JP2001154899A - ファイル管理装置及びプログラム記録媒体 - Google Patents

ファイル管理装置及びプログラム記録媒体

Info

Publication number
JP2001154899A
JP2001154899A JP33892599A JP33892599A JP2001154899A JP 2001154899 A JP2001154899 A JP 2001154899A JP 33892599 A JP33892599 A JP 33892599A JP 33892599 A JP33892599 A JP 33892599A JP 2001154899 A JP2001154899 A JP 2001154899A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
file
folder
request
user
processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP33892599A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3782270B2 (ja
Inventor
Kazutoshi Miyamura
和俊 宮村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
PFU Ltd
Original Assignee
PFU Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by PFU Ltd filed Critical PFU Ltd
Priority to JP33892599A priority Critical patent/JP3782270B2/ja
Publication of JP2001154899A publication Critical patent/JP2001154899A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3782270B2 publication Critical patent/JP3782270B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Storage Device Security (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、ユーザが快適にファイルを閲覧した
り操作できるようするファイル管理装置の提供を目的と
する。 【解決手段】処理要求があるときに、ユーザ情報を入手
してアクセス権のチェックを行ってから、処理要求のた
めのインタフェース処理を実行する手段と、処理要求が
あるときに、ユーザ情報を入手することなく、処理要求
のためのインタフェース処理を実行する手段と、画面操
作のためのタグ付き言語で記述されて、処理要求に必要
となる情報の表示に用いられる表示制御ファイルを処理
対象として、処理要求先に対してアクセス制限が設定さ
れるときに、前者の手段を呼び出すことになるようにと
表示制御ファイルを書き替えるとともに、アクセス制限
の設定が解除されるときに、後者の手段を呼び出すこと
になるようにと表示制御ファイルを書き替える書替手段
とを備えるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファイルを管理し
て、複数のユーザに対して、それらのファイルを閲覧さ
せたり操作させるファイル管理装置と、その装置の実現
に用いられるプログラムが格納されるプログラム記録媒
体とに関し、特に、ユーザが快適にファイルを閲覧した
り操作できるようにするファイル管理装置と、その装置
の実現に用いられるプログラム記録媒体とに関する。
【0002】Webファイリングシステムでは、サーバ上
に、WWWサービスとクライアントとの間のインタフェ
ース処理を司るCGIプログラム(コモン・ゲート・イ
ンタフェース・プログラム)を展開する構成を採って、
このCGIプログラムがユーザ認証を制御するととも
に、そのユーザ認証で得たユーザ情報に従ってアクセス
権のチェックを制御するように処理している。
【0003】ユーザ認証を行う場合には、ユーザに対し
て、ユーザ情報の入力を要求することから、ユーザにと
って煩わしいものとなるので、ユーザ認証が必要ない場
合には、この入力を省略することで、ユーザが快適にフ
ァイルを閲覧したり操作できるようにすることが好まし
い。
【0004】
【従来の技術】WWWサービスがCGIプログラムを実
