JP2001153934A - 界磁巻線層間短絡試験装置 - Google Patents

界磁巻線層間短絡試験装置

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JP2001153934A
JP2001153934A JP33981199A JP33981199A JP2001153934A JP 2001153934 A JP2001153934 A JP 2001153934A JP 33981199 A JP33981199 A JP 33981199A JP 33981199 A JP33981199 A JP 33981199A JP 2001153934 A JP2001153934 A JP 2001153934A
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Koji Okubo
幸治 大窪
Tatsuo Mori
達雄 森
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 界磁巻線層間短絡試験装置に関し、定期検査
間隔の延長、休止期間の短縮と回数削減、稼働率上昇を
実現すること。 【解決手段】 各種所定負荷状態での(任意の各出力電
圧、出力電流、力率で運転中の)正常時主機界磁電流値
対正常励磁機励磁電流値の関係を求めてデータ化し、こ
れらを正常値データとして(測定値入力部22および)
操作/表示部24からデータ記憶部25に記憶させる。
発電機運転中に負荷を監視して測定値入力部22から測
定データを入力し、記憶された正常値データのうち対応
するものとの偏差をデータ比較部23,演算部26で比
較し、層間巻線の異常を判定する。判定結果は操作/表
示部24に表示され、アラーム装置28で音声によって
報知される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は界磁巻線層間短絡試
験装置に関し、特に、ブラシレス同期発電機の界磁回路
の界磁巻線異常を検出する界磁巻線層間短絡試験装置に
関する。より詳細には、本発明は界磁回路の層間短絡を
運転中に自動的に検出できるようにしたブラシレス同期
発電機の界磁巻線層間短絡試験装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ブラシレス同期発電機の界磁回路は主機
中の回転子に設けられており、当該発電機は当該界磁回
路が他の回路と電気的に絶縁された状態で運転される。
運転時の温度上昇と機械的負荷に起因して、回転子が長
期にわたって最も過酷な環境条件で使用される結果、界
磁回路巻線の層間絶縁に用いるセラックマイカ(shella
c mica)等が当該絶縁を維持できなくなることがある。
そこで、巻線の層間短絡(rare short)を定期的に試験
することが行われている。
【0003】ブラシレス同期発電機の界磁回路における
巻線の層間短絡は、従来、定期点検期間中に検査して得
られた各種測定値を製作時の各種特性値または前回の当
該各種測定値等と比較することで行われている。ここで
用いる各種測定値としては、界磁回路抵抗値、界磁電圧
および励磁機界磁電流対主機界磁電流特性値等がある。
【0004】これら測定値は、発電機製作時および定期
検査期間の運転休止時に図6を参照して後述する方法に
よって得ていた。すなわち、ブラシレス同期発電機運転
中に、外部から絶縁された界磁回路について上記各種測
定値を得て軽微な主機界磁巻線層間短絡を検出すること
はできなかった。
【0005】図6は従来のブラシレス同期発電機の界磁
巻線層間短絡試験の一例を説明する説明図であり、説明
のために一相についてのみ示している。
【0006】例えばAC100Vの交流電源70からス
イッチ71,72および電圧調整器75を介して、外側
スリップリング68と内側スリップリング69の間に所
定電圧を印加する。両スリップリングには連続した一つ
の巻線60が接続されており、これにより巻線60の両
端に所定電圧を印加する。巻線60は61〜67を付し
た並行な部分を鉄芯(図示せず)に券回されており、各
部分は積層されている。各部分の表面部電圧は測定可能
になっている。
【0007】電圧計85の測定値が計測に適した適当な
