JP2001161114A - 乗用農作業機 - Google Patents
乗用農作業機Info
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- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 4
- 239000007789 gas Substances 0.000 abstract 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 16
- 238000003971 tillage Methods 0.000 description 4
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 2
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 1
- 230000007613 environmental effect Effects 0.000 description 1
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Agricultural Machines (AREA)
- Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
- Arrangement Of Transmissions (AREA)
- Hybrid Electric Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 農作業を行わない時にも、燃費よくエンジン
を運転すると共に、振動や騒音、排気ガスなどの弊害が
少ない乗用農作業機を提供すること。 【解決手段】 走行車両に農業用の作業機を装着した乗
用農作業機であって、エンジンの動力が、作業機の駆動
系と、走行車両に搭載された発電機の駆動系とに伝達さ
れる構成において、作業機によるエンジンの負荷が小さ
い場合には、エンジンの余裕動力を発電機へ伝達し、発
電機を駆動することで、エンジンの負荷を大きく保つよ
うに構成する。発電機で生成された電力による動力は、
作業機の駆動系、または、走行車両の駆動系に伝達し、
エンジンの負荷は、エンジンの排気温度をパラメータと
して定量してもよい。
を運転すると共に、振動や騒音、排気ガスなどの弊害が
少ない乗用農作業機を提供すること。 【解決手段】 走行車両に農業用の作業機を装着した乗
用農作業機であって、エンジンの動力が、作業機の駆動
系と、走行車両に搭載された発電機の駆動系とに伝達さ
れる構成において、作業機によるエンジンの負荷が小さ
い場合には、エンジンの余裕動力を発電機へ伝達し、発
電機を駆動することで、エンジンの負荷を大きく保つよ
うに構成する。発電機で生成された電力による動力は、
作業機の駆動系、または、走行車両の駆動系に伝達し、
エンジンの負荷は、エンジンの排気温度をパラメータと
して定量してもよい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、農業用の各種作業
機を走行車両に装着した乗用農作業機に関する。
機を走行車両に装着した乗用農作業機に関する。
【0002】
【従来の技術】乗用農作業機の一例として、ロータリー
耕耘装置を走行車両の後部に装着したトラクターが挙げ
られる。そのような従来の乗用農作業機では、エンジン
から伝達される動力によって、ロータリー耕耘装置など
の作業機の駆動と、走行車両の走行駆動との双方が司ら
れていた。
耕耘装置を走行車両の後部に装着したトラクターが挙げ
られる。そのような従来の乗用農作業機では、エンジン
から伝達される動力によって、ロータリー耕耘装置など
の作業機の駆動と、走行車両の走行駆動との双方が司ら
れていた。
【0003】そのため、農作業を行わない路上走行時な
どは、エンジンの負荷が低くなって、エンジン出力に対
する燃費が悪い。また、全動力を一基のエンジンで賄う
ために、大出力のエンジンを使用すると、操縦者や周辺
環境に対して、振動や騒音、排気ガスなどの弊害をもた
らす。
どは、エンジンの負荷が低くなって、エンジン出力に対
する燃費が悪い。また、全動力を一基のエンジンで賄う
ために、大出力のエンジンを使用すると、操縦者や周辺
環境に対して、振動や騒音、排気ガスなどの弊害をもた
らす。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、上
記従来技術の問題点に鑑み、農作業を行わない時にも、
燃費よくエンジンを運転すると共に、振動や騒音、排気
ガスなどの弊害が少ない乗用農作業機を提供することを
目的とする。
記従来技術の問題点に鑑み、農作業を行わない時にも、
燃費よくエンジンを運転すると共に、振動や騒音、排気
