人は先に前記密封包装物を
接地した支持電極上に載置する一方、密封包装物の被検
端部に接地ないし近接対面せしめた電極と前記支持電極
との間に直流高電圧を印加して充電せしめ、次いで、前
記支持電極の接地を外し又は接地を外さないで、前記被
検端部に接触せしめた前記電極を接地せしめ、被検端部
からの放電電流を検知して密封包装物のピンホールを検
査する方法を開発した(特許第2908751号等)。
【0007】この方法によれば、効率的に密封包装物の
ピンホールの有無を検査することができるが、なお一連
の検査手順を必要としていたため、本出願人はさらに簡
単な手順を模索した結果、密封包装物の側面部を接触さ
せるべき前記支持電極を省略することができる技術を開
発した(特願平10−211868号、特願平11−1
6597号)。前記閃落によって生じる電流を検出する
ことによりピンホールの有無を検出する方法や本出願人
が開発した前記各方法は、いずれも、密封包装物の被検
端部に電極を接地ないし近接対面させておき、密封包装
物を挾む両電極に高電圧を印加するか、密封包装物の被
検端部と密封包装物を支持している支持電極との間に高
電圧を印加するものである。従って、密封包装物の被検
端部と支持電極が接触している面にピンホールがあるか
ないかを検出することはできるものの、密封包装物の対
向する比較的広い面積を有する二つの面にピンホールが
あるかないかを両面からの同時の検査で検出することは
できなかった。
【0008】本出願人は、この方法に代わる検査方法が
ないかをさらに模索し実験を重ねていたところ、密封包
装物が比較的平坦な場合においてその両面から高電圧を
掛けると、密封包装物の対向する比較的平坦な両面の少
なくとも一方にピンホールがあるかないかを両面からの
同時の検査で検出できることを見出し、本発明を完成さ
せるに至った。本発明は、両面が特に平坦な密封包装
物、例えば、輸血用血液、血漿等の血液製剤その他各種
の医療用消耗品やレトルト食品等の食品その他のものを
密封包装した平坦な面を有するものに適用するときわめ
て有利であるが、平坦な面を有しないもの、例えば、円
弧面を有するものであっても、本発明における導電子を
して円弧状の外面の比較的広い範囲を接触させ得るもの
である限り、それらのものにも適用できることは言うま
でもない。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の検査方法では、
輸血用血液、血液製剤その他各種の導電性を有する内容
物1を電気絶縁性皮膜2で被包した密封包装物3を搬送
しながら、その搬送路Aの片側に配置した導電子5と他
方の側に配置した前後二つの導電子6,6のうちの少な
くとも一方とを、搬送中の密封包装物3のうち内容物1
が存する部分における対向両面に同時に接触させる。そ
して、この状態下において、高電圧を密封包装物3に印
加し、導電子5が接触している部分と二つの導電子6,
6のうちの少なくとも一方が接触している部分に電流変
化が起こっているか否かを検知して密封包装物3のピン
ホールを検出する。
【0010】この方法を用いると、搬送路Aの片側に配
置した導電子5と他方の側に配置した前後二つの導電子
6,6のうちの少なくとも一方とが、搬送中の前記密封
包装物3のうち内容物1が存する部分における対向両面
に同時に接触する。そして、この状態下で密封包装物3
に高電圧を印加し、導電子5が接触している部分と二つ
の導電子6,6のうちの少なくとも一方が接触している
部分に電流変化が起こっているか否かを検知すれば、一
つの密封包装物3のうち内容物1が存する部分における
対向両面の少なくとも一方にピンホールがあるかないか
を両面からの同時の検査で検出することができる。
【0011】また、本発明の検査装置では、輸血用血
液、血液製剤その他各種の導電性を有する内容物1を電
気絶縁性皮膜2で被包した密封包装物3を搬送するため
の二つのコンベヤ4,4を、前記密封包装物3を受け渡
しできる間隔を置いて前後に配置する。また、前後二つ
のコンベヤ4,4の間から導電子5を搬送路Aに臨ま
せ、この搬送路Aの反対側からも前後二つの導電子6,
6を、少なくともその一方と前記導電子5とが一つの密
封包装物3のうち内容物1が存する部分における対向両
面に同時に接触する間隔を置いて前記搬送路Aに臨ませ
る。そして、前記搬送路Aの両側に位置している導電子
5と導電子6,6の一方に高圧電源7を、他方に導電子