値(例えば3〜5V)となるように電圧調整器75で印
加電圧を調整し、当該印加電圧を一定とするように電流
計80の指示を監視した状態で、巻線60の隣り合う部
分の電圧分担値(図示した66と67の間の他に、67
と61の間、61と62の間、62と63の間、63と
64の間、64と65の間、65と66の間、61と6
2の間)を測定する。このようにして得た測定電圧に基
づきインピーダンス試験を行い、次式に示す周知の判定
基準にしたがって異常判定を行う。
【0008】
【数1】5<(隣り合う部分の電圧分担)/(各電圧分
担平均)×100
【0009】
【発明が解決しようとする課題】大型発電機の運転期間
が益々長期化しつつある現在、定期点検時の異常発見に
よって被害が拡大し、修理期間の延長(休転期間の延
長)と修理費の増加をもたらす。また、休転期間の延長
によって稼働率が低下し、これにより経済的な損失を生
じる課題がある。
【0010】本発明は上記の課題に鑑みてなされたもの
であって、その目的は、電磁結合する励磁機励磁電流と
主機界磁電流との関係に着目して運転中に主機界磁巻線
の軽微な層間短絡を早期に且つ自動的に検出すること
で、速やかな異常復旧、すなわち低コスト且つ予防保全
効果を奏することのできるブラシレス同期発電機の界磁
巻線層間短絡試験装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに請求項1の本発明装置は、回転子と一体的に回転す
る界磁回路と、前記界磁回路に設けられた界磁電機子と
電磁結合して当該電機子を励磁する励磁手段と、前記回
転子と電磁結合する主機電機子とを備えたブラシレス同
期発電機の界磁巻線層間短絡試験装置において、前記励
磁手段の励磁電流と前記界磁回路の界磁電流の所定負荷
状態での温度補正された特性を対応付けて記憶する記憶
手段と、前記ブラシレス同期発電機を前記所定負荷状態
で運転したときの運転中の前記励磁電流を求める稼動時
電流取得手段と、前記稼動時電流取得手段により求めた
前記励磁電流を前記記憶手段中の前記特性と比較して対
応付け、前記特性における前記界磁電流と前記運転時の
当該電流の偏差を演算する演算手段と、前記偏差が所定
値を超えたときに前記界磁回路の界磁巻線の異常と判定
し、当該巻線異常を報知する報知手段とを備えたことを
特徴とする界磁巻線層間短絡試験装置を提供する。
【0012】また、請求項2の本発明装置は、請求項1
に記載の界磁巻線層間短絡試験装置において、前記稼動
時電流取得手段は、前記励磁電流を求めて前記演算手段
に入力する手段と、前記運転中に前記主機電機子に発生
する電気的パラメータを監視するための電圧計測手段お
よび電流計測手段と監視された各計測値を前記演算手段
に入力するための計測値入力部とを備えたことを特徴と
する界磁巻線層間短絡試験装置を提供する。
【0013】また、請求項3の本発明装置は、請求項1
に記載の界磁巻線層間短絡試験装置において、前記稼動
時電流取得手段は、前記励磁電流を求めて前記演算手段
に自動的に入力する手段と、前記電気的パラメータを監
視するための電圧計測手段および電流計測手段による各
計測値を前記演算手段に自動的に入力する手段とを備え
たことを特徴とする界磁巻線層間短絡試験装置を提供す
る。
【0014】また、請求項4の本発明装置は、請求項1
乃至3のいずれかに記載の界磁巻線層間短絡試験装置に
おいて、前記報知手段は、前記巻線異常を視覚的および
/または聴覚的に報知することを特徴とする界磁巻線層
間短絡試験装置を提供する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施例を詳細に説明する。
【0016】(第1実施形態)図1は、本発明に係るブ
ラシレス同期発電機の界磁巻線層間短絡試験装置の第1
実施形態の概略構成を示す構成図である。
【0017】図1中、1は主機電機子、7は回転子(図
示せず)に一体的に設けられた界磁回路を示す。自動励
磁装置4は、任意負荷状態において予め設定された出力
電圧を自動的に維持するように励磁機励磁巻線5に励磁
機励磁電流IFEXを供給するように作用する。直流変
流器10は、励磁機励磁電流IFEXを検出してコンピ
ュータ20に出力する。
【0018】直流変流器10にはクランプ式のものを使
用し、発電機への着脱を可能に構成した。すなわち、本