ガスなどの弊害が少ない乗用農作業機を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の乗用農作業機は、次の構成を備える。すな
わち、走行車両に農業用の作業機を装着した乗用農作業
機であって、エンジンの動力が、作業機の駆動系と、走
行車両に搭載された発電機の駆動系とに伝達される構成
において、作業機によるエンジンの負荷が小さい場合に
は、エンジンの余裕動力を発電機へ伝達し、発電機を駆
動することで、エンジンの負荷を大きく保つことを特徴
とする。すると、発電機で生成された電力による動力
を、作業機の駆動系、または、走行車両の駆動系に伝達
して、作業機の出力を増強させることができ、また、エ
ンジンの出力を抑えることで振動や騒音、排気ガスの抑
制を行うことができる。
に、本発明の乗用農作業機は、次の構成を備える。すな
わち、走行車両に農業用の作業機を装着した乗用農作業
機であって、エンジンの動力が、作業機の駆動系と、走
行車両に搭載された発電機の駆動系とに伝達される構成
において、作業機によるエンジンの負荷が小さい場合に
は、エンジンの余裕動力を発電機へ伝達し、発電機を駆
動することで、エンジンの負荷を大きく保つことを特徴
とする。すると、発電機で生成された電力による動力
を、作業機の駆動系、または、走行車両の駆動系に伝達
して、作業機の出力を増強させることができ、また、エ
ンジンの出力を抑えることで振動や騒音、排気ガスの抑
制を行うことができる。
【0006】ここで、エンジンの負荷を、エンジンの排
気温度から検出すると、簡便な構成ながら精確な定量測
定に寄与する。
気温度から検出すると、簡便な構成ながら精確な定量測
定に寄与する。
【0007】エンジンの排気温度が、ある所定値より低
ければ、エンジンの負荷が過小であると判定して、エン
ジンの余裕動力で、発電機を駆動し、逆に、エンジンの
排気温度が、ある所定値より高ければ、エンジンの負荷
が過大であると判定して、発電機で生成され蓄えられた
電力で、作業機の駆動を補助すると、燃費向上と環境保
全に有効である。
ければ、エンジンの負荷が過小であると判定して、エン
ジンの余裕動力で、発電機を駆動し、逆に、エンジンの
排気温度が、ある所定値より高ければ、エンジンの負荷
が過大であると判定して、発電機で生成され蓄えられた
電力で、作業機の駆動を補助すると、燃費向上と環境保
全に有効である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
示す実施例を基に説明する。図1は、乗用農作業機の一
例としての小型トラクターを示す概略側面図である。こ
のトラクターは、自走可能な走行車両(1)の後部に、
ロータリー耕耘装置(2)を昇降自在に装着している。
示す実施例を基に説明する。図1は、乗用農作業機の一
例としての小型トラクターを示す概略側面図である。こ
のトラクターは、自走可能な走行車両(1)の後部に、
ロータリー耕耘装置(2)を昇降自在に装着している。
【0009】走行車両(1)の前部には、操向ハンドル
(3)と運転席(4)が設けられ、運転席(4)の後方
に、エンジン(5)とミッション部(6)が設けられて
いる。ミッション部(6)からの動力が、伝動シャフト
ケース(10)と後車軸伝動ケース(9)を介して、後
車軸(8a)に伝達されることで、後輪(8)が駆動さ
れる。
(3)と運転席(4)が設けられ、運転席(4)の後方
に、エンジン(5)とミッション部(6)が設けられて
いる。ミッション部(6)からの動力が、伝動シャフト
ケース(10)と後車軸伝動ケース(9)を介して、後
車軸(8a)に伝達されることで、後輪(8)が駆動さ
れる。
【0010】操向ハンドル(3)のハンドルコラム(1
1)の左側部には、ブレーキレバー(12)が配設さ
れ、右側部には、PTOクラッチレバー(13)が配設
されている。運転席(4)の左側方には、主変速レバー
(14)が配設され、右側方には、ロータリー耕耘装置
(2)を昇降させる昇降操作レバー(15)と、ロータ
リー耕耘装置(2)のクラッチを入切する操作レバー
(16)と、耕深調節操作レバー(17)とが配設され
ている。運転席(4)の後方には、操縦者を囲って保護
する門型形状のロールバー(18)が起立自在に設けら
れている。
1)の左側部には、ブレーキレバー(12)が配設さ
れ、右側部には、PTOクラッチレバー(13)が配設
されている。運転席(4)の左側方には、主変速レバー
(14)が配設され、右側方には、ロータリー耕耘装置
(2)を昇降させる昇降操作レバー(15)と、ロータ
リー耕耘装置(2)のクラッチを入切する操作レバー
(16)と、耕深調節操作レバー(17)とが配設され
ている。運転席(4)の後方には、操縦者を囲って保護
する門型形状のロールバー(18)が起立自在に設けら
れている。
【0011】走行車両(1)の下部後端には、エンジン
(5)からの動力をロータリー耕耘装置(2)に伝達す
