JP2001148219A - 回転型エンコーダおよびこれを用いた複合操作型電子部品 - Google Patents

回転型エンコーダおよびこれを用いた複合操作型電子部品

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JP2001148219A JP32949499A JP32949499A JP2001148219A JP 2001148219 A JP2001148219 A JP 2001148219A JP 32949499 A JP32949499 A JP 32949499A JP 32949499 A JP32949499 A JP 32949499A JP 2001148219 A JP2001148219 A JP 2001148219A
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  • Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)
  • Switches With Compound Operations (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転操作時に変化の量および変化の方向を知
るための信号を発生する回転型エンコーダ、およびこれ
を用いた複合操作型電子部品に関し、小さな径で使用機
器のケース寸法を低くできるものの提供を目的とする。 【解決手段】 三つの扇形導電層34A,34B,34
Cを同一円周上に配設した接点基板31と、同一半径で
中心角120°の位置に互いに導通された三つの弾性接
点36A,36B,36Cを保持して回転する可動接点
体32により構成され、回転操作に伴い、三つの弾性接
点36A,36B,36Cの内の二つが三つの扇形導電
層34A,34B,34Cの内の二つと順次導通して、
その信号を端子35A,35B,35Cから導出する小
さな径の回転型エンコーダおよびこれを用いた複合操作
型電子部品により、使用機器のケースの寸法を低くする
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転操作時に変化
の量(回転角)および変化の方向(回転方向)を知るた
めの信号を発生する回転型エンコーダ、およびこれを用
いた、携帯電話やコンピュータのマウス等に用いられる
複合操作型電子部品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】回転操作時に変化の量(回転角)および
変化の方向(回転方向)を知るための電気信号を発生す
る従来の回転型エンコーダの接点部の平面図を図14に
示す。
【0003】同図において、1は回転接点板で、絶縁樹
脂製の円形基板の表面に、共通接点としての円環状接点
3とこれから外方に等角度で放射状に伸びた信号発生用
接点としての櫛歯状接点4がインサート成形加工等によ
り設けられた回転接点2となっており、この回転接点2
に対して、基体部5から伸ばされた三つの弾性摺動子6
および7,8の弾性接点6Aおよび7A,8Aが半径方
向に並列して弾接し、弾性接点6Aは円環状接点3に、
弾性接点7Aおよび8Aは櫛歯状接点4にそれぞれ接触
しており、弾性接点7Aと8Aの接触位置が回転方向に
少しずれるように設定されている。
【0004】そして、回転接点板1の回転動作に伴って
弾性接点6Aは円環状接点3上を、弾性接点7Aおよび
8Aは櫛歯状接点4上をそれぞれ弾接摺動して、各弾性
摺動子6および7,8の端子6Bおよび7B,8Bの6
B−7B間および6B−8B間に、図15の電気信号の
波形図に示すような矩形波の電気信号を発生し、この端
子6B−7B間に発生する電気信号(M信号)と端子6
B−8B間に発生する電気信号(N信号)の数および両
者の間の位相差tにより、使用機器の回路で回転角およ
び回転方向を検知できるものであった。
【0005】また、このような回転型エンコーダを用い
た従来の複合操作型電子部品としてのプッシュスイッチ
付回転型エンコーダの外観斜視図を図16に示す。
【0006】このプッシュスイッチ付回転型エンコーダ
は図16および図17の側面断面図に示すように、本体
である取付基板11の片側に回転型エンコーダ部12
が、反対側に自力復帰型のプッシュスイッチ部13が配
置され、回転型エンコーダ部12は垂直方向(図16お
よび17に示す矢印V方向)に移動できるように、プッ
シュスイッチ部13は動かないように固定されている。
【0007】この取付基板11は、図18の外観斜視図
に示すように、平板状の樹脂体に回転型エンコーダ部1
2の移動用のガイドレール部14を有する窪み15と、
プッシュスイッチ部13を固定するための窪み16およ
び回転型エンコーダ部12の電気信号を外部へ伝達する
ための端子17(17A,17B,17C)をそれぞれ
有する三つの接点板18(18A,18B,18C)が
設けられている。
【0008】そして、図17に示すように、取付基板1
1の窪み15のガイドレール部14により垂直方向(矢
印V方向)に動き得るように保持された回転型エンコー
ダ部12は、上記に図14を用いて説明したように、円
形の操作つまみ19の内面に取り付けられた回転接点板
20の表面の円環状接点とその外方の櫛歯状接点からな
る回転接点20Aに対し、樹脂製の基体部21から並列
して伸ばされた三つの弾性摺動子22A,22B,22
Cの各弾性接点が半径方向に並列して弾接した構成とな
っており、操作つまみ19は円柱軸23により回転可能
なように保持されている。
【0009】さらに、上記の三つの弾性摺動子22A,
22B,22Cのそれぞれと導通した三つの弾性接点脚
24が基体部19から反対方向に突出して、上記三つの
接点板18(18A,18B,18C)に弾接してい
る。
【0010】一方、自力復帰型のプッシュスイッチ部1
3は、図17に示すように、その操作ボタン25が回転
型エンコーダ部12の円柱軸23の押圧部23Aに当接
して押し上げるように、取付基板11の窪み16にはめ
込んで固定され、その電気信号を外部へ伝達するための
スイッチ端子26が下方へ突出している。
【0011】このように構成されたプッシュスイッチ付
回転型エンコーダを使用機器に装着する場合には、使用
機器の部分断面の側面図である図19に示すように、取
付基板11下面の脚部11Aおよび回転型エンコーダ部
12の端子17、プッシュスイッチ部13のスイッチ端
子26を機器の配線基板27の取付孔28,29に挿入
・半田付けすることによって装着され、円形の操作つま
み19の外周部19Aが操作部として機器の上ケース3
0から突出するように取り付けられるものであった。
【0012】以上のように構成されたプッシュスイッチ
付回転型エンコーダの動作は、まず、円形の操作つまみ
19の外周19Aに接点方向(図16に示す矢印H方
向)の力を加えて操作つまみ19を回転させることによ
り、回転接点板20が円柱軸23を中心として回転し、
その表面の回転接点20A上を基体部21から伸ばされ
た三つの弾性摺動子22A,22B,22Cの各弾性接
点が弾接しながら摺動して回転型エンコーダ部12とし
ての電気信号を発生し、この電気信号が弾性摺動子22
A,22B,22Cから三つの弾性接点脚24を経由し
て取付基板11上の三つの接点板18に伝わり、各端子
17を経て機器の配線基板27の回路に伝達されるもの
である。
【0013】また、回転型エンコーダ部12を押し上げ
ている自力復帰型のプッシュスイッチ部13の操作ボタ
ン25の付勢力に逆らって操作つまみ19の外周部19
Aに垂直方向(図19に示す矢印V1方向)の押し力を
加え、回転型エンコーダ部12全体を取付基板11のガ
イドレール部14に沿って動かし、円柱軸23の押圧部
23Aで操作ボタン25を押してプッシュスイッチ部1
3を動作させると、その電気信号はスイッチ端子26を
経て配線基板27の回路に伝達され、この後、操作つま
み19に加えていた押し力を除くと、プッシュスイッチ
部13の自己復帰力によって回転型エンコーダ部12が
押し戻されて、元の状態に復帰するものであった。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の回転型エンコーダにおいては、回転操作時の変化の量
(回転角)および変化の方向(回転方向)を知るための
二つの電気信号N,Nを発生させるために、共通接点と
しての円環状接点3とその外方の信号発生用接点として
の櫛歯状接点4に対して、三つの弾性摺動子6,7,8
の弾性接点6A,7A,8Aを半径方向に並列して弾接
させるものであるから、回転型エンコーダ全体としての
径が大きくなるという課題があった。
【0015】そして、この回転型エンコーダを用いた複
合操作型電子部品としてのプッシュスイッチ付回転型エ
ンコーダにおいては、回転型エンコーダ部12を操作す
る円形の操作つまみ19の外径を回転型エンコーダ12
の径よりも大きいものとしなければならず、また、使用
機器に装着する場合、このプッシュスイッチ付回転型エ
ンコーダの本体である取付基板11の上端が機器の上ケ
ース30から出ないようにしなければならないと共に、
機器の配線基板27に載せる取付基板11の下面を操作
つまみ19の外周よりも低くするために、機器の上ケー
ス30から配線基板27までの間を広くしなければなら
ず、したがって、機器のケースの寸法が高くなってしま
うという課題があった。
【0016】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、回転操作時の変化の量および変化の方向
を知るための電気信号を発生する小さな径の回転型エン
コーダを実現し、これを用いることによって、円形の操
作つまみの外径を小さくすると共に、使用機器のケース
の寸法を低くすることができる複合操作型電子部品を提
供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、三つの扇形導電層を同一円周上に配設した
接点基板と、この接点基板の中心から同一半径で中心角
120°の位置にそれぞれ弾接する互いに導通された三
つの弾性接点を保持して回転する可動接点体により回転
型エンコーダを構成し、可動接点体の回転に伴い、三つ
の弾性接点の内の二つが三つの扇形導電層の内の二つと
順次導通して、その信号を扇形導電層の各導出端子から
導出するものである。
【0018】これにより、回転操作時に三つの扇形導電
層の導出端子間に発生する三種の電気信号の発生数およ
び発生順序から、回転操作による変化の量および変化の
方向を知ることができると共に、接点基板に弾接する三
つの弾性接点が一つの半径上にある小さな径の回転型エ
ンコーダを実現でき、これを用いることによって、円形
の操作つまみの外径を小さくできると共に、使用機器の
ケースの寸法を低くすることができる複合操作型電子部
品を得ることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、それぞれに導出端子を有する三つの扇形導電層を同
一円周上に配設した接点基板と、この接点基板の中心か
ら同一半径で中心角120°の位置にそれぞれ弾接する
互いに導通された三つの弾性接点を有して、上記接点基
板の中心を回転中心として回転可能な可動接点体からな
り、上記可動接点体の回転に伴って、上記三つの弾性接
点の内の二つが上記三つの扇形導電層の内の二つと順次
導通して、その信号を上記各導出端子から導出する回転
型エンコーダとしたものであり、回転操作時に三つの扇
形導電層の導出端子間に三種の電気信号を発生し、この
三種の電気信号の発生数および発生順序から回転操作に
よる変化の量(回転角)および変化の方向(回転方向)
を知ることができると共に、接点基板に弾接する三つの
弾性接点が一つの半径上にある小さな径の回転型エンコ
ーダを実現できるという作用を有する。
【0020】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
発明において、接点基板に、中心角60°の大きさの三
つの扇形導電層を、中心に対して80°の角度ピッチで
配設したものであり、請求項1に記載の発明による作用
に加えて、回転操作時に三つの扇形導電層の導出端子間
に三種の電気信号を、40°の角度ピッチで1回転中に
3回ずつ計9回、電気信号が発生する角度範囲と発生が
途切れるオープン時の角度範囲が等しい安定した状態で
発生するという作用を有する。
【0021】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の発明において、弾性接点の接触部の面積分だ
け各扇形導電層の中心角を小さく設定したものであり、
弾性接点の接触部が小さいけれどもある程度の面積があ
り、回転操作時に各扇形導電層に接触する際には、この
接触部の面積分だけ接触角度が大きくなると共に、この
面積は回転操作時の摩耗により少し大きくなるので、こ
の面積分だけ各扇形導電層の中心角を小さくしておくこ
とによって、回転操作時に電気信号を発生する角度を正
確に規制できるという作用を有する。
【0022】請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の
いずれか一つに記載の発明において、可動接点体の回転
角度40°毎に設けたクリック節度点において、三つの
弾性接点の内の二つが必ず二つの扇形導電層に弾接して
いるようにしたものであり、可動接点体をクリック節度
点に止めることが容易であるので、このクリック節度点
における信号を使用機器の回路において検知するように
設定しておくと、確実に容易に検知することができると
いう作用を有する。
【0023】請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の
いずれか一つに記載の発明において、可動接点体の回転
に伴って三つの弾性接点が接点基板上を弾接摺動する際
の軌跡が重ならないように、上記三つの弾性接点が上記
接点基板に弾接する位置を半径方向に僅かにずらせたも
のであり、回転操作時に三つの弾性接点が弾接摺動する
接点基板上の扇形導電層および絶縁部の摩耗による劣化
を少なくして、回転型エンコーダの寿命特性を向上させ
ることができるという作用を有する。
【0024】請求項6に記載の発明は、一辺を支持軸と
して回動可能に支持された四角形の枠体と、この枠体の
対向する二辺により、上記支持軸となる辺と平行に回転
可能に保持され、外周が操作部となった円柱状の回転体
と、この回転体の一端部に三つの弾性接点を有する可動
接点体を保持し、これに対向する上記枠体の一辺の面を
三つの扇形導電層および導出端子を備えた接点基板とし
た請求項1〜5のいずれか一つに記載の回転型エンコー
ダと、上記枠体の回動により、上記支持軸となる辺と対
向する辺に押されて動作する自力復帰型の押圧操作部品
部からなる複合操作型電子部品としたものであり、小さ
な径の回転型エンコーダを使用することによって円形の
操作つまみの外径を小さくできると共に、本体である枠
体も寸法が低い構成であるので、使用機器のケースの寸
法を低くすることができる複合操作型電子部品を実現で
きるという作用を有する。
【0025】請求項7に記載の発明は、請求項6記載の
発明において、枠体の支持軸となる辺を、上下および水
平方向には動かず回動可能であるように、使用機器の上
ケースと配線基板で挟持したものであり、請求項6記載
の発明による作用に加えて、複合操作型電子部品の構成
部材を使用機器の部材と共用できることにより、複合操
作型電子部品を装着した機器全体としての使用部材を少
なくできて安価になると共に、複合操作型電子部品を装
着した機器全体を低い寸法にすることができるという作
用を有する。
【0026】請求項8に記載の発明は、請求項6または
7に記載の発明において、枠体の接点基板となった辺の
三つの扇形導電層からそれぞれ導出された三本の可撓性
導体板の先端を固定した絶縁樹脂製の接点ブロックを、
使用機器の上ケースと配線基板の間で押圧固定すること
によって、各可撓性導体板とそれぞれ導通して上記接点
ブロックから突出した三つの弾性接続子を、上記配線基
板上の三つの接点板に弾接導通させるものであり、回転
型エンコーダ部の電気信号を使用機器の配線基板に伝達
する部分を、一般に行われる半田付け工程を経ずに構成
できるので、複合操作型電子部品の使用機器への装着・
接続が容易であると共に、半田付け時の熱やフラックス
による影響を考慮しなくてもよいという作用を有する。
【0027】請求項9に記載の発明は、請求項8記載の
発明において、接点ブロックを、枠体の支持軸となる辺
の中間部下方に配設したものであり、請求項8に記載の
発明による作用に加えて、接点ブロックを含む複合操作
型電子部品の、使用機器の配線基板に対する投影面積を
小さくすることができると共に、四角形の枠体の回動時
に、枠体の接点基板となった辺と接点ブロックの間を繋
ぐ三本の可撓性導体板が撓む量を最も小さくすることが
できて、繰返し撓みによる可撓性導体板の劣化を最も少
なくすることができるという作用を有する。
【0028】請求項10に記載の発明は、請求項6〜9
のいずれか一つに記載の発明において、押圧操作部品部
が、使用機器の配線基板上に導電層で形成されたスイッ
チ固定接点上に弾性金属薄板製の円形ドーム状可動接点
を載せて形成されたプッシュスイッチであるものであ
り、自力復帰型で動作時に節度感を有するプッシュスイ
ッチを、コンパクトで、しかも配線基板に装着される他
の構成部材と高い位置精度に備えることができるという
作用を有する。
【0029】請求項11に記載の発明は、請求項6〜1
0のいずれか一つに記載の発明において、回転体の可動
接点体を保持した端部と反対側の端部に装着したばね体
の弾性突部を、枠体の上記端部に対向する一辺の面に所
定の角度ピッチで設けた放射状凹凸部に弾接させること
により、上記回転体がクリック節度感を伴って回転する
ようにしたものであり、回転型エンコーダ部の操作時
に、節度感を伴った快適で安定した操作ができると共
に、押圧操作部品部の操作時に、回転体が回って回転型
エンコーダ部が誤動作することを防止できるという作用
を有する。
【0030】請求項12に記載の発明は、請求項7〜1
1のいずれか一つに記載の発明において、回転型エンコ
ーダの可動接点体を、弾性金属薄板製の円形または正多
角形の平板部から、先端が弾性接点となった同形状の三
つの弾性脚を突出させて形成し、各弾性脚の根元部近傍
の平板部外周三ヶ所に設けた切込みに対し、回転体の一
端の窪み部内周に設けた三つの突出部を圧入結合するこ
とによって、回転体に可動接点体を保持させたものであ
り、可動接点体を回転体とガタツキなく共回りするよう
に容易に結合できると共に、可動接点体を回転体に結合
するための径方向の寸法を少なくできて、回転体の外径
を小さくすることができるという作用を有する。
【0031】以下、本発明の実施の形態について、図1
〜図6を用いて説明する。
【0032】(実施の形態1)図1は本発明の第1の実
施の形態による回転型エンコーダの接点部の平面図であ
り、同図において、31は固定側の接点を保持した接点
基板、32は可動側の接点を保持した可動接点体であ
る。
【0033】接点基板31は、絶縁樹脂製の略円形の基
板33の表面に、図2の平面図に示すように、金属薄板
を打抜き加工して形成された中心角が60°の大きさの
三つの扇形導電層34A,34B,34Cが、インサー
ト成形加工により中心に対して80°の角度ピッチで同
一円周上に配設されたもので、この三つの扇形導電層は
第一端子35A、第二端子35B、第三端子35Cをそ
れぞれ有している。
【0034】また、可動接点体32は、弾性金属薄板を
打抜き曲げ加工して形成されたものであり、図3の平面
図に示すように、中心角120°の同一半径の位置に、
互いに導通された三つの弾性接点36A,36B,36
Cを有している。
【0035】そして、図4の回転型エンコーダの側面断
面図に示すように、可動接点体32を保持した絶縁樹脂
製の回転体37を、接点基板31の中心に対して同心位
置で回転するように組み合わせることによって、接点基
板31と可動接点体32は、図1に示すように同心状に
組み合わされて、三つの弾性接点36A,36B,36
Cが三つの扇形導電層34A,34B,34Cの半径方
向の幅の略中心の円周上に弾接している。
【0036】各弾性接点36A,36B,36Cが弾性
脚と接点を二つずつ有しているのは弾接点における接触
を安定させるためであり、これを一つずつとすることに
より接点基板31および可動接点体32の径を小さくで
きる。
【0037】また、図4において、38は回転体37を
回転操作するための操作軸、39はこの操作軸38を回
転可能に支持する軸受であり、さらに、この軸受39の
根元の面に40°の角度ピッチで凹部が設けられた放射
状凹凸部39Aに対し、回転体37に保持された弾性金
属薄板製のばね体40の弾性突部40Aが弾接して、操
作軸38の回転操作時にクリック節度感を生じると共
に、回転体37に保持された可動接点体32を40°毎
の角度位置に設けられたクリック節度点で停止させる節
度機構部を構成している。
【0038】本実施の形態による回転型エンコーダは以
上のように構成されるものであり、次にその動作につい
て説明する。
【0039】図5(a)〜(c)は本回転型エンコーダ
の回転操作時の接点部の状態を示す概念図、図6は電気
信号の波形図である。
【0040】まず、図5(a)に示すように、ばね体4
0の弾性突部40Aが放射状凹凸部39Aのクリック節
度点である凹部にはまり込んで回転体37が停止した状
態においては、可動接点体32の弾性接点36A(白丸
で示す)は絶縁部上にあるが、弾性接点36B(黒丸で
示す)は扇形導電層34Aに、弾性接点36C(バツ印
で示す)は扇形導電層34Cにそれぞれ接触して両者の
間を短絡し、その電気信号が第一端子35Aと第三端子
35Cから導出される。この場合の信号波形は図6の
[I]で示すものとなる。
【0041】次に、この状態から操作軸38を時計方向
に回転操作して回転体37を40°だけ回転させ、図5
(b)に示すように、ばね体40の弾性突部40Aが放
射状凹凸部39Aの次のクリック節度点である凹部に、
節度感を伴ってはまり込んだ位置において、可動接点体
32の弾性接点36Aはやはり絶縁部上にあり、弾性接
点36Cも扇形導電層34Cに接触したままであるが、
弾性接点36Bは扇形導電層34Aから離れて扇形導電
層34Bに接触して、今度は扇形導電層34Cと34B
の間を短絡し、その電気信号は第三端子35Cと第二端
子35Bから導出される。この場合の信号波形は図6の
[II]で示すものとなる。
【0042】そして、回転体37をさらに時計方向に4
0°回転させた図5(c)に示すように、可動接点体3
2の弾性接点36Bと36Aが扇形導電層34Bと34
Aの間を短絡して、その信号が第二端子35Bと第一端
子35Aから導出される。この場合の信号波形は図6の
[III]で示すものとなる。
【0043】同様に、回転体37を回転させていくと、
可動接点体32の三つの弾性接点は40°の角度ピッチ
で、順次図5(a),図5(b),図5(c)各位置の
場合と同様の接触状態を繰り返して、図6に示すよう
な、電気信号が発生する角度範囲と発生が途切れるオー
プン時の角度範囲が等しい三種の波形の電気信号を、所
定の端子から40°の安定した角度ピッチで1回転に3
回ずつ計9回発生する。
【0044】ここで、本回転型エンコーダは節度機構部
を備えていることによって、上記のように、回転操作時
に回転体37を節度感を伴って確実に所定の角度位置で
停止させることができ、各停止位置図5(a),図5
(b),図5(c)において、可動接点体32の三つの
弾性接点の内の二つが必ず二つの扇形導電層に弾接し
て、所定の電気信号を発生することができるものであ
る。
【0045】そして、本回転型エンコーダを使用する機
器の回路において、三種の電気信号の発生順序から、回
転操作による変化の量(回転角)および変化の方向(回
転方向)を知ることができる。
【0046】また、本回転型エンコーダは接点基板31
に弾接する可動接点体32の三つの弾性接点36A,3
6B,36Cが同一半径上にあるので、回転型エンコー
ダの径を小さくすることができるものである。
【0047】なお、上記の説明においては、図2に示す
ように、接点基板31には中心角が60°の大きさの三
つの扇形導電層34A,34B,34Cが80°の角度
ピッチで配設されている場合、すなわち扇形導電層34
Aと34Bの間および34Bと34Cの間の絶縁部の角
度間隔が20°である場合について説明したが、回転操
作時に、接点基板31に弾接する可動接点体32の三つ
の弾性接点36A,36B,36Cがこの扇形導電層3
4A,34B,34Cの上を回転摺動して絶縁部でOF
F状態となる角度は、三つの弾性接点36A,36B,
36Cの接触部の面積分だけ20°よりも小さい。
【0048】そして、この三つの弾性接点36A,36
B,36Cの接触部の面積は小さいけれども、回転操作
時の摩耗により大きくなる傾向にある。
【0049】したがって、回転操作時の電気信号の波形
を基準に近い形にするためには、この三つの弾性接点3
6A,36B,36Cの接触部の面積分、またはこれよ
りも少し大きい分だけ三つの扇形導電層34A,34
B,34Cの中心角を60°より小さくして、57〜5
8°としておくとよい。
【0050】また、上記の説明においては、可動接点体
32の三つの弾性接点36a,36B,36Cは接点基
板31の同一半径位置に弾接し、回転操作時に同一円周
上を弾接摺動するように説明したが、三つの弾性接点3
6A,36B,36Cの弾接摺動時の軌跡が重ならない
ように、弾接位置を半径方向に僅かに(0.1〜0.2
mm程度)ずらせておくと、接点基板31上の三つの扇
形導電層34A,34B,34Cおよび絶縁部の摩耗に
よる劣化を少なくして、回転型エンコーダの寿命特性を
向上させることができるものである。
【0051】(実施の形態2)図7は本発明の第2の実
施の形態による複合操作型電子部品としてのプッシュス
イッチ付回転型エンコーダの部分断面の外観斜視図、図
8は同正面断面図、図9は図8のP−P線における断面
図、図10は同分解斜視図である。
【0052】同図に示すように、このプッシュスイッチ
付回転型エンコーダは、使用機器の上ケース41に設け
られた支持部41Aと配線基板42の間で支持軸となる
一辺43Aを回動可能に支持された四角形の枠体43内
に回転体45が回転可能に保持されて、その外周45A
が操作部として上ケース41の開口部41Cから突出す
ると共に、その一端には三つの弾性接点46A,46
B,46Cを有する可動接点体46を保持し、これに対
向する枠体43の一辺53に形成された三つの扇形導電
層47A,47B,47Cを有する接点基板部47と同
心状に組み合わされて上記実施の形態1で説明した回転
型エンコーダを構成し、さらに枠体43の支持軸となる
一辺43Aと対向する辺43Bの下方の配線基板42上
に自力復帰型のプッシュスイッチ48を配設したもので
あり、円形の操作つまみとしての回転体45の外径が小
さいと共に、このプッシュスイッチ付回転型エンコーダ
を使用する機器のケースの寸法を低くできる構成となっ
ている。
【0053】各部の構成について説明すると、まず、四
角形の枠体43は絶縁樹脂からなり、図7および図10
に示すように、回動時の支持軸となる一辺43Aとこれ
に対向する辺43Bを回転体45の保持孔51Aおよび
放射状凹凸部52を有する辺44で連結したコの字形体
50の開口部を、回転体45の保持孔51Bおよび接点
基板部47(図8参照)を有する辺53および補強金具
54で塞ぐように、辺43Aと辺43B先端のボス55
Aと55Bを辺53および補強金具54の孔53Aと5
3Bおよび54Aと54Bに通して熱カシメすることに
より形成したものである。
【0054】そして、辺43Aの両端部の位置に、辺4
3Aと53から同一軸線上の二つの円形支持部56A,
56Bが突出し、図7および図9に示すように、使用機
器の上ケース41に設けられた支持部41A先端のU字
溝41Bと配線基板42の間に、上下方向には動かず回
動可能であるように挟持されており、本回転型エンコー
ダを使用する機器全体としての使用部材が少なく安価で
あると共に、寸法の低い構成となっている。
【0055】次に、四角形の枠体43の対向する二つの
保持孔51A,51Bにより回転可能に保持された回転
体45は、外周45Aが操作部となった円形の操作つま
みであると共に、図8および図10に示すように、一端
の窪み部45B内には弾性金属薄板製の可動接点体46
を、他端の窪み部45D内にはこれも弾性金属薄板から
なるばね体57を、いずれも共回りするように保持して
いる。
【0056】この可動接点体46は、図10および図1
1の可動接点体の保持状態を説明する回転体の側面図に
示すように、円形の平板部46Dから、先端がそれぞれ
弾性接点46A,46B,46Cとなった同形状の三つ
の弾性脚46Eを中心角120°の同一半径位置に突出
させて形成したもので、円形の平板部46Dの外周には
隙間を残して、各弾性脚46Eの根元部近傍の平板部4
6Dの外周三ヶ所に設けた三つの切込み46Fに対し、
回転体45の窪み部45B内周の三つの突出部45Cを
圧入結合することによって、三つの弾性脚46Eの周囲
が小さい寸法でありながら、変形やガタツキを生じるこ
となく結合されている。
【0057】そして、図8に示すように、可動接点体4
6の三つの弾性接点46A,46B,46Cは、回転体
45の窪み部45Bと対向する枠体43の辺53に設け
られた接点基板部47に弾接して、回転体45の回転時
に電気信号を発生するエンコーダ部58を構成してい
る。
【0058】なお、接点基板部47の表面には、実施の
形態1による回転型エンコーダの接点基板31と同様
に、金属薄板を打抜き加工して形成された中心角が60
°の大きさの三つの扇形導電層47A,47B,47C
(図示せず)が、インサート成形加工により中心に対し
て80°の角度ピッチで同一円周上に配設されている。
【0059】また、ばね体57は、図10に示すよう
に、平板部57Aから伸ばされた弾性アーム57Bの先
端に弾性突部57Cを有し、弾性アーム57Bとは反対
側に平板部57Aから突出した二つの折曲げ部57Dを
回転体45の窪み部45D内の二つの孔(図示せず)に
圧入することによってガタツキなく結合されており、図
8に示すように、弾性突部57Cが回転体45の窪み部
45Dと対向する辺44に40°の角度ピッチで凹部が
設けられた放射状凹凸部52に弾接して、回転体45の
回転時にクリック節度感を生じると共に、エンコーダ部
58の可動接点体46を所定の角度位置で停止させる節
度機構部59を構成している。
【0060】一方、四角形の枠体43の板状の辺53の
辺43A側の端部からは、接点基板部47の三つの扇形
導電層47A,47B,47Cのそれぞれと導通した三
本の可撓性導体板60A,60B,60Cが導出されて
その先端を、辺43Aの中間部下方に配設された接点ブ
ロック61に固定され、さらに接点ブロック61は、図
12の接点ブロック部の正面断面図に示すように、使用
機器の上ケース41に設けられた支持部41Aに支持さ
れた弾性体62によって配線基板42に押圧固定されて
おり、これによって、各可撓性導体板60A,60B,
60Cとそれぞれ導通して接点ブロック61から突出し
た三つの弾性接続子62A,62B,62Cが配線基板
42上の三つの接点板63に弾接導通して、エンコーダ
部58からの電気信号を使用機器の回路に伝達するよう
になっている。
【0061】なお、この三本の可撓性導体板60A,6
0B,60Cを四角形の枠体43の回動時の支持軸とな
る辺43Aの近くから導出し、これらを結合した接点ブ
ロック61を辺43Aの中間部下方に配設することによ
って、枠体43の回動時に可撓性導体板60A,60
B,60Cが撓む量を非常に少なくできると共に、接点
ブロック61を含むこのプッシュスイッチ付回転型エン
コーダの配線基板42に対する投影面積が小さくなって
いる。
【0062】さらに、四角形の枠体43の辺43B下方
の配線基板42上に配設された自己復帰型のプッシュス
イッチ48は、図9および図10に示すように、配線基
板42上に導電層により形成されたスイッチ固定接点4
8A上に弾性金属薄板製の円形ドーム状可動接点48B
を載せ、その上部を下面に粘着層を有する可撓性の絶縁
フィルム48Cで覆って形成されたものであり、コンパ
クトであると共に、配線基板42上の他の構成部材と高
い位置精度に配設されている。
【0063】そして、図9に示すように、この自動復帰
型のプッシュスイッチ48の上端部に枠体43の辺43
B下面の押圧用突部48Dが当接して上方に付勢される
ことにより、枠体43はその回動範囲の上端位置に保持
されている。
【0064】本実施の形態によるプッシュスイッチ付回
転型エンコーダは以上のように構成されるものであり、
次にその動作について説明する。
【0065】まず、図7〜図9において、使用機器の上
ケース41の開口部41Cから突出した操作つまみとし
ての回転体45の外周45Aに接線方向(図7および図
9に示す矢印H方向)の力を加えて回転体45を回転さ
せることによって、その両端部に保持された可動接点体
46の三つの弾性接点46A,46B,46Cが接点基
板部47上を、ばね体57の弾性突部57Cが放射状凹
凸部52上をそれぞれ弾接摺動して、エンコーダ部58
が動作する。
【0066】すなわち、実施の形態1による回転型エン
コーダにおいて図5を用いて説明したように、ばね体5
7の弾性突部57Cが放射状凹凸部52のクリック節度
点である凹部に停止した状態から、40°の角度ピッチ
で順に次の凹部に節度感を伴ってはまり込む位置におい
て、可動接点体46の三つの弾性接点46A,46B,
46Cは接点基板部47の三つの扇形導電層47A,4
7B,47Cの内の二つの扇形導電層に順次接触して、
実施の形態1において図6を用いて説明したように、三
種の電気信号を順次発生する。
【0067】この電気信号を発生する時の動作は、実施
の形態1による回転型エンコーダの場合と同じであるの
で、詳しい説明は省略する。
【0068】そして、回転型エンコーダ部58で発生し
た電気信号は、接点基板部47の三つの扇形導電層47
A,47B,47Cのそれぞれと導通した三本の可撓性
導体板60A,60B,60Cおよび接点ブロック61
から突出した三つの弾性接続子62A,62B,62C
を経て、配線基板42上の三つの接点板63に伝わり、
使用機器の回路に伝達される。
【0069】なお、上記した四角形の枠体43の辺43
Bを上端位置に押し上げているプッシュスイッチ48の
付勢力は、回転体45の外周45Aを回転操作する際
に、回転体45を保持する枠体43が回動しない大きさ
に設定されている。
【0070】次に、図7〜図9において、回転体45を
保持した四角形の枠体43の辺43Bを上方に押し上げ
ているプッシュスイッチ48の付勢力に逆らって、操作
つまみとしての回転体45の外周45Aに垂直方向(図
7および図9に示すV1方向)の押し力を加えると、枠
体43は支持部41AのU字溝41Bと配線基板42に
挟持された辺43Aの両端部の位置の円形支持部56
A,56Bを中心として回動し、図13に示すように辺
43B下面の押圧用突部48Dが下がって、プッシュス
イッチ48が動作する。
【0071】すなわち、可撓性の絶縁フィルム48Cを
介して押圧用突部48Dが円形ドーム状可動接点48B
の上面中央部を下方に強く押すことによって、図13に
示すように、円形ドーム状可動接点48Bは節度感を伴
って弾性反転し、中央部下面が中央固定接点48Eに接
触することによって、スイッチ固定接点48Aと中央固
定接点48Eの間が短絡してスイッチONとなり、その
信号は配線基板42上の使用機器の回路に伝達される。
【0072】この後、回転体45の外周45Aに加えて
いた押し力を除くと、プッシュスイッチ48の円形ドー
ム状可動接点48Bが弾性復元力によって元の形状に復
帰して再びスイッチOFFとなり、押圧用突部48Dを
備えた辺43Bが上方に押し上げられると共に、枠体4
3は、図9に示す元の回動範囲の上端位置に戻る。
【0073】なお、回転体45の外周45Aに押し力を
加えて枠体43を回動させる際に、エンコーダ部58の
三本の可撓性導体板60A,60B,60Cが撓むが、
前述のように、その量は非常に少ないものである。
【0074】また、この回転体45の外周45Aに押し
力を加えて枠体43を回動させる際に、回転体45の端
部に保持されたばね体57の弾性突部57Cが枠体43
の辺44に設けられた放射状凹凸部52の凹部内にはま
り込んでいるので、枠体43に対して回転体45が回転
せず、したがってエンコーダ部58は動作しない。
【0075】以上のように本実施の形態によれば、回転
操作時に発生する三種の電気信号の発生数および発生順
序から、回転操作による変化の量および変化の方向を知
ることができる小さな径の回転型エンコーダを使用する
ことによって、円形の操作つまみの外径が小さく、さら
に本体である枠体も低い寸法であるので、使用機器のケ
ースの寸法を低くすることができる複合操作型電子部品
実現することができるものである。
【0076】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、回転操作
時に発生する三種の電気信号の発生数および発生順序か
ら、回転操作による変化の量および変化の方向を知るこ
とができると共に、接点基板に弾接する三つの弾性接点
が一つの半径上にある小さな径の回転型エンコーダを実
現でき、これを用いることによって、円形の操作つまみ
の外径を小さくできると共に、使用機器のケースの寸法
を低くすることができる複合操作型電子部品を得ること
ができるという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による回転型エンコ
ーダの接点部の平面図
【図2】同要部である接点基板の平面図
【図3】同可動接点体の平面図
【図4】同回転型エンコーダの側面断面図
【図5】同回転操作時の接点部の状態を説明する概念図
【図6】同電気信号の波形図
【図7】本発明の第2の実施の形態による複合操作型電
子部品としてのプッシュスイッチ付回転型エンコーダの
部分断面の外観斜視図
【図8】同正面断面図
【図9】図8のP−P線における断面図
【図10】同分解斜視図
【図11】同可動接点体の保持状態を説明する回転体の
側面図
【図12】同接点ブロック部の正面断面図
【図13】同プッシュスイッチの動作状態を説明する側
面断面図
【図14】従来の回転型エンコーダの接点部の平面図
【図15】同電気信号の波形図
【図16】従来の複合操作型電子部品としてのプッシュ
スイッチ付回転型エンコーダの外観斜視図
【図17】同側面断面図
【図18】同要部である取付基板の外観斜視図
【図19】同プッシュスイッチ付回転型エンコーダを装
着した機器の部分断面の側面図
【符号の説明】
31 接点基板 32,46 可動接点体 33 基板 34A,34B,34C,47A,47B,47C 扇
形導電層 35A 第一端子 35B 第二端子 35C 第三端子 36A,36B,36C,46A,46B,46C 弾
性接点 37 回転体 38 操作軸 39 軸受 39A,52 放射状凹凸部 40,57 ばね体 40A,57C 弾性突部 41 上ケース 41A 支持部 41B U字溝 41C 開口部 42 配線基板 43 枠体 43A,43B,44,53 辺 45 回転体 45A 外周 45B,45D 窪み部 45C 突出部 46D,57A 平板部 46E 弾性脚 46F 切込み 47 接点基板部 48 プッシュスイッチ 48A スイッチ固定接点 48B 円形ドーム状可動接点 48C 絶縁フィルム 48D 押圧用突部 48E 中央固定接点 50 コの字形体 51A,51B 保持孔 53A,53B,54A,54B 孔 54 補強金具 55A,55B ボス 56A,56B 円形支持部 57B 弾性アーム 57D 折曲げ部 58 エンコーダ部 59 節度機構部 60A,60B,60C 可撓性導体板 61 接点ブロック 62 弾性体 62A,62B,62C 弾性接続子 63 接点板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 順 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 尾野 耕治 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 西本 巧 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 石原 行祐 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 澤田 昌樹 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5G019 AF41 AM25 AM41 CY32 SK07 SY14 SY15

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれに導出端子を有する三つの扇形
    導電層を同一円周上に配設した接点基板と、この接点基
    板の中心から同一半径で中心角120°の位置にそれぞ
    れ弾接する互いに導通された三つの弾性接点を有して、
    上記接点基板の中心を回転中心として回転可能な可動接
    点体からなり、上記可動接点体の回転に伴って、上記三
    つの弾性接点の内の二つが上記三つの扇形導電層の内の
    二つと順次導通して、その信号を上記各導出端子から導
    出する回転型エンコーダ。
  2. 【請求項2】 接点基板に、中心角60°の大きさの三
    つの扇形導電層を、中心に対して80°の角度ピッチで
    配設した請求項1記載の回転型エンコーダ。
  3. 【請求項3】 弾性接点の接触部の面積分だけ各扇形導
    電層の中心角を小さく設定した請求項1または2に記載
    の回転型エンコーダ。
  4. 【請求項4】 可動接点体の回転角度40°毎に設けた
    クリック節度点において、三つの弾性接点の内の二つが
    必ず二つの扇形導電層に弾接している請求項1〜3のい
    ずれか一つに記載の回転型エンコーダ。
  5. 【請求項5】 可動接点体の回転に伴って三つの弾性接
    点が接点基板上を弾接摺動する際の軌跡が重ならないよ
    うに、上記三つの弾性接点が上記接点基板に弾接する位
    置を半径方向に僅かにずらせた請求項1〜4のいずれか
    一つに記載の回転型エンコーダ。
  6. 【請求項6】 一辺を支持軸として回動可能に支持され
    た四角形の枠体と、この枠体の対向する二辺により、上
    記支持軸となる辺と平行に回転可能に保持され、外周が
    操作部となった円柱状の回転体と、この回転体の一端部
    に三つの弾性接点を有する可動接点体を保持し、これに
    対向する上記枠体の一辺の面を三つの扇形導電層および
    導出端子を備えた接点基板とした請求項1〜5のいずれ
    か一つに記載の回転型エンコーダと、上記枠体の回動に
    より、上記支持軸となる辺と対向する辺に押されて動作
    する自力復帰型の押圧操作部品部からなる複合操作型電
    子部品。
  7. 【請求項7】 枠体の支持軸となる辺を、上下および水
    平方向には動かず回動可能であるように、使用機器の上
    ケースと配線基板で挟持した請求項6記載の複合操作型
    電子部品。
  8. 【請求項8】 枠体の接点基板となった辺の三つの扇形
    導電層からそれぞれ導出された三本の可撓性導体板の先
    端を固定した絶縁樹脂製の接点ブロックを、使用機器の
    上ケースと配線基板の間で押圧固定することによって、
    各可撓性導体板とそれぞれ導通して上記接点ブロックか
    ら突出した三つの弾性接続子を、上記配線基板上の三つ
    の接点板に弾接導通させる請求項6または7に記載の複
    合操作型電子部品。
  9. 【請求項9】 接点ブロックを、枠体の支持軸となる辺
    の中間部下方に配設した請求項8記載の複合操作型電子
    部品。
  10. 【請求項10】 押圧操作部品部が、使用機器の配線基
    板上に導電層で形成されたスイッチ固定接点上に弾性金
    属薄板製の円形ドーム状可動接点を載せて形成されたプ
    ッシュスイッチである請求項6〜9のいずれか一つに記
    載の複合操作型電子部品。
  11. 【請求項11】 回転体の可動接点体を保持した端部と
    反対側の端部に装着したばね体の弾性突部を、枠体の上
    記端部に対向する一辺の面に所定の角度ピッチで設けた
    放射状凹凸部に弾接させることにより、上記回転体がク
    リック節度感を伴って回転する請求項6〜10のいずれ
    か一つに記載の複合操作型電子部品。
  12. 【請求項12】 回転型エンコーダの可動接点体を、弾
    性金属薄板製の円形または正多角形の平板部から、先端
    が弾性接点となった同形状の三つの弾性脚を突出させて
    形成し、各弾性脚の根元部近傍の平板部外周三ヶ所に設
    けた切込みに対し、回転体の一端の窪み部内周に設けた
    三つの突出部を圧入結合することによって、回転体に可
    動接点体を保持させた請求項7〜11のいずれか一つに
    記載の複合操作型電子部品。
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