JP2001156840A - フロー識別装置、フロー処理装置、フロー識別方法及びフロー処理方法 - Google Patents

フロー識別装置、フロー処理装置、フロー識別方法及びフロー処理方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速処理可能なフロー識別技術の提供。 【解決手段】 受信IPパケットのヘッダの各フィール
ドのうち検索対象とすべきフィールドを設定する検索フ
ラグと、入力論理リンク番号とを対応させて格納してあ
り、抽出した入力論理リンク番号に対応する検索フラグ
を出力する検索フラグテーブル3と、受信IPパケット
のヘッダの各フィールドを検索フラグでマスクして、マ
スク後検索キーを生成するマスク部4と、マスク後検索
キーとフロー索引とを対応させて格納してあり、検索フ
ラグテーブルから出力されたマスク後検索キーに対応す
るフロー索引を出力する、連想記憶メモリ(CAM)か
らなるフロー検索テーブル5とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットに
おけるIPパケット等のデータの流れを制御する技術に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットにおけるトラヒッ
ク制御において、ベスト・エフォート型(best effort
type)のサービスに限らず、音声や画像等の情報をリア
ルタイムで転送する場合においても、伝送遅延、遅延の
ばらつき、最低保証速度又はピーク速度等のサービスの
質(quality of services:QoS)が重要視されてき
ている。
【0003】ところが、要求されるQoSの内容は、I
Pトラヒックごとに異なっている。例えば、ベスト・エ
フォート型のトラヒックの場合には、伝送遅延などの条
件が緩いが、一方、画像情報の場合には、画像が途切れ
ないようにするため、転送遅延や遅延のばらつきについ
て厳しい条件が要求される。
【0004】そこで、IP(internet protocol)トラ
ヒックごとに最適なQoSを実現するため、IETF
(Internet Engineering Task Force)により、Int
serv(integrated services)やDiffserv
(differentiated services)といった仕様の標準化が
検討されている。これらの仕様のうち、Intserv
仕様では、RSVP(resource reservation protoco
l)を使用してエンド・ツー・エンド(end to end)間
の帯域を予約することにより、QoSを保証する。ま
た、Diffserv仕様では、特にバックボーン・ネ
ットワークでQoSを実現するため、各IPパケットに
優先度情報を付加し、バックボーン上を流れるトラヒッ
クを制御する。
【0005】さらに、非同期転送モード(asynchronous
transfer mode:ATM)ではコネクションごとにQo
Sが保証可能であるので、ATM上でIPパケットのQ
oSを提供する手段として、IPパケットのQoSをA
TMコネクションにマッピングするアプローチが取られ
ている。
【0006】このようなマッピングによりQoSを保証
するにあたっては、一連のIPパケット群からなるデー
タの流れ(以下、「フロー」とも称する。)の識別が行
われ、識別されたフローに応じたQoSが設定される。
そして、フローは、その種類の違いや、送信元又は送信
先の指定の有無等によって、そのデータごとに、IPパ
ケットのヘッダ内の各フィールドのうち、全フィール
ド、又は、特定の一部分のフィールドだけを選択した様
々な組み合わせに基づいて識別される。
【0007】すなわち、IPパケットのヘッダ内の「T
OS(type of services)」や、ネットワーク層プロト
コルを規定するIPヘッダの「PROTOCOL」、送
信元アドレスである「ソースアドレス(sours addres
s:SA)」、及び、送信先アドレスである「デスティ
ネーションアドレス(destination address:D
A)」、さらに、トランスポート層プロトコルを規定す
るTCP(transmission control protocol)ヘッダ又
はUDP(user datagram protocol)ヘッダの「ソース
ポート(SPORT)」及び「デスティネーションポー
ト(DPORT)」等の各フィールドがフロー識別の対
象となり得る。
【0008】そして、これらフィールドのうち、例え
ば、「SA」及び「DA」だけの組み合わせや、「SP
ORT」及び「DPORT」だけの組合せ、さらには、
「SA」、「DA」、「SPORT」、「DPORT」
及び「PROTOCOL」だけの組み合わせ等、それぞ
れ特定のフィールドを選択的に組み合わせたものが、実
際のフロー識別の対象となる。
【0009】このように、フロー識別の対象となり得る
フィールド数は多く、さらに、各フィールドのデータ
は、それぞれ例えば16ビットや32ビット等の複数ビ
ットで表されている。このため、フロー識別にあたって
は、検索キーとなるビット数が大変多くなる。その結
果、検索テーブルにより、フロー識別結果を出力させよ
うとすると、検索テーブルの検索キーのビット幅が大変
広くなってしまう。その上、各フィールドのうち実際の
識別対象となるフィールドの組合せ方も様々であるた
め、フロー識別においては、複雑な識別ルールが必要と
なる。このため、従来のフロー識別は、ソフトウエアに
より処理されていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ソフト
ウエアによる処理では、高速でフロー識別することが困
難である。その結果、扱うトラヒックが多くなると、処
理ネックが生じてネットワークの輻輳を招く等の問題が
生じる。このため、ソフトウエアによるフロー識別処理
の適用範囲は、LAN(local area network)のような
小規模のネットワークや、WAN(wide area networ
k)のうちアクセス系等のトラヒックの比較的少ない領
域等に限定されていた。しかも、今後IPパケットのト
ラヒックが爆発的に増加することが予想される。このた
め、LANのような小規模ネットワークやWANのアク
セス系においても、大量のトラヒックを処理できるシス
テムが必要となると考えられる。
【0011】また、ATMにおいては、論理リンクごと
にハードウエアによるトラヒック制御ができる利点を生
かして、高速広帯域網上でも処理ボトルネックを生じる
ことなくQoSを保証することが可能である。しかし、
ATMにおいても、IPパケットのフローをATMの論
理リンク対応のQoSにマッピングするにあたっては、
未だハードウエアレベルでの高速な技術が確立していな
い。このため、QoSマッピングにはソフトウエアの仲
介が必要とされ、高速なフロー識別処理を実現するには
至っていない。
【0012】ところで、近年、連想記憶メモリ(conten
t-addressable memory:CAM)が、ネットワーク系装
