JP2001162230A - 廃棄物の回転式風力選別装置 - Google Patents

廃棄物の回転式風力選別装置

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JP2001162230A JP35038999A JP35038999A JP2001162230A JP 2001162230 A JP2001162230 A JP 2001162230A JP 35038999 A JP35038999 A JP 35038999A JP 35038999 A JP35038999 A JP 35038999A JP 2001162230 A JP2001162230 A JP 2001162230A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 重量物bと軽量物cの分離向上、及びその中
間物の選別度合の調整を風量以外でも行い得るようにす
る。 【解決手段】 回転ドラム6内にスクリューフィーダ9
により廃棄物aを送り込むとともに、空気供給管2から
空気eを送り込み、掻き上げ板7により重量物bを逆流
させて出口10から排出し、軽量物cは出口12から排
出する。掻き上げ板7の取付角度は可変であり、その角
度調整により、軽量物cと重量物bへのその中量物のど
ちらかへの選別も任意とし得る。各空気供給管2は、回
転ドラム6内で廃棄物aが多く落下する側に偏せられ
て、落下廃棄物aに有効に空気が当たって、円滑な分離
が行われる。出口フード5内の遮蔽板19により回転ド
ラム6の下半分を空気が流れることになり、落下廃棄物
aに有効に空気を当てることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、各種廃棄物の回
転式風力選別装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の回転式風力選別装置は種々のも
のが考案され、例えば、特公平7−29088号公報
(公報1)、特開平6−23325号公報(公報2)に
記載のものがある。これらの技術は、この発明の一実施
例を示す図1を参照して説明すると、回転ローラ8上
に、両端が開口されかつ内部に多数の逆送り用の掻き上
げ板7を有する円筒状回転ドラム6がほぼ水平に回転自
在に載置され、その回転ドラム6の両端にそれぞれ入口
フード3と出口フード5が配置され、その入口フード3
側から前記回転ドラム6内の軸心上に供給手段を配設し
たものである。
【0003】そして、公報1、2の記載技術の廃棄物供
給手段は、支持部材を介して回転ドラム6の内面に固定
された輸送管と、輸送管に廃棄物を送る投入シュートか
ら成り、その輸送管内に空気を送る空気管が設けられて
いる。なお、公報1の回転ドラム6は、多数の貫通孔が
設けられたスクリーンタイプのものであり、公報2のも
のは、孔が設けられていない無孔タイプのものである。
【0004】また、上記掻き上げ板7は、回転ドラム6
の軸線に対し傾斜して固定され、環状空間14への空気
供給手段は、複数の空気供給管2よりなり、その各空気
供給管2は回転ドラム6の軸心を中心とする略同心円上
に配置されるとともに、環状空間14の上半部に集中し
て配置されている。
【0005】この種の風力選別機は、空気eにより軽量
物cを出口フード5側へ移送し、空気eの影響を受けに
くい重量物bを掻き上げ板7の逆送り作用により入口フ
ード3側へ逆送している。その掻き上げ板7は傾斜して
取り付けられていることから、掻き上げられた廃棄物a
は入口フード3側に向かって落下することになる。この
ような作用により両者を選別する。
【0006】したがって、予め破砕された廃棄物aを、
供給手段9により回転ドラム6内に供給すると、プラス
チックシートや紙等の軽量物cと、コンクリート片、金
属片および木材片等の重量物bの2種類に選別する。こ
のとき、両者が絡み合っている廃棄物aは、掻き上げ板
7による掻き上げから落下する際に、軽量物cが空気e
の影響を受け、重量物bと軽量物cとの分離が促され
る。絡み合った廃棄物aは、重量物bと軽量物cとの中