5が接触している部分と二つの導電子6,6のうちの少
なくとも一方が接触している部分に電流変化が起こって
いるか否かを検知するための電流検知装置8を接続す
る。
【0012】この装置を用いると、前後二つのコンベヤ
4,4の走行により前記密封包装物3を搬送させること
ができる。そして、搬送路A上を移動している一つの密
封包装物3のうち内容物1が存する部分における対向両
面に、搬送路Aの片側に配置した導電子5と他方の側に
配置した前後二つの導電子6,6のうちの少なくとも一
方とが同時に接触する。そして、この状態下で前記密封
包装物3に高圧電源7から高電圧を印加し、導電子5が
接触している部分と二つの導電子6,6のうちの少なく
とも一方が接触している部分に電流変化が起こっている
か否かを電流検知装置8により検知すれば、一つの密封
包装物3のうち内容物1が存する部分における対向両面
の少なくとも一方にピンホールがあるかないかを両面か
らの同時の検査で検出することができる。
【0013】すなわち、搬送路Aの片側に配置した導電
子5と他方の側に配置した前後二つの導電子6,6のう
ちの少なくとも一方とが、搬送中の前記密封包装物3の
うち内容物1が存する部分における対向両面に同時に接
触している状態下において、密封包装物3に高電圧を印
加し、導電子5が接触している部分と二つの導電子6,
6のうちの少なくとも一方が接触している部分に電流変
化が起こっているか否かを電流検知装置8により検出す
る。搬送中の密封包装物3のうち内容物1が存する部分
における対向両面のいずれか一方にピンホールがある場
合には、導電子5が接触している部分と二つの導電子
6,6のうちの少なくとも一方が接触している部分に電
流変化が起こる。そして、この電流変化を電流検知装置
8により検知することによって、一つの密封包装物3の
うち内容物1が存する部分における対向両面のいずれか
一方にピンホールがあることを両面からの同時の検査で
容易に検出できる。
【0014】一方、搬送中の密封包装物3のうち内容物
1が存する部分における対向両面にいずれもピンホール
がない場合には、導電子5が接触している部分と二つの
導電子6,6のうちの少なくとも一方が接触している部
分に電流変化が起こらず、それを電流検知装置8により
検知することができない。従って、一つの密封包装物3
のうち内容物1が存する部分における対向両面にいずれ
もピンホールがないことを両面からの同時の検査で容易
に検出できる。
【0015】本発明の場合にあっては、印加電圧を可能
な限り高くすることができる。なぜならば、搬送路Aの
片側にある導電子5に対しその反対側にある二つの導電
子6,6の前後の間隔を、そのいずれか一方と前記導電
子5とが搬送中の密封包装物3のうち内容物1が存する
部分における対向両面に同時に接触する範囲内で可能な
限り離すことができるので、この導電子6と前記導電子
5とをできるだけ遠ざけることができる。その結果、導
電子6と前記導電子5との間でスパークが生じにくくな
るから、印加電圧を可能な限り高くしてもピンホール検
査に何ら支障がないからである。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施の形態を、
添付の図面に基いて詳細に説明する。本発明における
「導電性を有する内容物」の概念の中には、明らかに導
電性を有するもののほか、御飯、純水のように少なくと
も帯電させ得るような物質も含まれる。また、本発明に
おいて、導電性を有する内容物1を被包すべき密封包装
物3の電気絶縁性被膜2には、内容物1に対応してプラ
スチックないしプラスチックフィルム又はガラスが用い
られる。すなわち、内容物1が輸血用血液、血漿等の血
液製剤のような場合には、それを密封包装するために、
通常、プラスチック製の平坦な袋が用いられる。また、
レトルト食品で複合フィルム(ラミネートフィルム)の
袋を用いたものでも、検査すべき密封包装物の対象とな
り得る。この場合には、ナイロンとポリプロピレン又は
ポリエステルとポリプロピレン、ポリエステルと塩化ビ
ニリデンとポリプロピレンとの複合フィルムが電気絶縁
性被膜2として用いられる。本発明は、このような平坦
な面を有する密封包装物に適用すると、搬送路Aの両側
から導電子5と前後二つの導電子6,6のいずれか一方
を、一つの密封包装物3のうち内容物1が存する部分に
おける対向両面に同時に接触させることができるので、
両面からの同時の検査でその平坦な両面のうち内容物1