置のアドレス検索の分野で使用されてるようになってき
ている。連想記憶メモリでは、メモリの位置をラベルか
らの連想で決め、番地ではなく内容で示す。このため、
連想記憶メモリは、検索データテーブル上のデータ検索
を高速で行うことができる。その上、連想記憶メモリの
容量は、エントリ数のみに依存するので、データのビッ
ト幅が大きい場合においても、容量が増加せずに、高速
で検索を行うことができる。
【0013】しかし、連想記憶メモリでは、完全一致検
索しかできない。このため、連想記憶メモリでフロー識
別用の検索テーブルを構成するには、フロー識別の対象
となり得る全フィールドの組合せと全フロー識別結果と
を対応させたエントリを登録することが必要となる。そ
の場合、検索テーブルの登録エントリが膨大な数とな
り、検索テーブルが大変大きくなってしまう。その上、
登録エントリ数が膨大となるため、検索に時間がかか
り、フロー識別の高速処理が困難となる。例えば、ヘッ
ダの各フィールドそれぞれのビット数の合計が128ビ
ットの場合、2の128乗個のエントリを登録すること
が必要となり、現実的ではない。したがって、従来、フ
ロー検索テーブルを連想記憶メモリで構成することは困
難であった。
【0014】本発明は、上記の問題を解決すべくなされ
たものであり、フロー識別の処理を高速で行うことがで
きるフロー識別技術の提供を目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この出願に係る発明者
は、実際のフロー識別の対象となるヘッダのフィールド
が、通常、全フィールドのうち一部分に過ぎないことに
着目した。そして、受信データの入力論理リンク番号に
基づいてフィールドにマスクを掛け、実際にフロー識別
対象となるフィールドだけを抜き出せば、検索テーブル
のエントリ数を減らすことができ、その結果、連想記憶
メモリ(CAM)の利用が可能となり、フロー識別処理
を高速化できることに想到した。
【0016】そこで、本発明の請求項1に係るフロー識
別装置によれば、受信データの入力論理リンク番号と、
当該受信データを終端した受信IPパケットのヘッダの
各フィールドのうち検索対象とすべきフィールドを設定
する検索フラグとを対応させて格納してあり、受信デー
タから抽出した入力論理リンク番号に対応する検索フラ
グを出力する検索フラグテーブルと、受信IPパケット
のヘッダの各フィールドを検索フラグでマスクして、マ
スク後検索キーを生成するマスク部と、マスク後検索キ
ーと、フロー識別結果とを対応させて格納してあり、検
索フラグテーブルから出力されたマスク後検索キーに対
応するフロー識別結果を出力する、連想記憶メモリによ
り構成されたフロー検索テーブルとを備えた構成として
ある。
【0017】このように、本発明のフロー識別装置によ
れば、入力論理リンク番号ごとに、パケットヘッダのフ
ィールドのうちフロー検索対象とするフィールドを示す
検索フラグを設定した検索フラグテーブルを設け、その
検索フラグにより受信IPパケットから抽出したパケッ
トヘッダの各フィールドをマスクしてマスク後検索キー
を生成する。そして、マスク後検索キーを用いることに
より、フロー検索テーブルのエントリ数を減らすことが
できる。その結果、完全一致検索しかできない連想記憶
メモリをフロー検索テーブルとしてフロー識別に利用す
ることができるので、フロー識別を高速で処理すること
ができる。これにより、本発明のフロー識別装置によれ
ば、高速広帯域網上でも処理ボトルネックを生じること
なくQoSを保証することができる。また、バックボー
ン網等の高いスループットを要求される領域においても
用いて好適である。
【0018】さらに、連想記憶メモリをフロー検索テー
ブルとして用いれば、フロー識別の処理を高速で行うこ
とができ、その上、フロー検索テーブルの大規模化を防
ぐことができる。これにより、フロー検索テーブルの大
規模化を防ぐことができるので、従来、ソフトウエアで
しか実現できなかったIPフローをATM論理リンク対
応のQoSのマッピング等のためのフロー識別処理を、
専用LSIチップ等のハードウエアレベルで実現するこ
とが可能となる。そして、フロー識別をハードウエアレ
ベルで処理すれば、より高速でフロー識別の処理ができ
るようになる。
【0019】なお、フロー識別結果としては、例えば、
QoSの設定を直接指示する情報を出力しても良いし、
又は、QoSを設定するための情報を間接的に含む情報
を出力しても良い。その場合、例えば、QoSを設定す
るための情報を検索するための検索キーを出力するよう
にしても良い。
【0020】また、請求項2記載の発明によれば、フロ
ー検索テーブルには、検索フラグとして、検索上有効と
すべきフィールドには、該当する数値を登録し、検索上
無効とすべきフィールドには、無効を示す値を登録して
ある構成としてある。このように、無効とすべきフィー
ルドに無効を示す値を登録しておけば、検索フラグをマ
スクとして容易に利用することができる。
【0021】また、請求項3記載の発明によれば、検索
フラグは、フィールドを構成する個々のビットの有効又
は無効を示す構成としてある。このように、フィールド
を構成する個々のビットについて、ビットマップのマス
クを用いれば、フィールドの一部分だけを有効としたマ
スク後検索キーを生成することができる。その結果、例
えば、送信先アドレスや、送信元アドレスにおいて、ネ
ットワークアドレスの一部分のビットが共通する全ての
送信先アドレスや送信元アドレスを同時に対象として扱
うことが可能となる。
【0022】また、請求項4記載の発明によれば、受信
データがATMセルである場合に、入力論理リンク番号
及び出力論理リンク番号として、仮想パス識別子(virt
ualpath identifier:VPI)及び仮想チャネル識別子
(virtual channel identifier:VCI)の一方又は双
方を用いる構成としてある。また、請求項5記載の発明
によれば、受信データがフレームリレーである場合に、
入力論理リンク番号及び出力論理リンク番号として、D
LCI(data linkconnection identifier)を用いる構
成としてある。このように、本発明によれば、受信デー
タがATMセルの場合も、フレームリレーの場合も、検
索フラグテーブルにより、容易にマスク後検索キーを得
ることができる。
【0023】また、請求項6記載の発明によれば、ヘッ
ダのフィールドとして、IPヘッダのTOS(type of
services)、PROTOCOL、発信元アドレス(S
A)及び送信先アドレス(DA)の各フィールド、並び
に、TCP又はUDPヘッダの発信元ポート(SPOR
T)及び発信先ポート(DPORT)のフィールドを含
む構成としてある。このようなフィールドをフロー識別
対象とすれば、的確なフロー識別を行うことができる。
【0024】また、本発明の請求項7記載のフロー処理
装置によれば、受信データから入力論理リンク番号を抽
出するとともに、当該受信データを終端して受信IPパ