間(以下、中量物と称する)であり、出口フード5側、
入口フード3側のどちらにも移送されにくく、何度も掻
き上げ板7により持ち上げられて落下するので、次第に
両者が分離する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、中量物に
は、軽量物と重量物が絡み合ったもの以外に、野菜屑や
薄い木材片等(以下、単体中量物と称する)がある。風
力選別機では、重量物bと軽量物cの2種類のみに選別
するものであるから、その単体中量物も、そのどちらか
に選別されることになる。このとき、単体中量物、例え
ば、薄い木材片を、重量物bとして回収したい場合は、
風量を減らすことで対処できる。反対に軽量物cとして
回収したい場合は、風量を増やせばよい。しかし、選別
機に供給される廃棄物aには、色々な単体中量物が含ま
れるから、選別結果から、風量を調節することになる。
このためには、風量調整幅の大きい大能力の送風機を用
いる必要がある。
【0008】また、軽量物cと重量物bが絡み合ったも
のを分離させるには、掻き上げ板7から落下する際に、
大きい力の空気eを当てるのが望ましい。大きな力の空
気eを当てるには、やはり、能力の大きい送風機を用い
なければならない。
【0009】さらに、一般に、選別に用いられた空気e
は、出口フード5の上部から排出される。これは、空気
e(排気d)とともに排出されるようとする細かな軽量
物cを、自重により、少しでも、出口フード5下部の軽
量物出口12に落下させて回収したいためである。これ
により、バグフィルターの負荷も少なくなる。
【0010】また、出口フード5の上部に空気排出口4
があると、空気供給管2から回転ドラム6内に供給され
た空気eは、回転ドラム6の排出側上方に向かって進む
ことになる。掻き上げ板7により掻き上げられた廃棄物
aは、最下端の位置からほぼ120度の位置までで、自
重により落下する。そして、選別用の空気eは、この落
下する廃棄物aに当てる必要がある。しかし、空気供給
管2が環状空間14の上半分に集中して、空気eが回転
ドラム6の排出側上方に向かって進めば、廃棄物aに空
気eを有効的に当てることができない。このため、必要
量の空気eを当てるには、能力の大きい送風機を用いな
ければならない。
【0011】この発明は、回転ドラム内への空気送風機
に能力の大きいものを使用することなく、上記単体中量
物の選別、軽量物と重量物の円滑な分離、及び排気への
軽量物の混入阻止を円滑に行うようにすることを課題と
する。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、この発明は、まず、上記掻き上げ板を、その出口フ
ード側に向く方向と上記回転ドラムの筒軸方向との角
度、すなわち取付角度を調整可能としたのである。この
掻き上げ板の取付角度が可変であれば、その掻き上げ板
による逆流作用も調節でき、その調節によって、単体中
量物の選別も任意とすることができる。
【0013】つぎに、この発明は、上記各空気供給管
は、上記回転ドラムの軸心を中心とするほぼ同心円上に
配置されるとともに、上記掻き上げ板から廃棄物が多く
落下する側に偏せられているものとしたのである。空気
供給管が落下する側にあれば、その落下廃棄物に有効に
空気が当たって、円滑な分離が行われる。
【0014】さらに、この発明は、上記出口フード内
に、上記回転ドラムの端面のほぼ上半分を覆う遮蔽板を
設けることとしたのである。この遮蔽板により、空気は
回転ドラムの下半分を通過して排気口に至ろうとするの
で、落下廃棄物に有効に空気が当たって円滑な分離が行
われる。
【0015】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態としては、
回転ローラ上に、両端が開口されかつ内部に多数の逆送
り用の掻き上げ板を有する円筒状回転ドラムをほぼ水平
に回転自在に載置し、その回転ドラムの両端にそれぞれ
入口フードと出口フードを配置し、その入口フード側か
ら前記回転ドラム内の軸心上に供給筒を有する供給手段
を配設し、その供給筒と回転ドラムとの間の環状空間に
