JP2001153296A - 耐圧容器の製造方法及び耐圧容器 - Google Patents

耐圧容器の製造方法及び耐圧容器

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JP2001153296A
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Kazuhiko Kagawa
和彦 香川
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    • F17STORING OR DISTRIBUTING GASES OR LIQUIDS
    • F17CVESSELS FOR CONTAINING OR STORING COMPRESSED, LIQUEFIED OR SOLIDIFIED GASES; FIXED-CAPACITY GAS-HOLDERS; FILLING VESSELS WITH, OR DISCHARGING FROM VESSELS, COMPRESSED, LIQUEFIED, OR SOLIDIFIED GASES
    • F17C2205/00Vessel construction, in particular mounting arrangements, attachments or identifications means
    • F17C2205/03Fluid connections, filters, valves, closure means or other attachments
    • F17C2205/0302Fittings, valves, filters, or components in connection with the gas storage device
    • F17C2205/0305Bosses, e.g. boss collars

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  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 内殻と口金との密着性が良好であり、両者の
界面近傍での内殻の残留応力が全く又は殆ど無い耐圧容
器と、その製造方法を提供する。 【解決手段】 口金6のフランジ31に放射方向の凹条
36を設けておき、この口金6を内殻2と一体化させ
る。内殻2は相対配置とされた内殻支持装置60,70
によって回動可能に支持される。コンプレッサ68から
内殻2内に所定圧のエアを供給し、内殻2を内部からエ
アで加圧した状態にてモータ74を駆動して内殻2を回
転させ、フィラメント供給装置80から熱硬化性樹脂を
含浸したフィラメント81を送り出し、内殻2の外周に
巻き付ける。このフィラメント81の巻付に際し、継手
69を内殻2に向って押圧し口金6を内殻2に押し付け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CNG(圧縮天然
ガス)等の各種圧縮ガス、LNG(液化天然ガス)、L
PG(液化石油ガス)等の各種液化ガス、その他の各種
加圧物質を充填するための耐圧容器とその製造方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】CNG等の収容に用いられる耐圧容器の
製造方法として、CNG等を透過させない合成樹脂製の
内殻と、600kg/cmの耐圧規格を満たす外層の
FRP(繊維強化樹脂)補強層よりなる外殻とを有した
ものがある。
【0003】この耐圧容器を製造するには、まず、回転
成形法等により内殻を合成樹脂により成形する。この内
殻の成形に併せて、又は内殻の成形後に口金を内殻の鏡
板部(軸方向の両端面)の中央に装着する。その後、内
殻の外周にエポキシ樹脂等を付着させたカーボン等の補
強繊維をヘリカル巻き及びフープ巻きしてFRP補強層
を巻付形成した後、該内殻及びFRP補強層を例えば約
80℃の恒温槽に入れ、該FRP補強層の樹脂を加熱硬
化させて外殻を成形する。
【0004】上記のFRP補強層の巻付工程においては
両端の口金を支持して口金及び内殻を回転させるのであ
るが、このFRP補強層を巻付けるに際し、口金と内殻
との界面において滑りが生じるおそれがある。
【0005】特開平7−158797号公報には、口金
のフランジに通孔を穿設し、内殻成形時に該通孔に内殻
構成樹脂を流入させて口金と内殻との結合力を高めるこ
とが記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このようにフランジに
通孔を設け、内殻構成樹脂を該通孔に流入させて口金と
内殻とを一体化させた場合、この樹脂の冷却収縮時に該
通孔内の樹脂と口金端面に沿う樹脂との間に剪断応力が