ケットを生成する受信部と、受信IPパケットから、ヘ
ッダの各フィールドを検索キーとして抽出するととも
に、送信先アドレスを抽出し、パケットを出力するパケ
ット受信処理部と、入力論理リンク番号と、受信IPパ
ケットのヘッダの各フィールドのうち検索対象とすべき
フィールドを設定する検索フラグとを対応させて格納し
てあり、受信部により抽出した入力論理リンク番号に対
応する検索フラグを出力する検索フラグテーブルと、受
信IPパケットのヘッダの各フィールドを検索フラグで
マスクして、マスク後検索キーを生成するマスク部と、
マスク後検索キーと、フロー識別結果としてのフロー索
引とを対応させて格納してあり、検索フラグテーブルか
ら出力されたマスク後検索キーに対応するフロー索引を
出力する、連想記憶メモリにより構成されたフロー検索
テーブルと、受信IPパケットのヘッダの送信先アドレ
スと、フォワーディング索引とを対応させて格納してあ
り、パケット受信処理部から出力された送信先アドレス
に対応するフォワーディング索引を出力するフォワーデ
ィングテーブルと、フロー索引及びフォワーディング索
引の組と、QoSを設定するための情報を含むフローア
クション情報及び出力論理リンク番号とを対応させて格
納してあり、フロー検索テーブルから出力されたフロー
索引、及び、フォワーディングテーブルから出力された
フォワーディング索引の組に対応するフローアクション
情報及び出力論理リンク番号を出力するフローアクショ
ンテーブルと、パケット受信処理部から出力されたパケ
ットをフローアクションテーブルから出力されたフロー
アクション情報に基づいて処理し、送信IPパケットを
生成するパケット送信処理部と、送信IPパケットを分
解して送信セルを生成し、フローアクションテーブルか
ら出力された出力論理リンク番号の示す宛先へ送信する
送信部とを備えた構成としてある。
【0025】このように、本発明のフロー処理装置によ
れば、検索フラグテーブルから検索した検索フラグによ
り、マスク部が生成したマスク後検索キーを用いること
によって、フロー検索テーブルのエントリ数を減らすこ
とができる。その結果、完全一致検索しかできない連想
記憶メモリを、フロー検索テーブルとしてフロー識別に
利用することができるので、フロー識別を高速で処理す
ることができる。
【0026】さらに、連想記憶メモリをフロー検索テー
ブルとして用いれば、フロー識別の処理を高速で行うこ
とができ、その上、フロー検索テーブルの大規模化を防
ぐことができる。これにより、従来、ソフトウエアでし
か実現できなかったIPフローをATM論理リンク対応
のQoSのマッピング等の処理のためのフロー識別処理
を、専用LSIチップ等のハードウエアレベルで実現す
ることが可能となる。そして、フロー識別をハードウエ
アレベルで処理すれば、より高速でフロー識別の処理が
できるようになる。
【0027】また、請求項8記載の発明によれば、受信
部へ複数の入力ポートのいずれかから受信データが入力
され、送信部から複数の出力ポートのいずれかへ送信デ
ータが出力される場合に、受信部は、入力論理リンク番
号に加えて、入力ポートのうち受信データが入力された
入力ポートを示す入力物理ポート番号を検索フラグテー
ブルへ出力し、フローアクションテーブルは、出力論理
リンク番号に加えて、出力ポートのうち送信データを出
力する出力ポートを示す出力物理ポート番号を送信部へ
出力する構成としてある。このように入力物理ポート番
号を検索フラグテーブルの検索キーに加えれば、異なる
ポートから受信したフローも容易に識別することができ
る。
【0028】また、本発明の請求項9記載のフロー識別
方法によれば、受信データの入力論理リンク番号と、当
該受信データを終端した受信IPパケットのヘッダの各
フィールドのうち検索対象とすべきフィールドを設定す
る検索フラグとを対応させて格納した検索フラグテーブ
ルから、受信データより抽出された入力論理リンク番号
に対応する検索フラグを検索し、受信IPパケットのヘ
ッダの各フィールドを検索フラグでマスクして、マスク
後検索キーを生成し、マスク後検索キーと、フロー識別
結果とを対応させて格納し、連想記憶メモリにより構成
されたフロー検索テーブルから、検索フラグテーブルか
ら出力されたマスク後検索キーに対応するフロー識別結
果を出力する方法としてある。
【0029】また、本発明の請求項10記載のフロー処
理方法によれば、受信データから入力論理リンク番号を
抽出するとともに、当該受信データを終端して受信IP
パケットを生成し、受信IPパケットから、ヘッダの各
フィールドを検索キーとして抽出するとともに、送信先
アドレスを抽出し、ヘッダを除いたパケットを生成し、
入力論理リンク番号と、受信IPパケットのヘッダの各
フィールドのうち検索対象とすべきフィールドを設定す
る検索フラグとを対応させて格納した検索フラグテーブ
ルから、受信データより抽出された入力論理リンク番号
に対応する検索フラグを検索し、受信IPパケットのヘ
ッダの各フィールドを検索フラグでマスクして、マスク
後検索キーを生成し、マスク後検索キーと、QoSを設
定するための情報を含むフロー識別結果としてのフロー
索引とを対応させて格納し、連想記憶メモリにより構成
されたフロー検索テーブルから、検索フラグテーブルか
ら出力されたマスク後検索キーに対応するフロー索引を
検索し、受信IPパケットのヘッダの送信先アドレス
と、フォワーディング索引とが対応させて格納されたフ
ォワーディングテーブルから、受信したIPパケットよ
り抽出された送信先アドレスに対応するフォワーディン
グ索引を検索し、フロー索引及びフォワーディング索引
の組と、QoSを設定するための指示情報を含むフロー
アクション情報及び出力論理リンク番号とが対応させて
格納されたフローアクションテーブルから、フロー検索
テーブルより検索されたフロー索引、及び、フォワーデ
ィングテーブルより出力されたフォワーディング索引の
組に対応するフローアクション情報及び出力論理リンク
番号を検索し、ヘッダを除いたパケットを、フローアク
ションテーブルから出力されたフローアクション情報に
基づいて処理して送信IPパケットを生成し、送信IP
パケットから送信データを生成し、当該送信データを、
フローアクションテーブルから出力された出力論理リン
ク番号の示す宛先へ送信する方法としてある。
【0030】このように、本発明のフロー識別方法及び
フロー処理方法によれば、検索フラグテーブルから検索
された検索フラグにより、マスク部が生成したマスク後
検索キーを用いることによって、フロー検索テーブルの
エントリ数を減らすことができる。その結果、完全一致
検索しかできない連想記憶メモリを、フロー検索テーブ
ルとしてフロー識別に利用することができるので、フロ
ー識別を高速で処理することができる。
【0031】
【発明の実施の形態】[第一実施形態]まず、図1を参
照して、本発明の第一実施形態として、入力データとし
てATMセルを受信した場合のフロー識別処理について
説明する。図1は、第一実施形態のフロー識別装置10
及びそのフロー識別装置10を含むフロー処理装置の構