空気を供給するとともに、前記供給手段により廃棄物を
回転ドラム内に送り込み、前記空気により軽量物を出口
フード側に移送するとともに、重量物を前記掻き上げ板
の逆送り作用により入口フード側に逆送する廃棄物の回
転式風力選別装置において、下記の構成〜のいずれ
か一つ、またはそれらの2又は3の組み合わせのものを
採用し得る。
【0016】 上記掻き上げ板は、その出口フード側
に向く方向と上記回転ドラムの筒軸方向との角度が調整
可能となっている。
【0017】 上記供給筒と回転ドラムとの間の環状
空間に空気を供給する手段は複数の空気供給管から成
り、その各空気供給管は、前記回転ドラムの軸心を中心
とするほぼ同心円上に配置されるとともに、上記掻き上
げ板から廃棄物が多く落下する側に偏せられている。
【0018】 上記出口フード内に、上記回転ドラム
の端面のほぼ上半分を覆う遮蔽板を設ける。
【0019】
【実施例】以下、この発明の一実施例を、図1乃至図4
を参照して説明すると、1は回転式選別機本体で、空気
供給管2が固定された入口フード3と、空気排出口4を
備えた出口フード5と、両フード3、5の間に設けられ
た円筒状回転ドラム6を備えている。その回転ドラム6
は、両端が開口されて、フード3側はラッパ状に拡径さ
れている。また、回転ドラム6の内周面には多数の掻き
上げ板7が設けられている。そして、回転ドラム6は、
回転ローラ8の上に載置されて、図示しない駆動機によ
り図2矢印のごとく回転される。
【0020】上記掻き上げ板7は、廃棄物aを掻き上げ
るとともに入口フード3側へ返送するように回転ドラム
6の軸線に対して傾けて取付けられている。また、回転
ドラム6の出口フード5側開口には、飛び越し防止用の
堰板15が設けてある。この堰板15は無くてもよい。
【0021】上記入口フード3には、供給手段としての
スクリューフィーダ9と、複数の空気供給管2が固定さ
れており、入口フード3の下部には、重量物出口10が
形成されている。なお、それぞれの空気供給管2には、
流量調整用のダンパ16が設けられている。スクリュー
フィーダ9の円筒状ケーシング(供給管)11は、回転
ドラム6と同一軸線上に配置されるとともに、その末端
は回転ドラム6の長さ方向略中央に位置している。そし
て、回転ドラム6内面とケーシング11の外面との間が
環状空間14となっている。
【0022】上記空気供給管2は、図2に示すように、
回転ドラム6の軸心を中心とするほぼ同心円上に5本配
置されるとともに、左下の部分に、すなわち、矢印方向
の回転ドラム6の回転に伴って廃棄物aが掻き上げ板7
から多く落下する側に集中して配置されている。この配
置は、最下端から120度程度掻き上げられた位置から
落下する廃棄物aに有効に空気eが当たるようにする。
空気供給管2の数は任意である。因みに、回転ドラム6
が逆回転であれば、空気供給管2は右下の部分に集中さ
せる。出口フード3には、斜め上方に空気排出口4が、
下部に軽量物出口12が形成され、空気排出口4の手前
に短冊状のスクリーン13が設けられている。
【0023】上記掻き上げ板7は、回転ドラム6の軸線
に沿って5列で、各列は円周方向に等分に4個設けられ
ている。また、入口フード3側3列は低いもの、出口フ
ード5側は高いものを用いている。この掻き上げ板7
は、断面がL字形の鋼材が用いられており、取付板17
を介して、回転ドラム6を貫通する1本のボルト18に
より固定されている。掻き上げ板7の軸線方向及び周方
向の数は任意である。
【0024】回転ドラム6の排出側は、その上半部を覆
うための遮蔽板19が出口フード5に取付けられてい
る。遮蔽板19は、軸20を介して出口フード5に垂下
されており、回転ドラム6の内部を点検する場合などに
は、遮蔽板19を斜め上方に持ち上げて行うとよい。
【0025】この実施例は以上のとおりであり、つぎ
に、その作用を説明すると、まず、回転ローラ8を回転
させることで、回転ドラム6を回転させるとともに、各
空気供給管2に空気eを送る。この状態で、あらかじめ
破砕された都市ごみ等の廃棄物aをスクリューフィーダ
9により回転ドラム6の中央部付近に落下させると、空