が存する部分における対向両面の少なくとも一方にピン
ホールがあるかないかを容易に検出することができる。
【0017】一方、内容物1が例えば魚肉ソーセージの
場合には、塩化ビニリデンフィルム製の袋が用いられ、
魚肉ソーセージのすり身を充填した後、アルミワイヤー
で両端部をクリップしてレトルト殺菌される。このよう
に、密封包装物3が円弧面を有するものであっても、搬
送路Aの両側に位置させた前記導電子5,6をして円弧
状の外面の比較的広い範囲を接触させ得る限り、それら
のものにも適用できることは言うまでもない。また、内
容物1として特殊なものには、導電性を有する流動物、
例えば、鉄粉等の導電性粉体を挙げることができる。
【0018】搬送路Aの両側に配置すべき導電子5と導
電子6,6には、図に示すように、導電性を有するブラ
シ5a,6aを用いることができる。各ブラシ5a,6aは所定
の長さを有しており、アルミニウム又はSUS製の支持
部材5b,6bにそれぞれ植え付けられ、さらに、一部のみ
導電性を有する絶縁性の支持台5c,6cに取り付けられて
いる。各ブラシ5a,6aは金属繊維、金属メッキした繊
維、金属蒸着繊維あるいはアクリル系繊維などからなる
ものとすることができる。また、支持台5c,6cに絶縁性
を持たせるには、例えば、四ふっ化エチレン樹脂、ポリ
カーボネートあるいは強化ポリプロピレンでそれらを作
製すれば良く、その一部のみ導電性を持たせるために
は、絶縁性の支持台5c,6cに導体を埋め込むなどの方法
を取れば良い。各ブラシ5a,6aは検査すべき密封包装物
3のうち内容物1が存する部分における対向両面に接触
させ得る長さを有しておれば良い。対向する両面が平坦
な場合には、毛先をあまり長くする必要はないであろう
が、接触させるべき面が円弧状である場合には、その面
の比較的広い範囲をブラシ5a,6aが接触するような長さ
とすべきである。また、各ブラシ5a,6a、支持部材5b,
6bならびに支持台5c,6cの幅は、いずれも検査すべき密
封包装物3の幅より大き目に設計し、少なくとも両ブラ
シ5a,6aが一つの密封包装物3のうち内容物1が存する
部分における対向両面を幅方向全体にわたって接触し得
るようにしておくのが良い。
【0019】一方、検査すべき密封包装物3を搬送する
ための前後二つのコンベヤ4,4は無端状とし、ともに
同じ速度で同じ方向に走行させる。そして、ともに絶縁
性を有するものとし、しかも、検査すべき密封包装物3
を載置した状態で安定して搬送させ得る程度の幅を有す
るものとしておけば良い。また、前後二つのコンベヤ
4,4の前後の間隔は、搬送路Aの片側から導電子5を
少なくとも臨ませ得る程度離しておけば良い。さらに、
前後二つのコンベヤ4,4のそれぞれの長さは、検査す
べき密封包装物3が重ならない程度に次々と搬送させ得
る程度に設計しておけば良い。
【0020】搬送中の密封包装物3に高電圧を印加する
ためには、搬送路Aの両側に配置すべき導電子5と導電
子6,6のいずれか一方と高圧電源7とを導線9aで接続
しておけば良い。一方、電流検知装置8と他方の導電子
とを導線9bで接続しておけば、搬送中の密封包装物3に
高電圧を印加し、導電子5が接触している部分と二つの
導電子6,6のうちの少なくとも一方が接触している部
分に電流変化が起こっているか否かをこの電流検知装置
8で検知することにより、一つの密封包装物3のうち内
容物1が存する部分における対向両面の少なくとも一方
にピンホールがあるかないかを両面からの同時の検査で
検出することができる。図1では、導電子6,6側に高
圧電源7を、導電子5側に電流検知装置8を接続した場
合を示したが、それらの接続を逆にしても良いことは言
うまでもない。
【0021】搬送中の密封包装物3に高電圧を印加する
ための高圧電源7の電源には、直流、交流のいずれを用
いてもよい。ただし、直流を用いるよりも交流を用いる
方が、整流装置を必要としない分コストの面で有利であ
る。
【0022】密封包装物3に高電圧を印加し、導電子5
が接触している部分と二つの導電子6,6のうちの少な
くとも一方が接触している部分に電流変化が起こってい
るか否かを検知するには、電流が流れる導線9aあるいは
導線9bに検知部を巻き付けて使用するタイプの変流器
(CT)や、前記導線9aあるいは導線9bに直列に接続す
る電流検出器を使用することもでき、また、前記導線9a
あるいは導線9bを貫通せしめたカレントプローブの出力
をオッシロスコープに入力して前記電流変化を検知する