成を説明するためのブロック図である。図1に示すよう
に、第一実施形態のフロー識別装置は、受信部としての
セル受信部1と、パケット受信処理部2と、検索フラグ
テーブル3と、マスク部としての検索キーマスク部4
と、CAMフロー検索テーブル5と、フォワーディング
テーブル6と、フローアクションテーブルとしてのフォ
ワーディング/フローアクションテーブル7と、パケッ
ト送信処理部8と、送信部としてのセル送信部9とによ
り構成されている。
【0032】なお、実際の装置においては、通常、検索
フラグテーブル3、CAMフロー検索テーブル5、フォ
ワーディングテーブル6及びフォワーディング/フロー
アクションテーブル7とは別に、これらテーブルを検索
するためのアクセス制御部が設けられるが、本実施形態
では、アクセス制御部の説明を省略する。
【0033】セル受信部1は、受信データから入力論理
リンク番号を抽出するとともに、当該受信データを終端
して受信IPパケットを生成する部分であり、この実施
形態では、受信したATMセル20から入力論理リンク
番号を抽出するとともに、AAL(ATM adaptation lay
er)のタイプ5に従って、受信IPパケット22を組み
立てる。また、ここでは、入力論理リンク番号として、
ATMセルのヘッダに記述されている仮想パス識別子
(VPI)及び仮想チャネル識別子(VCI)のコネク
ション(受信VPI/VCI)21を抽出する。
【0034】また、パケット受信処理部2は、セル受信
部1から出力された受信IPパケット22のヘッダの正
常性をチェックし、正常な場合に、その受信IPパケッ
ト22のヘッダから、ヘッダの各フィールドをフロー検
索キー25として抽出するとともに、送信先アドレス
(DA)28を抽出し、パケット23を出力する部分で
ある。本実施形態では、受信IPパケットのヘッダの各
フィールドとして、IPヘッダの「TOS」、「PRO
TOCOL」、「発信元アドレス(SA)」及び「送信
先アドレス(DA)」の各フィールドと、TCP又はU
DPヘッダの「発信元ポート(SPORT)」及び「発
信先ポート(DPORT)」の各フィールドとを抽出す
る。
【0035】また、検索フラグテーブル3は、受信IP
パケットのヘッダの各フィールドのうち検索対象とすべ
きフィールドを設定する検索フラグと、入力論理リンク
番号としてのコネクションとを対応づけて格納してい
る。そして、検索フラグテーブル3は、セル受信部1で
抽出された入力論理リンク番号としての受信VPI/V
CI21に対応する検索フラグ24を出力する。なお、
検索フラグテーブル3の検索にあたっては、例えば二分
岐探索法等の任意好適な手法を用いて、ロンゲストプリ
フィクスマッチその他の任意好適なルールによる検索を
行うことができる。
【0036】ここで、図2を参照して、検索フラグにつ
いて説明する。図2に示すように、本実施形態の検索フ
ラグは、「PORT<2−0>」、「DA」、「S
A」、「PROTOCOL」及び「TOS」の各フィー
ルドから構成されている。これらのフィールドのうち、
「PORT<2−0>」は3ビットで表され、ヘッダ中
の「SPORT」及び「DPORT」のフィールドの有
効又は無効を示し、他の各フィールドは、それぞれヘッ
ダ中の該当フィールドの有効又は無効をビット値で示し
ている。例えば、ビット値が「1」の場合に有効とし、
「0」の場合に無効とする。
【0037】そして、「PORT<2−0>」の値が
「000」の場合は、「SPORT」及び「DPOR
T」の両方が無効であるとする。また、「PORT<2
−0>」の値が「001」の場合は、「SPORT」の
みが有効であるとする。また、「PORT<2−0>」
の値が「010」の場合は、「DPORT」のみが有効
であるとする。また、「PORT<2−0>」の値が
「011」の場合は、「SPORT」及び「DPOR
T」の両方が有効であるとする。また、「PORT<2
−0>」の値が「1xx(xは0又は1を表す。)」の
場合は、「SPORT」又は「DPORT」のどちらか
一方が有効であるとする。そして、「PORT<2−0
>」の値がこれらの場合の検索キーを図3に示す。
【0038】また、検索キーマスク部4は、受信IPパ
ケット22のヘッダの各フィールドを検索フラグ24で
マスクして、マスク後検索キー26を生成する部分であ
る。本実施形態では、パケット受信処理部2でフロー検
索キー25として抽出された「TOS」、「PROTO
COL」、「SA」、「DA」、「SPORT」及び
「DPORT」の各フィールドを、フラグ検索テーブル
3から出力された検索フラグ24でマスクし、マスク後
検索キー26を生成する。
【0039】また、CAMフロー検索テーブル5は、連
想記憶メモリ(CAM)により構成されており、マスク
後検索キーと、フロー索引(フローIndex)とが対
応して格納されている。ここで、図4を参照して、CA
Mフロー検索テーブル5の構成例について説明する。図
4に示すように、このCAMフロー検索テーブル5の各
エントリは、マスク後検索キーとしてのフロー検索デー
タと、フローIndexとしてのアソシエートデータと
により構成されている。このフロー検索データは、16
ビットの「DPORT」、16ビットの「SPOR
T」、32ビットの「DA」、32ビットの「SA」、
8ビットの「PROTOCOL」、8ビットの「TO
S」及び1ビットの「TOSEN」の合計116ビット
から構成されている。一方、フローIndexは、3ビ
ットで構成されている。
【0040】そして、本実施形態では、フロー検索デー
タのうち、検索上有効とすべきフィールドに、該当する
数値が登録され、検索上無効とすべきフィールドには、
無効を示す値が登録されている。「TOS」を除く各欄
では、「0」を無効を表す値としている。その理由は、
IETF標準のRFC(request for comments)170
0(Assigned Numbers)によれば、TCP/IP(tran
smission control protocol/internet protocol)の
「PROTOCOL」、「SA」、「DA」、「SPO
RT」及び「DPORT」の各フィールドでは、その値
が「0」の場合は、「reserved」であり、通常
使用されていない値であるからである。
【0041】これに対して、「TOS」のフィールドに
ついては、「0」の値が通常使用されている。そこで、
本実施形態では、「TOS」フィールドに加えて、「T
OS」フィールドの有効「1」又は無効「0」を示す1
ビットの「TOSEN」の欄を、フロー検索データの欄
に追加している。
【0042】そして、CAMフロー検索テーブル5は、
検索フラグテーブルから出力されたマスク後検索キー2
6に対応するフロー索引(フローIndex)27を出
力する。このフローIndex27は、次に説明するフ
ォワーディング/フローアクションテーブル7のアドレ
スとなる。
【0043】フォワーディングテーブル6には、受信I
Pパケット22のヘッダの送信先アドレス(DA)と、