行する場合、CGIプログラムの実行(アクセス)制限
の有無により、ユーザ認証を行うかどうかが判断され
る。
【0005】これから、サーバ上のファイルに対してア
クセス制限がかけられる可能性のある場合には、実行制
限の設定されているCGIプログラムを用意して、この
CGIプログラムを使って、ユーザに対して、ユーザ名
とパスワードとの入力を要求することでユーザ認証を行
うとともに、その入力したユーザ情報に従って、ファイ
ルに対するアクセス権を有しているのか否かのチェック
を行うようにする構成を採っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来技術に従っていると、ユーザが快適にファイル
を閲覧したり操作できないという問題点がある。
【0007】すなわち、従来技術に従っていると、サー
バ上のファイルに対してアクセス制限がかけられていな
い場合にも、実行制限の設定されているCGIプログラ
ムが用いられることになるので、ユーザは、CGIプロ
グラムの要求に応じて、ユーザ名とパスワードとを入力
しなけれはならず、余計な操作に煩わされて、快適にフ
ァイルを閲覧したり操作できないという問題点がある。
【0008】実行制限の設定されていないCGIプログ
ラムを用いれば、ユーザは、ユーザ名とパスワードとを
入力することなく、アクセス制限のかけられていないフ
ァイルを閲覧したり操作できるようになるものの、この
構成に従うと、ファイルに対してアクセス制限がかけら
れている場合には、ユーザ認証が行われないことで、ア
クセス権を持つユーザがファイルを閲覧したり操作でき
ないという問題点がでてくることになる。
【0009】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であって、ファイルを管理して、複数のユーザに対し
て、それらのファイルを閲覧させたり操作させる構成を
採るときにあって、ユーザが快適にファイルを閲覧した
り操作できるようになる新たなファイル管理装置の提供
と、その装置の実現に用いられる新たなプログラム記録
媒体の提供とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明のファイル管理装置では、フォルダあるいは
ファイルに対する処理要求があるときに、ユーザ情報を
入手してアクセス権のチェックを行ってから、その処理
要求のためのインタフェース処理を実行する第1のイン
タフェース手段と、フォルダあるいはファイルに対する
処理要求があるときに、ユーザ情報を入手することな
く、その処理要求のためのインタフェース処理を実行す
る第2のインタフェース手段と、画面操作のためのタグ
付き言語で記述されて、フォルダあるいはファイルに対
する処理要求に必要となる情報の表示に用いられる表示
制御ファイルを処理対象として、処理要求先に対してア
クセス制限が設定されるときに、第1のインタフェース
手段を呼び出すことになるようにと表示制御ファイルを
書き替えるとともに、処理要求先に対するアクセス制限
の設定が解除されるときに、第2のインタフェース手段
を呼び出すことになるようにと表示制御ファイルを書き
替える書替手段とを備えるように構成する。
【0011】このように構成される本発明のファイル管
理装置の持つ機能は具体的にはプログラムで実現される
ものであり、このプログラムは、フロッピィディスクな
どに格納されたり、サーバなどのディスクなどに格納さ
れ、それらから本発明のファイル管理装置にインストー
ルされてメモリ上で動作することで、本発明を実現する
ことになる。
【0012】本発明のファイル管理装置では、フォルダ
などの処理要求先に対してアクセス制限が設定される
と、書替手段は、第1のインタフェース手段を呼び出す
ことになるようにと表示制御ファイルを書き替える。一
方、そのアクセス制限の設定が解除されると、書替手段
は、第2のインタフェース手段を呼び出すことになるよ
うにと表示制御ファイルを書き替える。
【0013】これから、クライアント装置に対して、表
示制御ファイルを使って処理要求に必要となる情報を提
示しているときに、ユーザによるクリック操作が行われ
ると、処理要求先にアクセス制限が設定されているとき
には第1のインタフェース手段が呼び出され、これによ
り、ユーザはユーザ情報を入力することでアクセス権の
チェックを受けることが可能になり、アクセス権を有す
るユーザのみがファイルを閲覧したり操作できるように
なる。一方、処理要求先にアクセス制限が設定されてい
ないときには、第2のインタフェース手段が呼び出さ
れ、これにより、ユーザはユーザ情報を入力することな
く直ちにファイルを閲覧したり操作できるようになる。
