JP2001151487A - カウンタバランス型フォークリフトにおけるウェイトの取付構造 - Google Patents

カウンタバランス型フォークリフトにおけるウェイトの取付構造

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JP2001151487A
JP2001151487A JP34152799A JP34152799A JP2001151487A JP 2001151487 A JP2001151487 A JP 2001151487A JP 34152799 A JP34152799 A JP 34152799A JP 34152799 A JP34152799 A JP 34152799A JP 2001151487 A JP2001151487 A JP 2001151487A
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JP
Japan
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weight
mounting
rear frame
type forklift
mounting structure
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JP34152799A
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Inventor
Yasumi Sato
藤 泰 巳 佐
Atsuhiro Amano
野 敦 博 天
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Nippon Yusoki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Yusoki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 疲労による損傷等の事故が起こり難くて高い
安全性を確保するとともに、ウェイトの取り付け時に指
詰め等の危険性を防止できるカウンタバランス型フォー
クリフトにおけるウェイトの取付構造を提供する。 【解決手段】 カウンタバランス型フォークリフトの車
体を構成するリアフレーム10には、その後端部の複数
箇所にウェイト30の一部が載置される載置部22,2
4が設けられる一方、ウェイト30には上記の各載置部
22,24に係合する係合部36,38が形成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カウンタバランス
型フォークリフトにおけるウェイトの取付構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、カウンタバランス型フォークリ
フトにおいては、図5に示すように、フォーク1に荷物
を乗せた場合に車体2のリア部分が浮き上がってバラン
スを崩さないように、車体2の後端部に鋳物等でできた
ウェイト3が取り付けられている。従来、このようなウ
ェイト3を車体2に取り付けるには、図6に示すよう
に、車体2のリアフレーム4の後端部の上下左右の4箇
所にボルト5を複数本突設する一方、ウェイト3には各
ボルト5の対応位置にボルト挿通孔3aを形成してお
き、ウェイト3をクレーン等で吊り下げた状態で各ボル
ト挿通孔3aにボルト5を挿通してナット6で固定する
ようにしている。したがって、従来のものは、ウェイト
3の重量を全てボルト5で直接に支持した構造になって
いる。ここで、上記のようにウェイト3をリアフレーム
3に取り付ける際、特定のボルト5に偏ってウェイト3
の重量がかからないようにする必要があるとともに、ウ
ェイト3の上部には、ヘッドガード7が取り付けられる
関係上、ウェイト3はできるだけ地面に対して水平状態
に保持する必要がある。
【0003】ところで、ウェイト3は鋳造によって製作
されているために、個々の製品の形状には若干のばらつ
きがあり、したがって、ウェイト3を水平状態にしたと
きには、リアフレーム4とウェイト3との間に僅かの隙
間を生じることがある。そして、このような隙間が生じ
たときには、その隙間にシム8を挿入するなどしてウェ
イト3のがた付きを防止するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のよう
に、ウェイト3の重量を全てボルト5によって直接に支
持する構造にしていると、ボルト5に加わる負荷が大き
くて、ボルト5が疲労や腐食によって折損し易く、一
度、ボルト5が損傷したときには、ウェイト3が車体2
から脱落するなどの事故を起こすので、安全性の面で十
分でない。また、ウェイト3の取り付け時には、ウェイ
ト3をクレーン等で吊り下げて、ウェイト3が水平にな
るように調整するが、その際、ウェイト3はそのボルト
穴3aとボルト5との間に隙間がある分だけ揺れ動くた
め、リアフレーム4とウェイト3との間の狭いところに
シム8を差し込むので、差し込むときに指を詰めるなど
の危険性が大である。
【0005】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、車体の後端部にウェイトを取り付ける
場合の安全性を高めるとともに、ウェイトの取り付け作
業時の危険性も極力少なくできるようなカウンタバラン
ス型フォークリフトウェイトにおけるウェイト取付構造
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、カウンタバランス型フォークリフトに
おけるウェイトの取付構造において、カウンタバランス
型フォークリフトの車体を構成するリアフレームには、
その後端部の複数箇所にウェイトの一部が載置される載
置部が設けられる一方、前記ウェイトには前記載置部に
係合する係合部が形成されていることを特徴としてい
る。これにより、車体のリアフレームの後端部の複数箇
所に設けた載置部でウェイトの重量を直接に受け止める
ので、疲労による損傷等の事故が起こり難く、安全性が
高まる。しかも、ウェイトの取り付け時にウェイトの係
合部をリアフレームの載置部に載置しておけば、ウェイ
トが揺れ動くことがないので、指詰め等の危険性を防止
することができるとともに、取り付け作業が容易にな
る。
【0007】また、本発明のカウンタバランス型フォー
クリフトは、前記載置部にウェイトの水平調整手段が設
けられていることを特徴としている。これにより、ウェ
イトをリアフレームの載置部に載置した状態で水平調整
手段で水平位置を調整すればよいため、ウェイトを水平
に取り付けるための作業を安全かつ容易に行うことがで