るPTO軸(19)が横架され、上部後端には、ロータ
リー耕耘装置(2)を昇降させるリフトシリンダー(2
0)が配設されている。
(5)からの動力をロータリー耕耘装置(2)に伝達す
るPTO軸(19)が横架され、上部後端には、ロータ
リー耕耘装置(2)を昇降させるリフトシリンダー(2
0)が配設されている。
【0012】ロータリー耕耘装置(2)は、ヒッチ(2
1)を介して、走行車両(1)の後部に連結される。P
TO軸(19)からの動力が、伝動ケース(22)を介
して、耕耘爪軸(23)を駆動することで、ロータリー
耕耘爪が回転駆動して耕耘作業が行われる。なお、符号
24はロータリーケースであり、符号25は回動リアカ
バーである。
1)を介して、走行車両(1)の後部に連結される。P
TO軸(19)からの動力が、伝動ケース(22)を介
して、耕耘爪軸(23)を駆動することで、ロータリー
耕耘爪が回転駆動して耕耘作業が行われる。なお、符号
24はロータリーケースであり、符号25は回動リアカ
バーである。
【0013】図2は、動力の伝達経路を示す伝動機構図
である。エンジン(5)から取り出された動力は、ロー
タリー耕耘装置(2)とモーター/発電機(30)との
2系統へ伝達される。ロータリー耕耘装置(2)へは、
伝動ベルト(31)を介して、直接PTO軸(19)へ
伝達される。モーター/発電機(30)へは、伝動ベル
ト(32)を介して伝達される。
である。エンジン(5)から取り出された動力は、ロー
タリー耕耘装置(2)とモーター/発電機(30)との
2系統へ伝達される。ロータリー耕耘装置(2)へは、
伝動ベルト(31)を介して、直接PTO軸(19)へ
伝達される。モーター/発電機(30)へは、伝動ベル
ト(32)を介して伝達される。
【0014】モーター/発電機(30)で生成された電
気は、バッテリー(33)に蓄えられる。逆に、バッテ
リー(33)からの電力で駆動するモーター/発電機
(30)の動力は、ロータリー耕耘装置(2)と後輪
(8)との2系統へ伝達される。ロータリー耕耘装置
(2)へは、伝動ベルト(34)(32)を介して伝達
される。後輪(8)へは、伝動ベルト(34)及びミッ
ション部(6)を介して伝達される。
気は、バッテリー(33)に蓄えられる。逆に、バッテ
リー(33)からの電力で駆動するモーター/発電機
(30)の動力は、ロータリー耕耘装置(2)と後輪
(8)との2系統へ伝達される。ロータリー耕耘装置
(2)へは、伝動ベルト(34)(32)を介して伝達
される。後輪(8)へは、伝動ベルト(34)及びミッ
ション部(6)を介して伝達される。
【0015】なお、モーター/発電機(30)の代わり
に、別体の発電機とモーターとを用いてもよい。また、
エンジン(5)の動力を、後輪(8)へ伝達可能にする
伝動機構を付設してもよい。すると、バッテリー(3
3)の充電量が不足して、モーター/発電機(30)か
らの動力が、後輪(8)の駆動に利用できない場合に、
エンジン(5)の動力で代替することができる。
に、別体の発電機とモーターとを用いてもよい。また、
エンジン(5)の動力を、後輪(8)へ伝達可能にする
伝動機構を付設してもよい。すると、バッテリー(3
3)の充電量が不足して、モーター/発電機(30)か
らの動力が、後輪(8)の駆動に利用できない場合に、
エンジン(5)の動力で代替することができる。
【0016】図3は、エンジンの出力に対する排気温度
と燃費の関係を示すグラフである。エンジン(5)の回
転数が一定の場合、負荷が小さくて、エンジン(5)の
出力が小さいほど、燃費が悪く(実線グラフ)、エンジ
ン(5)の排気温度が低い(破線グラフ)。そこで、常
に燃費よくエンジン(5)を運転するために、ロータリ
ー耕耘装置(2)によるエンジン(5)の負荷が小さい
場合には、エンジン(5)の余裕動力をモーター/発電
機(30)へ伝達する。すると、エンジン(5)の負荷
を、常に大きく保つことができ、エンジン(5)の出力
に対する燃費が向上される。エンジン(5)の負荷は、
排温センサー(35)で測定されたエンジン(5)の排
気温度をパラメータとして定量する。
と燃費の関係を示すグラフである。エンジン(5)の回
転数が一定の場合、負荷が小さくて、エンジン(5)の
出力が小さいほど、燃費が悪く(実線グラフ)、エンジ
ン(5)の排気温度が低い(破線グラフ)。そこで、常
に燃費よくエンジン(5)を運転するために、ロータリ
ー耕耘装置(2)によるエンジン(5)の負荷が小さい
場合には、エンジン(5)の余裕動力をモーター/発電
機(30)へ伝達する。すると、エンジン(5)の負荷
を、常に大きく保つことができ、エンジン(5)の出力
に対する燃費が向上される。エンジン(5)の負荷は、
排温センサー(35)で測定されたエンジン(5)の排
気温度をパラメータとして定量する。
【0017】図4は、トラクターの運転状態と作業機の
出力との関係を示すグラフである。路上での走行移動