フォワーディング索引(フォワーディングIndex)
とが対応して格納されている。そして、フォワーディン
グテーブル6は、パケット受信処理部2から出力された
送信先アドレス28に対応するフォワーディングInd
ex29を出力する。なお、フォワーディングテーブル
6の検索にあたっては、例えば二分岐探索法等の任意好
適な手法を用いて、ロンゲストプリフィクスマッチその
他の任意好適なルールによる検索を行うことができる。
【0044】また、フォワーディング/フローアクショ
ンテーブル7には、フローIndex及びフォワーディ
ングIndexの組と、フローアクション及び出力論理
リンク番号とが対応して格納されている。そして、この
フォワーディング/フローアクションテーブル7は、フ
ロー検索テーブル5から出力されたフローIndex2
7、及び、フォワーディングテーブル6から出力された
フォワーディングIndex29の組に対応するフロー
アクション情報と、出力論理リンク番号としての送信V
PI/VCI31とを出力する。なお、フォワーディン
グ/フローアクションテーブル7における具体的な検索
内容については後述する。
【0045】また、パケット送信処理部8は、パケット
受信処理部2から出力されたパケット23を、フォワー
ディング/フローアクションテーブル7から出力された
フローアクション情報30に基づいて処理し、送信IP
パケット32を生成する。例えば、フローアクション情
報30に基づいて、TTL減算処理や、TOSフィール
ドの書換処理を行う。また、パケット送信処理部8内部
に有する優先制御用キューに対する遅延優先や廃棄優先
のキュー制御を行う。
【0046】また、セル送信部9は、パケット送信処理
部8から出力された送信IPパケット32を分解して送
信データとしてATMセル33を生成し、フォワーディ
ング/フローアクションテーブル7から出力された出力
論理リンク番号としてのコネクション送信VPI/VC
I31の示す宛先へ送信する。
【0047】次に、本実施形態のフロー識別装置の動作
例、すなわち、フロー識別方法の一例について説明す
る。先ず、図5を参照して、セル受信部1及びパケット
受信処理部2における処理について説明する。セル受信
部1では、受信した一連のATMセル20のヘッダか
ら、受信VPI/VCI21を抽出する。ここでは、図
6に示すように、VPIとして「1」の値、VCIとし
て「32」の値を有する送信VPI/VCI21が抽出
されたものとする。そして、抽出された受信VPI/V
CI21は、検索フラグテーブル3へ出力される。
【0048】また、セル受信部1では、ATMセル20
からAAL5にしたがって、受信IPパケット22を組
み立てる。そして、受信IPパケット22は、パケット
受信処理部2へ出力される。パケット受信処理部2で
は、受信IPパケット22のIPヘッダ及びTCPヘッ
ダの各フィールドをフロー検索キー25として抽出す
る。抽出されたフロー検索キー25は、検索キーマスク
部26へ出力される。
【0049】次に、図6を参照して、検索フラグテーブ
ル3における検索処理について説明する。検索フラグテ
ーブル3では、受信VPI/VCI21に対応する検索
フラグが出力される。ここでは、VPIとして「1」の
値、VCIとして「32」の値に対応する検索フラグ2
4として、例えば、図7に示されたような検索フラグ2
4が出力される。
【0050】すなわち、図7に示すように、「PORT
<2−0>」が「001」、「DA」が「0」、「S
A」が「0」、「PROTOCOL」が「1」及び「T
OS」が「0」の検索フラグが検索される。この検索フ
ラグは、ヘッダの各フィールドのうち、「SPORT」
及び「PRTOCOL」のフィールドのみが有効である
ことを示している。
【0051】一方、セル受信部1からパケット受信処理
部2へ出力された受信IPパケット22は、パケット受
信処理部2において、受信IPパケット22のヘッダの
各フィールドがフロー検索キー25として抽出される。
ここでは、図7に示すように、「DPORT」が「80
00」、「SPORT」が「80」、「DA」が「1
0.20.30.40」、「SA」が「20.30.4
0.50」、「PROTOCOL」が「6」、「TO
S」が「0」のフロー検索キー25が抽出される。
【0052】次に、図7を参照して、検索キーマスク部
4及びCAMフロー検索テーブル5における処理につい
て説明する。先ず、検索キーマスク部4において、図7
に示すフロー検索キー24を検索フラグ25でマスクし
て、マスク後検索キー26を生成する。ここでは、図7
に示すように、マスク後検索キー26として、「DPO
RT」が「0」、「SPORT」が「80」、「DA」
が「0」、「SA」が「0」、「PROTOCOL」が
「6」、「TOS」が「0」、さらに、「TOS」の有
効又は無効を示す「TOSEN」が「0」の検索キーが
抽出される。すなわち、このマスク後検索キー26にお
いては、「SPORT」の値「80」及び「PRTOC
OL」の値「6」のみが有効となっており、それ以外の
フィールドの値は無効となっている。
【0053】続いて、CAMフロー検索テーブル5にお
いて、このマスク後検索キー26に対応するフローIn
dex27を検索する。ここでは、図7に示すように、
検索対象のマスク後検索キー26に対して、エントリ#
n(n番)がヒットする。そして、図8に示すように、
そのエントリ#nに登録されているフローIndex#
nの値「2」が出力される。
【0054】次に、図8を参照いて、フォワーディング
テーブル6及びフォワーディング/フローアクションテ
ーブル7における検索処理について説明する。先ず、フ
ォワーディングテーブル6においては、パケット受信処
理部2により受信IPパケット22から抽出された送信
先アドレス(DA)28を検索キーとして、フォワーデ
ィングIndex29が検索される。ここでは、図7の
フロー検索キー25に示したDA28の値「10.2
0.30.40」に対して、図8に示すようにフォワー
ディングIndex29の値「1000」が出力され
る。
【0055】続いて、フォワーディング/フローアクシ
ョンテーブル7において、フローIndex27とフォ
ワーディングIndex29との組合せに対応するフロ
ーアクション情報30及び送信VPI/VCI31が検
索される。このフォワーディングIndexは、フォワ
ーディング/フローアクションテーブル7のノード領域
と一対一に対応しており、フォワーディングIndex
の値は、いずれかのノード領域の先頭アドレスを示して
いる。例えば、フォワーディングIndex29の値
「1000」は、一つのノード領域の先頭アドレス「1
000」に対応している。
【0056】さらに、フローIndexの値は、そのノ
ード領域中のいずれかのエントリのアドレスに対応して
いる。すなわち、そのノード領域の先頭のエントリから
の距離を表している。したがって、例えば、フローIn
dex27の値「2」は、ノード領域の「1002」の
アドレスに対応している。このように、フローInde
xとフォワーディングIndexとの組み合わせを検索