実施形態は携帯型の界磁巻線層間短絡試験装置を実現す
るものである。
【0019】コンピュータ20は、CPU,ROM,R
AM,ハードディスクドライブ装置等の補助記憶装置,
I/Oインタフェース,入力装置,出力装置を含む一般
的な構成であり,表示装置および音声出力装置,フロッ
ピィディスクドライブ装置,CD−ROMドライブ装
置,その他の外部記憶装置を備えることもできる。コン
ピュータ20はプログラム可能なものであれば良く、マ
イクロコンピュータ、パーソナルコンピュータ、ワーク
ステーション等を使用することができる。
【0020】なお、コンピュータ20の入力装置および
出力装置として、本実施形態ではキー入力とキャラクタ
表示を併せて行えるタッチパネル式表示装置を使用した
が、別体の入力装置と出力装置を使用することもでき
る。
【0021】図2はコンピュータ20を機能的に表した
機能ブロック図であり、図2中、24は前述のタッチパ
ネル式表示装置を含む操作/表示部であり、各種スイッ
チも併せて備える。本実施形態に係る装置が携帯型であ
るため、データ記憶部25には複数の発電機分のデータ
容量を割り当てる。また、アラーム装置28は、異常検
出時にビープ音あるいは合成音声によって当該異常を報
知するものである。
【0022】図1に戻って説明すると、界磁回路7は、
励磁機電機子8、整流ダイオードD、主機界磁巻線9を
含む。本発明に係るブラシレス同期発電機が稼動して回
転子が回転すると励磁機電機子8も一体的に回転し、界
磁回路7において層間短絡が発生すると主機電機子1に
作用する磁界が減少し、出力電圧が降下しようとする。
このとき、自動励磁装置4は励磁機励磁巻線5に流れる
励磁機励磁電流IFEXを増加(主機界磁電流の増加)
させて、設定電圧を維持するように作用する。
【0023】励磁機励磁巻線5と励磁機電機子8の巻線
は電磁結合しており、励磁機励磁電流IFEXと主機界
磁電流IFは比例関係にある。この比例関係は、一定の
負荷条件下では成立するが、条件によって異なった特性
曲線で変化する。すなわち、負荷状態、すなわち任意の
負荷電流、力率、電圧および温度上昇による界磁回路7
の抵抗変化等に応じて当該比例関係を特定することがで
きる。したがって、単に励磁機励磁電流IFEXの変化
量のみによって界磁回路7の変化、すなわち層間短絡を
検出することは出来ない。
【0024】そこで本実施形態では、正常状態で運転す
る発電機の主機界磁電流IFと励磁機励磁電流IFEX
との関係は負荷状態、すなわち負荷電流、力率、電圧お
よび温度上昇等に対して固有の特性を持つことに着目
し、発電機製造時等、実用範囲の正常負荷状態での主機
界磁電流IF対励磁機励磁電流IFEXの特性を予め求
めておく。負荷状態は電流計2と電圧計3で監視するこ
とができる。
【0025】そして、これら正常時の特性試験値、すな
わち無負荷特性、短絡特性試験値および温度補正した主
機界磁電流IF対励磁機励磁電流IFEXを基にして、
各種所定負荷状態での(任意の各出力電圧、出力電流、
力率で運転中の)正常時主機界磁電流値対正常励磁機励
磁電流値の関係を求めてデータ化し、これらを正常値デ
ータとして(測定値入力部22および)操作/表示部2
4からデータ記憶部25に記憶させる。
【0026】図3は正常時における主機界磁電流IF対
励磁機励磁電流IFEXの温度特性の一例を示す特性図
であり、当該特性は発電機一基ごとに異なる。
【0027】図3中、横軸は巻線温度差(deg)、右
側の縦軸は励磁機励磁電流IFEX(A)、左側の縦軸
は主機界磁電流IF(A)をそれぞれ表し、2曲線の特
性をデータ化して記憶させる。例えば16および68
(deg)近傍におけるP0およびP9で示す励磁機励
磁電流値に対して、P0´およびP9´で示す主機界磁
電流値を入力して記憶させる。他の温度についても同様
である。
【0028】さらに、図3では電流特性はそれぞれ一本
の曲線で表したが、前述各種所定負荷状態での両電流特
性データをデータ記憶部25に記憶させる。この理由
は、同一負荷で運転中であっても発電機出力電圧が制御
されるので、主機界磁電流および励磁機励磁電流特性に
は、その発電機出力、すなわち出力電圧、出力電流、力
率に応じて若干の変動があるので、これら変動する負荷