生じ、内殻に残留応力を発生させ、強度上の短所になる
おそれがある。
【0007】本発明は、このような局所的な残留応力を
全く又は殆ど生じさせることなく、FRP補強層巻付工
程時の口金と内殻との間の滑りを解消した耐圧容器とそ
の製造方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の耐圧容器の製造
方法は、内殻の軸方向の端部の外側に口金が配置される
ように内殻を合成樹脂により成形する工程と、該内殻を
該口金部分で保持しつつ該内殻の外面を覆うFRP補強
層を巻付形成する巻付工程と、該FRP補強層の含浸樹
脂を硬化させて外殻を形成する工程とを有する耐圧容器
の製造方法において、前記口金の端面のうち内殻に接す
る端面に放射方向に延在する凹条又は凸条を設けたこと
を特徴とするものである。
【0009】本発明の耐圧容器は、内殻の軸方向の端面
に口金が配置され、該内殻の外周にFRP補強層を巻付
形成した耐圧容器において、該口金の端面のうち内殻に
接する端面に放射方向に延在する凹条又は凸条を設けた
ことを特徴とするものである。
【0010】かかる本発明の耐圧容器及びその製造方法
では、この口金の端面のうち内殻に接する端面に放射方
向に延在する凹条又は凸条を設けてもよい。このように
放射方向の凹条又は凸条を設けることにより、FRP補
強層巻付工程における口金と内殻との界面での滑りが防
止される。また、この凹条又は凸条の延在方向は内殻の
樹脂の冷却収縮方向(ひけ方向)と合致するため、両者
の界面近傍において内殻に残留応力が全く又は殆ど生じ
ないようになる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は実施の形態に係る方法によ
り製造された耐圧容器の側面図、図2は図1のII―II線
に沿う断面図、図3、図4は内殻の製造方法を示す断面
図、図5は口金の斜視図及び断面図、図6,7は鍔状部
の形成方法を示す断面図、図8,9,10はフィラメン
トワインディング工程の説明図である。なお、図9,1
0は図8の要部の拡大断面図である。
【0012】この耐圧容器1は、内殻2及び外殻3より
なる容器本体4と、この容器本体4の流体の流通用の開
口5に装着された口金6と、内殻2の内周面から延出し
この口金6の中央の貫通孔7をライニングしている筒状
部10と、この筒状部10に連なり口金6の先端面をラ
イニングする鍔状部11等よりなる。
【0013】なお、口金6の外周に刻設された雄ネジに
ナット8が螺着され、外殻3を外側から係止している。
【0014】この内殻2は熱可塑性合成樹脂よりなるも
のであり、例えば図3,4のように熱可塑性合成樹脂よ
りなる筒状のパリソン20をその中に気体をブローパイ
プ24から送り込みながら金型21,22で挟むことに
よりブロー成形される。
【0015】図4の符号25,26は金型21,22に
よってピンチオフされたパリソン切断片を示す。このブ
ロー成形に際し、図4の通り、ブローパイプ24の周囲
に筒状部10を形成する。
【0016】このように成形された内殻2の上下のエン
ド部(鏡板部)に図5に示す口金6を装着する。なお、
内殻2の成形時に口金6を金型21,22に装着してお
くインサート成形法を採用しても良い。
【0017】口金6は、内殻2のエンド部に重なるフラ
ンジ部31と、このフランジ31から立ち上るパイプ部
32とを有している。このフランジ31の内殻2のエン
ド部に重なる面には放射方向に延在する凹条36が設け
られている。この実施の形態では、凹条36は扇形とな
っているが、略等幅の溝にて構成されてもよい。また、
この凹条の代わりに凸条を設けても良い。
【0018】なお、口金6の凹条36と接する内殻2の
表面部分に凹条36が嵌合する凸部を設けておけば口金
6と内殻2の固定は良好となる。
【0019】パイプ部32の先端面には周回溝35が座
ぐり状に設けられており、この周回溝35の内周側には
円環状の凸部34が周設されている。この凸部34は口
金6の先端面よりも後退している。
【0020】この口金6は、孔33内に筒状部10を挿
入させ、フランジ部31を内殻2のエンド部に重ね合わ
せるようにして内殻2に装着される。この際、筒状部1
0は孔33から突出する。なお、金型に口金6をセット
してからブローするインサート成形の場合は、内殻2の
構成樹脂が口金6の孔7の内面に沿って膨張する。
【0021】このように口金6を備えた内殻2を図6の
如く鍔状部形成用のホルダ47,48にて挟持する。こ
のホルダ47,48には、後述の第2の金型52を受け
入れる凹部49が設けられている。
【0022】ホルダ47,48の図の上方に鍔状部11
を形成するためのプレス装置50が配置されている。こ
のプレス装置50は、パイプよりなるマンドレル55
と、このマンドレル55に外嵌した筒状のプランジャ5
1と、このプランジャ51に外嵌した筒状のシリンダ5