【0014】このように、本発明によれば、ファイルを
管理して、複数のユーザに対して、それらのファイルを
閲覧させたり操作させる構成を採るときにあって、アク
セス権のチェックが必要な場合にのみユーザ情報の入力
を要求し、アクセス権のチェックが必要でない場合には
ユーザ情報の入力を要求しないようにすることから、ユ
ーザは不要にユーザ情報の入力を要求されることがなく
なるので、快適にファイルを閲覧したり操作できるよう
になる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、サーバ・クライアントシス
テムに適用した実施の形態に従って本発明を詳細に説明
する。
【0016】図1に、本発明を具備するサーバ1の一実
施例を図示する。
【0017】この実施例に従うサーバ1は、ファイルを
管理する構成を採って、ネットワーク3を介して接続さ
れる複数のクライアント2(ブラウザ200を展開す
る)に対して、それらのファイルの内容を掲示するとと
もに、クライアント2からの要求に応じてそれらのファ
イルを操作(更新や削除など)する処理を行うものであ
って、ファイル管理機構10と、アクセス権チェックC
GIプログラム20と、アクセス権非チェックCGIプ
ログラム30と、アクセス権設定用CGIプログラム4
0と、オペレーティングシステム50とを備える。
【0018】ここで、本発明を実現すべく用意される、
アクセス権チェックCGIプログラム20やアクセス権
非チェックCGIプログラム30やアクセス権設定用C
GIプログラム40は、計算機が読み取り可能な半導体
メモリなどの適当な記録媒体に格納されることになる。
【0019】このファイル管理機構10は、複数のフォ
ルダ11-i(i=1〜n)を用意して、そこに、クライ
アント2への掲示対象となるファイル12を格納する構
成を採っている。更に、それぞれのフォルダ11-iに対
応付けて、フォルダに格納されるファイル12の一覧と
それに対する操作メニューとを表示する画面データを記
述するHTMLファイル13-i(i=1〜n)を備える
構成を採っている。
【0020】アクセス権チェックCGIプログラム20
は、HTMLファイル13-iから呼び出されて、フォル
ダ11-iに設定されるアクセス権の制限を充足すること
を条件にして、ブラウザ200の発行する処理要求のた
めのインタフェース処理を実行する。
【0021】アクセス権非チェックCGIプログラム3
0は、HTMLファイル13-iから呼び出されて、フォ
ルダ11-iに設定されるアクセス権の制限を考慮するこ
となく、ブラウザ200の発行する処理要求のためのイ
ンタフェース処理を実行する。
【0022】アクセス権設定用CGIプログラム40
は、各フォルダ11-iに対して、どのユーザグループに
対してはファイル12の操作を許し、どのユーザグルー
プに対してはファイル12の操作を許さないというアク
セス権の制限を設定したり、その設定したアクセス権の
制限を解除する処理を行う。
【0023】ここで、あるフォルダ11-iに対して、少
なくとも1つのユーザグループに対してのアクセス権の
制限が設定されたときには、そのフォルダ11-iはアク
セス制限が設定された状態に入ることを意味する。
【0024】オペレーティングシステム50は、図2
(a)に示すように、ユーザ情報(ユーザ名と、そのユ
ーザのパスワードと、そのユーザの属するグループ名と
の対応関係の情報)を管理するとともに、図2(b)に
示すように、アクセス権設定用CGIプログラム40に
より設定されるアクセス権の制限情報を管理する。
【0025】次に、HTMLファイル13-iの表示する
ディスプレイ画面について詳細に説明する。
【0026】クライアント2に展開されるブラウザ20
0からの閲覧要求が発行されると、各フォルダ11-iに
対応付けて設けられるHTMLファイル13-iに従っ
て、クライアント2のディスプレイに、先ず最初に、図
3に示すように、フォルダツリー(階層構造で構成され
るフォルダ11-iの名前一覧をツリー構造で記述したも
の)が表示されることになる。
【0027】続いて、このフォルダツリーの中からフォ
ルダ名が選択されると、そのHTMLファイル13-iに
従って、図4に示すように、そのフォルダ11-iに格納
されるファイル12の名前の一覧と、「操作メニュー」
ボタンと、「検索」ボタンとが表示されることになる。
【0028】続いて、このディスプレイ画面中に設けら
れる「操作メニュー」ボタンがクリックされると、その
HTMLファイル13-iに従って、図5に示すように、
そのフォルダ11-iに格納されるファイル12に対して
の操作メニューが表示されることになる。