状態それぞれに対する比較参照データを予め複数(力率
と出力電圧の組み合わせが例えば10通り程度)準備し
ておくためである。
【0029】これら参照データがデータ記憶部25に準
備されると、発電機稼動時の異常検出を行うことができ
る。
【0030】そこで、発電機を稼動させて主機出力電圧
(V)、負荷電流(A)を監視し、任意の負荷状態、す
なわち、任意出力電圧(V)、任意負荷電流(A)、任
意力率(cosφ)で稼動時励磁機励磁電流(IFEX
1)を計測する。そして、データ記憶部25に記憶して
ある上記と同一負荷状態での正常時参照データを読み出
して参照し、このときの実際の稼動時主機界磁電流(I
F1)を求める。
【0031】さらに、上記と同一負荷状態、すなわち任
意出力電圧(V)、任意負荷電流(A)、別の力率(c
osφ´)における正常時励磁機励磁電流(IFEX
N)を求め、これに対応する正常時主機界磁電流(IF
N)を求める。界磁回路7の巻線に層間短絡が発生した
とすると、次式の関係が生ずる。
【0032】
【数2】IFEXN<IFEX1 かつ、 IFN<IF1 したがって本実施形態によれば、前述の通り任意負荷で
稼動中の励磁機励磁電流IFEXを直流変流器10によ
り測定してコンピュータ20の測定値入力部22に入力
するとともに、この時の負荷状態(主力電圧、負荷電
流、力率および温度等)を操作/表示部24から入力し
て、データ記憶部25に予め記憶してある対応する負荷
状態のデータを選択し、測定値入力部22から入力した
上記測定値に相当する主機界磁電流IFEXを自動的に
求め、上記測定値に相当する主機界磁電流値と正常主機
界磁電流値をデータ比較部23により比較して、演算部
26で両者の偏差を演算して当該偏差量が所定値を超え
たかを調べ、(数2)式にしたがった異常判定を極めて
精度良く行うことができる。
【0033】すなわち、ブラシレス同期発電機の界磁回
路の界磁巻線層間短絡試験を発電機の運転中であっても
休止期間を設けることなく実施することができ、これに
より、速やかな異常復旧を実現できて休転期間が最小で
済み、稼働率が低下することがないので経済的な損失を
生じることもない。また、定期点検時でなくとも常に異
常発生を監視できるため、予防保全効果も得られる。さ
らに、マイクロコンピュータを用いれば、小型軽量で、
携帯性且つ経済性に優れ、長期信頼性を提供できる試験
装置を実現することができる。
【0034】(第2実施形態)図4は本発明に係るブラ
シレス同期発電機の界磁巻線層間短絡試験装置の第2実
施形態の概略構成を示す構成図、図5は図4中のコンピ
ュータを機能的に表した機能ブロック図である。
【0035】図4において、直流変流器10aにはクラ
ンプ式に加えて、固定式直流変流器または分流器と変換
器を利用することもできる。すなわち、本実施形態に係
る界磁巻線層間短絡試験装置は固定配置される常設型と
して用いることを想定したものである。
【0036】図4中41は力率変換器、42は電圧変換
器、43は電流変換器を夫々示し、これら要素はコンピ
ュータ50に負荷状態を自動入力するために設けられ
る。また、図5中のデータ記憶部25aのデータ容量は
発電機一基分を割り当てればよいことは明らかである。
その他の構成および本実施形態に係る界磁巻線層間短絡
試験装置を用いた試験方法は、測定値入力部22aへの
入力を全て自動的に行え、操作/表示部24aによる入
力操作が簡便になる点以外は第1実施形態と同様なの
で、ここでは説明を省略する。
【0037】本実施形態によれば、常時発電機を監視す
ることができ、第1実施形態と同様の効果を完全に自動
で得ることができる。
【0038】
【発明の効果】以上説明した通り本発明装置によれば、
従来は行えなかったブラシレス同期発電機の運転中の界
磁巻線層間短絡試験を実現することができ、これによ
り、界磁回路の常時監視を容易にし、発電機運用の信頼
性を高めるとともに、異常の早期発見と予測を可能にす
ることができて極めて普及性の高いブラシレス同期発電
機の試験装置が得られる。すなわち、定期検査間隔を延
長し、休止期間を短縮してその回数を削減し、稼働率を
上昇させることで多大な経済効果をもたらすことができ
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る界磁巻線層間短絡試験装置の第1