2と、このシリンダ52の外周に配置された金型ホルダ
53とを有している。このシリンダ52には、口金6の
上端の外周縁に係合する切欠状の周回段部54が設けら
れている。また、マンドレル55にはヒータ56が設け
られている。
【0023】図6の通り、このヒータ56及び筒状部1
0の先端外周に配置されたヒータ57によって該筒状部
10の先端部分を加熱する。次いで、ヒータ57を退去
させた後、図7の通りシリンダ52を突出させ、口金6
の上端に係合させる。この場合、口金6の先端が周回段
部54に入り込む。なお、シリンダ52の内周面と周回
溝35の外周壁面とは、同一直径であり、面一状の連続
面を形成する。
【0024】次に、プランジャ51を前進させ、筒状部
10の先端部分をプレスし、該先端部分を形成していた
熱可塑性合成樹脂を口金6の先端部分の周回溝35内に
押し込むようにして鍔状部11を形成する。前記凸部3
4は口金6の先端面よりも後退しているので、この鍔状
部11は該凸部34を覆う。
【0025】なお、上記の口金を金型にセットしてブロ
ーするインサート成形により口金6と内殻2とを一体化
させる場合には、ブロー成形用の金型から口金6のパイ
プ部32の先端を突出させておき、プレス装置のシリン
ダ52を予めブロー時に口金6のパイプ部32の先端に
装着しておく。ブローにより孔7から樹脂を突出させ、
この突出部分をプランジャ51でプレスすることにより
同様に鍔状部11が形成される。ただし、この場合は、
その後鍔状部11の中央を穿孔する。
【0026】このようにして口金6を一体化させた内殻
2を形成した後、シリンダ52及びプランジャ51を後
退させ、ホルダ47,48(インサート成形の場合には
金型)を左右に開くことにより、鍔状部11を有した内
殻2が得られる。
【0027】得られた内殻2の外周に、図8〜10に示
す通り、フィラメントワインディング法等によって外殻
を形成することにより耐圧容器が製造される。
【0028】図8の通り、内殻2の両端の口金6が、相
対配置された内殻支持装置60,70によって回動可能
に支持される。
【0029】図9の通り、内殻支持装置60は、支持ブ
ロック61と、該支持ブロック61にベアリング62を
介して回転自在に支持された回転体63と、この回転体
63の軸心方向孔64に連通するようにブロック61に
設けられたエア通路65と、この孔64及びエア通路6
5をシールするシール部材66とが設けられている。こ
のエア通路65に耐圧エアホース67を介してコンプレ
ッサ68から加圧エアが供給される。
【0030】なお、ベアリング62はスライド方向に進
退可能とされており、エア圧が図9の右端面に加えられ
ることにより該回転体63は図9の左方向に押圧され
る。
【0031】この支持ブロック61は図8の左右方向に
進退可能とされており、内殻2を着脱するときには支持
ブロック61が図8の右方に退動し、内殻2を保持(チ
ャック)するときには支持ブロック61が図8の左方に
前進する。
【0032】図10の通り、内殻支持装置70は、支持
ブロック71に回転体73をベアリング72によって回
転自在に設置し、この回転体73をモータ74によって
回転駆動するようにしたものである。
【0033】回転体63,73にはそれぞれテーパ形の
断面非円形(例えば四角形、六角形、スター形断面形状
等)の凹穴63a,73aが設けられている。この凹穴
63a,73aと同一断面形状の継手69,79を前記
口金6に螺着し、この継手69,79を凹穴63a,7
3aに挿入し、係合させる。図9の通り、継手69には
軸心線方向にエア通路孔69aが貫設されている。
【0034】コンプレッサ68から内殻2内に所定圧の
エアを供給し、内殻2を内部からエアで加圧した状態に
てモータ74を駆動して内殻2を回転させる。前記の通
り、このエア圧により回転体63が図9の左方に押圧さ
れ、各口金6のフランジ31の端面が内殻2に押し付け
られる。この状態で、フィラメント供給装置80から熱
硬化性樹脂を含浸したフィラメント81を送り出し、内
殻2の外周に巻き付ける。口金6が内殻2に押し付けら
れると共に、口金6の凹条31と内殻2とが係合してい
るため、口金6と内殻2とは界面で滑ることなく一体に
回転する。
【0035】ヘリカル巻き及びテープ巻きを所定厚さに
施した後、モータ74及びコンプレッサ68を停止し、
ブロック61を退動させ継手69,79を回転体63,
73から取り外し、次いで継手69,79を内殻2から
取り外す。
【0036】次いで、この内殻2の一方の口金6にブラ
インドキャップ(図示略)を装着すると共に他方の口金
6にエアフィードホース(図示略)を装着した後、熱処
理装置に供給する。エアフィードパイプを介して内殻2
内に所定のエア圧をかけた状態で加熱し、内殻2のフィ
ラメントに付着した熱硬化性合成樹脂を硬化させる。こ
のように内殻2を内方から加圧した状態で熱硬化処理を