や、圃場での枕地旋回など、ロータリー耕耘装置(2)
を駆動していないときは、エンジン(5)の負荷が小さ
い。そこで、エンジン(5)の排気温度が、予め設定さ
れたある所定値より低ければ、コントローラー(36)
によって、エンジン(5)の負荷が過小であると判定し
て、エンジン(5)の余裕動力をモーター/発電機(3
0)へ伝達する。すると、エンジン(5)の負荷が大き
くなり、エンジン(5)の出力に対する燃費が向上する
と共に、バッテリー(33)に電気が蓄えられる。
出力との関係を示すグラフである。路上での走行移動
や、圃場での枕地旋回など、ロータリー耕耘装置(2)
を駆動していないときは、エンジン(5)の負荷が小さ
い。そこで、エンジン(5)の排気温度が、予め設定さ
れたある所定値より低ければ、コントローラー(36)
によって、エンジン(5)の負荷が過小であると判定し
て、エンジン(5)の余裕動力をモーター/発電機(3
0)へ伝達する。すると、エンジン(5)の負荷が大き
くなり、エンジン(5)の出力に対する燃費が向上する
と共に、バッテリー(33)に電気が蓄えられる。
【0018】一方、圃場での耕耘作業中、エンジン
(5)の最大出力より大きな出力を望む場合がある。そ
こで、エンジン(5)の排気温度が、ある所定値より高
ければ、エンジンの負荷が過大であると判定して、バッ
テリー(33)に蓄えられた電力でモーター/発電機
(30)を駆動する。そして、モーター/発電機(3
0)からの補助出力を利用した動力で、ロータリー耕耘
装置(2)を駆動する。すると、エンジン(5)の最大
出力より大きな出力でロータリー耕耘装置(2)を駆動
できると共に、エンジン(5)の負担が軽減される。
(5)の最大出力より大きな出力を望む場合がある。そ
こで、エンジン(5)の排気温度が、ある所定値より高
ければ、エンジンの負荷が過大であると判定して、バッ
テリー(33)に蓄えられた電力でモーター/発電機
(30)を駆動する。そして、モーター/発電機(3
0)からの補助出力を利用した動力で、ロータリー耕耘
装置(2)を駆動する。すると、エンジン(5)の最大
出力より大きな出力でロータリー耕耘装置(2)を駆動
できると共に、エンジン(5)の負担が軽減される。
【0019】なお、バッテリー(33)からの電力のみ
で、後輪(8)を駆動してもよい。すると、農作業時以
外は、エンジン(5)を停止させておくことができるの
で、騒音などの問題を抑止できる。また、ロータリー耕
耘装置(2)の駆動系と走行車両(1)の駆動系とを独
立させられるので、コントローラー(36)によるモー
ター/発電機(30)の制御で、走行速度の迅速な調節
やエンジン(5)の負担を軽減することができる。
で、後輪(8)を駆動してもよい。すると、農作業時以
外は、エンジン(5)を停止させておくことができるの
で、騒音などの問題を抑止できる。また、ロータリー耕
耘装置(2)の駆動系と走行車両(1)の駆動系とを独
立させられるので、コントローラー(36)によるモー
ター/発電機(30)の制御で、走行速度の迅速な調節
やエンジン(5)の負担を軽減することができる。
【0020】
【発明の効果】本発明は、以上の構成を備えることによ
って、下記の効果を奏する。請求項1に記載の乗用農作
業機によると、作業機によるエンジンの負荷が小さい場
合には、エンジンの余裕動力を発電機へ伝達して、エン
ジンの負荷を大きく保つので、燃費よくエンジンを運転
できる。そして、発電機で生成され蓄えられた電力によ
る動力を、作業機の駆動系または走行車両の駆動系に伝
達して、作業機の出力を増強させることができ、また、
エンジンの出力を抑えることで振動や騒音、排気ガスの
抑制を行うことができる。
って、下記の効果を奏する。請求項1に記載の乗用農作
業機によると、作業機によるエンジンの負荷が小さい場
合には、エンジンの余裕動力を発電機へ伝達して、エン
ジンの負荷を大きく保つので、燃費よくエンジンを運転
できる。そして、発電機で生成され蓄えられた電力によ
る動力を、作業機の駆動系または走行車両の駆動系に伝
達して、作業機の出力を増強させることができ、また、
エンジンの出力を抑えることで振動や騒音、排気ガスの
抑制を行うことができる。
【0021】請求項2に記載の乗用農作業機によると、
エンジンの負荷が、エンジンの排気温度から検出される
ので、簡便な構成ながら精確な定量測定を行なうことが
できる。
エンジンの負荷が、エンジンの排気温度から検出される
ので、簡便な構成ながら精確な定量測定を行なうことが
できる。
【0022】請求項4に記載の乗用農作業機によると、
エンジンの排気温度の測定値によって、発電機を駆動す
るか、発電機で生成され蓄えられた電力で、作業機を駆
動するかを判断するので、簡易に燃費向上と環境保全と
が達成される。
エンジンの排気温度の測定値によって、発電機を駆動す
るか、発電機で生成され蓄えられた電力で、作業機を駆