【0029】このようにして表示される操作メニューの
中から操作項目がクリックされると、アクセス権チェッ
クCGIプログラム20あるいはアクセス権非チェック
CGIプログラム30が呼び出されて、そのクリッリさ
れた操作の指定する処理に入る。
【0030】このとき、アクセス権チェックCGIプロ
グラム20が呼び出されるのか、アクセス権非チェック
CGIプログラム30が呼び出されるのかは、HTML
ファイル13-iの記述に従う。
【0031】すなわち、操作メニューの中から操作項目
がクリックされるときに呼び出されるHTMLファイル
13-iの記述として、図6(a)に示すように、アクセ
ス権非チェックCGIプログラム30を格納するフォル
ダへのパスである「/Scripts/Pragma/Filer/ShowFmCGI.
exe 」が記述されているときには、アクセス権非チェッ
クCGIプログラム30が呼び出されることになる。
【0032】これに対して、操作メニューの中から操作
項目がクリックされるときに呼び出されるHTMLファ
イル13-iの記述として、図6(b)に示すように、ア
クセス権チェックCGIプログラム20を格納するフォ
ルダへのパスである「/Scripts/Pragma/Filer/Secure/S
howFmCGI.exe」が記述されているときには、アクセス権
チェックCGIプログラム20が呼び出されることにな
る。
【0033】ここで、この記述に含まれる「Command.v
alue」の値に従って、どの操作項目がクリックされたの
かという情報がアクセス権チェックCGIプログラム2
0やアクセス権非チェックCGIプログラム30に通知
される。
【0034】一方、図5に示すディスプレイ画面中の
「フォルダのアクセス権設定」がクリックされるときに
は、アクセス権設定用CGIプログラム40が呼び出さ
れることになる。
【0035】このようにして起動されると、アクセス権
設定用CGIプログラム40は、図7の処理フローに示
すように、先ず最初に、ステップ1で、クライアント2
のディスプレイに、図8に示すような、そのフォルダ1
1-iに関してのアクセス権の設定画面を表示する。
【0036】すなわち、どのユーザグループにはそのフ
ォルダ11-iに格納されるファイル12の操作を許し、
どのユーザグループにはそのフォルダ11-iに格納され
るファイル12の操作を許さないというアクセス権の設
定と、その設定の解除とに用いるアクセス権の設定画面
を表示するのである。
【0037】続いて、ステップ2で、このアクセス権設
定画面への入力データ値を取得することで、フォルダ1
1-iに対するアクセス権の設定値を取得し、続くステッ
プ3で、その取得した設定値に応じて、オペレーティン
グシステム50に対してアクセス権の設定・解除を依頼
する。
【0038】この依頼を受けて、オペレーティングシス
テム50は、図2(b)に示したアクセス権の制限情報
を更新する処理を行う。
【0039】続いて、ステップ4で、ステップ3の処理
の結果、アクセス制限無しのフォルダ11-iからアクセ
ス制限有りのフォルダ11-i(少なくとも1つのユーザ
グループに対してのアクセス権の制限が設定されている
フォルダ11-i)へと変更されたのか否かを判断して、
このように変更されたことを判断するときには、ステッ
プ5に進んで、アクセス権チェックCGIプログラム2
0を呼び出すようにと、そのフォルダ11-iに対応付け
て用意されるHTMLファイル13-iの記述を書き替え
て、処理を終了する。
【0040】すなわち、HTMLファイル13-iに記述
されるCGIプログラムを格納するフォルダへのパス
を、「/Scripts/Pragma/Filer/ShowFmCGI.exe 」という
記述から、「/Scripts/Pragma/Filer/Secure/ShowFmCG
I.exe」という記述に書き替えるのである。
【0041】一方、ステップ4で、アクセス制限無しの
フォルダ11-iからアクセス制限有りのフォルダ11-i
へと変更されたのではないことを判断するときには、ス
テップ6に進んで、アクセス制限有りのフォルダ11-i
からアクセス制限無しのフォルダ11-iへと変更された
のか否かを判断して、このように変更されたことを判断
するときには、ステップ7に進んで、アクセス権非チェ
ックCGIプログラム30を呼び出すようにと、そのフ
ォルダ11-iに対応付けて用意されるHTMLファイル
13-iの記述を書き替えて、処理を終了する。
【0042】すなわち、HTMLファイル13-iに記述
されるCGIプログラムを格納するフォルダへのパス
を、「/Scripts/Pragma/Filer/Secure/ShowFmCGI.exe」