こともできる。
【0023】
【実施例】図には、検査すべき密封包装物3が輸血用血
液を密封した平坦な袋である場合を例示する。この袋3
は、プラスチックのやや厚い皮膜2で形成されており、
幅130mm ×長さ180mm 程度の横断面を有する大きさで、
厚みは12mm程度の内容量400ml 程度のものである。この
袋3を搬送するための前後二つのコンベヤ4,4は、袋
3を載置した状態で安定して搬送させ得る程度の160mm
より少し広い幅の無端状ベルト4aからなるもので、ベル
ト4aの厚みは1mm程度である。無端状ベルト4aを掛架す
るための前後一対のローラ4b,4bの直径は40mm程度であ
る。また、搬送路Aの片側から導電子5を臨ませるため
に、両コンベヤ4,4の前後の間隔を35mm程度離してあ
る。
【0024】図1においては、前後二つのコンベヤ4,
4を同じ速度で同じ方向に走行させるために、下流側で
あるコンベヤ4の後側のローラ4bと上流側であるコンベ
ヤ4の前側のローラ4bとに無端状の伝動ベルト4cが掛架
してあり、前記両ローラ4b,4bのいずれか一方(図1で
は下流側のコンベヤのローラ4b)をモータ4dで回動させ
ることにより、上流側のコンベヤ4と下流側のコンベヤ
4とを同じ速度で同じ方向(矢印方向、図1の左側)に
走行するようにしてある。
【0025】両コンベヤ4,4で搬送される密封包装物
3のうち内容物1が存する部分における二つの対向両面
に接触させるべく、搬送路Aの片側から搬送路Aに臨ま
せた導電子5とその反対側から搬送路Aに臨ませた前後
二つの導電子6,6の各構成部材の寸法は、次の通りで
ある。支持部材5b、6bの高さは20mm程度、支持部材5b、
6bから突出しているブラシ5a、6aの長さは25mm程度、支
持台5c、6cの最も高い所での高さは55mm程度である。そ
して、それらの幅(図1の紙面に直交する方向)はいず
れも160mm 程度である。ブラシ5a、6aの幅が160mm 程度
であるから、前後二つのコンベヤ4,4により搬送され
ている密封包装物3の幅130mm 程度の平坦面のうち内容
物1が存する部分における対向両面全体にその先を接触
させることができる。なお、図面に示す場合には、前後
二つの導電子6,6を搬送路Aの上方から搬送路Aに臨
ませてあるから、ここではサポート部材6d,6dを用いて
それらを垂下させてある。
【0026】このような装置を用いて一つの密封包装物
3のうち内容物1が存する部分における対向両面の少な
くとも一方にピンホールがあるかないかを検査する手順
を、図2に基いて説明する。上流側のコンベヤ4と下流
側のコンベヤ4とを同じ速度で同じ方向(図2の矢印方
向)に走行させる。すると、上流側のコンベヤ4に載っ
て送られてきた密封包装物3の片面(図では上面)に、
前後二つの導電子6,6のうち上流側に位置する導電子
6のブラシ6aが接触し、その先が接触したまま前方へ搬
送せしめられる(図2(a) 参照)。
【0027】そして、この密封包装物3が前後二つのコ
ンベヤ4,4の片側から搬送路Aに臨ませてある導電子
5の所まで来ると、そのブラシ5aが密封包装物3のもう
一方の面(図では下面)に接触する(図2(b) 参照)。
すなわち、今まで片面のみにブラシ6aが接触していた状
態から、搬送路Aの両側にある二つの導電子6,5のそ
れぞれのブラシ6a,5aが一つの密封包装物3のうち内容
物1が存する部分における対向両面(図では上下両面)
に同時に接触する。従って、導線9aを通じて高圧電源7
の高電圧をこの密封包装物3に高電圧を印加することが
でき、導電子5が接触している部分と二つの導電子6,
6のうちの少なくとも一方が接触している部分に電流変
化が起こっているか否かを電流検知装置8により検知す
れば、一つの密封包装物3のうち内容物1が存する部分
における対向両面の前側約半分の範囲内にピンホールが
あるかないかを両面からの同時の検査で容易に検出する
ことができる。
【0028】前後二つのコンベヤ4,4の引き続いての
走行により、搬送中の密封包装物3は上流側のコンベヤ
4から下流側のコンベヤ4に乗り移り、やがて、前後二
つの導電子6,6のうち下流側に位置する導電子6のブ
ラシ6aが接触することになる。そして、そのままさらに
前方へ搬送せしめられる(図2(c) 参照)。この時、一
つの密封包装物3のもう一方の面(図では下面)には前
記ブラシ5aが依然として接触している。従って、導線9a