動するかを判断するので、簡易に燃費向上と環境保全と
が達成される。
【図1】トラクターの概略を示す側面図
【図2】動力の伝達経路を示す伝動機構図
【図3】エンジンの出力に対する排気温度と燃費の関係
を示すグラフ
を示すグラフ
【図4】トラクターの運転状態と作業機の出力との関係
を示すグラフ
を示すグラフ
1 走行車両 2 ロータリー耕耘装置 5 エンジン 6 ミッション部 7 前輪 30 モーター/発電機 33 コントローラー 35 排温センサー 36 バッテリー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02D 29/06 B60K 9/00 C (72)発明者 二宮 龍二 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマ ー農機株式会社内 Fターム(参考) 2B041 AA20 AB05 AC03 EA04 3D036 GF01 GG20 GG62 GH01 GH26 GJ12 3D039 AA25 AB11 AD02 AD53 3G093 AA04 AA07 AA09 AA16 BA19 BA20 BA32 BA33 DA04 EB00 EC02 FA11
Claims (3)
- 【請求項1】 走行車両に農業用の作業機を装着した乗
用農作業機であって、エンジンの動力が、作業機の駆動
系と、走行車両に搭載された発電機の駆動系とに伝達さ
れる構成において、作業機によるエンジンの負荷が小さ
い場合には、エンジンの余裕動力を発電機へ伝達し、発
電機を駆動することで、エンジンの負荷を大きく保つこ
とを特徴とする乗用農作業機。 - 【請求項2】 エンジンの負荷をエンジンの排気温度か
ら検出する請求項1に記載の乗用農作業機。 - 【請求項3】 エンジンの排気温度が、ある所定値より
低ければ、エンジンの負荷が過小であると判定して、エ
ンジンの余裕動力で、発電機を駆動し、エンジンの排気
温度が、ある所定値より高ければ、エンジンの負荷が過
大であると判定して、発電機で生成され蓄えられた電力
で、作業機の駆動を補助する請求項2に記載の乗用農作
業機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35551799A JP2001161114A (ja) | 1999-12-15 | 1999-12-15 | 乗用農作業機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35551799A JP2001161114A (ja) | 1999-12-15 | 1999-12-15 | 乗用農作業機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001161114A true JP2001161114A (ja) | 2001-06-19 |
Family
ID=18444406
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35551799A Withdrawn JP2001161114A (ja) | 1999-12-15 | 1999-12-15 | 乗用農作業機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001161114A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6949898B2 (en) | 2003-03-13 | 2005-09-27 | Honda Motor Co., Ltd | Hybrid type working machine |
US6958549B2 (en) | 2003-05-16 | 2005-10-25 | Honda Motor Co., Ltd. | Hybrid type driving apparatus |
US7015662B2 (en) | 2003-02-28 | 2006-03-21 | Honda Motor Co. Ltd. | Engine operated machine |
US7134261B2 (en) | 2003-03-13 | 2006-11-14 | Honda Motor Co., Ltd. | Hybrid type working machine |
JP2006345752A (ja) * | 2005-06-15 | 2006-12-28 | Matsuyama Plow Mfg Co Ltd | 農作業機 |
JP2007071197A (ja) * | 2005-08-11 | 2007-03-22 | Yanmar Co Ltd | ハイブリッド型油圧作業機 |
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