キーとすることにより、一つの送信先アドレス(DA)
により決まる一つのフォワーディングIndexに対す
る複数のフローアクションの中から、フローIndex
により一つのフローアクションを選択することができ
る。
【0057】そして、フローIndex7及びフォワー
ディングIndex29に対応する、アドレス「100
2」のエントリの送信VPI/VCIがセル送信部9へ
出力されるとともに、フローアクション情報30がパケ
ット送信処理部8へ出力される。
【0058】パケット送信処理部8では、QoSを設定
するための情報を含むフローアクション情報30に従っ
て、TOSフィールドの値を変更したり、TTL減算処
理を行ったりて送信IPパケット32を生成する。そし
て、生成された送信IPパケット32は、セル送信部9
へ出力される。さらに、パケット送信処理部8では、フ
ローアクション情報30に従って、パケット送信処理部
8内部の経路の切替等により、パケットの遅延優先度や
廃棄優先度等のキュー制御も行う。
【0059】セル送信部9では、図5に示したパケット
受信処理2における処理手順と逆の手順で、送信IPパ
ケット32をAALに従って分割し、一連の送信ATM
セル33群を生成する。そして、送信ATMセル33
は、送信VPI/VCI31の示す宛先へ出力され、フ
ロー処理が終了する。
【0060】[第二実施形態]上述の第一実施形態で
は、検索フラグをフィールド単位のフラグで構成した例
につい説明したが、第二実施形態では、検索フラグをビ
ットマップで構成する。ここで、図9に、ビットマップ
の検索フラグによるフロー検索キーをマスクする処理の
一例を示す。図9に示すフロー検索キーは、16ビット
の「DPORT」、16ビットの「SPORT」、32
ビットの「送信先アドレス(DA)」、32ビットの
「送信元アドレス(SA)」、8ビットの「PROTO
COL」、及び、8ビットの「TOS」のフィールドに
より構成されている。
【0061】ここでは、フロー検索キーの各フィールド
のうち、32ビットの「送信先アドレス(DA)」のフ
ィールドに注目して説明する。DAのフィールドは、図
9に示すように、「10.20.30.40」の値とな
っている。一方、このDAのフィールドに対する検索フ
ラグのマスクのビットマップは、図9に示すように、
「255.255.255.0」の値となっている。す
なわち、このマスクのビットマップは、DAのフィール
ドの32ビットのうち、上位24ビットを有効ビットと
し、下位8ビットを無効とする。
【0062】そして、フロー検索キーのDAのフィール
ドに、このマスクを掛けることにより、図9に示すよう
に、マスク後の検索キーが選られる。マスク後検索キー
を構成するビットマップは、フロー検索キーのDAフィ
ールドを構成する各ビットに、マスクの対応するビット
値(1又は0)をそれぞれ掛け合わせて得られたもので
ある。すなわち、マスク後の検索キーのビットマップ
は、「10.20.30.0」となる。したがって、D
Aの一部分のビットからなるネットワークアドレスも、
マスク後検索キーとして扱うことが可能となる。その結
果、このマスク後の検索キーは、上位24ビットが共通
する「10.20.30.xx(xxは、0以上255
以下の任意の整数値を表す。)」というネットワークア
ドレスを有する全てのユーザに対して適用される。
【0063】また、このDAのフィールド以外のSA等
の各フィールドについても、同様にビットマップのマス
クを掛けることができる。また、一部のフィールドにつ
いてはビットマップのマスクを掛け、他のフィールドに
ついては、第一実施形態と同様のフィールド単位のマス
クを掛けるようにしても良い。なお、このマスク後検索
キー生成後の処理は、上述した第一実施形態における処
理と同様であるので、その説明を省略する。
【0064】[第三実施形態]次に、本発明の第三実施
形態について説明する。上述の第一実施形態では、一つ
の入力ポートから受信データが入力され、一つの出力ポ
ートから送信データが出力される例について説明した
が、第三実施形態では、複数のポートをまとめて収容し
た例につて説明する。ここで、図10に、第三実施形態
のフロー処理装置の構成を示す。図10中のフロー処理
装置100の構成は、図1に示した第一実施形態のフロ
ー処理装置の構成と同様であるので、図10では、その
構成要素の図示を一部省略する。
【0065】図10に示すように、第三実施形態では、
入力インタフェイス(入力I/F)41のn+1個の入
力インタフェイスポート(入力I/Fポート)のいずれ
かに入力した受信ATMセルが、セル受信部1へ入力さ
れる。セル受信部1は、ATMセルのヘッダから抽出し
た受信VPI/VCI21とともに、そのATMセルが
どの入力I/Fポートから入力されたものかを示す入力
物理ポート番号としての入力I/Fポート番号43を、
検索フラグテーブル(図10では図示せず)へ出力す
る。検索フラグテーブルでは、受信VPI/VCI21
に加えて、入力I/Fポート番号43も検索キーとして
利用され、第一実施形態と同様にして、対応する検索フ
ラグが出力される。
【0066】そして、第一実施形態と同様にして、送信
VPI/VCI31がセル送信部9へ入力される。ただ
し、第三実施形態では、フォワーディング/フローアク
ションテーブル(図10では図示せず)のエントリに、
送信VPI/VCI31に加えて、出力物理ポート番号
としての出力I/Fポート番号44も登録されている。
このため、セル送信部9へは、送信VPI/VCI31
とともに、出力I/Fポート番号44も入力される。
【0067】セル送信部9から出力された送信ATMセ
ルは、出力インタフェイス(出力I/F)42へ入力さ
れ、出力I/Fポート番号44に従って、n+1個の出
力インタフェイスポート(出力I/Fポート)のいずれ
かのポートから出力される。このように、複数のポート
をまとめて収容した場合にも、本発明を容易に適用する
ことができる。
【0068】[第四実施形態]次に、図11を参照し
て、本発明の第四実施形態について説明する。上述した
各実施形態は、受信データとしてATMセルを受信する
例について説明したが、第四実施形態では、受信データ
としてフレームリレーを受信する例について説明する。
【0069】図11のブロック図に示すように、第四実
施形態のフロー処理装置は、フレーム受信部1a及びフ
レーム送信部9a以外の構成は、基本的に、第一実施形
態における構成と同様である。フレーム受信部1aは、
受信フレーム20aを受信すると、この受信フレーム2
0aのDLCI21aを抽出して検索フラグテーブル3
aへ出力する。さらに、フレーム受信部1aは、図12
に示すように、受信フレーム20aを終端して、受信I
Pパケット22aを生成する。そして、検索フラグテー
ブル3aでは、入力論理リンク番号としてのDLCI2
1aが検索キーとして利用され、第一実施形態と同様に
して、対応する検索フラグが出力される。
【0070】以降、第一実施形態の同様の処理が行われ
る。ただし、第四実施形態では、フォワーディング/フ