という記述から、「/Scripts/Pragma/Filer/ShowFmCGI.
exe 」という記述に書き替えるのである。
【0043】一方、ステップ6で、アクセス制限有りの
フォルダ11-iからアクセス制限無しのフォルダ11-i
へと変更されたのではないことを判断するとき、すなわ
ち、以前と同様のアクセス制限有りのままのフォルダ1
1-iであるか、以前と同様のアクセス制限無しのままの
フォルダ11-iであることを判断するときには、HTM
Lファイル13-iを書き替えることなく、そのまま処理
を終了する。
【0044】このようにして、アクセス権設定用CGI
プログラム40は、フォルダ11-iに対してアクセス制
限が設定されるときには、そのフォルダ11-iに対応付
けて用意されるHTMLファイル13-iがアクセス権チ
ェックCGIプログラム20を呼び出すようにと、その
HTMLファイル13-iの記述を書き替えるとともに、
フォルダ11-iに対してのアクセス制限が解除されると
きには、そのフォルダ11-iに対応付けて用意されるH
TMLファイル13-iがアクセス権非チェックCGIプ
ログラム30を呼び出すようにと、そのHTMLファイ
ル13-iの記述を書き替えるように処理するのである。
【0045】次に、図9の処理フローに従って、アクセ
ス権チェックCGIプログラム20の実行する処理につ
いて説明するとともに、図10の処理フローに従って、
アクセス権非チェックCGIプログラム30の実行する
処理について説明する。
【0046】アクセス権チェックCGIプログラム20
は、図5に示した操作メニューの中から操作項目がクリ
ックされることで、HTMLファイル13-iの記述に従
って呼び出されると、図9の処理フローに示すように、
先ず最初に、ステップ1で、その操作メニューを表示す
るフォルダ11-iに対する初めての操作要求であるのか
否かを判断する。
【0047】この判断処理により、そのフォルダ11-i
に対する初めての操作要求であることを判断するときに
は、ステップ2に進んで、クライアント2のディスプレ
イに、図11に示すようなユーザ情報の入力画面を表示
することで、ユーザ名とパスワードを入力する。
【0048】続いて、ステップ3で、その入力したユー
ザ名及びパスワードを指定して、オペレーティングシス
テム50に対してユーザ認証依頼を発行する。
【0049】この依頼を受けて、オペレーティングシス
テム50は、図2(a)に示したユーザ情報の管理デー
タに従って、正規のユーザであるのか否かのユーザ認証
を行って、その結果を返答してくる。
【0050】これから、続いて、ステップ4で、オペレ
ーティングシステム50から正規のユーザであるとの返
事が返ってきたのか否かを判断して、正規のユーザでな
いとの返事が返ってきたことを判断するときには、ステ
ップ5に進んで、ユーザ名とパスワードの再入力を要求
することで、ユーザ名とパスワードを再入力してから、
ステップ3に戻る。
【0051】一方、ステップ4で、オペレーティングシ
ステム50から正規のユーザであるとの返事が返ってき
たことを判断するときには、ステップ6に進んで、入力
したユーザ名を指定して、オペレーティングシステム5
0に対してアクセス権のチェック依頼を発行する。
【0052】この依頼を受けて、オペレーティングシス
テム50は、図2(a)に示したユーザ情報の管理デー
タに従って、そのユーザ名の指すグループ名を特定し、
そのグループ名を検索キーにして図2(b)に示したア
クセス権の制限情報の管理データを参照することで、ア
クセス権を有するユーザであるのか否かのアクセス権チ
ェックを行って、その結果を返答してくる。
【0053】これから、続いて、ステップ7で、オペレ
ーティングシステム50からアクセス権を有するユーザ
であるとの返事が返ってきたのか否かを判断して、アク
セス権を有さないユーザであるとの返事が返ってきたこ
とを判断するときには、ステップ8に進んで、その旨の
メッセージを表示して、処理を終了する。すなわち、図
12に示すようなメッセージを表示して、処理を終了す
るのである。
【0054】一方、ステップ7で、オペレーティングシ
ステム50からアクセス権を有するユーザであるとの返
事が返ってきたことを判断するときには、ステップ9に
進んで、要求のある操作画面を表示して、ユーザと対話
することで、ファイル12(フォルダ11-i)に対する
操作を行う。
【0055】例えば、図5に示した操作メニューの中か
ら「テキスト登録」が選択されるときには、テキスト登
録に用いる図13に示すようなテキストの登録画面を表
示して、ユーザと対話することで、フォルダ11-iに対