きる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態に係る
カウンタバランス型フォークリフトにおけるウェイトの
取付構造の要部を示すもので、リアフレームとウェイト
とを分離した状態の平面図、図2は同側面図、図3はウ
ェイトの正面図と背面図、図4はリアフレームにウェイ
トを載置した状態を示す図1のX−X線に沿う断面図で
ある。
【0009】この実施の形態では、カウンタバランス型
フォークリフトの車体を構成するリアフレーム10の後
端部には、車体の略全幅にわたる横桟12が設けられ、
この横桟12の左右2箇所にブラケット14が取り付け
られ、各ブラケット14にウェイト締結用のボルト16
が固定されている。また、リアフレーム10の車幅方向
の中央部分からは後方に向けて操舵軸取付用のアクスル
フレーム18が突設されている。
【0010】そして、上記横桟12のブラケット14の
取り付け箇所よりも外側の左右対称位置の部分、および
アクスルフレーム18の後端部分がそれぞれウェイト3
0の一部が載置される載置部22,24として設定され
ている。さらに、アクスルフレーム18の後端部分にあ
る載置部24の上部にはウェイト30の水平調整手段と
しての水平調整用ボルト26が螺合されている。
【0011】一方、ウェイト30には、その中央部分に
制御機器を収納する中空の収納部32が形成されるとと
もに、車幅方向の左右対称位置には前記ウェイト締結用
のボルト16を挿入するためのボルト挿通孔34が形成
されている。さらに、ウェイト30には、収納部32よ
りも下方の左右の対称位置に上記の横桟12の載置部2
2に係合する下面が平坦な係合部36が、また、中央の
下方位置にはアクスルフレーム18の載置部24に係合
する下面が平坦な係合部38がそれぞれ形成されてい
る。なお、40はフードガードの支持部材である。
【0012】この構成において、ウェイト30を車体の
リアフレーム10に取り付けるには、ウェイト30をク
レーン等で吊り下げた状態でウェイト30の各ボルト挿
通孔34にボルト16を挿通するとともに、ウェイト3
0の各係合部36,38をリアフレーム10の各載置部
22,24にそれぞれ載置する。この状態で水平調整用
ボルト26を締めたり、あるいは緩めることでウェイト
30が地面に対して水平になるように調整する。
【0013】その場合、ウェイト30の各係合部36,
38をリアフレーム10の各載置部22,24にそれぞ
れ載置しておくと、ウェイト30をクレーン等で吊り下
げていてもウェイト30が揺れ動くことがないので、ウ
ェイト30の水平調整を極めて容易に行える。また、こ
の水平調整によってリアフレーム4とウェイト30との
間に僅かの隙間が生じるならば、その隙間にシムを挿入
するなどしてウェイト30のがた付きを防止する。この
場合もウェイト30が揺れ動くことがないので、指詰め
等の危険性を防止することができる。最後にボルト16
に図示しないナットをねじ込めば、ウェイト30がリア
フレーム10に確実に固定される。
【0014】このように、この実施の形態では、車体の
リアフレーム10の後端部の複数箇所(ここでは3箇
所)に設けた載置部22,24でウェイト30の重量を
受け止めるので、ウェイト締結用のボルト16への負荷
は小さく、したがって、従来のような疲労による損傷等
の事故が起こり難く、安全性が高まる。
【0015】なお、上記の実施の形態では、水平調整用
ボルト26を設けているが、これを省略して、アクスル
フレーム18の載置部24にウェイト30の係合部38
を直接載置するようにすることも可能である。また、車
体のリアフレーム10の後端部に設ける載置部22,2
4は、この実施の形態に限らず3箇所以上設けるように
してもよい。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、次の効果を奏する。 (1) 車体のリアフレームの後端部の複数箇所に設け
た載置部でウェイトの重量を受け止めるので、疲労によ
る損傷等の事故が起こり難く、安全性が高まる。 (2) また、ウェイトの取り付け時には、ウェイトを
載置部に載置しておけば、ウェイトが揺れ動くことがな
いので、指詰め等の危険性を防止することができるとと
もに、ウェイトの取り付け作業が容易になる。 (3) 特に、載置部にウェイトの水平調整手段を設け
ておけば、ウェイトを載置部に載置した状態で水平位置
を調整することができるため、ウェイトを水平に取り付
けるための作業を安全かつ容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るカウンタバランス型
フォークリフトにおけるウェイトの取付構造の要部を示
すもので、リアフレームとウェイトを分離した状態の平
面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るカウンタバランス型
フォークリフトにおけるウェイトの取付構造の要部を示
すもので、リアフレームとウェイトを分離した状態の側
面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るウェイトを示すもの
で、同図(a)は正面図、同図(b)は背面図である。
【図4】本発明の実施の形態においてリアフレームにウ
ェイトを載置した状態を示す図1のX−X線に沿う断面
図である。
【図5】カウンタバランス型フォークリフトの全体を示
す斜視図である。
【図6】従来のカウンタバランス型フォークリフトにお
けるウェイトの取付構造の要部を示す断面図である。
【符号の説明】
10…リアフレーム、22,24…載置部、26…水平
調整用ボルト、30…ウェイト、36,38…係合部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カウンタバランス型フォークリフトの車
    体を構成するリアフレームには、その後端部の複数箇所
    にウェイトの一部が載置される載置部が設けられる一
    方、前記ウェイトには前記載置部に係合する係合部が形
    成されていることを特徴とするカウンタバランス型フォ
    ークリフトにおけるウェイトの取付構造。
  2. 【請求項2】 前記載置部には、ウェイトの水平調整手
    段が設けられていることを特徴とする請求項1記載のカ
    ウンタバランス型フォークリフトにおけるウェイトの取
    付構造。
JP34152799A 1999-12-01 1999-12-01 カウンタバランス型フォークリフトにおけるウェイトの取付構造 Pending JP2001151487A (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030624