気供給管2からの空気eにより、廃棄物a中の軽量物c
は出口フード4側へ移送され、掻き上げ板7の逆送り作
用により重量物bは入口フード3側へ移送される。ま
た、軽量物cと重量物bが絡み合っている廃棄物aは、
掻き上げ板7より落下する際の分離作用及び空気eとの
衝突作用によりその両者b、cに分離する。この作用に
より、廃棄物aは、重量物bと軽量物cのいずれかに選
別される。
【0026】このとき、単体中量物は、軽量物cか重量
物bのいずれかに選別されるが、例えば、薄い木材片が
重量物bにあれば、掻き上げ板7の鋼材16を固定して
いるボルト18をゆるめ、鋼材16の取付角度θを小さ
くした後、再びボルト18で固定する。これにより、薄
い木材片等の単体中量物は掻き上げ板7により以前より
上方へ持ち上げられた後落下することになり、落下中に
受ける風の影響が大きくなるので、落下位置も以前より
前方(出口フード4側)となる。逆に取付け角度θを大
きくすれば、以前より下方で落下することになり、風の
影響が少なくなり、以前より後方に落下する。したがっ
て、この傾斜角度(取付角度)θを変えることで、薄い
木材片等の単体中量物を、軽量物cとして、あるいは重
量物bとして選別することができる。すなわち、掻き上
げ板7が溶接などにより固定されていれば、このような
調整は不可能であるが、取付角度θを調整できるため、
廃棄物aの性状に応じて、選別することが可能である。
これは、廃棄物a中の水分が季節により異なったりして
も、取付角度θを調整することができ、選別精度への影
響が少ないこととなる。
【0027】また、この回転式選別機1に供給される空
気eは、軽量物cを出口フード4側へ移送することと、
掻き上げ板7から落下してくる廃棄物aから軽量物cを
分離することを主目的としている。このことから、空気
供給管2を右下の部分に集中して配設しているので、掻
き上げ板7から落下してくる廃棄物aに対して、集中的
に空気eを当てることができて、その分離作用は円滑で
ある。このとき、落下の状況を見て、空気供給が不要な
空気供給管2の一部をダンパー16などにより塞いで、
効率的に空気eを当てるようにしてもよい。
【0028】なお、環状空間14を狭くしていることに
より、少量の空気eでも、空気eの流速が速くなり、分
離効率を維持できる。また、環状空間14が狭くなって
いるので、その空間14内又は近くの掻き上げ板7の高
さを小さくしている。
【0029】さらに、遮蔽板19が設けられているの
で、その遮蔽板19によって空気eが回転ドラム6の下
半部を流れることとなり、落下中の廃棄物aに効率よく
空気eを当てることができるとともに、出口フード5側
に向かう軽量物cが遮蔽板19に当たって出口12に至
る。なお、この例では、遮蔽板19は、ピン20を中心
に回転自在としているが、出口フード5に固定されてい
てもよく、上下に移動可能なスライド式にしてもよい。
【0030】
【発明の効果】この発明は、以上のようにしたので、回
転ドラム内への空気送風機に能力が大きいものを使用す
ることなく、単体中量物の円滑な選別、軽量物と重量物
の円滑な分離を行うことができる。また、送風量を少な
くできるので、排気中への塵埃(軽量物)の同伴を抑制
することができるとともに、後工程での集塵機や排気機
の能力を小さいものとし得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の概略断面図
【図2】同実施例のドラム切断右側面図
【図3】同実施例の出口側概略切断左面図
【図4】同実施例の掻き上げ板部分の斜視図
【符号の説明】
1 回転式選別機本体 2 空気供給管 3 入口フード 4 空気排出口 5 出口フード 6 回転ドラム 7 掻き上げ板 8 ローラ 9 スクリューフィーダ 10 重量物出口 11 ケーシング 12 軽量物出口 13 スクリーン 14 環状空間 15 堰板 16 ダンパ 17 取付板 18 ボルト 19 遮蔽板 20 ピン a 廃棄物 b 重量物 c 軽量物 d 排気 e 空気

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転ローラ8上に、両端が開口されかつ