して新たなテキストを登録していくように処理する。
【0056】そして、ステップ1で、操作メニューを表
示するフォルダ11-iに対しての初めての操作要求では
ないことを判断するとき、すなわち、既にアクセス権の
チェックを行っていることを判断するときには、直ちに
ステップ9に進んで、要求のある操作画面を表示して、
ユーザと対話することで、ファイル12(フォルダ11
-i)に対する操作を行う。
【0057】このようにして、アクセス権チェックCG
Iプログラム20は、フォルダ11-iに対してアクセス
制限が設定されているときには、図5に示した操作メニ
ューの中から操作項目がクリックされることで呼び出さ
れると、ユーザに対してユーザ情報の入力を要求して、
それに従って、オペレーティングシステム50に依頼す
ることでユーザ認証とアクセス権チェックを行い、その
結果、アクセス権を有するユーザであることが確認され
ると、ユーザの要求するファイル12やフォルダ11-i
に対しての操作を実行していくように処理するのであ
る。
【0058】一方、アクセス権非チェックCGIプログ
ラム30は、図5に示した操作メニューの中から操作項
目がクリックされることで、HTMLファイル13-iの
記述に従って呼び出されると、図10の処理フローに示
すように、直ちに、要求のある操作画面を表示して、ユ
ーザと対話することで、ファイル12(フォルダ11-
i)に対しての操作を行う。
【0059】例えば、図5に示した操作メニューの中か
ら「テキスト登録」が選択されるときには、テキスト登
録に用いる図13に示すようなテキストの登録画面を表
示して、ユーザと対話することで、フォルダ11-iに対
して新たなテキストを登録していくように処理する。
【0060】このようにして、アクセス権非チェックC
GIプログラム30は、フォルダ11-iに対してアクセ
ス制限が設定されていないときには、図5に示した操作
メニューの中から操作項目がクリックされることで呼び
出されると、ユーザに対してユーザ情報の入力を要求す
ることなく、直ちに、ユーザの要求するファイル12や
フォルダ11-iに対しての操作を実行していくように処
理するのである。
【0061】図示実施例に従って本発明を説明したが、
本発明はこれに限定されるものではない。例えば、実施
例では、ファイル12やフォルダ11-iの操作に対して
アクセス制限を設定するということを具体例にして説明
したが、本発明は、ファイル12の閲覧などに対してア
クセス制限を設定するという構成を採る場合にも、その
まま適用できる。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ファイルを管理して、複数のユーザに対して、それらの
ファイルを閲覧させたり操作させる構成を採るときにあ
って、アクセス権のチェックが必要な場合のみユーザ情
報の入力を要求し、アクセス権のチェックが必要でない
場合にはユーザ情報の入力を要求しないようにすること
から、ユーザは不要にユーザ名やパスワードの入力を要
求されることがなくなるので、快適にファイルを閲覧し
たり操作できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である。
【図2】OSの管理するユーザ情報/アクセス権情報の
説明図である。
【図3】ディスプレイ画面の説明図である。
【図4】ディスプレイ画面の説明図である。
【図5】ディスプレイ画面の説明図である。
【図6】HTMLファイルの説明図である。
【図7】アクセス権設定用CGIプログラムの処理フロ
ーである。
【図8】ディスプレイ画面の説明図である。
【図9】アクセス権チェックCGIプログラムの処理フ
ローである。
【図10】アクセス権非チェックCGIプログラムの処
理フローである。
【図11】ディスプレイ画面の説明図である。
【図12】ディスプレイ画面の説明図である。
【図13】ディスプレイ画面の説明図である。
【符号の説明】
1 サーバ 2 クライアント 3 ネットワーク 10 ファイル管理機構 11 フォルダ 12 ファイル 13 HTMLファイル 20 アクセス権チェックCGIプログラム 30 アクセス権非チェックCGIプログラム 40 アクセス権設定用CGIプログラム 50 オペレーティングシステム 200 ブラウザ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B017 AA07 BA05 BA06 BB02 CA03 CA16 5B082 AA00 BA00 EA12 FA16 GA11 GC04 5E501 AC20 AC33 AC35 AC42 DA02 EA15 EB05 FA08