ローアクションテーブル7aのエントリに、出力論理リ
ンク番号として、送信DLCI31aが登録されてい
る。このため、フレーム送信部9aへは、送信DLCI
31aが出力される。そして、フレーム送信部9aで
は、図12に示した処理手順と逆の処理手順で、送信I
Pパケット32aから送信フレーム33aを生成する。
このように、本発明は、フレームリレーのフロー識別に
も利用して好適である。
【0071】上述した実施の形態においては、本発明を
特定の条件で構成した例について説明したが、本発明
は、種々の変更を行うことができる。例えば、上述した
第一、第二及び第三実施形態においては、入力論理リン
ク番号及び出力論理リンク番号として、VPI及びVC
Iを用いた例について説明したが、本発明では、リンク
は、これらに限定されない。本発明は、例えば、受信デ
ータとしてフレームリレーを受信する場合にも適用する
ことができる。また、例えばVPコネクションサービス
のように、網ではVPIのみを管理し、ユーザがVCI
を自由に使用できるサービスにおいては、入力論理リン
ク番号として、VPIのみを使用しても良い。
【0072】また、上述した実施形態においては、フィ
ールドの無効を示す値として「0」を使用したが、この
発明では、無効を示す値は「0」に限定されず、任意好
適な値を使用することができる。例えば、無効値設定用
レジスタを設けた、RFC1700で定義されていない
値を、無効を示す値として用いても良い。
【0073】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、検索フラグテーブルにおいて、入力リンク番号
ごとにIPフロー識別条件、すなわち、パケットヘッダ
のフィールドのうちフロー検索対象とするフィールドを
示す検索フラグを設定しておき、その検索フラグによ
り、受信IPパケットから抽出したパケットヘッダの各
フィールドをマスクしてマスク後検索キーを生成する。
そして、マスク後検索キーを用いることにより、フロー
検索テーブルのエントリ数を減らすことができる。その
結果、完全一致検索しかできない連想記憶メモリを、フ
ロー検索テーブルとしてフロー識別に利用することが可
能となり、フロー識別を高速で処理することができる。
これにより、本発明のフロー識別装置によれば、高速広
帯域網上でも処理ボトルネックを生じることなくQoS
を保証することができる。また、バックボーン網等の高
いスループットを要求される領域においても用いて好適
である。
【0074】さらに、連想記憶メモリをフロー検索テー
ブルとして用いれば、フロー識別の処理を高速で行うこ
とができ、その上、フロー検索テーブルの大規模化を防
ぐことができる。これにより、フロー検索テーブルの大
規模化を防ぐことができるので、従来ソフトウエアでし
か実現できなかったIPフローをATM論理リンク対応
のQoSのマッピング等のためのフロー識別処理を、専
用LSIチップ等のハードウエアレベルで実現すること
が可能となる。そして、フロー識別をハードウエアレベ
ルで処理すれば、より高速でフロー識別の処理ができる
ようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態のフロー識別装置の構成を説明するた
めのブロック図である。
【図2】検索フラグの説明図である。
【図3】検索キーの説明図である。
【図4】フロー検索テーブルの説明図である。
【図5】第一実施形態のセル受信部及びパケット受信処
理部における処理の説明図である。
【図6】検索フラグテーブルにおける検索処理の説明図
である。
【図7】マスク後検索キーの生成及びフロー識別の説明
図である。
【図8】フォワーディング/フローアクションテーブル
における検索処理の説明図である。
【図9】第二実施形態におけるビットマップのマスクの
説明図である。
【図10】第三実施形態のフロー識別装置の構成を説明
するためのブロック図である。
【図11】第四実施形態のフロー識別装置の構成を説明
するためのブロック図である。
【図12】第四実施形態のセル受信部及びパケット受信
処理部における処理の説明図である。
【符号の説明】
1 セル受信部 1a フレーム受信部 2、2a パケット受信処理部 3、3a 検索フラグテーブル 4、4a 検索キーマスク部 5、5a フロー検索テーブル 6、6a フォワーディングテーブル 7、7a フォワーディング/フローアクションテーブ
ル 8、8a パケット送信処理部 9 セル送信部 9a フレーム送信部 10、10a フロー識別装置 20 受信ATMセル 20a 受信フレーム 21 受信VPI/VCI 21a 受信DLCI 22、22a 受信IPパケット 23、23a パケット 24、24a 検索フラグ 25、25a フロー検索キー 26、26a マスク後の検索キー 27、27a フローIndex 28、28a デスティネーション・アドレス(DA) 29、29a フォワーディングIndex 30、30a フローアクション情報 31 送信VIP/VCI 31a 送信DLCI 32 送信IPパケット 33 送信ATMセル 33a 送信フレーム 41 入力インタフェイス(入力I/F) 42 出力インタフェイス(出力I/F) 43 入力インタフェイスポート番号(入力I/Fポー
ト番号) 44 出力インタフェイスポート番号(出力I/Fポー
ト番号) 100 フロー処理装置

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信データの入力論理リンク番号と、当
    該受信データを終端した受信IPパケットのヘッダの各
    フィールドのうち検索対象とすべきフィールドを設定す
    る検索フラグとを対応させて格納してあり、受信データ
    から抽出した入力論理リンク番号に対応する検索フラグ
    を出力する検索フラグテーブルと、 受信IPパケットのヘッダの各フィールドを前記検索フ
    ラグでマスクして、マスク後検索キーを生成するマスク
    部と、 マスク後検索キーと、フロー識別結果とを対応させて格
    納してあり、前記検索フラグテーブルから出力されたマ
    スク後検索キーに対応するフロー識別結果を出力する、
    連想記憶メモリにより構成されたフロー検索テーブルと
    を備えたことを特徴とするフロー識別装置。
  2. 【請求項2】 前記フロー検索テーブルには、前記検索
    フラグとして、 検索上有効とすべきフィールドには、該当する数値を登
    録し、検索上無効とすべきフィールドには、無効を示す
    値を登録してあることを特徴とする請求項1記載のフロ
    ー識別装置。
  3. 【請求項3】 前記検索フラグは、前記フィールドを構
    成する個々のビットの有効又は無効を示すことを特徴と
    する請求項1又は2記載のフロー識別装置。
  4. 【請求項4】 前記受信データがATMセルの場合に、
    前記入力論理リンク番号及び前記出力論理リンク番号と
    して、仮想パス識別子及び仮想チャネル識別子の一方又