    内部に多数の逆送り用の掻き上げ板7を有する円筒状回
    転ドラム6をほぼ水平に回転自在に載置し、その回転ド
    ラム6の両端にそれぞれ入口フード3と出口フード5を
    配置し、その入口フード3側から前記回転ドラム6内の
    軸心上に供給筒11を有する供給手段9を配設し、その
    供給筒11と回転ドラム6との間の環状空間14に空気
    eを供給するとともに、前記供給手段9により廃棄物a
    を回転ドラム6内に送り込み、前記空気eにより軽量物
    cを出口フード5側に移送するとともに、重量物bを前
    記掻き上げ板7の逆送り作用により入口フード3側に逆
    送する廃棄物の回転式風力選別装置において、 上記掻き上げ板7は、その出口フード5側に向く方向と
    上記回転ドラム6の筒軸方向との角度θが調整可能とな
    っていることを特徴とする廃棄物の回転式風力選別装
    置。
  2. 【請求項2】 回転ローラ8上に、両端が開口されかつ
    内部に多数の逆送り用の掻き上げ板7を有する円筒状回
    転ドラム6をほぼ水平に回転自在に載置し、その回転ド
    ラム6の両端にそれぞれ入口フード3と出口フード5を
    配置し、その入口フード3側から前記回転ドラム6内の
    軸心上に供給筒11を有する供給手段9を配設し、その
    供給筒11と回転ドラム6との間の環状空間14に空気
    eを供給するとともに、前記供給手段9により廃棄物a
    を回転ドラム6内に送り込み、前記空気eにより軽量物
    cを出口フード5側に移送するとともに、重量物bを前
    記掻き上げ板7の逆送り作用により入口フード3側に逆
    送する廃棄物の回転式風力選別装置において、 上記供給筒11と回転ドラム6との間の環状空間14に
    空気eを供給する手段は複数の空気供給管2から成り、
    その各空気供給管2は、前記回転ドラム6の軸心を中心
    とするほぼ同心円上に配置されるとともに、上記掻き上
    げ板7から廃棄物aが多く落下する側に偏せられている
    ことを特徴とする廃棄物の回転式風力選別装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、上記供給筒11と回
    転ドラム6との間の環状空間14に空気eを供給する手
    段は複数の空気供給管2から成り、その各空気供給管2
    は、前記回転ドラム6の軸心を中心とするほぼ同心円上
    に配置されるとともに、掻き上げ板7から廃棄物aが多
    く落下する側に偏せられていることを特徴とする廃棄物
    の回転式風力選別装置。
  4. 【請求項4】 回転ローラ8上に、両端が開口されかつ
    内部に多数の逆送り用の掻き上げ板7を有する円筒状回
    転ドラム6をほぼ水平に回転自在に載置し、その回転ド
    ラム6の両端にそれぞれ入口フード3と出口フード5を
    配置し、その入口フード3側から前記回転ドラム6内の
    軸心上に供給筒11を有する供給手段9を配設し、その
    供給筒11と回転ドラム6との間の環状空間14に空気
    eを供給するとともに、前記供給手段9により廃棄物a
    を回転ドラム6内に送り込み、前記空気eにより軽量物
    cを出口フード5側に移送するとともに、重量物bを前
    記掻き上げ板7の逆送り作用により入口フード3側に逆
    送する廃棄物の回転式風力選別装置において、 上記出口フード5内に、上記回転ドラム6の端面のほぼ
    上半分を覆う遮蔽板19を設けたことを特徴とする廃棄
    物の回転式風力選別装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至3のいずれかにおいて、上
    記出口フード5内に、上記回転ドラム6の端面のほぼ上
    半分を覆う遮蔽板19を設けたことを特徴とする廃棄物
    の回転式風力選別装置。
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