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のユーザからアクセスされるファイ
    ルを管理するファイル管理装置において、 フォルダあるいはファイルに対する処理要求があるとき
    に、ユーザ情報を入手してアクセス権のチェックを行っ
    てから、該処理要求のためのインタフェース処理を実行
    する第1のインタフェース手段と、 フォルダあるいはファイルに対する処理要求があるとき
    に、ユーザ情報を入手することなく、該処理要求のため
    のインタフェース処理を実行する第2のインタフェース
    手段と、 画面操作のためのタグ付き言語で記述されて、上記処理
    要求に必要となる情報の表示に用いられる表示制御ファ
    イルを処理対象として、上記処理要求先に対してアクセ
    ス制限が設定されるときに、上記第1のインタフェース
    手段を呼び出すことになるようにと該表示制御ファイル
    を書き替えるとともに、該アクセス制限の設定が解除さ
    れるときに、上記第2のインタフェース手段を呼び出す
    ことになるようにと該表示制御ファイルを書き替える書
    替手段とを備えることを、 特徴とするファイル管理装置。
  2. 【請求項2】 複数のユーザからアクセスされるファイ
    ルを管理するファイル管理装置の実現に用いられるプロ
    グラムが格納されるプログラム記録媒体であって、 フォルダあるいはファイルに対する処理要求があるとき
    に、ユーザ情報を入手してアクセス権のチェックを行っ
    てから、該処理要求のためのインタフェース処理を実行
    する第1のインタフェース処理と、 フォルダあるいはファイルに対する処理要求があるとき
    に、ユーザ情報を入手することなく、該処理要求のため
    のインタフェース処理を実行する第2のインタフェース
    処理と、 画面操作のためのタグ付き言語で記述されて、上記処理
    要求に必要となる情報の表示に用いられる表示制御ファ
    イルを処理対象として、上記処理要求先に対してアクセ
    ス制限が設定されるときに、上記第1のインタフェース
    処理を呼び出すことになるようにと該表示制御ファイル
    を書き替えるとともに、該アクセス制限の設定が解除さ
    れるときに、上記第2のインタフェース処理を呼び出す
    ことになるようにと該表示制御ファイルを書き替える書
    替処理とをコンピュータに実行させるプログラムが格納
    されることを、 特徴とするプログラム記録媒体。
JP33892599A 1999-11-30 1999-11-30 ファイル管理装置及びプログラム記録媒体 Expired - Fee Related JP3782270B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33892599A JP3782270B2 (ja) 1999-11-30 1999-11-30 ファイル管理装置及びプログラム記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33892599A JP3782270B2 (ja) 1999-11-30 1999-11-30 ファイル管理装置及びプログラム記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001154899A true JP2001154899A (ja) 2001-06-08
JP3782270B2 JP3782270B2 (ja) 2006-06-07