    は双方を用いることを特徴とする請求項1、2又は3記
    載のフロー識別装置。
  5. 【請求項5】 前記受信データがフレームリレーの場合
    に、前記入力論理リンク番号及び前記出力論理リンク番
    号として、DLCIを用いることを特徴とする請求項
    1、2又は3記載のフロー識別装置。
  6. 【請求項6】 前記受信IPパケットのヘッダのフィー
    ルドとして、 IPヘッダのTOS、PROTOCOL、発信元アドレ
    ス及び送信先アドレスの各フィールド、並びに、 TCP又はUDPヘッダの発信元ポート及び発信先ポー
    トのフィールドを含むことを特徴とする請求項1〜5の
    いずれかに記載のフロー識別装置。
  7. 【請求項7】 受信データから入力論理リンク番号を抽
    出するとともに、当該受信データを終端して受信IPパ
    ケットを生成する受信部と、 前記受信IPパケットから、ヘッダの各フィールドを検
    索キーとして抽出するとともに、送信先アドレスを抽出
    し、パケットを出力するパケット受信処理部と、 前記入力論理リンク番号と、前記受信IPパケットのヘ
    ッダの各フィールドのうち検索対象とすべきフィールド
    を設定する検索フラグとを対応させて格納してあり、前
    記受信部により抽出した入力論理リンク番号に対応する
    検索フラグを出力する検索フラグテーブルと、 受信IPパケットのヘッダの各フィールドを前記検索フ
    ラグでマスクして、マスク後検索キーを生成するマスク
    部と、 マスク後検索キーと、フロー識別結果としてのフロー索
    引とを対応させて格納してあり、前記検索フラグテーブ
    ルから出力されたマスク後検索キーに対応するフロー索
    引を出力する、連想記憶メモリにより構成されたフロー
    検索テーブルと、 前記受信IPパケットのヘッダの送信先アドレスと、フ
    ォワーディング索引とを対応させて格納してあり、パケ
    ット受信処理部から出力された送信先アドレスに対応す
    るフォワーディング索引を出力するフォワーディングテ
    ーブルと、 前記フロー索引及び前記フォワーディング索引の組と、
    QoSを設定するための情報を含むフローアクション情
    報及び出力論理リンク番号とを対応させて格納してあ
    り、前記フロー検索テーブルから出力されたフロー索
    引、及び、前記フォワーディングテーブルから出力され
    たフォワーディング索引の組に対応するフローアクショ
    ン情報及び出力論理リンク番号を出力するフローアクシ
    ョンテーブルと、 前記パケット受信処理部から出力されたパケットを前記
    フローアクションテーブルから出力されたフローアクシ
    ョン情報に基づいて処理し、送信IPパケットを生成す
    るパケット送信処理部と、 前記送信IPパケットを分解して送信セルを生成し、前
    記フローアクションテーブルから出力された出力論理リ
    ンク番号の示す宛先へ送信する送信部とを備えてなるこ
    とを特徴とするフロー処理装置。
  8. 【請求項8】 前記受信部へ複数の入力ポートのいずれ
    かから受信データが入力され、前記送信部から複数の出
    力ポートのいずれかへ送信データが出力される場合に、 前記受信部は、前記入力論理リンク番号に加えて、前記
    入力ポートのうち前記受信データが入力された入力ポー
    トを示す入力物理ポート番号を前記検索フラグテーブル
    へ出力し、 前記フローアクションテーブルは、出力論理リンク番号
    に加えて、前記出力ポートのうち前記送信データを出力
    する出力ポートを示す出力物理ポート番号を前記送信部
    へ出力することを特徴とする請求項7記載のフロー処理
    装置。
  9. 【請求項9】 受信データの入力論理リンク番号と、当
    該受信データを終端した受信IPパケットのヘッダの各
    フィールドのうち検索対象とすべきフィールドを設定す
    る検索フラグとを対応させて格納した検索フラグテーブ
    ルから、受信データより抽出された入力論理リンク番号
    に対応する検索フラグを検索し、 受信IPパケットのヘッダの各フィールドを前記検索フ
    ラグでマスクして、マスク後検索キーを生成し、 マスク後検索キーと、フロー識別結果とを対応させて格
    納し、連想記憶メモリにより構成されたフロー検索テー
    ブルから、前記検索フラグテーブルから出力されたマス
    ク後検索キーに対応するフロー識別結果を出力すること
    を特徴とするフロー識別方法。
  10. 【請求項10】 受信データから入力論理リンク番号を
    抽出するとともに、当該受信データを終端して受信IP
    パケットを生成し、 前記受信IPパケットから、ヘッダの各フィールドを検
    索キーとして抽出するとともに、送信先アドレスを抽出
    し、 前記入力論理リンク番号と、前記受信IPパケットのヘ
    ッダの各フィールドのうち検索対象とすべきフィールド
    を設定する検索フラグとを対応させて格納した検索フラ
    グテーブルから、受信データより抽出された入力論理リ
    ンク番号に対応する検索フラグを検索し、 受信IPパケットのヘッダの各フィールドを前記検索フ
    ラグでマスクして、マスク後検索キーを生成し、 マスク後検索キーと、QoSを設定するための情報を含
    むフロー識別結果としてのフロー索引とを対応させて格
    納し、連想記憶メモリにより構成されたフロー検索テー
    ブルから、前記検索フラグテーブルから出力されたマス
    ク後検索キーに対応するフロー索引を検索し、 前記受信IPパケットのヘッダの送信先アドレスと、フ
    ォワーディング索引とが対応させて格納されたフォワー
    ディングテーブルから、受信したIPパケットより抽出
    された送信先アドレスに対応するフォワーディング索引
    を検索し、 前記フロー索引及び前記フォワーディング索引の組と、
    QoSを設定するための指示情報を含むフローアクショ
    ン情報及び出力論理リンク番号とを対応させて格納した
    フローアクションテーブルから、前記フロー検索テーブ
    ルより検索されたフロー索引、及び、前記フォワーディ
    ングテーブルより出力されたフォワーディング索引の組
    に対応するフローアクション情報及び出力論理リンク番
    号を検索し、 前記受信IPパケットを、前記フローアクションテーブ
    ルから出力されたフローアクション情報に基づいて処理
    して送信IPパケットを生成し、 前記送信IPパケットから送信データを生成し、当該送
    信データを、前記フローアクションテーブルから出力さ
    れた出力論理リンク番号の示す宛先へ送信することを特
    徴とするフロー処理方法。
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