を通じて高圧電源7の高電圧をこの密封包装物3に印加
することができ、導電子5が接触している部分と二つの
導電子6,6のうちの少なくとも一方が接触している部
分に電流変化が起こっているか否かを電流検知装置8に
より検知すれば、一つの密封包装物3のうち内容物1が
存する部分における対向両面の後側約半分の範囲内にピ
ンホールがあるかないかを両面からの同時の検査で容易
に検出することができる。
【0029】なお、密封包装物3が図2(b) の状態から
図2(c) の状態に移行する段階では、導電子5のブラシ
5aとその反対側にある導電子6,6の二つのブラシ6a,
6aの都合三つが、一つの密封包装物3のうち内容物1が
存する部分における対向両面に同時に接触する場合もあ
り得るが、その場合においても、先程と同じ要領で一つ
の密封包装物3のうち内容物1が存する部分における対
向両面にピンホールがあるかないかを両面からの同時の
検査で容易に検出することができる。
【0030】コンベヤ4,4の引き続いての走行によ
り、搬送中の密封包装物3はさらに前方へと送られ、や
がて、導電子5のブラシ5aが密封包装物3の片面(図で
は下面)に接触しなくなる。この状態になると、今まで
高圧電源7の高電圧が印加されていた密封包装物3には
印加されなくなり、ピンホール検査作業を終えることが
できる。
【0031】
【発明の効果】請求項1記載の検査方法を用いた場合に
は、一つの密封包装物のうち内容物が存する部分におけ
る対向両面の少なくとも一方にピンホールがあるかない
かを両面からの同時の検査により検出できるのみなら
ず、印加電圧を高くできるという利点を有する。
【0032】請求項2記載の検査装置を用いた場合に
は、密封包装物を順次搬送しながら一つの密封包装物の
うち内容物1が存する部分における対向両面の少なくと
も一方にピンホールがあるかないかを両面からの同時の
検査により連続して、しかも、それを誤動作なく正確に
検出できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による密封包装物の検査方法を実施する
ための装置の一例を示す概略図である。
【図2】図1に示す装置を用いて一つの密封包装物のう
ち内容物が存する部分における対向両面にピンホールが
あるかないかを検査する手順を示す工程図である。
【符号の説明】
1…内容物、2…電気絶縁性皮膜、3…密封包装物、4
…コンベヤ、5,6…導電子、5a,6a…ブラシ、7…高
圧電源、8…電流検知装置、A…搬送路。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】血液製剤その他各種の導電性を有する内容
    物1を電気絶縁性皮膜2で被包した密封包装物3を搬送
    しながら、その搬送路Aの片側に配置した導電子5と他
    方の側に配置した前後二つの導電子6,6のうちの少な
    くとも一方とを、搬送中の密封包装物3のうち内容物1
    が存する部分における対向両面に同時に接触させつつ高
    電圧を密封包装物3に印加し、導電子5が接触している
    部分と二つの導電子6,6のうちの少なくとも一方が接
    触している部分に電流変化が起こっているか否かを検知
    して密封包装物3のピンホールを検出することを特徴と
    する密封包装物の検査方法。
  2. 【請求項2】血液製剤その他各種の導電性を有する内容
    物1を電気絶縁性皮膜2で被包した密封包装物3を搬送
    するための2つのコンベヤ4,4を、前記密封包装物3
    を受け渡しできる間隔を置いて前後に配置し、前後2つ
    のコンベヤ4,4の間から導電子5を搬送路Aに臨ま
    せ、この搬送路Aの反対側からも前後2つの導電子6,
    6を、少なくともその一方と前記導電子5とが一つの密
    封包装物3のうち内容物1が存する部分における対向両
    面に同時に接触する間隔を置いて前記搬送路Aに臨ま
    せ、前記搬送路Aの両側に位置している導電子5と導電
    子6,6の一方に高圧電源7を、他方に導電子5が接触
    している部分と二つの導電子6,6のうちの少なくとも
    一方が接触している部分に電流変化が起こっているか否
    かを検知するための電流検知装置8を接続したことを特
    徴とする密封包装物の検査装置。
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