Family

ID=18322627

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33892599A Expired - Fee Related JP3782270B2 (ja) 1999-11-30 1999-11-30 ファイル管理装置及びプログラム記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3782270B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004295632A (ja) * 2003-03-27 2004-10-21 Ricoh Co Ltd 認証情報取得装置、ユーザ認証システム、認証情報取得プログラム、文書管理装置、文書管理プログラム及び記録媒体
JP2009157506A (ja) * 2007-12-25 2009-07-16 Mitsubishi Electric Corp コンテンツサーバシステム
JP2013008390A (ja) * 2012-09-12 2013-01-10 Ricoh Co Ltd 情報処理装置、プログラム、及び記録媒体
JP2013033486A (ja) * 2012-09-12 2013-02-14 Ricoh Co Ltd 情報処理装置、認証制御方法、プログラム、及び記録媒体
US9021551B2 (en) 2007-09-11 2015-04-28 Ricoh Company, Ltd. Information processing apparatus, authentication control method, and authentication control program

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004295632A (ja) * 2003-03-27 2004-10-21 Ricoh Co Ltd 認証情報取得装置、ユーザ認証システム、認証情報取得プログラム、文書管理装置、文書管理プログラム及び記録媒体
US9021551B2 (en) 2007-09-11 2015-04-28 Ricoh Company, Ltd. Information processing apparatus, authentication control method, and authentication control program
JP2009157506A (ja) * 2007-12-25 2009-07-16 Mitsubishi Electric Corp コンテンツサーバシステム
JP2013008390A (ja) * 2012-09-12 2013-01-10 Ricoh Co Ltd 情報処理装置、プログラム、及び記録媒体
JP2013033486A (ja) * 2012-09-12 2013-02-14 Ricoh Co Ltd 情報処理装置、認証制御方法、プログラム、及び記録媒体

Also Published As

Publication number Publication date
JP3782270B2 (ja) 2006-06-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11038867B2 (en) Flexible framework for secure search
US9081816B2 (en) Propagating user identities in a secure federated search system
US9251364B2 (en) Search hit URL modification for secure application integration
US8352475B2 (en) Suggested content with attribute parameterization
US7249379B2 (en) Method and apparatus for implementing process-based security in a computer system
US8005816B2 (en) Auto generation of suggested links in a search system
US8099664B2 (en) Dynamic help user interface control with secured customization
US8027982B2 (en) Self-service sources for secure search
US8332430B2 (en) Secure search performance improvement
JP3670965B2 (ja) ユーザ及びユーザ・グループ又は端末及び端末グループのコンテキストに従って階層データ構造におけるアプリケーション・プリファレンスを維持するためのクライアント/サーバ・システム
JP3611297B2 (ja) セキュリティを役割ベースで割り振るデータ処理システム、方法、及びコンピュータ・プログラム製品
US20070283425A1 (en) Minimum Lifespan Credentials for Crawling Data Repositories
US20130311459A1 (en) Link analysis for enterprise environment
US20070208714A1 (en) Method for Suggesting Web Links and Alternate Terms for Matching Search Queries
US20070220429A1 (en) Layered customization of a help user interface
US20090030908A1 (en) Centralized management type computer system
US5832266A (en) Encapsulation of applications for inclusion within an object management facility environment
JP3563619B2 (ja) アプリケーション機能指定装置及び記憶媒体
JP4671753B2 (ja) 文書管理システム、文書管理方法、情報処理装置、プログラム、および記憶媒体
JP2001154899A (ja) ファイル管理装置及びプログラム記録媒体
JP2006302240A (ja) 文書管理プログラム及び文書管理装置
CA1340917C (en) Encapsulation of applications for inclusion within an object management facility environment
Ciliberti Getting the Most from the Built-in Templates
JP2001282610A (ja) 情報共有装置およびその方法、並びに、記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060223

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060307

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060309

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090317

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120317

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees