JP2001149449A - テーブル型又はワゴン型の空気浄化装置 - Google Patents

テーブル型又はワゴン型の空気浄化装置

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JP2001149449A
JP2001149449A JP33613599A JP33613599A JP2001149449A JP 2001149449 A JP2001149449 A JP 2001149449A JP 33613599 A JP33613599 A JP 33613599A JP 33613599 A JP33613599 A JP 33613599A JP 2001149449 A JP2001149449 A JP 2001149449A
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air
type
photocatalyst
filter
unit
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JP33613599A
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Osamu Yamamoto
修 山本
Takatoshi Jinno
隆敏 神野
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Itoki Crebio Corp
Original Assignee
Itoki Crebio Corp
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】テーブル式又はワゴン式の空気浄化装置におい
て、部材交換の手間を要することなく脱臭機能を向上さ
せると共に、滅菌・防汚機能も保持せしめる。 【手段】紙製フィルターのように物理的手段で粒子を捕
集するエアーフィルター18の下流側に、光触媒ユニッ
ト19とランプ26とがセットとなった光触媒ユニット
19を配置する。臭いの原因となる粒子は光触媒ユニッ
ト19によって分解されるため、脱臭機能を格段にアッ
プできる。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、テーブル型(カウンタ
ー型を含む)又はワゴン型の空気浄化装置に関するもの
である。
【0001】
【従来の技術】テーブル型の空気浄化装置(換言する
と、空気浄化装置付きのテーブル又は机)は、一般に、
吸気口と排気口とを備えた中空状の本体で天板を支持
し、本体の内部に、フィルターとファンとを、フィルタ
ーが上流側に位置するようにして配置した構成になって
いる(例えば実開昭60−189311号公報や特開平
8−182541号公報参照)。ワゴン型の空気浄化装
置も、天板を備えていない点が異なるだけで、基本的に
はテーブル型と同じ構造になっている。
【0002】これらのフィルターとしては、一般に、紙
製フィルターのように物理的手段で粒子を吸着するフィ
ルターと、粒子にマイナスイオンを帯電させて吸着する
静電式フィルター(電気集塵フィルター)が使用されて
いる。
【0003】また、テーブル型やワゴン型の空気浄化装
置は、主として煙草の煙で汚れた空気を浄化することを
目的としているが、煙草の煙に含まれているタールやニ
コチンなどの臭いは、通常の紙製エアーフィルターや静
電式フィルターでは完全には除去し難い。
【0004】そこで従来は、空気流路のうちフィルター
の下流側に活性炭層を設けることによって脱臭を図って
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、活性炭は使用
しているうちに脱臭機能が徐々に低下するため、ある程
度使用したら交換しなければならず、この交換作業に手
間がかかると共に、ランニングコストが嵩むという問題
があった。
【0006】また、空気中には微小な汚れの粒子や細菌
が浮遊しており、従来のフィルターと活性炭との組み合
わせでは、空気流路内で細菌が繁殖することを防止した
り、空気中を浮遊する細菌を捕獲して滅菌したり、汚れ
を分解したりすることはできないため、滅菌機能や防汚
機能は殆ど基体できないという問題があった。
【0007】本発明は、これらの問題を解消することを
目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、「吸気口と排気口との間の空気
流路に、吸排気用のファンと、空気の脱臭や殺菌等を行
う光触媒ユニットとを配置する」という構成にした。
【0009】請求項2の発明では、空気流路のうち光触
媒ユニットの上流側又は下流側若しくは両方に、紙製フ
ィルターのように粒子類を物理的手段で吸着するエアー
フィルターを配置している。
【0010】請求項3の発明では、空気流路は筒状の本
体の内部に形成されている一方、前記光触媒ユニット
は、通気性部材の表面に光触媒を担持させた光触媒エレ
メントと、光触媒エレメントに対して光を照射するラン
プとを備えており、前記筒状の本体に、前記ランプが点
灯していることを視認し得る覗き穴を設けている。
【0011】請求項4の発明では、空気流路のうち光触
媒ユニット及びエアーフィルターよりも上流側の部位
に、当該空気流路を遮蔽し得るシャッター手段を設けて
いる。この場合、シャッター手段は吸気口又はこれに近
い部位に設けるのが好適である。
【0012】更に請求項5の発明では、ファンと光触媒
ユニットのランプとは、スイッチOFFの信号が入った
後も適宜時間継続して運転状態が続くように設定されて
いる。
【0013】
【発明の作用・効果】各請求項の発明とも、光触媒ユニ
ットを使用した点で共通するが、光触媒ユニットは光を
照射することによって半永久的に脱臭・抗菌・防汚機能
を発揮するため、各請求項の発明とも、交換の手間を要
することなく、浄化した空気の脱臭と滅菌と汚れ分解と
を行うことができる。
【0014】光触媒ユニットにはその表面に満遍なく光
を照射する必要があるため、密な組織にし難いという特
性があり、このため、光触媒ユニット自体に紙製フィル
ターのような機能を保持させることは、不可能ではない
にしても難しい。
【0015】この点、請求項2のように構成すると、あ
る程度の大きさの粒子の除去はエアーフィルターで行
い、光触媒ユニットでは脱臭・滅菌・防汚だけを行えば
良いため、簡単な構造の光触媒ユニットを使用すること
ができる。
【0016】静電式フィルター(電気集塵フィルター)
と光触媒ユニットとを併用することも考えられるが、静
電式フィルターは室内の塵埃を吸着して浄化装置(特に
排気口の箇所)にホコリが大量に付着する弊害がある
が、請求項2のように物理的手段で粒子を補修するエア
ーフィルターを使用すると、このようなホコリが付着す
る弊害はない。
【0017】請求項3のように構成すると、覗き穴から
ランプを覗くことによって光触媒ユニットが働いている
か否かを確認できるため、光触媒ユニットの作動状態を
的確に把握できて保守・点検の便に供することができる
と共に、使用者に安心感を与えることができる。
【0018】ところで、空気浄化装置をある程度の時間
使用しない場合、内部にこもった臭いが吸気口から外部
に漏洩することが懸念される。また、空気浄化装置を使
用せずに単なるテーブル又はワゴンとして使用する場
合、安全等のために、できるだけ内部は塞いでおいた方
が良い。
【0019】この点について、請求項4のように構成す
ると、使用後にはシャッター手段によって空気流路を閉
じておくことにより、内部に籠もった臭いが吸気口から
徐々に漏洩することを防止できると共に、内部の部材の
保護も図ることができる。
【0020】他方、使用者が席を立った後も空気浄化装
置の回りには多少は汚れた空気が残っており、また、空
気浄化装置の内部のうち光触媒ユニットよりも上流側に
も、汚れた空気が多少は残っているものである。更に、
光触媒ユニットにも、浄化途中の汚れた粒子が多少は付
着したままとなっていることが懸念される。
【0021】このため、使用者が席を立つとのと同時に
ファン及び光触媒ユニットの作動を停止させてしまう
と、空気浄化装置の内部又は外部若しくは両方に、汚れ
た空気が多少は残ることが懸念される。
【0022】この点、請求項5のように構成すると、使
用者が席を立ってファン及び光触媒ユニットにOFF信
号が入力されても、ある程度の時間は浄化が継続して行
われるため、空気を浄化をより完全ならしめることがで
きると共に、光触媒ユニットに付着していた粒子を完全
に分解してベストの状態に保持することができる。
【0023】
【発明の実施形態】次に、本発明の実施形態を図面に基
づいて説明する。
【0024】(1).第1実施形態(図1〜図15) ≪全体の概要≫図1〜図16では第1実施形態を示して
いる。本実施形態はテーブル型の空気浄化装置1に適用
したもので、図1は全体の斜視図、図2は分離斜視図、
図3は一部破断正面図、図4は図1のIV−IV視断面図、
図5は図1の V-V視断面図である。
【0025】これらの図に示すように、空気浄化装置1
は、天板2と、天板2を支持する本体3と、本体3の下
端に設けた4本の枝脚4とを備えており、天板2の中央
部には吸気口5が開口している。天板2は角形に形成し
ているが、他の形状でも良いことは言うまでもない。
【0026】本体3は、基本的に角筒状で四隅を面取り
した平面形状に形成されており、正面のうち上部のかま
ち部6を除いた部位には、扉7で塞がれた開口部8が形
成されている。開口部8の縁は段違い状に折曲げられて
おり、この段部に扉7を嵌め入れている。また、本体3
は上向きに開口しており、下面には底板9が固着されて
いる。
【0027】かまち部6にはスイッチ10を設けてい
る。天板2は、本体3の面取り部に固着したブラケット
11を介して取付けられている。また、本体3のうち各
枝脚4のやや上方の部位には、スリット群からなる排気
口12が空いている。
【0028】例えば図2から容易に理解できるように、
天板2の吸気口5には、穴空き板やメッシュ材で枠状に
形成した吸気ユニット13を着脱自在に装着している。
吸気ユニット13には底付きの受け皿14を上方から嵌
め入れ、これに灰皿15を着脱自在に嵌め込んでいる。
【0029】例えば図4及び図5に示すように、本体3
の内部には、上から順に、プレフィルター17と、請求
項に記載したエアーフィルターとしてのメインフィルタ
ー18と、光触媒ユニット(換言すると光触媒式フィル
ター)19と、ファン20とを配置している。以下、図
6以下の図も参照して詳述する。
【0030】図6及び図7は要部の分離斜視図、図8は
図4のVIII−VIII視部分断面図、図9は扉を省略した状
態での図8のIX−IX視図、図10は光触媒ユニット19
の分離斜視図、図11は光触媒ユニットにおける光触媒
エレメントの拡大平面図、図12は光触媒ユニットの箇
所の部分断面図、図13は扉7と本体3の部分的な分離
斜視図、図14は使用状態での概略平面図、図15及び
図16は制御例を示す図である。
【0031】≪フィルター及び光触媒ユニット≫プレフ
ィルター17は大きなゴミ類を捕集するもので、金網や
パンチングメタル製など、眼の粗い素材から成ってい
る。また、プレフィルター17は、本体3に設けた中間
棚17aに着脱自在に載置されている。
【0032】メインフィルター(エアーフィルター)1
8は粒子を物理的に捕集するもので、上下に開口した枠
21に、紙製等のフィルターエレメント22を上方から
嵌め入れた構造になっており、枠19は、本体3の内部
に設けた支持レール23に抜き差し自在に載っている。
言うまでもないが、フィルターエレメント22は汚れた
ら交換する。
【0033】例えば図19に示すように、光触媒ユニッ
ト19は、上下に開口した枠状の支持ケース24と、そ
の上下に重ねた一対の光触媒エレメント25とを備えて
おり、支持ケース24の内部には、光源の一例としての
紫外線ランプ26を適宜本数(2本)配置している。
【0034】本例では、支持ケース24の上下に、光触
媒エレメント25の相隣接した2辺が嵌まる溝24aを
設けて、溝24aを設けていない辺に設けたカバー27
によって、光触媒エレメント25を抜け不能に保持して
いる。そして、例えば図8及び図9に示すように、支持
ケース24を、本体3の内部に設けた支持ブラケット2
8にねじで固定している。
【0035】光触媒エレメント25は、図11に一例を
示すように、空気の接触面積が大きくなるように多孔状
に形成された素材にチタン粉末のような光触媒を担持さ
せてなり、且つ、ランプ26の光が満遍なく透過し得る
ような厚さに設定されている。
【0036】図7に示すように、メインフィルター18
が載る支持レール23と、光触媒ユニット19が取付く
支持ブラケット28とは、上下に開口した中間ケース2
9の内部に装着しており、中間ケース29の上部の前面
には横長バー30が取付けられており、この横長バー3
0を本体3の段部に設けた突片31にねじで固定してい
る。
【0037】中間ケース29の上面には、本体3の内面
に密着する上面板29aを設けており、このため、中間
ケース29の外周面と本体3との間はシールされてい
る。図4に示すように、中間ケース29は、本体3の左
右内側面に設けたブラケット32に固定されている。
【0038】また、図7及び図10に示すように、中間
ケース29の側面と、光触媒ユニット19における支持
ケース24及びカバー27の側面とには、ランプ26の
光が透過し得る貫通穴33,34 が空いており、更に、図4
や図2に示すように、本体3の側面にも、前記貫通穴3
3,34 と同じ位置に覗き穴35が空いている。覗き穴3
5は本体3の複数箇所に設けても良い。また、光ファイ
バーを介して、天板2の上面等から視認できるように構
成しても良い。
【0039】そして、例えば図4に示すように、支持ケ
ース24と本体3との間に、中間ケース29の貫通穴3
3を通った状態で透明体36を配置している。透明体3
6は、例えばアクリル樹脂のような透明な樹脂やガラス
などを使用することができ、図12に示すように、筒型
のブラケット37で中間ケース29に取付けられている
(他の取付け形態でも良い)。
【0040】≪ファン及び扉≫図4や図5に示すよう
に、ファン20は、底板9にスペーサ38を介して取付
けられている。また、ファン20はガイド筒39で囲わ
れており、ガイド筒39と底板9との間には通気のため
の隙間が空いている。更に、中間ケース29の下端に
は、空気の案内のための筒部29aを形成し、これをガ
イド筒39の上部に挿入している。
【0041】図ではファン20は大雑把にしか示してい
ないが、シロッコファンやプロペラファンなど、種々の
ものを使用できる。
【0042】図13に示すように、底板9のうち開口部
の箇所の下向き片の下端に上向きの支持片40を折曲げ
形成する一方、扉7の下端には、前記支持片40に嵌ま
る係合穴41を形成しており、これにより、扉7が下端
において前後にずれ不能に保持されるように設定してい
る(他の構造でも良い)。
【0043】他方、扉7の上部にはキーで解施錠操作で
きる錠42を設けており、この錠42に設けた閂杆(図
示せず)を、かまち部材6に設けた係合部に係合させる
ことにより、扉7を本体3の開口縁に密着させた状態に
保持している。
【0044】また、図5に示すように、扉7には、メイ
ンフィルター18の枠21と光触媒ユニット19の支持
ケース24とに重なる凸部7aを設けて、これらメイン
フィルター18と光触媒ユニット19との間をシールし
ている。これにより、メインフィルター18の周囲と光
触媒ユニット19の周囲とをそれぞれシールしている。
【0045】≪動作≫煙草等によって汚れた空気は、吸
気ユニット13から本体3の内部に吸い込まれ、プレフ
ィルター17及びメインフィルター18を通って粒子が
塵埃や煙が除去され、それから、光触媒ユニット19を
通る。
【0046】しかるに、光触媒は光が照射されている間
は臭いの素となる微粒子を分解すると共に、浮遊してい
る細菌類を滅菌し、かつ、汚れの分解する役割を持って
いる。このため、光触媒ユニット19を透過することに
より、空気は、脱臭及び滅菌されると共に、汚れの原因
となる粒子が拡散することもない。
【0047】実施形態のように、排気口12を枝脚4の
上方に設けると、排気によって床のホコリが巻き上げら
れる現象を防止又は著しく抑制できる利点がある。ま
た、本実施形態のように、メインフィルター18と光触
媒ユニット19とを中間ケース29に設けることによ
り、メインフィルター18と光触媒ユニット19とを一
つにユニット化すると、本体3の高さが異なる浄化装置
に簡単に適用できる利点がある。
【0048】光触媒ユニット19の光源としては紫外線
ランプ26が好適であるが、紫外線を直接に眼に当てる
のは好ましくない。この点、アクリル樹脂は紫外線をカ
ットして可視光線のみを透過する働きがあるため、実施
形態のようにアクリル樹脂製の透明体36を介して覗き
穴36からランプ26の光を視認するように構成する
と、人体への影響を防止できる利点がある。
【0049】なお、覗き穴36に開閉式の蓋を設けて、
通常は蓋で覗き穴36を塞いでおいても良い。
【0050】≪制御例≫ファン20の駆動とランプ26
の点灯とは使用者が手でスイッチを操作することによっ
て行っても良いが、図14に示すように、本体3(又は
天板2)のうち各使用者に対応した部位に、熱線検知セ
ンサーのような人の存在を検知するセンサー43を設け
て、これらのセンサー43からの信号によって、ファン
20のON・OFFとランプ26のON・OFFとを自
動的に行っても良い。
【0051】この場合の制御例を図15と図16とで示
している。これらの例では、センサー43のON状態が
ある程度の時間T1(例えば10秒程度)続いてから初
めてファン20とランプ26とがONとなるように設定
している。このようにすると、人がテーブルの前を歩い
ただけでセンサー41が反応してファン20及びランプ
26がONになる事態を防止できる。
【0052】また、使用者が全員席を立ってセンサー4
3がOFFになっても、ある程度の時間T2(例えば1
時間程度)はファン20とランプ26とをONの状態に
保持するように、回路にタイマー機能を介在させてい
る。このように残留運転機能を持たせると、浄化装置1
の周囲に残った空気も殆ど浄化できると共に、本体3の
内部に臭いが残ることを防止でき、更に、光触媒エレメ
ント25に付着した粒子を完全に分解して、最適の状態
に保持することができる。
【0053】この場合、図16に示すように、通常の使
用中にはファン20を高速運転し、残留運転は低速運転
するように設定しても良い。更に、浄化装置1の使用時
間の長さに比例して残留運転の長さが変わるように設定
しても良い。
【0054】本実施形態は、センサーのOFFによって
残留運転が開始されるように設定しているが、手動でス
イッチ操作をする構成の場合は、スイッチがOFFにな
ってから残留運転が行われるように設定したらよい。
【0055】図4に一点鎖線で示すように、吸気口5か
らメインエアーフィルターユニット18に空気を案内す
るガイド板44を設けても良く、このようにすると、本
体3の内部に渦流が発生することを防止して、空気を効
率的に吸引・浄化できる利点がある。
【0056】(2).第2〜5実施形態(図17〜図20) 図17〜18では変形例を示しており、このうち図17
で示す第2実施形態では天板2を円形に形成している。
この例より理解できるように、天板2の形状は必要に応
じて様々に具体化できる。また、複数の浄化装置1で1
枚の天板2を支持するなどしても良い。
【0057】図18に示す第3実施形態は、ワゴン型の
浄化装置1の外観の一例を示している。テーブルタイプ
及びワゴンタイプを問わず、本体3は円形や正多角形の
ような様々の形状に形成できる。
【0058】図19に示す第4実施形態では、光触媒ユ
ニット19をメインフィルター18よりも上流側に設け
ている。また、図20に示す第5実施形態では、光触媒
ユニット19の上流側と下流側との両方に光触媒ユニッ
ト19を設けている。こ綺麗から判るように、メインフ
ィルター18及び光触媒ユニット19とも複数設けるこ
とが可能である。
【0059】(3).第6〜第9実施形態(図21〜図25) 図21〜図25では、請求項4に対応した実施形態を示
している。このうち図21は、天板を省略した状態での
第6実施形態の平面図、図22のうち (A)は図21の A
-A視断面図、 (B)は図21の B-B視断面図である。
【0060】この実施形態では、本体3と天板2との間
に、吸気口5を塞ぐシャッター手段の一例として、一対
の仕切り板46を配置している。仕切り板46は天板2
の下面に設けたガイド部材47に沿って水平スライドす
る。
【0061】図23に示す第7実施形態では、吸気口5
に装着した受け部材48に、シャッター手段の一例とし
ての蓋49を着脱自在に嵌め入れている。図24に示す
段8実施形態では、本体3の上部に、シャッター手段の
一例としのてダンパ板50を回動自在に取付けている。
ダンパ板50は、本体3の外側からのハンドル操作又は
レバー操作によって回動させ得る。
【0062】図25に示す第9実施形態では、本体3の
上端部に、シャッター手段の一例としてのルーバ装置5
1を設けている。
【0063】(4).その他 本発明の実施形態は上記の態様に尽きるものではなな
く、他の様々の態様に具体化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体の斜視図である。
【図2】全体の概略分離斜視図である。
【図3】一部破断正面図である。
【図4】図1のIV−IV視断面図である。
【図5】図1の V-V視断面図である。
【図6】メインフィルターを分離した状態での斜視図で
ある。
【図7】中間ケースを分離した状態での要部の斜視図で
ある。
【図8】図4のVIII−VIII視部分断面図である。
【図9】扉を省略した状態での図8のIX−IX視図であ
る。
【図10】光触媒ユニットの分離斜視図である。
【図11】光触媒エレメントの拡大平面図である。
【図12】光触媒ユニットの箇所の部分正断面図である。
【図13】扉と本体の部分的な分離斜視図である。
【図14】使用状態を示し概略平面図である。
【図15】制御例を示す図である。
【図16】制御例を示す図である。
【図17】第2実施形態の外観斜視図である。
【図18】第3実施形態の外観斜視図である。
【図19】第4実施形態を示す断面図である。
【図20】第5実施形態を示す断面図である。
【図21】第6実施形態を示す平面図である。
【図22】(A)は図21の A-A視断面図、 (B)は図21の
B-B視断面図である。
【図23】第7実施形態を示す断面図である。
【図24】第8実施形態を示す断面図である。
【図25】第9実施形態を示す断面図である。
【符号の簡単な説明】
1 空気浄化装置 2 天板 3 本体 5 吸気口 6 排気口 7 扉 12 排気口 17 プレフィルター 18 メインフィルター(エアーフィルター) 19 光触媒ユニット 22 メインエアーフィルターのエレメント 24 支持ケース 25 光触媒エレメント 26 ランプ 33,34 貫通穴 35 覗き穴 36 透明体
フロントページの続き Fターム(参考) 3L051 BC03 BC10 4C080 AA07 BB02 BB05 CC01 HH05 JJ03 KK08 LL10 MM02 NN22 QQ17

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】吸気口と排気口との間の空気流路に、吸排
    気用のファンと、空気の脱臭や殺菌等を行う光触媒ユニ
    ットとを配置している、テーブル型又はワゴン型の空気
    浄化装置。
  2. 【請求項2】前記空気流路のうち光触媒ユニットの上流
    側又は下流側若しくは両方に、紙製フィルターのように
    粒子類を物理的手段で吸着するエアーフィルターを配置
    している、請求項1に記載したテーブル型又はワゴン型
    の空気浄化装置。
  3. 【請求項3】前記空気流路は筒状の本体の内部に形成さ
    れている一方、前記光触媒ユニットは、通気性部材の表
    面に光触媒を担持させた光触媒エレメントと、光触媒エ
    レメントに対して光を照射するランプとを備えており、
    前記筒状の本体に、前記ランプが点灯していることを視
    認し得る覗き穴を設けている、請求項1又は請求項2に
    記載したテーブル型又はワゴン型の空気浄化装置。
  4. 【請求項4】前記空気流路のうち光触媒ユニット及びエ
    アーフィルターよりも上流側の部位に、当該空気流路を
    遮蔽し得るシャッター手段を設けている、請求項1〜請
    求項3のうちの何れかに記載したテーブル型又はワゴン
    型の空気浄化装置。
  5. 【請求項5】前記光触媒ユニットのランプとファンと
    を、スイッチOFFの信号が入った後も適宜時間継続し
    て運転状態が続くように設定している、請求項1〜請求
    項4のうちの何れかに記載したテーブル型又はワゴン型
    の空気浄化装置。
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