実施形態に適用可能なブラシレス同期発電機の概略回路
図である。
【図2】本発明に係る界磁巻線層間短絡試験装置の第1
実施形態の要部機能構成図である。
【図3】正常時における主機界磁電流IF対励磁機励磁
電流IFEXの温度特性の一例を示す特性図である。
【図4】本発明に係る界磁巻線層間短絡試験装置の第2
実施形態に適用可能なブラシレス同期発電機の概略回路
図である。
【図5】本発明に係る界磁巻線層間短絡試験装置の第2
実施形態の要部機能構成図である。
【図6】従来のブラシレス同期発電機の界磁巻線層間短
絡試験の一例を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 発電機主機電機子 2 変流器 3 変成器 4 自動励磁装置 5 励磁機励磁巻線 8 励磁機電機子 9 主機界磁巻線 10 直流変流器 22 測定値入力部 23 データ比較部 24 操作/表示部 25 データ記憶部 26 演算部 28 アラーム装置 41 力率変換器 42 電圧変換器 43 電流変換器 A 電流計 D 整流ダイオード IF 主機界磁電流 IFEX 励磁機励磁電流 V 電圧計
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G014 AA03 AB08 AB49 AC18 2G016 BA01 BB01 BB02 BC00 BD01 BD04 BD06 BD07 BD11 5H590 AA09 CC01 CD01 DD33 DD64 HA02 HA04 HB02 HB03 JA02 KK01 KK06 KK08 KK10

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転子と一体的に回転する界磁回路と、
    前記界磁回路に設けられた界磁電機子と電磁結合して当
    該電機子を励磁する励磁手段と、前記回転子と電磁結合
    する主機電機子とを備えたブラシレス同期発電機の界磁
    巻線層間短絡試験装置において、 前記励磁手段の励磁電流と前記界磁回路の界磁電流の所
    定負荷状態での温度補正された特性を対応付けて記憶す
    る記憶手段と、 前記ブラシレス同期発電機を前記所定負荷状態で運転し
    たときの運転中の前記励磁電流を求める稼動時電流取得
    手段と、 前記稼動時電流取得手段により求めた前記励磁電流を前
    記記憶手段中の前記特性と比較して対応付け、前記特性
    における前記界磁電流と前記運転時の当該電流の偏差を
    演算する演算手段と、 前記偏差が所定値を超えたときに前記界磁回路の界磁巻
    線の異常と判定し、当該巻線異常を報知する報知手段と
    を備えたことを特徴とする界磁巻線層間短絡試験装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の界磁巻線層間短絡試験
    装置において、 前記稼動時電流取得手段は、 前記励磁電流を求めて前記演算手段に入力する手段と、 前記運転中に前記主機電機子に発生する電気的パラメー
    タを監視するための電圧計測手段および電流計測手段と
    監視された各計測値を前記演算手段に入力するための計
    測値入力部とを備えたことを特徴とする界磁巻線層間短
    絡試験装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の界磁巻線層間短絡試験
    装置において、 前記稼動時電流取得手段は、 前記励磁電流を求めて前記演算手段に自動的に入力する
    手段と、 前記電気的パラメータを監視するための電圧計測手段お
    よび電流計測手段による各計測値を前記演算手段に自動
    的に入力する手段とを備えたことを特徴とする界磁巻線
    層間短絡試験装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載の界磁
    巻線層間短絡試験装置において、 前記報知手段は、前記巻線異常を視覚的および/または
    聴覚的に報知することを特徴とする界磁巻線層間短絡試
    験装置。
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