施すことにより、熱硬化処理工程において内殻2が収縮
することがなく、内殻2と外殻3とが密着した耐圧容器
が製造される。
【0037】なお、特に本発明を限定するものではない
が、フィラメントワインディングあるいは熱硬化処理工
程においては内殻2内を0.5〜3気圧とくに0.8〜
2.5気圧とりわけ1.0〜2気圧程度に保持するのが
好ましい。
【0038】上記実施の形態にあっては、フィラメント
ワインディング工程において内殻2内を加圧状態として
いるため、口金6を内殻2に押し付けるに際し、内殻2
にこれと反対方向に力を内側から加え、口金6と内殻2
とを密着させる効果が得られる。
【0039】また、フィラメントワインディング工程に
おいて内殻2内を加圧状態としたことにより、フィラメ
ントワインディングによって内殻2に締付力が加えられ
ても内殻2が全く又は殆ど縮径しないという効果も奏さ
れる。なお、熱硬化処理工程にあっては双方の口金6に
ブラインドキャップを装着して内部を密閉してから加熱
し、内部のエアを熱膨張させることによって内殻2内を
加圧状態としても良い。
【0040】本発明において、内殻を構成する樹脂材料
としては、例えばポリエチレン、架橋ポリエチレン、ポ
リプロピレン、ポリアミド類、ABS樹脂、ポリエチレ
ンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリ
アセタール、ポリカーボネートなどを用いることができ
る。この内殻合成樹脂は補強繊維を含んでいてもよく、
補強繊維としては、後述の外殻の場合と同様のものを用
いることができる。繊維長は2〜10mm程度の短繊維
が好適である。なお、内殻の成形法は、回転成形、圧縮
成形法、射出成形法などブロー以外の方法であっても良
い。
【0041】外殻は、フィラメントワインディング法の
ほかにテープワインディング法によって形成されても良
い。
【0042】外殻の補強繊維としては、炭素繊維、ガラ
ス繊維、有機高弾性率繊維(例えばポリアミド繊維)な
どを用いることができる。
【0043】外殻形成用の樹脂としては、エポキシ樹
脂、不飽和ポリエステル樹脂、ビニルエステル樹脂、フ
ェノール樹脂などの熱硬化性樹脂が挙げられる。
【0044】
【発明の効果】以上の通り、本発明によると、口金との
接触界面近傍における内殻の残留応力が全く又は殆ど無
い耐圧容器を製造することができる。本発明によれば、
FRP補強層巻付工程で内殻と口金と界面の滑りが防止
されるので、耐圧容器の製造効率も良好である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係る方法により製造された耐圧容
器の側面図である。
【図2】図1のII―II線に沿う断面図である。
【図3】内殻の製造方法を示す断面図である。
【図4】内殻の製造方法を示す断面図である。
【図5】(a)図は口金の上方からの斜視図、(b)図
は口金の下方からの斜視図、(c)図は口金の断面図で
ある。
【図6】鍔状部の形成方法を示す断面図である。
【図7】鍔状部の形成方法を示す断面図である。
【図8】フィラメントワインディング工程を示す側面図
である。
【図9】図8の右側の支持ブロックの断面図である。
【図10】図8の左側の支持ブロックの断面図である。
【符号の説明】
1 耐圧容器 2 内殻 3 外殻 6 口金 10 筒状部 11 鍔状部 20 パリソン 31 フランジ部 35 周回溝 36 凹条 47,48 内殻のホルダ 50 プレス装置 51 プランジャ 52 シリンダ 53 金型ホルダ 54 段部 55 マンドレル 60,70 内殻支持装置 61,71 支持ブロック 62,72 ベアリング 63,73 回転体 67 エアホース 68 コンプレッサ 69,79 継手 80 フィラメント供給装置 81 フィラメント

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内殻の軸方向の端部の外側に口金が配置
    されるように内殻を合成樹脂により成形する工程と、 該内殻を該口金部分で保持しつつ該内殻の外面を覆うF
    RP補強層を巻付形成する巻付工程と、 該FRP補強層の含浸樹脂を硬化させて外殻を形成する
    工程とを有する耐圧容器の製造方法において、 前記口金の端面のうち内殻に接する端面に放射方向に延
    在する凹条又は凸条を設けたことを特徴とする耐圧容器
    の製造方法。
  2. 【請求項2】 内殻の軸方向の端面に口金が配置され、
    該内殻の外周にFRP補強層を巻付形成した耐圧容器に
    おいて、該口金の端面のうち内殻に接する端面に放射方
    向に延在する凹条又は凸条を設けたことを特徴とする耐
    圧容器。
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